JP2001168057A - 半導体装置とその製造方法 - Google Patents

半導体装置とその製造方法

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JP2001168057A
JP2001168057A JP34989699A JP34989699A JP2001168057A JP 2001168057 A JP2001168057 A JP 2001168057A JP 34989699 A JP34989699 A JP 34989699A JP 34989699 A JP34989699 A JP 34989699A JP 2001168057 A JP2001168057 A JP 2001168057A
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洋一 鹿沼
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バリアメタル膜構成の最適化を図る。 【解決手段】 半導体基板1上に形成したコンタクト孔
内にバリアメタル膜11を介してタングステン(W)膜
12が埋め込まれた半導体装置において、前記バリアメ
タル膜11が、チタン(Ti)膜8と、高温のArガス
により加熱処理された第1のチタンナイトライド(Ti
N)膜9と、上記Arガスによる加熱処理がされない無
加熱の第2のチタンナイトライド(TiN)膜10との
積層膜であることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置とその
製造方法に関し、更に言えばコンタクト孔内にバリアメ
タル膜を介してタングステン膜を埋め込む際のバリアメ
タル膜の膜剥がれ等の発生を抑止する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の半導体装置とその製造方法
について図9を参照しながら説明する。
【0003】図9において、51は半導体基板で、52
は前記基板表層に形成した拡散層である。そして、前記
基板51を被覆するように、例えばTEOS膜53、B
PSG膜54及びTEOS膜55から成る層間絶縁膜が
形成されており、この層間絶縁膜に前記拡散層52上に
コンタクトするコンタクト孔が形成され、このコンタク
ト孔内に、例えばおよそ500〜800Åの膜厚のチタ
ン膜56及びおよそ1000〜1500Åの膜厚のチタ
ンナイトライド膜57から成るバリアメタル膜を介して
タングステン(W)膜58が埋め込み形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなコンタクト
孔内にバリアメタル膜を介してタングステン膜を埋め込
む技術において、以下に説明する問題が発生する場合が
あった。
【0005】即ち、従来広く用いられていた第1のスパ
ッタ装置では、ウエハの端部をクランプと呼ばれる複数
の爪(全周をクランプするものでも良い。)で固定した
状態で、窒素(N)雰囲気中に高温(およそ200〜
300℃前後)のArガス等を導入してガスヒートしな
がら加熱処理して、例えばチタンナイトライド膜の形成
を行っていた。
【0006】そのため、前記クランプの位置したウエハ
の端部にはチタンナイトライド膜が形成されないことに
なる。このようなウエハの一部にチタンナイトライド膜
の形成されない箇所があると、金属膜剥がれを起こした
り、またタングステン膜の埋め込みの際にボルケーノ異
常が発生することがあった。
【0007】そこで、ウエハ全面にチタンナイトライド
膜を形成すること(全面スパッタ)ができるように、載
置台上に単にウエハを載せた状態で100%の窒素(N
)雰囲気中でスパッタ蒸着させる第2の装置も用いら
れてきている。しかしながら、この第2の装置では、前
述した第1の装置と異なり、ウエハはクランプにより固
定されていないため、Arガス等を導入したウエハ裏面
からのガスヒート加熱処理を施すことができず、積極的
な加熱の無い無温調スパッタ処理となる。そのため、第
2の装置で形成したチタンナイトライド膜は、上記第1
の装置で形成したチタンナイトライド膜に比して膜質的
に、バリア性の乏しいものであった。
【0008】従って、第2の装置で形成したチタンナイ
トライド膜は、第1の装置で形成したチタンナイトライ
ド膜に比してバリア性が劣り、上述したようなボルケー
ノ異常の発生やリーク電流の発生、またコンタクト抵抗
の上昇等の問題が発生する不具合があった。
【0009】このように従来のバリアメタル膜の形成に
おいては、一長一短な問題があり、バリアメタル膜の構
成の最適化を図る必要があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は上記課
題に鑑み為されたもので、図5に示すように半導体基板
1上に形成したコンタクト孔内にバリアメタル膜11を
介してタングステン(W)膜12が埋め込まれた半導体
装置において、前記バリアメタル膜11が、チタン(T
i)膜8と、高温のArガスにより加熱処理された第1
のチタンナイトライド(TiN)膜9と、上記Arガス
による加熱処理がされない無加熱の第2のチタンナイト
ライド(TiN)膜10との積層膜であることを特徴と
する。
【0011】また、その製造方法は、図2に示すように
前記コンタクト孔を含む基板上面にチタン(Ti)膜8
をスパッタ形成し、その上に図3に示すように窒素雰囲
気中で高温のArガスで加熱しながら第1のチタンナイ
トライド(TiN)膜9をスパッタ形成する。続いて、
図4に示すように前記第1のチタンナイトライド膜9を
被覆するように100%の窒素雰囲気中で第2のチタン
ナイトライド(TiN)膜10をスパッタ形成し、図5
に示すように前記コンタクト孔内に前記チタン膜8と第
1のチタンナイトライド膜9と第2のチタンナイトライ
ド膜10との積層膜から成るバリアメタル膜11を介し
てタングステン(W)膜12を埋め込む工程とを有する
ことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の半導体装置とその
製造方法に係る一実施形態について図面を参照しながら
説明する。
【0013】図1において、1は例えば、P型の半導体
基板で、2は前記基板表層に形成したN型の拡散層であ
る。そして、前記基板1を被覆するように、例えばTE
OS膜3、BPSG膜4及びTEOS膜5から成る層間
絶縁膜が形成されており、この層間絶縁膜上に形成した
レジスト(PR)膜6をマスクにして前記拡散層2上に
コンタクトするコンタクト孔7を形成する。
【0014】次に、図2において、前記レジスト(P
R)膜6を除去した後に、前記コンタクト孔7を含む基
板(層間絶縁膜)上全面にチタン(Ti)膜8をおよそ
500Åの膜厚でスパッタ形成する。
【0015】続いて、図3において、前記チタン(T
i)膜8上に第1のチタンナイトライド(TiN)膜9
をおよそ500Åの膜厚でスパッタ形成する。本工程で
は、スパッタ装置内のあるチャンバー(ウエハ端部を固
定するクランプを有する従来例に示した第1の装置に相
当)部で、窒素(N)雰囲気中に高温の不活性ガス
(本実施形態ではArガスを用いている。)を導入して
ガスヒートしながら加熱処理(およそ200℃前後)
し、第1のチタンナイトライド(TiN)膜9を形成し
ている。
【0016】更に、図4において、第1のチタンナイト
ライド(TiN)膜9上に第2のチタンナイトライド
(TiN)膜10をおよそ1000Åの膜厚でスパッタ
形成する。本工程では、スパッタ装置内のあるチャンバ
ー(全面スパッタ可能な従来例に示した第2の装置に相
当)部で100%の窒素(N)雰囲気中で無加熱処理
した第2のチタンナイトライド(TiN)膜10を形成
している。ここで、バリアメタル膜の全体の膜厚はおよ
そ2000Åとした。これは、コンタクト抵抗の低減化
を図る上では厚膜化が必要であり、後述するコンタクト
孔内へのタングステン(W)膜埋め込み具合(薄膜の方
が埋まり易い)との兼ね合いから、バランスを取って現
行条件に設定している。
【0017】図6は第1のチタンナイトライド(Ti
N)膜9と第2のチタンナイトライド(TiN)膜10
の積層膜厚に対する抵抗値の関係を示す図であり、これ
によると第2のチタンナイトライド(TiN)膜10の
みを1000Å形成した場合の抵抗値の平均は、およそ
212.61Ωで、最大では644.68Ω、最小でも
37.41Ωと非常に高い。また、第2のチタンナイト
ライド(TiN)膜10のみを1500Å(または20
00Å)形成した場合の抵抗値の平均は、およそ33.
54Ω(または27.94Ω)で、最大では45.88
Ω(または28.83Ω)、最小では28.59Ω(ま
たは27.54Ω)であった。しかし、このような第2
のチタンナイトライド膜だけの場合には、従来の問題が
発生するため採用できない。そこで、本実施形態で用い
た条件である第1のチタンナイトライド(TiN)膜9
を500Å形成し、第2のチタンナイトライド(Ti
N)膜10を1000Å形成した場合の抵抗値の平均
は、およそ33.37Ωで、最大では46.52Ω、最
小では28.58Ωと従来用いられていた構成と同等の
抵抗値を得ることができる。更に実験では、第1のチタ
ンナイトライド(TiN)膜9を1000Å形成し、第
2のチタンナイトライド(TiN)膜10を1000Å
形成した場合の抵抗値を測定した。この場合の抵抗値の
平均は、およそ28.48Ωで、最大では29.60
Ω、最小では27.77Ωと更に低い抵抗値を得られる
ことが実証できた。しかしながら、この場合に、チタン
膜を含めた全体の膜厚は2500Åとなり、上述したよ
うにコンタクト孔内にタングステン膜を埋め込む際の埋
め込み具合を考慮して、本実施形態では採用しなかっ
た。
【0018】更に言えば、第1のチタンナイトライド
(TiN)膜9の膜厚をおよそ1000Åとし、第2の
チタンナイトライド(TiN)膜10の膜厚をおよそ5
00Åとした場合には、ウエハ端部(第1のチタンナイ
トライド(TiN)膜9を形成する際のクランプ位置に
相当)で膜剥がれが発生した。これは、第1のチタンナ
イトライド(TiN)膜9の膜厚に比して第2のチタン
ナイトライド(TiN)膜10の膜厚が薄すぎ、被覆力
が弱かったためと考察する。
【0019】そして、図5において、チタン(Ti)膜
8と第1のチタンナイトライド(TiN)膜9と第2の
チタンナイトライド(TiN)膜10との積層膜から成
るバリアメタル膜11にバリアアニール処理を施した
後、このバリアメタル膜11上にタングステン(W)膜
を形成し、このタングステン(W)膜をエッチバックし
てコンタクト孔内に埋め込んだ後、このタングステン
(W)膜12上に不図示の金属配線を形成して、半導体
装置を形成している。尚、本実施形態では、バリアアニ
ール処理としておよそ400℃の窒素(N)雰囲気中
で、30分程度アニール処理することで、バリアメタル
のバリア性向上と、コンタクト抵抗の安定化を図ってい
る。更に言えば、450℃程度まで処理温度を高めても
コンタクト抵抗の安定化を図ることができる。
【0020】図7は上記バリアアニール処理条件に対す
る抵抗値の関係を示す図である。尚、このデータは、本
実施形態で用いた条件である第1のチタンナイトライド
(TiN)膜9を500Å形成し、第2のチタンナイト
ライド(TiN)膜10を1000Å形成したものに対
するデータである。これによると、450℃で30分処
理した場合の抵抗値の平均は、およそ33.37Ωで、
最大では46.52Ω、最小では28.58Ωであっ
た。また、本実施形態で用いた条件である400℃で3
0分処理した場合の抵抗値の平均は、およそ27.54
Ωで、最大では28.19Ω、最小では27.06Ωと
上記条件に比して抵抗値を下げることができた。更に実
験では処理時間中の温度低下に適用できるか検証するた
めに、375℃で30分処理した場合も検証した。この
場合の抵抗値の平均は、およそ27.31Ωで、最大で
は28.08Ω、最小では26.76Ωとなり、温度低
下による抵抗値上昇への影響は少ないと検証できた。更
に言えば、本実験では375℃で30分処理した場合に
最も低い抵抗値を得ることができたが、本実施形態で採
用しなかった理由は、リーク電流の発生を抑止するため
にコンタクト孔部の形状を安定化するにはある程度の温
度(400℃程度)でアニール処理を施す必要があるた
めである。
【0021】このように本発明では、従来例のタングス
テン(W)膜を全面形成した際にクランプによりチタン
ナイトライド(TiN)膜が形成されなかった箇所での
膜剥がれという問題を、第1のチタンナイトライド(T
iN)膜9上に全面スパッタ形成可能な第2のチタンナ
イトライド(TiN)膜10で被覆することで解消する
ことができる。
【0022】ボルケーノ発生やリーク電流の発生、また
コンタクト抵抗の上昇等の問題をかかえた第2のチタン
ナイトライド(TiN)膜10の下層に、高温のArガ
スによるガスヒート加熱されることで膜自体が緻密にな
り、上記問題が発生し難い第1のチタンナイトライド
(TiN)膜9を形成することで対応している。
【0023】このように本発明のバリアメタル膜の構成
は、従来の2種のバリアメタル膜がかかえていた問題を
それぞれが補う形で抑止することができ、これに起因す
る不良品の発生を抑止することができる。
【0024】以下、本発明をフローティングゲート及び
コントロールゲートを有する不揮発性半導体記憶装置に
適用した実施の形態について、図8を参照しながら説明
する。
【0025】図8において、例えばP型の半導体基板2
1の表層には、N型の拡散領域(拡散深さの深い方を便
宜的にソース領域と呼び、浅い方をドレイン領域とす
る。)22が相互に離隔して形成されている。
【0026】また、ソース領域22の両側の基板21上
にはおよそ100Å乃至200Åの膜厚のゲート酸化膜
24を介しておよそ1000Å乃至2000Åの膜厚の
導電化されたポリシリコン膜から成るフローティングゲ
ート(FG)25が形成されている。更に、前記ソース
領域22及びドレイン領域22の間の基板11上には、
およそ300Å乃至400Åの膜厚のトンネル酸化膜2
6を介しておよそ1000Å乃至2000Åの膜厚のポ
リシリコン膜とおよそ1000Å乃至2000Åの膜厚
のタングステンシリサイド(WSix)膜から成るコン
トロールゲート(CG)27が形成されている。前記コ
ントロールゲート27のソース領域22側の端部は、前
記トンネル酸化膜26を介してフローティングゲート2
5の上方に配置されている。
【0027】尚、前記ソース領域22及びコントロール
ゲート27は、いずれも一方向(紙面に垂直な方向)に
延びており、ソース領域22の両側には複数のドレイン
領域22及び複数のコントロールゲート27が前記一方
向に沿って配列されている。そして、コントロールゲー
ト27は、不揮発性半導体記憶装置のワード線として作
用する。
【0028】そして、前記基板21上のフローティング
ゲート25及びコントロールゲート27を被覆するよう
に例えば、LP−TEOS膜,BPSG膜,プラズマT
EOS膜から構成された層間絶縁膜28が形成されてい
る。尚、BPSG膜は、層間絶縁膜28の平坦性を向上
させるために介在させている。
【0029】このような構成の不揮発性半導体記憶装置
において、前記層間絶縁膜28に不図示のレジスト膜を
マスクにして前記ドレイン領域22上にコンタクトする
コンタクト孔を形成し、このコンタクト孔を含む基板
(層間絶縁膜28)上の全面にバリアメタル膜29を形
成する。
【0030】このバリアメタル膜29に本発明を適用す
る。即ち、チタン膜を形成した後、その上に窒素
(N)雰囲気中に高温の不活性ガス(例えば、Arガ
ス等)を導入してガスヒートしながら加熱処理(およそ
200〜300℃前後)し、第1のチタンナイトライド
(TiN)膜をおよそ500Åの膜厚で形成し、更にこ
の第1のチタンナイトライド(TiN)膜上に100%
の窒素(N)雰囲気中で無加熱処理し第2のチタンナ
イトライド(TiN)膜をおよそ1000Åの膜厚で形
成するものである。
【0031】そして、このバリアメタル膜29を介して
タングステン(W)膜から成るタングステンプラグ30
を埋設し、その上に金属配線31を形成することで、前
記ドレイン領域22にコンタクトして成る当該不揮発性
半導体記憶装置のビット線が形成される。
【0032】本実施形態においても、従来のようなバリ
アメタル膜に起因するボルケーノの発生やリーク電流の
発生、またコンタクト抵抗の上昇等の問題について、本
発明を採用することで解消することができる。
【0033】ここで、前述した金属配線31が形成され
るコンタクト孔は、図6に示すようにフローティングゲ
ート25とコントロールゲート27が積層されて成る不
揮発性半導体記憶装置の高段差部に形成されるため、深
くなることが避けられず、このコンタクト孔内にアルミ
ニウム等から成る配線膜を形成した場合に、そのステッ
プカバレッジが悪化することになる。従って、このよう
なコンタクト孔内に前述したタングステンプラグ30を
埋設し、このタングステンプラグ30上に金属配線31
を形成する際に、タングステン膜の異常堆積を抑制する
ために、本発明を適用することで金属配線31のステッ
プカバレッジを良好にすることができる。
【0034】尚、本実施形態では、フローティングゲー
ト25の上部から側部にまたがるようにトンネル酸化膜
26を介してコントロールゲート27が積層されて成
る、いわゆるスプリットゲート型の不揮発性半導体記憶
装置に適用した例を示したが、フローティングゲート上
の全面にコントロールゲートが積層されて成る、いわゆ
るスタックドゲート型の不揮発性記憶装置に適用しても
良い。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、バリアメタル膜の構成
を最適化したことで、従来のバリアメタル膜がかかえて
いた問題を解消することができ、これに起因する不良品
の発生を抑止することができ、生産性を向上させること
ができる。
【0036】また、本発明をフローティングゲート及び
コントロールゲートとを有する不揮発性半導体記憶装置
のような高段差部を有する領域に形成するコンタクト孔
内にタングステン膜を埋め込むものに適用すれば、タン
グステン膜の埋め込み工程の改善が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の半導体装置の製造方法を
示す断面図である。
【図2】本発明の一実施形態の半導体装置の製造方法を
示す断面図である。
【図3】本発明の一実施形態の半導体装置の製造方法を
示す断面図である。
【図4】本発明の一実施形態の半導体装置の製造方法を
示す断面図である。
【図5】本発明の一実施形態の半導体装置の製造方法を
示す断面図である。
【図6】チタンナイトライド膜の構成条件と抵抗値との
関係を示す図である。
【図7】バリアアニール条件と抵抗値との関係を示す図
である。
【図8】本発明の他の実施形態の半導体装置の製造方法
を示す断面図である。
【図9】従来の半導体装置の製造方法を示す断面図であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 29/792 (72)発明者 原 政治 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 4M104 BB01 BB14 BB30 BB39 CC01 DD07 DD16 DD19 DD37 DD55 DD63 DD79 FF14 FF17 FF18 FF22 GG16 HH04 HH05 HH08 HH15 HH16 5F001 AA05 AA25 AA31 AB02 AB04 AC01 5F033 HH18 HH19 HH33 MM01 MM12 MM13 NN06 NN07 PP15 PP16 PP33 QQ08 QQ09 QQ10 QQ31 QQ37 QQ73 RR04 RR15 SS04 TT01 VV16 WW04 XX12 5F083 EP02 EP27 EP42 EP47 GA27 JA39 JA40 JA56 KA05 MA05 MA06 MA20 PR22 5F101 BA07 BA13 BA22 BB02 BB08 BC01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に形成したコンタクト孔内
    にバリアメタル膜を介してタングステン膜が埋め込まれ
    た半導体装置において、 前記バリアメタル膜が、チタン膜と不活性ガスを含んだ
    第1のチタンナイトライド膜と不活性ガスを含まない第
    2のチタンナイトライド膜との積層膜であることを特徴
    とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 半導体基板上にフローティングゲート及
    びコントロールゲートとが積層され、前記フローティン
    グゲート及びコントロールゲートに隣接するように形成
    された拡散層上にコンタクトするコンタクト孔内にバリ
    アメタル膜を介してタングステン膜が埋め込まれた半導
    体装置において、 前記バリアメタル膜が、チタン膜と不活性ガスを含んだ
    第1のチタンナイトライド膜と不活性ガスを含まない第
    2のチタンナイトライド膜との積層膜であることを特徴
    とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 半導体基板上に形成したコンタクト孔内
    にバリアメタル膜を介してタングステン膜を埋め込む半
    導体装置の製造方法において、 前記コンタクト孔を含む基板上面にチタン膜をスパッタ
    形成する工程と、 前記チタン膜を被覆するように窒素雰囲気中に導入され
    た高温の不活性ガスにより加熱しながら第1のチタンナ
    イトライド膜をスパッタ形成する工程と、 前記第1のチタンナイトライド膜を被覆するように10
    0%の窒素雰囲気中で第2のチタンナイトライド膜をス
    パッタ形成する工程と、 前記コンタクト孔内に前記チタン膜と第1のチタンナイ
    トライド膜と第2のチタンナイトライド膜との積層膜か
    ら成るバリアメタル膜を介してタングステン膜を埋め込
    む工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 半導体基板上にフローティングゲート及
    びコントロールゲートとが積層され、前記フローティン
    グゲート及びコントロールゲートに隣接するように形成
    された拡散層上にコンタクトするコンタクト孔内にバリ
    アメタル膜を介してタングステン膜が埋め込まれた半導
    体装置の製造方法において、 前記コンタクト孔を含む基板上面にチタン膜をスパッタ
    形成する工程と、 前記チタン膜を被覆するように窒素雰囲気中に導入され
    た高温の不活性ガスにより加熱しながら第1のチタンナ
    イトライド膜をスパッタ形成する工程と、 前記第1のチタンナイトライド膜を被覆するように10
    0%の窒素雰囲気中で第2のチタンナイトライド膜をス
    パッタ形成する工程と、 前記コンタクト孔内に前記チタン膜と第1のチタンナイ
    トライド膜と第2のチタンナイトライド膜との積層膜か
    ら成るバリアメタル膜を介してタングステン膜を埋め込
    む工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100394557C (zh) * 2004-05-11 2008-06-11 中芯国际集成电路制造(上海)有限公司 半导体器件的制造方法
US9076793B2 (en) 2011-12-19 2015-07-07 Ps4 Luxco S.A.R.L. Semiconductor device and manufacturing method thereof
JP7471199B2 (ja) 2020-11-12 2024-04-19 三菱電機株式会社 炭化珪素半導体装置、電力変換装置、および炭化珪素半導体装置の製造方法

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