JP3701760B2 - 論理回路 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カレントモードで動作するNOR回路等の論理回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図8は、従来の従来のカレントモード論理回路の構成例を示す回路図である。この論理回路10は、図に示す通りNORの論理素子であり、npn型トランジスタQ11〜Q14、および抵抗素子R11により構成されている。
【0003】
トランジスタQ11のベースは制御信号VBBの供給ラインに接続され、エミッタは接地され、コレクタがトランジスタQ12〜Q14のエミッタに接続されている。トランジスタQ12のベースが第1の入力信号IN1の入力端子TIN1 に接続され、トランジスタQ13のベースが第2の入力信号IN2の入力端子TIN2 に接続され、トランジスタQ14のベースが基準信号VREF の入力端子TREF に接続されている。
トランジスタQ12およびQ13のコレクタは抵抗素子R11を介して電源電圧VCCの供給ラインに接続され、トランジスタQ14のコレクタは電源電圧VCCの供給ラインに接続されている。
そして、トランジスタQ12およびQ13のコレクタと抵抗素子R11との接続点により出力ノードNDOUT が構成され、この出力ノードNDOUT が出力端子TOUT に接続されている。
【0004】
このような構成において、第1および第2の入力信号IN1、IN2のどちらかハイレベルのとき、トランジスタQ12またはQ13がオン状態となって、出力ノードNDOUT の電位が接地電位に引き込まれ、出力信号SOUT のレベルはローレベルとなる。
【0005】
ここで、トランジスタQ11のベースには制御信号VBBが他の回路より与えられ、トランジスタQ11のコレクタには定電流Iが流れるようになっている。抵抗素子R11の抵抗値をRとすると、ローレベル出力の論理振幅VL は次式で与えられる。
【0006】
【数1】
L =R×I …(1)
【0007】
通常この値は、0.2〜0.3Vもあれば論理素子として使うことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この回路で低消費電力のものを実現しようとすると抵抗素子R11の抵抗値Rが非常に大きくなる。
たとえば、I=1μAでVL =0.2VとするとR=200kΩであり、通常のICプロセスでこのような高抵抗を多く使用することはコストや寄生素子の見地から、あまり得策ではない。
【0009】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、大型化を招くことなく、低消費電力化を図れる論理回路を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の論理回路は、ベースに論理信号が供給され、コレクタが出力ノードに接続された第1のトランジスタと、コレクタが上記第1のトランジスタのエミッタに接続され、エミッタが基準電位に接続され、ベースに供給される制御信号のレベルに応じたコレクタ電流を上記第1のトランジスタに供給する第2のトランジスタと、電源と上記出力ノードとの間に接続された負荷用pチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、上記負荷用pチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタのゲートにバイアス電圧を供給する第1のバイアス回路と、上記電源と上記出力ノードとの間に、負荷用pチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタに並列に接続されたnチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、上記nチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタのゲートにバイアス電圧を供給する第2のバイアス回路とを有する。
【0012】
また、本発明の論理回路では、上記第1のバイアス回路は、ベースに上記制御信号が供給され、エミッタが基準電位に接続された第3のトランジスタと、上記第3のトランジスタのコレクタと上記電源との間に接続された第2のpチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、上記第3のトランジスタに制御信号が供給されたときのコレクタ電圧を検出し、当該検出電圧と基準電圧とに基づいて上記第2のpチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタのゲート電位を、当該第2のpチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタに流れる電流が上記第3のトランジスタのコレクタ電流を越える所定の電位に保持させる帰還回路とを有し、上記保持電位をもって上記負荷用pチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタのゲートをバイアスする。
【0013】
また、本発明の論理回路では、上記第2のバイアス回路は、ベースに上記制御信号が供給され、エミッタが基準電位に接続された第4のトランジスタと、上記第4のトランジスタのコレクタと上記電源との間に接続され、ゲートが所定電位にバイアスされた第3のpチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、上記第4のトランジスタのコレクタと上記電源との間に、上記第3のpチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタに並列に接続され、上記第4のトランジスタに制御信号が供給されたときのコレクタ電圧を検出し、当該検出電圧と基準電圧とに基づいて上記第3のpチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタのゲート電位を、当該第3のpチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタに流れる電流が上記第4のトランジスタのコレクタ電流を越える所定の電位に保持させる第2の帰還回路とを有し、上記第2の帰還回路の保持電位をもって上記nチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタのゲートをバイアスする。
【0014】
本発明の論理回路によれば、負荷素子が抵抗素子に代えてpチャネルゲート絶縁型電界効果トランジスタにより構成されているので、低電圧電源のもとで動く高速論理回路と、低消費電力低速論理回路を実現できる。また、回路サイズもコンパクトで回路全体の大型化を防止できる。
【0015】
【発明の実施の形態】
第1実施形態
図1は、本発明に係るカレントモード論理回路の第1の実施形態を示す回路図であって、従来例を示す図8と同一構成部分は同一符号をもって表す。
【0016】
すなわち、本第1の実施形態の論理回路10aは、NORの論理回路で、npn型トランジスタQ11〜Q14、pチャネルMOS(以下、PMOS)トランジスタP11、バイアス回路11、およびDC−DCコンバータ12により構成されている。
【0017】
PMOSトランジスタP11のソースおよび基板(バックゲート)が第1の電源電圧VCC1の供 給ラインに接続され、ドレインがnpn型トランジスタQ12およびQ13のコレクタに接続され、これらの接続点により出力ノードNDOUT が構成されている。そして、PMOSトランジスタP11のゲートがバイアス回路11のバイアス電圧VPGの出力ラインに接続されている。
【0018】
バイアス回路11は、たとえばチャージポンプ系回路を有し、第1の電源電圧VCC1およびDC−DCコンバータ12で生成された第2の電源電圧VCC2を受けてバイアス電圧VPGを生成しPMOSトランジスタP11のゲートに供給する。
【0019】
DC−DCコンバータ12は、1V程度の第1の電源電圧VCC1を2V程度の第2の電源電圧VCC2に変換してバイアス回路11に供給する。
【0020】
本第1の実施形態の論理回路10aは、前述の図8中の抵抗素子R11をPMOSトランジスタP11に置き換え、そのゲートにはチャージポンプを使った回路11にてバイアスを与えることでPMOSトランジスタP11に抵抗素子の代わりの機能をさせている。
【0021】
PMOSトランジスタP11のサイズは、チャネル長Lが0.8μm、チャネル幅Wが2μm程度で、そのゲート電圧を制御することで抵抗値200kΩ程度を実現している。
これは、従来のように抵抗素子を負荷素子として用いた場合に比べて、その回路素子面積を100分の1程度にすることができる。
【0022】
またこの回路に場合、第1の電源電圧VCC1は、1V位の電圧で良い。
チャージポンプを使ったバイアス回路11には、別の電源電圧VCC2が必要である。VCC2は実際2V程度以上の電圧が必要であるが、ここより消費される電流は微小であるのでDC−DCコンバータ12にて第1の電源電圧VCC1より簡単に作ることができる。
よって、この論理回路はVCC1のみ(1V程度)により動作するもので、乾電池1本で働くシステムに向いている。またトランジスタQ11に流す電流によりこの論理回路の動作速度を変えることもできる。
【0023】
次に、バイアス回路11の具体的な構成例について図2を参照して説明する。図2は、PMOSトランジスタP11のバイアス回路11の具体的な構成例を示す回路図である。
【0024】
このバイアス回路11は、図2に示すように、PMOSトランジスタP111 〜P113 、npn型トランジスタQ111 、オペアンプOP111 、キャパシタC111 〜C114 、0.2Vの定電圧源V111 、アナログスイッチSW111 〜SW114 、ダイオードD111 ,D112 、および抵抗素子R111 ,R112 により構成されている。
【0025】
PMOSトランジスタP111 のソースおよび基板(バックゲート)は第1の電源電圧VCC1の供給ラインに接続され、ドレインはnpn型トランジスタQ111 のコレクタ、キャパシタC111 の一方の電極、およびオペアンプOP111 の非反転入力(+)に接続され、これらの接続点によりノードND111 が構成されている。そして、PMOSトランジスタP111 のゲートがキャパシタC111 の他方の電極および抵抗素子R112 の一端に接続され、これらの接続点によりノードND118 が構成されている。
npn型トランジスタQ111 のベースは制御信号VBBの供給ラインに接続され、エミッタは接地されている。
オペアンプOP111 の反転入力(−)は定電圧源V111 の負電極に接続され、出力はアナログスイッチSW111 ,SW113 の一端子に接続されている。また、オペアンプOP111 にはDC−DCコンバータによる第2の電源電圧VCC2が供給される。定電圧源V111 の正電極は第1の電源電圧VCC1の供給ラインに接続されている。
【0026】
アナログスイッチSW111 の他端子はアナログスイッチSW112 の一端子およびキャパシタC112 の一方の電極に接続され、アナログスイッチS113 の他端子はアナログスイッチS114 一端子およびキャパシタC113 の一方の電極に接続されている。そして、アナログスイッチSW112 ,SW114 の他端子は第2の電源電圧VCC2の供給ラインに接続されている。
キャパシタC112 の他方の電極はダイオードD111 のアノードおよびPMOSトランジスタP112 のドレインおよびゲートに接続され、キャパシタC113 の他方の電極はダイオードD112 のアノードおよびPMOSトランジスタP113 のドレインおよびゲートに接続されている。
ダイオードD111 およびD112 のカソード同士が接続され、その接続点およびPMOSトランジスタP112 ,P113 の基板(バックゲート)が第1の電源電圧VCC1の供給ラインに接続されている。PMOSトランジスタP112 ,P113 のソースは抵抗素子R111 の一端、抵抗素子R112 の他端、および平滑用キャパシタC114 の一方の電極に接続され、これらの接続点によりノードND117 が構成されている。
そして、抵抗素子R111 の他端およびキャパシタC114 の他方の電極が第1の電源電圧VCC1の供給ラインに接続されている。
【0027】
このような構成を有するバイアス回路11においては、たとえばアナログスイッチSW112 ,SW114 はPMOSトランジスタからなるアナログスイッチにより構成され、SW111 ,SW113 はPMOSトランジスタおよびNMOSトランジスタのソース・ドレイン同士を接続したアナログスイッチにより構成される。
そして、アナログスイッチSW111 ,SW114 がON状態の時はアナログスイッチSW112 ,SW113 がOFF状態になり、アナログスイッチSW111 ,SW114 がOFF状態の時はアナログスイッチSW112 ,SW113 がON状態になるように制御され、交互にこれが繰り返される。
【0028】
このような構成において、始めVPGの電位がVCC1近くにあると、PMOSトランジスタP111 はOFF状態に近い。
論理回路10aが動作するときはトランジスタQ11のベースに制御信号VBBが他の回路より与えられと同時にこのバイアス回路11のトランジスタQ111 のベースにも供給される。
その結果、ノードND111 の電位はトランジスタQ111 のコレクタ電流により接地電位GND近くまで引き下げられる。この結果、オペアンプOP111 の非反転入力(+)側が(VCC1−0.2V)で固定された反転入力(−)側より低くなるので、ノードND112 の電位はGND近くまで下がる。
【0029】
そして、アナログスイッチSW111 ,SW114 とアナログスイッチSW112 ,SW113 が交互にON状態、OFF状態に制御されるので、ノードND113 ,ND114 には(VCC2−(ノードND112 の電位))のパルスが発生する。
結果的にそのパルスはキャパシタC112 ,C113 によりノードND115 ,ND116 に伝えられる。
このとき、ノードND115 ,ND116 の電位が高い時は、キャパシタC112 ,C113 からダイオードD111 ,D112 を介して電流が流れる。
一方、ノードND115 ,ND116 の電位が低い時はPMOSトランジスタP112 ,P113 を介してキャパシタC111 ,C112 に電流が流れることになり、その電流はノードND117 の電位を引き下げることになる。
ノードND117 は抵抗素子R111 により第1の電源電圧VCC1の供給ラインに接続されているので、抵抗素子R111 を介して第1の電源電圧VCC1からノードND117 に電流が流れる。
【0030】
しかし、前述のPMOSトランジスタP112 ,P113 に流れる電流の和IM は抵抗素子R111 を介して流れ込む電流より大きいのでノードND117 の電位は下がり続ける。
このノードND117 とノードND118 (電位VPG)は抵抗素子R112 により接続されているので、キャパシタC111 により少し遅れてノードND111 の電位は下がっていく。
このままいくとPMOSトランジスタP111 のゲート電圧が下がる方向に進むので、PMOSトランジスタP111 にはゲート電圧がVT を超えるころから電流が流れ始め、さらにゲート電圧が下がると、PMOSトランジスタP111 のドレイン電流がトランジスタQ111 のコレクタ電流を上回るため、ノードND111 の電位が上昇してくる。
ノードND111 の電位が(VCC1−0.2V)に近づくと、オペアンプOP111 の出力電位(ノードND112 の電位)が上昇するので、結果として電流IM が減少し、ノードND111 の電位が(VCC1−0.2V)となる所で全体が安定化する。
この時のノードND118 の電位VPGが論理回路10a中のPMOSトランジスタP11のゲートに与えられる。
【0031】
このようなバイアス状態で、第1および第2の入力信号IN1、IN2のどちらかハイレベルのとき、トランジスタQ12またはQ13がオン状態となって、出力ノードNDOUT の電位が接地電位に引き込まれ、出力信号SOUT のレベルはローレベルとなる。
【0032】
以上説明したように、本第1の実施形態によれば、負荷素子を抵抗素子に代えてPMOSトランジスタP11により構成し、そのゲートにチャージポンプを使った回路11にてバイアスを与えることでPMOSトランジスタP11に抵抗素子の代わりの機能をさせているので、大型化を招くことなく、低消費電力化を図れ、低電圧電源(電池1本)のもとで動く高速論理回路と、低消費電力低速論理回路を実現できる。
また、回路サイズもコンパクトで回路全体の大型化を防止できる。
さらに、定電流動作の論理回路であるのでCMOSロジックのような電源ノイズを発生しない。したがって、精度の高い論理回路を実現できる。
このような理由から、デジタル、アナログ混在ICの可能な分野が大きく拡がるという利点がある。
【0033】
第2実施形態
図3は、本発明に係るカレントモード論理回路の第2の実施形態示す回路図である。
【0034】
本第2の実施形態が上述した第1の実施形態と異なる点は、第1の電源電圧VCC1の供給ラインと出力ノードNDOUT との間に、負荷用PMOSトランジスタP11に対して並列にnチャネルMOS(NMOS)トランジスタN11を設け、さらに、バイアス回路11と同様にチャージポンプ回路を用いたNMOSトランジスタN11のバイアス回路13を設けたことにある。
このNMOSトランジスタN11は、PMOSトランジスタP11に流れる電流が小さい所ではPMOSトランジスタP11は定電流的動作に近くなるので、PMOSトランジスタP11が飽和する領域近傍で相補的に動作して補助的に電流を流し出力電位を安定に保持できるように設けられている。
なお、図3においては、DC−DCコンバータは省略してある。
【0035】
バイアス回路13は、図4に示すように、npn型トランジスタQ131 、PMOSトランジスタP131 、NMOSトランジスタN131 、オペアンプOP131 、キャパシタC131 〜C134 、0.2Vの定電圧源V131 、アナログスイッチSW131 〜SW134 、ダイオードD131 〜D134 、および抵抗素子R131 ,R132 により構成されている。
【0036】
PMOSトランジスタP131 のソースおよび基板(バックゲート)は第1の電源電圧VCC1の供給ラインに接続され、ドレインはnpn型トランジスタQ131 のコレクタ、NMOSトランジスタN131 のソース、およびオペアンプOP131 の非反転入力(+)に接続され、これらの接続点によりノードND131 が構成されている。そして、PMOSトランジスタP131 のゲートにはバイアス回路11のバイアス電圧VPGが供給される。
NMOSトランジスタN131 のドレインは第1の電源電圧VCC1の供給ラインに接続され、ゲートが抵抗素子R132 の一端およびキャパシタC131 の一方の電極に接続されている。そして、キャパシタC131 の他方の電極は接地されている。 npn型トランジスタQ131 のベースは制御信号VBBの供給ラインに接続され、エミッタは接地されている。
【0037】
オペアンプOP131 の反転入力(−)は0.2Vの定電圧源V131 の負電極に接続され、出力はアナログスイッチSW131 ,SW133 の一端子に接続されている。また、オペアンプOP131 にはDC−DCコンバータによる第2の電源電圧VCC2が供給される。定電圧源V131 の正電極は第1の電源電圧VCC1の供給ラインに接続されている。
【0038】
アナログスイッチSW131 の他端子はアナログスイッチSW132 の一端子およびキャパシタC132 の一方の電極に接続され、アナログスイッチS133 の他端子はアナログスイッチS134 一端子およびキャパシタC133 の一方の電極に接続されている。そして、アナログスイッチSW132 ,SW134 の他端子は第2の電源電圧VCC2の供給ラインに接続されている。
キャパシタC132 の他方の電極はダイオードD131 のカソードおよびダイオードD133 のアノードに接続され、キャパシタC133 の他方の電極はダイオードD132 のカソードおよびダイオードD134 のアノードに接続されている。
ダイオードD131 およびD132 のアノード同士が接続され、その接続点が第1の電源電圧VCC1の供給ラインおよび抵抗素子R131 の一端に接続されている。そして、ダイオードD133 およびD134 のカソードが抵抗素子R131 ,R132 の他端およびキャパシタC134 の一方の電極に接続され、キャパシタC134 の他方の電極は接地されている。
【0039】
このような構成を有するバイアス回路13においては、上述したバイアス回路たとえばアナログスイッチSW132 ,SW134 はPMOSトランジスタからなるアナログスイッチにより構成され、SW131 ,SW133 はPMOSトランジスタおよびNMOSトランジスタのソース・ドレイン同士を接続したアナログスイッチにより構成される。
そして、アナログスイッチSW131 ,SW134 がON状態の時はアナログスイッチSW132 ,SW133 がOFF状態になり、アナログスイッチSW131 ,SW134 がOFF状態の時はアナログスイッチSW132 ,SW133 がON状態になるように制御され、交互にこれが繰り返される。
そして、バイアス回路13の動作はバイアス回路11と基本的には同じであるため、ここではその詳細な説明は省略する。
【0040】
ただし、この回路の場合、バイアス回路11中のPMOSトランジスタP111 のゲート幅が少し大きく設定され、また、PMOSトランジスタP131 大きさは論理回路10b中のPMOSトランジスタP11と同じ大きさに設定される。
このような構成においては、NMOSトランジスタN131 がないとした時、ノードND131 の電位は(VCC1−0.2V)より低くなるが、実際はNMOSトランジスタN131 を含めたフィードバックループがあるので、ノードND131 の電位が(VCC1−0.2V)となるようにNMOSトランジスN131 のゲート電圧が決まってくる。
【0041】
バイアス回路11中のPMOSトランジスタP111 のサイズを適当に選べば論理回路10bの出力立ち上がり、立ち下がりの時間を調整できる。
【0042】
本第2の実施形態によれば、上述した第1の実施形態に効果に加えて、より精度の高い論理回路を実現することができる。
【0043】
なお、バイアス回路は回路全体に共通に使えるので、これが全体の回路規模を大きくすることはない。ただ、幾種類かの動作速度の違う論理回路を使う時は、その種類の数分バイアス回路を用意すればよい。
【0044】
第3実施形態
図5は、本発明に係るカレントモード論理回路の第3の実施形態を示す回路図である。
図5の回路は、低電圧動作のフリップフロップ回路に応用した例を示すものである。
【0045】
この論理回路10cは、図5に示すように、ゲートがバイアス回路11による電圧VPGでバイアスされた負荷用PMOSトランジスタP11a〜P11d、
電流源用npn型トランジスタQ11a,Q11b、エミッタ同士が接続され信号入力用の差動対を構成するnpn型トランジスタQ12a,Q13a、Q12b,Q13b、Q12c,Q13c、Q12d,Q13d、および電流切換用npn型トランジスタQ15a〜Q15dにより構成されている。
【0046】
この回路においては、PMOSトランジスタP11a〜P11dのソースが第1の電源電圧VCC1の供給ラインに接続され、これらのゲートがバイアス回路11の出力に接続されている。
PMOSトランジスタP11aのドレインがトランジスタQ12a,Q12bのコレクタおよびトランジスタQ13b,Q12cのベースに接続されている。PMOSトランジスタP11bのドレインがトランジスタQ13a,Q13bのコレクタおよびトランジスタQ12b,Q13cのベースに接続されている。
PMOSトランジスタP11cのドレインがトランジスタQ12c,Q12dのコレクタに接続され、これらの接続点によりフリップフロップの出力Qが構成されている。
PMOSトランジスタP11dのドレインがトランジスタQ13c,Q13dのコレクタおよびトランジスタQ12d,Q13dのベースに接続され、これらの接続点によりフリップフロップの反転出力QBが構成されている。
また、トランジスタQ12aのベースにデータDが、トランジスタ13aのベースに反転データDBが供給される。
【0047】
トランジスタQ12a,Q13aのエミッタ同士の接続点はトランジスタQ15aのコレクタに、トランジスタQ12b,Q13bのエミッタ同士の接続点はトランジスタQ15bのコレクタに、トランジスタQ12c,Q13cのエミッタ同士の接続点はトランジスタQ15cのコレクタに、トランジスタQ12d,Q13dのエミッタ同士の接続点はトランジスタQ15dのコレクタにそれぞれ接続されている。
トランジスタQ15a,Q15bのエミッタ同士が接続され、その接続点がトランジスタQ11aのコレクタに接続されている。同様に、トランジスタQ15c,Q15dのエミッタ同士が接続され、その接続点がトランジスタQ11bのコレクタに接続されている。
そして、トランジスタQ15b,Q15cのベースにクロック信号CKが供給され、トランジスタQ15a,Q15dのベースに反転クロック信号CKBが供給される。
また、トランジスタQ11a,Q11bのベースに制御信号VBBが供給される。
【0048】
以上の構成を有するフリップフロップ10cを実際にトグルさせたところ、図6に示すように、VCC1=1.1V、ICC1=60μAで625MHzで動作した。
【0049】
また、第2の実施形態と同様にPMOSトランジスタP11a〜P11dに並列にNMOSトランジスタを設けて、ICC1=1μAとした場合、図7に示すように、10MHzで動作した。
【0050】
このように、本発明では、低電圧電源のもとで動く高速論理回路と、低消費電力低速論理回路を実現できる利点がある。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、大型化を招くことなく、低消費電力化を図れ、低電圧電源のもとで動く高速論理回路と、低消費電力低速論理回路を実現できる。
また、回路サイズもコンパクトで回路全体の大型化を防止できる。
さらに、定電流動作の論理回路であるのでCMOSロジックのような電源ノイズを発生しない。したがって、精度の高い論理回路を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカレントモード論理回路の第1の実施形態を示す回路図である。
【図2】本発明に係るPMOSトランジスタ用バイアス回路の構成例を示す回路図である。
【図3】本発明に係るカレントモード論理回路の第2の実施形態を示す回路図である。
【図4】本発明に係るNMOSトランジスタ用バイアス回路の構成例を示す回路図である。
【図5】本発明に係るカレントモード論理回路の第3の実施形態を示す回路図である。
【図6】図5の回路のシミュレーション結果を示す図である。
【図7】図5の回路にPMOSトランジスタに並列にNMOSトランジスタを付加した回路のシミュレーション結果を示す図である。
【図8】従来のカレントモード論理回路の構成例を示す回路図である。
【符号の説明】
10a〜10c…論理回路
11…PMOSトランジスタ用バイアス回路
P111 〜P113 …PMOSトランジスタ
Q111 …npn型トランジスタ
OP111 …オペアンプ
C111 〜C114 …キャパシタ
V111 …0.2Vの定電圧源
SW111 〜SW114 …アナログスイッチ
D111 ,D112 …ダイオード
R111 ,R112 …抵抗素子
12…DC−DCコンバータ
13…NMOSトランジスタ用バイアス回路
P131 …PMOSトランジスタ
N131 …NMOSトランジスタ
OP131 …オペアンプ
C131 〜C134 …キャパシタ
V131 …0.2Vの定電圧源
SW131 〜SW134 …アナログスイッチ
D131 〜D134 …ダイオード
R131 ,R132 …抵抗素子
P11,P11a〜P11d…負荷用PMOSトランジスタ
Q11,Q11a,Q11b…電流源用npn型トランジスタ
Q12,Q12a〜Q12d,Q13a〜Q13d…信号入力用npn型トランジスタ
Q15a〜Q15d…電流切換用npn型トランジスタ

Claims (4)

  1. ベースに論理信号が供給され、コレクタが出力ノードに接続された第1のトランジスタと、
    コレクタが上記第1のトランジスタのエミッタに接続され、エミッタが基準電位に接続され、ベースに供給される制御信号のレベルに応じたコレクタ電流を上記第1のトランジスタに供給する第2のトランジスタと、
    電源と上記出力ノードとの間に接続された負荷用pチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、
    上記負荷用pチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタのゲートにバイアス電圧を供給する第1のバイアス回路と
    上記電源と上記出力ノードとの間に、負荷用pチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタに並列に接続されたnチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、
    上記nチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタのゲートにバイアス電圧を供給する第2のバイアス回路と
    を有する論理回路。
  2. ベースに論理信号が供給され、コレクタが出力ノードに接続された第1のトランジスタと、
    コレクタが上記第1のトランジスタのエミッタに接続され、エミッタが基準電位に接続され、ベースに供給される制御信号のレベルに応じたコレクタ電流を上記第1のトランジスタに供給する第2のトランジスタと、
    電源と上記出力ノードとの間に接続された負荷用pチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、
    上記負荷用pチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタのゲートにバイアス電圧を供給する第1のバイアス回路と、
    を有し、
    上記第1のバイアス回路は、ベースに上記制御信号が供給され、エミッタが基準電位に接続された第3のトランジスタと、
    上記第3のトランジスタのコレクタと上記電源との間に接続された第2のpチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、
    上記第3のトランジスタに制御信号が供給されたときのコレクタ電圧を検出し、当該検出電圧と基準電圧とに基づいて上記第2のpチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタのゲート電位を、当該第2のpチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタに流れる電流が上記第3のトランジスタのコレクタ電流を越える所定の電位に保持させる帰還回路とを有し、
    上記保持電位をもって上記負荷用pチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタのゲートをバイアスする
    論理回路。
  3. 上記第1のバイアス回路は、ベースに上記制御信号が供給され、エミッタが基準電位に接続された第3のトランジスタと、
    上記第3のトランジスタのコレクタと上記電源との間に接続された第2のpチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、
    上記第3のトランジスタに制御信号が供給されたときのコレクタ電圧を検出し、当該検出電圧と基準電圧とに基づいて上記第2のpチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタのゲート電位を、当該第2のpチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタに流れる電流が上記第3のトランジスタのコレクタ電流を越える所定の電位に保持させる帰還回路とを有し、
    上記保持電位をもって上記負荷用pチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタのゲートをバイアスする
    請求項1記載の論理回路。
  4. 上記第2のバイアス回路は、ベースに上記制御信号が供給され、エミッタが基準電位に接続された第4のトランジスタと、
    上記第4のトランジスタのコレクタと上記電源との間に接続され、ゲートが所定電位にバイアスされた第3のpチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、
    上記第4のトランジスタのコレクタと上記電源との間に、上記第2のpチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタに並列に接続され、上記第4のトランジスタに制御信号が供給されたときのコレクタ電圧を検出し、当該検出電圧と基準電圧とに基づいて上記第3のpチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタのゲート電位を、当該第3のpチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタに流れる電流が上記第4のトランジスタのコレクタ電流を越える所定の電位に保持させる第2の帰還回路とを有し、
    上記第2の帰還回路の保持電位をもって上記nチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタのゲートをバイアスする
    請求項1乃至3のいずれかに記載の論理回路。
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