JP2001163519A - 画像形成装置の記録紙後処理装置 - Google Patents

画像形成装置の記録紙後処理装置

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JP2001163519A
JP2001163519A JP34740399A JP34740399A JP2001163519A JP 2001163519 A JP2001163519 A JP 2001163519A JP 34740399 A JP34740399 A JP 34740399A JP 34740399 A JP34740399 A JP 34740399A JP 2001163519 A JP2001163519 A JP 2001163519A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストで記録紙束に確実な中折り処理がで
きるようにする。 【解決手段】 中折り板63の先端に突出部631A〜
631Cを複数個所設け、この突出部631A〜631
Cのみが記録紙束に部分的に接触して押圧しながら中折
りローラ61A、61Bのニップ部分に向けて前進する
ように構成した。これにより、中折りローラ61A、6
1Bの圧接力により記録紙束の中折り処理を行う際に、
中折り板63のうちの突出部631A〜631Cだけが
中折りローラ61A、61Bのニップ部分に入り込むよ
うにして、中折り板63の入り込みに起因した圧接力の
減殺割合を最小限に抑えるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機、プリン
タまたはこれらの複合機などの画像形成装置に付設して
用い、特に記録紙束に中折り処理を行なうことができる
画像形成装置の記録紙後処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機などの画像形成装置で画像記録さ
れた記録紙を複数枚束ねて整合するとともに、その整合
された記録紙束に後処理を施すことができる記録紙後処
理装置が各種提案され開発されている。
【0003】例えば、特開平7−48062号公報に記
載のように、記録紙後処理装置として、記録紙束の中央
部を中綴じし、この中綴じ部分で中折りして簡易な製本
が行なえるようにしたものが知られている。この記録紙
後処理装置では、記録紙束の中折り処理のため、一対の
中折りローラと、記録紙束の中綴じ部分をこれらの中折
りローラ間に向けて押し込む中折り板とから構成された
中折り処理装置を備えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した中
折り処理装置で中折り処理を行う場合には、まず中折り
板の先端が記録紙束の折曲げ部分となる真ん中に当接し
たのち、その中折り板の先端が記録紙束を押圧しながら
中折りローラのニップ部分に向けて前進移動する。これ
により、記録紙束が、ニップ部分に押込まれて行き、そ
のニップ部分で中折りローラの圧接力により折曲げられ
ていく。
【0005】通常、この中折り処理の際には、中折り板
で記録紙束をニップ部分までしっかりと押込むために、
この中折り板の先端もニップ部分にまで前進する。従っ
て、記録紙束は、このニップ部分において、中折り板と
中折りローラ先端との間に挟まれながら、中折りローラ
の圧接力で中折り処理されることとなるので、そのとき
の圧接力は挟まれた中折り板の厚さの分だけ、減殺され
て折りが甘くなることとなる。
【0006】しかも、この中折り板は、通常、この先端
において幅方向全体で記録紙束に当接しているので、そ
の中折り板先端の幅方向全体が中折りローラのニップ部
分に挟まれることとなる。その結果、記録紙束へ作用す
る中折りローラの圧接力がその幅方向全体に亙って大幅
に減殺させてしまい、換言すれば、記録紙束の幅方向全
体に亙って折りが甘くなり、記録紙束への確実な中折り
処理ができない虞れも出てきて、問題となっている。
【0007】そこで、この請求項1に係る発明は、上記
した事情に鑑み、低コストで記録紙束に確実な中折り処
理ができるようにすることを目的とする。
【0008】請求項2に係る発明は、中折り処理の際に
記録紙束を押圧するときの跡ができるだけ残らないよう
にするとともに、中折りローラによる記録紙束の折曲力
をできるだけ減殺しないようにしてより確実な中折り処
理を行うことを目的とする。
【0009】請求項3に係る発明は、安定した中折り処
理を行うことができるようにすることを目的とする。
【0010】請求項4に係る発明は、記録紙束の中央部
にたわみや膨らみを発生するなどの折曲げ不良を防止し
て、確実で、安定した中折り処理を行うことができるよ
うにすることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】そのため、請求項1に記
載の発明は、記録紙束の中折り部分に向けて進退する刃
状の中折り板及びこの中折り板によって押出された記録
紙束を噛み込んで中折りする中折りローラを有する中折
り処理装置を備えた画像形成装置の記録紙束後処理装置
であって、前記中折り板の先端に突出部を複数個所設
け、中折り板が中折りローラのニップ部分に向けて前進
する際に、前記突出部のみが記録紙束に当接するように
したものである。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、記録紙の中央部にステイプラで綴じ針
を打ち込む中綴じ処理装置を備えたものであって、中折
り板の突出部が、中綴じ処理装置で記録紙束へ打ち込ま
れた綴じ針に当接する位置に設けられたものである。
【0013】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明において、中折り板の突出部が、中折り
板の中央位置を基準として左右対称に設けられたもので
ある。
【0014】請求項4に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明において、中折り板の突出部が、中折り
板の中央位置を基準として左右対称に3つ設けたもので
ある。
【0015】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態について添
付図面に基づき説明する。図1には、この発明に係る画
像形成装置の記録紙後処理装置の全体概略図を示す。こ
の実施例の画像形成装置の記録紙後処理装置1には、後
処理手段として、端面綴じ処理装置4と、中綴じ処理装
置5と、中折り処理装置6とがそれぞれユニット化され
て備えられているとともに、中折り処理装置を除く各処
理装置が記録紙整合トレイである後処理トレイ3を共用
するようにして設置されている。なお、この記録紙後処
理装置は、画像形成装置に付設して用いるものであり、
例えばこの実施例の画像形成装置としては、複写機2が
使用されているが、これ以外に、例えばプリンタ、その
他の適宜の機器が使用できる。
【0016】記録紙後処理装置1と複写機2との間に
は、入口ガイド板11が設けられており、この複写機2
で画像記録された記録紙は、その入口ガイド板11にガ
イドされて記録紙後処理装置1内に送り込まれる。ま
た、この入口ガイド板11近傍の記録紙後処理装置1内
部には、搬送ローラ12A、12Bが設置されており、
これらの搬送ローラ12A、12Bを介して記録紙後処
理装置1内部に搬送されてきた記録紙は、後処理を行な
うか否かにより、搬送方向が2方向に分流される。この
ため、画像形成装置2には、図示外のソレノイドにより
作動し搬送方向を仕分ける分離爪13が設けられてい
る。
【0017】この実施例では、画像記録された記録紙
が、図1において、水平方向左方へ搬送される場合に
は、後処理を行なわないノン後処理モードへ移行する。
このノン後処理モードヘ移行した記録紙は、搬送ローラ
12Cおよび排紙ローラ12Dにより、ほぼ直線状のノ
ン後処理搬送路αに沿ってそのまま搬送され、記録紙後
処理装置1の外部へ排紙される。
【0018】一方、この記録紙が、図1において、下方
向へ搬送される場合には、後処理モードに移行するよう
になっている。
【0019】即ち、この後処理モードの場合には、記録
紙が、搬送ローラ12Eないし12G、ステイプル排出
ローラ12Hおよび図示外のガイド板を介して、略U字
状の後処理搬送路βに沿って搬送されたのち、後処理ト
レイ3に排出されるようになっている。なお、ステイプ
ル排出ローラ12Hには、図示外のブラシローラが一体
化されているとともに、このステイプル排出ローラ12
Hの近傍であって記録紙搬送方向の下流側には、記録紙
を1枚毎に後処理トレイ3下方へ落とす叩きコロ12I
が設けられている。
【0020】後処理トレイ3には、図2に示すように、
水平方向Xに平行に設けた後端基準フェンス31と、こ
の後端基準フェンス31と直交するY方向に設けたジョ
ガーフェンス32とを備えている。そして、この後処理
トレイ3は、記録紙に後処理を施すのに先立ち、後端基
準フェンス31によって記録紙束Pの下端部を整合する
と共に、ジョガーフェンス駆動モータ32Aにより作動
するジョガーフェンス32によって記録紙束Pの左右両
側端部を整合するようになっている。
【0021】さらに、この後処理トレイ3には、図3に
示すように、縦方向中間部近傍に凹所33が形成されて
いる。そして、この実施例の後処理トレイ3は、凹所3
3を挟んでこれよりも下部側3D部分が水平方向に対し
て75°、これよりも上部側3Uが同じく65°に傾斜
しており、全体形状が略く字形(中央部分が凸状に突出
した形状)を呈している。なお、これらの傾斜角度につ
いては、特にこの実施例のものに限定されず、各種の好
適な傾斜角度でかまわない。
【0022】さらに、この後処理トレイ3には、図示外
の無端ベルトと、この無端ベルトに取付けられて後処理
トレイ3に沿って上下方向に移動する放出爪とが設けら
れており、この放出爪が、整合された記録紙束Pの下部
を支承しながら、例えば端面綴じ処理を行なった記録紙
束Pを後処理トレイ3から排出したり、中綴じ処理のた
めに上方へ向けて搬送するようになっている。
【0023】図1に示す端面綴じ処理装置4は、後処理
トレイ3へ搬送され整合されている記録紙束の下端面付
近にステイプラで綴じ処理を施すものであり、後端基準
フェンス31(図3参照)近傍の後処理トレイ3下端部
に図示外のステイプラが設けられている。なお、ここで
行なう端面綴じ動作では、斜め綴じを含む複数モードの
綴じ処理が行なえるようになっている。
【0024】中綴じ処理装置5は、後処理トレイ3へ搬
送されここで整合された記録紙束の中央部に左右1対の
ステイプラでまとめて綴じ処理を行なうものである。こ
の実施例では、図3に示すように、2個の中綴じ用ステ
イプラ部51が、後処理トレイ3中央部側の凹所33近
傍に定間隔(この実施例では120mm)を保持し、か
つ、後端基準フェンス31に対して平行に設けられてい
る。
【0025】このステイプラ部51は、図3に示すよう
に、ステイプラ本体51Aと、記録紙束を綴じる際に図
示外の適宜手段で押圧・押動させて綴じ針を記録紙へ突
き刺すプッシャ51Bと、綴じ針を記録紙束へ突き刺す
際に記録紙束を反対面から保持するためにプッシャ51
Bと対向して設けたクリンチャ51Cとから構成されて
いる。
【0026】ステイプラ本体51Aは、後処理トレイ3
の凹所33が形成されている部分の上側であって、後処
理トレイ3の背面側に固定されている。プッシャ51B
は、クリンチャ51C方向に回動可能な状態でステイプ
ラ本体51Aに取付けられている。一方、クリンチャ5
1Cは、後処理トレイ3に向けて回動する支持部材52
の先端側に固定されており、ステイプラ本体51Aやプ
ッシャ51Bとは別体となっている。
【0027】この後処理トレイ3は、先述したように、
凹所33が形成された部分が突出した凸状に形成されて
いる。このため、この凹所33に設けたプッシャ51B
は、ステイプル動作時に、後処理トレイ3の凹所33表
面よりも突出した位置まで一部移動可能となっており、
記録紙束Pをしっかりと押え付けて中綴じ処理を行なえ
るようになっている。
【0028】中折り処理装置6は、中綴じ処理装置5で
中央部に綴じ処理を施された記録紙束に対し、その中綴
じされた記録紙束の中央部に中折り処理を施すものであ
る。この実施例の中折り処理装置6は、図4に示すよう
に、互いに当接する1対の中折りローラ61A、61B
と、この中折りローラ61A、61Bに設けた回転機構
62と、中折りローラ61A、61B間のニップ部分に
向けて、即ち、記録紙束搬送方向に対して直角で、か
つ、後処理トレイ3に対して垂直方向に、進退可能に設
けた薄板状の中折り板63と、この中折り板63を進退
させる進退機構64とから概略構成されている。
【0029】一対の中折りローラ61A、61Bは、図
4に示す加圧スプリング60によって一方が他方の中折
りローラに向けて加圧され、常時当接されているととも
に、後述する駆動モータ62Aによって双方が互いに逆
向きに強制的に回転駆動されている。
【0030】回転機構62は、同図に示すように、駆動
モータ62Aと、この駆動モータ62Aの駆動力がベル
ト62Bを介して伝達されて回転する駆動ギア62C
と、この駆動ギア62Cに噛合・回転する従動ギア62
Dと、この従動ギア62Dからの回転力を伝達して2個
の中折りローラ61A、61Bを同一周速度で回転する
伝達ギア列62Eとから構成されている。
【0031】駆動ギア62Cは、回転中心となる回転軸
が図示外のハウジングなどに回転自在に取り付けられて
いる。従動ギア62Dも回転中心となる回転軸が図示外
の同じハウジングに回転自在に取り付けられている。伝
達ギア列62Eを構成する4個のギア62F〜62I
は、図7に示すように、3本のアーム62J〜62Lに
それぞれ連結されており、各ギア軸間の距離を一定に維
持したまま、移動可能に構成されている。これにより、
折りローラ61A、61B間に記録紙束Pが挟まれてい
て双方の折りローラ61A、61Bが離間していても、
確実に双方の折りローラ61A、61Bに回転力を伝達
できるようになっている。
【0032】中折り板63には、図4において、記録紙
束に押し当たる先端部分に左右対称な状態で3個所、略
方形状の突出部631A〜631Cを設けており、この
突出部631A〜631Cが記録紙束に当接してこれを
押圧するようになっている。これらの突出部631A〜
631Cは、できるだけ先端部の厚さを薄くさせた形状
に形成されている。そして、これらの突出部631A〜
631Cのうち、左右両端側にある突出部631A及び
631Cについては、図5に示すように、中綴じ処理装
置で記録紙束Pに打ち込まれた2個所の綴じ針Nと対峙
する位置に設けられており、中折り動作の際には、綴じ
針Nに当接・接触するような状態で記録紙束Pを押込ん
でいく。
【0033】さらに、残りの突出部631Bは、両側の
突出部631Aと631Cとの丁度中間位置に設けられ
ており、記録紙束の中央位置を押圧する。なお、この中
折り板63による中折り動作を行う場合には、これらの
突出部631A〜631Cが、記録紙を押圧しながら、
図6に示すように、中折りローラ61A、61Bのニッ
プ部分まで前進するようになっている。
【0034】さらに、この中折り板63の両側には、図
4に示すように、それぞれ中折り板63から左右幅方向
に突出するスライド軸63Aおよび63Bが設けられて
いるが、スライド軸63Aの方がスライド軸63Bより
も外側へ長く突出する。また、このスライド軸63Aお
よび63Bは、図示外のハウジングなどに不動状態で固
着されたガイド部材63Cによってその進退動作がガイ
ドされている。
【0035】進退機構64は、図4及び図7に示すよう
に、駆動モータ64Aと、この駆動モータ64Aによっ
て回転する出力ギア64Bと、この出力ギア64Bに噛
合する中間ギア64Cと、この中間ギア64Cに噛合す
る従動ギア64Dと、回動リンク64Eとから構成され
ている。
【0036】中間ギア64Cには、回転中心となる回転
軸641Cが図示外のハウジングなどに回転自在に取り
付けられている。従動ギア64Dにも回転中心となる回
転軸642Dが図示外の同じハウジングなどに回転自在
に取り付けられている。この従動ギア64Dには、中間
ギア64Cよりも歯数の多い大径のものが使用されてい
るとともに、この従動ギア64Dの回転軸と外周面との
間にはスポーク部643Dが取付けてある。また、この
従動ギア64Cのスポーク部643Dには係合突起64
4Dが形成されている。
【0037】回動リンク64Eには、図4及び図7に示
すように、中間部および先端部に、それぞれ係合孔64
5Eおよび646Eが穿設されており、これらの係合孔
645Eおよび646Eに係合突起644Dおよびスラ
イド軸63Aがそれぞれスライド自在に挿入・係合され
ている。また、この回動リンク64Eには、基端部が中
間ギア64Cの回転軸641Cに回転フリーの状態で取
付けてあり、従動ギア64Dの回動動作に伴って移動す
るスポーク部643Dの係合突起644Dの移動動作に
より、基端部を中心として所定の角速度ω(rad)で
首振り動作を行なう。
【0038】なお、このスライド軸63Aは、回動リン
ク64Eの回動中心641Cから距離rだけ離間した位
置において、回動リンク64Eに従動しながら往復運動
している。
【0039】次に、この実施例の作用について説明す
る。 (1)図1において、複写機2で画像が転写されこの複
写機2から排出されてきた記録紙に対して後処理を行な
わない場合には、ノン処理モードを選択・設定する。す
ると、分離爪13の仕分け作用により、そのままノン処
理搬送路αに沿って搬送され、排紙ローラ12Dによっ
て記録紙後処理装置1外部のトレイ1A上に向けて排出
される。
【0040】(2)また、例えば端面綴じ処理モードを
選択・設定すると、図示外のソレノイドが作動して分離
爪13が回動動作し、各記録紙が後処理搬送路βに向け
て逐次搬送されていく。このようにして、所定の複数枚
(例えば最大50枚程度)の記録紙が後処理トレイ3に
積載されるが、この後処理トレイ3での端面綴じ動作に
先立って記録紙の整合動作が行われる。
【0041】即ち、これらの各記録紙は、後処理搬送路
βの終端部近傍において、先端部側が斜め上方に向かう
よう、搬送の向きがほぼ180度反転される。そして、
ここに搬送されてきた各記録紙束Pは、ブラシローラ1
2Hの回転動作と後処理トレイ3方向に移動可能な叩き
コロ12Iとの協同作用により、後端基準フェンス31
方向に叩かれて後処理トレイ1の下方に落下する。
【0042】これにより、記録紙束Pの後端が後処理ト
レイ3の後端基準フェンス31に達すると、ジョガーフ
ェンス駆動モータ32Aが駆動し、ジョガーフェンス3
2がX方向(図2参照)に移動して記録紙束の両側端を
押圧し、記録紙束を搬送方向中央に整列させる。
【0043】複写機2から排出される複数枚の記録紙束
Pに対して、このような一連の整合動作が行われ、その
後、端面綴じ動作に移行する。なお、この後処理トレイ
3への記録紙束Pの排出時には、図3に示す偏心カム5
3が所定の待機状態で待機している。また中綴じ用のク
リンチャ51Cが、プッシャ51Bから最も離れた位置
に後退している。
【0044】このようにして、後処理トレイ3に積載さ
れ整合された記録紙束Pは、端面綴じステイプラによっ
て所定の位置にまとめて綴じ処理が施され、図示外の放
出爪により後処理トレイ3に沿った上方に持ち上げら
れ、図1に示す排紙ローラ12Dによってトレイ1Aに
排出される。
【0045】(3)また、例えば中綴じ処理モードを選
択・設定すると、先に説明した端面処理モードの場合と
同様にして、クリンチャ51Cがプッシャ51Bから最
も離れた位置に後退した状態のまま、所望の複数枚の記
録紙束Pが整合されて後処理トレイ3にスタックされ
る。
【0046】その後、図3に示すように、偏心カム53
の回動動作によってクリンチャ51Cがステイプラ本体
51Aに向けて押出され、前進移動して凹所33に最接
近したところで停止する。ここで、ステイプラ部51の
プッシャ51Bが図示外の押圧手段によって押動されて
前進動作することにより、記録紙束Pの中央部で中折り
部位に沿った幅方向(図2においてX方向)に2個所だ
け綴じ針が打たれ、中綴じ処理される。
【0047】この中綴じ処理が完了したならば、偏心カ
ム53が再び回動し、クリンチャ51Cが再び元のホー
ム位置まで戻って待機する。なお、使用する記録紙が例
えばA3サイズ以外(B4,A4サイズなど)の場合に
は、記録紙束Pを整合状態で積載した直後に、放出爪が
各記録紙サイズに応じて移動し、記録紙束P後端部を上
方に持ち上げるとともに記録紙束Pの中央部が綴じ位置
に達したところで移動動作が停止し、その後は先述した
一連の中綴じ動作が行われる。
【0048】このようにして中綴じされた記録紙束は、
さらに、放出爪の移動動作によって後処理トレイ3の上
方側へ向けて持ち上げられて行き、記録紙束Pの折曲げ
部分(以下、中折り線とよぶ)P0が中折り板63の前
進移動する方向と合致する位置に達したところで停止す
る。なお、ここでの記録紙束の移動・持ち上げ距離は、
中折り処理装置6と中綴じ処理装置5との位置関係で一
義的に決定されるため、記録紙サイズによらず一定であ
る。
【0049】その後、中折り板63および中折りローラ
61A、61Bが作動を開始する。これにより、中折り
板63が記録紙束P及び中折りローラ61A、61Bの
ニップ部分に向けて前進移動する。即ち、中折り板63
の突起部631A〜631Cが後処理トレイ3の表側に
対してほぼ垂直向きに前進し、図5に示すように、記録
紙束Pの中折り線P0上において、左右の突出部631
A及び631Cがそれぞれ綴じ針Nに当接しながらニッ
プ部分に向けて押圧・前進する。
【0050】一方、中折り板63の先端中央に設けた突
起部631Bは、記録紙束Pの中折り線P0の丁度真ん
中に当接し、ニップ部分に向けて押圧・前進していく。
このようにして、記録紙束Pの中折り線P0を中折りロ
ーラ61A、61Bのニップ部分へ押し込むように押圧
していく。
【0051】この中折り板63の押圧・前進動作によ
り、記録紙束Pがその中央部P0から中折りローラ61
A、61B間に狭着・圧接されていくが、互いに同一周
速度で反対方向に回転するこの中折りローラ61A、6
1Bの圧接動作と回転動作とにより、記録紙束Pが中折
り線P0でしっかりと折曲げられていく。
【0052】この折曲動作を行う際に、中折り板63の
突出部631A〜631Cと接触する記録紙束の中折り
線P0近傍では、中折り板63の厚さの分だけ記録紙束
の折曲角度が大きく確保できないので、その分、折曲力
が甘くなる。ところが、この折曲力が甘くなる領域は、
突出部631A〜631Cが入り込んだ3個所の限られ
た一部のエリアだけであるから、残りの大部分のエリア
については、中折りローラ61A、61Bによる折曲力
が十分に作用し、記録紙束の全幅に中折り板を差し込ん
で押圧する従来のものに比べると、確実に折り曲げるこ
とができるようになる。
【0053】しかも、この中折り板63の突出部631
A〜631Cが入り込む記録紙束の3領域のうち、左右
の突出部631A及び631Cが入り込む領域には、中
綴じ処理装置5により綴じ針Nが打込まれている部分で
ある。従って、中折りローラ61A、61Bによる折曲
力が元々作用し難いところであったので、例えば、突出
部の厚みを、その打込まれたときの綴じ針の厚さと同程
度に設定しておくか、それに近い厚さに形成してあれ
ば、突出部631A及び631Cで押し込んだことによ
る影響は殆ど無視できる。つまり、このような位置に左
右2個所の突出部631A、631Cを設けてあれば、
中折りローラ61A、61Bによる折曲力が低下するの
を最小限に抑えることができる訳である。
【0054】さらに、このような突出部631A〜63
1Cのうち、残り1個所の突起部631Bは、記録紙束
Pの中折り線P0の丁度真ん中に当接するようになって
いるから、記録紙束Pに対して左右いずれか一方側に押
圧力が偏って作用することが防止できるばかりか、次の
ような折曲げ不良が発生するのを防止できる。
【0055】すなわち、例えば図9に示すように、中折
り板63の左右2個所にのみ突出部を設けた場合には、
記録紙束Pの中央部を押込む突出部がないので、記録紙
束Pの中央部に膨らみ部分Bや撓みなどを生じる折曲げ
不良が発生している。ところが、この例のような3個所
の突出部631A〜631を左右対称に設けることによ
り、真ん中の突出部631Bが記録紙束の中央部に当接
してそこを押圧することができるから、記録紙束の中央
部での折曲げ不良を防止できるようになるものである。
【0056】しかも、このような3個所の突出部631
A〜631Cを中折り板63に設けることにより、中折
り板63の記録紙束との接触領域は、3個所の突出部6
31A〜631Cのみであるから、ニップ部分まで前進
したところで、加圧ローラ61A、61Bと記録紙束と
の加圧挟持状態から脱出して中折り板63が後退する際
に、接触する記録紙を摩擦力で逆方向に引き戻そうとす
る力は、記録紙束の幅全体に中折り板が接触する従来の
ものに比べると小さくて済む。さらに、この中折り板6
3を後退駆動させるモータ64Aについても、駆動時の
負荷が少なくて済む。
【0057】特に、この例のような3個所の突出部63
1A〜631Cのうち、左右2個所の突起部631A及
び631Cを、図5に示すように、記録紙束の綴じ針N
の打込み位置に一致させてあると、この2個所の突起部
631A及び631Cでは、中折り板63を後退動作さ
せる際に、記録紙側のこれに対応する位置に設けた綴じ
針が、突起部631A〜631Cと一緒に記録紙も引き
ずられて戻ろうとするのを阻止してくれる。
【0058】その結果、中折りローラ61A、61Bで
記録紙束Pが確実に折り曲げられていき、中折りされ
る。なお、中折りローラ61A、61Bは、挟み込んだ
記録紙束Pをそのまま通過させてトレイ1A(図1参
照)に向けて排出させていく。
【0059】このようにして、中折り時にしわや膨らみ
或いは破れなどを生じることなく、記録紙を複数枚まと
めて束ねた冊子状のものが良好な状態に製本できる。
【0060】従って、この実施例によれば、たとえば内
側の記録紙が中折り板63とともに引っ張られて綴じ針
から外れて引き戻される、といったトラブルを生じるこ
とがない。
【0061】なお、この実施例では、端面綴じ処理、中
綴じ処理および中折り処理は、後処理トレイおよび搬送
路を共用して行なうように構成されているから、その
分、大型の機構や装置を必要とせずに各種の綴じ処理を
行なうことができるようになり、小型化で高機能のもの
が低コストで実現可能となる。
【0062】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明によれ
ば、中折り板の先端に突出部を複数個所設け、中折り板
が中折りローラのニップ部分に向けて前進する際に、突
出部のみが記録紙束に当接するようにしており、ニップ
部分まで前進させる部分を、中折り板の幅全体に亙って
ではなく中折り板の先端部に一部突出させた突出部のみ
に限定したので、ニップ部分のうち、この突出部が噛み
込まれない突出部以外の領域では、記録紙束を折り曲げ
る折曲力が減殺されずに済む。その結果、中折り板先端
が幅全体に亙ってニップ部分に挟まれる従来のものに比
べ、記録紙束を折り曲げる折曲力が高まり、大きな折曲
げ力で確実な中折り処理ができるようになるので、信頼
度の高い記録紙後処理装置が実現できる。
【0063】しかも、この発明によれば、中折り板の先
端に突出部を複数設けるといった簡単な構造で済むの
で、低コストで製造できるといった効果も得られる。
【0064】さらに、請求項2に係る発明によれば、中
折り板の突出部が、中綴じ処理装置で記録紙束へ打ち込
まれた綴じ針に当接するような位置に設けられており、
通常、中折り板の突出部が当接する記録紙束の部分に
は、突出部の押し込み力が作用してその押込み跡が残っ
てしまう虞れがあるが、この突出部を鉄などの金属で形
成した綴じ針に押し当てるようにしているので、記録紙
束には、少なくとも綴じ針に当接する部分では、この突
出部の押込み跡が目立たなくなり、その分見栄えの良い
中折り処理を行うことができ、高品質化を図ることがで
きる。
【0065】しかも、もともと記録紙束の綴じ針が打た
れた部分ではその綴じ針の厚さ分だけ記録紙束の折りが
甘くなるが、ニップ部分に入り込むことにより折りが甘
くなる中折り板の突出部を、その綴じ針の打たれた位置
に一致させることで、折りの甘くなる部分を最小限に抑
えることができるようになるから、より信頼度の高い中
折り処理が実現可能となる。
【0066】さらに、請求項3に係る発明によれば、中
折り板先端の突出部が、中央位置を基準として左右対称
に設けており、左右いずれかに偏って押圧されて折曲げ
不良をもたらすといったことを防止できるから、安定し
た中折り処理を行うことができ、さらに信頼度の高いも
のが実現できる。
【0067】さらに、請求項4に係る発明によれば、中
折り板先端の突出部が、中折り板の中央位置を基準とし
て左右対称に3つ設けてあり、例えば突出部が左右対称
に2個の場合には、記録紙束へこれらの突出部が当接し
て押圧して中折りするときに、記録紙束の中央部が押圧
されないので、そこがたわんだり膨らんで中折りされな
い折曲げ不良を発生する虞れがあるが、3つの突出部の
うち、中央にある突出部が記録紙束の中央位置を確実に
押圧して中央部を中折りさせることができるから、確実
で、安定した中折り処理が行えるようになり、一層信頼
度の高いものが提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る画像形成装置の記録紙後処理装
置を示す概略構成図である。
【図2】その要部の内部構造を示す斜視図である。
【図3】その後処理トレイにおける記録紙束後処理作用
を示す説明図である。
【図4】その中折り処理装置を示す概略斜視図である。
【図5】その中折り板の作用を示す説明図である。
【図6】その中折り板と中折りローラとの相関位置を示
す説明図である。
【図7】その中折り処理装置の進退動作を示す説明図で
ある。
【図8】その中折り処理作用を示す説明図である。
【図9】その中折り動作時に発生する折曲げ不良を示す
説明図である。
【符号の説明】
1 記録紙束後処理装置 2 画像形成装置 3 後処理トレイ(記録紙束整合トレイ) 4 端面綴じ処理装置 5 中綴じ処理装置 6 中折り処理装置 61A 中折りローラ 61B 中折りローラ 62 回転機構 63 中折り板 631A 突出部 631B 突出部 631C 突出部 64 進退機構 B 膨らみ部分 N 綴じ針 P 記録紙束 P0 中央部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙束の中折り部分に向けて進退する
    刃状の中折り板及びこの中折り板によって押出された記
    録紙束を噛み込んで中折りする中折りローラを有する中
    折り処理装置を備えた画像形成装置の記録紙束後処理装
    置であって、 前記中折り板の先端に突出部を複数個所設け、中折り板
    が中折りローラのニップ部分に向けて前進する際に、前
    記突出部のみが記録紙束に当接するようにしたことを特
    徴とする画像形成装置の記録紙後処理装置。
  2. 【請求項2】 記録紙の中央部にステイプラで綴じ針を
    打ち込む中綴じ処理装置を備えたものであって、中折り
    板の突出部が、中綴じ処理装置で記録紙束へ打ち込まれ
    た綴じ針に当接するような位置に設けられたことを特徴
    とする請求項1に記載の画像形成装置の記録紙後処理装
    置。
  3. 【請求項3】 中折り板の突出部が、中折り板の中央位
    置を基準として左右対称に設けられたことを特徴とする
    請求項1または2に記載の画像形成装置の記録紙後処理
    装置。
  4. 【請求項4】 中折り板の突出部が、中折り板の中央位
    置を基準として左右対称に3つ設けられたことを特徴と
    する請求項1または2に記載の画像形成装置の記録紙後
    処理装置。
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