JP2001164476A - 工程剥離紙 - Google Patents
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Abstract
樹脂層にもたず、静電気の発生を抑えてひび割れ等の欠
陥のない良好な合成皮革の製造を可能とした工程剥離紙
を提供する。 【解決手段】 工程剥離紙を、基体と、この基体の少な
くとも一方の面に設けられた離型性樹脂層との積層体か
らなる構成とし、基体を表面抵抗値(Ω)および/また
は体積抵抗値(Ω・cm)が0.1×1010〜6.0×
1010の範囲内のものとする。
Description
特に合成皮革の製造に使用される工程剥離紙に関する。
ポリウレタン(PU)レザー、セミ合皮、塩化ビニル
(PVC)レザー等がある。PUレザーの製造方法とし
ては、例えば、工程剥離紙上にペースト状のPU樹脂を
塗布し、乾燥・固化した後に基布を貼合して工程剥離紙
から剥離する方法がある。
剥離紙上にペースト状のPU樹脂を塗布して乾燥・固化
した後、PVC発泡層を形成して基布と貼合し、工程剥
離紙から剥離する方法がある。
は、PUレザー製造用として紙面pH3〜8の基体にポ
リプロピレン(PP)を塗布して厚さ20〜50μm程
度の離型性樹脂層を設けた工程剥離紙(PPタイプ)が
ある。また、セミ合皮製造用またはPVCレザー製造用
として、紙面pH3〜8の基体にメチルペンテン系ポリ
マーを塗布して厚さ20〜50μm程度の単層の離型性
樹脂層を設けた工程剥離紙(メチルペンテン系ポリマー
タイプ)、あるいは、紙面pH3〜8の基体にアクリル
系樹脂を塗布して厚さ20〜50μm程度の離型性樹脂
層を設けた工程剥離紙(アクリル系樹脂タイプ)があ
る。
基体上に表面を平滑にした厚み4〜15μm程度のメラ
ミンアルキッド樹脂を離型性樹脂層として設けた工程剥
離紙、基体上に紫外線硬化型樹脂あるいは電離放射線硬
化型樹脂からなる離型性樹脂層を設けた工程剥離紙があ
る。
ような工程剥離紙の基体として通常の紙を使用した場
合、離型性樹脂層の塗布形成時に静電気が発生し易く、
さらに、この工程剥離紙を用いた合成皮革の製造では、
工程剥離紙からの合成皮革の剥離という工程が存在する
ため、静電気の発生は避けられなかった。このように、
工程剥離紙の製造時、合成皮革製造時に静電気が発生す
ると、工程剥離紙の離型性樹脂層や合成皮革にひび割れ
が生じるという問題がある。
て、モールを設置する、加湿雰囲気にする等の手段もあ
るが、特に冬期の乾燥時には、このような対策では不十
分である。また、静電気の帯電量が多くなると、火災発
生の危険性もあり、十分な静電気対策が要望されてい
る。
たものであり、静電気発生によるひび割れ等の欠陥を離
型性樹脂層にもたず、静電気の発生を抑えてひび割れ等
の欠陥のない良好な合成皮革の製造を可能とした工程剥
離紙を提供することを目的とする。
るために、本発明の工程剥離紙は、基体と該基体の少な
くとも一方の面に設けられた離型性樹脂層との積層体で
ある工程剥離紙において、前記基体の表面抵抗値(Ω)
および/または体積抵抗値(Ω・cm)が0.1×10
10〜6.0×1010の範囲にあるような構成とした。
有機高分子導電剤および/または無機導電剤を0.05
〜3.00g/m2の範囲で含有するもの、あるいは、
少なくとも一方の面に有機高分子導電剤および/または
無機導電剤が0.05〜3.00g/m2の範囲で塗布
されたものであるような構成とした。
前記離型性樹脂層がアルキッド系樹脂、アクリル系樹
脂、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリ
メチルペンテン系樹脂、シリコーン系樹脂、紫外線硬化
型樹脂、電離放射線硬化型樹脂等のいずれかからなり、
厚みは4〜50μmの範囲にあるような構成、さらに、
前記離型性樹脂層が多層構造であるような構成とした。
造時、および、工程剥離紙を用いた合成皮革製造時にお
いて、基体は静電気の発生を防止する作用をなす。
て図面を参照して説明する。図1は本発明の工程剥離紙
の一例を示す概略断面図である。図1において工程剥離
紙1は、基体2と、この基体2の一方の面に設けられた
離型性樹脂層3とからなり、離型性樹脂層3の表面に
は、表面平滑パターン4が設けられている。
を示す概略断面図である。図2において工程剥離紙11
は、基体12と、この基体12の一方の面に設けられた
離型性樹脂層13とからなり、離型性樹脂層13の表面
には、凹凸パターン14が設けられている。
は、基体2,12の表面抵抗値(Ω)および/または体
積抵抗値(Ω・cm)が0.1×1010〜6.0×10
10の範囲内にあることを特徴とする。表面抵抗値(Ω)
および/または体積抵抗値(Ω・cm)が上記の範囲内
にあることにより、静電気帯電の防止効果が得られ、後
述するような離型性樹脂層3,13の形成時や、工程剥
離紙1,11を用いた合成皮革製造時において、静電気
発生によるひび割れが剥製性樹脂層3,13や合成皮革
に発生することが防止できる。
値や体積抵抗値の測定方法を以下のように規定する。す
なわち、基体の幅方向で中央と両端の3箇所にて試料を
各1点サンプリングし、これを20℃、65%RHの環
境下に1時間放置した後、電気抵抗測定装置(横河ヒュ
ーレッドパッカー社製4329A+16008Aセル)
により測定する。
2は、クラフト紙、上質紙等の紙を使用することができ
る。基体2,12の厚さは、使用する材料等を考慮する
とともに、後述するようなエンボス加工により凹凸パタ
ーン14が離型性樹脂層13の表面に形成できるような
厚さに設定することが好ましく、例えば、50〜200
μm程度の範囲で設定することができる。また、基体2
の離型性樹脂層3形成側の面、および、基体12の離型
性樹脂層13形成側の面は、基体と離型性樹脂層との接
着性を高めるために予め加熱あるいはコロナ放電処理等
を施してもよい。
下の配合が可能である。パルプ配合としては、L−BK
P、N−BKPをパルプ繊維の主体とし、これに損紙、
古紙パルプを適宜配合する。また、添加剤としては、内
添サイズ剤、カチオン化澱粉、脂肪酸エステル系や特殊
パラフィン系等の消泡剤等を用いることができる。
コーンスターチ、表面サイズ剤、導電剤等を配合したサ
イズプレス液を原紙に塗工する。このサイズプレス工程
を経ることにより、サイズプレス液は基体の両面に塗布
され、基体内部にも含浸されることになる。
び/または無機導電剤である。有機高分子導電剤として
は、ポリビニルアルコール、ポリアクリルアミド、ポリ
エチレングリコール等の非イオン性ポリマー、スルホン
化スチレン樹脂等のアニオン性極性基をもつポリマー、
第4級アンモニウムクロライド等の第4級アンモニウム
塩であるカチオン性ポリマー等が挙げられる。また、無
機導電剤としては、酸化カルシウム、アルミン酸ソー
ダ、酸化亜鉛、酸化錫、塩化カルシウム、塩化リチウ
ム、塩化カリウム、塩化マグネシウム、塩化ナトリウ
ム、カーボンブラック等が挙げられる。
る含有量、あるいは、基体2,12表面における塗工量
は、0.05〜3.0g/m2、好ましくは0.2〜
2.0g/m2の範囲内とすることができる。導電剤量
が0.05g/m2未満であると、基体2,12の表面
抵抗値(Ω)および/または体積抵抗値(Ω・cm)が
0.1×1010未満となり易く、静電気帯電の防止効果
が不十分なものとなり、後述する離型性樹脂層3,13
の形成時や、工程剥離紙1,11を用いた合成皮革製造
時において、静電気発生によるひび割れが剥製性樹脂層
3,13や合成皮革に発生することになる。また、導電
剤量が3.0g/m2を超えても、静電気帯電の防止効
果の更なる向上が得られず、材料コスト的にも不利とな
る。
層3,13は、アルキッド系樹脂、アクリル系樹脂、ポ
リエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリメチル
ペンテン系樹脂、シリコーン系樹脂、紫外線硬化型樹
脂、電離放射線硬化型樹脂等の公知の樹脂を使用するこ
とができ、合成皮革用の樹脂との剥離性を考慮して選定
することができ、特にポリメチルペンテン系樹脂、ポリ
プロピレン樹脂、および、アルキッド樹脂が好ましい。
を基体2,12上にロールコート、グラビアコート、押
出しコート、ナイフコート、マイヤーバーコート、ディ
ッピングコート等の方式で塗布する方法、接着剤塗布ラ
ミネートや熱溶融ラミネート等によるフィルムラミネー
ト法等により行うことができる。樹脂の硬化方法は、熱
硬化方法、紫外線や電離放射線等の硬化法等、いずれの
方法であってもよい。また、離型性樹脂層3,13は、
合成皮革の剥離性、工程等を考慮して、多層構造として
もよい。この離型性樹脂層の形成工程では、上述のよう
に基体2,12の表面抵抗値(Ω)および/または体積
抵抗値(Ω・cm)が0.1×1010〜6.0×1010
の範囲内にあるので、静電気帯電の防止効果が十分に発
現され、静電気発生によるひび割れが離型性樹脂層に発
生することが防止される。
は、3〜100μm、好ましくは4〜50μm程度とす
ることができる。離型性樹脂層の厚みが3μm未満であ
ると、合成皮革製造時において合成皮革との剥離性が悪
くなり、100μmを超えると、工程剥離紙のカールが
大きくなるとともに、凹凸パターン14の深さを十分な
深さ(50μmを超える深さ)とすることが困難になり
好ましくない。
つ工程剥離紙1は、上記のような工程により得られる。
一方、離型性樹脂層13に凹凸パターン14を持つ工程
剥離紙11は、次のようなエンボス工程をとる。すなわ
ち、凹凸を形成したエンボスロールと、その凹凸を受け
るペーパーロールまたは金属ロール、あるいは、エンボ
スロールの凹凸形状に対応した表面凹凸をもつ金属ロー
ルとを対向して備えるエンボス加工機に、上記の離型性
樹脂層13がエンボスロールに当接するように工程剥離
紙を流し、加熱されたエンボスロールにより圧力をかけ
て、離型性樹脂層13に凹凸パターン14を形成する。
通常、エンボスロールの加熱温度は80〜150℃、圧
力は40〜100kg/cm程度が好ましい。
革の製造について説明する。まず、工程剥離紙の離型性
樹脂層上に合成皮革用の樹脂組成物を塗布する。離型性
樹脂層上に塗布された樹脂層には、離型性樹脂層の表面
パターン形状に対応した絵柄(凹凸絵柄)が形成され
る。その後、これに基布(例えば、織布、不織布等)を
貼り合わせ、樹脂層を乾燥し冷却した後、剥離して合成
皮革を得ることができる。
成皮革の製造方法では、基体の表面抵抗値(Ω)および
/または体積抵抗値(Ω・cm)が0.1×1010〜
6.0×1010の範囲内にあるので、良好な静電気帯電
の防止効果が得られ、静電気発生によるひび割れが合成
皮革や工程剥離紙の離型性樹脂層に発生することが防止
される。
ポリウレタン、ポリ塩化ビニル等の樹脂を用いることが
できる。ポリウレタンを用いる場合は、樹脂組成物の固
形分を20〜50%程度とすることが好ましい。また、
ポリ塩化ビニルを用いる場合は、フタル酸ジオクチル、
フタル酸ジラウリル等の可塑剤、発泡剤、安定剤等と混
合し分散させた樹脂組成物を使用することが好ましい。
このような樹脂組成物の塗布方法としては、ナイフコー
ト、ロールコート、グラビアコート等の従来公知の塗布
方法を挙げることができる。
詳細に説明する。
L−BKP67.5重量%、および、工程から発生した
損紙を10重量%配合して叩解したパルプスラリーに対
して、カチオン化澱粉を0.7重量%、サイズ剤として
のロジンエマルジョンを0.15重量%添加した。次い
で、パルプスラリーをpH5.5に調整して原紙を抄造
し、サイズプレス工程でコーンスターチ、表面サイズ剤
および導電剤を配合したサイズプレス液を原紙に塗工し
て、米坪量125g/m2の紙を抄造して基体とした。
尚、導電剤としては、第4級アンモニウムクロライドを
使用し、基体の導電剤含有量は2.0g/m2であっ
た。
に直角な方向(幅方向)で中央と両端の3箇所にて試料
を各1点サンプリングし、これを20℃、65%RHの
環境下に24時間放置した後、電気抵抗測定装置(横河
ヒューレッドパッカー社製4329A+16008Aセ
ル)にて表面抵抗値(Ω)、体積抵抗値(Ω・cm)を
測定した結果、0.2×1010であった。
ン系樹脂(チッソ(株)製FW163)を押し出しコー
ト法により塗布し乾燥して、厚み30μmの離型性樹脂
層を形成した。次いで、凹凸を形成したエンボスロール
とペーパーロールとを対向して備えたエンボス加工機
に、上記の離型性樹脂層がエンボスロールに当接するよ
うに通して、離型性樹脂層に凹凸パターンを形成し、本
発明の工程剥離紙を得た。尚、エンボスロールの温度を
120℃、エンボスロールによる離型性樹脂層への加圧
を60kg/cmに設定した。
湿度20%の環境下で行ったが、静電気の影響を受ける
ことなく、離型性樹脂層にはひび割れ等の欠陥発生はみ
られなかった。
合成皮革を作製した。すなわち、まず、工程剥離紙の離
型性樹脂層側に、固形分30%の合成皮革表皮用のポリ
ウレタン樹脂組成物をナイフコート法で塗布(クリアラ
ンス150μm)し、乾燥後、ポリウレタン樹脂接着剤
をナイフコート法で塗布して乾燥し、この接着剤面に基
布を貼り合わせ、乾燥して熟成後に工程剥離紙から剥離
して、凹凸パターンに対応した凹凸絵柄を有する合成皮
革を得た。
度20%の環境下で行ったが、静電気の影響を受けるこ
となく、合成皮革にはひび割れ等の欠陥発生はみられな
かった。
グネシウムを使用し、基体の導電剤含有量を0.1g/
m2とした他は、実施例1と同様にして基体を作製し
た。この基体について、実施例1と同様にして表面抵抗
値(Ω)、体積抵抗値(Ω・cm)を測定した結果、そ
れぞれ1.0×1010、1.4×1010であった。
様にして厚み30μmの離型性樹脂層を形成し、凹凸パ
ターンを設けて工程剥離紙を得た。この離型性樹脂層の
形成は、温度25℃、湿度20%の環境下で行ったが、
静電気の影響を受けることなく、離型性樹脂層にはひび
割れ等の欠陥発生はみられなかった。
て、実施例1と同様にして合成皮革を作製した。その結
果、凹凸パターンに対応した凹凸絵柄を有する合成皮革
を得ることができ、また、静電気の影響を受けることな
く、合成皮革にはひび割れ等の欠陥発生はみられなかっ
た。
チレンスルホン酸塩を使用し、基体の導電剤含有量を
3.0g/m2とした他は、実施例1と同様にして基体
を作製した。この基体について、実施例1と同様にして
表面抵抗値(Ω)、体積抵抗値(Ω・cm)を測定した
結果、それぞれ1.8×1010、2.6×1010であっ
た。
様にして厚み30μmの離型性樹脂層を形成し、凹凸パ
ターンを設けて工程剥離紙を得た。この離型性樹脂層の
形成は、温度25℃、湿度20%の環境下で行ったが、
静電気の影響を受けることなく、離型性樹脂層にはひび
割れ等の欠陥発生はみられなかった。
て、実施例1と同様にして合成皮革を作製した。その結
果、凹凸パターンに対応した凹凸絵柄を有する合成皮革
を得ることができ、また、静電気の影響を受けることな
く、合成皮革にはひび割れ等の欠陥発生はみられなかっ
た。
ス液に導電剤を含有させない他は、実施例1と同様にし
て、基体を作製した。この基体について、実施例1と同
様にして表面抵抗値(Ω)、体積抵抗値(Ω・cm)を
測定した結果、それぞれ2.0×1011、4.5×10
11であった。
様にして厚み30μmの離型性樹脂層を形成し、凹凸パ
ターンを設けて工程剥離紙を得た。この離型性樹脂層の
形成は、温度25℃、湿度20%の環境下で行ったが、
静電気は生じていたものの、離型性樹脂層にはひび割れ
等の欠陥発生はみられなかった。
用いて、実施例1と同様に、温度25℃、湿度20%の
環境下で合成皮革を作製した。その結果、凹凸パターン
に対応した凹凸絵柄を有する合成皮革を得ることができ
た。しかし、静電気が発生して、工程剥離紙の離型性樹
脂層、および、合成皮革にひび割れによる欠陥が発生し
た。
程剥離紙を、基体と、この基体の少なくとも一方の面に
設けられた離型性樹脂層との積層体からなる構成とし、
基体を表面抵抗値(Ω)および/または体積抵抗値(Ω
・cm)が0.1×1010〜6.0×1010の範囲内の
ものとするので、離型性樹脂層は、その形成時に静電気
によるひび割れ等の欠陥を生じることがなく良好なもの
であり、本発明の工程剥離紙を用いた合成皮革の製造で
は、雰囲気の湿度に関係なく、静電気の発生を抑えてひ
び割れ等の欠陥のない高品質の合成皮革製造を可能とす
る。
ある。
である。
Claims (4)
- 【請求項1】 基体と該基体の少なくとも一方の面に設
けられた離型性樹脂層との積層体である工程剥離紙にお
いて、前記基体の表面抵抗値(Ω)および/または体積
抵抗値(Ω・cm)が0.1×1010〜6.0×1010
の範囲にあることを特徴とする工程剥離紙。 - 【請求項2】 前記基体は、有機高分子導電剤および/
または無機導電剤を0.05〜3.00g/m2の範囲
で含有するもの、あるいは、少なくとも一方の面に有機
高分子導電剤および/または無機導電剤が0.05〜
3.00g/m 2の範囲で塗布されたものであることを
特徴とする請求項1に記載の工程剥離紙。 - 【請求項3】 前記離型性樹脂層は、アルキッド系樹
脂、アクリル系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピ
レン系樹脂、ポリメチルペンテン系樹脂、シリコーン系
樹脂、紫外線硬化型樹脂、電離放射線硬化型樹脂のいず
れかからなり、厚みは4〜50μmの範囲にあることを
特徴とする請求項1または請求項2に記載の工程剥離
紙。 - 【請求項4】 前記離型性樹脂層は、多層構造であるこ
とを特徴とする請求項3に記載の工程剥離紙。
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---|---|---|---|
JP34305299A JP4445080B2 (ja) | 1999-12-02 | 1999-12-02 | 工程剥離紙 |
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-
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- 1999-12-02 JP JP34305299A patent/JP4445080B2/ja not_active Expired - Fee Related
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