JP2001163264A - 車 両 - Google Patents
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-
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Abstract
いるようにする。 【解決手段】 補強部が、それぞれ部分的に露出して配
置された長手方向に延びる支持ビーム6から成ってお
り、該支持ビーム6が、車両のホイールハウジングの間
の領域にわたって延びていて、保持エレメント7,8,
9を用いて車両の側方内側壁4の上部構造ピラーA,
B,Cに固定可能であり、また、シル内側部分1と、側
方内側壁4の上部構造ピラーA,B,Cの下端部との間
に、それぞれ1つの支持台11が配置されており、該支
持台11が支持ビーム6に向かい合って位置しているよ
うにした。
Description
両上部構造の長手方向シル領域内に配置された側方の補
強部が設けられている形式のものに関する。
03098号明細書に基づき、Bピラー内に組み込まれ
た補強管を備えた乗用自動車のための車両キャビンが公
知である。補強管は車両直角横方向で延びていて、制限
された長さの延長部を長手方向シル内に有している。
上部構造の長手方向シル領域内に配置された補強部を備
えた車両を改良して、補強部が側面衝突に関して頑丈に
形成されているようにすることである。
に本発明の構成では、補強部が、それぞれ部分的に露出
して配置された長手方向に延びる支持ビームから成って
おり、該支持ビームが、車両のホイールハウジングの間
の領域にわたって延びていて、保持エレメントを用いて
車両の側方内側壁の上部構造ピラーに固定可能であり、
また、シル内側部分と、側方内側壁の上部構造ピラーの
下端部との間に、それぞれ1つの支持台が配置されてお
り、該支持台が支持ビームに向かい合って位置している
ようにした。
れている。
は、たとえば車両上部構造の各側方の長手方向シル内に
配置されている管状の支持ビームのような、長手方向で
延びる側方の補強部によって、特に側面衝突時に、十分
に安全な車両キャビンが保証されているという点にあ
る。
内でほぼ車両のホイールハウジング間の全長手方向領域
にわたって延びていて、保持エレメントを用いて、車両
の、内側に位置する側方部分の上部構造ピラーに固定可
能であり、さらに、シル内側部分と側方内側壁の上部構
造ピラーの下端部との間に、それぞれ1つの支持台が配
置されており、この支持台が水平な平面内で、支持ビー
ムに直接に向かい合って位置している、つまり、側方内
側壁の、支持ビームとは反対の側に位置していることに
よって達成される。支持ビームが、シル外側部分と側方
内側壁との間の残りのシル空間内に配置されていると有
利である。
ームが、それぞれ側方内側壁の上部構造ピラーの湾入部
内に配置されていて、保持エレメントを用いて位置固定
されている。特に、支持ビームは管状の部材から成って
いてよく、U字形のホルダによって部分的に取り囲むよ
うに係合して上部構造ピラーに固定されるようになって
いる。
属、鋼またはプラスチックから成る中実体を使用するこ
とも可能である。ただし、支持ビームは、円形の管体ま
たは多角形の管体から成っていてよい。これらの管体
は、たとえば金属フォーム(Metallschau
m)を有していてよい。
た支持エレメントが、シル内側部分内へ即座に侵入する
ことをさらに阻止するために支持台が設けられている。
この支持台は、開いた異形成形材かまたは閉じられた異
形成形材から成っていてよく、膨出部に対応する、凹面
状に丸められた凹設部を有している。この凹設部は、丸
められた湾入部に対して間隔を置いて配置されている。
同時に、支持台はエネルギ吸収のためにも働く。
ために、支持台は、側方内側壁に設けられた湾入部に対
して間隔を置いて配置されており、さらに、支持台は、
湾入部の裏側に対して間隔を置いて配置されている。
持ビームに対して付加的な横方向補強部を獲得するため
に、プラットフォームの座席用横方向ビームが配置され
ている。この場合、中央のBピラーは前記座席用横方向
ビームに結合されている。また、同時に、支持ビーム
は、ホルダを用いて前記座席用横方向ビームに端面側で
向かい合って位置している。これによって、上部構造の
補強と、側面衝突側とは反対の側に位置する上部構造側
への力伝達とが獲得され、側面衝突に対する車両上部構
造の横方向強度が増大している。
面につき詳しく説明する。
においては、上部構造1aのシル内側部分1と、側方外
側壁3のシル外側部分2との間に側方内側壁4が設けら
れている。この側方内側壁4はシル5の領域内に、車両
長手方向に延びる支持ビーム6を有している。この支持
ビーム6は、側方内側壁4のピラーA,B,Cの下端部
に、保持エレメント7,8,9を用いて結合されてい
る。
成っている。この管はピラーA,B,Cの湾入部10内
で保持エレメント7,8,9を用いて固定されている。
これらの保持エレメント7,8,9は、いわゆるU字形
クランプ(Buegelschelle)から成ってい
る。このU字形クランプは、管を取り囲むように係合し
かつピラー端部に結合されている。
円形横断面または多角形横断面のような任意の横断面を
有していてよい。また、支持ビーム6は二重管から成っ
ていてもよいし、長手方向に延びる少なくとも1つの内
側のウェブを備えた管から成っていてもよい。
に向かい合ってそれぞれ支持台11が配置されている。
この支持台11は、開いた異形成形材かまたは閉じられ
た異形成形材から成っていて、湾入部10に対応する、
凹面状に丸められた凹設部14を有している。支持台1
1は、側面衝突時に支持ビーム6に当接されるようにな
っている。支持台11に設けられた凹設部14は、静止
状態でピラーA,B,Cの湾入部10に対して間隔を置
いて配置されている。また、適当に間隔を置いて、支持
ビーム6も保持エレメント7,8,9を用いて湾入部1
0内で保持されている。
7,8,9の間では、支持ビーム6が露出して配置され
ている。
入部10は管の形状にほぼ適合されている。相応して、
支持台11は端面を備えて形成されている。この場合、
湾入部10は半円状の端面を有しているので、側面衝突
時には、管がガイドされて支持台11内へ侵入すること
ができるかもしくはエネルギを吸収して支持台11を変
形させることができる。
の下端部と共に、鉛直な平面X−X内に、車両長手方向
に対して直角横方向に延びる座席用横方向ビーム12を
備えて配置されている。この座席用横方向ビーム12は
端部側でシル内側部分1と長手方向ビーム13とに結合
されている。支持台11と、支持ビーム6のための保持
エレメント8も同様に座席用横方向ビーム12の端面側
で鉛直な平面X−X内に配置されている。この配置形式
によって、この領域では、側面衝突時の車両上部構造
の、特に頑丈な構成が獲得される。こうして、前部に着
席している人間が、特に頭部領域で保護されるようにな
っている。
時またはフロントクラッシュ時に、長手方向での車両の
圧潰を減少させるために働く。この場合、ホイールに当
接された支持ビーム6によって支持が行われ、車両の、
ホイール間に位置する領域の変形が阻止されるようにな
っている。支持ビーム6の自由端部には付加的に変形エ
レメントが設けられている。
突時には、側方外側壁3が支持ビーム6に向かって押圧
され、この支持ビーム6が湾入部10内へ侵入し、座席
用横方向ビーム12に支持されている支持台11に向か
って押圧される。衝突とは反対の側では、支持台11が
支持ビーム6に向かって押圧され、ここで支持されるよ
うになっている。
側壁部分と、側方外側壁部分と、シル内側部分とを備え
た側壁構成ユニットの立体図である。
向ビームと共に下方から見た図である。
面図である。
アとを備えた側壁構成ユニットの横断面図である。
との拡大図である。
た側壁構成ユニットの横断面図である。
部分、 3 側方外側壁、 4 側方内側壁、 5 シ
ル、 6 支持ビーム、 7,8,9 保持エレメント
またはホルダ、 10 湾入部、 11 支持台、 1
2 座席用横方向ビーム、 13 長手方向ビーム、
14 凹設部、 A,B,C ピラー
Claims (10)
- 【請求項1】 車両であって、車両上部構造の長手方向
シル領域内に配置された側方の補強部が設けられている
形式のものにおいて、補強部が、それぞれ部分的に露出
して配置された長手方向に延びる支持ビーム(6)から
成っており、該支持ビーム(6)が、車両のホイールハ
ウジングの間の領域にわたって延びていて、保持エレメ
ント(7,8,9)を用いて車両の側方内側壁(4)の
上部構造ピラー(A,B,C)に固定可能であり、ま
た、シル内側部分(1)と、側方内側壁(4)の上部構
造ピラー(A,B,C)の下端部との間に、それぞれ1
つの支持台(11)が配置されており、該支持台(1
1)が支持ビーム(6)に向かい合って位置しているこ
とを特徴とする車両。 - 【請求項2】 側方内側壁(4)の上部構造ピラー
(A,B,C)が、端部側でシル内側部分(1)と側方
外側壁(3)のシル外側部分(2)とに結合されてお
り、また、シル外側部分(2)と側方内側壁(4)との
間の残りのシル空間(2)内に支持ビーム(6)が配置
されている、請求項1記載の車両。 - 【請求項3】 各車両側方の支持ビーム(6)が、それ
ぞれ側方内側壁(4)の上部構造ピラー(A,B,C)
の湾入部(10)内に配置されていて、保持エレメント
(7,8,9)を用いて位置固定されている、請求項1
または2記載の車両。 - 【請求項4】 支持ビーム(6)が管状のエレメントか
ら成っており、保持エレメント(7,8,9)がU字形
のホルダ(7,8,9)から成っており、支持ビーム
(6)が、前記ホルダ(7,8,9)によって部分的に
取り囲むように係合して上部構造ピラー(A,B,C)
に固定されている、請求項1から3までのいずれか1項
記載の車両。 - 【請求項5】 支持台(11)が、開いた異形成形材か
または閉じられた異形成形材から成っていて、湾入部
(10)に対応する、凹面状に丸められた凹設部(1
4)を有しており、該凹設部(14)が、丸められた湾
入部(10)に対して間隔を置いて配置されている、請
求項1記載の車両。 - 【請求項6】 支持ビーム(6)が、ホルダ(7,8,
9)を用いて湾入部(10)に対して間隔を置いて配置
されている、請求項1から5までのいずれか1項記載の
車両。 - 【請求項7】 支持ビーム(6)が、少なくとも3つの
上部構造ピラー(A,B,C)に車両の各側方でホルダ
(6,7,8)を用いて結合されている、請求項1から
6までのいずれか1項記載の車両。 - 【請求項8】 中央の上部構造ピラー(B)の端部側
が、ほぼ座席横方向ビーム(12)の高さに配置されて
おり、ホルダ(8)を用いての、長手方向に延びる支持
ビーム(6)の結合部が、座席横方向ビーム(12)の
鉛直な平面(X−X)内に設けられていて、前記座席横
方向ビーム(12)にほぼ端面側で向かい合って位置し
ている、請求項1から7までのいずれか1項記載の車
両。 - 【請求項9】 支持エレメント(6)が端部側に、変形
エレメントとしての端部キャップを有している、請求項
1から8までのいずれか1項記載の車両。 - 【請求項10】 支持ビーム(6)が、金属またはプラ
スチックから成っている、請求項1から9までのいずれ
か1項記載の車両。
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