JP3566071B2 - シート用リクライニング装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シートクッションに取り付けられ、シートバックを傾動可能に支持するシート用リクライニング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両には、図7に示すようなシート101が設けられており、該シート101は、座面を形成するシートクッション102と、該シートクッション102の後端部に設けられた背もたれを形成するシートバック103とにより構成されている(特開昭58−199233号公報参照)。
【0003】
前記シートバック103は、リクライニング装置111を介して、前記シートクッション102に固定されており、前記リクライニング装置111は、前記シートクッション102に固定されたベース部材112と、該ベース部材112に回動自在に支持されたリクライニングアーム113と、該リクライニングアーム113の自由端部に回動自在に支持され、前記シートバック103に固定されたテーブルアーム114とにより構成されている。
【0004】
前記リクライニング装置111は、リクライニング解除レバー121を操作することによって、前記ベース部材112と前記リクライニングアーム113との第1の支持点122を回動中心として、前記シートバック103を後方へ傾斜させ、当該シートバック103を略水平にしてフラット化できるように構成されている。また、前記リクライニング機構111は、テーブルロック解除レバー123を操作することによって、前記リクライニングアーム113と前記テーブルアーム114との第2の支持点124を回動中心として、前記シートバック103を前方へ傾斜させるとともに、前記シートバック103を前記シートクッション102上に重ね、前記シートバック103の背面をテーブルとして使用できるように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記シート101にあっては、リクライニング解除レバー121操作時における第1の支持点122を中心としたシートバック103の動作と、テーブルロック解除レバー123操作時における第2の支持点124を中心とした前記シートバック103の動作とが独立して行えるため、例えば、前記シートバック103がフラット化された状態において、前記シートバック103を前記シートクッション102上に重ねてテーブル化させるための前記テーブルロック解除レバー123が操作された際には、前記シートバック103が中折れされてしまう。また、この状態において、前記シートバック103を起立させるためのリクライニング解除レバー123を操作した際には、前記シートバック103が、前方へ傾斜されるとともに前記シートクッション102上に重ねられ、テーブル化されてしまう。
【0006】
このように、前記リクライニング解除レバー121操作による動作と、前記テーブルロック解除レバー操作123による動作とが逆になってしまうという問題点があった。
【0007】
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、フラット化されたシートバックを回動させた際に、シートバックの中折れ化を防止して起立状態を確実に形成することができるシート用リクライニング装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために本発明のシート用リクライニング装置にあっては、シートクッションに固定されるベース部材と、該ベース部材に回動自在に支持されたリクライニングアームと、該リクライニングアームの自由端部に回動自在に支持され、シートバックに固定されるテーブルアームとを備え、前記ベース部材と前記リクライニングアームとの第1の支持点が、前記シートバックを後方へ回動してフラット化する際の回動中心に設定されるとともに、前記リクライニングアームと前記テーブルアームとの第2の支持点が、前記シートバックを前方へ回動して前記シートクッションに重ね合わせる際の回動中心に設定されたシート用リクライニング装置において、前記シートバックを後方へ回動してフラット化した状態で、前記リクライニングアームと前記テーブルアームとの回動を停止させる回動停止手段と、前記シートバックが起立される際に、回動停止状態にある前記リクライニングアームと前記テーブルアームとの回動を許容する回動許容手段とを備えたシート用リクライニング装置であって、前記回動停止手段を、前記テーブルアームに形成された切欠部と、前記リクライニングアームに回動自在に支持され、その自由端部に、前記切欠部に係脱されるストッパーピンが突設された短リンクと、前記ストッパーピンが前記切欠部内に案内される方向へ前記短リンクを付勢する付勢部材とにより構成し、前記ストッパーピンが前記切欠部内に位置し、前記第2の支持点を中心とした前記テーブルアームの回動を阻止するロック状態、及び前記ストッパーピンが前記切欠部外に位置し、前記第2の支持点を中心とした前記テーブルアームの回動を許容するアンロック状態を形成可能に構成する一方、前記回動許容手段を、先端部が前記短リンクを回動自在に支持し、基端部に設けられた長穴が、前記第1の支持点より低位置の第3の支持点に突設された支持軸に回動及び移動自在に支持され、前記第3の支持点から先端までの寸法を可変可能な長リンクにより構成し、前記第1の支持点を中心として前記切欠部が描く回動軌跡と、前記第3の支持点を中心として前記ストッパーピンが描く回動軌跡との交差ポイントを、前記シートバックが起立された位置から後方へ回動されフラット化されるまでの間に設定し、前記切欠部への前記ストッパーピンの係脱切換点を前記交差ポイントに設定した。
【0009】
すなわち、シート用リクライニング装置のベース部材とリクライニングアームとの第1の支持点を回動中心として、シートバックを後方へ回動してフラット化した状態において、前記リクライニングアームと、前記シートバックに固定されたテーブルアームとの回動が、回動停止手段により停止されるため、前記リクライニングアームと前記テーブルアームとの第2の支持点を回動中心とした前記シートバックの起立が防止される。このため、前記フラット化状態においては、前記ベース部材と前記リクライニングアームとの第1の支持点を回動中心とした前記シートバックの回動のみが許容される。
【0010】
一方、前記シートバックが起立される際には、回動停止状態にある前記リクライニングアームと前記テーブルアームとの回動が、回動許容手段により許容されるので、前記シートバックが起立された状態においては、前記リクライニングアームと前記テーブルアームとの第2の支持点を回動中心とした前記シートバックの前方へ回動が許容され、該シートバックを前記シートクッション上に重ね合わせることが可能となる。
【0012】
そして、前記第1の支持点を中心として前記切欠部が描く回動軌跡と、前記第3の支持点を中心として前記ストッパーピンが描く回動軌跡との交差ポイントを、前記シートバックが起立された位置から後方へ回動されフラット化されるまでの間に設定することにより、前記切欠部への前記ストッパーピンの係脱切換点、つまり、短アームのストッパーピンが、前記テーブルアームに形成された切欠部内に位置して前記第2の支持点を中心とした前記テーブルアームの回動を阻止するロック状態と、前記切欠部外に位置して前記第2の支持点を中心とした前記テーブルアームの回動を許容するアンロック状態との切換点を、前記シートバックの起立位置から前記フラット化位置までの間に設定することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図に従って説明する。図1は、本実施の形態にかかるリクライニング装置1を備えた車両用のシート2を示す図であり、該シート2は、座面を形成するシートクッション3と、該シートクッション3の後端部に設けられた前記リクライニング装置1と、該リクライニング装置1によって傾動可能に支持された背もたれを形成するシートバック4とにより構成されている。
【0014】
前記リクライニング装置1は、図2に示すように、前記シートクッション3に固定される板状のベース部材11と、該ベース部材11に回動自在に支持された板状のリクライニングアーム12と、該リクライニングアーム12の自由端部に回動自在に支持され、前記シートバック4に固定される板状のテーブルアーム13とにより構成されており、前記リクライニングアーム12は、つるまきバネ12aによって前方Fへ回動される方向へ付勢されている。前記ベース部材11と前記リクライニングアーム12との第1の支持点14は、図1の(b)及び図3に示すように、前記シートバック4が起立された通常状態から、図4に示すように、前記シートバック4が、後方へ回動されるとともに、図1の(c)及び図5に示すように、フラット化される際の回動中心となるように設定されている。また、前記リクライニングアーム12と前記テーブルアーム13との第2の支持点15は、図1の(a)及び図6に示すように、前記シートバック4が、前方へ回動されるとともに、前記シートクッション3に重ね合わせられてテーブル化される際の回動中心となるように設定されている。
【0015】
また、前記リクライニング装置1は、前記シートバック4を後方へ回動してフラット化した状態で、前記リクライニングアーム12と前記テーブルアーム13との回動を停止させる回動停止機構21と、フラット化された前記シートバック4を起立する際に、回動停止状態にある前記リクライニングアーム12と前記テーブルアーム13との回動を許容する回動許容機構22とを備えている。
【0016】
すなわち、前記回動停止機構21は、前記テーブルアーム13の基端部における前方F側の側縁に形成された切欠部としてのストッパーピン受け部31と、前記リクライニングアーム12の先端部に回動自在に支持され、その自由端部に、前記ストッパーピン受け部31に係脱されるストッパーピン32が突設された短リンクであるくの字状のブーメランリンク33と、前記ストッパーピン32が前記ストッパーピン受け部31に案内される方向へ前記ブーメランリンク33を付勢する付勢部材としてのリターンスプリング34とにより構成されている。これにより、前記回動停止機構21は、前記ストッパーピン32が前記ストッパーピン受け部31内に位置し、前記第2の支持点15を中心とした前記テーブルアーム13の回動を阻止するロック状態と(図5参照)、前記ストッパーピン32が前記ストッパーピン受け部31外に位置し、前記第2の支持点15を中心とした前記テーブルアーム13の回動を許容するアンロック状態とを形成可能に構成されている(図3及び図4参照)。
【0017】
また、前記回動許容機構22は、長板がクランク状に屈曲されてなる長リンク41により構成されており、該長リンク41は、その先端部が、前記ストッパーピン32と共に前記ブーメランリンク33に支持されている。前記長リンク41の基端部には、該長リンク41の長さ方向に延在する長穴42が形成されており、該長穴42は、前記ベース部材11のカバー部11aに突設されるとともに、第3の支持点43を形成する支持軸44に回動自在に支持されている。これにより、前記長リンク41は、該長リンク41の長さ方向に延在する長穴42内に形成された逃げ代分移動することによって、前記第3の支持点43から先端までの寸法を可変するとともに、前記ブーメランリンク33を回動できるように構成されている。
【0018】
前記第3の支持点43を形成する前記支持軸44は、前記第1の支持点14の下部に設けられており、図3〜図5に示したように、前記第1の支持点14を中心として前記ストッパーピン受け部31の描く受け部回動軌跡51と、前記第3の支持点43を中心として前記ストッパーピン32の描くピン回動軌跡52との交差ポイント53が、前記シートバック4が起立された位置から後方へ回動されフラット化されるまでの間に設定されている。
【0019】
これにより、起立された前記シートバック4が後方へ回動され、前記ストッパーピン32と前記ストッパーピン受け部31とが、前記交差ポイント53に達した際に、前記ストッパーピン32が前記ストッパーピン受け部31内に案内されるように構成されている。また、フラット化された前記シートバック4が起立され、前記ストッパーピン32と前記ストッパーピン受け部31とが、前記交差ポイント53に達した際には、前記ストッパーピン32が前記ストッパーピン受け部31外へ案内されるように構成されている。つまり、前記ストッパーピン受け部31への前記ストッパーピン32の係脱切換点が、前記交差ポイント53に設定されている。
【0020】
以上の構成にかかる本実施の形態において、リクライニング装置1のリクライニング解除レバー61を操作して、起立された通常状態のシートバック4を後方へ回動させ、回動停止機構21のストッパーピン32と、該ストッパーピン32が案内されるストッパーピン受け部31とが、前記ストッパーピン32の描くピン回動軌跡52と前記ストッパーピン受け部31の描く受け部回動軌跡51との交差ポイント53に達した際には、前記ストッパーピン32が前記ストッパーピン受け部31内に案内される。すると、前記回動停止機構21は、第2の支持点15を中心とした前記テーブルアーム13の回動を阻止したロック状態となり、前記リクライニングアーム12と前記テーブルアーム13との前記第2の支持点15を回動中心とした前記シートバック4の起立が防止される。そして、前記交差ポイント53は、前記シートバック4が起立された位置から後方へ回動されフラット化されるまでの間に設定されているので、前記シートバック4をフラット化した状態において、前記第2の支持点15を回動中心とした前記シートバック4の起立を防止することができる。このため、前記交差ポイント53から前記フラット化位置までの区間内において、前記第2の支持点15を中心とした前記シートバック4の傾動を防止することができるので、本来の目的以外の動作を防止することができる。
【0021】
したがって、前記第2の支持点15を回動中心とする回動を許容させるとともに、前記シートバック4をシートクッション3上に重ねてテーブル化させるためのテーブルロック解除レバー62が操作された場合であっても(図2参照)、前記シートバック4の起立動作を防止することができるので、前記テーブルロック解除レバー62を操作したにも関わらず、シートバック4が起立してしまうといった不具合を防止することができる。また、前記フラット化された状態において、前記ベース部材11と前記リクライニングアーム12との第1の支持点14を回動中心とした前記シートバック4の回動のみが許容されるので、前記第1の支持点14を回動中心とした前記シートバック4の起立状態を確実に形成することができる。
【0022】
一方、前記リクライニング解除レバー61を操作して、フラット化されたシートバック4を起立させ、回動停止機構21のストッパーピン32と、該ストッパーピン32が案内されるストッパーピン受け部31とが、前記ストッパーピン32の描くピン回動軌跡52と前記ストッパーピン受け部31の描く受け部回動軌跡51との交差ポイント53に達した際には、前記ストッパーピン32が前記ストッパーピン受け部31外に案内される。すると、前記回動停止機構21は、前記第2の支持点15を中心とした前記テーブルアーム13の回動を許容するアンロック状態となる。これにより、前記シートバック4が起立された状態においては、前記リクライニングアーム12と前記テーブルアーム13との前記第2の支持点15を回動中心とした前記シートバック4の前倒が可能となり、該シートバック4を前記シートクッション3上に重ね合わせることができる。
【0023】
加えて、前記ベース部材11と、該ベース部材11に回動自在に支持されたリクライニングアーム12と、該リクライニングアーム12の自由端部に回動自在に支持されたテーブルアーム13とからなる従来からの構成を変更すること無く、少ない部品点数で、かつ簡素な構造とすることができるで、コストを押さえることもできる。
【0024】
なお、本実施の形態にあっては、回動停止機構21を構成するとともに、ストッパーピン32が設けられたブーメランリンク33を、くの字形状の部材により構成したが、この形状に限定されるものでは無い。
【0025】
また、回動許容機構22を形成する長リンク41にあっては、ベース部材11に設けられたつるまきバネ12aを回避するために、板材がクランク状の屈曲された部材を用いたが、例えば、前記長リンク41を前記ベース部材11の裏面側に配設することによって、平板状の部材により前記長リンク41を構成することができる。この場合、前記長リンク41を形成する際の板材の加工が不要となるため、コストダウンが図れるとともに、表面側への突出量を減少させることができる。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のシート用リクライニング装置にあっては、シートバックを後方へ回動してフラット化した状態において、リクライニングアームと、前記シートバックに固定されるテーブルアームとの回動が、回動停止手段により停止されるため、前記リクライニングアームと前記テーブルアームとの第2の支持点を回動中心とした前記シートバックの起立を防止することができる。
【0027】
したがって、前記第2の支持点を回動中心とする回動を許容させるとともに、前記シートバックをシートクッション上に重ねてテーブル化させるためのテーブルロック解除レバーが操作された場合であっても、前記シートバックの起立動作を防止することができる。よって、前記テーブルロック解除レバーを操作したにも関わらず、シートバックが起立してしまうといった不具合を防止することができる。そして、前記フラット化された状態においては、前記ベース部材と前記リクライニングアームとの第1の支持点を回動中心とした前記シートバックの回動のみが許容されるので、前記第1の支持点を回動中心とした前記シートバックの起立状態を確実に形成することができる。
【0028】
また、前記テーブルアームに切欠部を形成し、該切欠部に係脱されるストッパーピンを有した短リンクを、前記第1の支持点より低位置の第3の支持点に支持され、かつ該第3の支持点から先端までの寸法を可変可能な長リンクにより支持するとともに、前記第1の支持点を中心として前記テーブルアームの切欠部が描く回動軌跡と、前記第3の支持点を中心として前記ストッパーピンが描く回動軌跡との交差ポイントを、前記シートバックが起立された位置から後方へ回動されフラット化されるまでの間に設定することによって、前記切欠部への前記ストッパーピンの係脱切換点、つまり、短アームのストッパーピンが、前記テーブルアームに形成された切欠部内に位置して前記第2の支持点を中心とした前記テーブルアームの回動を阻止するロック状態と、前記切欠部外に位置して前記第2の支持点を中心とした前記テーブルアームの回動を許容するアンロック状態との切換点を、前記シートバックの起立位置から前記フラット化位置までの間に設定することができる。このため、前記係脱切換点から前記フラット化位置までの区間において、前記第2の支持点を中心とした前記シートバックの傾動を防止することができるので、本来の目的以外の動作を防止することができる。
【0029】
また、ベース部材と、該ベース部材に回動自在に支持されたリクライニングアームと、該リクライニングアームの自由端部に回動自在に支持されたテーブルアームとからなる従来からの構成を変更すること無く、少ない部品点数で、かつ簡素な構造とすることができるで、コストを押さえることもできる。
【0030】
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明の一実施の形態を示す斜視図である。
【図2】
同実施の形態におけるリクライニング装置を示す斜視図である。
【図3】同実施の形態のシートバックが起立された状態を示す要部拡大図である。
【図4】同実施の形態のシートバックが後方へ傾動された状態を示す要部拡大図である。
【図5】同実施の形態のシートバックがフラット化された状態を示す要部拡大図である。
【図6】同実施の形態のシートバックがシートクッション状に重ねられテーブル化された状態を示す要部拡大図である。
【図7】従来のシートを示す側面図である。
【符号の説明】
1 リクライニング装置
2 シート
3 シートクッション
4 シートバック
11 ベース部材
12 リクライニングアーム
13 テーブルアーム
14 第1の支持点
15 第2の支持点
21 回動停止機構(回動停止手段)
22 回動許容機構(回動許容手段)
31 ストッパーピン受け部(切欠部)
32 ストッパーピン
33 ブーメランリンク(短リンク)
34 リターンスプリング(付勢部材)
41 長リンク
42 長穴
43 第3の支持点
44 支持軸
51 受け部回動軌跡
52 ピン回動軌跡
53 交差ポイント

Claims (1)

  1. シートクッションに固定されるベース部材と、該ベース部材に回動自在に支持されたリクライニングアームと、該リクライニングアームの自由端部に回動自在に支持され、シートバックに固定されるテーブルアームとを備え、
    前記ベース部材と前記リクライニングアームとの第1の支持点が、前記シートバックを後方へ回動してフラット化する際の回動中心に設定されるとともに、前記リクライニングアームと前記テーブルアームとの第2の支持点が、前記シートバックを前方へ回動して前記シートクッションに重ね合わせる際の回動中心に設定されたシート用リクライニング装置において、
    前記シートバックを後方へ回動してフラット化した状態で、前記リクライニングアームと前記テーブルアームとの回動を停止させる回動停止手段と、
    前記シートバックが起立される際に、回動停止状態にある前記リクライニングアームと前記テーブルアームとの回動を許容する回動許容手段とを備えたシート用リクライニング装置であって、
    前記回動停止手段を、
    前記テーブルアームに形成された切欠部と、
    前記リクライニングアームに回動自在に支持され、その自由端部に、前記切欠部に係脱されるストッパーピンが突設された短リンクと、
    前記ストッパーピンが前記切欠部内に案内される方向へ前記短リンクを付勢する付勢部材とにより構成し、
    前記ストッパーピンが前記切欠部内に位置し、前記第2の支持点を中心とした前記テーブルアームの回動を阻止するロック状態、及び前記ストッパーピンが前記切欠部外に位置し、前記第2の支持点を中心とした前記テーブルアームの回動を許容するアンロック状態を形成可能に構成する一方、
    前記回動許容手段を、先端部が前記短リンクを回動自在に支持し、基端部に設けられた長穴が、前記第1の支持点より低位置の第3の支持点に突設された支持軸に回動及び移動自在に支持され、前記第3の支持点から先端までの寸法を可変可能な長リンクにより構成し、
    前記第1の支持点を中心として前記切欠部が描く回動軌跡と、前記第3の支持点を中心として前記ストッパーピンが描く回動軌跡との交差ポイントを、前記シートバックが起立された位置から後方へ回動されフラット化されるまでの間に設定し、前記切欠部への前記ストッパーピンの係脱切換点を前記交差ポイントに設定したことを特徴とするシート用リクライニング装置。
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