JP2001177251A - 多層配線基板 - Google Patents

多層配線基板

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JP2001177251A
JP2001177251A JP36201799A JP36201799A JP2001177251A JP 2001177251 A JP2001177251 A JP 2001177251A JP 36201799 A JP36201799 A JP 36201799A JP 36201799 A JP36201799 A JP 36201799A JP 2001177251 A JP2001177251 A JP 2001177251A
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wiring board
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multilayer wiring
ivh
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Hiroshi Takenaka
宏 竹中
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Casio Computer Co Ltd
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    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/15Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process
    • H01L2224/16Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process of an individual bump connector
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    • H01L2224/16151Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
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  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
  • Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板材に対するパッドの密着強度を高め、パ
ッドと非貫通の接続穴部との接続信頼性を高める。 【解決手段】 第1〜第4配線5〜8が形成された第1
〜第3基板2〜4の最上部の第1基板材2の上面に、I
VH18に接続され、かつ水晶振動子12の接続端子1
3が接合されるパッド16を形成するとともに、このパ
ッド16の部品接合領域19を除く外周部上を覆って絶
縁膜17を形成した。従って、この絶縁膜17により最
上部の第1基板材2に対するパッド16の密着強度を高
めることができ、このためパッド16に水晶振動子12
の接続端子13を接合するときに発生する熱応力によ
り、パッド16が第1基板材2から剥離するのを抑える
ことができ、これによりパッド16とIVH18との間
におけるクラックの発生を抑制することができ、接続信
頼性を高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は多層配線基板に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば、腕時計や携帯型の電話などの電
子機器においては、小型化、軽量化、および高密度化が
要望され、これに伴って機器ケース内に組み込まれる回
路基板として、多層配線基板が用いられている。この多
層配線基板は、配線が形成された基板材を複数積層し、
各基板材に非貫通の接続穴部(インターステシャルビア
ホール;以下IVHと略す)を形成し、これらIVHに
より上下に対応して接続を必要とする配線同士を電気的
に接続した構造になっている。この多層配線基板の上下
面には、CSP(チップサイズパッケージ)や、BGA
(ボールグリッドアレイ)などの半導体パッケージ、あ
るいは水晶振動子などの各種の電子部品が搭載されるよ
うになっている。
【0003】図10〜図12は、その一例を示した図で
ある。この多層配線基板1は、上から順に、第1〜第3
基板材2〜4を積層した構造になっている。この場合、
各基板材2〜4は、耐熱性繊維とエポキシ樹脂などを組
み合わせた絶縁性を有する有機複合材料からなり、各基
板材2〜4の表面には、銅箔を所定形状にパターニング
してなる第1〜第4配線5〜8がそれぞれ上から順に形
成されている。また、各基板材2〜4には、それぞれI
VH9が形成されている。これらIVH9は、各基板材
2〜4に微細な貫通穴加工を施し、その内部に導電ペー
ストやめっきなどの導電材を設けた構造で、各基板材2
〜4の上下に対応して接続を必要とする各配線5〜8を
電気的に接続するように構成されている。なお、このI
VH9には、外部に露出する表面層の配線5、8と内層
の配線6、7とを接続するブラインドビアホールと、内
層の配線6、7同士を接続するインナービアホールの2
種類があるが、ここではブラインドビアホールのみを示
す。
【0004】また、この多層配線基板1の上面、つまり
最上層の第1基板材2の上面には、複数のパッド10が
それぞれブラインドビアホールであるIVH9に接続さ
れた状態で第1配線5と同じ材料で同時に形成されてい
る。さらに、第1基板材2の上面には、各パッド10を
覆うことなく露出させた状態で絶縁膜11が形成されて
いる。なお、この絶縁膜11は、第1基板材2の上面に
形成された第1配線5を覆って形成されている。そし
て、この多層配線基板1上には、電子部品のうち、例え
ば水晶振動子12が搭載されている。この水晶振動子1
2は、第1基板材2の絶縁膜11上に配置され、この状
態で水晶振動子12の各接続端子13が第1基板材2上
の各パッド10に半田14により接合されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな多層配線基板1では、パッド10に水晶振動子12
の接続端子13を接合するときに発生する熱応力によ
り、パッド10が第1基板材2の上面から剥離し、図1
2に示すように、パッド10とIVH9との間にクラッ
クが発生し、パッド10とIVH9とが断線するという
問題がある。なお、このような問題は、CSPやBGA
などの半導体パッケージを多層配線基板1上に配置し
て、多層配線基板1の各パッドに半導体パッケージの各
バンプを半田ボールにより接合するときにも、ほぼ同様
に発生する。
【0006】この発明の課題は、基板材に対するパッド
の密着強度を高め、パッドと非貫通の接続穴部との接続
信頼性を高めることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、表面に配線
が形成された基板材が複数積層され、これら各基板材に
非貫通の接続穴部が形成され、これら非貫通の接続穴部
により上下に対応して接続を必要とする前記配線同士が
電気的に接続された多層配線基板において、電子部品が
搭載される最外部の前記基板材の表面に、少なくとも前
記非貫通の接続穴部に接続され、かつ前記電子部品が接
合されるパッドを形成するとともに、このパッドの部品
接合領域を除く箇所を覆って絶縁膜を形成したことを特
徴とする。この発明によれば、パッドの部品接合領域を
除く箇所を絶縁膜で覆っているので、この絶縁膜により
基板材に対するパッドの密着強度を高めることができ、
このためパッドに電子部品を接合するときに発生する熱
応力により、パッドが基板材から剥離するのを抑えるこ
とができ、これによりパッドと非貫通の接続穴部との間
にクラックが発生するのを抑制することができるので、
接続信頼性を高めることができる。
【0008】この場合、請求項2に記載のごとく、非貫
通の接続穴部がパッドの絶縁膜で覆われた箇所に対応し
て形成されていれば、非貫通の接続穴部に対するパッド
の密着強度を、より一層、高めることができ、これによ
りパッドの非貫通の接続穴部に対する剥離を確実に防ぐ
ことができ、より一層、接続信頼性を高めることができ
る。また、請求項3に記載のごとく、パッドが電子部品
の搭載領域内に多数形成され、これらパッドのうち、搭
載領域内の最外周に位置するパッドの直下には、非貫通
の接続穴部が形成されず、最外周の次に位置するパッド
から順に搭載領域内の中心部に向かって位置するパッド
の下側に積層された複数の基板材には、非貫通の接続穴
部が下側に向かって段階的に長く形成された構造であれ
ば、配線が複雑にならず、配線設計が容易になるばかり
か、配線同士によるノイズの影響をも軽減することがで
きる。
【0009】
【発明の実施の形態】[第1実施形態]以下、図1およ
び図2を参照して、この発明の多層配線基板の第1実施
形態について説明する。なお、図10〜図12に示され
た従来例と同一部分には、同一符号を付して説明する。
この多層配線基板15は、最上層の第1基板材2の上面
に形成されるパッド16の形状および絶縁膜17の構造
が従来例と異なるほか、パッド16に対応するIVH1
8の位置も従来例と異なり、これ以外は従来例とほぼ同
じ構造になっている。
【0010】すなわち、パッド16は、水晶振動子12
の各接続端子13が接合される部品接合領域19が、従
来例のパッド10とほぼ同じ大きさで、水晶振動子12
の搭載箇所から離れる方向に長く形成され、これにより
全体が従来のパッド10よりも広い面積で形成されてい
る。また、絶縁膜17は、第1配線5を覆い、かつパッ
ド16の部品接合領域19(図2に斜線で示す領域)を
除いて、その外周部上を覆って形成されている。この場
合、絶縁膜17は、パッド16のうち、水晶振動子12
の搭載箇所から離れる方向に長く形成された右側部分を
他の部分よりも広く覆っている。また、最上層の第1基
板材2には、パッド16が絶縁膜17で広く覆われた右
側部分に対応してIVH18が形成されている。
【0011】このような多層配線基板15では、パッド
16の部品接合領域19を除く外周部上を絶縁膜17で
覆っているので、この絶縁膜17により最上部の第1基
板材2に対するパッド16の密着強度を高めることがで
きる。このため、パッド16に水晶振動子12の各接続
端子13を半田14で接合するときに発生する熱応力に
より、パッド16が第1基板材2から剥離するのを抑え
ることができ、これによりパッド16とIVH18との
間におけるクラックの発生を抑制することができるの
で、接続信頼性の高いものを得ることができる。この場
合、特に、IVH18がパッド16の絶縁膜17で覆わ
れた右側部分に対応して形成されていることにより、I
VH18に対するパッド16の密着強度を、より一層、
高めることができ、これによりパッド16のIVH18
に対する剥離を確実に防ぐことができ、より一層、接続
信頼性を高めることができる。
【0012】[第2実施形態]次に、図3〜図5を参照
して、この発明の多層配線基板の第2実施形態について
説明する。この多層配線基板20は、上から順に、第1
〜第4基板材21〜24を積層した構造になっている。
この場合、各基板材21〜24は、従来例と同様、耐熱
性繊維とエポキシ樹脂などを組み合わせた絶縁性を有す
る有機複合材料からなり、各基板材21〜24の表面に
は、銅箔を所定形状にパターニングしてなる第1〜第5
配線25〜29がそれぞれ上から順に形成されている。
また、各基板材21〜24には、多数のIVH30が部
品搭載領域31内に形成されている。これらIVH30
は、ブラインドビアホールであり、従来例と同様、各基
板材21〜24に微細な貫通穴加工を施し、その内部に
導電ペーストやめっきなどの導電材を設けた構造で、各
基板材21〜24の上下に対応して接続を必要とする各
配線25〜29を電気的に接続するように構成されてい
る。
【0013】この多層配線基板20の上面、つまり最上
層の第1基板材21の上面における部品搭載領域31に
は、多数のパッド32がIVH30に対応した状態でほ
ぼ面格子状に形成されている。すなわち、各パッド32
は、第1配線25と同じ材料で同時に形成され、その形
状がそれぞれ四角形状をなし、その一辺の長さがIVH
30の直径よりも長く形成され、これによりパッド32
の表面積がIVH30の断面積よりも十分に大きく形成
されている。また、第1基板材21の上面には、第1配
線25を覆い、かつ部品接合領域33を除いて、その外
周部上を覆う絶縁膜34が形成されている。この場合、
部品接合領域33は、各パッド32のほぼ中央部分に位
置し、その面積がIVH30の断面積よりも少し大きく
形成されている。
【0014】また、この多層配線基板20上には、電子
部品のうち、例えばCSP35が搭載されている。この
CSP35は、チップサイズと同等、あるいは僅かに大
きい半導体パッケージであり、その裏面に多数のバンプ
(図示せず)が設け、これら各バンプに半田ボール36
が設けられた構造で、これら半田ボール36を絶縁膜3
4で覆われずに露出した各パッド32の部品接合領域3
3に対応させることにより、各半田ボール36が一括し
て多層配線基板20の各パッド32に接合されている。
【0015】このような多層配線基板20では、パッド
32の部品接合領域33を除く外周部上を絶縁膜34で
覆っているので、第1実施形態と同様、この絶縁膜34
により最上部の第1基板材21に対するパッド32の密
着強度を高めることができる。このため、第1基板材2
1の各パッド32にCSP35の各バンプを半田ボール
36で接合するときに、CSP35と第1基板材21と
の間に発生する熱応力により、パッド32が第1基板材
21から剥離するのを抑えることができ、これによりパ
ッド32とIVH30との間におけるクラックの発生を
抑制することができるので、接続信頼性の高いものを得
ることができる。
【0016】[第3実施形態]次に、図6および図7を
参照して、この発明の多層配線基板の第3実施形態につ
いて説明する。なお、図3〜図5に示された第2実施形
態と同一部分には、同一符号を付して説明する。この多
層配線基板40は、IVH41および第1〜第5配線2
5〜29が第2実施形態と異なり、これ以外は第2実施
形態とほぼ同じ構造になっている。すなわち、部品接合
領域33内に面格子状に設けられた多数のパッド32の
うち、部品接合領域33内の最外周に位置するパッド3
2は、その直下にIVH41が設けられておらず、図6
および図7に示すように、直接、第1配線25と接続さ
れている。また、最外周部の次に位置するパッド32か
ら順に部品接合領域33内の中心部に向かって位置する
パッド32の下側に積層された第1〜第4基板材21〜
24には、これらパッド32にそれぞれ接続された状態
で、IVH41が多層配線基板40の下側に向けて段階
的に長くなるように形成されている。
【0017】例えば、図6に示すように、最外周部の次
に位置する2番目のパッド32の下に設けられたIVH
41は、最上部の第1基板材21のみに形成され、その
上下に対応する第1配線25と第2配線26とを電気的
に接続している。また、3番目のパッド32の下に設け
られたIVH41は、最上部の第1基板材21と第2基
板材22に形成され、その上下に対応する第1配線25
と第3配線27とを電気的に接続している。また、4番
目のパッド32の下に設けられたIVH41は、最上部
の第1基板材21から第3基板材23に連続して形成さ
れ、その上下に対応する第1配線25と第4配線28と
を電気的に接続している。さらに、5番目のパッド32
の下に設けられたIVH41は、最上部の第1基板材2
1から第4基板材24に連続して形成され、その上下に
対応する第1配線25と最下部の第5配線29とを電気
的に接続している。
【0018】このような多層配線基板40では、第2実
施形態と同様の作用効果があるほか、特に、部品接合領
域33内の最外周に位置するパッド32の直下にIVH
41を設けず、これら最外周に位置するパッド32と第
1配線25とを直接接続し、最外周部の次に位置するパ
ッド32から順に部品接合領域33内の中心部に向かっ
て位置するパッド32の下側に積層された第1〜第4基
板材21〜24に、これらパッド32にそれぞれ接続し
た状態で、IVH41を多層配線基板40の下層に向け
て段階的に長くなるように形成したので、第1〜第5配
線25〜29の形状が複雑にならず、配線設計が容易に
なるばかりか、各配線25〜29同士によるノイズの影
響をも軽減することができる。
【0019】なお、上記第3実施形態では、CSP35
の各バンプを多層配線基板40の各パッド32に半田ボ
ール36で接合しただけの構造であるが、これに限ら
ず、例えば、図8に示すように、CSP35の外周部に
沿って、アンダーフィルである固定用樹脂45を塗布し
て硬化させることにより形成しても良い。このようにす
れば、耐衝撃性の向上を図ることができる。この場合、
固定用樹脂45は、CSP35の4辺の全外周に設ける
必要はなく、少なくとも1辺を除いて固定用樹脂45を
設ければ良い。例えば、図9(a)に示すように、CS
P35の外周部における対向する2辺に設けた構造でも
良く、また図9(b)に示すように、CSP35の外周
部における3辺に設け構造でも良く、さらにCSP35
の外周部における1辺だけに設けだけの構造でも良い。
このようにすれば、耐衝撃性の向上を図ることができる
ほか、少なくとも1辺が開放されていることにより、耐
環境性の向上をも図ることができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、パッドの部品接合領域を除く箇所を絶縁膜で覆って
いるので、この絶縁膜により基板材に対するパッドの密
着強度を高めることができ、このためパッドに電子部品
を接合するときに発生する熱応力により、パッドが基板
材から剥離するのを抑えることができ、これによりパッ
ドと非貫通の接続穴部との間にクラックが発生するのを
抑制することができるので、接続信頼性を高めることが
できる。この場合、非貫通の接続穴部がパッドの絶縁膜
で覆われた箇所に対応して形成されていれば、非貫通の
接続穴部に対するパッドの密着強度を、より一層、高め
ることができ、これによりパッドの非貫通の接続穴部に
対する剥離を確実に防ぐことができ、より一層、接続信
頼性を高めることができる。また、パッドが電子部品の
搭載領域内に多数形成され、これらパッドのうち、搭載
領域内の最外周に位置するパッドの下には、非貫通の接
続穴部が形成されず、最外周の次に位置するパッドから
順に搭載領域内の中心部に向かって位置するパッドの下
に積層された各基板材に、非貫通の接続穴部が下側に向
かって段階的に長く形成された構造であれば、配線が複
雑にならず、配線設計が容易になるばかりか、配線同士
によるノイズの影響をも軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の多層配線基板の第1実施形態を示し
た拡大断面図。
【図2】図1の要部を示した平面図。
【図3】この発明の多層配線基板の第2実施形態を示し
た拡大断面図。
【図4】図3の多層配線基板の部品搭載領域を示した平
面図。
【図5】図4のパッドを示し、(a)はその拡大平面
図、(b)はその拡大断面図。
【図6】この発明の多層配線基板の第3実施形態を示し
た拡大断面図。
【図7】図6の多層配線基板の部品搭載領域を示した平
面図。
【図8】図6に示された第3実施形態の変形例を示した
拡大断面図。
【図9】図8においてCSPの外周に固定用樹脂を設け
た状態を示し、(a)はCSPの2辺に固定用樹脂を設
けた場合の平面図、(b)はCSPの3辺に固定用樹脂
を設けた場合の平面図。
【図10】従来の多層配線基板に水晶振動子を搭載した
状態を示した拡大断面図。
【図11】図10の平面図。
【図12】図10の状態で熱応力によりパッドが基板材
から剥離してパッドとIVHとが断線した状態を示した
拡大断面図。
【符号の説明】
15、20、40 多層配線基板 2〜4、21〜24 基板材 5〜8、25〜29 配線 16、32 パッド 17、34 絶縁膜 18、30、41 IVH

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面に配線が形成された基板材が複数積層
    され、これら各基板材に非貫通の接続穴部が形成され、
    これら非貫通の接続穴部により上下に対応して接続を必
    要とする前記配線同士が電気的に接続された多層配線基
    板において、 電子部品が搭載される最外部の前記基板材の表面に、少
    なくとも前記非貫通の接続穴部に接続され、かつ前記電
    子部品が接合されるパッドを形成するとともに、このパ
    ッドの部品接合領域を除く箇所を覆って絶縁膜を形成し
    たことを特徴とする多層配線基板。
  2. 【請求項2】前記非貫通の接続穴部は、前記パッドが前
    記絶縁膜で覆われた箇所に対応して形成されていること
    を特徴とする請求項1に記載の多層配線基板。
  3. 【請求項3】前記パッドは、前記電子部品の搭載領域内
    に多数形成され、これらパッドのうち、前記搭載領域内
    の最外周に位置する前記パッドの直下の前記基板材に
    は、前記非貫通の接続穴部が形成されず、前記最外周の
    次に位置する前記パッドから順に前記搭載領域内の中心
    部に向かって位置する前記パッドの下側に積層された前
    記複数の基板材には、前記非貫通の接続穴部が下側に向
    かって段階的に長く形成されていることを特徴とする請
    求項1に記載の多層配線基板。
JP36201799A 1999-12-21 1999-12-21 多層配線基板 Pending JP2001177251A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003100960A (ja) * 2001-09-19 2003-04-04 Keihin Corp Bgaパッケージ実装構造とその製造方法
JP2003100956A (ja) * 2001-09-19 2003-04-04 Keihin Corp Bgaパッケージ実装構造とその製造方法

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