JP2001175340A - 電位発生回路 - Google Patents

電位発生回路

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JP2001175340A
JP2001175340A JP35453799A JP35453799A JP2001175340A JP 2001175340 A JP2001175340 A JP 2001175340A JP 35453799 A JP35453799 A JP 35453799A JP 35453799 A JP35453799 A JP 35453799A JP 2001175340 A JP2001175340 A JP 2001175340A
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operational amplifier
current
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generating circuit
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JP35453799A
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Yoshihide Komatsu
義英 小松
Hironori Akamatsu
寛範 赤松
Takashi Hirata
貴士 平田
Satoshi Takahashi
学志 高橋
Yutaka Terada
裕 寺田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05FSYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
    • G05F3/00Non-retroactive systems for regulating electric variables by using an uncontrolled element, or an uncontrolled combination of elements, such element or such combination having self-regulating properties
    • G05F3/02Regulating voltage or current
    • G05F3/08Regulating voltage or current wherein the variable is dc
    • G05F3/10Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics
    • G05F3/16Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices
    • G05F3/20Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices using diode- transistor combinations
    • G05F3/205Substrate bias-voltage generators

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消費電流を低減する。 【解決手段】 オペアンプOP1−OP3、PMOSト
ランジスタPT1、NMOSトランジスタNT1を備え
る。端子OUT1の電位が低下すると、オペアンプOP
2はLレベルの信号をPMOSトランジスタPT1に供
給し、PMOSトランジスタPT1がオンになる。これ
により、電源ノードVDDから端子OUT1に電流が供
給される。端子OUT1の電位が上昇すると、オペアン
プOP3はHレベルの信号をNMOSトランジスタNT
1に供給し、NMOSトランジスタNT1がオンにな
る。これにより、端子OUT1から接地ノードGNDへ
電流が引き込まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電位発生回路に
関し、さらに詳しくは、電流供給を目的とした電位発生
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、LSIの超微細化の技術が進み、
なかでもアナログ回路の低電力化、微細化がLSIの価
値を左右するようになってきている。アナログ回路に対
する動作要求は増え続ける一方、省電力化は必須になっ
ている。特に、IEEE1394のように高速伝送やワ
イドレンジ終端電位対応を要求された場合には、ドライ
バ回路、オペアンプ、コンパレータ回路等は、アナログ
の特性限界で動作しているのが現状である。
【0003】電流供給を目的としたオペアンプにおいて
大電流を供給することが要求される場合には、オペアン
プ最終段の出力トランジスタのサイズを大きくすること
で対応している。出力トランジスタのサイズが十分でな
い場合には、要求される電流を供給することができずに
出力ノードの電位が下がってしまうため、微細化する必
要があっても出力トランジスタのサイズを小さくするこ
とはできない。
【0004】例えば、ツイストペアとよばれる高速差動
出力部のノードの中間電位を生成するTPBIAS回路
(IEEE1394)において、あるレベルの出力電位
が要求され、かつ、供給電流として−3mAから+25
mA程度が要求される場合には、最大供給電流25mA
を供給できる程度に最終段のトランジスタ、特にPMO
S側のトランジスタのサイズを大きくする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、IEEE13
94に示されるような供給電流が刻々と変化する電位発
生回路においては、常時最大供給電流が供給されるわけ
ではない。したがって、上述のような最大供給電流に対
応させた設計では、例えば0mAのように電流を供給し
なくてよい場合、最終段のトランジスタのサイズが大き
いために動作電源電流による消費電流を抑えることがで
きない。
【0006】この発明は、以上のような問題を解決する
ためになされたものであり、その目的は、消費電流を低
減することができる電位発生回路を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明による電位発生
回路は、所定の電位を発生させる電位発生回路であっ
て、第1のオペアンプと、電流供給回路と、電流引き込
み回路とを備える。第1のオペアンプは、非反転入力に
第1の基準電位が与えられ、反転入力に自身の出力ノー
ドの電位が与えられ、出力ノードの電位が電位発生回路
の出力となる。電流供給回路は、第1のオペアンプの出
力ノードの電位が所定のレベルよりも低いとき、第1の
オペアンプの出力ノードに電流を供給する。電流引き込
み回路は、第1のオペアンプの出力ノードの電位が所定
のレベルよりも高いとき、第1のオペアンプの出力ノー
ドから電流を引き込む。
【0008】上記電位発生回路においては、第1の基準
電位が第1のオペアンプの出力ノードの電位となる。こ
の出力ノードの電位が電位発生回路の出力となる。通常
は、第1のオペアンプしか使用しない。電位発生回路外
部から電流を引かれたために、電位発生回路が外部へ供
給すべき電流が第1のオペアンプにより供給可能な電流
量を越えると、第1のオペアンプの出力ノードの電位が
低下する。第1のオペアンプの出力ノードの電位が所定
のレベルよりも低くなると、電流供給回路は、第1のオ
ペアンプの出力ノードに電流を供給する。このようにし
て、外部へ供給すべき電流が増加した場合に、その不足
分が補われる。また、電位発生回路外部から電流を印加
されたために、電位発生回路に供給される電流が第1の
オペアンプにより引き込み可能な電流量を越えると、第
1のオペアンプの出力ノードの電位が上昇する。第1の
オペアンプの出力ノードの電位が所定のレベルよりも高
くなると、電流引き込み回路は、第1のオペアンプの出
力ノードから電流を引き込む。このようにして、外部か
ら供給される電流が増加した場合に、その超過分が補わ
れる。
【0009】以上のように、上記電位発生回路では、電
流供給回路と、電流引き込み回路とを設けたため、電位
発生回路の最大供給電流に対応させて第1のオペアンプ
の最終段のトランジスタのサイズを大きくする必要がな
い。したがって、第1のオペアンプの最終段のトランジ
スタのサイズを小さくすることによって、通常動作時の
動作電源電流を最小に落とす設計が可能になる。これに
よって、消費電流を低減することができる。
【0010】好ましくは、上記電流供給回路は、第2の
オペアンプと、第1のトランジスタとを含み、上記電流
引き込み回路は、第3のオペアンプと、第2のトランジ
スタとを含む。第2のオペアンプは、非反転入力または
反転入力のいずれか一方に第1のオペアンプの出力ノー
ドの電位が与えられ、他方に第2の基準電位が与えられ
る。第1のトランジスタは、電源電圧を受ける電源ノー
ドと第1のオペアンプの出力ノードとの間に接続され、
第2のオペアンプの出力に応答してオン/オフする。第
3のオペアンプは、非反転入力または反転入力のいずれ
か一方に第1のオペアンプの出力ノードの電位が与えら
れ、他方に第3の基準電位が与えられる。第2のトラン
ジスタは、第1のオペアンプの出力ノードと接地ノード
との間に接続され、第3のオペアンプの出力に応答して
オン/オフする。
【0011】上記電位発生回路においては、第1のオペ
アンプの出力ノードの電位が第2の基準電位よりも低く
なると、第2のオペアンプは活性の信号を第1のトラン
ジスタに供給する。これに応答して第1のトランジスタ
はオンになる。これにより、電源ノードから第1のオペ
アンプの出力ノードに電流が供給される。このようにし
て、外部へ供給すべき電流の不足分が補われる。また、
第1のオペアンプの出力ノードの電位が第3の基準電位
よりも高くなると、第3のオペアンプは活性の信号を第
2のトランジスタに供給する。これに応答して第2のト
ランジスタはオンになる。これにより、第1のオペアン
プの出力ノードから接地ノードへ電流が引き込まれる。
このようにして、外部から供給される電流の超過分が補
われる。
【0012】好ましくは、上記第2の基準電位は、第1
の基準電位よりも低く、上記第3の基準電位は、第1の
基準電位よりも高い。
【0013】上記電位発生回路においては、第2のオペ
アンプと第3のオペアンプにそれぞれ異なる基準電位を
与えることによってヒステリシスを持たせている。これ
により、第2のオペアンプと第3のオペアンプとが同時
に活性の信号を発生することを防ぐことができる。この
結果、電位発生回路の電流供給の過不足分を無駄なく補
うことができる。
【0014】好ましくは、上記第2のオペアンプは、負
のオフセットをもち、上記第3のオペアンプは、正のオ
フセットをもつ。
【0015】上記電位発生回路においては、第2のオペ
アンプと第3のオペアンプとのそれぞれにオフセットを
つけておくことによってヒステリシスを持たせている。
これにより、第2のオペアンプと第3のオペアンプとが
同時に活性の信号を発生することを防ぐことができる。
この結果、電位発生回路の電流供給の過不足分を無駄な
く補うことができる。
【0016】好ましくは、上記電位発生回路はさらに、
電流源を備える。電流源は、電位発生回路を駆動させた
ままで第1のオペアンプの出力ノードの電位を0Vに落
とす必要がある場合に、第1のオペアンプの出力ノード
から電流を引き込む。
【0017】上記電位発生回路においては、電位発生回
路を駆動させたままで第1のオペアンプの出力ノードの
電位を0Vに落とす必要がある場合に、電流源が第1の
オペアンプの出力ノードから電流を引き込むため、第1
のオペアンプの出力ノードの電位を0Vに落とすことが
できる。
【0018】好ましくは、上記電位発生回路はさらに、
制御回路を備える。制御回路は、電位発生回路を駆動さ
せたままで第1のオペアンプの出力ノードの電位を0V
に落とす必要がある場合に、第3の基準電位を0Vにす
る。
【0019】上記電位発生回路においては、0Vの第3
の基準電位を受けて第3のオペアンプは、活性の信号を
第2のトランジスタに供給する。これに応答して第2の
トランジスタがオンになる。これにより、第1のオペア
ンプの出力ノードから接地ノードに電流が引き込まれ、
第1のオペアンプの出力ノードの電位を0Vに落とすこ
とができる。
【0020】好ましくは、上記電位発生回路はさらに、
リミット回路を備える。リミット回路は、電位発生回路
の電源の投入に応答して第1のオペアンプの出力ノード
の電位を所定のレベルに設定する。
【0021】上記電位発生回路においては、電源の投入
時に第1のオペアンプの出力ノードの電位が所定のレベ
ルに制限されるため、電源投入時に大電流が流出するこ
とを防ぐことができる。また、電源立ち上げ時の供給電
流が制限されるため、スイッチングノイズを防ぐことが
できる。
【0022】好ましくは、上記リミット回路は、Pチャ
ネルMOSトランジスタを含む。PチャネルMOSトラ
ンジスタは、電源電圧を受ける電源ノードと第1のオペ
アンプの出力ノードとの間にダイオード接続される。
【0023】上記電位発生回路においては、電源投入時
に第1のオペアンプの出力ノードの電位は、電源電位か
らPチャネルMOSトランジスタによる電圧降下分だけ
下がったレベルに制限される。
【0024】好ましくは、上記電位発生回路はさらに、
電流源を含む。電流源は、電源投入時後所定期間、第1
のオペアンプの出力ノードに所定の電流を供給する。
【0025】上記電位発生回路においては、電流源を設
けたため、電源立ち上げ時に第1のオペアンプの出力ノ
ードに電流を一気に流すことができる。これにより、電
位発生回路のセットアップ時間を短縮することができ
る。
【0026】好ましくは、上記電位発生回路はさらに、
複数の抵抗を備える。複数の抵抗は、第1のオペアンプ
の出力ノードと接地ノードとの間に直列に接続される。
【0027】上記電位発生回路においては、複数の抵抗
の相互接続ノードの各々の電位を参照電位として出力す
る。参照電位は、第1のオペアンプの出力ノードの電位
を複数の抵抗で分圧したものとなる。通常、参照電位を
複数発生させる必要がある回路では、電位発生回路とは
別に設けられた電源回路によって参照電位を発生させ
る。しかしこの場合においては、電源ノイズを受けやす
い電源回路と電源ノイズを受けにくい電位発生回路とで
出力電位に平行の関係を保てなくなる。これにより、参
照電位を使用する回路に影響がでてしまう。上記電位発
生回路では、第1のオペアンプの出力ノードの電位と参
照電位とが平行に出力されるため、ノイズの影響を受け
にくくなる。
【0028】好ましくは、上記電位発生回路はさらに、
複数のコンデンサを備える。複数のコンデンサは、複数
の抵抗の相互接続ノードの各々と第1のオペアンプの出
力ノードとの間に接続される。
【0029】上記電位発生回路においては、第1のオペ
アンプの出力ノードの電位がノイズの影響でゆれる場合
に、複数の抵抗の相互接続ノードの各々の電位を第1の
オペアンプの出力ノードの電位と平行にゆらすことがで
きる。これにより、第1のオペアンプの出力ノードの電
位と参照電位とを使用するアナログ回路の誤動作を防ぐ
ことができる。
【0030】好ましくは、上記電位発生回路はさらに、
第4のオペアンプを備える。第4のオペアンプは、非反
転入力に第1のオペアンプの出力ノードの電位が与えら
れ、反転入力に自身の出力ノードの電位が与えられる。
さらに、上記複数の抵抗は、第4のオペアンプの出力ノ
ードと接地ノードとの間に直列に接続される。
【0031】上記電位発生回路においては、電圧フォロ
ワとなる第4のオペアンプを設けたため、複数の抵抗に
流れる電流を第4のオペアンプによって供給することが
できる。これにより、第1のオペアンプ、電流供給回
路、および電流引き込み回路の電流供給の負担を軽減す
ることができる。
【0032】好ましくは、上記電位発生回路はさらに、
電流源を備える。電流源は、第1のオペアンプの出力ノ
ードに一定の電流を供給する。
【0033】電位発生回路の出力に終端抵抗が接続され
る場合がある。終端抵抗には、常に一定の電流を流し続
ける必要がある。上記電位発生回路においては、終端抵
抗に流れる電流分を電流源が常に供給する。これによ
り、第1のオペアンプ、電流供給回路、および電流引き
込み回路の電流供給の負担を軽減することができる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面を参照しつつ説明する。なお、図中同一また
は相当部分には同一符号を付し、その説明は繰り返さな
い。
【0035】(第1の実施形態)図1は、この発明の第
1の実施形態による電位発生回路の全体構成を示すブロ
ック図である。図1に示す電位発生回路は、オペアンプ
OP1−OP3と、PチャネルMOSトランジスタPT
1と、NチャネルMOSトランジスタNT1とを備え
る。
【0036】オペアンプOP1の非反転入力端子は端子
IN1に、反転入力端子は自身の出力端子に、出力端子
は端子OUT1に接続される。オペアンプOP2の非反
転入力端子は端子OUT1に、反転入力端子は端子IN
2に、出力端子はPチャネルMOSトランジスタPT1
のゲートに接続される。オペアンプOP3の非反転入力
端子は端子OUT1に、反転入力端子は端子IN3に、
出力端子はNチャネルMOSトランジスタNT1のゲー
トに接続される。
【0037】PチャネルMOSトランジスタPT1は、
電源電圧を受ける電源ノードVDDと端子OUT1との
間に接続され、オペアンプOP2の出力をゲートに受け
る。NチャネルMOSトランジスタNT1は、端子OU
T1と接地ノードGNDとの間に接続され、オペアンプ
OP3の出力をゲートに受ける。PチャネルMOSトラ
ンジスタPT1,NチャネルMOSトランジスタNT1
のサイズは、オペアンプOP1−OP3に含まれるトラ
ンジスタのサイズよりも大きい。
【0038】次に、以上のように構成された電位発生回
路の動作について説明する。
【0039】ここでは、オペアンプOP1の最終段のト
ランジスタサイズをできるだけ小さくしている。したが
って、オペアンプOP1の電流供給能力は非常に弱くな
っている。また、オペアンプOP2,OP3のトランジ
スタサイズは小さく設計されている。また、端子IN1
−IN3には、それぞれ基準電位1.86V,1.84
V,1.90Vが与えれらる。
【0040】通常の状態では、オペアンプOP1の出力
電位、すなわち端子OUT1の電位は、1.86Vとな
る。これが電位発生回路の出力となる。通常は、オペア
ンプOP1のみしか使用されない。IEEE1394で
は、この状態がいわゆる通常動作となる。オペアンプO
P1のみが駆動している場合の電位発生回路の電源電流
は非常に小さい。このとき、オペアンプOP2,OP3
にも電源電流は流れるが、トランジスタサイズを小さく
設計しているため、流れる電源電流は微量である。
【0041】電位発生回路外部から電流を引かれたため
に、電位発生回路が外部へ供給すべき電流がオペアンプ
OP1の電流供給能力を越えると、オペアンプOP1の
出力ノードの電位、すなわち端子OUT1の電位が低下
する。端子OUT1の電位が1.84Vまで低下する
と、オペアンプOP2は、Lレベルの信号をPチャネル
MOSトランジスタPT1に供給する。これに応答して
PチャネルMOSトランジスタPT1がオンになる。こ
れにより、電源ノードVDDから端子OUT1に電流が
供給される。このようにして、外部へ供給すべき電流が
増加した場合に、その不足分が補われる。このとき、端
子OUT1の電位は1.86Vから1.84Vにシフト
する。
【0042】電位発生回路外部から電流を印加されたた
めに、電位発生回路に供給される電流がオペアンプOP
1の電流引き込み能力を越えると、端子OUT1の電位
が上昇する。端子OUT1の電位が1.90Vまで上昇
すると、オペアンプOP3は、Hレベルの信号をNチャ
ネルMOSトランジスタNT1に供給する。これに応答
してNチャネルMOSトランジスタNT1がオンにな
る。これにより、端子OUT1から接地ノードGNDへ
電流が引き込まれる。このようにして、外部から供給さ
れる電流が増加した場合に、その超過分が補われる。こ
のとき、端子OUT1の電位は1.86Vまたは1.8
4Vから1.90Vにシフトする。
【0043】以上のように、この電位発生回路では、外
部から電流を引かれた場合や、外部から電流を印加され
た場合には、オペアンプOP2,OP3によってトラン
ジスタPT1,NT1がオンになり、電流供給の過不足
分が補われる。このため、オペアンプOP1のトランジ
スタサイズを最大供給電流に対応したサイズにする必要
がなく、できるだけ小さくすることができる。また、ト
ランジスタPT1,NT1のサイズを大きくしているた
め、オペアンプOP2,OP3のトランジスタサイズを
小さくすることができる。この結果、電位発生回路の消
費電流を低減することができる。
【0044】さらに、この電位発生回路では、端子IN
1−IN3にそれぞれ異なる電位を与えることによっ
て、回路にヒステリシスをもたせている。これにより、
オペアンプOP2,OP3が同時に動作することを回避
している。この結果、電流供給の過不足分を無駄なく補
うことができる。さらに、オペアンプの問題となる発振
を防ぐことができる。
【0045】また、オペアンプOP2,OP3にオフセ
ットをもたせることによって回路にヒステリシスをもた
せてもよい。すなわち、オペアンプOP1に対してオペ
アンプOP2の動作電位にはマイナス側にオフセットを
もたせておき、オペアンプOP1に対してオペアンプO
P3の動作電位には+側にオフセットをもたせておく。
これによっても、上記と同様の効果が得られる。
【0046】なお、オペアンプOP2の非反転入力と反
転入力とを入れ替え、PチャネルMOSトランジスタP
T1に代えてNチャネルMOSトランジスタを設けても
よい。また、オペアンプOP3の非反転入力と反転入力
とを入れ替え、NチャネルMOSトランジスタNT1に
代えてPチャネルMOSトランジスタを設けてもよい。
【0047】(第2の実施形態)図2は、この発明の第
2の実施形態による電位発生回路の全体構成を示すブロ
ック図である。図2に示す電位発生回路は、図1に示し
た電位発生回路に加えてさらに、リミット回路201を
備える。リミット回路201は、PチャネルMOSトラ
ンジスタPT2を含む。PチャネルMOSトランジスタ
PT2は、電源ノードVDDと端子OUT1との間にダ
イオード接続される。
【0048】この電位発生回路では、電源が投入された
瞬間に端子OUT1の電位は、電源電位からPチャネル
MOSトランジスタPT2による電圧降下分だけ下がっ
たレベルに設定される。これにより、電源投入時に大電
流が流出することを防ぐことができる。さらに、電源立
ち上げ時の供給電流が制限されることにより、スイッチ
ングノイズを防ぐこともできる。
【0049】なお、ここでは、PチャネルMOSトラン
ジスタPT2を1つとしたが、これに代えて、ダイオー
ド接続されたPチャネルMOSトランジスタを、電源ノ
ードVDDと端子OUT1との間に直列に複数個設けて
もよい。
【0050】(第3の実施形態)図3は、この発明の第
3の実施形態による電位発生回路の全体構成を示すブロ
ック図である。図3に示す電位発生回路は、図1に示し
た電位発生回路に加えてさらに、制御回路301と、電
流源302とを備える。制御回路301は、電位発生回
路の電源投入時後所定期間、活性のイネーブル信号EN
を発生する。電流源302は、活性のイネーブル信号E
Nに応答して、電位発生回路が発生することのできる最
大電流を端子OUT1へ供給する。
【0051】この電位発生回路では、電源立ち上げ時に
電流を付加して一気に流すことができるため、電位発生
回路のセットアップ時間を短縮することができる。
【0052】(第4の実施形態)図4は、この発明の第
4の実施形態による電位発生回路の全体構成を示すブロ
ック図である。図4に示す電位発生回路は、図1に示し
た電位発生回路に加えてさらに、電流源401,402
と、制御回路403と、抵抗R1−R3と、コンデンサ
C1,C2とを備える。
【0053】電流源401は、電源ノードVDDと端子
OUT1との間に設けられ、端子OUT1に一定の電流
を供給する。
【0054】制御回路403は、電位発生回路を駆動さ
せたままで端子OUT1の電位を0Vに落とす必要があ
る場合に、端子IN3に0Vの電位を与えるとともに活
性のイネーブル信号ENを端子IN4に与える。電流源
402は、端子OUT1と接地ノードGNDとの間に設
けられ、端子IN4からの活性のイネーブル信号ENに
応答して端子OUT1から接地ノードGNDへ電流を引
き込む。
【0055】抵抗R1−R3は、端子OUT1と接地ノ
ードGNDとの間に直列に接続される。抵抗R1,R2
の相互接続ノードは、端子OUT2に接続される。抵抗
R2,R3の相互接続ノードは、端子OUT3に接続さ
れる。コンデンサC1は、端子OUT1と端子OUT2
との間に接続される。コンデンサC2は、端子OUT1
と端子OUT3との間に接続される。
【0056】次に、以上のように構成された電位発生回
路の動作について説明する。
【0057】例えばIEEE1394における構成のよ
うに、端子OUT1に終端抵抗を接続する必要がある場
合がある。この場合、電位発生回路は、常に一定の微電
流を終端抵抗に流し続ける必要がある。図4に示す電位
発生回路においては、電流源401が終端抵抗に流れる
電流分を常に供給する。したがって、オペアンプOP1
−OP3の電流供給の負担を軽減することができる。
【0058】また、電位発生回路を駆動させたままで、
端子OUT1の電位を0Vに落とす必要がある場合があ
る。この場合、制御回路403は、端子IN3に0Vの
電位を与える。これにより、オペアンプOP3はHレベ
ルの信号をNチャネルMOSトランジスタNT1のゲー
トに供給する。NチャネルMOSトランジスタNT1が
オンになり、端子OUT1から接地ノードGNDに電流
が引き込まれる。また、制御回路403は、活性のイネ
ーブル信号ENを端子IN4に与える。このイネーブル
信号ENに応答して、電流源402は端子OUT1から
接地ノードGNDへ電流を引き込む。このようにして、
端子OUT1の電位を0Vにすることができる。
【0059】なお、ここでは電流源402、オペアンプ
OP3をともに使用したが、いずれか一方のみで端子O
UT1の電位を0Vにすることもできる。
【0060】また、参照電位を複数発生する必要がある
場合がある。通常このような場合には、電源回路によっ
て参照電位を発生させる。しかし、電源回路によって参
照電位を発生させた場合には、電源ノイズを受けやすい
電源回路と、電源ノイズを受けにくい電位発生回路と
で、出力電位に平行の関係を保てなくなってしまうた
め、参照電位を使用する回路に影響がでてしまう。
【0061】この電位発生回路においては、端子OUT
1の電位を抵抗R1−R3で分圧した端子OUT2,O
UT3の電位を参照電位として出力する。このように、
端子OUT1の電位と、端子OUT2,OUT3の電位
とが平行に出力されるため、ノイズの影響を受けにくく
なる。
【0062】さらに、コンデンサC1,C2を設けたた
め、ノイズの影響でオペアンプOP1の出力電位、すな
わち端子OUT1の電位がゆれる場合に、参照電位であ
る端子OUT2,OUT3の電位をオペアンプOP1の
出力電位と平行にゆらすことができる。これにより、オ
ペアンプOP1の出力電位と参照電位とを使用するアナ
ログ回路の誤動作を防ぐことができる。
【0063】一例として、IEEE1394の高速アナ
ログ回路においてスピードを検知する回路を図5に示
す。このスピード検知回路50では、図4に示す電位発
生回路の端子OUT1に接続されたケーブルの電位が端
子IN51,IN52に与えられる。オペアンプ501
は、端子OUT2の電位の端子IN51の電位からのド
ロップ電位分を検知する。オペアンプ502は、端子O
UT3の電位の端子IN52の電位からのドロップ電位
分を検知する。このように、ケーブル電位からのドロッ
プ電位分によってスピードを検知する。この検知回路5
0の参照電位、すなわち端子OUT2,OUT3の電位
が、図4に示す電位発生回路の端子OUT1の電位と平
行の関係を保っていない場合には誤動作をおこす可能性
がある。しかし、端子OUT1の電位と端子OUT2,
OUT3の電位とが平行に出力されるため、誤動作を防
ぐことができる。(第5の実施形態)図6は、この発明
の第5の実施形態による電位発生回路の全体構成を示す
ブロック図である。図6に示す電位発生回路は、図1に
示した電位発生回路に加えてさらに、オペアンプOP4
と、抵抗R4−R6と、コンデンサC3,C4とを備え
る。
【0064】オペアンプOP4の非反転入力端子は端子
OUT1に、反転入力端子は自身の出力端子に、出力端
子は端子OUT4に接続される。抵抗R4−R6は、端
子OUT4と接地ノードGNDとの間に直列に接続され
る。抵抗R4,R5の相互接続ノードは、端子OUT5
に接続される。抵抗R5,R6の相互接続ノードは、端
子OUT6に接続される。コンデンサC3は、端子OU
T4と端子OUT5との間に接続される。コンデンサC
4は、端子OUT4と端子OUT6との間に接続され
る。
【0065】抵抗R4−R6、コンデンサC3,C4に
よる作用効果は、図4に示した抵抗R1−R3、コンデ
ンサC1,C2による場合と同様である。
【0066】この電位発生回路では、抵抗R4−R6に
流れる電流分を第4のオペアンプが供給する。これによ
り、オペアンプOP1−OP3の電流供給の負担を軽減
することができる。
【0067】(シミュレーション)図7に示す電位発生
回路のTransient、DC、AC(位相補償含
む)シミュレーションを行った。
【0068】図8を参照して、Transientシミ
ュレーション時における出力電位と供給電流について説
明する。
【0069】通常使用しているオペアンプOP1が動作
している場合は、1.86V程度を出力するが電流供給
はほとんどない(通常状態)。25mA程度の電流供給
を開始してからは出力電位が1.84V程度に下がる
(電流供給中)。これはオペアンプOP2が動作してい
るためである。電流を3mA程度引き込む場合には、出
力電位は1.90Vに変化する(電流引き込み中)。こ
れは、オペアンプOP3が動作を開始することを示して
いる。
【0070】図9は、実際にシミュレーションを行った
結果を示す図である。3段で表示したグラフの内、上か
ら電位発生回路の動作電源電流(a)、出力電流
(b)、出力電圧(c)を示す。
【0071】0nSから120nSの期間は、出力電位
は1.86Vを示す。その際電流供給は0mAであり、
動作電源電流は2mA程度に抑えられていることが示さ
れている。
【0072】120nSから240nSの期間は、電位
発生回路が20mA程度の電流供給をしている。その
際、動作電源電流は22mA程度に抑えられている。ま
た、電流供給時には、図7に示すオペアンプOP2が動
作しているため、出力電位が1.86Vから1.84V
程度にシフトしていることがわかる。
【0073】240nS以降は電流供給を停止するた
め、元の状態に戻っていることが確認できる。
【0074】図10は、位相補償シミュレーションの結
果を示すグラフである。VDD=3.6,2.9,2.
2Vの場合について示す。
【0075】通常、図7に示すようなオペアンプの構成
をとる場合、ループバックが3段になるため、位相補償
が可能かどうかが課題となる。しかし、オペアンプごと
にヒステリシスがつけてあるため、動作不感帯があり発
振を防止している。
【0076】結果として70度程度の位相補償があるこ
とを示している。
【0077】
【発明の効果】この発明による電位発生回路は、電流供
給回路と、電流引き込み回路とを設けたため、消費電流
を低減することができる。
【0078】また、第2の基準電位は、第1の基準電位
よりも低く、第3の基準電位は、第1の基準電位よりも
高いため、電位発生回路の電流供給の過不足分を無駄な
く補うことができる。
【0079】また、第2のオペアンプは、負のオフセッ
トをもち、第3のオペアンプは、正のオフセットをもつ
ため、電位発生回路の電流供給の過不足分を無駄なく補
うことができる。
【0080】また、リミット回路を設けたため、電源投
入時に大電流が流出することを防ぐことができ、さらに
スイッチングノイズを防ぐことができる。
【0081】また、電源投入時後所定期間、第1のオペ
アンプの出力ノードに所定の電流を供給する電流源を設
けたため、電位発生回路のセットアップ時間を短縮する
ことができる。
【0082】また、複数の抵抗を設けたため、第1のオ
ペアンプの出力ノードの電位と参照電位とが平行に出力
され、ノイズの影響を受けにくくなる。
【0083】また、複数のコンデンサを設けたため、第
1のオペアンプの出力ノードの電位と参照電位とを使用
するアナログ回路の誤動作を防ぐことができる。
【0084】また、第4のオペアンプを設けたため、第
1のオペアンプ、電流供給回路、および電流引き込み回
路の電流供給の負担を軽減することができる。
【0085】また、第1のオペアンプの出力ノードに一
定の電流を供給する電流源を設けたため、電位発生回路
の出力に終端抵抗が接続される場合に、第1のオペアン
プ、電流供給回路、および電流引き込み回路の電流供給
の負担を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態による電位発生回路
の全体構成を示すブロック図である。
【図2】この発明の第2の実施形態による電位発生回路
の全体構成を示すブロック図である。
【図3】この発明の第3の実施形態による電位発生回路
の全体構成を示すブロック図である。
【図4】この発明の第4の実施形態による電位発生回路
の全体構成を示すブロック図である。
【図5】スピードを検知する回路を示す図である。
【図6】この発明の第5の実施形態による電位発生回路
の全体構成を示すブロック図である。
【図7】シミュレーションを行った回路の構成を示すブ
ロック図である。
【図8】Transientシミュレーション時におけ
る出力電位と供給電流について説明するための図であ
る。
【図9】シミュレーション結果を示す図であり、(a)
は電位発生回路の動作電源電流を、(b)は出力電流
を、(c)は出力電圧を示す。
【図10】位相補償シミュレーションの結果を示すグラ
フである。
【符号の説明】
OP1−OP4 オペアンプ PT1 PチャネルMOSトランジスタ NT1 NチャネルMOSトランジスタ 201 リミット回路 302,401,402 電流源 403 制御回路 R1−R6 抵抗 C1−C4 コンデンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平田 貴士 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 高橋 学志 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 寺田 裕 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5H410 BB01 CC02 DD02 EA11 EA12 EA32 EA38 EB01 EB14 EB37 FF03 FF25 JJ07

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の電位を発生させる電位発生回路で
    あって、 非反転入力に第1の基準電位が与えられ、反転入力に自
    身の出力ノードの電位が与えられ、前記出力ノードの電
    位が前記電位発生回路の出力となる第1のオペアンプ
    と、 前記第1のオペアンプの出力ノードの電位が所定のレベ
    ルよりも低いとき、前記第1のオペアンプの出力ノード
    に電流を供給する電流供給回路と、 前記第1のオペアンプの出力ノードの電位が所定のレベ
    ルよりも高いとき、前記第1のオペアンプの出力ノード
    から電流を引き込む電流引き込み回路とを備えることを
    特徴とする電位発生回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電位発生回路におい
    て、 前記電流供給回路は、 非反転入力または反転入力のいずれか一方に前記第1の
    オペアンプの出力ノードの電位が与えられ、他方に第2
    の基準電位が与えられる第2のオペアンプと、 電源電圧を受ける電源ノードと前記第1のオペアンプの
    出力ノードとの間に接続され、前記第2のオペアンプの
    出力に応答してオン/オフする第1のトランジスタとを
    含み、 前記電流引き込み回路は、 非反転入力または反転入力のいずれか一方に前記第1の
    オペアンプの出力ノードの電位が与えられ、他方に第3
    の基準電位が与えられる第3のオペアンプと、 前記第1のオペアンプの出力ノードと接地ノードとの間
    に接続され、前記第3のオペアンプの出力に応答してオ
    ン/オフする第2のトランジスタとを含むことを特徴と
    する電位発生回路。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の電位発生回路におい
    て、 前記第2の基準電位は、前記第1の基準電位よりも低
    く、 前記第3の基準電位は、前記第1の基準電位よりも高い
    ことを特徴とする電位発生回路。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の電位発生回路におい
    て、 前記第2のオペアンプは、負のオフセットをもち、 前記第3のオペアンプは、正のオフセットをもつことを
    特徴とする電位発生回路。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の電位発生回路におい
    て、 前記電位発生回路を駆動させたままで前記第1のオペア
    ンプの出力ノードの電位を0Vに落とす必要がある場合
    に、前記第1のオペアンプの出力ノードから電流を引き
    込む電流源をさらに備えることを特徴とする電位発生回
    路。
  6. 【請求項6】 請求項2に記載の電位発生回路におい
    て、 前記電位発生回路を駆動させたままで前記第1のオペア
    ンプの出力ノードの電位を0Vに落とす必要がある場合
    に、前記第3の基準電位を0Vにする制御回路をさらに
    備えることを特徴とする電位発生回路。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の電位発生回路におい
    て、 前記電位発生回路の電源の投入に応答して前記第1のオ
    ペアンプの出力ノードの電位を所定のレベルに設定する
    リミット回路をさらに備えることを特徴とする電位発生
    回路。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の電位発生回路におい
    て、 前記リミット回路は、 電源電圧を受ける電源ノードと前記第1のオペアンプの
    出力ノードとの間にダイオード接続されたPチャネルM
    OSトランジスタを含むことを特徴とする電位発生回
    路。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載の電位発生回路におい
    て、 電源投入時後所定期間、前記第1のオペアンプの出力ノ
    ードに所定の電流を供給する電流源を含むことを特徴と
    する電位発生回路。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載の電位発生回路におい
    て、 前記第1のオペアンプの出力ノードと接地ノードとの間
    に直列に接続された複数の抵抗をさらに備えることを特
    徴とする電位発生回路。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の電位発生回路にお
    いて、 前記複数の抵抗の相互接続ノードの各々と前記第1のオ
    ペアンプの出力ノードとの間に接続された複数のコンデ
    ンサをさらに備えることを特徴とする電位発生回路。
  12. 【請求項12】 請求項10に記載の電位発生回路にお
    いて、 非反転入力に前記第1のオペアンプの出力ノードの電位
    が与えられ、反転入力に自身の出力ノードの電位が与え
    られる第4のオペアンプをさらに備え、 前記複数の抵抗は、 前記第4のオペアンプの出力ノードと接地ノードとの間
    に直列に接続されることを特徴とする電位発生回路。
  13. 【請求項13】 請求項1に記載の電位発生回路におい
    て、 前記第1のオペアンプの出力ノードに一定の電流を供給
    する電流源をさらに備えることを特徴とする電位発生回
    路。
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