JP2001164202A - 粘着テープ巻回体及び粘着テープの製造方法 - Google Patents
粘着テープ巻回体及び粘着テープの製造方法Info
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- JP2001164202A JP2001164202A JP34564899A JP34564899A JP2001164202A JP 2001164202 A JP2001164202 A JP 2001164202A JP 34564899 A JP34564899 A JP 34564899A JP 34564899 A JP34564899 A JP 34564899A JP 2001164202 A JP2001164202 A JP 2001164202A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 離型層を設けずに簡易に製造できるにも係わ
らず、巻き戻し力が十分小さい粘着テープ巻回体、並び
に当該粘着テープの製造方法を提供する。 【解決手段】 ポリテトラフルオロエチレン層1の接着
処理面1bに粘着剤層2を形成してなる粘着テープを、
前記ポリテトラフルオロエチレン層1の背面1aを外側
にして巻回してなる粘着テープ巻回体において、前記背
面1aの表面粗さRaが0.1μm以下であり、前記粘
着テープの巻き戻し力が4.0N/19mm幅以下であ
ることを特徴とする。
らず、巻き戻し力が十分小さい粘着テープ巻回体、並び
に当該粘着テープの製造方法を提供する。 【解決手段】 ポリテトラフルオロエチレン層1の接着
処理面1bに粘着剤層2を形成してなる粘着テープを、
前記ポリテトラフルオロエチレン層1の背面1aを外側
にして巻回してなる粘着テープ巻回体において、前記背
面1aの表面粗さRaが0.1μm以下であり、前記粘
着テープの巻き戻し力が4.0N/19mm幅以下であ
ることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリテトラフルオ
ロエチレン層の接着処理面に粘着剤層を形成した粘着テ
ープを巻回してなる粘着テープ巻回体、及び当該粘着テ
ープの製造方法に関する。
ロエチレン層の接着処理面に粘着剤層を形成した粘着テ
ープを巻回してなる粘着テープ巻回体、及び当該粘着テ
ープの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりポリテトラフルオロエチレン
(以下PTFEと呼ぶ)を基材とした粘着テープが、数
多く上市されている。PTFEを基材とした粘着テープ
は、電気特性、耐熱性、耐薬品性、非粘着性等の多くの
優れた特性を持っており、電線被覆や電子部品の絶縁、
各種ロールの被覆、ヒートシール用離型材等の各種用途
に使用されている。
(以下PTFEと呼ぶ)を基材とした粘着テープが、数
多く上市されている。PTFEを基材とした粘着テープ
は、電気特性、耐熱性、耐薬品性、非粘着性等の多くの
優れた特性を持っており、電線被覆や電子部品の絶縁、
各種ロールの被覆、ヒートシール用離型材等の各種用途
に使用されている。
【0003】PTFE基材の製法としては、(1)PT
FEの粉末を、常温で金型内で加圧し予備成形したの
ち、オーブン中で融点以上の温度で加熱し焼結させ、得
られた成形品を旋盤加工によってPTFEシートを得る
方法、(2)乳化重合されたPTFEディスパージョン
から分離・造粒されたパウダー状の粉末に有機溶剤を混
合したコンパウンドを、ダイスを通して押し出して予備
成形品を作成した後、その成形品を押し出し金型に入れ
て押し出し、圧延したのち溶剤を除去し、焼成すること
によりPTFEシートを得る方法、(3)PTFEディ
スパージョンを金属板などに塗布し、乾燥、焼成後、金
属板より剥離してPTFEシート得る方法等が知られて
いる。
FEの粉末を、常温で金型内で加圧し予備成形したの
ち、オーブン中で融点以上の温度で加熱し焼結させ、得
られた成形品を旋盤加工によってPTFEシートを得る
方法、(2)乳化重合されたPTFEディスパージョン
から分離・造粒されたパウダー状の粉末に有機溶剤を混
合したコンパウンドを、ダイスを通して押し出して予備
成形品を作成した後、その成形品を押し出し金型に入れ
て押し出し、圧延したのち溶剤を除去し、焼成すること
によりPTFEシートを得る方法、(3)PTFEディ
スパージョンを金属板などに塗布し、乾燥、焼成後、金
属板より剥離してPTFEシート得る方法等が知られて
いる。
【0004】この様にして得られたPTFEシートに対
し、必要に応じてその片面に接着性を高めるためのエッ
チング等の表面処理(接着処理)を施した後、その接着
処理面に粘着剤を塗布してPTFE基材粘着テープを作
製し、これを巻回して粘着テープ巻回体としている。
し、必要に応じてその片面に接着性を高めるためのエッ
チング等の表面処理(接着処理)を施した後、その接着
処理面に粘着剤を塗布してPTFE基材粘着テープを作
製し、これを巻回して粘着テープ巻回体としている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにして作製された粘着テープ巻回体は、テープを巻き
戻す際に、巻き戻し力が通常4.1〜10.0N/19
mm幅と大きいため、基材の変形が生じ易く、カールを
生じてしまうことがある。また巻き戻し力が重いために
手作業での作業性が悪く、特に広幅になると人間の力で
は巻き戻せないため、セパレータを必要とすることもあ
り、産業廃棄物を多くする原因にもなる。
うにして作製された粘着テープ巻回体は、テープを巻き
戻す際に、巻き戻し力が通常4.1〜10.0N/19
mm幅と大きいため、基材の変形が生じ易く、カールを
生じてしまうことがある。また巻き戻し力が重いために
手作業での作業性が悪く、特に広幅になると人間の力で
は巻き戻せないため、セパレータを必要とすることもあ
り、産業廃棄物を多くする原因にもなる。
【0006】従って、セパレータを必要とせず、巻き戻
し力が軽く、変形の少ないPTFE基材の粘着テープ巻
回体が望まれていた。これに対し、基材の背面側に離型
層を設ける方法も提案されているが、製造工程が煩雑に
なり、また材料コストの点でも有利とは言えなかった。
そして、上記の巻き戻し力は、基材の原料シートの種類
や製法等によって大きく相違するため、離型層を設けず
に巻き戻し力を一定以下に制御するのは容易ではなかっ
た。
し力が軽く、変形の少ないPTFE基材の粘着テープ巻
回体が望まれていた。これに対し、基材の背面側に離型
層を設ける方法も提案されているが、製造工程が煩雑に
なり、また材料コストの点でも有利とは言えなかった。
そして、上記の巻き戻し力は、基材の原料シートの種類
や製法等によって大きく相違するため、離型層を設けず
に巻き戻し力を一定以下に制御するのは容易ではなかっ
た。
【0007】一方、上記の粘着テープを金属ロール被覆
用として使用した際に、特に高温で使用した後に粘着テ
ープを剥がすと、金属ロールに粘着剤が取られてしま
い、その後の掃除に手間が掛かってしまうという問題も
あった。従って、基材の接着処理面と粘着剤層との接着
力を高めながら、基材の背面と粘着剤層との接着力を低
減して巻き戻し力を小さくする必要があった。そこで、
本発明の目的は、離型層を設けずに簡易に製造できるに
も係わらず、巻き戻し力が十分小さい粘着テープ巻回体
を提供することにある。また、基材の製法等が異なって
も、簡易な工程により巻き戻し力が十分小さい粘着テー
プが得られる粘着テープの製造方法を提供することにあ
る。
用として使用した際に、特に高温で使用した後に粘着テ
ープを剥がすと、金属ロールに粘着剤が取られてしま
い、その後の掃除に手間が掛かってしまうという問題も
あった。従って、基材の接着処理面と粘着剤層との接着
力を高めながら、基材の背面と粘着剤層との接着力を低
減して巻き戻し力を小さくする必要があった。そこで、
本発明の目的は、離型層を設けずに簡易に製造できるに
も係わらず、巻き戻し力が十分小さい粘着テープ巻回体
を提供することにある。また、基材の製法等が異なって
も、簡易な工程により巻き戻し力が十分小さい粘着テー
プが得られる粘着テープの製造方法を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成すべく、PTFE基材の各種処理について鋭意研
究したところ、原料シートをロール間で加熱加圧すると
いう意外にも簡易な方法で、基材の製法等が異なっても
上記の巻き戻し力を十分小さく制御できることを見出
し、本発明を完成するに至った。
を達成すべく、PTFE基材の各種処理について鋭意研
究したところ、原料シートをロール間で加熱加圧すると
いう意外にも簡易な方法で、基材の製法等が異なっても
上記の巻き戻し力を十分小さく制御できることを見出
し、本発明を完成するに至った。
【0009】即ち、本発明の粘着テープ巻回体は、ポリ
テトラフルオロエチレン層の接着処理面に粘着剤層を形
成してなる粘着テープを、前記ポリテトラフルオロエチ
レン層の背面を外側にして巻回してなる粘着テープ巻回
体において、前記背面の表面粗さRaが0.1μm以下
であり、前記粘着テープの巻き戻し力が4.0N/19
mm幅以下であることを特徴とする。
テトラフルオロエチレン層の接着処理面に粘着剤層を形
成してなる粘着テープを、前記ポリテトラフルオロエチ
レン層の背面を外側にして巻回してなる粘着テープ巻回
体において、前記背面の表面粗さRaが0.1μm以下
であり、前記粘着テープの巻き戻し力が4.0N/19
mm幅以下であることを特徴とする。
【0010】上記において、前記ポリテトラフルオロエ
チレン層が、原料シートをロール間で加熱加圧した後、
片面に対してスパッタエッチング処理を行って前記接着
処理面を形成したものであることが好ましい。
チレン層が、原料シートをロール間で加熱加圧した後、
片面に対してスパッタエッチング処理を行って前記接着
処理面を形成したものであることが好ましい。
【0011】一方、本発明の粘着テープの製造方法は、
ポリテトラフルオロエチレン製の原料シートを、ロール
間で加熱加圧して少なくとも片面の表面粗さRaを0.
1μm以下とした後、他の片面に対してスパッタエッチ
ング処理を行い、次いでその処理面に粘着剤層を形成す
る工程を備えるものである。
ポリテトラフルオロエチレン製の原料シートを、ロール
間で加熱加圧して少なくとも片面の表面粗さRaを0.
1μm以下とした後、他の片面に対してスパッタエッチ
ング処理を行い、次いでその処理面に粘着剤層を形成す
る工程を備えるものである。
【0012】[作用効果]本発明の粘着テープ巻回体に
よると、基材背面の表面粗さRaが0.1μm以下に調
節されているため、基材の製法等が異なっても、離型層
を設けずに簡易に粘着テープの巻き戻し力を一定以下に
制御することができる。その際、巻き戻し力が4.0N
/19mm幅以下であるため、従来品と比較して、巻き
戻す際の作業性が良好で、基材の変形も少なくすること
ができる。
よると、基材背面の表面粗さRaが0.1μm以下に調
節されているため、基材の製法等が異なっても、離型層
を設けずに簡易に粘着テープの巻き戻し力を一定以下に
制御することができる。その際、巻き戻し力が4.0N
/19mm幅以下であるため、従来品と比較して、巻き
戻す際の作業性が良好で、基材の変形も少なくすること
ができる。
【0013】前記ポリテトラフルオロエチレン層が、原
料シートをロール間で加熱加圧した後、片面に対してス
パッタエッチング処理を行って前記接着処理面を形成し
たものである場合、ロール間での加熱加圧により表面が
平滑化されて巻き戻し力を低減できると共に、平滑化で
接着力が低下した面をスパッタエッチング処理すること
により、接着処理面で十分な接着力が得られるようにな
る。
料シートをロール間で加熱加圧した後、片面に対してス
パッタエッチング処理を行って前記接着処理面を形成し
たものである場合、ロール間での加熱加圧により表面が
平滑化されて巻き戻し力を低減できると共に、平滑化で
接着力が低下した面をスパッタエッチング処理すること
により、接着処理面で十分な接着力が得られるようにな
る。
【0014】一方、本発明の粘着テープの製造方法によ
ると、原料シートをロール間で加熱加圧して少なくとも
片面の表面粗さRaを0.1μm以下とするため、基材
の製法等が異なっても、粘着テープの巻き戻し力を一定
以下に制御することができる。また、その後、他の片面
に対してスパッタエッチング処理を行うため、平滑化で
接着力が低下した基材に対し、十分な接着力の接着処理
面を形成することができる。そして、ロール間での加熱
加圧は、スパッタエッチング処理の前工程として、簡易
な工程及び装置にて行うことができ、また連続工程で行
えるため製法全体の生産性も高いものとなる。
ると、原料シートをロール間で加熱加圧して少なくとも
片面の表面粗さRaを0.1μm以下とするため、基材
の製法等が異なっても、粘着テープの巻き戻し力を一定
以下に制御することができる。また、その後、他の片面
に対してスパッタエッチング処理を行うため、平滑化で
接着力が低下した基材に対し、十分な接着力の接着処理
面を形成することができる。そして、ロール間での加熱
加圧は、スパッタエッチング処理の前工程として、簡易
な工程及び装置にて行うことができ、また連続工程で行
えるため製法全体の生産性も高いものとなる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
て、図面を参照しながら説明する。
【0016】本発明の粘着テープ巻回体は、図1に示す
ようなPTFE層1の接着処理面1bに粘着剤層2を形
成してなる粘着テープを、PTFE層1の背面1aを外
側にして巻回したものである。
ようなPTFE層1の接着処理面1bに粘着剤層2を形
成してなる粘着テープを、PTFE層1の背面1aを外
側にして巻回したものである。
【0017】PTFE層1は、好ましくは厚さが0.0
1〜0.30mmであり、扱い易さから0.03〜0.
20mmが特に好適である。
1〜0.30mmであり、扱い易さから0.03〜0.
20mmが特に好適である。
【0018】PTFE層1の原料シートの製法は、各種
用途によって使い分けられるが、主として(1)粒子径
0.02〜0.50mmのPTFE粉末を、金型内で5
〜50Mpaの条件で圧縮成形したのち、350〜40
0℃のオーブン中で全体が焼結出来るまで加熱し、得ら
れた成形品を旋盤加工しPTFE切削シートを得る方
法、(2)乳化重合されたPTFEデイスパージョンか
ら分離、造粒して得られたパウダー状の粉末に有機溶剤
を混合してぺースト状にして押し出し成形し、その成形
品を熱ロール(例えば50〜120℃)にて圧延したの
ち溶剤を除去し、焼成(例えば350〜450℃で1〜
5分間)することによりPTFEシートを得る方法が挙
げられる。これらの製法で得られた原料シートは、通
常、表面粗さRaが0.2〜0.4μmであり、未処理
物を基材として使用すると、粘着テープの巻き戻し力が
大きくなり、作業性に問題を生じる。なお、(3)PT
FEディスパージョンを金属製などの鏡面板に塗布し、
乾燥、焼成後、金属板より剥離してPTFEシート得る
方法も採用でき、その場合、鏡面板として表面粗さRa
が小さいものを使用することで、直接、後述の如き表面
粗さR を有する原料シートを得ることができる。
用途によって使い分けられるが、主として(1)粒子径
0.02〜0.50mmのPTFE粉末を、金型内で5
〜50Mpaの条件で圧縮成形したのち、350〜40
0℃のオーブン中で全体が焼結出来るまで加熱し、得ら
れた成形品を旋盤加工しPTFE切削シートを得る方
法、(2)乳化重合されたPTFEデイスパージョンか
ら分離、造粒して得られたパウダー状の粉末に有機溶剤
を混合してぺースト状にして押し出し成形し、その成形
品を熱ロール(例えば50〜120℃)にて圧延したの
ち溶剤を除去し、焼成(例えば350〜450℃で1〜
5分間)することによりPTFEシートを得る方法が挙
げられる。これらの製法で得られた原料シートは、通
常、表面粗さRaが0.2〜0.4μmであり、未処理
物を基材として使用すると、粘着テープの巻き戻し力が
大きくなり、作業性に問題を生じる。なお、(3)PT
FEディスパージョンを金属製などの鏡面板に塗布し、
乾燥、焼成後、金属板より剥離してPTFEシート得る
方法も採用でき、その場合、鏡面板として表面粗さRa
が小さいものを使用することで、直接、後述の如き表面
粗さR を有する原料シートを得ることができる。
【0019】本発明では、PTFE層1の背面1aの表
面粗さRaが0.1μm以下であり、表面粗さRaが
0.1μmを超えると、表面の平滑性が低くなり、粘着
テープの巻き戻し力を十分低減することができない。
面粗さRaが0.1μm以下であり、表面粗さRaが
0.1μmを超えると、表面の平滑性が低くなり、粘着
テープの巻き戻し力を十分低減することができない。
【0020】このような背面1aの平滑化は、上記
(1)又は(2)の方法で作られたPTFE原料シート
をロール間で加熱加圧することで行うことができる。具
体的には、例えば150〜300℃、好ましくは150
℃〜200℃の熱ロールにて圧力5〜30MPa、好ま
しくは5〜15MPaの条件で圧延するなどすればよ
い。その際、少なくとも片方のロールは、表面粗さRa
が0.1μm以下となるように鏡面仕上げしておくのが
好ましい。
(1)又は(2)の方法で作られたPTFE原料シート
をロール間で加熱加圧することで行うことができる。具
体的には、例えば150〜300℃、好ましくは150
℃〜200℃の熱ロールにて圧力5〜30MPa、好ま
しくは5〜15MPaの条件で圧延するなどすればよ
い。その際、少なくとも片方のロールは、表面粗さRa
が0.1μm以下となるように鏡面仕上げしておくのが
好ましい。
【0021】尚、PTFE層1は、用途に応じてカーボ
ン粉末等の充填剤をPTFEに配合したり、それらを積
層して形成してもよい。上記のロール間で加熱加圧する
方法は、このような充填剤を含有する原料シートに対し
ても有効である。
ン粉末等の充填剤をPTFEに配合したり、それらを積
層して形成してもよい。上記のロール間で加熱加圧する
方法は、このような充填剤を含有する原料シートに対し
ても有効である。
【0022】PTFE層1の接着処理面1bは、コロナ
放電処理、スパッタエッチング処理、アルカリ金属エッ
チング処理、低圧UV照射などで形成することができ
る。その中でも、処理効果の耐熱性が良好であり、物理
的に基材表面を荒らして接着面積を実質的に増やすこと
が出来るスパッタエッチング処理が良好である。
放電処理、スパッタエッチング処理、アルカリ金属エッ
チング処理、低圧UV照射などで形成することができ
る。その中でも、処理効果の耐熱性が良好であり、物理
的に基材表面を荒らして接着面積を実質的に増やすこと
が出来るスパッタエッチング処理が良好である。
【0023】スパッタエッチング処理を行なうための加
速イオンの発生源には、低温プラズマ、イオンビームの
いずれも利用できるが、加速イオンとしてはアルゴン、
窒素、酸素等が挙げられる。
速イオンの発生源には、低温プラズマ、イオンビームの
いずれも利用できるが、加速イオンとしてはアルゴン、
窒素、酸素等が挙げられる。
【0024】低温プラズマを用いる場合の処理装置や処
理条件としては、特開昭51−125455号公報に詳
細に記載されているものを採用することができる。好ま
しい処理条件としては、雰囲気ガスとしてArガスを用
い、気圧0.005〜0.050Torr、放電電力3
0〜50W・秒/cm2 で処理すればよい。電源には、
高周波(数百kHz〜数十MHz)を用いることができ
るが、実用上13.56MHzを用いるのが好ましい。
このような処理により、PTFE層1の接着処理面1b
に、多数の適当な大きさの突起を形成して、粘着剤の接
着力を高めることができる。
理条件としては、特開昭51−125455号公報に詳
細に記載されているものを採用することができる。好ま
しい処理条件としては、雰囲気ガスとしてArガスを用
い、気圧0.005〜0.050Torr、放電電力3
0〜50W・秒/cm2 で処理すればよい。電源には、
高周波(数百kHz〜数十MHz)を用いることができ
るが、実用上13.56MHzを用いるのが好ましい。
このような処理により、PTFE層1の接着処理面1b
に、多数の適当な大きさの突起を形成して、粘着剤の接
着力を高めることができる。
【0025】一方、イオンビームの処理条件は、気圧1
0-7〜10-5torr、照射量10 13〜1017ions
/cm2 、電圧5〜50kv、電流10〜100mAが
好ましい。
0-7〜10-5torr、照射量10 13〜1017ions
/cm2 、電圧5〜50kv、電流10〜100mAが
好ましい。
【0026】粘着剤層2は、アクリル系、シリコーン
系、天然ゴム系、合成ゴム系等の粘着剤にて形成され、
特に耐熱性、耐候性等を考慮するとシリコーン系粘着剤
が好ましい。シリコーン系粘着剤には、ジメチルシロキ
サン系シリコ─ン粘着剤、フエニルシロキサン系シリコ
─ン粘着剤などがある。なお、フエニルシロキサン系シ
リコ─ン粘着剤とは、ジメチルシロキサン骨格のメチル
基の5%以上がフエニル基に置換された構造のシリコ─
ン樹脂を用いてなる粘着剤を意味する。
系、天然ゴム系、合成ゴム系等の粘着剤にて形成され、
特に耐熱性、耐候性等を考慮するとシリコーン系粘着剤
が好ましい。シリコーン系粘着剤には、ジメチルシロキ
サン系シリコ─ン粘着剤、フエニルシロキサン系シリコ
─ン粘着剤などがある。なお、フエニルシロキサン系シ
リコ─ン粘着剤とは、ジメチルシロキサン骨格のメチル
基の5%以上がフエニル基に置換された構造のシリコ─
ン樹脂を用いてなる粘着剤を意味する。
【0027】粘着剤層2の厚みは5〜60μmが好まし
く、20〜50μmがより好ましい。粘着剤層の形成方
法としては、リバースコート法、ファンテンコート法、
ディッピング法等により粘着剤の原料液等を塗布した
後、加熱、光照射等により架橋処理する方法などが挙げ
られる。
く、20〜50μmがより好ましい。粘着剤層の形成方
法としては、リバースコート法、ファンテンコート法、
ディッピング法等により粘着剤の原料液等を塗布した
後、加熱、光照射等により架橋処理する方法などが挙げ
られる。
【0028】一方、本発の製造方法は、ポリテトラフル
オロエチレン製の原料シートを、ロール間で加熱加圧し
て少なくとも片面の表面粗さRaを0.1μm以下とし
た後、他の片面に対してスパッタエッチング処理を行
い、次いでその処理面に粘着剤層を形成する工程を備え
るものである。本発明における粘着テープは、当該製法
により好適に製造することができ、原料シート、粘着
剤、各処理の条件等は前述の通りである。
オロエチレン製の原料シートを、ロール間で加熱加圧し
て少なくとも片面の表面粗さRaを0.1μm以下とし
た後、他の片面に対してスパッタエッチング処理を行
い、次いでその処理面に粘着剤層を形成する工程を備え
るものである。本発明における粘着テープは、当該製法
により好適に製造することができ、原料シート、粘着
剤、各処理の条件等は前述の通りである。
【0029】本発明の粘着テープ巻回体は、以上のよう
な粘着テープを必要により適当な幅に切断し、PTFE
層1の背面1aを外側にして、適当な巻き取り装置によ
り円筒芯材等に巻回されて製造される。
な粘着テープを必要により適当な幅に切断し、PTFE
層1の背面1aを外側にして、適当な巻き取り装置によ
り円筒芯材等に巻回されて製造される。
【0030】このような粘着テープ巻回体は背面1aが
平滑であり、巻き戻し力が4.0N/19mm幅以下で
あり、好ましくは2.0〜3.5N/19mm幅であ
る。
平滑であり、巻き戻し力が4.0N/19mm幅以下で
あり、好ましくは2.0〜3.5N/19mm幅であ
る。
【0031】またSUS管に巻き付け、180℃雰囲気
内に保存後引き剥がしても、SUS管に糊残りすること
なく剥離出来る。
内に保存後引き剥がしても、SUS管に糊残りすること
なく剥離出来る。
【0032】本発明の粘着テープ巻回体は、電気特性、
耐熱性、耐薬品性、非粘着性等に優れており、電線被覆
や電子部品の絶縁、各種ロールの被覆、ヒートシール用
離型材等の各種用途に使用することができる。
耐熱性、耐薬品性、非粘着性等に優れており、電線被覆
や電子部品の絶縁、各種ロールの被覆、ヒートシール用
離型材等の各種用途に使用することができる。
【0033】
【実施例】以下、本発明の構成と効果を具体的に示す実
施例等について説明する。
施例等について説明する。
【0034】実施例1 PTFE粉末として(ポリフロンM−12,ダイキン工
業製)を用い、それを円筒型の金型内で10MPaの条
件で圧縮成形した。出来た成形品を380℃のオーブン
内で24hr焼成し、冷却後旋盤加工にて厚み0.08
mmのPTFEシートを得た。
業製)を用い、それを円筒型の金型内で10MPaの条
件で圧縮成形した。出来た成形品を380℃のオーブン
内で24hr焼成し、冷却後旋盤加工にて厚み0.08
mmのPTFEシートを得た。
【0035】得られたシートを200℃の熱ロールに
て、圧力12MPaで圧延し、0.05mm厚さのPT
FEシートにした。このシートの表面粗さRaは両面と
もに0.07μmであった。なお、表面粗さRaは、東
京精密機器社製サーフコム554Aを用いて、スピード
0.3mm/min、長さ2.5mm間の条件で測定し
た。
て、圧力12MPaで圧延し、0.05mm厚さのPT
FEシートにした。このシートの表面粗さRaは両面と
もに0.07μmであった。なお、表面粗さRaは、東
京精密機器社製サーフコム554Aを用いて、スピード
0.3mm/min、長さ2.5mm間の条件で測定し
た。
【0036】そのシートの片面に、Arガス、圧力0.
015Torr、30W・秒/cm 2 の条件でスパッタ
エッチング処理を施した。その処理面にシリコーン粘着
剤(SH4280,東レ・ダウコーニングシリコーン社
製)を固形分40%となるようにトルエンにて希釈し、
リバースコート法にて厚みが30μmとなるようにコー
ティングし、乾燥後180℃、3分間の条件でキュアー
した。出来た粘着テープの総厚は0.080mmであっ
た。なお、得られた粘着テープの背面の表面粗さは上記
の値から変化していなかった。
015Torr、30W・秒/cm 2 の条件でスパッタ
エッチング処理を施した。その処理面にシリコーン粘着
剤(SH4280,東レ・ダウコーニングシリコーン社
製)を固形分40%となるようにトルエンにて希釈し、
リバースコート法にて厚みが30μmとなるようにコー
ティングし、乾燥後180℃、3分間の条件でキュアー
した。出来た粘着テープの総厚は0.080mmであっ
た。なお、得られた粘着テープの背面の表面粗さは上記
の値から変化していなかった。
【0037】この粘着テープを幅19mmに切断し、巻
き戻し力を引張試験機(テンシロン:オリエンテック社
製)にて300mm/minの条件で測定したところ、
2.6N/19mm幅であった。
き戻し力を引張試験機(テンシロン:オリエンテック社
製)にて300mm/minの条件で測定したところ、
2.6N/19mm幅であった。
【0038】また、このテープを外径100mmφのS
US管に巻き付け、180℃雰囲気内で7日間保存後に
取り出し、冷却後テープを引き剥がしたところSUS管
への糊残りは認められなかった。
US管に巻き付け、180℃雰囲気内で7日間保存後に
取り出し、冷却後テープを引き剥がしたところSUS管
への糊残りは認められなかった。
【0039】実施例2 PTFE粉末に(ポリフロンF−104:ダイキン工業
社製)を使用し、それに押し出し助剤(スモイルP−5
5)を加え、丸棒状に成形した。
社製)を使用し、それに押し出し助剤(スモイルP−5
5)を加え、丸棒状に成形した。
【0040】その成形品を押し出し金型に入れて押し出
し、それを圧延し、押し出し助剤を取り除いた後、38
0℃で3分間の条件で焼成しPTFEシートを得た。
し、それを圧延し、押し出し助剤を取り除いた後、38
0℃で3分間の条件で焼成しPTFEシートを得た。
【0041】得られたシートを200℃の熱ロールに
て、圧力12MPaで圧延し、0.05mm厚さのPT
FEシートにした。このシートの表面粗さRaは両面と
もに0.08μmであった。
て、圧力12MPaで圧延し、0.05mm厚さのPT
FEシートにした。このシートの表面粗さRaは両面と
もに0.08μmであった。
【0042】そのシートの片面に、Arガス、圧力0.
008Torr、50W・秒/cm 2 の条件でスパッタ
エッチング処理を施した。その処理面にシリコーン粘着
剤(SH4280,東レ・ダウコーニングシリコーン社
製)を固形分40%となるようにトルエンにて希釈し、
リバースコート法にて厚みが30μmとなるようにコー
ティングし、乾燥後180℃、3分間の条件でキュアー
した。出来た粘着テープの総厚は0.083mmであっ
た。なお、得られた粘着テープの背面の表面粗さは上記
の値から変化していなかった。
008Torr、50W・秒/cm 2 の条件でスパッタ
エッチング処理を施した。その処理面にシリコーン粘着
剤(SH4280,東レ・ダウコーニングシリコーン社
製)を固形分40%となるようにトルエンにて希釈し、
リバースコート法にて厚みが30μmとなるようにコー
ティングし、乾燥後180℃、3分間の条件でキュアー
した。出来た粘着テープの総厚は0.083mmであっ
た。なお、得られた粘着テープの背面の表面粗さは上記
の値から変化していなかった。
【0043】この粘着テープを幅19mmに切断し、巻
き戻し力を引張試験機(テンシロン:オリエンテック社
製)にて300mm/minの条件で測定したところ、
3.3N/19mm幅であった。
き戻し力を引張試験機(テンシロン:オリエンテック社
製)にて300mm/minの条件で測定したところ、
3.3N/19mm幅であった。
【0044】また、このテープを外径100mmφのS
US管に巻き付け、180℃雰囲気内で7日間保存後取
り出し、冷却後テープを引き剥がしたところSUS管へ
の糊残りは認められなかった。
US管に巻き付け、180℃雰囲気内で7日間保存後取
り出し、冷却後テープを引き剥がしたところSUS管へ
の糊残りは認められなかった。
【0045】比較例1 PTFE粉末として(ポリフロンM−12ダイキン工業
製)を用い、それを円筒型の金型内で10MPaの条件
で圧縮成形した。出来た成形品を380℃のオーブン内
で24hr焼成し、冷却後旋盤加工にて厚み0.08m
mのPTFEシートを得た。
製)を用い、それを円筒型の金型内で10MPaの条件
で圧縮成形した。出来た成形品を380℃のオーブン内
で24hr焼成し、冷却後旋盤加工にて厚み0.08m
mのPTFEシートを得た。
【0046】そのシートの片面にArガス、圧力0.0
08Torr、30W・秒/cm2の条件でスパッタエ
ッチング処理を施し、処理面にシリコーン粘着剤(SH
4280,東レ・ダウコーニングシリコーン社製)を固
形分40%となるようにトルエンにて希釈し、リバース
コート法にて厚みが30μmとなるようにコーティング
し、乾燥後180℃、3分間の条件でキュアーした。出
来た粘着テープの総厚は0.111mmであった。な
お、得られた粘着テープの背面の表面粗さRaは0.2
1μmであった。
08Torr、30W・秒/cm2の条件でスパッタエ
ッチング処理を施し、処理面にシリコーン粘着剤(SH
4280,東レ・ダウコーニングシリコーン社製)を固
形分40%となるようにトルエンにて希釈し、リバース
コート法にて厚みが30μmとなるようにコーティング
し、乾燥後180℃、3分間の条件でキュアーした。出
来た粘着テープの総厚は0.111mmであった。な
お、得られた粘着テープの背面の表面粗さRaは0.2
1μmであった。
【0047】この粘着テープを幅19mmに切断し、巻
き戻し力を引張試験機(テンシロン:オリエンテック社
製)にて300mm/minの条件で測定したところ、
6.5N/19mm幅であった。
き戻し力を引張試験機(テンシロン:オリエンテック社
製)にて300mm/minの条件で測定したところ、
6.5N/19mm幅であった。
【0048】比較例2 実施例2のPTFEシートのスパッタ処理の放電電力量
を15W秒/cm2 とし、その他は同様に作成し、厚み
0.083mmの粘着テープを得た。なお、得られた粘
着テープの背面の表面粗さRaは0.08μmであっ
た。
を15W秒/cm2 とし、その他は同様に作成し、厚み
0.083mmの粘着テープを得た。なお、得られた粘
着テープの背面の表面粗さRaは0.08μmであっ
た。
【0049】この粘着テープを幅19mmに切断し、巻
き戻し力を引張試験機(テンシロン:オリエンテック社
製)にて300mm/minの条件で測定したところ、
3.1N/19mm幅であった。
き戻し力を引張試験機(テンシロン:オリエンテック社
製)にて300mm/minの条件で測定したところ、
3.1N/19mm幅であった。
【0050】また、このテープを外径100mmφのS
US管に巻き付け、180℃雰囲気内で4日保存後取り
出し、冷却後テープを引き剥がしたところSUS管に糊
が取られる部分が発生した。
US管に巻き付け、180℃雰囲気内で4日保存後取り
出し、冷却後テープを引き剥がしたところSUS管に糊
が取られる部分が発生した。
【図1】本発明における粘着テープの一例を示す断面図
1 ポリテトラフルオロエチレン層 1a 背面 1b 接着処理面 2 粘着剤層
Claims (3)
- 【請求項1】 ポリテトラフルオロエチレン層の接着処
理面に粘着剤層を形成してなる粘着テープを、前記ポリ
テトラフルオロエチレン層の背面を外側にして巻回して
なる粘着テープ巻回体において、 前記背面の表面粗さRaが0.1μm以下であり、前記
粘着テープの巻き戻し力が4.0N/19mm幅以下で
あることを特徴とする粘着テープ巻回体。 - 【請求項2】 前記ポリテトラフルオロエチレン層が、
原料シートをロール間で加熱加圧した後、片面に対して
スパッタエッチング処理を行って前記接着処理面を形成
したものである請求項1記載の粘着テープ巻回体。 - 【請求項3】 ポリテトラフルオロエチレン製の原料シ
ートを、ロール間で加熱加圧して少なくとも片面の表面
粗さRaを0.1μm以下とした後、他の片面に対して
スパッタエッチング処理を行い、次いでその処理面に粘
着剤層を形成する工程を備える粘着テープの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34564899A JP2001164202A (ja) | 1999-12-06 | 1999-12-06 | 粘着テープ巻回体及び粘着テープの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34564899A JP2001164202A (ja) | 1999-12-06 | 1999-12-06 | 粘着テープ巻回体及び粘着テープの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001164202A true JP2001164202A (ja) | 2001-06-19 |
Family
ID=18378028
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34564899A Pending JP2001164202A (ja) | 1999-12-06 | 1999-12-06 | 粘着テープ巻回体及び粘着テープの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001164202A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006070074A (ja) * | 2004-08-31 | 2006-03-16 | Chuko Kasei Kogyo Kk | フッ素樹脂製着色粘着テープ及びその製造方法 |
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JP7555969B2 (ja) | 2019-06-21 | 2024-09-25 | 日東電工(上海松江)有限公司 | ポリテトラフルオロエチレンフィルム及びその製造方法 |
-
1999
- 1999-12-06 JP JP34564899A patent/JP2001164202A/ja active Pending
Cited By (17)
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CN114945643A (zh) * | 2020-01-16 | 2022-08-26 | 日东电工株式会社 | 粘合带 |
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