JP2001171525A - ステアリングホイールのスイッチ構造 - Google Patents

ステアリングホイールのスイッチ構造

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JP2001171525A
JP2001171525A JP35559399A JP35559399A JP2001171525A JP 2001171525 A JP2001171525 A JP 2001171525A JP 35559399 A JP35559399 A JP 35559399A JP 35559399 A JP35559399 A JP 35559399A JP 2001171525 A JP2001171525 A JP 2001171525A
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switch
steering
steering wheel
steering switch
switches
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JP35559399A
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Seiji Hayashi
青磁 林
Kenichi Jinushi
健一 地主
Hiroyuki Kato
博之 加藤
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q1/00Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
    • B60Q1/0076Switches therefor
    • B60Q1/0082Switches therefor mounted on the steering wheel

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Steering Controls (AREA)
  • Push-Button Switches (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品種類を削減し大幅なコストダウンを図る
ことができるステアリングホイールのスイッチ構造を得
る。 【解決手段】 ステアリングホイール14の一対の開口
部36、38には複数のスイッチから成る第1ステアリ
ングスイッチ10、第2ステアリングスイッチ12がそ
れぞれ配設されている。両者は、ステアリングホイール
14における所定角度の半径方向基準線P、Qに対して
線対称となるように配列(レイアウト)及び形状決めが
なされている。従って、各スイッチの表示をシール等に
よってなすこととすれば、第1ステアリングスイッチ1
0と第2ステアリングスイッチ12とで共通の金型、基
板を使用することができる。よって、部品種類を削減し
大幅なコストダウンを図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗員側から見てス
テアリングホイールのリムの内周縁とパッドカバーの外
周縁との間に形成された左右対称形状の一対の開口部を
通して操作できる位置に、複数のスイッチから成るスイ
ッチアッセンブリをそれぞれ配設する場合に適用される
ステアリングホイールのスイッチ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にステアリングホイールにはホーン
スイッチ等の必要不可欠なスイッチが配設されている
が、近年の需要者ニーズを反映して、オーディオ用スイ
ッチやカーナビ用スイッチといった付加価値的なスイッ
チがステアリングホイールに配設されるようになってき
ている。例えば、4本スポークタイプのステアリングホ
イールの場合、ステアリングホイールのリムの内周縁と
パッドカバーの外周縁との間に形成された左右一対の開
口部を利用して、上記の付加価値的なスイッチが設定さ
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来で
は、スイッチによって作動させる対象物が異なることか
ら、パッドカバーの左側の開口部に設定されるスイッチ
の配列及び形状とパッドカバーの右側の開口部に設定さ
れるスイッチの配列及び形状とが異なるものとなってい
た。このため、左側に設定されるスイッチと右側に設定
されるスイッチとで異なる形状の金型や基板を用意しな
ければならず、コストアップの要因となっていた。
【0004】本発明は上記事実を考慮し、部品種類を削
減し大幅なコストダウンを図ることができるステアリン
グホイールのスイッチ構造を得ることが目的である。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、乗員側から見てステアリングホイールのリムの内周
縁とパッドカバーの外周縁との間に形成された左右対称
形状の一対の開口部を通して操作できる位置に、複数の
スイッチから成るスイッチアッセンブリをそれぞれ配設
する場合に適用されるステアリングホイールのスイッチ
構造であって、前記スイッチアッセンブリを構成する複
数のスイッチは、前記開口部を横断する方向の所定の基
準線に対して線対称となるように配列及び形状決めされ
ていることを特徴としている。
【0006】請求項2記載の本発明に係るステアリング
ホイールのスイッチ構造は、請求項1に記載の発明にお
いて、前記スイッチアッセンブリは、ステアリングホイ
ール側構成部品に固定されていることを特徴としてい
る。
【0007】請求項3記載の本発明に係るステアリング
ホイールのスイッチ構造は、請求項1に記載の発明にお
いて、前記スイッチアッセンブリは、パッドカバー側構
成部品に固定されていることを特徴としている。
【0008】請求項1記載の本発明によれば、乗員側か
ら見てステアリングホイールのリムの内周縁とパッドカ
バーの外周縁との間には、左右対称形状の一対の開口部
が形成されており、当該一対の開口部を通して操作でき
る位置に、複数のスイッチから成るスイッチアッセンブ
リがそれぞれ配設される。
【0009】ここで、本発明では、スイッチアッセンブ
リを構成する複数のスイッチが上記の開口部を横断する
方向の所定の基準線に対して線対称となるように配列及
び形状決めされているため、左側のスイッチアッセンブ
リ及び右側のスイッチアッセンブリのいずれも部品構成
的には同一になる。従って、左側のスイッチアッセンブ
リを製造するための金型と右側のスイッチアッセンブリ
を製造するための金型とを別々に用意する必要がなくな
り、一種類の金型を共用することができる。また、各ス
イッチアッセンブリからの信号に基づいた制御を別途配
設されたコントロールユニットで行うこととすれば、ス
イッチアッセンブリ内に組み込まれる基板も共通化する
ことができる。
【0010】請求項2記載の本発明によれば、前述した
スイッチアッセンブリがステアリングホイール側構成部
品に固定されているため、開口部の開口形状(即ち、開
口部のライン)の制約を受けることなく、当該スイッチ
アッセンブリを配設することができる。従って、種々の
ステアリングホイールに対して本発明を適用することが
できる。
【0011】請求項3記載の本発明によれば、前述した
スイッチアッセンブリがパッドカバー側構成部品に固定
されているため、スイッチアッセンブリの意匠面とパッ
ドカバーの意匠面との一体感を創出することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕以下、図1〜図
5を用いて、本発明の第1実施形態について説明する。
【0013】図1には、本実施形態に係る第1ステアリ
ングスイッチ10及び第2ステアリングスイッチ12を
備えたステアリングホイール14の全体正面図が示され
ている。また、図4には、第1ステアリングスイッチ1
0の取付構造を示す斜視図が示されている。これらの図
に示されるように、ステアリングホイール14は、リン
グ状のリム16と、図示しないステアリングシャフトの
先端部にロックナットで固定されるハブ18と、これら
のリム16とハブ18とを連結する4本のスポーク20
とから成る芯金22を備えている。
【0014】また、ステアリングホイール14のリム1
6の中央部には、4本スポーク用のパッドカバー24が
配設されている。なお、図5に示される如く、パッドカ
バー24の裏面側(反乗員側)には、車両急減速時にイ
ンフレータ26からのガスによってエアバッグ28を膨
出させてステアリングホイール14と乗員上体との間に
当該エアバッグ28を介在させる乗員保護補助装置とし
てのエアバッグ装置30が配設されている他、ホーンス
イッチ金具32が配設されている。さらに、ステアリン
グホイール14の下部側は、ロアカバー34によって覆
われている。
【0015】図1乃至図4に示されるように、上述した
ステアリングホイール14のリム16の内周縁とパッド
カバー24の外周縁との間には、左右対称形状の一対の
開口部36、38が形成されている。より正確に言及す
ると、一対の開口部36、38は、ステアリングホイー
ル14のリム16の内周縁と上下一対のスポーク20の
対向縁とパッドカバー24の外周縁とで囲まれた部分で
ある。このうち、左側の開口部36側には、「スイッチ
アッセンブリ」としての第1ステアリングスイッチ10
が配設されている。また、右側の開口部38側には、
「スイッチアッセンブリ」としての第2ステアリングス
イッチ12が配設されている。
【0016】図2に示されるように、第1ステアリング
スイッチ10は、中央部外側に配設された第1スイッチ
40と、中央内側に配設された第2スイッチ42と、上
部に配設された第3スイッチ44と、下部に配設された
第4スイッチ46とを含んで構成されている。なお、本
実施形態では、第1ステアリングスイッチ10をオーデ
ィオ用ステアリングスイッチとして使用することから、
第1スイッチ40の表面にはラジオ、CD、MD、カセ
ットテープ等を選択するためのスイッチであることを意
味するモード選択表示48が付され、第2スイッチ42
の表面にはボリュームを調節するためのスイッチである
ことを意味する音量調節表示50が付され、第3スイッ
チ44の表面には選局等の際に使用されるスイッチであ
ることを意味する順送りシーク表示52が付され、第4
スイッチ46の表面には同じく選局等の際に使用される
スイッチであることを意味する逆送りシーク表示54が
付されている。これらのモード選択表示48、音量調節
表示50、順送りシーク表示52、及び逆送りシーク表
示54は、シール等の表示手段を貼着等することによっ
てなされている。また、これらの第1スイッチ40乃至
第4スイッチ46は第1ステアリングスイッチ10内に
配設された図示しない回路基板と接続されており、更に
当該回路基板は第1ステアリングスイッチ10の外部に
配設された図示しないコントローラ(制御装置)と接続
されている。
【0017】一方、図3に示されるように、第2ステア
リングスイッチ12は、中央部外側に配設された第1ス
イッチ56と、中央内側に配設された第2スイッチ58
と、上部に配設された第3スイッチ60と、下部に配設
された第4スイッチ62とを含んで構成されている。な
お、本実施形態では、第2ステアリングスイッチ12を
カーナビ用ステアリングスイッチとして使用することか
ら、第1スイッチ56の表面には音声入力する際に使用
されるスイッチであることを意味するボイス表示64が
付され、第2スイッチ58の表面には広域表示又は詳細
表示をさせるためのスイッチであることを意味するスケ
ール表示66が付され、第3スイッチ60の表面にはス
クロールした場合等に元の画面に戻すためのスイッチで
あることを意味する現在地表示68が付され、第4スイ
ッチ62の表面にはカーナビからの音声案内を聞き漏ら
した場合等に使用されるスイッチであることを意味する
再音声表示70が付されている。これらのボイス表示6
4、スケール表示66、現在地表示68、及び再音声表
示70は、シール等の表示手段を貼着等することによっ
てなされている。また、これらの第1スイッチ56乃至
第4スイッチ62は第2ステアリングスイッチ12内に
配設された図示しない回路基板と接続されており、更に
当該回路基板は第2ステアリングスイッチ12の外部に
配設された図示しないコントローラ(制御装置)と接続
されている。
【0018】ここで、本実施形態では、上述した第1ス
テアリングスイッチ10の第1スイッチ40乃至第4ス
イッチ46と第2ステアリングスイッチ12の第1スイ
ッチ56乃至第4スイッチ62とが、ステアリングホイ
ール14における所定角度の半径方向基準線P、Q(図
1参照)に対して線対称となるように配列(レイアウ
ト)及び形状決めがなされている。従って、ステアリン
グホイール14を回転させた場合、第1ステアリングス
イッチ10の第3スイッチ44が第2ステアリングスイ
ッチ12の第4スイッチ62の位置に入り、第1ステア
リングスイッチ10の第4スイッチ46が第2ステアリ
ングスイッチ12の第3スイッチ60の位置に入ること
になる。なお、上記説明中の半径方向基準線P、Qが、
本発明における「開口部を横断する方向の所定の基準
線」に相当する。
【0019】また、図4及び図5に示されるように、上
述した第1ステアリングスイッチ10は、ステアリング
ホイール14の芯金22自体に固定されている。具体的
には、ステアリングホイール14の左右一対の「ステア
リングホイール側構成部品」としてのスポーク20には
取付部材72がビス74で固定されており、この取付部
材72の上端部に第1ステアリングスイッチ10及び第
2ステアリングスイッチ12が固定されている。従っ
て、実際には、第1ステアリングスイッチ10及び第2
ステアリングスイッチ12は、パッドカバー24よりも
若干低い位置に取り付けられている。
【0020】次に、本実施形態の作用並びに効果につい
て説明する。
【0021】本実施形態では、乗員側から見てステアリ
ングホイール14のリム16の内周縁とパッドカバー2
4の外周縁との間に、左右対称形状の一対の開口部3
6、38が形成されており、静止状態において左側とな
る開口部36には第1ステアリングスイッチ10が配設
されており、又右側となる開口部38には第2ステアリ
ングスイッチ12が配設されている。
【0022】かかる第1ステアリングスイッチ10は第
1スイッチ40乃至第4スイッチ46を含んで構成され
ているが、これらの第1スイッチ40乃至第4スイッチ
46はステアリングホイール14における所定角度の半
径方向基準線P(図1参照)に対して線対称となるよう
に配列(レイアウト)及び形状決めがなされている。同
様に、第2ステアリングスイッチ12も第1スイッチ5
6乃至第4スイッチ62を含んで構成されているが、こ
れらの第1スイッチ56乃至第4スイッチ62はステア
リングホイール14における所定角度の半径方向基準線
Q(図1参照)に対して線対称となるように配列(レイ
アウト)及び形状決めがなされている。従って、左側の
開口部36に配設される第1ステアリングスイッチ10
及び右側の開口部38に配設される第2ステアリングス
イッチ12のいずれも部品構成的には同一になり、オー
ディオ用ステアリングスイッチの表示シールを各スイッ
チに貼るか、カーナビ用ステアリングスイッチの表示シ
ールを各スイッチに貼るかの違いだけになる。従って、
左側の第1ステアリングスイッチ10を製造するための
金型と右側の第2ステアリングスイッチ12を製造する
ための金型とを別々に用意する必要がなくなり、一種類
の金型を共用することができる。また、第1ステアリン
グスイッチ10、第2ステアリングスイッチ12からの
信号に基づいた制御を別途配設されたコントロールユニ
ットで行うこととすれば、第1ステアリングスイッチ1
0及び第2ステアリングスイッチ12内に組み込まれる
回路基板も共通化することができる。その結果、本実施
形態によれば、部品種類を削減し大幅なコストダウンを
図ることができる。
【0023】また、本実施形態では、第1ステアリング
スイッチ10及び第2ステアリングスイッチ12がステ
アリングホイール14の芯金22のスポーク20に取付
部材72を介して取り付けられているため、開口部3
6、38の開口形状(即ち、開口部36、38のライ
ン)の制約を受けることなく、当該第1ステアリングス
イッチ10及び第2ステアリングスイッチ12を配設す
ることができる。従って、本実施形態に係る第1ステア
リングスイッチ10及び第2ステアリングスイッチ12
は、種々のステアリングホイールに対して適用すること
ができる。その結果、本実施形態によれば、第1ステア
リングスイッチ10及び第2ステアリングスイッチ12
の汎用性を高めることができる。
【0024】〔第2実施形態〕次に、図6〜図10を用
いて、本発明の第2実施形態について説明する。なお、
前述した第1実施形態と同一構成部分については同一番
号を付してその説明を省略する。
【0025】本実施形態においても、基本的には前述し
た第1実施形態と同様に構成されている。すなわち、ス
テアリングホイール14における左右対称形状の一対の
開口部80、82に、各々「スイッチアッセンブリ」と
しての第1ステアリングスイッチ84、第2ステアリン
グスイッチ86が配設されており、しかもこれらの第1
ステアリングスイッチ84及び第2ステアリングスイッ
チ86はステアリングホイール14における所定角度の
半径方向基準線P、Q(図6参照)に対して線対称とな
るように配列(レイアウト)及び形状決めがなされてい
る。但し、本実施形態では、第1ステアリングスイッチ
84における第2スイッチ88(図7参照)及び第2ス
テアリングスイッチ86における第2スイッチ90(図
8参照)がダイヤル式のスイッチとされている点で、前
述した第1実施形態とは相違している。
【0026】また、図9及び図10に示されるように、
本実施形態では、第1ステアリングスイッチ84及び第
2ステアリングスイッチ86が、「パッドカバー側構成
部品」としてのパッド側フローティングホーン金具92
に固定されている点で、前述した第1実施形態とは相違
している。より具体的には、インフレータ26及びエア
バッグ28が固定されるベースプレート94の周囲に
は、当該ベースプレート94を覆うようにしてかつスプ
リング96によってフローティング支持されたパッド側
フローティングホーン金具92が配設されている。一
方、第1ステアリングスイッチ84及び第2ステアリン
グスイッチ86は、断面ハット形状の取付部材98の両
端部にビス100で固定されている。そして、この取付
部材98の両側部がパッド側フローティングホーン金具
92にビス102で固定されている。
【0027】上記構成によっても、前述した第1実施形
態と同様の作用・効果が得られる。すなわち、ステアリ
ングホイール14における左右対称形状の一対の開口部
80、82に、第1ステアリングスイッチ84、第2ス
テアリングスイッチ86が配設されており、しかもこれ
らの第1ステアリングスイッチ84及び第2ステアリン
グスイッチ86はステアリングホイール14における所
定角度の半径方向基準線P、Qに対して線対称となるよ
うに配列(レイアウト)及び形状決めがなされているた
め、左側の開口部80に配設される第1ステアリングス
イッチ84及び右側の開口部82に配設される第2ステ
アリングスイッチ86のいずれも部品構成的には同一に
なり、オーディオ用ステアリングスイッチの表示シール
を各スイッチに貼るか、カーナビ用ステアリングスイッ
チの表示シールを各スイッチに貼るかの違いだけにな
る。従って、左側の第1ステアリングスイッチ84を製
造するための金型と右側の第2ステアリングスイッチ8
6を製造するための金型とを別々に用意する必要がなく
なり、一種類の金型を共用することができる。また、第
1ステアリングスイッチ84、第2ステアリングスイッ
チ86からの信号に基づいた制御を別途配設されたコン
トロールユニットで行うこととすれば、第1ステアリン
グスイッチ84及び第2ステアリングスイッチ86内に
組み込まれる回路基板も共通化することができる。その
結果、本実施形態によっても、前述した第1実施形態と
同様に、部品種類を削減し大幅なコストダウンを図るこ
とができる。
【0028】さらに、本実施形態では、第1ステアリン
グスイッチ84及び第2ステアリングスイッチ86が取
付部材98を介してパッドカバー側構成部品としてのパ
ッド側フローティングホーン金具92に固定されている
ため、第1ステアリングスイッチ84及び第2ステアリ
ングスイッチ86の意匠面とパッドカバー24の意匠面
との一体感を創出することができる。その結果、本実施
形態によれば、ステアリングホイール14の意匠性(デ
ザイン的価値)を著しく向上させることができる。
【0029】なお、上述した第1実施形態及び第2実施
形態では、第1ステアリングスイッチ10、84をオー
ディオ用ステアリングスイッチとして用い、第2ステア
リングスイッチ12、86をカーナビ用ステアリングス
イッチとして用いる構成について説明したが、適用対象
はこれに限られることなく、種々の用途に使用すること
ができる。例えば、カーエアコン用に用いることは充分
に可能である。
【0030】また、上述した第1実施形態では、第1ス
テアリングスイッチ10及び第2ステアリングスイッチ
12をステアリングホイール側構成部品としてのスポー
ク20に取付部材72を介して固定したが、固定対象は
当該スポーク20に限らず、ステアリングホイール14
側の部品として把握されるものであればよい。同様に、
上述した第2実施形態では、第1ステアリングスイッチ
84及び第2ステアリングスイッチ86をパッドカバー
側構成部品としてのパッド側フローティングホーン金具
92に取付部材98を介して固定したが、固定対象は当
該パッド側フローティングホーン金具92に限らず、パ
ッドカバー24側の部品として把握されるものであれば
よい。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の本発
明に係るステアリングホイールのスイッチ構造は、スイ
ッチアッセンブリを構成する複数のスイッチが、ステア
リングホイールの開口部を横断する方向の所定の基準線
に対して線対称となるように配列及び形状決めされてい
るため、一種類の金型・基板を共用することができ、そ
の結果、部品種類を削減し大幅なコストダウンを図るこ
とができるという優れた効果を有する。
【0032】請求項2記載の本発明に係るステアリング
ホイールのスイッチ構造は、請求項1に記載の発明にお
いて、前述したスイッチアッセンブリがステアリングホ
イール側構成部品に固定されているため、開口部の開口
形状の制約を受けずに済み、その結果、汎用性を高める
ことができるという優れた効果を有する。
【0033】請求項3記載の本発明に係るステアリング
ホイールのスイッチ構造は、請求項1に記載の発明にお
いて、前述したスイッチアッセンブリがパッドカバー側
構成部品に固定されているため、スイッチアッセンブリ
の意匠面とパッドカバーの意匠面との一体感を創出する
ことができ、その結果、ステアリングホイールの意匠性
(デザイン的価値)を著しく向上させることができると
いう優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係るオーディオ用ステアリング
スイッチ及びカーナビ用ステアリングスイッチを備えた
ステアリングホイールの全体正面図である。
【図2】図1に示されるオーディオ用ステアリングスイ
ッチを含む要部拡大正面図である。
【図3】図1に示されるカーナビ用ステアリングスイッ
チを含む要部拡大正面図である。
【図4】図1に示されるオーディオ用ステアリングスイ
ッチの取付構造を示す斜視図である。
【図5】図1に示されるカーナビ用ステアリングスイッ
チの取付構造を示す概略縦断面図である。
【図6】第2実施形態に係るオーディオ用ステアリング
スイッチ及びカーナビ用ステアリングスイッチを備えた
ステアリングホイールの全体正面図である。
【図7】図6に示されるオーディオ用ステアリングスイ
ッチを含む要部拡大正面図である。
【図8】図6に示されるカーナビ用ステアリングスイッ
チを含む要部拡大正面図である。
【図9】図6に示されるオーディオ用ステアリングスイ
ッチの取付構造を示す斜視図である。
【図10】図6に示されるカーナビ用ステアリングスイ
ッチの取付構造を示す概略縦断面図である。
【符号の説明】 10 第1ステアリングスイッチ(スイッチアッセン
ブリ) 12 第2ステアリングスイッチ(スイッチアッセン
ブリ) 14 ステアリングホイール 16 リム 20 スポーク(ステアリングホイール側構成部品) 24 パッドカバー 36 開口部 38 開口部 40 第1スイッチ 42 第2スイッチ 44 第3スイッチ 46 第4スイッチ 56 第1スイッチ 58 第2スイッチ 60 第3スイッチ 62 第4スイッチ 80 開口部 82 開口部 84 第1ステアリングスイッチ(スイッチアッセン
ブリ) 86 第2ステアリングスイッチ(スイッチアッセン
ブリ) 88 第2スイッチ 90 第2スイッチ 92 パッド側フローティングホーン金具(パッドカ
バー側構成部品)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 博之 愛知県丹羽郡大口町豊田三丁目260番地 株式会社東海理化電機製作所内 Fターム(参考) 3D030 DB13 DB34 5G052 AA14 AA32 BB01 BB02 HA01 HC06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗員側から見てステアリングホイールの
    リムの内周縁とパッドカバーの外周縁との間に形成され
    た左右対称形状の一対の開口部を通して操作できる位置
    に、複数のスイッチから成るスイッチアッセンブリをそ
    れぞれ配設する場合に適用されるステアリングホイール
    のスイッチ構造であって、 前記スイッチアッセンブリを構成する複数のスイッチ
    は、前記開口部を横断する方向の所定の基準線に対して
    線対称となるように配列及び形状決めされていることを
    特徴とするステアリングホイールのスイッチ構造。
  2. 【請求項2】 前記スイッチアッセンブリは、ステアリ
    ングホイール側構成部品に固定されていることを特徴と
    する請求項1に記載のステアリングホイールのスイッチ
    構造。
  3. 【請求項3】 前記スイッチアッセンブリは、パッドカ
    バー側構成部品に固定されていることを特徴とする請求
    項1に記載のステアリングホイールのスイッチ構造。
JP35559399A 1999-12-15 1999-12-15 ステアリングホイールのスイッチ構造 Pending JP2001171525A (ja)

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