JP2001174516A - 半導体試験装置 - Google Patents

半導体試験装置

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JP2001174516A
JP2001174516A JP35975299A JP35975299A JP2001174516A JP 2001174516 A JP2001174516 A JP 2001174516A JP 35975299 A JP35975299 A JP 35975299A JP 35975299 A JP35975299 A JP 35975299A JP 2001174516 A JP2001174516 A JP 2001174516A
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Tatsuhisa Arai
達久 新居
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Toshiba Electronic Device Solutions Corp
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Toshiba Corp
Toshiba Microelectronics Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体デジタル回路からのデジタル信号出力
期間内に発生するオーバーシュート、アンダーシュ−ト
及び波形の歪を短時間且つ低コストで検出すること。 【解決手段】 オーバーシュートがあると、ピークホー
ルド回路13がハイレベルを保持し、アンダーシュート
があると、ピークホールド回路15がハイレベルを保持
し、波形の歪があると、ピークホールド回路14がハイ
レベルを保持するため、いずれの場合もオア回路17か
らハイレベルが出力され、不良品を検出する。正常波形
の場合、ピークホールド回路13、14、15全てがロ
ーレベルを保持するため、オア回路17からローレベル
が出力され、良品を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体回路等の直
流試験に係り、特に半導体デジタル回路の出力試験を行
って回路の良否を判定する半導体試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体デジタル回路の出力試験
は、図7に示すように、半導体デジタル回路から出力さ
れたデジタル信号のセンター付近に、テストストローブ
を立て、このストローブ期間のみ前記デジタル信号を電
圧計などの測定器に入力して、前記デジタル信号のハ
イ、ローレベルの切り替わりの試験を実施してきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来の試
験方法(1)で試験を実施すると,デジタル信号出力期
間内にオーバーシュート、アンダーシュ−ト及び波形の
歪が発生しても、これらがセンター付近のストローブ期
間から外れていれば発見が困難である。
【0004】そこで、上記問題点を回避するために、図
8に示すように、別の試験方法(2)で試験が実施され
ている。この試験方法では、デジタル信号の出力期間
中、毎回テストストローブ(テスト1ストローブ〜テス
トnストローブ)を立て、複数回に亙って、前記デジタ
ル信号のレベルを測定することにより、デジタル信号の
出力期間内に発生するオーバーシュート、アンダーシュ
−ト及び波形の歪を検出することができる。しかし、こ
の方法だと、毎回テストストローブを立てて試験をしな
ければならないため、試験時間が大幅に長くなると共に
試験コストが高くなる。
【0005】このため、問題が生じない限り、従来の試
験方法(2)は用いられず、通常は、従来の試験方法
(1)で半導体デジタル回路のデジタル出力信号の試験
が実施されるため、半導体デジタル回路の品質管理上、
不利であった。
【0006】本発明は、上述の如き従来の課題を解決す
るためになされたもので、その目的は、半導体デジタル
回路からのデジタル信号出力期間内に発生するオーバー
シュート、アンダーシュ−ト及び波形の歪を短時間且つ
低コストで検出することができる半導体試験装置を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明の特徴は、入力信号と第1の基準電
圧とを比較する第1の比較回路と、入力信号と第2の基
準電圧とを比較する第2の比較回路と、第1の比較回路
の比較結果信号を非反転又は反転してピークホールドす
る第1のピークホールド手段と、第2の比較回路の比較
結果信号を反転してピークホールドする第2のピークホ
ールド手段と、第1、第2のピークホールド手段の保持
信号の論理和を取る論理回路とを具備することにある。
【0008】この請求項1の発明によれば、例えば、第
1の比較回路と第1のピークホールド手段でオーバーシ
ュートを、第2の比較回路と第2のピークホールド手段
でアンダーシュ−トを検出するように割り当て、論理回
路がハイレベルの信号を出力すると、半導体回路から入
力されるデジタル信号のオーバーシュートか又はアンダ
ーシュ−トが検出され、半導体回路が不良品であること
が分かる。又、論理回路がローレベルの信号を出力する
と、入力されるデジタル信号が正常であることか検出さ
れ、半導体回路が良品であることが分かる。第1の比較
回路と第1のピークホールド手段でオーバーシュート
を、第2の比較回路と第2のピークホールド手段で波形
歪みを検出するように割り当てても同様で、第1の比較
回路と第1のピークホールド手段で波形歪みを、第2の
比較回路と第2のピークホールド手段でアンダーシュー
トを検出するように割り当てても同様である。
【0009】請求項2の発明の特徴は、第1の基準電圧
は第2の基準電圧より大きいことにある。
【0010】請求項3の発明の特徴は、入力信号と第1
の基準電圧とを比較する第1の比較回路と、入力信号と
第2の基準電圧とを比較する第2の比較回路と、入力信
号と第3の基準電圧とを比較する第3の比較回路と、第
1の比較回路の比較結果信号をピークホールドする第1
のピークホールド手段と、第2の比較回路の比較結果信
号を反転してピークホールドする第2のピークホールド
手段と、第3の比較回路の比較結果信号を反転してピー
クホールドする第3のピークホールド手段と、第1、第
2のピークホールド手段の保持信号の論理和を取る第1
の論理回路と、第1論理回路の出力信号と第3のピーク
ホールド手段の保持信号の論理和を取る第2の論理回路
とを具備することにある。
【0011】この請求項3の発明によれば、例えば、第
1の比較回路と第1のピークホールド手段でオーバーシ
ュートを、第2の比較回路と第2のピークホールド手段
で波形の歪みを、第2の比較回路と第2のピークホール
ド手段でアンダーシュ−トを検出するように割り当て、
第2の論理回路がハイレベルの信号を出力すると、半導
体回路から入力されるデジタル信号のオーバーシュート
か、アンダーシュ−トか波形歪みが検出され、半導体回
路が不良品であることが分かる。又、第2の論理回路が
ローレベルの信号を出力すると、入力されるデジタル信
号が正常であることか検出され、半導体回路が良品であ
ることが分かる。
【0012】請求項4の発明の特徴は、第1の基準電圧
は第2の基準電圧より大きく、且つ第2の基準電圧は第
3の基準電圧より大きいことにある。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明の半導体試験装置
の第1の実施形態を示したブロック図である。半導体試
験装置は、入力端子18から入力されるデジタル信号が
一方の入力に入力されるコンパレータ4、このコンパレ
ータ4の比較結果信号を入力して出力するバッファ7、
バッファ7から出力される信号のピークホールド回路1
3への入力、遮断を行うスイッチ回路10、コンパレー
タ4の比較結果信号のピークをホールドするピークホー
ルド回路13及び、前記デジタル信号が一方の入力に入
力されるコンパレータ5、このコンパレータ5の比較結
果信号を反転するインバータ8、インバータ8から出力
される信号のピークホールド回路14への入力、遮断を
行うスイッチ回路11、コンパレータ5の反転比較結果
信号のピークをホールドするピークホールド回路14及
び、前記デジタル信号が一方の入力に入力されるコンパ
レータ6、このコンパレータ6の比較結果信号を反転す
るインバータ9、このインバータ9から出力される信号
のピークホールド回路15への入力、遮断を行うスイッ
チ回路12、コンパレータ6の反転比較結果信号のピー
クをホールドするピークホールド回路15及び、ピーク
ホールド回路13、14のホールド信号の論理和を取る
オア回路16及び、オア回路16の出力とピークホール
ド回路15のホールド信号の論理和を取り出力端子19
へ出力するオア回路17を有し、更に、コンパレータ
4、5、6の他方の入力にLimitHi、Limit
Cen、LimitLoの基準電圧を供給する基準電圧
源1、2、3を有している。
【0014】ここで、各コンパレータ4、5、6へ供給
される基準電圧LimitHi、LimitCen、L
imitLoは、予め設定しておき、例えば、コンパレ
ータ4においては、入力されるデジタル信号がLimi
tHiより高ければ、その出力がハイレベルになり、逆
にLimitHiより低ければ、その出力がローレベル
になる。他のコンパレータ5、6においても、動作は同
様である。
【0015】次に本実施の形態のオーバーシュート検出
動作について図2のタイムチャートを参照して説明す
る。但し、図2の(1)〜(11)は図1の(1)〜
(11)で示した位置の信号波形を示している。
【0016】例えば、入力端子18から被検査半導体回
路からの図2(a)に示すようなデジタル信号が入力さ
れると、この入力デジタル信号は、コンパレータ4、
5、6で、基準電圧LimitHi、LimitCe
n、LimitLoと比較される。これら基準電圧Li
mitHi、LimitCen、LimitLoと入力
デジタル信号との関係は、図2(a)に示す如くであ
る。
【0017】また、前記入力端子18から入力されるデ
ジタル信号の入力に同期して、図2(b)に示すような
ゲートパルスがスイッチ回路10、11、12に入力さ
れて、これらスイッチ回路10、11、12をオンす
る。
【0018】入力端子18から上記のようなデジタル信
号が入力されると、コンパレータ4の出力は(1)に示
すように当初入力デジタル信号のオーバーシュートを検
出してハイレベルを出力するため、このハイレベルの信
号がバッファ7により同相で(2)のように出力され、
スイッチ回路10を通ってピークホールド回路13によ
り(3)に示すようにピークホールドされる。
【0019】上記のようなデジタル信号が入力される
と、コンパレータ5の出力は(4)に示すようにハイレ
ベルを出力するため、このハイレベルの信号がインバー
タ8により(5)に示すように反転出力され、スイッチ
回路11を通ってピークホールド回路14により(6)
に示すようにピークホールドされる。
【0020】上記のようなデジタル信号が入力される
と、コンパレータ6の出力は(7)に示すようにハイレ
ベルを出力するため、このハイレベルの信号がインバー
タ9により(8)に示すように反転出力され、スイッチ
回路12を通ってピークホールド回路15により(9)
に示すようにピークホールドされる。
【0021】従って、オア回路16はピークホールド回
路13にホールドされたハイレベルと、ピークホールド
回路14にホールドされたローレベルの信号の論理和を
取り、その結果である(10)に示すにようなハイレベ
ルの信号をオア回路17に出力する。オア回路17はオ
ア回路16の出力とピークホールド回路15にホールド
されたローレベルの信号の論理和を取り、(11)に示
す如く不良品を意味するハイレベル信号を出力する。
【0022】次にアンダーシュート検出動作について図
3のタイムチャートを参照して説明する。但し、図3の
(1)〜(11)は図1の(1)〜(11)で示した位
置の信号波形を示している。
【0023】例えば、入力端子18から被検査半導体回
路からの図3(a)に示すようなデジタル信号が入力さ
れると、この入力デジタル信号は、コンパレータ4、
5、6で、基準電圧LimitHi、LimitCe
n、LimitLoと比較される。これら基準電圧Li
mitHi、LimitCen、LimitLoと入力
デジタル信号との関係は、図3(a)に示す如くであ
る。
【0024】また、前記入力端子18から入力されるデ
ジタル信号の入力に同期して、図3(b)に示すような
ゲートパルスがスイッチ回路10、11、12に入力さ
れて、これらスイッチ回路10、11、12をオンす
る。
【0025】入力端子18から上記のようなデジタル信
号が入力されると、コンパレータ4の出力は(1)に示
すようにローレベルを出力するため、このローレベルの
信号がバッファ7により同相で(2)のように出力さ
れ、スイッチ回路10を通ってピークホールド回路13
により(3)に示すようにピークホールドされる。
【0026】上記のようなデジタル信号が入力される
と、コンパレータ5の出力は(4)に示すようにハイレ
ベルを出力するため、このハイレベルの信号がインバー
タ8により(5)に示すように反転出力され、スイッチ
回路11を通ってピークホールド回路14により(6)
に示すようにピークホールドされる。
【0027】上記のようなデジタル信号が入力される
と、コンパレータ6の出力は(7)に示すように当初ハ
イレベルで、入力デジタル信号のアンダーシュートを検
索して最後にローレベルとなり、このような信号がイン
バータ9により(8)に示すように反転出力され、スイ
ッチ回路12を通ってピークホールド回路15により
(9)に示すようなハイレベルがピークホールドされ
る。
【0028】従って、オア回路16はピークホールド回
路13にホールドされたローレベルと、ピークホールド
回路14にホールドされたローレベルの信号の論理和を
取り、その結果である(10)に示すにようなローレベ
ルの信号をオア回路17に出力する。オア回路17はオ
ア回路16の出力とピークホールド回路15にホールド
されたハイレベルの信号の論理和を取り、(11)に示
す如く不良品を意味するハイレベル信号を出力する。
【0029】次に入力信号波形の歪検出動作について図
4のタイムチャートを参照して説明する。但し、図4の
(1)〜(11)は図1の(1)〜(11)で示した位
置の信号波形を示している。
【0030】例えば、入力端子18から被検査半導体チ
ップからの図4(a)に示すようなデジタル信号が入力
されると、この入力デジタル信号は、コンパレータ4、
5、6で、基準電圧LimitHi、LimitCe
n、LimitLoと比較される。これら基準電圧Li
mitHi、LimitCen、LimitLoと入力
デジタル信号との関係は、図4(a)に示す如くであ
る。
【0031】また、前記入力端子18から入力されるデ
ジタル信号の入力に同期して、図4(b)に示すような
ゲートパルスがスイッチ回路10、11、12に入力さ
れて、スイッチ回路10、11、12をオンする。
【0032】入力端子18から上記のようなデジタル信
号が入力されると、コンパレータ4の出力は(1)に示
すようにローレベルを出力するため、このローレベルの
信号がバッファ7により同相で(2)のように出力さ
れ、スイッチ回路10を通ってピークホールド回路13
により(3)に示すようにピークホールドされる。
【0033】上記のようなデジタル信号が入力される
と、コンパレータ5の出力は(4)に示すように当初ハ
イレベルを出力するが、入力デジタル信号の歪みを検出
して一時ローレベルとなり再度ハイレベルになる。この
ようなコンパレータ5の出力信号はインバータ8により
(5)に示すように反転出力され、スイッチ回路11を
通ってピークホールド回路14により(6)に示すよう
なハイレベルがピークホールドされる。
【0034】上記のようなデジタル信号が入力される
と、コンパレータ6の出力は(7)に示すようにハイレ
ベルを出力するため、このハイレベルの信号が(8)に
示すようにインバータ9により反転出力され、スイッチ
回路12を通ってピークホールド回路15により(9)
に示すようにピークホールドされる。
【0035】従って、オア回路16はピークホールド回
路13にホールドされたローレベルと、ピークホールド
回路14にホールドされたハイレベルの出力の論理和を
取り、その結果である(10)に示すにようなハイレベ
ルをオア回路17に出力する。オア回路17はオア回路
16の出力とピークホールド回路15にホールドされた
ローレベルの信号の論理和を取り、(11)に示す如く
不良品を意味するハイレベル信号を出力する。
【0036】次に入力信号波形正常時の動作について図
5のタイムチャートを参照して説明する。但し、図5の
(1)〜(11)は図1の(1)〜(11)で示した位
置の信号波形を示している。
【0037】例えば、入力端子18から被検査半導体チ
ップからの図5(a)に示すようなデジタル信号が入力
されると、この入力デジタル信号は、コンパレータ4、
5、6で、基準電圧LimitHi、LimitCe
n、LimitLoと比較される。これら基準電圧Li
mitHi、LimitCen、LimitLoと入力
デジタル信号との関係は、図5(a)に示す如くであ
る。
【0038】また、前記入力端子18から入力されるデ
ジタル信号の入力に同期して、図5(b)に示すような
ゲートパルスがスイッチ回路10、11、12に入力さ
れて、これらスイッチ回路10、11、12をオンす
る。
【0039】入力端子18から上記のようなデジタル信
号が入力されると、コンパレータ4の出力は(1)に示
すようにローレベルを出力するため、このローレベルの
信号がバッファ7より同相で(2)のように出力され、
スイッチ回路10を通ってピークホールド回路13によ
り(3)に示すようにピークホールドされる。
【0040】上記のようなデジタル信号が入力される
と、コンパレータ5の出力は(4)に示すようにハイレ
ベルを出力するため、このハイレベルの信号がインバー
タ8により(5)に示すように反転出力され、スイッチ
回路11を通ってピークホールド回路14により(6)
に示すようにピークホールドされる。
【0041】上記のようなデジタル信号が入力される
と、コンパレータ6の出力は(7)に示すようにハイレ
ベルを出力するため、このハイレベルの信号がインバー
タ9により(8)に示すように反転出力され、スイッチ
回路12を通って(9)に示すようにピークホールド回
路15によりピークホールドされる。
【0042】従って、オア回路16はピークホールド回
路13にホールドされたローレベルと、ピークホールド
回路14にホールドされたローレベルの信号の論理和を
取り、その結果である(10)に示すにようなローレベ
ルをオア回路17に出力する。オア回路17はオア回路
16の出力とピークホールド回路15にホールドされた
ローレベルの信号の論理和を取り、(11)に示す如く
良品を意味するローレベル信号を出力する。
【0043】本実施の形態によれば、半導体デジタル回
路のデジタル出力信号を直接コンパレータに入力し、そ
の出力をサンプルホールドするため、入力されるデジタ
ル信号のオーバーシュート、アンダーシュート及び波形
の歪のいずれでも検出でき、図2、3、4のタイムチャ
ートに記したように、不良品を意味するハイレベルの信
号を出力するため、オーバーシュート、アンダーシュー
ト及び波形の歪の発生を容易に発見することができる。
【0044】しかも、オーバーシュート、アンダーシュ
ート、波形の歪を発見するためにデジタル信号出力期間
中、毎回ストローブを立てて、毎回試験をする必要がな
く、ゲートパルスがハイレベルになっている1サイクル
の検査期間で、いずれの不具合も検出できるため、試験
時間を大幅に短縮することができ、従って、検査コスト
を低減することもできる。
【0045】図6は、本発明の半導体試験装置の第2の
実施形態を示したブロック図である。本例の半導体試験
装置の構成は図1に示した第1の実施形態と同様である
が、異なる点は、LimitHi、LimitLoの基
準電圧を供給する基準電圧源1、3は備えられている
が、LimitCenの基準電圧を供給するを基準電圧
源2が備えられていないところにある。このため、Li
mitCenの基準電圧は、抵抗20と可変抵抗21の
分圧回路によって、基準電圧源1により発生される基準
電圧を分圧して発生し、コンパレータ5に供給してい
る。
【0046】本例も、半導体試験装置としての動作は第
1の実施形態のそれと同様で、同様の効果がある。尚、
LimitCenの基準電圧は可変抵抗21の抵抗値を
調整して前記分圧比を変化させることにより、微調整す
ることができる。
【0047】尚、上記実施形態はオーバーシュート、ア
ンダーシュート及び波形の歪及び正常波形の4個の状態
を検出するように構成したが、オーバーシュート、アン
ダーシュート及び波形の歪のいずれか2個と、正常波形
の計3個の状態を検出するように構成することもでき
る。この場合は、図6の破線で囲んだような構成とな
り、図1の場合も同様である。
【0048】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の半
導体試験装置によれば、半導体デジタル回路からのデジ
タル信号出力期間内に発生するオーバーシュート、アン
ダーシュ−ト及び波形の歪を短時間且つ低コストで検出
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体試験装置の第1の実施形態を示
したブロック図である。
【図2】図1に示した装置でオーバーシュートを検出す
る際の動作を示したタイムチャートである。
【図3】図1に示した装置でアンダーシュートを検出す
る際の動作を示したタイムチャートである。
【図4】図1に示した装置で波形歪みを検出する際の動
作を示したタイムチャートである。
【図5】図1に示した装置で正常波形を検出する際の動
作を示したタイムチャートである。
【図6】本発明の半導体試験装置の第2の実施形態を示
したブロック図である。
【図7】従来の半導体デジタル回路の出力試験方法例を
示したタイムチャートである。
【図8】従来の半導体デジタル回路の他の出力試験方法
例を示したタイムチャートである。
【符号の説明】
1、2、3 基準電圧源 4、5、6 コンパレータ 7 バッファ 8、9 インバータ 10、11、12 スイッチ回路 13、14、15 ピークホールド回路 16、17 オア回路 18 入力端子 19 出力端子 20 抵抗 21 可変抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G003 AA07 AB01 AF06 AH02 AH04 2G032 AC03 AD01 AD07 AE07 AE08 AG07 AH04 AH07 9A001 BB05 JJ48 KK54 LL05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号と第1の基準電圧とを比較する
    第1の比較回路と、 入力信号と第2の基準電圧とを比較する第2の比較回路
    と、 第1の比較回路の比較結果信号を非反転又は反転してピ
    ークホールドする第1のピークホールド手段と、 第2の比較回路の比較結果信号を反転してピークホール
    ドする第2のピークホールド手段と、 第1、第2のピークホールド手段の保持信号の論理和を
    取る論理回路と、 を具備することを特徴とする半導体試験装置。
  2. 【請求項2】 第1の基準電圧は第2の基準電圧より大
    きいことを特徴とする請求項1記載の半導体試験装置。
  3. 【請求項3】 入力信号と第1の基準電圧とを比較する
    第1の比較回路と、 入力信号と第2の基準電圧とを比較する第2の比較回路
    と、 入力信号と第3の基準電圧とを比較する第3の比較回路
    と、 第1の比較回路の比較結果信号をピークホールドする第
    1のピークホールド手段と、 第2の比較回路の比較結果信号を反転してピークホール
    ドする第2のピークホールド手段と、 第3の比較回路の比較結果信号を反転してピークホール
    ドする第3のピークホールド手段と、 第1、第2のピークホールド手段の保持信号の論理和を
    取る第1の論理回路と、 第1論理回路の出力信号と第3のピークホールド手段の
    保持信号の論理和を取る第2の論理回路と、 を具備することを特徴とする半導体試験装置。
  4. 【請求項4】 第1の基準電圧は第2の基準電圧より大
    きく、且つ第2の基準電圧は第3の基準電圧より大きい
    ことを特徴とする請求項3記載の半導体試験装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013527930A (ja) * 2010-05-06 2013-07-04 日本テキサス・インスツルメンツ株式会社 温度を制御するため及び半導体チップのテストを可能にするための回路

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JP2013527930A (ja) * 2010-05-06 2013-07-04 日本テキサス・インスツルメンツ株式会社 温度を制御するため及び半導体チップのテストを可能にするための回路

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