JP2001164815A - 窓障子用ラッチ装置 - Google Patents
窓障子用ラッチ装置Info
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- JP2001164815A JP2001164815A JP35236299A JP35236299A JP2001164815A JP 2001164815 A JP2001164815 A JP 2001164815A JP 35236299 A JP35236299 A JP 35236299A JP 35236299 A JP35236299 A JP 35236299A JP 2001164815 A JP2001164815 A JP 2001164815A
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- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
Abstract
でも左側でもどちら側に取付けても使用できるようにし
たラッチ装置を提供する。 【解決手段】 ロックプレ−ト(10)をロック位置と解放
位置に制御する従動プレ−ト(22)を基板(6)に移動可
能に設ける。この基板(6)に、静止位置とその両側の
操作位置に移動可能にスライドプレ−ト(31)を設ける。
上記スライドプレ−ト(31)には、一方の操作位置へ移動
したとき、上記従動プレ−ト(22)を押圧して解放位置へ
移動させるよう押圧部(39)がある。上記スライドプレ−
ト(31)が他方の操作位置に移動したとき、その移動を方
向を転換して上記従動プレ−ト(22)に伝えるようリリ−
スプレ−ト(40)が設けられている。上記スライドプレ−
ト(31)は、いずれの操作位置に移動しても上記ロックプ
レ−ト(10)を解放することができる。
Description
のラッチ装置に関し、特にワイヤ−等を介してはなれた
場所から操作するようにした窓障子用ラッチ装置に係る
ものである。
ラッチ装置に連絡するワイヤ−等を吊り下げておき、該
ワイヤ−を引っ張ってラッチ装置のロックを解除して開
放するよう構成されている。このワイヤ−等は、排煙窓
の設置場所により該排煙窓の右側若しくは左側に吊り下
げられ、それに応じてラッチ装置は窓障子の右側用、左
側用にそれぞれ別に作らなければならず、2種類のラッ
チ装置を用意しなければならないので経済的でなく、ま
た現場での作業が混乱する原因ともなっていた。
排煙窓等の窓障子のようにワイヤ−等を引いて解除操作
するラッチ装置において、窓障子の右側、左側のいずれ
に取付けても使用できるようにした窓障子用ラッチ装置
を提供することである。
設けたロックピンに係合する係合爪を有するロックプレ
−トを基板に枢着し、該基板に上記ロックプレ−トをロ
ック位置に保持するよう該ロックプレ−トの掛止部に係
合するストップピンを有する従動プレ−トを形成し、該
従動プレ−トを上記ストップピンが上記掛止部から外れ
る解放位置と上記ロック位置の間で移動するよう移動可
能に設け、上記従動プレ−トを上記ロック位置に向けて
付勢すると共に上記ロックプレ−トを掛止部が上記スト
ップピンに係合する方向に付勢し、上記基板に静止位置
とその両側の操作位置に移動可能にスライドプレ−トを
設け、該スライドプレ−トに上記操作位置にスライドプ
レ−トを移動させるよう操作部材を連結し、上記スライ
ドプレ−トを一方の操作位置へ移動したとき上記従動プ
レ−トに当接して該従動プレ−トを上記解放位置へ移動
させるよう上記スライドプレ−トに押圧部を形成し、上
記スライドプレ−トを他方の操作位置へ移動したとき該
スライドプレ−トに一端が当接して回動され他端が上記
従動プレ−トに当接して該従動プレ−トを上記解放位置
へ移動させるよう上記基板にリリ−スプレ−トを枢着し
た窓障子用ラッチ装置が提供され、上記課題が解決され
る。
応じて窓枠の室内側に倒れる内倒し式と室外側に倒れる
外倒し式があるが、図1〜図4図には、内倒し式の実施
例が示されている。図1においては、窓障子(1)は、
室内側(図1の前方側)に内倒し式に開くように図示を
省いたヒンジで窓枠(2)に枢着され、窓障子(1)の
左側にラッチ装置(3)を取付け、窓障子(1)を閉じ
た際受け(4)を介して窓枠(2)に設けたロックピン
(5)が該ラッチ装置内に入り込み、該装置内に設けた
ロックプレ−トに係合してロック位置に保持され、該ロ
ックプレ−トを解放位置に操作することにより窓障子が
開くように構成されている。
することにより窓障子(1)の右側、左側のいずれ側に
も取付けできるようにした基板(6)と、上記ロックピ
ン(5)を受け入れることができるよう図において後方
側に開口する開口部(7)を形成した蓋板(8)でほぼ
直方体に作られ、上記基板(6)に設けた軸(9)に上
記ロックプレ−ト(10)を枢着し、該プレ−ト(10)を座金
(11)を介して抜け止めしてある。該ロックプレ−ト(10)
は、上記ロックピン(5)に係合するよう受溝(12)を形
成した係合爪(13)と、後記するストップピン(14)に係合
して該ロックプレ−ト(10)をロック位置に保持するため
の掛止部(15)を有し、ばね(16)により該掛止部(15)がス
トップピン(14)に係合する方向に付勢されている。な
お、該ばね(16)は上記軸(9)に装着したト−ションば
ねが用いられ、一端(17)を上記ロックプレ−ト(10)のば
ね受け(18)に支持させ、他端(19)を基板(6)に設けた
ばね受け(20)に支持させてあり、基板(6)にはロック
プレ−ト(10)の回動を制限するようストッパ−(21)が設
けられている。
2)に設けられている。該従動プレ−ト(22)は、長溝(2
3),(23)にガイドピン(24),(24)を挿入することにより
基板(6)に移動可能に取付けられ、上記のようにスト
ップピン(14)が上記ロックプレ−ト(10)の掛止部(15)に
係合するロック位置と該ストップピン(14)が掛止部(15)
から外れる解放位置の間で基板に沿って移動する。な
お、該従動プレ−ト(22)には、上記ロックプレ−ト(10)
の回動を案内するよう案内板(25)を設けてあり、ばね受
け(26)と基板(6)に設けたばね受け(27)間にコイルば
ね等のばね(28)を設けることにより上記ロック位置に向
けて付勢されている。
にガイドピン(30),(30),(30)を挿入することにより該基
板に沿って移動するようスライドプレ−ト(31)が設けら
れている。該スライドプレ−ト(31)は、図に示す静止位
置と該静止位置を中心としてその両側に存する操作位置
に移動可能であり、ワイヤ−等の操作部材(32)を連結部
(33)に連結し、該操作部材(32)によりいずれか一方に引
張ることにより引張方向側の上記操作位置に移動され
る。なお、上記連結部(33)は、図においては、ねじ(34)
で圧着するワイヤ−ホルダ−(34)をスライドプレ−ト(3
1)の両端部に設けてあるが、中央部に1ヶ所設けるよう
にしてもよい。また、上記スライドプレ−ト(31)には、
上記軸(9)を挿通させる孔(36)が形成され、基板
(6)には上記ねじ(34)の先端が当らないよう孔(37),
(37)が設けられている。
置の一方の操作位置、すなわち上記静止位置からみて上
記従動プレ−トの解放位置側に対応する一方の操作位置
へ移動したとき、該従動プレ−ト(22)の端部(38)に当接
して該従動プレ−ト(22)を解放位置へ移動させるよう押
圧部(39)を形成してある。
操作位置へ移動したときにも上記従動プレ−ト(22)を解
放位置側へ移動できるようリリ−スプレ−ト(40)が設け
られている。該リリ−スプレ−ト(40)は、基板(6)に
突設した軸(41)に枢着され、座金(42)を介して抜け止め
されており、一端(43)が上記スライドプレ−ト(31)に突
設したピン(44)に当接可能であり、他端(45)が上記従動
プレ−ト(22)のピン(46)に当接可能に設けられている。
この構成により、上記スライドプレ−ト(31)が他方の操
作位置、すなわち上記静止位置からみて上記従動プレ−
トの解放位置側と反対方向の操作位置に移動したとき、
上記リリ−スプレ−ト(40)の上記他端(45)がスライドプ
レ−ト(31)の移動方向と反対方向へ回動することによ
り、上記スライドプレ−トの移動方向を転換して上記ピ
ン(44),(46) を介して上記従動プレ−ト(22)に伝え、該
従動プレ−ト(22)を解放位置へ移動する。なお、上記基
板(6)には、該リリ−スプレ−ト(40)の回動を阻止し
ないよう逃げ孔(47)を形成してあり、また所定範囲で回
動するようストッパ−(48)が設けられている。
成した取付孔(50)にねじ(51)を通して上記ラッチ装置
(3)は窓障子(1)の側面に取付けられるが、この際
上記蓋板(8)側が窓枠側に位置するように適宜反転さ
せて窓障子の右側、左側のいずれ側に取付けてもよい。
このようにして取付けたラッチ装置(3)は、上記スラ
イドプレ−トに連結したワイヤ−等の操作部材(32)を引
張ると、スライドプレ−ト(31)は静止位置からいずれか
の操作位置に移動され、上記従動プレ−ト(22)を解放位
置へ移動することができる。したがって、閉鎖状態の窓
障子(1)は、ロックプレ−ト(10)がロックピン(5)
から外れて開口される。また、開口状態から窓障子
(1)を閉鎖すると、上記ロックプレ−ト(10)の係合爪
(13)にロックピン(5)が係合し、ロックプレ−ト(10)
は窓障子の移動に伴って回転し、掛止部(15)が従動プレ
−ト(22)のストップピン(14)に係合して、ロックされ
る。
されている。図に示すようにその構成は本質的に上記内
倒し式の実施例と同じであるので、該当個所には同一の
符号を付してあり、詳細な説明は省略するが、窓枠
(2)に受け(4)を介して取付けられるロックピン
(5)が窓枠(2)の外方に位置しているので、窓障子
(1)に取付ける基板(6)の取付部(50)は窓障子方向
に屈曲して延出している。また、ロックピン(5)がラ
ッチ装置(3)の前方側から該ラッチ装置内に進入する
から蓋板(8)の開口部(7)は前方に開口し、ロック
プレ−ト(10)は、従動プレ−ト(22)の前方に位置し、従
動プレ−ト(22)の解放位置が図2に示す実施例とは逆方
向に位置し、スライドプレ−ト(31)やリリ−スプレ−ト
(40)の形状、取付位置等も上記実施例とは多少相違して
いるが、その作用等は上記実施例と実質的に同じであ
る。
ピンに係合するロックプレ−トを解放位置とロック位置
に制御する従動プレ−トを基板に移動可能に設け、該基
板に静止位置とその両側の操作位置に移動するようスラ
イドプレ−トを設け、一方の操作位置へ移動したとき上
記従動プレ−トを押圧して解放位置へ移動するようスラ
イドプレ−トに押圧部を形成し、かつ該スライドプレ−
トを他方の操作位置へ移動したときその移動を方向を転
換して伝えるリリ−スプレ−トを設け、該リリ−スプレ
−トによって上記従動プレ−トを解放位置へ移動するよ
うにしたので、上記スライドプレ−トに取付けたワイヤ
−等の操作部材によって該スライドプレ−トをいずれ側
の操作位置に移動させてもロックプレ−トのロックを解
放することができ、したがって窓障子の右側でも左側で
も同じラッチ装置を使用することができ、複数の装置を
用意しなくてもよいから経済的であり、また現場での取
付作業も混乱することがない。
枠、窓障子等の関係を示す説明図。
説明図。
ックピン 6 基板10 ロックプレ−ト 13 係合
爪 14 ストップピン 15 掛止部22 従動プレ−
ト 31 スライドプレ−ト 32 操作部材 39
押圧部40 リリ−スプレ−ト
Claims (1)
- 【請求項1】 窓枠に設けたロックピンに係合する係合
爪を有するロックプレ−トを基板に枢着し、該基板に上
記ロックプレ−トをロック位置に保持するよう該ロック
プレ−トの掛止部に係合するストップピンを有する従動
プレ−トを形成し、該従動プレ−トを上記ストップピン
が上記掛止部から外れる解放位置と上記ロック位置の間
で移動するよう移動可能に設け、上記従動プレ−トを上
記ロック位置に向けて付勢すると共に上記ロックプレ−
トを掛止部が上記ストップピンに係合する方向に付勢
し、上記基板に静止位置とその両側の操作位置に移動可
能にスライドプレ−トを設け、該スライドプレ−トに上
記操作位置にスライドプレ−トを移動させるよう操作部
材を連結し、上記スライドプレ−トを一方の操作位置へ
移動したとき上記従動プレ−トに当接して該従動プレ−
トを上記解放位置へ移動させるよう上記スライドプレ−
トに押圧部を形成し、上記スライドプレ−トを他方の操
作位置へ移動したとき該スライドプレ−トに一端が当接
して回動され他端が上記従動プレ−トに当接して該従動
プレ−トを上記解放位置へ移動させるよう上記基板にリ
リ−スプレ−トを枢着した窓障子用ラッチ装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP35236299A JP4422261B2 (ja) | 1999-12-10 | 1999-12-10 | 窓障子用ラッチ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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JP4422261B2 JP4422261B2 (ja) | 2010-02-24 |
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ID=18423549
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35236299A Expired - Fee Related JP4422261B2 (ja) | 1999-12-10 | 1999-12-10 | 窓障子用ラッチ装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP4422261B2 (ja) |
-
1999
- 1999-12-10 JP JP35236299A patent/JP4422261B2/ja not_active Expired - Fee Related
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