JP2001164259A - 炭化炉用消火ボックス - Google Patents
炭化炉用消火ボックスInfo
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- JP2001164259A JP2001164259A JP34881699A JP34881699A JP2001164259A JP 2001164259 A JP2001164259 A JP 2001164259A JP 34881699 A JP34881699 A JP 34881699A JP 34881699 A JP34881699 A JP 34881699A JP 2001164259 A JP2001164259 A JP 2001164259A
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- cooling
- water
- carbonization furnace
- cooling water
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E50/00—Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
- Y02E50/10—Biofuels, e.g. bio-diesel
Abstract
(57)【要約】
【課題】 炭化炉による焼成後の炭化材を迅速かつ安全
に冷却させることができ、併せて省力化を図ることを課
題とする。 【解決手段】 焼成後の炭化材入りの炭材篭２を収容し
得る消火ボックス本体１の少なくとも外周壁４を冷却水
を循環流通させる密閉構造の水冷ジャケット６としたこ
とを特徴とする。
に冷却させることができ、併せて省力化を図ることを課
題とする。 【解決手段】 焼成後の炭化材入りの炭材篭２を収容し
得る消火ボックス本体１の少なくとも外周壁４を冷却水
を循環流通させる密閉構造の水冷ジャケット６としたこ
とを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は炭化炉用消火ボック
スに関する。
スに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来から各種廃棄物、なかでも酒粕、お
から、ビール粕、家畜糞などの不定形な炭材を焼成して
炭化させ、活性炭、活性炭の補助材、肥料等として再利
用を計るようになされている。そして上記の炭化には、
上記炭材を炭材篭に入れて炭化炉に装入し、炭材を焼成
して炭化させ、炭化終了後炭材を冷却して取出すように
なされている。
から、ビール粕、家畜糞などの不定形な炭材を焼成して
炭化させ、活性炭、活性炭の補助材、肥料等として再利
用を計るようになされている。そして上記の炭化には、
上記炭材を炭材篭に入れて炭化炉に装入し、炭材を焼成
して炭化させ、炭化終了後炭材を冷却して取出すように
なされている。
【０００３】上記炭化後の炭化材の冷却には、従来炭化
炉において炭材を焼成したのち炭化炉を密閉して放置
し、自然冷却を待って炭化炉から炭材篭を引上げて炭化
材を取出すようにする手段、あるいは焼成後炭化炉から
炭材篭を取出し、内部の炭化材に水を散布して冷却させ
る手段のいずれかによっている。
炉において炭材を焼成したのち炭化炉を密閉して放置
し、自然冷却を待って炭化炉から炭材篭を引上げて炭化
材を取出すようにする手段、あるいは焼成後炭化炉から
炭材篭を取出し、内部の炭化材に水を散布して冷却させ
る手段のいずれかによっている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかるに前者の自然冷
却によるものでは、炭化終了時は炭化炉の炉内温度が高
温であるとともに炉内耐火物の蓄熱量もきわめて大き
く、炭化材が冷却される前に炭化炉自体が冷却しなけれ
ばならないため炭化材が冷却されるまでには著しく長い
時間を要するという問題点がある。
却によるものでは、炭化終了時は炭化炉の炉内温度が高
温であるとともに炉内耐火物の蓄熱量もきわめて大き
く、炭化材が冷却される前に炭化炉自体が冷却しなけれ
ばならないため炭化材が冷却されるまでには著しく長い
時間を要するという問題点がある。
【０００５】また後者の散水による水冷によるもので
は、炭化炉から炭化材を取出し、人手によりホースで水
を散布することによっているため、炭化材への接触や水
蒸気により火傷を負う等の危険を伴うなど安全面で問題
があるうえ、散水作業は高温下で行なうことになるとと
もに冷却水の飛散もあるなど、作業環境面での問題があ
る。さらに作業者が常にホースを持って散水させること
になるので省力化ができず、効率が悪いなどの問題点が
あった。
は、炭化炉から炭化材を取出し、人手によりホースで水
を散布することによっているため、炭化材への接触や水
蒸気により火傷を負う等の危険を伴うなど安全面で問題
があるうえ、散水作業は高温下で行なうことになるとと
もに冷却水の飛散もあるなど、作業環境面での問題があ
る。さらに作業者が常にホースを持って散水させること
になるので省力化ができず、効率が悪いなどの問題点が
あった。
【０００６】本発明は、炭化炉による焼成後の炭化材を
迅速かつ安全に冷却させることができ、省力化を図るこ
とができる炭化炉用消火ボックスを提供することを課題
としてなされたものである。
迅速かつ安全に冷却させることができ、省力化を図るこ
とができる炭化炉用消火ボックスを提供することを課題
としてなされたものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する手段
として本発明は、焼成後の炭化材入りの炭材篭を収容し
得る消火ボックス本体の少なくとも外周壁を冷却水を循
環流通させる密閉構造の水冷ジャケットとしたことを特
徴とする。
として本発明は、焼成後の炭化材入りの炭材篭を収容し
得る消火ボックス本体の少なくとも外周壁を冷却水を循
環流通させる密閉構造の水冷ジャケットとしたことを特
徴とする。
【０００８】前記消火ボックス本体の外周壁の上方位置
に、該ボックス本体内に収容される炭材篭へ向けて冷却
水を噴霧する冷却水噴射ノズルを設ければ、冷却水によ
る炭化材の冷却に資することができる。
に、該ボックス本体内に収容される炭材篭へ向けて冷却
水を噴霧する冷却水噴射ノズルを設ければ、冷却水によ
る炭化材の冷却に資することができる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態を参照して説明する。
形態を参照して説明する。
【００１０】図１は本発明による炭化炉用消火ボックス
の一実施形態の断面を示しており、消火ボックス本体１
は内部に炭化炉において炭材を焼成するに用いられた炭
材篭２を装入し得る内部容積を有し上面が開口されて蓋
３により密閉される箱状を有するもので、その周壁部
４、４および底部５は鋼板により二重構造とされていて
その間が密閉構造の水冷ジャケット６とされており、配
管７およびバルブ８を通じて冷却水が供給されるように
なっている。
の一実施形態の断面を示しており、消火ボックス本体１
は内部に炭化炉において炭材を焼成するに用いられた炭
材篭２を装入し得る内部容積を有し上面が開口されて蓋
３により密閉される箱状を有するもので、その周壁部
４、４および底部５は鋼板により二重構造とされていて
その間が密閉構造の水冷ジャケット６とされており、配
管７およびバルブ８を通じて冷却水が供給されるように
なっている。
【００１１】前記周壁部４の上部および下部に前記水冷
ジャケット６に連通する冷却水循環用パイプ９、９が接
続され、これらパイプ９、９は循環用ポンプ１０の吸込
み側および吐出側に接続されていて水冷ジャケット６内
の冷却水が上下に入れ替るよう循環させるようになって
いる。
ジャケット６に連通する冷却水循環用パイプ９、９が接
続され、これらパイプ９、９は循環用ポンプ１０の吸込
み側および吐出側に接続されていて水冷ジャケット６内
の冷却水が上下に入れ替るよう循環させるようになって
いる。
【００１２】前記周壁部４、４の上方位置には、図示し
ない冷却水供給源から供給される冷却水を炭材篭２へ向
けて噴霧する冷却水噴射ノズル１１、１１が適宜数配設
されている。
ない冷却水供給源から供給される冷却水を炭材篭２へ向
けて噴霧する冷却水噴射ノズル１１、１１が適宜数配設
されている。
【００１３】炭材篭２は周知のように側面に多数の小孔
２ａ、２ａ…が穿設されたもので、底部には脚２ｂ、２
ｂが設けられ、設置時に若干浮上した状態に置かれるよ
うになっている。
２ａ、２ａ…が穿設されたもので、底部には脚２ｂ、２
ｂが設けられ、設置時に若干浮上した状態に置かれるよ
うになっている。
【００１４】前記蓋３には排気口ダンパ１２、１２とエ
ア抜きパイプ１３が設けられ、また消火ボックス本体１
内には炭化材の冷却状態を検知する温度センサ１４が設
けられている。なお１５は消火ボックス本体１内に溜る
水のドレンパイプである。
ア抜きパイプ１３が設けられ、また消火ボックス本体１
内には炭化材の冷却状態を検知する温度センサ１４が設
けられている。なお１５は消火ボックス本体１内に溜る
水のドレンパイプである。
【００１５】次に上記実施形態の作用を説明する。
【００１６】先ず消火ボックス本体１の水冷ジャケット
６に冷却水を供給する配管７のバルブ８を開けて水冷ジ
ャケット６内に冷却水を注入し、満水になったのちバル
ブ８を閉じるとともにポンプ１０を駆動して冷却水を循
環させる。
６に冷却水を供給する配管７のバルブ８を開けて水冷ジ
ャケット６内に冷却水を注入し、満水になったのちバル
ブ８を閉じるとともにポンプ１０を駆動して冷却水を循
環させる。
【００１７】次いで蓋３を開け、消火ボックス本体１内
に焼成済みの炭化材が入っている炭材篭２を吊り込んで
底部５上に設置して蓋３を閉じる。
に焼成済みの炭化材が入っている炭材篭２を吊り込んで
底部５上に設置して蓋３を閉じる。
【００１８】ここで炭化材を水冷する場合には、冷却水
噴射ノズル１１、１１に冷却水を供給して炭材篭２に向
けて噴霧する。
噴射ノズル１１、１１に冷却水を供給して炭材篭２に向
けて噴霧する。
【００１９】空冷の場合は排気口ダンパ１２、１２を閉
じ、消火ボックス１内を密閉状態にし、水冷ジャケット
６内を循環する冷却水により冷却する。
じ、消火ボックス１内を密閉状態にし、水冷ジャケット
６内を循環する冷却水により冷却する。
【００２０】上記いずれの場合も温度センサ１４により
冷却完了の確認を行ない、水冷の場合は冷却水噴射ノズ
ル１１、１１への冷却水の供給を止め、空冷の場合には
ポンプ１０の運転を停止させる。次いで蓋３を開け、炭
材篭２を取り出す。
冷却完了の確認を行ない、水冷の場合は冷却水噴射ノズ
ル１１、１１への冷却水の供給を止め、空冷の場合には
ポンプ１０の運転を停止させる。次いで蓋３を開け、炭
材篭２を取り出す。
【００２１】前記冷却水噴射ノズル１１、１１のライン
中に冷却用雰囲気ガスを供給するようにすれば、その冷
却用ガスの雰囲気中での迅速な冷却を行なうことができ
る。なおこのガスは、炭材を活性炭とする場合にはＣＯ
２（活性炭化雰囲気）を、消火のみ行なう場合にはＮ２
（不活性雰囲気）を用いる。
中に冷却用雰囲気ガスを供給するようにすれば、その冷
却用ガスの雰囲気中での迅速な冷却を行なうことができ
る。なおこのガスは、炭材を活性炭とする場合にはＣＯ
２（活性炭化雰囲気）を、消火のみ行なう場合にはＮ２
（不活性雰囲気）を用いる。
【００２２】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、消
火ボックス本体の周壁部を水冷ジャケット構造としたの
で、炭化炉で焼成された炭化材入りの炭材篭を装入する
ことにより炭化材を短時間で冷却させることができる。
火ボックス本体の周壁部を水冷ジャケット構造としたの
で、炭化炉で焼成された炭化材入りの炭材篭を装入する
ことにより炭化材を短時間で冷却させることができる。
【００２３】また冷却水噴射ノズルを設ければ、炭化材
に直接冷却水を噴霧することができるので、炭化材の種
類によっては一層迅速な冷却を行なうことができ、従来
のように人手により冷却水を噴霧する必要がないので安
全性が高く、かつ消火ボックス内で噴霧するので作業環
境を悪化させることがないとともに省力化を図ることが
できる。
に直接冷却水を噴霧することができるので、炭化材の種
類によっては一層迅速な冷却を行なうことができ、従来
のように人手により冷却水を噴霧する必要がないので安
全性が高く、かつ消火ボックス内で噴霧するので作業環
境を悪化させることがないとともに省力化を図ることが
できる。
【００２４】さらに冷却水噴射ノズルの噴霧ラインに冷
却用雰囲気ガスを供給するようにすれば、ガス雰囲気中
での迅速な冷却をなさしめることができる。
却用雰囲気ガスを供給するようにすれば、ガス雰囲気中
での迅速な冷却をなさしめることができる。
【図１】本発明の一実施形態を示す断面図。
１ 消火ボックス本体 ２ 炭材篭 ３ 蓋 ４ 周壁部 ５ 底部 ６ 水冷ジャケット １０ 循環用ポンプ １１ 冷却水噴射ノズル １２ 排気口ダンパ １３ エア抜きパイプ １４ 温度センサ １５ ドレンパイプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 枷 本 和 之 東京都千代田区九段北四丁目１番７号 品 川白煉瓦株式会社内 (72)発明者 奥 原 潤一郎 東京都千代田区九段北四丁目１番７号 品 川白煉瓦株式会社内 Ｆターム(参考） 4G046 HA09 HC10 HC21 4H012 HA06 JA09 JA11
Claims (2)
- 【請求項１】焼成後の炭化材入りの炭材篭を収容し得る
消火ボックス本体の少なくとも外周壁を冷却水を循環流
通させる密閉構造の水冷ジャケットとしたことを特徴と
する炭化炉用消火ボックス。 - 【請求項２】前記消火ボックス本体の外周壁の上方位置
に、該ボックス本体内に収容される炭材篭へ向けて冷却
水を噴霧する冷却水噴射ノズルを有している請求項１記
載の炭化炉用消火ボックス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34881699A JP2001164259A (ja) | 1999-12-08 | 1999-12-08 | 炭化炉用消火ボックス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34881699A JP2001164259A (ja) | 1999-12-08 | 1999-12-08 | 炭化炉用消火ボックス |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001164259A true JP2001164259A (ja) | 2001-06-19 |
Family
ID=18399573
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34881699A Withdrawn JP2001164259A (ja) | 1999-12-08 | 1999-12-08 | 炭化炉用消火ボックス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001164259A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005350329A (ja) * | 2004-06-14 | 2005-12-22 | Sktech Corp | 連続炭化方法及び装置 |
| WO2008017243A1 (fr) * | 2006-07-31 | 2008-02-14 | Dianfeng Pang | Équipement destiné à fabriquer du charbon de bois, procédé pour fabriquer du charbon de bois à l'aide de l'équipement, et utilisations du charbon de bois |
| KR100820183B1 (ko) * | 2007-07-19 | 2008-04-08 | (주)성진씨앤씨 | 씨디큐용 편류 방지판 |
| US7566515B2 (en) | 1999-08-27 | 2009-07-28 | Toshiba Battery Co., Ltd. | Flat non-aqueous electrolyte secondary cell |
| CN103497773A (zh) * | 2013-09-29 | 2014-01-08 | 盐城市诚鑫机械制造有限公司 | 秸秆炭化炉 |
| WO2014105061A1 (en) * | 2012-12-28 | 2014-07-03 | Suncoke Technology And Development Llc. | Systems and methods for improving quenched coke recovery |
| CN107779216A (zh) * | 2016-08-24 | 2018-03-09 | 北京三聚环保新材料股份有限公司 | 一种生物质干馏炉及生物炭制备方法 |
-
1999
- 1999-12-08 JP JP34881699A patent/JP2001164259A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7566515B2 (en) | 1999-08-27 | 2009-07-28 | Toshiba Battery Co., Ltd. | Flat non-aqueous electrolyte secondary cell |
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| CN107779216A (zh) * | 2016-08-24 | 2018-03-09 | 北京三聚环保新材料股份有限公司 | 一种生物质干馏炉及生物炭制备方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070306 |