JPH0114094B2 - - Google Patents

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JPH0114094B2
JPH0114094B2 JP13503685A JP13503685A JPH0114094B2 JP H0114094 B2 JPH0114094 B2 JP H0114094B2 JP 13503685 A JP13503685 A JP 13503685A JP 13503685 A JP13503685 A JP 13503685A JP H0114094 B2 JPH0114094 B2 JP H0114094B2
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Japan
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cap
chute
movable rails
caps
rails
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JP13503685A
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JPS624037A (ja
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Katsuhiro Shiroo
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Shikoku Kakoki Co Ltd
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Shikoku Kakoki Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS624037A publication Critical patent/JPS624037A/ja
Publication of JPH0114094B2 publication Critical patent/JPH0114094B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、包装機械、とくに無菌包装機械に
おけるキヤツピング装置へのキヤツプ殺菌供給装
置に関する。
従来の技術 包装機械に供される容器およびキヤツプはそれ
自体汚染されており、無菌包装を達成するために
は、容器およびキヤツプの双方を殺菌する必要が
ある。従来、容器およびキヤツプのうち、容器
は、これをオンライン上で殺菌するようにしてい
たが、キヤツプは、これをオンラインで一定数ま
とめて殺菌し、一定数ずつオンライン上のキヤツ
ピング装置へ供給するようにしていた。
発明が解決しようとする課題 上記のようなキヤツプの殺菌の仕方では、ライ
ンの構成がシンプルになるという利点はあるが、
殺菌済みのキヤツプをキヤツピング装置へ供給す
るまでに、キヤツプの管理等に不備があると、キ
ヤツプが再び汚染されてしまうという問題点があ
つた。
また、キヤツプが四角形であると、キヤツピン
グ装置へキヤツプをその向きを揃えて供給しなけ
ればならないが、そうすることは、はなはだ面倒
であつた。
この発明の目的は、上記問題点を解決した包装
機械におけるキヤツピング装置へのキヤツプ殺菌
供給装置を提供することにある。
課題を解決するための手段 この発明によるキヤツピング装置へのキヤツプ
殺菌供給装置は、容器搬送コンベヤと、これの搬
送経路上に配置されかつ昇降および反転自在なバ
キユームカツプを有するキヤツピング装置と、コ
ンベヤおよびキヤツピング装置を取囲みかつバキ
ユームカツプによるキヤツピング位置の真上に位
置する連通口が頂壁に設けられている無菌チヤン
バとを備えており、連通口の真上に位置するバキ
ユームカツプへのキヤツプ供給位置に対し連通口
を通してバキユームカツプが進退するようになさ
れている包装機械において、平面より見て容器搬
送経路と直交する線上に位置しかつ下端部がキヤ
ツプ供給位置と同じ高さとなるように配置されか
つ四角形のキヤツプをその向きを変えないで搬送
する傾斜シユートと、キヤツプ受け部および渡し
部が容器搬送経路と平行に並ぶように設けられか
つキヤツプ受け部がシユートの底壁とつらなるよ
うに配されている水平移替板と、シユートの下端
部に対しキヤツプ1つを通す間隔をおいてキヤツ
プ受け部に設けられているストツパと、移替板上
のキヤツプ受け部と渡し部の間を往復動しうるよ
うに配置されているプツシヤと、キヤツプ渡し部
からキヤツプ供給位置に向かつてのびかつキヤツ
プがまたがつてのせられる間隔をおいて互いに平
行に配置された一対の水平案内レールと、両案内
レールと連絡するようにキヤツプ供給位置の両側
に配置されかつ互いに接近・離隔自在な一対の水
平可動レールと、キヤツプ渡し部の上方から案内
レールの上方を越えて可動レールの上方まで配置
されかつキヤツプ押動片が等間隔で外向きに取付
けられている間欠駆動エンドレス・チエーンと、
両案内レールにそつて配置されている殺菌液ノズ
ルおよび熱風ノズルと、シユート、移替板、スト
ツパ、プツシヤ、案内レール、可動レールおよび
チエーンのうち、少なくとも案内レール、可動レ
ールおよびチエーンのそれぞれ全体と、殺菌液ノ
ズルおよび熱風ノズルのそれぞれ全体のうち、少
なくともそれぞれの吹出し口とを取囲みかつ連通
口を通じて無菌チヤンバと連通している密閉状殺
菌チヤンバとからなり、両可動レールの対向面
に、両可動レールのそれぞれ上面より一段低い段
部が設けられ、接近時の両可動レールの段部にキ
ヤツプがまたがるようにのせられて両可動レール
の対向面でキヤツプが位置決めされるようになさ
れているものである。
作 用 この発明によるキヤツピング装置へのキヤツプ
殺菌供給装置には、平面より見て容器搬送経路と
直交する線上に位置しかつ下端部がキヤツプ供給
位置と同じ高さとなるように配置されかつ四角形
のキヤツプをその向きを変えないで搬送する傾斜
シユートと、キヤツプ受け部および渡し部が容器
搬送経路と平行に並ぶように設けられかつキヤツ
プ受け部がシユートの底壁とつらなるように配さ
れている水平移替板と、シユートの下端部に対し
キヤツプ1つを通す間隔をおいてキヤツプ受け部
に設けられているストツパと、移替板上のキヤツ
プ受け部と渡し部の間を往復動しうるように配置
されているプツシヤとが備わつているから、シユ
ートで搬送されたキヤツプは、移替板のキヤツプ
受け部上においてストツパに当接して停止され、
プツシヤでキヤツプ受け部からキヤツプ渡し部ま
で移動させられる。この間、キヤツプはシユート
内を搬送されたままの姿勢に保たれている。
さらに、キヤツプ殺菌供給装置には、キヤツプ
渡し部からキヤツプ供給位置に向かつてのびかつ
キヤツプがまたがつてのせられる間隔をおいて互
いに平行に配置された一対の水平案内レールと、
両案内レールと連絡するようにキヤツプ供給位置
の両側に配置されかつ互いに接近・離隔自在な一
対の水平可動レールと、キヤツプ渡し部の上方か
ら案内レールの上方を越えて可動レールの上方ま
で配置されかつキヤツプ押動片が等間隔で外向き
に取付けられている間欠駆動エンドレス・チエー
ンとが備わつているから、移替板のキヤツプ渡し
部上のキヤツプは、押動片でキヤツプ渡し部から
案内レール上に押出され、つづいて案内レール上
を可動レールのところまで押動され、最終的に可
動レールで受けられる。移替板のキヤツプ渡し部
から可動レール上までもキヤツプはその姿勢を変
えることがないから、最終的に可動レールで受け
られたキヤツプの姿勢はシユート内を搬送された
ときのままである。
両可動レールの対向面に、両可動レールのそれ
ぞれ上面より一段低い段部が設けられ、接近時の
両可動レールの段部にキヤツプがまたがるように
のせられて両可動レールの対向面でキヤツプが位
置決めされるようになされているから、シユート
内を搬送されたときのままの姿勢で可動レール上
まで搬送されてきたキヤツプがそのままの姿勢で
位置決めされる。
両案内レールにそつて殺菌液ノズルおよび熱風
ノズルが配置されているから、シユートから可動
レールへ搬送される途中で殺菌液および熱風をキ
ヤツプに吹き付けることにより、キヤツプが殺菌
される。
シユート、移替板、ストツパ、プツシヤ、案内
レール、可動レールおよびチエーンのうち、少な
くとも案内レール、可動レールおよびチエーンの
それぞれ全体と、殺菌液ノズルおよび熱風ノズル
のそれぞれ全体のうち、少なくともそれぞれの吹
出し口とを密閉状殺菌チヤンバが取囲んでおり、
密閉状殺菌チヤンバはキヤツプ入口を通じて無菌
チヤンバと連通しているから、殺菌済のキヤツプ
が再び汚染されることがない。
実施例 この発明の実施例を図面を参照してつぎに説明
する。
<包装機械の概要> 包装機械は、容器搬送コンベヤ15と、これの
搬送経路上に配置されかつ昇降および反転自在な
バキユームカツプ16を有するキヤツピング装置
2と、コンベヤ15およびキヤツピング装置2を
取囲みかつバキユームカツプ16によるキヤツピ
ング位置の真上に位置する連通口62が頂壁に設
けられている無菌チヤンバ17と、連通口62の
真上に位置するバキユームカツプ16へのキヤツ
プ供給位置に四角形のキヤツプCを殺菌して供給
するキヤツプ殺菌供給装置70とを備えている。
容器搬送コンベヤ15の搬送経路にはキヤツピ
ング装置2の外に、図示しないが、その搬送方向
に後から前にかけて順次充填装置、ラベリング装
置、シーリング装置、マーキング装置、容器排出
装置などが配置されている。上記装置群の容器に
対する作動部分は、密閉状無菌チヤンバ17内に
のびている。
<キヤツピング装置> 第9図および第12図に、キヤツピング装置2
が詳しく示されている。バキユームカツプ16は
角柱状アーム47の先端に取付けられている。角
柱状アーム47の基端は水平回動軸48の左端に
固定されている。水平回動軸48の右端はスライ
ダ49の前後方向中央部に貫通されてその右方に
突出しており、その突出端には反転用カム50が
固定されている。スライダ49の両側部は前後一
対の平行垂直案内棒51,52にはめられてい
る。また、スライダ49には図示しない手段によ
つて作動する昇降ロツド53が連結されている。
両案内棒51,52は縦断面コ形の支持部材54
の上下両端に渡し止められている。支持部材54
の左側面にはその前後方向中央部に上下に所定間
隔をおいて2つのローラ55,56が、その上下
方向中央部の前寄りに3つのローラ57〜59が
それぞれ取付けられている。一方、カム50の外
周面には各ローラ55〜59にはまり合う溝60
が形成されており、スライダ49とともにカム5
0が昇降する際に、その溝60に各ローラ55〜
59が順次はまりあうことにより、カム50が
180度ずつ正転しかつ反転する。その結果、水平
回転軸48およびアーム47を介してバキユーム
カツプ16が昇降しかつ反転する。また水平回転
軸48およびアーム47には詳しく図示しないが
バキユーム・ポンプに接続されている吸引孔61
が形成されている。そして、バキユームカツプ1
6が昇降しかつ反転することにより、バキユーム
カツプ16が無菌チヤンバ17の連通孔62を通
してキヤツプ供給位置に対し進退するようになさ
れている。
<キヤツプ殺菌供給装置> キヤツプ殺菌供給装置70は、平面より見て容
器搬送経路と直交する線上に位置しかつ下端部が
キヤツプ供給位置と同じ高さとなるように配置さ
れかつ四角形のキヤツプCをその向きを変えない
で搬送する傾斜シユート3と、キヤツプ受け部4
Aおよび渡し部4Bが容器搬送経路と平行に並ぶ
ように設けられかつキヤツプ受け部4Aがシユー
ト3の底壁3aとつらなるように配されている水
平移替板4と、シユート3の下端部に対しキヤツ
プC1つを通す間隔をおいてキヤツプ受け部4A
に設けられているストツパ5と、移替板4上のキ
ヤツプ受け部4Aと渡し部4Bの間を往復動しう
るように配置されているプツシヤ6と、キヤツプ
渡し部4Bからキヤツプ供給位置に向かつてのび
かつキヤツプCがまたがつてのせられる間隔をお
いて互いに平行に配置された一対の水平案内レー
ル7と、両案内レール7と連絡するようにキヤツ
プ供給位置の両側に配置されかつ互いに接近・離
隔自在な一対の水平可動レール12,13と、キ
ヤツプ渡し部4Bの上方から案内レール7の上方
を越えて可動レール12,13の上方まで配置さ
れかつキヤツプ押動片8が等間隔で外向きに取付
けられている間欠駆動エンドレス・チエーン9
と、両案内レール7にそつて配置されている殺菌
液ノズル10および熱風ノズル11と、シユート
3、移替板4、ストツパ5、プツシヤ6、案内レ
ール7、可動レール12,13およびチエーン9
のうち、少なくとも案内レール7、可動レール1
2,13およびチエーン9のそれぞれ全体と、殺
菌液ノズル10および熱風ノズル11のそれぞれ
全体のうち、少なくともそれぞれの吹出し口とを
取囲みかつ連通口62を通じて無菌チヤンバ17
と連通している密閉状殺菌チヤンバ14とからな
る。
傾斜シユート3は、第1図、第3図および第4
図に示すように、横断面上向きコ形のシユート本
体18と、その開口にそつて配置されている押え
板19とよりなり、全体としてほぼ45度の角度を
なしているが、その上下端はいずれも水平となさ
れている。シユート3の上端にはキヤツプ収容タ
ンク1が接続されている。シユート3の下端水平
部の丁度後半分は殺菌チヤンバ14の右壁から前
壁にかけて食い込んでいる。また、殺菌チヤンバ
14の右壁にはシユート3先端の左方に位置する
ようにキヤツプ入口20が設けられている。シユ
ート3の内部には、正方形の多数の浅いカツプ状
キヤツプCが一列に並んだ状態で上下を逆向きに
収容されている。
移替板4は、第1図および第3図〜第6図に示
すように、前後方向に長い方形平板状のもので、
その大半は入口20を通つて殺菌チヤンバ14内
に入り込んでいる。また、移替板4の上方にはシ
ユート3の押え板19が突き出ているが、移替板
4と押え板19の間にはキヤツプCの入る間〓が
設けられている。
ストツパ5は、第1図および第3図〜第6図に
示すように、前後方向に長い横断面方形の板状の
もので、移替板4のキヤツプ受け部4Aの左縁か
ら立上つている。シユート3内を滑り落ちてキヤ
ツプCはストツパ5に当接することにより移替板
4のキヤツプ受け部4A上で停止する。
プツシヤ6は、第1図および第3図〜第6図に
示すように、移替板4と押え板19の間の間〓に
入り込みうる高さを有する左右方向にのびた板状
のものであつて、後向き流体圧シリンダ22のピ
ストンロツド23に取付けられている。プツシヤ
6の右縁部にはこれより前向きにのびた板状可動
ストツパ21が一体に設けられており、プツシヤ
6と可動ストツパ21とで平面視L形をなしてい
る。なお、移替板4、ストツパ5および流体圧シ
リンダ22は共通のブラケツト24を介して殺菌
チヤンバ14の前壁に取付けられている。
流体圧シリンダ22を作動させてプツシヤ6を
後方へ移動させると、プツシヤ6に押動されるこ
とにより、キヤツプCが移替板4上を滑りながら
そのキヤツプ受け部4Aよりキヤツプ渡し部4B
に移動する。この際に、可動ストツパ21がシユ
ート3の下端を閉鎖するためにシユート3からキ
ヤツプCが出てくることはないが、プツシヤ6が
前方へ移動してシユート3とストツパ5の間から
退去すると、シユート3の下端は開放される。そ
うすると、つぎのキヤツプCがシユート3より飛
び出して来て移替板4のキヤツプ受け部4A上に
のせられる。
一対の水平案内レール7は、主として、第1
図、第7図および第8図に示すように、丸棒より
なりかつ移替板4と同レベルである。案内レール
7の上方には、同じく丸棒よりなる押えレール2
5がキヤツプCを案内レール7とともにゆるくは
さみうる間隔をおいて案内レール7と平行に配置
されている。また、水平案内レール7の途中の必
要適所には側部ガイド26が設けられている(第
7図および第8図参照)。
両水平可動レール12,13は、第1図、第2
図および第9図〜第11図に示すように、水平案
内レール7のほぼ左方延長線上に位置しており、
左右一対の水平揺動アーム35,36の両端部に
連結されている。両水平揺動アーム35,36の
うち、左水平揺動アーム35はその長さの中間部
において垂直回動軸39の下端に固定されてい
る。垂直回動軸39は、主チヤンバ17の頂壁に
貫通状に設けられた筒状案内部材40にブツシユ
41を介して回転自在にはめ入れられてその上方
に突出している。その突出端にはアーム42がキ
ー止めせられており、その先端には流体圧シリン
ダ43のピストンロツド44が連結されている。
一方、右水平揺動アーム36の長さの中央部には
ブツシユ45を介して垂直支持軸46がはめ入れ
られている。
流体圧シリンダ43を作動させると、アーム4
2を介して垂直回動軸49が回動し、これにとも
なつて左水平揺動アーム35が揺動することによ
り、両可動レール12,13が相互に接近・離隔
する。
第2図に詳しく示すように、両可動レール1
2,13の対向面に、両可動レール12,13の
それぞれ上面より一段低い段部37,38が設け
られている。段部37,38の幅は右半部におい
て広く、左半部において狭く形成されており、段
部37,38の右半部に載せられているキヤツプ
Cは可動レール12,13の離隔により段部3
7,38からはずれることはないが、段部37,
38の左半分にのせられているキヤツプCは可動
レール12,13の離隔により段部37,38か
らはずれて下方に落下する。また、接近時の両可
動レール12,13の段部37,38の左半分に
キヤツプCがまたがるようにのせられて両可動レ
ール12,13の対向面でキヤツプCが位置決め
される。
チエーン9は、第1図、第3図および第4図に
示すように、前後でそれぞれ対をなすスプロケツ
ト27および左部駆動スプロケツト28にそれぞ
れ巻き掛けられている。右部従動スプロケツト2
7は移替板4の直上よりやや右方に、左部駆動ス
プロケツト28は可動レール12,13の直上よ
りやや左方にそれぞれ位置するように配置されて
いる。キヤツプ押動片8は前後で対をなすチエー
ン9に渡し止められた多数の帯板29の長さの中
間部にそれぞれ一体に設けられている。キヤツプ
押動片8の隣りあうもの同志の間〓はキヤツプC
の幅よりも若干大きい。キヤツプ押動片8がチエ
ーン9の下側移動経路に差し掛かると、移替板4
のキヤツプ渡し部4Bにのせられて待機している
キヤツプCの後縁に係合し、同キヤツプCを左方
に押動する。その結果、キヤツプCが移替板4よ
り水平案内レール7に移替えられ、続いてキヤツ
プ押動片8によつて順次左方に運ばれていき可動
レール12へと渡される。
殺菌液ノズル10は、第1図および第7図に示
すように、殺菌チヤンバ14の後壁に設けられた
膨出部30の先端に前向きに取付けられており、
その吹出し口は案内レール7の方向に向けられて
いる。殺菌液ノズル10と相対するように殺菌チ
ヤンバ14の前壁には空気排出管31が接続され
るとともに、噴霧された殺菌液を空気排出管31
に向つて案内するために、水平案内レール7およ
びチエーン9の下側移動経路を覆うようにカバー
32が設けられている。熱風ノズル11は、第1
図、第2図および第8図に示すように、水平案内
レール7の長さ方向に所定間隔をおいた複数位置
において水平案内レール7およびチエーン9の下
側移動経路を上下からはさむように対向状に配置
されている。各熱風ノズル11には殺菌チヤンバ
14の前壁を貫通した熱風供給管33がそれぞれ
接続されている。また熱風ノズル11は、水平案
内レール7およびチエーン9の下側移動経路とと
もにカバー34で覆われている。
殺菌チヤンバ14は左右方向に長い箱形のもの
であつて、その左端部において主チヤンバ17の
頂壁に重ね合わされるように設置されており、そ
の重ね合わされた部分に設けられた連通口62を
介して主チヤンバ17と連通している。殺菌チヤ
ンバ14の長さ方向中央部の頂壁には無菌空気供
給管63が、その下方の前後壁には2つの空気排
出管64がそれぞれ接続されている。
シユート3に1列に並んで収容されているキヤ
ツプCは、移替板4、ストツパ5およびプツシヤ
6により、シユート3の下端より1つずつ取り出
されて水平案内レール7にのせられる。ついで、
キヤツプCが押動片8によつて案内レール7にそ
つて搬送される間に、殺菌液ノズル10から殺菌
液である過酸化水素水を空気とともに噴霧して、
それをキヤツプCに付着させ、ついで熱風ノズル
11からキヤツプCに熱風を吹き付けてキヤツプ
Cに付着している過酸化水素水を蒸発除去するこ
とにより、キヤツプCが殺菌される。そして、水
平可動レール12,13によつて殺菌済のキヤツ
プCは案内レール7からキヤツピング装置2に受
け渡しされる。
発明の効果 この発明によれば、シユート内を搬送されたキ
ヤツプがシユートから移替板上まで搬送される
間、キヤツプはシユート内を搬送されたままの姿
勢を保たれ、さらに移替板から可動レール上まで
もキヤツプはその姿勢を変えることがなく、最終
的に可動レール上においてキヤツプがシユート内
を搬送されたときのそのままの姿勢で位置決めさ
れるから、四角形のキヤツプをシユート内を搬送
されたままの姿勢でバキユームカツプで吸着し、
これを容器に正確にキヤツピングすることができ
る。
さらに、シユートから可動レールへ搬送される
途中で殺菌液および熱風をキヤツプに吹き付ける
ことにより、キヤツプが殺菌され、殺菌済のキヤ
ツプが再び汚染されることがないから、無菌包装
を達成することができる。が作業空間にもれるこ
とを防止することができ、かつ殺菌済のキヤツプ
が外気によつて汚染されることもない。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の実施例を示し、第1図はこの
発明の要部を概略示す説明図、第2図は可動レー
ルの斜視図、第3図は破砕断面を含む正面図、第
4図は平面図、第5図は第4図の―線にそう
移替板、ストツパおよびプツシヤ等配置部分の断
面図、第6図は第5図の―線にそう移替板、
ストツパおよびプツシヤ等配置部分の断面図、第
7図は第4図の―線にそう殺菌液ノズル配置
部分の断面図、第8図は第4図の―線にそう
熱風ノズル配置部分の断面図、第9図は第4図の
―線にそうキヤツピング装置配置部分の断面
図、第10図は第9図の―線にそうキヤツプ
供給位置部分の断面図、第11図は第10図のXI
―XI線にそう可動アーム作動機構の断面図、第1
2図は第9図のXII―XII線にそうキヤツピング装置
配置部分の矢視図である。 2……キヤツピング装置、3……シユート、3
a……底壁、4……移替板、4A……キヤツプ受
け部、4B……キヤツプ渡し部、5……ストツ
パ、6……プツシヤ、7……案内レール、8……
押動片、9……チエーン、10……殺菌液ノズ
ル、11……熱風ノズル、12,13……可動レ
ール、14……殺菌チヤンバ、16……バキユー
ムカツプ、17……無菌チヤンバ、37,38…
…段部、62……連通口。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 容器搬送コンベヤ15と、これの搬送経路上
    に配置されかつ昇降および反転自在なバキユーム
    カツプ16を有するキヤツピング装置2と、コン
    ベヤ15およびキヤツピング装置2を取囲みかつ
    バキユームカツプ16によるキヤツピング位置の
    真上に位置する連通口62が頂壁に設けられてい
    る無菌チヤンバ17とを備えており、連通口62
    の真上に位置するバキユームカツプ16へのキヤ
    ツプ供給位置に対し連通口62を通してバキユー
    ムカツプ16が進退するようになされている包装
    機械において、 平面より見て容器搬送経路と直交する線上に位
    置しかつ下端部がキヤツプ供給位置と同じ高さと
    なるように配置されかつ四角形のキヤツプCをそ
    の向きを変えないで搬送する傾斜シユート3と、 キヤツプ受け部4Aおよび渡し部4Bが容器搬
    送経路と平行に並ぶように設けられかつキヤツプ
    受け部4Aがシユート3の底壁3aとつらなるよ
    うに配されている水平移替板4と、 シユート3の下端部に対しキヤツプC1つを通
    す間隔をおいてキヤツプ受け部4Aに設けられて
    いるストツパ5と、 移替板4上のキヤツプ受け部4Aと渡し部4B
    の間を往復動しうるように配置されているプツシ
    ヤ6と、 キヤツプ渡し部4Bからキヤツプ供給位置に向
    かつてのびかつキヤツプCがまたがつてのせられ
    る間隔をおいて互いに平行に配置された一対の水
    平案内レール7と、 両案内レール7と連絡するようにキヤツプ供給
    位置の両側に配置されかつ互いに接近・離隔自在
    な一対の水平可動レール12,13と、 キヤツプ渡し部4Bの上方から案内レール7の
    上方を越えて可動レール12,13の上方まで配
    置されかつキヤツプ押動片8が等間隔で外向きに
    取付けられている間欠駆動エンドレス・チエーン
    9と、 両案内レール7にそつて配置されている殺菌液
    ノズル10および熱風ノズル11と、 シユート3、移替板4、ストツパ5、プツシヤ
    6、案内レール7、可動レール12,13および
    チエーン9のうち、少なくとも案内レール7、可
    動レール12,13およびチエーン9のそれぞれ
    全体と、殺菌液ノズル10および熱風ノズル11
    のそれぞれ全体のうち、少なくともそれぞれの吹
    出し口とを取囲みかつ連通口62を通じて無菌チ
    ヤンバ17と連通している密閉状殺菌チヤンバ1
    4と、 からなり、 両可動レール12,13の対向面に、両可動レ
    ール12,13のそれぞれ上面より一段低い段部
    37,38が設けられ、接近時の両可動レール1
    2,13の段部37,38にキヤツプCがまたが
    るようにのせられて両可動レール12,13の対
    向面でキヤツプCが位置決めされるようになされ
    ている、 キヤツピング装置へのキヤツプ殺菌供給装置。
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