JP2001171601A - 充填機の充填重量検査装置 - Google Patents

充填機の充填重量検査装置

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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 充填機は、充填用容器内に充填液を充填
する充填ノズルと、この充填ノズルの下方に充填用容器
を搬送供給する搬送手段6とを備えている。上記充填用
容器とは別に用意された検査用容器3は保持部材2によ
って着脱自在に保持されており、この保持部材2は、移
動手段を構成するシリンダ装置15等により上記充填ノ
ズルの下方位置とこれから外れた退避位置とに移動され
るようになっている。保持部材が充填ノズルの下方位置
に位置されると充填ノズルから検査用容器に充填液が充
填されてその充填重量が計測される。 【効果】 検査用容器3は充填用容器とは別個に用意さ
れているので、空の検査用容器の重量を計測する作業
や、充填液を充填した検査用容器の重量を計測する作業
は、充填機による通常の充填作業とは別個に行なうこと
ができる。これにより充填液の充填重量を計測するため
に必要な充填機の運転停止時間を可及的に短くすること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は充填用容器内に充填
液を充填する充填機に関し、より詳しくは、充填用容器
内に充填される充填液の充填重量を計測するための充填
重量検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、充填用容器内に充填液を充填する
充填ノズルと、この充填ノズルの下方に充填用容器を搬
送供給する搬送手段とを備えた充填機は周知である。そ
して充填用容器内に充填液を充填する充填機において
は、その充填重量が適正であるかどうかを定期的に検査
する必要がある。従来、充填重量の検査を行なう場合に
は、先ず充填用容器の搬送を停止し、この状態で空の充
填用容器を搬送手段から抜取ってその重量を計測する。
次に、上記抜取った充填用容器を搬送手段に戻して運転
を再開し、該充填用容器に充填液の充填を行なう。充填
用容器内への充填液の充填が終了したら、充填用容器の
搬送を停止して当該充填用容器を抜取り、この充填用容
器の重量を計測して予め測定した空の充填用容器の重量
とから充填重量を算出していた。このような作業を行な
うものとして、特許第2620542号が知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
充填重量検査装置では、充填用容器の搬送を停止した状
態で空の充填用容器を搬送手段から抜取り、その重量を
計測してからこれを搬送手段に戻す作業と、再び充填用
容器の搬送を停止した状態で充填が終了した充填用容器
を搬送手段から抜取り、その重量を計測してからこれを
搬送手段に戻す作業とが必要となり、充填機の運転停止
時間が長くなるという欠点があった。本発明はそのよう
な事情に鑑み、充填機の運転停止時間を可及的に短くす
ることができる充填機の充填重量検査装置を提供するも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、充填
用容器内に充填液を充填する充填ノズルと、この充填ノ
ズルの下方に充填用容器を搬送供給する搬送手段とを備
えた充填機において、検査用容器を着脱自在に保持する
保持部材と、この保持部材を上記充填ノズルの下方位置
とこれから外れた退避位置とに移動させる移動手段とを
設け、上記保持部材を充填ノズルの下方位置に位置させ
て該充填ノズルから検査用容器に充填液を充填させるよ
うにしたものである。
【0005】上記構成によれば、保持部材に検査用容器
を着脱自在に設けているので、充填機の運転を停止する
ことなく空の検査用容器の重量を予め計測することがで
きる。そして充填ノズルの下方への充填用容器の供給を
停止させて充填ノズルの下方に空きを形成したら、上記
移動手段により保持部材を退避位置から充填ノズルの下
方位置へ移動させ、この状態で充填ノズルから検査用容
器に充填液を充填させる。この後、上記移動手段により
保持部材を充填ノズルの下方位置から退避位置へ移動さ
せれば、充填機の通常の運転を再開することができ、ま
た充填が終了した検査用容器の重量を計測することによ
り、予め測定した空の充填用容器の重量とから充填重量
を算出することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図示実施例について本発明
を説明すると、図1、図2は本発明に係る検査装置1に
よって充填重量の計測が行なわれている状態を示したも
ので、この状態では、上記検査装置1を構成する保持部
材2に保持された6本の検査用容器3は、6本の充填ノ
ズル4(図2、図3参照)の下方位置にそれぞれ位置さ
れている。しかしながら、通常の充填時には上記保持部
材2は充填ノズル4の下方位置から外れた図1の一点鎖
線で示す退避位置に移動されている。この状態におい
て、図2の想像線で示すアンプル等の充填用容器5は、
搬送手段6によって間欠的に搬送されて充填ノズル4の
下方位置に供給され、各充填ノズル4から各充填用容器
5内に充填液が充填されるようになっている。
【0007】上記搬送手段6は、図示しないフレームに
固定されて上記充填用容器5の底部を支持する支持部材
7と、この支持部材と一体に設けられて上記充填用容器
5の側面を支持するガイド部材8とを備えており、充填
用容器5はそれら支持部材7とガイド部材8とによって
支持されて一直線上を搬送されるようになっている。ま
た上記搬送手段6は、上下2枚の細長い搬送プレート
9、9を備えており、各搬送プレートの側部にそれぞれ
充填用容器5を収容する多数のポケット9aを形成して
いる。上記搬送プレート9、9は充填用容器5を挟んで
ガイド部材8とは反対側に配置されており、各搬送プレ
ート9、9がガイド部材8に近接した際には、各ポケッ
ト9a内に充填用容器5を収容するとともに、ガイド部
材8でその充填用容器5がポケット9a内から脱落しな
いようにこれを保持することができるようになってい
る。
【0008】上記各搬送プレート9、9は、図示しない
駆動機構により図1の矢印で示すように水平面内で4方
向に移動されるようになっている。すなわち、ガイド部
材8に近接した状態で図1の右方向に前進されて(矢印
a)各ポケット9aに保持した充填用容器5を前進さ
せ、次に各搬送プレート9、9の前進が停止されたら前
進させた充填用容器5をその位置に残してガイド部材8
から離隔する方向に移動され(矢印b)、次に図1の左
方向に後退されたら(矢印c)、再びガイド部材8に近
接した位置まで移動されて(矢印d)各ポケット9a内
に充填用容器5を収容保持するようになっている。この
とき、上記搬送手段6は6本の充填用容器5を1グルー
プとして6本分ずつ間欠的に前進させるようになってお
り、それにより充填が終了した6本の充填用容器を6本
の充填ノズル4の下方から搬出し、新たな6本の空の充
填用容器5を各充填ノズル4の下方に搬送供給できるよ
うになっている。このような搬送手段6および該搬送手
段6に充填用容器を供給する供給機構は、特公昭60−
48422号公報に開示されて従来既に公知である。さ
らに、上記6本の充填ノズル4はそれぞれ昇降部材10
(図2)に取付けてあり、この昇降部材10の昇降によ
って昇降されるようになっている。
【0009】次に、上記検査装置1を構成する保持部材
2は、アーム11を介して回転軸12の上端部に取り付
けてある。この回転軸12は鉛直方向に向けてフレーム
13に回転自在に軸支してあり、この回転軸12の回転
により上記保持部材2を充填ノズル4の下方位置とこれ
から外れた退避位置とに移動させることができるように
なっている。そして上記回転軸12の下端部に取付けた
アーム14にシリンダ装置15を連結してあり、このシ
リンダ装置15によって回転軸12を回転させることが
できるようにしている。したがって本実施例では、上記
シリンダ装置15、アーム14、回転軸12およびアー
ム11によって上記保持部材2を充填ノズル4の下方位
置とこれから外れた退避位置とに移動させる移動手段が
構成されている。
【0010】上記保持手段2は、図3、図4に示すよう
に、細長い板状部材から構成され、これに6つの貫通孔
21を一列に穿設している。各貫通孔21には筒状のホ
ルダ22をそれぞれ嵌合し、各ホルダ22の上端部に形
成したフランジ部22aを保持部材2の上面に載置させ
ることにより、各ホルダ22を保持部材2に取付けてい
る。上記各ホルダ22内には、検査用容器3をそれぞれ
着脱自在に嵌合している。この検査用容器3は安価な合
成樹脂から全体としては概略円筒状に製造してあり、ま
たその底部は球状となっている。そして上記各ホルダ2
2の底部に穿設した孔22b内に検査用容器3の底部球
状部を落とし込むことによって、各ホルダ22で検査用
容器3の底部を支持させている。また各検査用容器3の
口部にはそれぞれキャップ3aを着脱自在に取付けてい
る。
【0011】以上の構成において、通常の充填作業時に
は検査装置1の保持部材2は充填ノズル4の下方位置か
ら外れた図1の一点鎖線で示す退避位置に移動されてい
る。他方、充填用容器5は搬送手段6によって間欠的に
搬送されて6本ずつ充填ノズル4の下方位置に供給さ
れ、各充填ノズル4から各充填用容器5内に充填液が充
填される。充填重量の検査を行なう際には、搬送手段6
への充填用容器5の供給が停止される一方、既に搬送手
段6に供給されていた充填用容器5への充填作業が継続
され、これにより既に搬送手段6に供給されていた全て
の充填用容器5への充填が終了する。これまでには、空
の検査用容器3が保持部材2に取付けられており、かつ
各検査用容器3の重量は、キャップ3aを取外した状態
で、予め計測記録されている。
【0012】上記搬送手段6に供給されていた全ての充
填用容器5への充填が終了し、かつ全ての充填用容器5
が搬送手段6から排出されると、該搬送手段6の運転が
停止され、また各充填ノズル4は検査用容器3と干渉し
ない高い位置まで上昇される(図2参照)。この状態と
なると、各検査用容器3からキャップ3aが取外される
とともに、保持部材2の移動手段を構成するシリンダ装
置15が作動され、アーム14、回転軸12およびアー
ム11を介して上記保持部材2が退避位置から充填ノズ
ル4の下方位置へ移動される。すると、上記各充填ノズ
ル4が降下されてその下端部が検査用容器3内に挿入さ
れ、通常と同様な充填作業が行なわれて検査用容器3内
に充填液が充填される。検査用容器3内への充填液の充
填が終了すると、充填ノズル4が上昇され、次にシリン
ダ装置15の作動により保持部材2が充填ノズル4の下
方位置から退避位置へと移動される。そして退避位置へ
移動された検査用容器3のそれぞれにキャップ3aが取
付けられると、保持部材2から各検査用容器3が取外さ
れる。この後、再び各検査用容器3からキャップ3aが
取外されて各検査用容器3の重量が計測されると、その
重量と空の検査用容器3の重量とから充填用容器内に充
填された充填液の重量がそれぞれ算出される。各充填用
容器内に充填された充填液の重量が適正値を外れている
場合には、当該充填ノズル4についてその充填重量の調
整が行なわれる。そしてこの後、上記搬送手段6への充
填用容器5の供給が再開され、6本の充填用容器5が充
填ノズル4の下方に供給されると、充填ノズル4による
充填が開始される。
【0013】図5、図6は上記保持部材2に検査用容器
3を取付ける代りに、上記充填ノズル4から流出される
充填液を受ける液受け具25を着脱自在に取付けた状態
を示している。この液受け具25は、空充填を行なって
充填ノズル4内のエアを抜く際に、充填ノズル4から流
出される充填液を受けるためのものである。上記液受け
具25は、全体として直方体形状に形成され、その上面
は6本の充填ノズル4を受入れることができる大きさの
開口部25aを有している。また底面は中央部に向かっ
て下方に傾斜しており、その下方となる中央部に充填液
の排出パイプ26を接続している。上記液受け具25の
底部にはプレート27を取付けてあり、このプレート2
7の両端部に保持部材2に穿設した貫通孔21内にそれ
ぞれ嵌合されるナット28を固定している。そして上記
ナット28を貫通孔21内にその上方から嵌合した状態
で、下方から各ナット28に取付けねじ29を螺着する
ことにより、液受け具25を保持部材2に着脱自在に取
付けている。したがって充填ノズル4内のエアを抜く際
には、上記保持部材2に液受け具25を取付け、これを
充填ノズル4の下方位置に位置させればよい。
【0014】図7、図8は上記保持部材2に検査用容器
3や液受け具25を取付ける代りに、上記充填ノズル4
から流出される洗浄液を受ける洗浄カップ31を着脱自
在に取付けた状態を示している。この洗浄カップ31
は、各充填ノズル4の下端部を受入れる6本のチューブ
状部材32を備えており、各チューブ状部材32の上端
部は連結部材33によって相互に一体に連結されてい
る。また各チューブ状部材32の上部内面にシール部材
34が設けられ、このシール部材34は充填ノズル4が
各チューブ状部材32内に挿入された際にその外周面に
密着してその部分をシールすることができるようになっ
ている。各チューブ状部材32の下端部には段付筒状部
材35がそれぞれ取付けられており、各段付筒状部材3
5の上方大径部35aが保持部材2の貫通孔21内に嵌
合されるようになっている。そして各大径部35aの上
端部にフランジ部35bが設けられており、このフラン
ジ部35bが保持部材2の上面に載置されるようになっ
ている。上記各段付筒状部材35の下部は小径部35c
となっており、この小径部35cは上記貫通孔21をそ
れぞれ貫通して保持部材2の下面から下方に突出するよ
うになっている。そして両側の小径部35cにカップ部
材36が取付けられるようになっており、その両側の小
径部35cにカップ部材36を着脱自在に連結すること
により、洗浄カップ31全体を保持部材2に着脱自在に
取付けることができるようにしている。
【0015】上記カップ部材36は、各小径部35cを
受入れる6つのカップ孔36aを備えており、各小径部
35cが各カップ孔36a内に挿入された際には、各小
径部35cの外周に設けたシール部材37により各小径
部35cとカップ孔36aとの間がシールされるように
なっている。上記カップ部材36の両側には該カップ部
材36を上記両側の小径部35cに連結するための取付
け金具38を設けている。両取付け金具38はL字型に
湾曲させてあり、カップ部材36に水平面内で往復動可
能に取付けている。上記取付け金具38には、図9で示
すように、上記小径部35cの挿抜を許容する大径孔3
8aと、小径部35cの挿抜は阻止するが、小径部35
cに形成した環状溝35dには係合する小径孔38bと
を連続させて形成してある。また、上記取付け金具38
に係合孔38cを形成するとともに、該係合孔38c内
に挿入させたストッパピン39を上記カップ部材36に
取付けることにより、上記取付け金具38を、ストッパ
ピン39が係合孔38cの両端部に当接する範囲内で往
復動させることができるようにしている。そして図8に
示すようにカップ部材36と取付け金具38との間にば
ね40を弾装して取付け金具38を右方に付勢し、通常
はストッパピン39が係合孔38cの左端部に当接する
位置に保持している。この状態では、上記段付筒状部材
35の小径部35cをカップ孔36a内に挿入させた際
に、小径孔38bが該小径部35cの環状溝35dと係
合する位置となり、また取付け金具38をばね40に抗
してストッパピン39が係合孔38cの右端部に当接す
る位置まで左方に移動させた際には、大径孔38aの中
心が小径部35cの中心に一致する位置となるようにな
っている。
【0016】したがって段付筒状部材35とカップ部材
36とを連結する際には、取付け金具38をばね40に
抗して左行端まで移動させれば、小径部35cを大径孔
38a内に挿入することができ、この後、取付け金具3
8をばね40の弾撥力により右行端まで移動させて小径
孔38bと小径部35cの環状溝35dとを係合させる
ことにより、取付金具38を介して小径部35cとカッ
プ部材36とを一体的に連結することができる。また、
取付け金具38をばね40に抗して左行端まで移動させ
ることにより、両者を分離させることが可能となる。さ
らに、上記各カップ孔36aはそれぞれカップ部材36
に形成したオリフィス41を介して共通の排出通路42
に連通させてあり、この排出通路42は下部排出パイプ
43を介して図示しない洗浄液の回収槽に連通させてい
る。また、上記各チューブ状部材32の上部にはそれぞ
れ別個に上部排出パイプ44を連通させてあり、それぞ
れの上部排出パイプ44も図示しない洗浄液の回収槽に
連通させている。
【0017】したがって充填ノズル4の洗浄を行なう際
には、上記保持部材2に洗浄カップ31を取付け、これ
を充填ノズル4の下方に位置させた状態で充填ノズル4
を降下させ、その下端部を洗浄カップ31のチューブ状
部材32内にそれぞれ挿入する。この状態で充填ノズル
4から洗浄液を吐出させれば、該洗浄液の一部は各カッ
プ孔36aからオリフィス41、排出通路42および下
部排出パイプ43を介して図示しない洗浄液の回収槽に
排出されるようになる。また、上記洗浄液の残部は各カ
ップ孔36aから段付筒状部材35内を介して各チュー
ブ状部材32の上部に流通し、さらに各上部排出パイプ
44を介して図示しない洗浄液の回収槽に排出されるよ
うになる。
【0018】なお、上記実施例では、充填重量を計測す
る際には、搬送手段6への充填用容器5の供給を停止す
る一方、既に搬送手段6に供給されていた充填用容器5
への充填作業が継続され、これにより既に搬送手段6に
供給されていた全ての充填用容器5への充填を終了する
ようにしている。しかしながら、上記実施例に関連して
言えば、6本分の充填用容器5の供給のみを停止させて
6本分の容器の空きを作り、この空間の移動に同期し
て、その6本分の容器の空き空間内に保持部材2を挿入
して充填ノズル4の下方に充填用容器3を挿入して充填
を行なわせ、次に保持部材2を退避位置へ移動させるよ
うにすることも可能である。
【0019】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、空の検
査用容器の重量を計測する作業や、充填液を充填した検
査用容器の重量を計測する作業は、充填機による通常の
充填作業とは別個に行なうことができるため、充填液の
充填重量を計測するために必要な充填機の運転停止時間
を可及的に短くすることができるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す概略平面図。
【図2】図1の要部の断面図。
【図3】図1のIII−III線に沿う拡大断面図。
【図4】図3の平面図。
【図5】図3の保持部材2に取付ける液受け具25を分
解して示す断面図。
【図6】図5の平面図。
【図7】図3の保持部材2に取付ける洗浄カップ31を
分解して示す断面図。
【図8】図7の側面図。
【図9】図8の取付け金具38の平面図。
【符号の説明】
1…検査装置 2…保持部材 3…検査用容器 4…充填ノズル 5…充填用容器 6…搬送手段 12…回転軸 15…シリンダ装置
(移動手段) 25…液受け具 31…洗浄カップ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 充填用容器内に充填液を充填する充填ノ
    ズルと、この充填ノズルの下方に充填用容器を搬送供給
    する搬送手段とを備えた充填機において、 検査用容器を着脱自在に保持する保持部材と、この保持
    部材を上記充填ノズルの下方位置とこれから外れた退避
    位置とに移動させる移動手段とを設け、上記保持部材を
    充填ノズルの下方位置に位置させて該充填ノズルから検
    査用容器に充填液を充填させるようにしたことを特徴と
    する充填機の充填重量検査装置。
  2. 【請求項2】 上記保持部材は、上記充填ノズルから流
    出される充填液を受ける液受け具又は上記充填ノズルか
    ら流出される洗浄液を受ける洗浄カップを着脱自在に保
    持可能であることを特徴とする請求項1に記載の充填機
    の充填重量検査装置。
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