JP2001170399A - 衣類乾燥機 - Google Patents

衣類乾燥機

Info

Publication number
JP2001170399A
JP2001170399A JP35548399A JP35548399A JP2001170399A JP 2001170399 A JP2001170399 A JP 2001170399A JP 35548399 A JP35548399 A JP 35548399A JP 35548399 A JP35548399 A JP 35548399A JP 2001170399 A JP2001170399 A JP 2001170399A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
operation panel
clothes
clothes dryer
view
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35548399A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyuki Kimura
秀行 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP35548399A priority Critical patent/JP2001170399A/ja
Publication of JP2001170399A publication Critical patent/JP2001170399A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】ドア下部の筐体壁に操作パネルがあるため、衣
類の出し入れ高さを低くできない。 【解決手段】操作パネルをドアに設け、投入口高さ,回
転ドラム深さを低くでき、比較的低い位置で衣類の出し
入れが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バリアフリー化に
対応すべく、高さ的に誰にでも使い勝手の良い衣類乾燥
機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術として、たとえば特開平9−943
94号公報及び特開平10−57696 号公報等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術の特開平
9−94394号公報及び特開平10−57696 号公報では、操作
用ボタン及び表示部等を有する操作パネルが筐体外枠の
下部に設けられている。このため、ドアを開放して衣類
を出し入れする場合、利用者の手は該操作パネルを乗り
越えて衣類を出し入れする必要があり、ランドリータイ
プとして該衣類乾燥機が洗濯機上部に設置された場合、
衣類の出し入れにかなりの労力を必要とするという問題
がある。特に、高齢者や子供にとっては、作業性が非常
に悪くなる。
【0004】本発明の目的は、乾燥室からの衣類の出し
入れを容易にし、高さ的に誰にでも使い勝手の良い、バ
リアフリー化に対応した衣類乾燥機を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、乾燥させる衣類を出し入れするドア
と、該衣類を収容する乾燥室と、該乾燥室に温風を供給
する温風供給手段とを一つの筐体に内蔵した衣類乾燥機
において、操作用ボタン及び表示部等を有する操作パネ
ルを該ドアに設けた。
【0006】衣類乾燥機では、安全上、ドアを閉めてか
ら操作用ボタン等を操作するので、該操作パネルがドア
に設けられていても何ら問題はなく、さらに従来のよう
に操作パネルが筐体外枠の前面下部にないため、衣類の
投入口を低めに設置でき、比較的低い位置で衣類の出し
入れが可能となり、作業性も非常に良好となる。
【0007】また、該衣類乾燥機前面を全て、操作パネ
ルを設けたドアで覆ってもよい。この場合、前面からの
見栄えもよく、該操作パネルをドアの下部に設ければ、
操作ボタン等の操作も非常に楽になる。
【0008】また、該ドアに設けられた操作パネルとド
ア内壁間(乾燥室側)に空気層を設けてもよい。これ
は、筐体内部の温風や衣類等からの漏洩熱が操作パネル
の温度上昇を引き起こす危険性がある場合に有効で、中
間に設けた空気層が断熱材の役目を果たす。なお、該空
気層は密閉された静止空気層でもよいが、該空気層の一
部に開口部を設け、空気が流れるように構成し、該通風
空気で操作パネルを冷却するようにしてもよい。
【0009】なお、本発明は、乾燥室が回転ドラムであ
る回転ドラム式衣類乾燥機に適用するのが最も望まし
い。熱源は電気ヒータ(電気式衣類乾燥機),ガスバー
ナ(ガス式衣類乾燥機)何れであっても差し支えない。
【0010】
【発明の実施の形態】まず、従来の衣類乾燥機の例を、
図8に示す電気式の回転ドラム式衣類乾燥機を例にとっ
て説明する。
【0011】図8は該回転ドラム式衣類乾燥機の外観斜
視図で、図9はそれを正面から見た図で、右上部分が外
観図そのまま、左下部分が部分断面図である。衣類乾燥
機の箱型筐体1の前面には、乾燥させる洗濯衣類等を出
し入れする開閉自在のドア2が設けられており、該箱型
筐体1内には乾燥室3を構成する回転可能な回転ドラム
4が収められている。
【0012】なお、図示しないが、箱型筐体1の後面に
は中央部を軸中心として除湿可能な熱交換手段と送風手
段を兼ね備えた両面熱交ファンが設けられており、該両
面熱交ファンはベルトを介してモータ5により回転させ
られる。該モータ5は回転ドラム4を回転させる駆動源
にもなっている。
【0013】6は該両面熱交ファンから戻る温風の戻り
ダクトで、7は該温風を回転ドラム4に導く前面ダクト
である。8は加熱手段である電気ヒータで、図では2個
の電気ヒータ8a,8bを設けている。
【0014】ここで、9は箱型筐体1の前面ドア2の下
部に設けられる操作パネルで、操作用ボタン10や表示
部をその表面に、電気部品等をその内部に有している。
11はドア2開閉用の取っ手である。なお、回転ドラム
式衣類乾燥機における衣類の乾燥原理はすでに公知なの
で省略する。
【0015】さらに、図10は図8及び図9に示す衣類
乾燥機の前面ドア側部分の側面断面図で、12は回転ド
ラム4の前面を支持する摺動シール、13は乾燥させる
衣類等の投入口である。
【0016】ここで、該衣類乾燥機筐体1がホームラン
ドリータイプとして洗濯機上部に設置された場合、図1
0の設置高さH0(14)は1200ミリメートル程度
になる。さらに、ドアを開放して衣類を出し入れする場
合、利用者の手は該操作パネルを乗り越えてドラム4の
下部の衣類を取り出す必要があり、投入口高さH1(1
5),回転ドラム深さH2(16)及び投入口広さD
(17)の大きさを考えると、衣類の出し入れにはかな
りの労力を必要とする場合が多い。特に、利用者が高齢
者や子供であれば、作業性は非常に悪くなる。
【0017】次に、本発明の一実施例を、やはり回転ド
ラム式衣類乾燥機を例にとって説明する。図1は本発明
の衣類乾燥機の外観斜視図、図2は図1に示す衣類乾燥
機の前面ドア側部分の側面断面図で、それぞれ従来例の
図8と図10に対応する。
【0018】本発明では、衣類を出し入れするドア2の
下部外表面上2aに操作用ボタン10及び表示部等を有
する操作パネル9を設けている。ここでは、該操作パネ
ル9を設けたドア2は該衣類乾燥機筐体1の前面1aの
ほぼ全体を覆う形で設けられている。普通、衣類乾燥機
では、ドア2を完全に閉めてから操作パネル9上の操作
用ボタン10等を操作するので、該操作パネル9がドア
2に設けられていても何ら問題はない。
【0019】さらに、図2に示すように、操作パネル9
が筐体1の前面下部にないため、従来に比べ投入口高さ
H1(15)及び回転ドラム深さH2(16)を低くす
ることができ、比較的低い位置で衣類の出し入れが可能
となる。さらに、それによって投入口広さD(17)を
広くすることができるので、衣類の出し入れが容易にな
り、作業性が非常に良好なものとなる。
【0020】次に、本発明のドア2と操作パネル9の構
成例を説明する。まず、図3は図2に示したドア2の詳
細断面構造で、該ドア2は主に乾燥室3側の部材2cと
外側の部材2bで構成されており、操作パネル9は該外
側部材2bの下部に嵌め込まれている。操作パネル9は
衣類出し入れ時に開閉されるドア2と一体になって移動
するため、該操作パネル9用の配線は、移動するドア2
と固定側の筐体1間がフレキシブルな配線で接続されて
いる。たとえば図1で、開閉されるドア2の支点(蝶
番)側2dにフレキシブル配線が利用されている。
【0021】図3の構成において、防湿対策以外に、乾
燥室3側の高温風の熱が操作パネル9及び操作パネル内
電気部品に悪影響を及ぼすことが懸念される場合、断熱
対策として操作パネル9周りを図4〜図6のように構成
するとよい。
【0022】図4は該操作パネル9の上部と下部に小さ
な複数個の開口部をそれぞれ設け、下部の開口部を吸気
口9a,上部の開口部を排気口9bとし、操作パネル9
内部品の放熱による自然対流(煙突効果)を利用して冷
却空気流19を生じさせ、乾燥室3側の高温風の熱を遮
断すると共に、操作パネル9及び操作パネル内電気部品
を冷却する方法である。該冷却空気流(通風空気)19
は筐体1の前面ドア2表面を上昇するが、自然対流の流
速は非常に僅かであり、さらに温度レベルも低いので、
特に問題になることはない。
【0023】図5は他の実施例で、乾燥室3側部材(ド
ア内壁)2cと外側部材2bで構成されるドア2と該操
作パネル9間のすきまに空気層20を設けている。該操
作パネル9周囲のすきま(空気層)20が広いと冷却空
気が流れる流路となるが、対流が生じない程度に狭いと
断熱空気層になる。
【0024】さらに図6も他の実施例で、該ドア2の乾
燥室3側部材(ドア内壁)2cと該操作パネル9後部間
のすきまに密閉された空気層20を設けている。該空気
層20は静止空気層で、自然対流が生じ難く断熱効果も
高く、断熱材の役目を果たして乾燥室3側からの熱を効
率良く遮断する。この場合、操作パネル9の冷却は表面
を介して自然対流で行われる。
【0025】以上の実施例では、操作パネル9を設けた
ドア2は該衣類乾燥機筐体前面1aの全体を覆う形で設
けたが、図7のように筐体前面1aの一部分であっても
差し支えない。また、該操作パネル9を有するドア2上
には、乾燥室3内の衣類が外側から見える透明窓を設け
てもよい。たとえば、図1においてドア2の中央部に設
ければよい。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、操作パネルを前面ドア
に設けるため、投入口高さ及び回転ドラム深さを低くす
ることができ、さらに、それによって投入口広さを広く
することができるので、比較的低い位置で衣類の出し入
れが可能となり、作業性が非常に良好なバリアフリー対
応の衣類乾燥機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のドアに操作パネルを有する乾燥機の外
観斜視図。
【図2】図1の前面ドア部断面図。
【図3】図2のドア詳細断面図。
【図4】冷却空気流を構成する操作パネルの側面断面
図。
【図5】周囲に空気層を構成する操作パネルの側面断面
図。
【図6】後部に空気層を構成する操作パネルの側面断面
図。
【図7】ドアが前面の一部を構成する乾燥機の外観斜視
図。
【図8】従来の衣類乾燥機の外観斜視図。
【図9】図8を前面から見た部分断面図。
【図10】図8の前面ドア部断面図。
【符号の説明】
1…箱型筐体、2…ドア、3…乾燥室、4…回転ドラ
ム、5…モータ、6…戻りダクト、7…前面ダクト、8
…電気ヒータ、9…操作パネル、10…操作ボタン、1
1…取っ手、12…摺動シール、13…投入口、14…
設置高さH0、15…投入口高さH1、16…回転ドラ
ム深さH2、17…投入口広さD、18…外側、19…
冷却空気流、20…空気層。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】乾燥させる衣類を出し入れする前面ドア
    と、該衣類を収容する乾燥室と、該乾燥室に温風を供給
    する温風供給手段と、を一つの筐体に設けた衣類乾燥機
    において、操作用ボタン及び表示部等を有する操作パネ
    ルを該ドアに設けたことを特徴とする衣類乾燥機。
  2. 【請求項2】該筐体の前面が全て操作パネルを設けたド
    アで覆われていることを特徴とする請求項1に記載の衣
    類乾燥機。
  3. 【請求項3】該ドアに設けた操作パネルとドア内壁間に
    空気層を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2
    に記載の衣類乾燥機。
JP35548399A 1999-12-15 1999-12-15 衣類乾燥機 Pending JP2001170399A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35548399A JP2001170399A (ja) 1999-12-15 1999-12-15 衣類乾燥機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35548399A JP2001170399A (ja) 1999-12-15 1999-12-15 衣類乾燥機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001170399A true JP2001170399A (ja) 2001-06-26

Family

ID=18444215

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35548399A Pending JP2001170399A (ja) 1999-12-15 1999-12-15 衣類乾燥機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001170399A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006506187A (ja) * 2002-11-14 2006-02-23 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 布地物品処理器具の熱保護
KR100730925B1 (ko) 2005-12-16 2007-06-22 주식회사 대우일렉트로닉스 컴팩트형 드럼세탁기
CN103806252A (zh) * 2012-11-07 2014-05-21 海尔集团公司 滚筒洗衣机
WO2018135019A1 (ja) * 2017-01-19 2018-07-26 シャープ株式会社 衣類処理装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006506187A (ja) * 2002-11-14 2006-02-23 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 布地物品処理器具の熱保護
KR100730925B1 (ko) 2005-12-16 2007-06-22 주식회사 대우일렉트로닉스 컴팩트형 드럼세탁기
CN103806252A (zh) * 2012-11-07 2014-05-21 海尔集团公司 滚筒洗衣机
CN103806252B (zh) * 2012-11-07 2017-03-01 海尔集团公司 滚筒洗衣机
WO2018135019A1 (ja) * 2017-01-19 2018-07-26 シャープ株式会社 衣類処理装置
CN110168159A (zh) * 2017-01-19 2019-08-23 夏普株式会社 衣物处理装置
JPWO2018135019A1 (ja) * 2017-01-19 2019-11-07 シャープ株式会社 衣類処理装置
CN110168159B (zh) * 2017-01-19 2021-06-29 夏普株式会社 衣物处理装置
JP7086864B2 (ja) 2017-01-19 2022-06-20 シャープ株式会社 衣類処理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001170399A (ja) 衣類乾燥機
US3215816A (en) Oven
JP3197595B2 (ja) 浴室用空気調和機
JP2003294289A (ja) 換気装置
JP3764220B2 (ja) 浴室換気乾燥機
JP2001000791A (ja) 衣類乾燥機
JP3264220B2 (ja) 衣類乾燥機
JP2005090905A (ja) 浴室暖房装置
JPH09220400A (ja) 衣類乾燥機
JPS5950019B2 (ja) 床暖房装置
CN217685270U (zh) 一种直流暖风机
JPS5933399Y2 (ja) 食器消毒保管庫
JP2002332782A (ja) 浴室の換気口構造
JP2000005491A (ja) 衣類乾燥機
JP2747598B2 (ja) 押し入れ乾燥兼用洗濯物乾燥装置
JP3129993B2 (ja) 他室暖房機能付き浴室暖房装置
JPH0138447Y2 (ja)
JPH0424386Y2 (ja)
KR920000557Y1 (ko) 오븐전자레인지의 전면부 냉각장치
JPH01285208A (ja) 加熱器組込キャビネット
JP3416864B2 (ja) 電気温風機
JP3419249B2 (ja) 食器乾燥器
JPS6041462Y2 (ja) 熱風式オ−ブン
JP3630865B2 (ja) 衣類乾燥機
JP2625770B2 (ja) 食器乾燥機