JP2001178574A - シートのリクライニング装置 - Google Patents

シートのリクライニング装置

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JP2001178574A JP37043999A JP37043999A JP2001178574A JP 2001178574 A JP2001178574 A JP 2001178574A JP 37043999 A JP37043999 A JP 37043999A JP 37043999 A JP37043999 A JP 37043999A JP 2001178574 A JP2001178574 A JP 2001178574A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 左右のリクライニング装置を同時かつ確実に
解除作動させるようにすること。 【解決手段】 シートの左右の両側に設けられ、シート
バックを傾動自在に支持せしめるリクライニング装置R
A,RBであって、両リクライニング装置RA,RBの
ラチェット4にポール5a,5bを係脱作動せしめるカ
ム6を、カム6と一体に回転する連結ロッド8により連
結し、レリーズレバー7と連結ロッド8とを連結せし
め、レリーズレバー7の操作により連結ロッド8を回転
させて、連結ロッド8の両側のカム6を同時に回動操作
して上記ラチェット4とポール5a,5bとの係合を解
除ならしめる構造とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートの左右の両
側に設けられ、シートバックを傾動自在に支持せしめる
リクライニング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4に示すように、一般に、リクライニ
ング装置RA,RBはシート(図例は二人ないし三人掛
けの車両用ベンチシート)Sの左右両側に設けられてい
る。リクライニング装置RA,RBは実質的に同一構造
で、図4ないし図6に示すように、シートクッションS
1に固着したロアアーム1とシートバックS2に固着し
たアッパアーム2とを回転自在な支軸3により相対回動
可能に連結している。ロアアーム1は上記支軸3を中心
とする円弧状の内歯41を有するラチェット4を備え、
アッパアーム2は上記ラチェット4の内歯41と係脱可
能に係合する一対のポール5a,5bを備えている。上
記支軸3には、これと一体に回転して上記両ポール5
a,5bをラチェット4との係合方向へ前進または解除
方向へ後退させるカム6およびカムプレート60とを備
えている。カムプレート60はそのカム穴62a,62
bに挿通したポール5a,5bのピン52を案内してポ
ール5a,5bを進退させる。また、支軸3には、アッ
パアーム1外側に突出する一方の端部にレリーズレバー
7が連結してある。
【0003】左右両側のリクライニング装置RA,RB
の各支軸3は、各支軸3のロアアーム1外側に突出する
他方の端部間に連結ロッド8を架けわたして連結してい
る。即ち、支軸3の上記他方の端部には外周面に外歯3
2を形成し、連結ロッド8の両端には内周面に内歯81
を形成し、支軸3の端部に連結ロッド8の端部を嵌合
し、上記外歯32と上記内歯81とを噛合して、支軸3
と一体に連結ロッド8が回転するように連結している。
【0004】支軸3はバネ部材(図略)により黒矢印X
方向に付勢され、カム6およびカムプレート60が両ポ
ール5a,5bを前進させ、これらをラチェット4の内
歯41に係合せしめ、アッパアーム2の回動を禁止して
シートバックS2の傾斜角を固定している。レリーズレ
バー7を操作して支軸3を上記付勢力に抗して白矢印Y
方向に回転すると、カム6およびカムプレート60が両
ポール5a,5bを後退させ、ポール5a,5bとラチ
ェット4との係合を解除せしめ、アッパアーム2を回動
可能とする。また、支軸3とともに連結ロッド8も白矢
印Y方向に回転するので、他方のリクライニング装置の
支軸3も同一方向に回転して、他方のリクライニング装
置のポール5a,5bとラチェット4との係合を解除せ
しめ、シートバックS2の傾斜角を変更可能にする。な
お、図例では、レリーズレバー7をシートバックS2の
端部内に内設し、レリーズレバー7からウェビングのベ
ルト72を介して連結したノブ73をシートバックS2
表面に引き出し、ノブ73を引っ張ることで、レバー7
が回動してリクライニング装置RA,RBを解除するよ
うにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、各リクライ
ニング装置RA,RBの支軸3と連結ロッド8との連結
部には、シートに取付けた両リクライニング装置RA,
RB間の取付け位置や取付け角度のバラツキを吸収する
ように、支軸3の外歯32と連結ロッド8の内歯81と
の間にクリアランスを設けている。このクリアランス
が、両リクライニング装置RA,RB解除作動の連動に
悪影響をおよぼすおそれがある。例えば、一方のリクラ
イニング装置RAのレリーズレバー7を操作してその支
軸3を回転させても、これに伴って回転する連結ロッド
8の回転量は上記クリアランス分、上記支軸3の回転量
に比べて少なくなる。更に他方のリクライニング装置R
Bの支軸3に至ってはその回転量が連結ロッド8との連
結部のクリアランス分、連結ロッド8の回転量よりも更
に少なくなる。このため、操作側の一方のリクライニン
グ装置RAの支軸3の回転と他方のリクライニング装置
RBの支軸3の回転との間には2箇所の連結部のクリア
ランスを合わせた分の差が生じ、操作側のリクライニン
グ装置RAはラチェット4とポール5a,5bとの係合
を完全に解除できても、他方のリクライニング装置RB
は係合解除が不完全となるおそれがあり、この状態でシ
ートバックS2を傾動すると他方のリクライニング装置
RBのラチェット4とポール5a,5bとが擦れてラチ
ェット4の内歯41やポール5a,5bが傷むおそれが
ある。
【0006】そこで本発明は、レリーズレバーの操作に
より左右のリクライニング装置を同時にかつ確実に解除
作動させることができるリクライニング装置を提供する
ことを課題としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、シートの左右
の両側に設けられ、シートバックを傾動自在に支持せし
めるリクライニング装置であって、ロアアームと、ロア
アームに回動自在に軸支されたアッパアームと、上記両
アームの一方に固着されたラチェットと、他方のアーム
に付設されて上記ラチェットに係脱可能なポールと、上
記他方のアームに回動自在に軸支されて上記ポールを上
記ラチェットに係脱せしめるカムと、該カムを介して上
記ラチェットと上記ポールとの係合を解除せしめるレリ
ーズレバーとを備え、かつ、左右のリクライニング装置
の上記カムを連結ロッドにより連結し、該連結ロッドに
より一方の上記カムの回動作動を他方のカムに伝達せし
めるリクライニング装置において、上記レリーズレバー
を上記連結ロッドに連結せしめ、レリーズレバーの操作
により連結ロッドを回転せしめて連結ロッドの両側の上
記カムを同時に回動操作して上記ラチェットと上記ポー
ルとの係合を解除ならしめる構造とした(請求項1)。
左右のリクライニング装置のカムの回動作動の差を無く
すことができ、両リクライニング装置を同時かつ確実に
解除作動させることができる。
【0008】上記レリーズレバーと上記連結ロッドと
を、両者間に張架したワイヤ部材を介して連結する(請
求項2)。レリーズレバーと連結ロッドとの連結構造を
簡素化できる。
【0009】上記レリーズレバーを上記アッパアームに
回動自在に軸着するとともに、レリーズレバーと上記連
結ロッドとを上記ワイヤ部材で連結する(請求項3)。
レリーズレバーの操作部を高い位置に設定できるのでレ
バー操作性がよい。
【0010】
【発明の実施の形態】図1ないし図3に基づいて本発明
の実施の形態を説明する。図1は本発明のリクライニン
グ装置の縦断面図、図2はリクライニング装置の構造を
示す側面図、図3は左右のリクライニング装置の連結構
造を示す分解斜視図である。
【0011】左右のリクライニング装置RA,RBは同
一構造としてあり、一方のリクライニング装置RAを中
心に説明する。シートクッションの側面に固着したロア
アーム1と、シートバックの端部に固着したアッパアー
ム2とは、対向端を重ね合わせ、アッパアーム2の外側
(図1の左側)から両者1,2を貫通する支軸3により
相対回動可能に連結してある。支軸3は、アッパアーム
2外側に突出する一方の端部(基端)に予め挿通してお
いたワッシャと、ロアアーム1外側(図1の右側)に突
出する他方の端部(先端)の外周に嵌着したCリングと
でロアアーム1およびアッパアーム2とを挟み付けて支
持し、かつ、支軸3は両アーム1,2に対して回転自在
に設けてある。
【0012】また、ロアアーム1とアッパアーム2と
は、アッパアーム2の下端外周をロアアーム1とこれに
重合固着した断面略Z字形のロアサブプレート10とで
挟み込むとともに、ロアアーム1の上端外周をアッパア
ーム2とこれに重合固着した断面略Z字形のアッパサブ
プレート20とで挟み込んで、両アーム1,2の端縁の
浮きを抑えている。
【0013】ロアアーム1の内面側には、支軸3を中心
に円形状の内歯41を備えたラチェット4が設けてあ
り、その内歯41内にはラチェット4内面とアッパアー
ム2内面とで閉空間を形成している。
【0014】アッパアーム2の上記閉空間に面する内面
には、支軸3を中心とする左右対象位置に、閉空間内に
突出し、互いに間隔をおいて相対向する半月形の一対の
ガイド部21a,21bが形成してある。両ガイド部2
1a,21b間には、支軸3を中心に閉空間の直径方向
に延びる溝状のガイド溝22が設けてある。
【0015】上記ガイド溝22内には、支軸3を介して
上下対象位置にそれぞれ、ガイド溝22に沿って進退
し、ラチェット4の内歯41に噛合可能な外歯51を備
えた一対のポール5a,5bが配設してある。各ポール
5a,5bはそのロアアーム1側の側面ほぼ中央にロア
アーム1側へ突出するピン52が設けてある。
【0016】ガイド溝22内の支軸3まわりには、各ポ
ール5a,5bに対応するカム6が設けてある。カム6
は中央に穿設した小判形の貫通穴に、断面小判形とした
支軸3の中間部31を挿通して支軸3と一体に回転可能
としてある。カム6は、外周面に各ポール5a,5bに
対向する一対のカム面61a,61bを備え、各カム面
61a,61bにより各ポール5a,5bを押すように
してある。
【0017】更に、上記閉空間内の支軸3まわりにはラ
チェット4の内面に沿うように、薄肉板からなるカムプ
レート60が設けてある。カムプレート60も中央に穿
設した小判形の貫通穴に、断面小判形の支軸3の中間部
31を挿通して支軸3と一体に回転可能としてある。カ
ムプレート60は上下両端部にそれぞれ、傾斜状に延び
る長穴のカム穴62a,62bが穿設してあり、各カム
穴62a,62bには各ポール5a,5bのピン52が
挿入してある。カムプレート60は各カム穴62a,6
2bで各ポール5a,5bのピン52を案内することに
より各ポール5a,5bを前進、後退させるようにして
ある。
【0018】なお、支軸3は常時、スパイラルスプリン
グ(図略)により黒矢印X方向に回転付勢してあり、カ
ム6の各カム面61a,61bがポール5a,5bを押
すとともにカムプレート60の各カム穴62a,62b
がポール5a,5bのピン52を案内してポール5a,
5bを前進させ、ポール5a,5bの外歯51をラチェ
ット4の内歯41に係合せしめて、ロアアーム1に対す
るアッパアーム2の傾動をロックする。
【0019】レリーズレバー7は、アッパアーム2の上
方に延出してシートバックのフレーム部材(図略)に固
着する延長部23に設けてあり、シートバック内に内設
するようにしている。レリーズレバー7は、延長部23
の外側にこれに沿って上下方向に配し、上端を延長部2
3の上端に支軸71により回動自在に軸着してある。レ
リーズレバー7は下端に連結したウェビングからなるベ
ルト72を介してシートバック表面に突設したノブ73
と連結してあり、ノブ73を引っ張ることでレリーズレ
バー7が回動できるようにしてある。
【0020】レリーズレバー7の支軸71は、上記延長
部23を貫通する合成樹脂製のカラー部材74に挿通せ
しめ、レリーズレバー7と一体に回転可能としてある。
そして、支軸71の先端には、レリーズレバー7と一体
に回動可能な短冊状の連結プレート75が固着してあ
り、連結プレート75の先端には小径な貫通穴76が穿
設してある。
【0021】このように構成した左右のリクライニング
装置RA,RBは、ロアアーム1から突出した支軸3の
先端間にパイプ状の連結ロッド8を架けわたして連結し
てある。支軸3の先端と連結ロッド8との連結は、支軸
3の先端の外周に形成した外歯32に、連結ロッド8の
端末内周に形成した内歯81を噛合せしめ、支軸3と連
結ロッド8は一体に回転するように連結してあり、か
つ、外歯32と内歯81との噛合は若干のクリアランス
が設けてある。
【0022】また、連結ロッド8の左右両端には、周面
から直交方向後方へ突出し、レリーズレバー7の連結プ
レート75に対応する連結プレート82が設けてある。
連結プレート82は基端を連結ロッド8周面に固着し、
先端を連結ロッド8端末側に変位したクランク状に屈曲
形成してある。そして、各レリーズレバー7の連結プレ
ート75と連結ロッド8の各連結プレート82との間に
それぞれ上下方向にワイヤ部材9を張架して、連結ロッ
ド8は各レリーズレバー7と連結してある。
【0023】ワイヤ部材9は硬質の針金からなり、上端
に略Z字形に屈曲したクランク部91を形成し、下端は
板状に形成するとともに長手方向に長径の長穴92が穿
設してある。ワイヤ部材9は、上端のクランク部91を
レリーズレバー7の連結プレート75の貫通穴76に挿
通して相対回動自在に連結するとともに、下端をその長
穴92を介してリベット93により連結ロッド8の連結
プレート82に相対回動かつ相対移動自在にかしめ連結
してある。
【0024】左右のリクライニング装置RA,RBを解
除作動するには、いずれか一方のレリーズレバー7のノ
ブ73、例えば一方のリクライニング装置RAのノブ7
3を前方へ引っ張ると、レリーズレバー7が白矢印Y1
方向へ回動し、連結プレート75も同方向へ回動する。
これに伴ってワイヤ部材9が上方へ引き上げられて連結
プレート82を介して連結ロッド8が白矢印Y方向へ回
転する。これにより、連結ロッド8の両端に噛合した各
リクライニング装置RA,RBの支軸3が白矢印Y方向
へ回転し、カム6のカム面61a,61bによる各ポー
ル5a,5bの押し上げが解除され、かつ、カムプレー
ト60がカム穴62a,62bにより各ポール5a,5
bのピン52を案内して両ポール5a,5bを後退せし
め、各ポール5a,5bの外歯51とラチェット4の内
歯41との係合が解除され、左右のリクライニング装置
RA,RBが同時に解除作動する。
【0025】この場合、他方のリクライニング装置RB
側において、連結ロッド8および連結プレート82が白
矢印Y方向へ回転しても、これらの回転はワイヤ部材9
の下端の長穴92が吸収するので、他方のリクライニン
グ装置RBのレリーズレバー7は作動しない。
【0026】シートバックを角度変更後に上記ノブ73
を放せば、各リクライニング装置RA,RBの支軸3は
それぞれ、上記付勢力により黒矢印X方向に回転してロ
ックする。各支軸3の回転により連結ロッド8が黒矢印
X方向に回転して操作側(リクライニング装置RA側)
のレリーズレバー7およびノブ73を復帰させる。
【0027】本実施の形態によれば、一方のレリーズレ
バー7の操作により直接的に連結ロッド8を回転せし
め、連結ロッド8により両リクライニング装置RA,R
Bのカム6およびカムプレート60を支持する支軸3を
回転させるようにしたので、各リクライニング装置R
A,RBの支軸3の回転量は上記クリアランス分、連結
ロッド8の回転量に比べて少なくなるものの、各リクラ
イニング装置RA,RBの支軸3間の回転量の差を無く
すことができ、左右のリクライニング装置RA,RBを
同時かつ確実に解除作動することができる。
【0028】各レリーズレバー7と連結ロッド8とはワ
イヤ部材9で連結したので連結構造が簡素化でき、組立
作業性も良好である。レリーズレバー7はアッパアーム
2側に設けたのでレリーズレバー7をシートバック内に
内設でき、操作部を高くできるので、レバー操作性がよ
い。
【0029】本実施の形態では、ロアアーム1とアッパ
アーム2の支軸3と一体にカム6およびカムプレート6
0を支持せしめたリクライニング装置RA,RBとして
いるが、これに限るものではなく、例えば、ポールをラ
チェットに係脱せしめるカムを独自の支軸に支持せしめ
た構造としてもよい。この場合、左右のリクライニング
装置の上記支軸どうしを連結ロッドで連結し、該連結ロ
ッドとレリーズレバーをワイヤ部材で連結する。また、
ワイヤ部材は針金に限らず、撚り線ワイヤでもよい。更
に、レリーズレバーはロアアーム側に設けてもよい。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、レリーズレバーと連結
ロッドとを直接的に連結し、レリーズレバーの操作によ
り連結ロッドを回転し、連結ロッドにより左右のリクラ
イニング装置のカムを同時に作動させるようにしたの
で、両リクライニング装置間の解除作動の差を無くすこ
とができ、両リクライニング装置を同時かつ確実に解除
することができ、リクライニング装置の作動の差に起因
する内部機構の傷みを予防することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリクライニング装置の縦断面図であ
る。
【図2】本発明のリクライニング装置の構造を示す側面
図である。
【図3】本発明のリクライニング装置の連結構造を示す
分解斜視図である。
【図4】従来のリクライニング装置の連結構造を示す斜
視図である。
【図5】従来のリクライニング装置の縦断面図である。
【図6】従来のリクライニング装置の構造を示す側面図
である。
【符号の説明】
RA,RB リクライニング装置 1 ロアアーム 2 アッパアーム 3 支軸 4 ラチェット 5 ポール 6 カム 60 カムプレート 7 レリーズレバー 8 連結ロッド 9 ワイヤ部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートの左右の両側に設けられ、シート
    バックを傾動自在に支持せしめるリクライニング装置で
    あって、ロアアームと、ロアアームに回動自在に軸支さ
    れたアッパアームと、上記両アームの一方に固着された
    ラチェットと、他方のアームに付設されて上記ラチェッ
    トに係脱可能なポールと、上記他方のアームに回動自在
    に軸支されて上記ポールを上記ラチェットに係脱せしめ
    るカムと、該カムを介して上記ラチェットと上記ポール
    との係合を解除せしめるレリーズレバーとを備え、か
    つ、左右のリクライニング装置の上記カムを連結ロッド
    により連結し、該連結ロッドにより一方の上記カムの回
    動作動を他方のカムに伝達せしめるリクライニング装置
    において、上記レリーズレバーを上記連結ロッドに連結
    せしめ、レリーズレバーの操作により連結ロッドを回転
    せしめて連結ロッドの両側の上記カムを同時に回動操作
    して上記ラチェットと上記ポールとの係合を解除ならし
    めることを特徴としたシートのリクライニング装置。
  2. 【請求項2】 上記レリーズレバーと上記連結ロッドと
    を、両者間に張架したワイヤ部材を介して連結した請求
    項1記載のシートのリクライニング装置。
  3. 【請求項3】 上記レリーズレバーを上記アッパアーム
    に回動自在に軸着するとともに、レリーズレバーと上記
    連結ロッドとを上記ワイヤ部材で連結した請求項1また
    は請求項2に記載のシートのリクライニング装置。
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