JP2001173627A - ボルト - Google Patents

ボルト

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JP2001173627A
JP2001173627A JP35945599A JP35945599A JP2001173627A JP 2001173627 A JP2001173627 A JP 2001173627A JP 35945599 A JP35945599 A JP 35945599A JP 35945599 A JP35945599 A JP 35945599A JP 2001173627 A JP2001173627 A JP 2001173627A
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武大 奥脇
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ねじ込みトルクを増大させることなく、塗膜
をより確実に除去することができ、より一層安定した通
電性能を得ることのできる信頼性に優れたボルトを提供
する。 【解決手段】 テーパねじ部から平行ねじ部の一部にわ
たる領域に、周方向に対して部分的に複数の凸部を設け
る。また、ねじ31aは、ねじの軸線に垂直な中心線T
1を中心とするねじ山角度αのねじ山と、同じく軸線に
垂直であって、かつ、中心線T1よりも頭部側(圧力
側)にずれた位置にある中心線T2を中心とするねじ山
角度β(β<α)のねじ山を重ね合わせた構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塗装されためねじ
(ナット等)との締結時にあたって、めねじとの間に通
電性を持たせるボルトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば自動車の組立ラインにおけ
るボルトとウェルドナット等のめねじ(以下単にナット
と称する)の組み合わせによる締結においては、通常工
程としては、ボデイ等に溶接によりナットを取付け、厚
膜カチオン塗装処理等の塗装処理を施した後に各部位を
ボルトによって締結している。
【0003】この時に、たとえばボルトを利用してアー
ス取りを行うべく、ボルトとナット間に通電性を持たせ
る場合には、ナット内に入った塗料をリタップでとる
か、塗装時に塗料がナット内に入らないようにマスキン
グをしなければならない。
【0004】そこで、このような無駄な工程を省略して
作業性の向上を図るために、ナット内に塗料が入ったま
まの状態で、ボルトを締め付けて通電性を持たせるボル
トが開発されている。
【0005】そのような従来技術に係るボルトの一例に
ついて、図5を参照して説明する。図5は従来技術に係
るボルトの主要部を示す概略構成図である。
【0006】図5(A)に示すものは、ねじ軸101の先
端部に塗装剥離用溝102を形成し、ねじ軸101の中
途部に通電部103を形成した例であり、塗装剥離用溝
102と溝形成によって発生したナットねじ山より大き
いねじ山バリによって塗膜を剥離させるものである。
【0007】また、通電部103はナットねじ山の断面
形状より大きく変形させたねじ山を、ナットのねじ山に
食い込ませて通電性を持たせるものである。
【0008】一方、図5(B),(C)に示すものは、ねじ
山111の外周に部分的に突起112を形成し、この突
起112によって塗膜を剥離すると共にナット側のめね
じ部に食い込ませて通電性を持たせるようになってい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような、ナット内に塗料が入ったままの状態で、ボル
トを締め付けて通電性を持たせるボルトの場合には、塗
膜の剥離や通電部における接触状態が不十分であること
が原因で通電が不安定となってしまったり、ねじ込みト
ルクが高くなって作業性が悪くなってしまったりするな
どの問題が生じ易い。
【0010】例えば、上記した図5(a)に示す塗装剥離
機能を有するボルトでは、ナット内の塗膜を、ねじ先端
の塗装剥離用溝102と、溝形成によって発生したナッ
トねじ山より大きいねじ山バリにより剥離させるため
に、剥離が不十分となってしまったり、ねじ込みトルク
が高くなり易かった。
【0011】また、通電性のためにナットねじ山形より
大きく変形させたねじ山を、ナットのねじ山に食い込ま
せて通電性を持たせているために、一層ねじ込みトルク
が高くなり易かった。
【0012】また、図5(b),(c)に示すような、塗装
剥離機能を持たすために非円形ねじを有するボルトにつ
いても、突起部111においてねじ外径が大きく、締め
付け時にめねじ部に食い込むために、やはりねじ込みト
ルクが高くなってしまったり、塗膜の剥離が不十分で通
電部の状態が不安定となりやすいという問題が生じ易か
った。
【0013】なお、トルクが高い場合には、特に、溶接
ナットに締結するような場合には、溶接部が破損してし
まうという問題もあった。
【0014】本発明は上記の従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、ねじ
込みトルクを増大させることなく、塗膜をより確実に除
去することができ、より一層安定した通電性能を得るこ
とのできる信頼性に優れたボルトを提供することにあ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、相手めねじへの締付け動作によ
り、めねじ側の塗膜を剥離する凸部を、ねじ山の少なく
とも圧力側フランクに部分的に備えることを特徴とす
る。
【0016】従って、圧力側フランクに部分的に備えら
れた凸部によって、締付け動作によって、相手めねじ側
の塗膜を、ばり等で剥離する場合に比べて、ねじ込みト
ルクを増大させることなく、より確実に剥離することが
できる。
【0017】また、ねじ山の谷底側に設けられる第1圧
力側フランクと、前記ねじ山の山の頂側に設けられ、前
記第1圧力側フランクのフランク角よりも角度の小さい
フランク角を有する第2圧力側フランクと、前記ねじ山
の山の頂に設けられた平ら部と前記第2圧力側フランク
との境界に形成されると共に、相手めねじとの締結時に
めねじのフランクに食い込んで通電性能を得るエッジ
と、を備えたことを特徴とする。
【0018】従って、ねじ込みトルクを増大させること
なく、エッジを食い込ませて通電性を得るため、より安
定した通電性能を得ることができる。
【0019】また、ねじ山の谷底側に設けられる第1圧
力側フランクと、前記ねじ山の山の頂側に設けられ、前
記第1圧力側フランクのフランク角よりも角度の小さい
フランク角を有する第2圧力側フランクと、前記ねじ山
の山の頂に設けられた平ら部と前記第2圧力側フランク
との境界に形成されると共に、相手めねじとの締結時に
めねじのフランクに食い込んで通電性能を得るエッジ
と、を備えると共に、相手めねじへの締付け動作によ
り、めねじ側の塗膜を剥離する凸部を、相手めねじとの
締結部よりも先端側に設けられたねじ山の少なくとも圧
力側フランクに部分的に備えることを特徴とする。
【0020】従って、相手めねじへの締付け動作によ
り、ねじ込みトルクを増大させることなく、まず、先端
側に設けられたねじ山に備えられた凸部によって、めね
じ側の塗膜がより確実に剥離され、剥離された部分にエ
ッジが食い込むことで、より安定した通電性能を得るこ
とができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載が
ないかぎりは、この発明の範囲をそれらのみに限定する
趣旨のものではない。
【0022】図1〜図4を参照して、本発明の実施の形
態に係るボルトについて説明する。
【0023】まず、図1を参照して、ボルト全体の概略
構成等について説明する。図1は本発明の実施の形態に
係るボルトの模式図であり、(A)は底面から見た模式
図であり、(B)は正面から見た模式図である。
【0024】図示のように、ボルト1は、概略、頭部2
と、ねじが形成された軸部3と、から構成されている。
【0025】ここで、軸部3は、さらに、平行ねじ部3
1と、テーパねじ部32と、から構成されており、テー
パねじ部32を設けることによって、めねじへの挿入性
を向上させると共に、ねじの倒れを防止させている。
【0026】また、テーパねじ部32から平行ねじ部3
1の一部にわたる領域に、周方向に対して部分的に複数
の凸部4が設けられている。なお、図示の例では、図1
(A)に明示したように、周方向に対して4ヶ所設けら
れているが、その個数が限定されることはないことは言
うまでもなく、その形状も図示の形状に限定されること
はない。
【0027】この凸部4は、めねじの塗膜を剥離するた
めに設けられたものであり、以下、特に図2を参照し
て、塗膜剥離メカニズムについて説明する。
【0028】図2は塗膜剥離メカニズムを説明するため
のモデル図であり、図1(B)に示すボルト1における
R付近におけるねじの断面であって、図1(A)におけ
る、凸部4が設けられていない部分のねじ断面(PP断
面)と、凸部4が設けられている部分のねじ断面(QQ
断面)とを合成したものと、ねじ込み過程における相手
めねじであるナット5の谷部51との位置関係を示して
いる。
【0029】なお、図2中、Pで示す実線部が図1
(A)におけるPP断面の外形に相当し、Qで示す実線
部が図1(A)におけるQQ断面の外形に相当するもの
である。
【0030】図示のように、テーパねじ部32にあるね
じ32aは、ねじ先端に向かうにつれて、ねじ外径が徐
々に小さくなっており、また、凸部4も同様にねじ先端
に向かうにつれて、その外径(凸部4の頂部を仮想的に
結ぶ円筒部の外径を意味する)が徐々に小さくなってい
る。
【0031】ここで、凸部4のねじの軸線を含んだ断面
形状は、図に示すように、ねじ込み動作によって適正に
塗膜を剥離できるように、ナット5のフランク角度と略
等しくなるフランク角度を備えたようなねじ山形状とな
っている。
【0032】ただし、図示の例では、圧力側フランクに
対しても遊び側フランクに対してもいずれもフランク角
が等しくなるような外壁面を有する場合を示している
が、実質的には通電を圧力側で行うため、圧力側フラン
ク側のみフランク角が等しくなるような形状を有するよ
うにすれば、所定の機能を発揮する。
【0033】このように、テーパねじ部32に形成され
た凸部4は、その外壁面とナット5のフランクとの間の
隙間が、ねじ先端側から頭部2に向けて徐々に狭くなる
ように構成されている。
【0034】そして、図示のように、平行ねじ部31に
形成された凸部4の外壁面とナット5のフランクとの間
には、実質的に隙間がないように構成されている。な
お、上記のように圧力側フランクで通電をとれば良いこ
とから、圧力側フランクに対してのみ隙間がなくなるよ
うな形状としても良い。
【0035】以上のような構成により、ナット5に対し
てボルト1をねじ込んでいくと、軸力の発生に伴って、
テーパねじ部32に形成された凸部4のうち、ねじ先端
側の凸部4から頭部2側の凸部4へと、順にこれらの凸
部4によってナット5内に施された塗膜を剥離してい
く。
【0036】そして、ねじ込みが進み、平行ねじ部31
にまで達すると、その外壁面がナット5のフランクに対
して実質的に隙間のない凸部4によって、ナット5内に
施された塗膜(少なくとも圧力側フランクに施された塗
膜)は完全に剥離されることになる。
【0037】ここで、剥離された塗膜は凸部4間のフラ
ンク上に蓄積されていき、ねじ込み動作が進むにつれ
て、徐々にねじ込み方向に押し出されて、ナット5の外
部へと順次掃き出される。
【0038】以上のように、ねじ先端側の外径の小さな
凸部4から徐々に外径の大きな凸部4により、すなわ
ち、めねじのフランクとの隙間が大きな凸部4から徐々
に隙間が小さくなり、最終的には隙間のなくなる凸部4
により、順に、めねじ内に施された塗膜は剥離されてい
くため、たとえ膜厚が大きな場合でも、その表層から少
しづつ剥離されていくため、ねじ込みトルクを増大して
しまうことなく、無理なく、塗膜を確実に全て剥離させ
ることができる。
【0039】なお、凸部4の形成は、たとえば、正規の
ねじ山を形成するための、ダイスの所望の位置に、凸部
4を形成するための凸部用ダイスを嵌め込んだ転造ダイ
スを用いれば、ねじ転造によって容易に成形することが
できる。
【0040】次に、平行ねじ部31に設けられたねじ3
1aについて、特に図3を参照して詳しく説明する。図
3はねじの断面形状の模式図であり、図1(B)におけ
るS部付近のねじについて示しており、図3(A)は平
行ねじ部31に設けられたねじ31aの模式的断面図で
あり、図3(B)は相手めねじに締結された状態におけ
るねじ31aの様子を示す模式的断面図である。
【0041】図3(A)に示すように、ねじ31aは、
ねじの軸線に垂直な中心線T1を中心とするねじ山角度
αのねじ山と、同じく軸線に垂直であって、かつ、中心
線T1よりも頭部2側(圧力側)にずれた位置にある中
心線T2を中心とするねじ山角度β(β<α)のねじ山
を重ね合わせた構成となっている。
【0042】すなわち、ねじ山の谷底側に設けられる第
1圧力側フランクS1と、ねじ山の山の頂側に設けられ
る第2圧力側フランクS2と、を備えた構成となってい
る。
【0043】ここで、第1圧力側フランクS1のフラン
ク角α1は、一般的なねじの場合と同様に、めねじ側の
フランク角と同一となるように構成されている。
【0044】一方、第2圧力側フランクS2のフランク
角β1は、α1>β1の関係にあり、すなわち、めねじ
側のフランク角よりも小さく、めねじ側のフランクに向
かう方向に傾斜した構成となっている。
【0045】また、ねじ山の頂に設けられた平ら部S3
と第2圧力側フランクS2との境界にはエッジEが形成
されている。
【0046】なお、これまで説明したような、ねじ山の
角度を山の途中で変えたねじの形成は、一般的なねじ転
造によって容易に成形することができる。
【0047】以上の構成により、ナット5との締結時に
おいては、軸力の発生に伴って、エッジEがめねじのフ
ランクに食い込んで(図3(B)中T部)通電性能を得
ることができる。
【0048】なお、図4は、被締付け部材6(例えば、
自動車のボディーパネル等)に溶接されたナット5を締
結した様子を示している。
【0049】ここで、図3に示すような形状とするねじ
のねじ軸方向における形成領域は、平行ねじ部31とテ
ーパねじ部32の全体の領域に設けられたねじに適用し
ても良いが、上記のように、そのような形状とするの
は、主として通電性能を得ることを目的としているた
め、相手めねじ(ナット5)に締結され得る領域内のみ
に適用しても良い。
【0050】以上のように、本発明の実施の形態に係る
ボルト1を、ナット5に締結させる場合には、まず、ナ
ット5にねじ込むことで、ねじ込みトルクを増大させる
ことなく、凸部4によってナット5内の塗膜を完全かつ
確実に剥離させることができ、剥がれた膜をナット5の
外部に掃き出し、その後、塗膜が完全に剥離されて素材
が露出された部分に、フランク角(ねじ山角度)を異な
らせることで形成されたエッジを食い込ませることで、
安定した通電性能を得ることができる。
【0051】上記のように構成されたボルトについて、
従来技術に係るボルトと、その性能を比較したところ、
通電性、耐ゆるみ性および締付け特性について良好な結
果を得ることができた。
【0052】すなわち、本実施の形態に係るボルトは、
締付けトルクに対する通電性能や、繰返し締付けによる
通電性能や、腐食に対する通電性能において、従来品に
比べて、良好な結果を得ることができた。
【0053】このような結果を得た主な要因としては、
エッジEがめねじのフランクに食い込んで通電性能を得
ていること等が挙げられる。
【0054】また、耐ゆるみ性が向上した主な要因とし
ては、エッジEがめねじのフランクに食い込んでおり、
おねじとめねじは固着状態であるので、戻し方向の回転
力が加わった場合でも、戻り回転が起こりにくいこと等
が挙げられる。
【0055】なお、本実施の形態に係るボルトにおける
通電部の軸線に対する垂直な断面形状は、通常のボルト
と同様に円形状であるので、多角形タイプに比べて、標
準ボルトと同様なねじ山嵌合状態を得ることができる。
【0056】また、締付け特性に関して本実施の形態に
係るボルトは、従来品と比較しても、ねじ込みトルク
や、同一トルクでの発生軸力(トルク係数)において、
良好な結果を得ることができた。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、凸部を設けること
によって、ねじ込みトルクを増大させることなく、めね
じに施された塗膜を確実に除去することができ、信頼性
が向上する。
【0058】また、フランク角の異なる圧力側フランク
を設けて、エッジを形成して、このエッジをめねじのフ
ランクに食い込ませて通電性能を得るようにすること
で、ねじ込みトルクを増大させることなく、安定した通
電性能を得ることができ、信頼性が向上する。
【0059】また、ねじ先端側に設けた凸部で、めねじ
に施された塗膜を確実に除去した後に、エッジを食い込
ませるようにすることで、ねじ込みトルクを増大させる
ことなく、塗膜をより確実に除去することができ、より
一層安定した通電性能を得ることのでき、信頼性が向上
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るボルトの模式図であ
る。
【図2】塗膜剥離メカニズムを説明するためのモデル図
である。
【図3】本発明の実施の形態に係るボルトを構成するね
じの断面形状の模式図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るボルトをナットに締
結させた状態を示す模式図である。
【図5】従来技術に係るボルトの主要部を示す概略構成
図である。
【符号の説明】
1 ボルト 2 頭部 3 軸部 31 平行ねじ部 31a ねじ 32 テーパねじ部 32a ねじ 4 凸部 5 ナット 51 谷部 6 被締付け部材 E エッジ S1 第1圧力側フランク S2 第2圧力側フランク S3 平ら部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥脇 武大 神奈川県秦野市曽谷201 株式会社トープ ラ内 (72)発明者 古田 光 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】相手めねじへの締付け動作により、めねじ
    側の塗膜を剥離する凸部を、ねじ山の少なくとも圧力側
    フランクに部分的に備えることを特徴とするボルト。
  2. 【請求項2】ねじ山の谷底側に設けられる第1圧力側フ
    ランクと、 前記ねじ山の山の頂側に設けられ、前記第1圧力側フラ
    ンクのフランク角よりも角度の小さいフランク角を有す
    る第2圧力側フランクと、 前記ねじ山の山の頂に設けられた平ら部と前記第2圧力
    側フランクとの境界に形成されると共に、相手めねじと
    の締結時にめねじのフランクに食い込んで通電性能を得
    るエッジと、を備えたことを特徴とするボルト。
  3. 【請求項3】ねじ山の谷底側に設けられる第1圧力側フ
    ランクと、 前記ねじ山の山の頂側に設けられ、前記第1圧力側フラ
    ンクのフランク角よりも角度の小さいフランク角を有す
    る第2圧力側フランクと、 前記ねじ山の山の頂に設けられた平ら部と前記第2圧力
    側フランクとの境界に形成されると共に、相手めねじと
    の締結時にめねじのフランクに食い込んで通電性能を得
    るエッジと、を備えると共に、 相手めねじへの締付け動作により、めねじ側の塗膜を剥
    離する凸部を、相手めねじとの締結部よりも先端側に設
    けられたねじ山の少なくとも圧力側フランクに部分的に
    備えることを特徴とするボルト。
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