JP2001171256A - オフセット印刷用ブランケット - Google Patents
オフセット印刷用ブランケットInfo
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Abstract
着肉性が良好な印刷が可能であり、しかも装着時に柔軟
性の問題のない印刷用ブランケットを提供する。 【解決手段】非圧縮性の支持体(13a,b,c)と圧
縮性層14を含む支持体層12とその上に表面印刷層1
1とを有する印刷用ブランケット10において、前記支
持体層14のせん断弾性率G*を6〜12MPaに調整
する。
Description
ブランケットに関する。
しては、従来、複数の基布からなる支持体層上に、合成
ゴムからなる表面印刷層を設けたものが用いられてい
る。このような従来のブランケットは、表面印刷層にお
けるインキの着肉性が良好であるものの、印刷時の圧力
(印圧)が大きくなると網点の変形(特に網点の太り)
が生じて印刷品質が低下するという問題があった。
制することを目的として、内部に多孔質の圧縮性層を設
けたオフセット印刷用ブランケットが提案されている。
このブランケットは印圧によって生じた歪みが圧縮性層
で吸収されるために、ブランケット表面の変形が減少
し、網点の太りが抑制され、その結果、形成画像の印刷
品質が向上するという利点がある。特に、近年はこのよ
うな圧縮性層を設けたブランケットは広く用いられてい
る。
多様化に伴い、様々な種類の紙に対する印刷が必要とな
っており、中にはインキの着肉性が悪い紙等も含まれて
いる。その場合には印圧を調整したり、圧縮特性の異な
るブランケットを使用するなどしているが、効果的な対
応が未だ難しい状況にある。本発明の目的は、紙質の異
なる印刷紙に対してもインキの着肉性が実用上満足する
ものであり、しかも印刷機への装着性に問題のない印刷
用ブランケットを提供することにある。
者らは上記課題を解決するために検討を重ねた結果、圧
縮性層を有する支持体層と、この支持体層上に積層され
た表面印刷層とを含むオフセット印刷用ブランケットに
おいて、前記支持体層のせん断弾性率G*が6〜12M
Paである部材を使用した場合には、オフセット輪転印
刷機での高速印刷におけるインキの着肉性が著しく向上
するという事実を見出し、さらに検討して本発明を完成
した。
層された表面印刷層とを有するオフセット用印刷用ブラ
ンケットにおいて、前記支持体層がせん断弾性率G*が
6〜12MPa(ここで、G*は、周波数10Hz、振
幅5μm、圧縮率12%、温度23℃の測定条件下での
値を示す)からなる部材で構成されていることを特徴と
するオフセット印刷用ブランケット、 2)前記支持体層が、カーボンブラックを含有するアク
リロニトリルブタジエンゴムの多孔質性ゴム組成物であ
って厚みが0.1〜0.6mmの圧縮性層を有する上記
1)項記載のオフセット印刷用ブランケット、 3)前記支持体層のせん断弾性率G*が7〜11MPa
である上記1)または2)項記載のオフセット印刷用ブ
ランケット、である。
は、インキ着肉性や柔軟性等の印刷特性に優れたもので
あるが、その理由としては以下のことが考えられる。印
刷時にはブランケットを被印刷物に押しつけることによ
り、ブランケットのインキが被印刷物に転移して印刷が
行われる。従来のブランケットではこのブランケットの
圧縮方向に注目して圧縮性層の改良が試みられ、適度な
圧縮特性を持つブランケットが作製されていた。
わちブランケットを印刷機に装着した場合に回転方向と
なる方向における、ブランケットの動的特性も印刷特性
に重要であるとの知見を得て、これに基づき改良を加え
たものである。すなわち、圧縮性層を構成する発泡性材
料に加え、従来のブランケットには見られない、回転方
向にも適度な動的特性を持たすために、特定範囲のせん
断弾性率G*を有する支持体層を設けたことにより、印
刷特性が向上したものである。
は、支持体層に対して、正弦波動等の動的せん断応力を
加えたときに見られる粘弾性特性であって、次の式1で
求められる。
料の縦(cm)を、Lは試料の厚み(cm)を、DFは
動的応力(g)を、DDは動的歪(cm)を、δは位相
差(deg)を,Fは周波数(Hz)をそれぞれ表わ
す。なお、測定に際し2枚の試料をせん断治具に装着す
ることから動的応力は2枚分の値となるので、1/2を
乗ずる。] 本発明におけるせん断弾性率G*の測定条件は次のとお
りである。試験試料の横0.8cm、試験試料の縦0.
8cm、試験周波数10Hz、試験温度23℃、試験周
波数10Hz、試験振幅5μm、圧縮率12%。また、
測定機器にはレオロジー社製の粘弾性スペクトロメータ
(型番「DVE−V4」)を使用した。
ブランケットを詳細に説明する。本発明の印刷用ブラン
ケットは、前記のとおり、表面印刷層と、圧縮性層を有
する支持体層とを積層させたものであって、前記支持体
層がせん断弾性率G*が6〜12MPa(ここで、G
*は、周波数10Hz、振幅25μm、温度23℃の測
定条件下での測定値を示す)からなる部材で構成されて
いることを特徴とする。
圧縮性の支持体から構成される。前記のとおり、支持体
層のせん断弾性率G*は6〜12MPaであることを要
し、より好ましくは7〜11Mpaである。G*が上記
の範囲を下回るとベタ着肉性などの印刷特性の向上の効
果が期待できず、一方上記範囲を越えるときは圧縮性層
が印刷方向に対して硬くなりすぎてブランケットを装着
するのが困難になる等の問題が生じてくる。
*とするためには、発泡層の材料や基布層間のプライマ
ー材料を適宜選択すること、またこれら材料の厚みを適
宜調整すること、あるいは添加物の種類や量を選択する
ことにより達成し得るが、これらに限定されるものでは
ない。前記圧縮性層の材料には、ゴム、樹脂、熱可塑性
エラストマー等の中から、インキや洗浄液に耐性を有す
るものが好ましく選択される。特に、アクリロニトリル
ブタジエンゴム(NBR)にカーボンブラックを含有さ
せたゴム組成物が、強度、加工性、コストの点から好ま
しく使用できる。
材からなるものであって、該層内部の各気孔がそれぞれ
独立した独立気孔構造のものと、各気孔が互いに連通し
た連続気孔構造のものとがある。本発明ではこのいずれ
の構造であってもよく、両方の構造を併用してもよい。
上記のうち独立気孔構造の圧縮性層は、例えば加熱分解
してガスを発生する発泡剤を未加硫のゴム中に分散し
て、ゴムの加硫と同時に発泡させる方法や、あるいはゴ
ム中に中空微粒子を分散させる方法(マイクロバルーン
法)によって形成される。一方、連続気孔構造の圧縮性
層は、未加硫のゴム中に食塩等の抽出可能な粒子を分散
し、加硫後に、ゴムの性質に影響を及ぼさない溶媒(食
塩の場合は水)により上記粒子を抽出する方法(リーチ
ング法)によって形成される。
「空隙率」という)は特に限定されないが、通常、25
〜75%、好ましくは30〜60%、より好ましくは3
5〜50%の範囲に調整するのが適当である。圧縮性層
の空隙率が上記範囲を下回ると、圧縮性が低下して印圧
の調整が不十分になるおそれがある。逆に空隙率が上記
範囲を超えると、復元性が低下してヘタリが生じたり、
印刷に必要な印圧が得られなくなるおそれがある。
ることができ、例えば塩抽出層、中空微小球を配合する
方法、発泡剤を使用する方法等いずれの発泡方法でも適
用できる。圧縮性層の厚みは、一般に0.1〜0.6m
mであり、前記G*の範囲となるように適宜選択され
る。前記圧縮性層は、上記の材料を溶剤(例、トルエ
ン、メチルエチルケトンなど)に溶かして基布上に所定
の厚みまで塗布したり、カレンダー(圧延機)等により
所定の厚みに分出したあと支持体と圧着する等の方法に
より形成することができる。
種の添加物が適宜、添加される。ゴム材料の場合には、
加硫剤と、これに加えて加硫促進剤、加硫促進助剤、老
化防止剤、補強剤、充填剤、軟化剤・可塑剤等が適宜添
加される。前記のように、添加物の種類や量によって
も、支持体層のせん断弾性率G*を6〜12MPaの範
囲に調整することができ、例えばゴム材料の補強剤であ
るカーボンブラックの種類や添加量を適宜選択すること
により、G*を前記の範囲となるように調整することが
可能である。カーボンブラックは、中でもファーネスブ
ラックが好ましく、その具体例としては、GPF(Gene
ral Purpose Furnace)、HAF(High Abrasion Fur
nace)、ISAF(Intermediate Super Abrasion Furn
ace)、などが挙げられる。カーボンブラックの添加量
は、その種類にもよるが、ゴム材料100重量部に対
し、通常、35〜55重量部、好ましくは40〜50重
量部である。
ラムジスルフィド(TMTD)、N,N′−ジチオビス
モルホリン等の有機含硫黄化合物や硫黄等があげられ
る。また、加硫剤として有機過酸化物系の架橋剤を使用
することもできる。有機過酸化物系架橋剤の具体例とし
ては、tert−ブチルヒドロペルオキシド、ジ−te
rt−ブチルペルオキシド、ジクミルペルオキシド、t
ert−ブチルクミルペルオキシド、1,1−ビス(t
ert−ブチルペルオキシ)シクロドデカン、2,2−
ビス(tert−ブチルペルオキシ)オクタン、2,5
−ジメチル−2,5ジ(tert−ブチルペルオキシ)
ヘキサン、1,3−ビス(tert−ブチルペルオキシ
イソプロピル)ベンゼン、n−ブチル−4,4−ビス
(tert−ブチルペルオキシ)バレレート、ベンゾイ
ルペルオキシド、2,4−ジクロロベンゾイルペルオキ
シド、tert−ブチルペルオキシベンゾエート等があ
げられる。
ジルジスルフィド(MBTS)、N−オキシジエチレン
−2−ベンゾチアジルスルフェンアミド(OBS)、N
−シクロヘキシル−2−ベンゾチアジルスルフェンアミ
ド(CBS)、N−tert−ブチル−2−ベンゾチア
ジルスルフェンアミド(TBBS)等のチアゾール類が
主促進剤として挙げられ、必要に応じて、1,3−ジフ
ェニルグアニジン(DPG)、テトラメチルチウラムモ
ノスルフィド(TMTM)、ジメチルジチオカーバミン
酸亜鉛(ZnMDC)、エチルフェニルジチオカーバミ
ン酸亜鉛(ZnEPDC)、および加硫剤のところで挙
げたテトラメチルチウラムジスルフィド(TMTD)等
を2次促進剤として適宜配合することもできる。
−tert−ブチル−4−メチル(BHT)をはじめと
するモノフェノール系、2,2’−メチレンビス(4−
メチル−6−tert−ブチルフェノール)をはじめと
するビスフェノール系あるいは2,5−ジ−tert−
ブチルハイドロキノンをはじめとするポリフェノール系
や、ベンツイミダゾール系、チオウレア系、亜りん酸
系、有機チオ酸系等の各種老化防止剤が単独であるいは
2種以上を併用して使用できる。
クレー、ソフトクレー、無水珪酸、硫酸バリウム、珪藻
土、タルク、マイカ、アスベスト、グラファイト、軽石
等の無機充填剤;再生ゴム、粉末ゴム、アスファルト
類、スチレン樹脂、にかわ等の有機充填剤が挙げられ
る。軟化剤・可塑剤としては、従来の植物油系、鉱物油
系および合成品系のものが適宜使用できる。例えば、植
物油系軟化剤としては、脂肪酸(例、ステアリン酸、ラ
ウリル酸)があげられ、これは加硫促進助剤としても機
能する。また、合成系可塑剤としては、ジオクチールア
ジペート、ジブチルヌタレート、ジオクチルフタレート
などがあげられる。
体(補強層ともいう)について述べる。支持体は、天然
繊維または合成繊維もしくはこれらの混紡糸からなる基
布にゴム糊を塗布した基布層から構成される。基布とし
ては、綿、ポリエステル、レーヨン等の織布または不織
布からなるものがあげられる。これらのなかでも伸び取
り加工を施した織布が好ましい。
リル−ブタジエンゴム(NBR)、アクリルゴム(AC
M)、クロロプレンゴム(CR)等のゴム材料に、前述
のような、加硫剤、加硫促進剤および必要に応じて増粘
剤等を配合したものが用いられる。基布層の1層の厚み
は、通常、0.2〜0.5mmの範囲で設定するのが適
当である。また、基布層の数は、製品に要求される特性
等に応じて適宜設定すればよく、通常1〜5層である
が、複数層であることが好ましい。
体層は、前記圧縮性層と前記の非圧縮性の支持体とを積
層して作製される。支持体層全体の厚みは、通常1.2
0〜1.85mm、好ましくは1.50〜1.75mm
の範囲となるように設定される。次に、表面印刷層を構
成するゴム材料としては、アクリロニトリル−ブタジエ
ンゴム(NBR)、水素添加NBR、クロロプレンゴム
(CR)、ポリウレタンゴム、アクリルゴム等の合成ゴ
ムが挙げられ、さらにはこれらの混合物や前記合成ゴム
と多硫化ゴムとの混合物なども好適に用いられる。表面
印刷層は、例えば上記ゴム材料に、前述のような、加硫
剤、加硫促進剤、および充填剤等を配合し、これをトル
エン等の溶剤に溶解させてゴム糊とし、支持体層にブレ
ードコーティング等によって塗布することにより形成さ
れる。
通常、0.05〜0.8mm、好ましくは0.1〜0.
6mm、より好ましくは0.2〜0.5mmの範囲で設
定するのが適当である。表面印刷層の厚みが上記範囲を
下回ると、基布の模様が印刷画像に現れるおそれがあ
る。逆に厚みが上記範囲を超えると、印刷時のひずみが
大きくなりすぎて印刷品質が低下するおそれがある。表
面印刷層の硬度は特に限定されないが、JIS A硬度
で40〜75°、好ましくは50〜65°の範囲に調整
するのが適当である。表面印刷層の硬度が上記範囲を下
回ると、印刷時のひずみが大きくなりすぎて排紙性が低
下し、見当合わせの精度も低下するおそれがある。逆に
硬度が上記範囲を超えると、表面印刷層の柔軟性が不十
分になるため、ベタ着肉性が低下するおそれがある。
でよく特に限定されないが、10点平均粗さRZで10
μm以下であるのが好ましい。表面印刷層の表面粗さが
上記範囲を超えると、印刷された網点の形状が乱れるな
どして、印刷品質が低下するという問題が生じる。本発
明の印刷用ブランケットは、前記支持体層上に、プライ
マー層を介して前述の表面印刷層用ゴム糊をコーティン
グして、得られた積層体を所定の圧力と温度で加熱加圧
して加硫させることによって作製される。こうして得ら
れた印刷用ブランケットは、直接または下貼材を介して
ブランケット胴のシリンダの周面上に装着して使用され
る。
明をさらに具体的に説明する。 実施例1〜4、比較例1および2 本発明のオフセット印刷用ブランケット10の構成例を
図1に示す。本印刷用ブランケットは、3枚の基布13
a,13bおよび13cからなる非圧縮性の支持体、圧
縮性層14、基布13dよりなる支持体層12の上に、
表面印刷層11を配して構成されているものである。こ
こで、支持体層12のせん断貯蔵弾性率G*が異なる6
種のオフセット印刷用ブランケット(実施例1〜4、比
較例1および2)を、次のとおり作製した。 (1)支持体層12の作製 基布層の作製 基布として、綿布、ポリエステルおよびレーヨンの繊維
を組み合わせてなる混紡織物を用いた。
糊を0.05mmの厚みになるまで糊引きした。こうし
て得られた3枚の基布13a,13bおよび13cをロ
ールで圧着させて基布層(非圧縮性の支持体)を得た。
剤、充填剤等の成分を同表に示す各割合で混合し、トル
エンに溶解させ、さらにアクリロニトリル系樹脂中空微
粒子を混合して圧縮性層用ゴム糊を得た。空隙率は、所
定量(40%)になるようように計算した中空微小球を
混合した。表2のゴム糊を基布上に塗布し、乾燥させた
後、圧縮性層用ゴム糊を所定の厚みになるように糊引き
して圧縮性層を得た。
着させて支持体層を得た。 (2)表面印刷層11の作製 表面印刷層用ゴム糊として、下記の表3に示すゴム配合
物をトルエンに溶解させたものを上記の各支持体層12
上に塗り、厚さ0.4mmの表面印刷層11を作製し
た。
g/cm2、温度150℃でそれぞれ加硫・成形した。
次いで、表面印刷層11の10点平均粗さが3〜6μm
になるように研磨して、オフセット印刷用ブランケット
10を作製した。 <評価試験> (1)ベタ着肉性 印刷用ブランケットをオフセット輪転機のシリンダーに
装着し、各種類の紙におけるベタの濃度分布を目視によ
り、次の基準で判断した。
ゲイン(網点太り具合)を顕微鏡で観察した。
調製し、一方の端部を固定しながら他方の端部を押し
て、もとの位置から15度傾けたときの応力を測定し
た。このF値が大きすぎるとブランケットの印刷機への
装着が困難になり実用的ではない。F値により、柔軟性
を次の基準で評価した。 ・ F≦800mN 柔軟性良好(○) ・ 800mN<F≦1100mN 柔軟性に特に問題がなく使用できる(△ ) ・1100mN<F 柔軟性悪い(×) 上記施例および比較例で作製した各ブランケットの評価
試験の結果を表4に示す。また、支持体層のせん断弾性
率G*の測定値も合わせて表4に示す。
断弾性率G*がそれぞれ6.2、7.4、10.7およ
び11.3Mpaである支持体層によって作製された実
施例1〜4の各オフセット印刷用ブランケットは、印刷
紙の種類を問わずにベタ着肉性が良好であり、網点の太
り具合および柔軟性も問題のないものであった。
断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】圧縮性層を有する支持体層と、この支持体
層上に積層された表面印刷層とを有するオフセット用印
刷用ブランケットにおいて、前記支持体層がせん断弾性
率G *が6〜12MPa(ここで、G*は、周波数10H
z、振幅5μm、圧縮率12%、温度23℃の測定条件
下での測定値を示す)からなる部材で構成されているこ
とを特徴とするオフセット印刷用ブランケット。 - 【請求項2】前記支持体層が、カーボンブラックを含有
するアクリロニトリルブタジエンゴムの多孔質性ゴム組
成物であって厚みが0.1〜0.6mmの圧縮性層を有
する請求項1記載のオフセット印刷用ブランケット。 - 【請求項3】前記支持体層のせん断弾性率G*が7〜1
1MPaである請求項1または2記載のオフセット印刷
用ブランケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35547499A JP4271322B2 (ja) | 1999-12-15 | 1999-12-15 | オフセット印刷用ブランケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35547499A JP4271322B2 (ja) | 1999-12-15 | 1999-12-15 | オフセット印刷用ブランケット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001171256A true JP2001171256A (ja) | 2001-06-26 |
JP4271322B2 JP4271322B2 (ja) | 2009-06-03 |
Family
ID=18444164
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35547499A Expired - Lifetime JP4271322B2 (ja) | 1999-12-15 | 1999-12-15 | オフセット印刷用ブランケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4271322B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6884498B2 (en) | 2001-12-28 | 2005-04-26 | Kinyosha Co., Ltd. | Rubber blanket for offset printing |
-
1999
- 1999-12-15 JP JP35547499A patent/JP4271322B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6884498B2 (en) | 2001-12-28 | 2005-04-26 | Kinyosha Co., Ltd. | Rubber blanket for offset printing |
CN1292920C (zh) * | 2001-12-28 | 2007-01-03 | 株式会社金阳社 | 胶印用橡皮布 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4271322B2 (ja) | 2009-06-03 |
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