JP2501701B2 - 先細り根菜類の整列容器詰装置 - Google Patents

先細り根菜類の整列容器詰装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、収穫洗浄された先細り
根菜類(人参、ごぼう、大根、その他)を、その隣同士
に首部側を容器の高さ方向、幅方向の両方向に対して交
互に逆向きにした整列状態に容器詰めする手段の改良に
関する。
【0002】
【従来技術と問題点】図9に示す先細り根菜類の容器詰
装置がある。
【0003】この容器詰装置は、搬入コンベヤ1’の搬
出端部に方向変更コンベヤ4’を正面視V字状に配備
し、その方向変更コンベヤの搬出端部に容器詰コンベヤ
5’を配備し、該容器詰コンベヤの搬出端部に容器6’
を置き、さらに容器詰コンベヤ5’の搬出端部に作業員
Mを配置するという構成である。
【0004】この構成によるときは、搬入コンベヤ1’
で搬入される多方向向きの先細り根菜類A’を、方向変
更コンベヤ4’に移乗せしめる前の段階で、吊下げ姿勢
に姿勢制御しないため、方向変更コンベヤ4’に移乗し
た先細り根菜類A’の方向姿勢が多方向向きとなって不
揃いになる。このことによって容器詰コンベヤ5’に移
乗した先細り根菜類A’の姿勢が多方向向きの雑多な重
なり合った姿勢となるのでそのまま容器詰すると、図示
の如く先細り根菜類A’の首部側が同じ側の揃って収容
されるため、嵩ばった不安定な容器詰姿勢になる。そこ
で、作業員Mが先細り根菜類A’を容器詰コンベヤ5’
から1個づつ取上げては、隣同士の首部側を交互に逆方
向に向けた状態に姿勢を修正して容器6’に整列収容せ
しめている。
【0005】本発明は、かかる問題点に着目してなした
もので、先細り根菜類の整列作業を作業員に依存するこ
となく、該根菜類の隣同士の首部側交互に逆向きに安
定した整列状態に容器詰めできるようにしたことを特徴
とする。
【0006】
【問題点解決手段】叙上の目的を達成するために本発明
がなした手段は、先細り根菜類搬入手段の搬出端部に位
置して、先細り根菜類をその太い頭部を上に吊下げて移
送しつつ垂直軸対称状の適宜傾き角にそれぞれ姿勢制御
して同傾き角状態のまま整列移送手段に案内する一対の
姿勢制御手段と、この姿勢制御手段から前記傾き角で送
り込まれた一組の先細り根菜類を容器詰搬送手段に対し
て、その首部を反対向きに交互させて送り込む整列移送
手段と、この整列移送手段から送り込まれた一組の先細
り根菜類を、隣同士の首部が交互に反対向きの横列状態
で移送する容器詰搬送手段とからなることを特徴とす
る。 また、本発明では、先細り根菜類搬入手段の搬出端
部に位置して、先細り根菜類をその太い頭部を上に吊下
げて移送しつつ垂直軸対称状の適宜傾き角にそれぞれ姿
勢制御して同傾き角状態のまま容器詰搬送手段に案内す
る一対の姿勢制御手段と、この姿勢制御手段から前記傾
き角で送り込まれた一組の先細り根菜類を、隣同士の首
部が反対向きの横列状態で移送する容器詰搬送手段とか
らなることを特徴とする。 また、本発明では、前記姿勢
制御手段が、先細り根菜類をその太い頭部を上に吊下げ
て移送可能な先拡がり且つ先下り状の一対の回転部材
と、この一対の回転部材間の下方に位置して、先細り根
菜類を適宜傾き角に姿勢制御可能な案内部材とで構成し
てあることを特徴とする。
【0007】
【作用】先細り根菜類は、一対の姿勢制御手段にそれぞ
れ導かれて、太い頭部を上に吊下げられて移送されなが
ら垂直軸対称の適宜傾き角にそれぞれ姿勢制御され、容
器詰搬送手段に直接または整列移送手段を経て送り込ま
れ、この容器詰搬送手段では、隣同士の首部が交互に反
対向きになっている横列状態に整列されて移送され、こ
の移送過程で容器詰めされる。
【0008】
【実施例】本発明請求項1及び2の整列容器詰手段のい
くつかの構成例、その用法を順に説明する。
【0009】図1に示す第1例の先細り根菜類搬入手段
1は、先細り根菜類Aを損傷せしめずに姿勢制御手段2
まで搬送搬入し得る構成のコンベヤ類であれば、ベルト
コンベヤ、ローラーコンベヤ、チェーンコンベヤ、その
他いかなる構成のコンベヤでも使用可能であるが、図示
例は、先細り根菜類Aを転動せしめないように搬送面に
仕切が長さ方向に平行配設されたベルトコンベヤの例を
示す。
【0010】姿勢制御手段2は、根菜類搬入手段1から
移送される多方向向きの先細り根菜類Aの姿勢を位置方
向向き、即ち尖端側を下向きに制御して吊下げ整列容器
詰しやすくするための部材である。図1に示す第1例の
姿勢制御手段2は、先細り根菜類搬入手段1の搬出端部
から整列移送手段3に向かって一対構成する。各制御手
段2は、さらに各一対づつの回転杆(回転管を含む。以
下同じ)を先拡がり、かつ先下りに斜設し、各一対づつ
の回転杆間に先拡がり(平面視略V字状)の姿勢性制御
空間6を形成して構成する。一対の姿勢制御手段2を構
成する各一対づつの回転杆は図4に示す如く、移送する
先細り根菜類Aを浮かす方向(詳しくは、一対の回転杆
における一方を時計方向に、他方を反時計方向)に夫々
回転せしめ、該根菜類を少ない抵抗で移送せしめ得るよ
うに構成する。前記姿勢性制御空間6は、姿勢制御手段
2の送出端部が、先細り根菜類Aの首部直径寸法よりも
若干短寸の最大空間幅となるように先拡がりに構成し、
移送される先細り根菜類Aが上記最大空間幅に至る迄の
間に姿勢を一方向(首部側を上方にした吊下がり姿勢)
に制御されるように構成し、先細り根菜類Aが前記最大
空間幅部位まで移送されると、整列移送手段3へ送出さ
れるように構成する。姿勢制御手段2で移送される先細
り根菜類Aは、先拡がりの姿勢性制御空間6を狭い方か
ら広いほうへと抵抗少なく移送され、この移送過程にお
いて姿勢制御手段2の移送方向を向いていた姿勢が次第
に別の一方向向きに制御され(図1で尖端側を下向きに
回転し)、首部側を上方にした吊下がり姿勢で移送さ
れ、送出端部から整列移送手段3に送出される。一対の
姿勢制御手段2を構成している一対の回転杆の高さ位置
関係は、片方(図1で夫々内側)の回転杆を僅か高く配
置し、姿勢が一方向(首部側を上方にした吊下がり姿
勢)に制御された先細り根菜類Aを傾斜(夫々反対向き
に傾斜)した吊下げ姿勢で移送し、送出端部から整列移
送手段3に送出す。先細り根菜類Aは、整列移送手段3
で一対ならしめると共に、隣同士の首部側を交互に移送
方向側(図1で下方の根菜類)と、反移送方向側(図1
で上方の根菜類)とに向けた縦列状態で容器詰搬送手段
4に向って移送され、該容器詰搬送手段4に片側から移
乗せしめられる(図2、図3等参照)。しかし姿勢制御
手段3を構成している一対の回転ローラーの高さ位置関
係は、図3に示すような段違い関係に限られるわけでな
く、同じ高さの平行関係であっても差支えない。姿勢制
御手段2における案内部材11は、該制御手段で移送さ
れる先細り根菜類Aの姿勢を移送過程で次第に移送方向
と交差する方向の適宜傾き角度に傾斜せしめるためのも
ので、根菜類Aを設計通りの方向に傾斜せしめた姿勢で
整列移送手段3に送出することに協働する。この案内部
材11は、一対の回転杆の間の下方に位置し、根菜類A
を浮かす方向(図面上では時計回り)に回転して、根菜
類Aの整列移送手段3側への移送を助けると共に適宜傾
き角度の傾斜姿勢に制御し得るようにしてある。
【0011】整列移送手段3は、姿勢制御手段2の送出
端部に正面視V字状に配備した2台のコンベヤで構成し
(図3の整列移送手段3と同じ構成)、先細り根菜類A
を一対にすると共に、該根菜類の隣同士の首部側を交互
に移送方向側と反移送方向側とに向けた縦列状態で移送
する。
【0012】整列移送手段3は、搬出端部を容器詰搬送
手段4の片側に配置し、搬出される先細り根菜類Aを隣
同士の首部側を交互に反対向きならしめて移乗せしめる
と共に、横列に整列された状態に移乗せしめる(図1参
照)。
【0013】容器詰搬送手段4は、先細り根菜類Aを損
傷せしめず、かつ整列(横列)状態を乱さずに可搬容器
5まで搬送し得る構成のコンベヤであれば、ベルトコン
ベヤ、ローラーコンベヤ、チェーンコンベヤ、その他い
かなる構成のコンベヤでも構わないが図示例は、先細り
根菜類Aを転動せしめないように搬送面に仕切が長さ方
向に平行配設されたベルトコンベヤを示し、各仕切間の
区画毎に先細り根菜類Aが整列移乗し得るように構成す
る。
【0014】容器詰搬送手段4は、図2示、図3示の場
合と同様に構成する。即ち、複数のプーリーに僅か緩く
掛渡し、かつ整列移送手段3の搬出端部に配備し、搬送
方向側部位(図3で上側部位)の一部を突上部材7で間
欠的に突上げて揺動せしめ、姿勢が不揃いの先細り根菜
類Aがあった場合に姿勢をそろえるようにする。突上部
材7で姿勢が整えられる先細り根菜類Aは、重なり合っ
ているものなどである。容器詰搬送手段4の搬出端部に
近い上方に回転ソフトロール8を設け、突上部材7の間
欠突上げで姿勢が整わなかった先取り根菜類Aの姿勢を
整えるようにする。回転ソフトロール8としては、図示
のブラシロールのほか、スポンジロール、ゴムロールそ
の他弾性を有するソフトな構成のロールの使用が可能で
ある。
【0015】容器詰搬送手段4の搬出端部に配置する可
搬容器6は、箱類、コンテナ類などであり、容器詰搬送
手段4に整列載乗した先細り根菜類Aが整列収容される
(図1、図2、図3等参照)。
【0016】図2、図3、図4に示す第2例は、先細り
根菜類搬入手段1の搬出端部に分岐路9を構成したこ
と、その分岐路の各送出口に夫々姿勢制御手段2を配設
すると共に各姿勢制御手段の送出端部を容器詰搬送手段
4の両側に向けて拡げたこと、各姿勢制御手段2の各送
出端部に夫々整列移送手段3を配設したこと、かくして
先細り根菜類Aを容器詰搬送手段4に対して両側から移
乗せしめる得るように構成したことが前記第1例と異な
る。
【0017】第2例の分岐路9は、先細り根菜類搬入手
段1によって搬入される先細り根菜類A相互の干渉を減
少せしめながら移送するための部材で、平面視略Y字形
の樋体(図示例)又は多方向に分岐した樋体(不図示)
で構成し、先細り根菜類搬入手段1によって搬入される
先細り根菜類Aを二分(図示例)又は多分(不図示)し
て移送し、該根菜類の干渉を減少せしめる。分岐路2
は、先細り根菜類搬入手段1の搬出端部から先下りに斜
設し、該搬入手段から搬出される先細り根菜類Aを出口
へ向って滑動せしめて、姿勢制御手段3へ移送する。分
岐路2には、先細り根菜類Aの飛出し防止と、静かな滑
動確保とのため、幕10を吊垂せしめる。分岐路9は、
図示例の如き樋体と幕10とによる構成に限られるもの
でなく、樋体を平面視で分岐されたシェルター(不図
示)に構成し、そのシェルター内の適所に幕を吊垂せし
めて、前記と同様の作用を発揮せしめてもよい。
【0018】姿勢制御手段2は、自体の構成を前記第1
例と同じくするが、配置するときは、容器詰搬送手段4
の両側に向けて先拡がりに配置する。かくして、先細り
根菜類Aが首部側を反移送方向側に向けた状態に整列移
送手段3に移乗せしめられ、その状態のまま整列移送手
段3で移送されるようにする。整列移送手段3は、自体
の構成を前記第1例と同じくするが、配置数を1基増加
し、一対の姿勢制御手段2の各送出端部から容器詰搬送
手段4の両側に向かって配置すると共に、該搬送手段の
移送方向にずれた位置に配置し、先細り根菜類Aが干渉
の心配少なく両側から容器詰搬送手段4に移乗し得るよ
うに構成し、該搬送手段に移乗した根菜類Aが隣同士の
首部側を交互に反対向きにした整列(横列)状態で移送
されるように構成する。
【0019】図5は、姿勢制御手段2の形状を変えた第
3例であり、該制御手段を構成する一対の回転杆(回転
管を含む、以下同じ)の形状を截頭円錐形に整形した構
成である。本例の場合の姿勢制御手段2は、前記回転杆
の小径部側を整列移送手段3側に配し、かつ軸芯が平行
の先下りに配設し、先拡がりの方向性制御空間6が形成
されるように構成する。図6は、さらに姿勢制御手段2
の形状を変えた第4列であり、該制御手段を構成する一
対の回転杆(回転管を含む、以下同じ)の形状を先端部
を先細りの形状に形成した構成である。この例の場合の
姿勢制御手段2は、前記回転ローラーの先細り先端部側
を整列移送手段3側に配し、かつ軸芯を平行に配した先
下りに配設し、先拡がりの方向性制御空間6が形成され
るように構成する。
【0020】図7は、姿勢制御手段2の配設角度を変え
た第5例であり、図2に示す実施例の配設角度を変更し
た構成である。即ち、図7において、姿勢制御手段2を
構成している一対の回転杆(不回転管を含む、以下同
じ)のうち、一方の杆(夫々の外側の杆)を分岐路2の
分岐された樋体の中心線と平行に配設し、他方の杆を先
拡がりに配設し、かつそれら両方の杆を先下りに配設せ
しめ、姿勢制御空間6を先拡がりに形成した構成であ
る。
【0021】しかして、上記した全実施例において、姿
勢制御手段2を構成している各一対づつの回転杆は、先
下り配設であれば、不回転杆(回転管を含む、以下同
じ)でもなんら差支えなく、また、高さ位置関係は、図
4示の如き段違い関係に限られず、同じ高さの平行関係
であってもよく、またさらに、高さ位置関係は、整列移
送手段3の移送方向が変われば、図4示と逆の段違い配
置でも差支えない。さらに姿勢制御手段2を側面視(図
1、図2、図3、図5、図6、図7で左側面視)ほぼV
字形配置のコンベヤ(ベルトコンベヤ、ローラーコンベ
ヤ、チェーンコンベヤ、その他のコンベヤ類)で構成す
るもの、姿勢制御手段2を側面視(上記左側面視)V字
形配置した案内板と上記コンベヤ類とで構成するもの任
意であるが、これらいずれの構成手段においても、構成
部材を構成手段部材を先拡がりに配置して先拡がりの姿
勢制御空間6を形成し、先細り根菜類Aの姿勢を吊下げ
姿勢に制御可能に構成する。
【0022】そして、上記全実施例における整列移送手
段3は、一方のコンベヤを案内板に変え、他方をコンベ
ヤ(ベルトコンベヤ、ローラーコンベヤ、チェーンコン
ベヤ、その他のコンベヤ類)のままとし、それら両部材
を正面視V字形に配置して構成するも、2枚の案内板を
若干の間隔を開けて正面視V字形に配設し、底部にコン
ベヤ(ベルトコンベヤ、ローラーコンベヤ、チェーンコ
ンベヤ、その他のコンベヤ類)を配設して構成するも差
支えなく、要するに姿勢制御手段2から移乗する先細り
根菜類Aが設計通りの整列状態(首部側を移送方向側又
は反移送方向側に向けた図1示又は図2示などの縦列状
態)を乱すことなく移送される構成であればよい。
【0023】案内部材11としては、自体の軸線回りに
回転する杆状あるいは管状等の回転部材、または、回転
しない杆状、管状、板状等の静止部材が挙げられる。な
お、この案内部材11は、各姿勢制御手段2を構成して
いる各一対づつの杆部材の高さ位置関係が一方と他方と
で段違い配置でも、同じ高さの平行配置でも、配設する
ことが好ましい。
【0024】次に使用法を説明する。
【0025】先細り根菜類搬入手段1で搬入される多方
向向きの先細り根菜類Aは、姿勢制御手段2に移乗す
る。該制御手段に移乗した先細り根菜類Aは、最初首部
側が移送方向を向いた姿勢で移送されるが、姿勢性制御
空間6が次第に拡がるため、徐々に尖端側を下方に向け
て回り始め、前記制御手段2の送出端部に至ると、姿勢
性制御空間6が最大幅になるため、首部側を上方にして
吊下がり、その吊下がった姿勢で送出され、整列移送手
段3に移乗する。該移送手段3に移乗した先細り根菜類
Aは、一対の隣同士の首部側を交互に移送方向側と反移
送方向側とに向けた縦列状態(図1参照)、又は首部側
を反移送方向側に向けた状態(図2参照)で移送され、
容器詰搬送手段4に隣同士の首部側を交互に反対向きに
した横列状態に移乗する。容器詰搬送手段4に移乗した
先細り根菜類Aは、前記整列(横列)姿勢のまま搬送さ
れ、容器5に整列(横列)姿勢のまま収容される。
【0026】従って、先細り根菜類Aを干渉のおそれ少
なく、人手を煩わすことなく、自動的に容器詰すること
が可能になる。
【0027】次に請求項3の整列容器詰手段の構成例を
図8で説明する。
【0028】本例は、上述した実施例から整列搬送手段
3を外し、姿勢制御手段2を複数対(図示例は、2対)
に増加し、容器詰搬送手段4に対して先細り根菜類Aを
側方から移乗せしめず、該根菜類を容器詰搬送手段4の
搬入端部側に移乗せしめるように構成した例である。
【0029】姿勢制御手段2は、請求項1,2の実施例
における一対の姿勢制御手段2を各一対づつ配設し、容
器詰搬送手段4に対し、各一対づつの姿勢制御手段2か
ら移乗せしめられる先細り根菜類Aを、移送方向に隣同
士の首部側が同一方向側に揃った横列状態(図で容器詰
搬送手段の矢印方向に隣同士の先細り根菜類の首部側が
上向き及び、下向きに揃った横列状態)、かつ移送方向
に交差する方向に隣同士の首部側が交互に反対向きとな
った横列状態(図で容器詰搬送手段の上下方向に隣同士
の先細り根菜類の首部側が交互に上向きと下向きとにな
った横列状態)で可搬容器5へ向って移送し、そのまま
容器詰めし得るように構成する。容器5は、請求項1,
2の例と同様構成の容器であるが、使用数は複数個(図
示例は2個)、又は大きいものを1個だけ容器詰搬送手
段4の搬出端部に配置する。
【0030】
【発明の効果】本発明は、叙上の如く構成したから、下
記の効果を奏する。
【0031】先細り根菜類を隣同士の首部側が交互に逆
向きになった整列姿勢のままで搬送し、自動的かつ連続
的に容器詰し得る。従って、人手を煩わさず能率よく整
列容器詰できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明整列容器詰方法に使用する装置の請求
項1及び2の第1例の構成の概略を示す平面図である。
【図2】 第2例の概略を示す平面図である。
【図3】 第2例の縦断正面図である。
【図4】 図2の(4)−(4)線に沿える拡大縦断側
面図である。
【図5】 第3例の一部拡大平面図である。
【図6】 第4例の一部拡大平面図である。
【図7】 第5例の一部拡大平面図である。
【図8】 請求項3の構成の概略を示す平面図である。
【図9】 従来技術の概略を示す平面図である。
【符合の説明】
A…先細り根菜類 1…先細り根菜類搬入手段 2…姿勢制御手段 3…整列移送手段 4…容器詰搬送手段 5…容器

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先細り根菜類搬入手段の搬出端部に位置
    して、先細り根菜類をその太い頭部を上に吊下げて移送
    しつつ垂直軸対称状の適宜傾き角にそれぞれ姿勢制御し
    て同傾き角状態のまま整列移送手段に案内する一対の姿
    勢制御手段と、この姿勢制御手段から前記傾き角で送り
    込まれた一組の先細り根菜類を容器詰搬送手段に対し
    て、その首部を反対向きに交互させて送り込む整列移送
    手段と、この整列移送手段から送り込まれた一組の先細
    り根菜類を、隣同士の首部が交互に反対向きの横列状態
    で移送する容器詰搬送手段とからなる先細り根菜類の整
    列容器詰装置。
  2. 【請求項2】 先細り根菜類搬入手段の搬出端部に位置
    して、先細り根菜類をその太い頭部を上に吊下げて移送
    しつつ垂直軸対称状の適宜傾き角にそれぞれ姿勢制御し
    て同傾き角状態のまま容器詰搬送手段に案内する一対の
    姿勢制御手段と、この姿勢制御手段から前記傾き角で送
    り込まれた一組の先細り根菜類を、隣同士の首部が反対
    向きの横列状態で移送する容器詰搬送手段とからなる
    細り根菜類の整列容器詰装置。
  3. 【請求項3】 前記姿勢制御手段が、先細り根菜類をそ
    の太い頭部を上に吊下げて移送可能な先拡がり且つ先下
    り状の一対の回転部材と、この一対の回転部材間の下方
    に位置して、先細り根菜類を適宜傾き角に姿勢制御可能
    な案内部材とで構成してあることを特徴とする請求項1
    または2記載の先細り根菜類の整列容器詰装置。
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