JP2001171602A - 外側コンテナ内にバッグを挿入する装置 - Google Patents
外側コンテナ内にバッグを挿入する装置Info
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- Mechanical Engineering (AREA)
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- Supplying Of Containers To The Packaging Station (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】外側コンテナ内に複数のバッグ、特に飲料が充
填された自立式バッグ、を挿入するための装置におい
て、搬送速度が更に向上した装置を提供する。 【解決手段】挿入装置は、バッグ搬送コンベヤとコンテ
ナ用の給送コンベヤとを備え、バッグを給送コンベヤの
上方の挿入箇所で重力の作用によってコンテナ内に挿入
する。このような装置を更に向上させ搬送速度を高速化
するために、バッグコンベヤは、星型コンベヤを備え、
星型コンベヤは、略水平な軸を中心として回転可能であ
り、受入コンパートメントを備え、受入コンパートメン
トは、星型コンベヤの円周上で積載及び搬出を行なうこ
とが可能であり、星型コンベヤの搬送方向においてバッ
グを一つだけ受け、星型コンベヤは、挿入箇所で給送コ
ンベヤの上方において給送コンベヤの搬送方向と同じ搬
送方向を有する。
填された自立式バッグ、を挿入するための装置におい
て、搬送速度が更に向上した装置を提供する。 【解決手段】挿入装置は、バッグ搬送コンベヤとコンテ
ナ用の給送コンベヤとを備え、バッグを給送コンベヤの
上方の挿入箇所で重力の作用によってコンテナ内に挿入
する。このような装置を更に向上させ搬送速度を高速化
するために、バッグコンベヤは、星型コンベヤを備え、
星型コンベヤは、略水平な軸を中心として回転可能であ
り、受入コンパートメントを備え、受入コンパートメン
トは、星型コンベヤの円周上で積載及び搬出を行なうこ
とが可能であり、星型コンベヤの搬送方向においてバッ
グを一つだけ受け、星型コンベヤは、挿入箇所で給送コ
ンベヤの上方において給送コンベヤの搬送方向と同じ搬
送方向を有する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のバッグ、特
に飲料が充填された起立式バッグ、を外側パッケージ又
は外側コンテナ内に挿入する装置であって、バッグ搬送
コンベヤとコンテナ用の給送コンベヤとを備え、バッグ
を給送コンベヤの上方の挿入箇所で重力の作用によって
コンテナ内に挿入する装置に関する。
に飲料が充填された起立式バッグ、を外側パッケージ又
は外側コンテナ内に挿入する装置であって、バッグ搬送
コンベヤとコンテナ用の給送コンベヤとを備え、バッグ
を給送コンベヤの上方の挿入箇所で重力の作用によって
コンテナ内に挿入する装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】このような装置はドイツ連邦共和国特許
第197 45 854号から知られている。公知の装置は、バッ
グ用の無端状円形コンベヤと、外側コンテナ用の直線コ
ンベヤとして設計された給送コンベヤと、を備えてい
る。給送コンベヤは、円形コンベヤの下に配置され、径
方向に対向する二つの挿入箇所において円形コンベヤの
搬送方向と交わる。円形コンベヤは、複数の受入コンパ
ートメントを備えている。受入コンパートメントは、搬
送方向に対して横方向に伸びていて、複数のバッグを受
け入れるように形成されている。バッグは、一連の工程
中に供給され、直立姿勢で受入コンパートメント内へと
周期的に搬送されるので、円形コンベヤは周期的にしか
運転することができない。円形コンベヤと給送コンベヤ
との搬送方向の第１の交差箇所では、受入室の二つに一
つがコンテナ内にバッグを搬出するが、未だバッグを積
載している受入コンパートメントは、円形コンベヤの搬
送方向と給送コンベヤの搬送方向との第２の交差箇所に
ある第２の搬出箇所へと更に移される。
第197 45 854号から知られている。公知の装置は、バッ
グ用の無端状円形コンベヤと、外側コンテナ用の直線コ
ンベヤとして設計された給送コンベヤと、を備えてい
る。給送コンベヤは、円形コンベヤの下に配置され、径
方向に対向する二つの挿入箇所において円形コンベヤの
搬送方向と交わる。円形コンベヤは、複数の受入コンパ
ートメントを備えている。受入コンパートメントは、搬
送方向に対して横方向に伸びていて、複数のバッグを受
け入れるように形成されている。バッグは、一連の工程
中に供給され、直立姿勢で受入コンパートメント内へと
周期的に搬送されるので、円形コンベヤは周期的にしか
運転することができない。円形コンベヤと給送コンベヤ
との搬送方向の第１の交差箇所では、受入室の二つに一
つがコンテナ内にバッグを搬出するが、未だバッグを積
載している受入コンパートメントは、円形コンベヤの搬
送方向と給送コンベヤの搬送方向との第２の交差箇所に
ある第２の搬出箇所へと更に移される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このようなバッグ、例
えば自立用底部を有する飲料用バッグは、大量生産され
梱包されなければならないので、搬送上の僅かな遅延で
も生産効率に影響を与える。公知の装置は、更に効率化
される必要性がある。
えば自立用底部を有する飲料用バッグは、大量生産され
梱包されなければならないので、搬送上の僅かな遅延で
も生産効率に影響を与える。公知の装置は、更に効率化
される必要性がある。
【０００４】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、外側コンテナ内に複数のバッグを挿入するため
の装置において、搬送速度が更に向上した装置を提供す
ることを目的とする。
もので、外側コンテナ内に複数のバッグを挿入するため
の装置において、搬送速度が更に向上した装置を提供す
ることを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の装置は、複数のバッグ、特に飲料が充填さ
れた起立式バッグ、を外側コンテナ内に挿入する装置で
あって、バッグ搬送コンベヤとコンテナ用の給送コンベ
ヤとを備え、前記バッグを前記給送コンベヤの上方の挿
入箇所で重力の作用によって前記コンテナ内に挿入する
装置において、前記バッグ搬送コンベヤは、星型コンベ
ヤを備え、前記星型コンベヤは、略水平な軸を中心とし
て回転可能であり、受入コンパートメントを備え、前記
受入コンパートメントは、前記星型コンベヤの円周上で
積載及び搬出を行なうことが可能であり、前記星型コン
ベヤの搬送方向においてバッグを一つだけ受け、前記星
型コンベヤは、前記挿入箇所で前記給送コンベヤの上方
において前記給送コンベヤの搬送方向と同じ搬送方向を
有することを特徴とする。
に、本発明の装置は、複数のバッグ、特に飲料が充填さ
れた起立式バッグ、を外側コンテナ内に挿入する装置で
あって、バッグ搬送コンベヤとコンテナ用の給送コンベ
ヤとを備え、前記バッグを前記給送コンベヤの上方の挿
入箇所で重力の作用によって前記コンテナ内に挿入する
装置において、前記バッグ搬送コンベヤは、星型コンベ
ヤを備え、前記星型コンベヤは、略水平な軸を中心とし
て回転可能であり、受入コンパートメントを備え、前記
受入コンパートメントは、前記星型コンベヤの円周上で
積載及び搬出を行なうことが可能であり、前記星型コン
ベヤの搬送方向においてバッグを一つだけ受け、前記星
型コンベヤは、前記挿入箇所で前記給送コンベヤの上方
において前記給送コンベヤの搬送方向と同じ搬送方向を
有することを特徴とする。
【０００６】本発明によれば、星型コンベヤを使用する
ことで、バッグの搬送速度及びその後続くバッグが充填
された外側コンテナの搬送速度は、持続して維持され
る、即ち、断続的な搬送は無用になる。そして、断続的
搬送に伴う遅延が回避され、これにより搬送速度は更に
向上することになる。連続的に送られる複数のバッグを
外側コンテナ内に搬送することはヨーロッパ特許第696
538 号に既に記載されているが、そこでは、上部ベルト
と下部ベルトとを有し外側コンテナへの途中でバッグを
２つの側部で保持する直線コンベヤを用いている。更
に、この公知の装置では、バッグをコンテナ内に挿入す
る前に重なりあった状態に配置しなければならない。し
かしながら、両方の方法とも、ほぼ規則正しい形状のバ
ッグだけに適している。これに対し、本発明の装置で好
適に扱われる自立式バッグは、拡がった自立用底部から
対向縁に向かって鋭角に収束する形状を有しているの
で、上部ベルトや下部ベルトを用いて、また重なり合っ
た状態でも、搬送できない。
ことで、バッグの搬送速度及びその後続くバッグが充填
された外側コンテナの搬送速度は、持続して維持され
る、即ち、断続的な搬送は無用になる。そして、断続的
搬送に伴う遅延が回避され、これにより搬送速度は更に
向上することになる。連続的に送られる複数のバッグを
外側コンテナ内に搬送することはヨーロッパ特許第696
538 号に既に記載されているが、そこでは、上部ベルト
と下部ベルトとを有し外側コンテナへの途中でバッグを
２つの側部で保持する直線コンベヤを用いている。更
に、この公知の装置では、バッグをコンテナ内に挿入す
る前に重なりあった状態に配置しなければならない。し
かしながら、両方の方法とも、ほぼ規則正しい形状のバ
ッグだけに適している。これに対し、本発明の装置で好
適に扱われる自立式バッグは、拡がった自立用底部から
対向縁に向かって鋭角に収束する形状を有しているの
で、上部ベルトや下部ベルトを用いて、また重なり合っ
た状態でも、搬送できない。
【０００７】また本発明によれば、水平な軸を中心とし
て回転可能であり受入コンパートメントを備え円周上で
積載及び搬出を行なうことが可能である星型コンベヤを
用いることで、不規則な形状のバッグでも均一速度でコ
ンテナへ搬送することができる。
て回転可能であり受入コンパートメントを備え円周上で
積載及び搬出を行なうことが可能である星型コンベヤを
用いることで、不規則な形状のバッグでも均一速度でコ
ンテナへ搬送することができる。
【０００８】本発明の有益な展開は従属項から明らかに
なる。
なる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明の実
施の形態について詳述する。
施の形態について詳述する。
【００１０】図１に、複数のバッグ２を外部パッケージ
即ちコンテナ３内に挿入する、本発明の実施の形態の装
置１を示す。バッグ２は、フィルム又はフォイル材料か
ら作られた自立式バッグであり、飲料用容器として標準
的なものである。バッグ２は、一方の端に自立用底部
を、反対の端に充填口を閉鎖する溶接部を、それぞれ有
していて、その他の側部はクッション状に湾曲した外形
を有する。バッグ２は、一般的な方法で充填され閉鎖さ
れるが、更に飲用ストロー（不図示）が備えつけられて
もよい。
即ちコンテナ３内に挿入する、本発明の実施の形態の装
置１を示す。バッグ２は、フィルム又はフォイル材料か
ら作られた自立式バッグであり、飲料用容器として標準
的なものである。バッグ２は、一方の端に自立用底部
を、反対の端に充填口を閉鎖する溶接部を、それぞれ有
していて、その他の側部はクッション状に湾曲した外形
を有する。バッグ２は、一般的な方法で充填され閉鎖さ
れるが、更に飲用ストロー（不図示）が備えつけられて
もよい。
【００１１】外側コンテナ３は、標準的な折り畳み可能
なコンテナの一つであり、バッグ２の第１のセット２ａ
を受け入れるための第１のコンパートメント３ａと、バ
ッグ２の第２のセット２ｂを受け入れるための第２のコ
ンパートメント３ｂと、を有する。また、外側コンテナ
３は折り曲げ部３ｃを有し、折り曲げ部３ｃを中心とし
て第１のコンパートメント３ａと第２のコンパートメン
ト３ｂとを折り重ねて、全ての側部が閉鎖された外側コ
ンテナ３（図１の左下を参照）を形成することができ
る。
なコンテナの一つであり、バッグ２の第１のセット２ａ
を受け入れるための第１のコンパートメント３ａと、バ
ッグ２の第２のセット２ｂを受け入れるための第２のコ
ンパートメント３ｂと、を有する。また、外側コンテナ
３は折り曲げ部３ｃを有し、折り曲げ部３ｃを中心とし
て第１のコンパートメント３ａと第２のコンパートメン
ト３ｂとを折り重ねて、全ての側部が閉鎖された外側コ
ンテナ３（図１の左下を参照）を形成することができ
る。
【００１２】装置１は、バッグコンベヤ４と、二つの星
型コンベヤ８及び９と、コンテナ３用の給送コンベヤ１
０と、を有している。バッグコンベヤ４は、横たわり姿
勢のバッグ２を搬送するための、供給コンベヤ５及び二
つの部分コンベヤ６及び７を有する。部分コンベヤ６及
び７は、星型ホイール８及び９にそれぞれあてがわれて
いる。
型コンベヤ８及び９と、コンテナ３用の給送コンベヤ１
０と、を有している。バッグコンベヤ４は、横たわり姿
勢のバッグ２を搬送するための、供給コンベヤ５及び二
つの部分コンベヤ６及び７を有する。部分コンベヤ６及
び７は、星型ホイール８及び９にそれぞれあてがわれて
いる。
【００１３】供給コンベヤ５は、一連の列をなしたバッ
グ２を分配手段１１まで矢印Ａ方向に搬送する。一連の
バッグ２は、同一の向き（図１上では自立用底部が搬送
方向右向き）に供給コンベヤ５上に横たわっている。分
配手段１１は、例えばスライダ又は類似の手段であり、
バッグ２の二つに一つをその向きを保ったまま第１の部
分コンベヤ６へ移し、残りのバッグ２を第２の部分コン
ベヤ７に残す。第２の部分コンベヤ７は、供給コンベヤ
５の延長であってもよいし、別設のコンベヤベルトであ
ってもよい。部分コンベヤ６及び７は、それぞれ協働す
る星型コンベヤ８及び９へ、バッグ２を矢印Ａ方向に搬
送する。星型コンベヤ８と９とは、矢印Ａ方向において
互いにずらされて配置されている。
グ２を分配手段１１まで矢印Ａ方向に搬送する。一連の
バッグ２は、同一の向き（図１上では自立用底部が搬送
方向右向き）に供給コンベヤ５上に横たわっている。分
配手段１１は、例えばスライダ又は類似の手段であり、
バッグ２の二つに一つをその向きを保ったまま第１の部
分コンベヤ６へ移し、残りのバッグ２を第２の部分コン
ベヤ７に残す。第２の部分コンベヤ７は、供給コンベヤ
５の延長であってもよいし、別設のコンベヤベルトであ
ってもよい。部分コンベヤ６及び７は、それぞれ協働す
る星型コンベヤ８及び９へ、バッグ２を矢印Ａ方向に搬
送する。星型コンベヤ８と９とは、矢印Ａ方向において
互いにずらされて配置されている。
【００１４】図２に示すように、星型コンベヤ８及び９
のそれぞれは、搬送方向Ａに対して横方向に伸びる水平
軸１２を中心として、Ｂ方向に回転するように支持され
ている。各星型コンベヤには、その円周上に多数の受入
コンパートメント１３が設けられている。受入コンパー
トメント１３は、Ｂ方向に一つずつ並べられ、断面が略
三角形である仕切り壁によって画成されている。受入コ
ンパートメント１３のＢ方向の寸法は、搬送方向におい
てバッグを一つだけ受けることができるようになってい
る。しかし、軸１２の方向においては、一つのコンパー
トメントが二つ以上のバッグを同時に受けることができ
るような長さにすることも容易にできるが、この場合
は、バッグの数に対応した台数の部分コンベヤ、あるい
は適当な幅を持った一台の部分コンベヤを設ける必要が
ある。コンベヤベルトである部分コンベヤ６及び７は、
積載箇所１４で星型コンベヤ８及び９に達する。積載箇
所１４の高さは、軸１２に対して、少なくとも同じであ
るか、僅かに高いことが好ましい。星型コンベヤ８及び
９の回転速度は、積載箇所１４を通過して走行する各コ
ンパートメント１３に各バッグが積載されるように、部
分コンベヤ６及び７の搬送速度に合わせることができ
る。積載箇所１４で、バッグは、各コンパートメント１
３内へ部分コンベヤ６及び７によって押されることによ
って、部分コンベヤから移される。充填された受入部１
３は、Ｂ方向に、まず上向きに、そして下向きに、移動
する。この間、受入部１３はコンパートメントを覆う静
止カバー１５の下でガイドされるので、バッグは、コン
パートメント１３内に隙間をもって横たわっているだけ
であるが、早すぎる時期に外部に落下することはない。
星型コンベヤ８及び９の最低搬送箇所又はその近辺で、
カバー１５は、終わっているか、開口部を有している。
これにより、星型コンベヤ８及び９の下にある給送コン
ベヤ１０によって押されているコンテナ３内にバッグが
落下する挿入箇所１６を形成している。コンテナ３は、
搬送方向Ｂにおいてバッグ２に合わせて調節された速度
で、挿入箇所１６へ搬送方向Ｃに移動する。したがっ
て、バッグ２は、対応するコンパートメント３ａ及び３
ｂ内にぎっしりと梱包されることができる。バッグ２は
搬出ガイド１７に押し付けられてコンテナ３へ導かれる
ので、バッグ２は最適な時期に受入コンパートメント１
３から放される。
のそれぞれは、搬送方向Ａに対して横方向に伸びる水平
軸１２を中心として、Ｂ方向に回転するように支持され
ている。各星型コンベヤには、その円周上に多数の受入
コンパートメント１３が設けられている。受入コンパー
トメント１３は、Ｂ方向に一つずつ並べられ、断面が略
三角形である仕切り壁によって画成されている。受入コ
ンパートメント１３のＢ方向の寸法は、搬送方向におい
てバッグを一つだけ受けることができるようになってい
る。しかし、軸１２の方向においては、一つのコンパー
トメントが二つ以上のバッグを同時に受けることができ
るような長さにすることも容易にできるが、この場合
は、バッグの数に対応した台数の部分コンベヤ、あるい
は適当な幅を持った一台の部分コンベヤを設ける必要が
ある。コンベヤベルトである部分コンベヤ６及び７は、
積載箇所１４で星型コンベヤ８及び９に達する。積載箇
所１４の高さは、軸１２に対して、少なくとも同じであ
るか、僅かに高いことが好ましい。星型コンベヤ８及び
９の回転速度は、積載箇所１４を通過して走行する各コ
ンパートメント１３に各バッグが積載されるように、部
分コンベヤ６及び７の搬送速度に合わせることができ
る。積載箇所１４で、バッグは、各コンパートメント１
３内へ部分コンベヤ６及び７によって押されることによ
って、部分コンベヤから移される。充填された受入部１
３は、Ｂ方向に、まず上向きに、そして下向きに、移動
する。この間、受入部１３はコンパートメントを覆う静
止カバー１５の下でガイドされるので、バッグは、コン
パートメント１３内に隙間をもって横たわっているだけ
であるが、早すぎる時期に外部に落下することはない。
星型コンベヤ８及び９の最低搬送箇所又はその近辺で、
カバー１５は、終わっているか、開口部を有している。
これにより、星型コンベヤ８及び９の下にある給送コン
ベヤ１０によって押されているコンテナ３内にバッグが
落下する挿入箇所１６を形成している。コンテナ３は、
搬送方向Ｂにおいてバッグ２に合わせて調節された速度
で、挿入箇所１６へ搬送方向Ｃに移動する。したがっ
て、バッグ２は、対応するコンパートメント３ａ及び３
ｂ内にぎっしりと梱包されることができる。バッグ２は
搬出ガイド１７に押し付けられてコンテナ３へ導かれる
ので、バッグ２は最適な時期に受入コンパートメント１
３から放される。
【００１５】図１に見られる通り、バッグの第１のセッ
ト２ａは、給送コンベヤ１０上に供給されたコンテナ３
の第１コンパートメント３ａ内へ、星型コンベヤ８によ
って導入される。第１のセットのバッグは、第１の部分
コンベヤ６上に供給されたバッグ２の列に起源を有す
る。バッグの挿入後、給送コンベヤ１０は、半分だけ充
填されたコンテナ３を、垂直軸１９を中心に矢印Ｄ方向
に回転可能な例えばターンテーブルである回転手段１８
に移動させる。回転手段１８は、半分だけ充填されたコ
ンテナ３を垂直軸１９を中心として１８０度回転させる
ことにより、この方向に回転されたコンテナ３を給送コ
ンベヤ１０の第２部分１０ａへ移す。次いで、給送コン
ベヤ１０の第２部分１０ａは、半分だけ充填されたコン
テナ３を第２の星型コンベヤ９の挿入箇所１６へ給送す
る。これにより、第２の部分コンベヤ７上に供給された
バッグ列に起源を有するバッグの第２のセット２ｂが、
コンテナの第２のコンパートメント３ｂ内に導入され
る。一連のバッグが同一の向きで供給されるにもかかわ
らず、回転手段上での回転により、バッグの二つのセッ
ト２ａと２ｂとはコンテナ３内で互いに対向する向きに
なる。このとき、各バッグの自立用底部が折り目３ｃに
面していることが好ましい。バッグの第２のセット２ｂ
がコンテナ３内に導入された後、充填されたコンテナ
は、星型コンベヤ９の領域から離脱し、コンテナ３を折
り曲げるために必要な力Ｅを作用させる標準的な折り曲
げ手段２０を通り、装置１を離脱する。折り曲げ手段２
０の後に、二つのコンパートメントを相互に固定する工
程が追加されてもよい。
ト２ａは、給送コンベヤ１０上に供給されたコンテナ３
の第１コンパートメント３ａ内へ、星型コンベヤ８によ
って導入される。第１のセットのバッグは、第１の部分
コンベヤ６上に供給されたバッグ２の列に起源を有す
る。バッグの挿入後、給送コンベヤ１０は、半分だけ充
填されたコンテナ３を、垂直軸１９を中心に矢印Ｄ方向
に回転可能な例えばターンテーブルである回転手段１８
に移動させる。回転手段１８は、半分だけ充填されたコ
ンテナ３を垂直軸１９を中心として１８０度回転させる
ことにより、この方向に回転されたコンテナ３を給送コ
ンベヤ１０の第２部分１０ａへ移す。次いで、給送コン
ベヤ１０の第２部分１０ａは、半分だけ充填されたコン
テナ３を第２の星型コンベヤ９の挿入箇所１６へ給送す
る。これにより、第２の部分コンベヤ７上に供給された
バッグ列に起源を有するバッグの第２のセット２ｂが、
コンテナの第２のコンパートメント３ｂ内に導入され
る。一連のバッグが同一の向きで供給されるにもかかわ
らず、回転手段上での回転により、バッグの二つのセッ
ト２ａと２ｂとはコンテナ３内で互いに対向する向きに
なる。このとき、各バッグの自立用底部が折り目３ｃに
面していることが好ましい。バッグの第２のセット２ｂ
がコンテナ３内に導入された後、充填されたコンテナ
は、星型コンベヤ９の領域から離脱し、コンテナ３を折
り曲げるために必要な力Ｅを作用させる標準的な折り曲
げ手段２０を通り、装置１を離脱する。折り曲げ手段２
０の後に、二つのコンパートメントを相互に固定する工
程が追加されてもよい。
【００１６】以上説明及び図示した実施の形態の変形例
を挙げると、本発明の装置は、バッグを単一列から単一
セットへ梱包するために用いてもよいし、回転手段を省
略してバッグを同一方向に向いた二つのセットにして梱
包してもよい。また、星型コンベヤの受入コンパートメ
ントの仕切り壁は、搬送方向において僅かに前方に曲が
った先端部を有してもよい。本発明の装置は、フォイル
又はフィルム材料製の両端の厚みが異なる自立式バッグ
の取り扱いにおいて特に効果的であるが、対称形状のバ
ッグも容易に取り扱うことができる。これらのバッグで
も、断続的な搬送運動によって中断されることのない継
続した搬送速度によって、搬送作業全体が高速化され
る。
を挙げると、本発明の装置は、バッグを単一列から単一
セットへ梱包するために用いてもよいし、回転手段を省
略してバッグを同一方向に向いた二つのセットにして梱
包してもよい。また、星型コンベヤの受入コンパートメ
ントの仕切り壁は、搬送方向において僅かに前方に曲が
った先端部を有してもよい。本発明の装置は、フォイル
又はフィルム材料製の両端の厚みが異なる自立式バッグ
の取り扱いにおいて特に効果的であるが、対称形状のバ
ッグも容易に取り扱うことができる。これらのバッグで
も、断続的な搬送運動によって中断されることのない継
続した搬送速度によって、搬送作業全体が高速化され
る。
【図１】本発明の実施の形態の装置を示す概略斜視図
【図２】星型コンベヤの概略側面図
１…バッグ挿入装置、２…バッグ、２ａ…バッグの第１
のセット、２ｂ…バッグの第２のセット、３…外部パッ
ケージ（コンテナ）、３ａ…第１のコンパートメント、
３ｂ…第２のコンパートメント、３ｃ…折り曲げ部、４
…バッグコンベヤ、５…供給コンベヤ、６…第１の部分
コンベヤ、７…第２の部分コンベヤ、８…第１の星型コ
ンベヤ、９…第２の星型コンベヤ、１０…給送コンベ
ヤ、１０ａ…第１部分、１０ｂ…第２部分、１１…分配
手段、１２…水平軸、１３…受入コンパートメント、１
４…積載箇所、１５…カバー、１６…挿入箇所、１７…
搬出ガイド、１８…回転手段、１９…垂直軸、２０…折
り曲げ手段
のセット、２ｂ…バッグの第２のセット、３…外部パッ
ケージ（コンテナ）、３ａ…第１のコンパートメント、
３ｂ…第２のコンパートメント、３ｃ…折り曲げ部、４
…バッグコンベヤ、５…供給コンベヤ、６…第１の部分
コンベヤ、７…第２の部分コンベヤ、８…第１の星型コ
ンベヤ、９…第２の星型コンベヤ、１０…給送コンベ
ヤ、１０ａ…第１部分、１０ｂ…第２部分、１１…分配
手段、１２…水平軸、１３…受入コンパートメント、１
４…積載箇所、１５…カバー、１６…挿入箇所、１７…
搬出ガイド、１８…回転手段、１９…垂直軸、２０…折
り曲げ手段
フロントページの続き (71)出願人 500502657 インダグ ゲゼルシャフト フィア イン ダストリーベダルフ ミット ベシュレン クテル ハフツング ウント コンパニー ベトリープス コマンディトゲゼルシャ フト ＩＮＤＡＧ Ｇｅｓｅｌｌｓｃｈａｆｔ ｆｕｅｒ Ｉｎｄｕｓｔｒｉｅｂｅｄａｒ ｆ ｍｂＨ ＆ Ｃｏ． Ｂｅｔｒｉｅｂ ｓ ＫＧ ドイツ連邦共和国、69214エッペルハイム ／ハイデルベルク、ルドルフ−ビルト−シ ュトラーセ ４−６ (72)発明者 ハンス−ペーター・ビルト スイス連邦共和国、6300 ツーク、キルヘ ンシュトラーセ ４ (72)発明者 エーベルハルト・クラフト ドイツ連邦共和国、74924 ネッカールビ ショフシャイム、ヘーベルシュトラーセ １
Claims (12)
- 【請求項１】 複数のバッグ、特に飲料が充填された起
立式バッグ、を外側コンテナ内に挿入する装置であっ
て、バッグ搬送コンベヤとコンテナ用の給送コンベヤと
を備え、前記バッグを前記給送コンベヤの上方の挿入箇
所で重力の作用によって前記コンテナ内に挿入する装置
において、 前記バッグ搬送コンベヤ（４）は、星型コンベヤ（８、
９）を備え、 前記星型コンベヤ（８、９）は、略水平な軸（１２）を
中心として回転可能であり、受入コンパートメント（１
３）を備え、 前記受入コンパートメント（１３）は、前記星型コンベ
ヤ（８、９）の円周上で積載及び搬出を行なうことが可
能であり、前記星型コンベヤ（８、９）の搬送方向にお
いてバッグを一つだけ受け、 前記星型コンベヤ（８、９）は、前記挿入箇所（１６）
で前記給送コンベヤ（１０）の上方において前記給送コ
ンベヤ（１０）の搬送方向と同じ搬送方向（Ｂ、Ｃ）を
有することを特徴とする装置。 - 【請求項２】 前記星型コンベヤ（８、９）及び前記給
送コンベヤ（１０）は、前記挿入箇所（１６）において
同一の速度で移動するように駆動されることを特徴とす
る請求項１に記載の装置。 - 【請求項３】 前記バッグ（２）は、前記受入コンパー
トメント（１３）内に隙間をもって置かれ、前記受入コ
ンパートメント（１３）は、積載箇所（１４）と前記挿
入箇所（１６）との間に延びる静止カバー（１５）によ
って閉鎖されることができることを特徴とする請求項１
又は２に記載の装置。 - 【請求項４】 前記受入コンパートメント（１３）内に
突出した搬出ガイド（１７）が前記挿入箇所（１６）に
設けられていることを特徴とする請求項１乃至３のいず
れか１つに記載の装置。 - 【請求項５】 前記星型コンベヤ（８、９）の前記積載
箇所（１４）の高さは、前記星型コンベヤの回転軸（１
２）と同じか又はそれより高いことを特徴とする請求項
３又は４に記載の装置。 - 【請求項６】 前記バッグ搬送コンベヤ（４）は、前記
バッグ（２）の第１のセット（２ａ）用の第１の部分コ
ンベヤ（６）及び第１の星型コンベヤ（８）と、前記バ
ッグ（２）の第２のセット（２ｂ）用の第２の部分コン
ベヤ（７）及び第２の星型コンベヤ（９）と、を含み、 前記コンテナ（３）用の前記給送コンベヤ（１０）は、
前記第１及び第２の星型コンベヤ（８、９）の両方に接
続していることを特徴とする請求項１乃至５のいずれか
１つに記載の装置。 - 【請求項７】 前記第２の星型コンベヤ（９）は、前記
給送コンベヤ（１０）の搬送方向（Ｃ）において前記第
１の星型コンベヤ（８）の後に配置されていることを特
徴とする請求項６に記載の装置。 - 【請求項８】 前記バッグ搬送コンベヤ（４）は、一連
の列になった前記バッグ（２）を供給するための供給路
（５）と、前記バッグ（２）を前記部分コンベヤ（６、
７）上に分配するための分配手段（１１）と、を含むこ
とを特徴とする請求項６及び７のいずれか１つに記載の
装置。 - 【請求項９】 前記給送コンベヤ（１０）は、前記バッ
グ（２）の第１のセット（２ａ）を前記コンテナ（３）
の第１の部分（３ａ）内に挿入し前記バッグ（２）の第
２のセット（２ｂ）を前記第１のセット（２ａ）とは異
なる向きで前記コンテナ（３）の第２の部分（３ｂ）内
に挿入するために前記コンテナ（３）を回転させるため
の回転手段（１８）を、前記第１の星型コンベヤ（８）
の前記挿入箇所（１６）と前記第２の星型コンベヤ
（９）の前記挿入箇所（１６）との間に備えることを特
徴とする請求項６乃至８のいずれか１つに記載の装置。 - 【請求項１０】 前記装置は自立式バッグ（２）を取り
扱う装置であって、前記バッグは前記バッグ搬送コンベ
ヤ（４）及び前記星型コンベヤ（８、９）上で横たわり
姿勢で搬送されることができ、全てのバッグの自立用底
部が搬送方向に対して横方向の同一の向きに向けられる
ことを特徴とする請求項１乃至９のいずれか１つに記載
の装置。 - 【請求項１１】 飲料が充填された自立式バッグの第１
のセットと第２のセットとを重力によって接合コンテナ
内に挿入する方法であって、 前記自立式バッグは横たわり姿勢で搬送されて第１の部
分流と第２の部分流とに分配され、前記二つの部分流の
それぞれは星型コンベヤへ供給され、前記星型コンベヤ
は水平軸を中心として回転可能であり、前記第１の部分
流の前記星型コンベヤは前記第１のセットのバッグを一
つずつ前記コンテナ内に挿入し、前記第２の部分流の前
記星型コンベヤは前記第２のセットのバッグを一つずつ
前記コンテナ内に挿入することを特徴とする請求項１乃
至１０のいずれか１つに記載の装置の運転方法。 - 【請求項１２】 前記外側コンテナは、前記第１のセッ
トを挿入する工程と前記第２のセットを挿入する工程と
の間で、回転されることを特徴とする請求項１１に記載
の方法。
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