JPH03109177A - 車両の車体側部構造 - Google Patents

車両の車体側部構造

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JPH03109177A
JPH03109177A JP24653689A JP24653689A JPH03109177A JP H03109177 A JPH03109177 A JP H03109177A JP 24653689 A JP24653689 A JP 24653689A JP 24653689 A JP24653689 A JP 24653689A JP H03109177 A JPH03109177 A JP H03109177A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side sill
floor panel
vehicle
sill
reinforcing member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24653689A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Kishino
耕治 岸野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
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Publication of JPH03109177A publication Critical patent/JPH03109177A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自動車等に適用される車両の車体側部構造に係
り、特にドア下部近傍のサイドシルに補強対策を施した
車両の車体側部構造に関する。
(従来の技術) 一般に自動車等のドア下端部は、フロアパネルの側部に
設けられた一段高いサイドシルによって支持されており
、ドアに外側から作用する力は、このサイドシルによっ
て受止められるようになっている。このようなサイドシ
ルには従来、種々の手段によって構造的補強がなされて
いる。例えばサイドシル内にレインフォースメントを挿
入するとか、また実開昭63−59783号公報で開示
されているように、サイドシルとレインフォースメント
とを固着することなどが行なわれている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、自動車側面部のドアへの衝突事故、いわゆる
側突時等においては、ドアに外側がら大きな衝撃荷重が
作用し、これによりサイドシルが車室内側へ押し込まれ
る。この場合、ドアとサイドシルの上下位置関係からド
アに加わる衝撃荷重はサイドシルの上端部に集中的に作
用し、またサイドシルの下端部がフロアパネルに連結さ
れていることもあって、サイドシルの上端部が下端部回
りに回転するように車室内側に倒れ込んで侵入し、この
結果ドアの支持がサイドシルから外れてドアが車室内側
に入り込む可能性がある。なお、サイドシルは車体のク
ロスメンバによっても支持されており、その支持部分で
は補強効果はあるが、その支持部分は一部分に過ぎない
このことから、サイドシルの上端部が車室内側へ侵入し
てくるのを規制すべく、このサイドシルの上端部を車室
内側から補強することが望まれ、フロアパネルの上面に
補強部材を立上げることが考えられるが、フロアマット
の敷設あるいは通常の乗降の円滑性確保などのためのス
ペース的制約から、フロアパネル上面への補強部材の過
度の突出は避けなければならない。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、通常
時のフロアパネル上面のスペースを減少させることなく
、側突時等のサイドシル上端部の補強を十分に図ること
ができる車両の車体側部構造を提供することを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) 本発明は、側突力によりサイドシルが車室内側へ侵入す
るのを規制するための車両の車体側部構造において、サ
イドシルを車室内側から支持すべくサイドシルとフロア
パネルとの間に設けられ、フロアパネル側からサイドシ
ル側へ次第1と立ち上げて掛け渡される傾斜部を有し且
つ一端がフロアパネルに固定され他端がサイドシルに立
上げ方向上方へ押上げ可能に係合された補強部材と、補
強部材の傾斜部とサイドシルとの間に掛け渡して設けら
れ側突力を受けて補強部材を押し上げる押上げ部材とを
備えたことを特徴とする。
(作 用) 通常時は、補強部材はフロアパネル側からサイドシル側
へ次第に立ち上げて掛け渡される傾斜部の初期立上げ角
度でフロアパネルから立ち上がっている。そして、側突
等によりドアに外側から大きい衝撃荷重が作用してサイ
ドシルが車室内側へ倒れ込む場合には、サイドシルに一
端が連結された押上げ部材がサイドシルと共に移動しつ
つ補強部材の傾斜部を初期立上げ角度以上に上方へ押し
上げる。この押上げ動作により、補強部材はフロアパネ
ルとサイドシルとの間に大きい角度で立ち上がり、サイ
ドシルの上端部近傍を車室内側から支持するようになっ
ている。
したがって、側突時のようにドアに大荷重が作用した場
合には補強部材を大きい角度で立ち上げることができる
ので、通常時の補強部材の立上げ角度は小さく設定でき
、フロアパネル上面のスペースを特に減少させることは
ない。また側突時等には、押上げ部材によって高く立ち
上げられる補強部材によりサイドシルの上端部近傍を車
室内側から強固に支持できるので、補強対策も十分に図
れるようになっている。
(実 施 例) 以下本発明の一実施例を、図面を参照して説明する。
本実施例は乗用車の車体側部構造についてのもので、第
1図は要部構成を示す断面斜視図、第2図は車体側部の
外観斜視図、第3図は側突時の作用を示す正面断面図で
ある。
本発明は基本的には、側突力によりサイドシル3が車室
内側へ侵入するのを規制するための車両の車体側部構造
において、サイドシル3を車室内側から支持すべくサイ
ドシル3とフロアパネル2との間に設けられ、フロアパ
ネル2側からサイドシル3側へ次第に立ち上げて掛け渡
される傾斜部5aを有し且つ一端がフロアパネル2に固
定され他端がサイドシル3に立上げ方向上方へ押上げ可
能に係合された補強部材5と、補強部材5の傾斜部5a
とサイドシル3との間に掛け渡して設けられ側突力を受
けて補強部材5を押し上げる押上げ部材11とを備えて
構成される。
第1図に示すように、車体のフロアサイドフレーム1上
に設けられたフロアパネル2の側縁部にサイドシル3が
連結され、このサイドシル3のサイドシルアウタ3a側
にドア4.が配置されている。
そして、サイドシル3のサイドシルインナ3bとドア4
付近に位置するフロアパネル2との間に、補強部材とし
ての補強プレート5が架設されている。補強プレート5
は略四角形状を成し、車体外側方に向って次第に高くな
る傾斜部5aを有すると共に、この傾斜部5aにはその
傾斜方向に沿う両側縁および中央部に補強壁6と補強溝
7とがそれぞれ形成されている。この補強プレート5の
下端が、フロアパネル2に溶接またはボルト等の締結具
によって固定されている。またこの補強プレート5の上
端が、サイドシル3に一定範囲上下方向に移動可能に係
合されている。すなわち、補強プレート5の上端には、
略直角に折曲された立上がり壁8と、この立上がり壁8
の上端からさらに車体外方に向って突出する複数の係止
爪9とが形成されている。そして各係止爪9は、サイド
シルインナ3bの略中間部から上端部に亘って穿設され
た係止孔10にそれぞれ挿入係止され、この係止孔10
に沿って各係止爪9、ひいては補強プレート5の上端が
、サイドシル3に対して上下動できるように構成されて
いる。
また、補強プレート5の傾斜部5aの略中間部下面には
、フロアパネル2のサイドシル3下部近傍から車室内側
に向かって次第に立上がる押上げ部材としてのブツシュ
プレート11が連結されている。なお、ブツシュプレー
ト11の上下端部は、補強プレート5およびフロアパネ
ル2にそれぞれ溶接またはボルト等の締結具によって固
定されている。
このように構成された本実施例にあっては、通常時は第
1図に示すように、補強プレート5は傾斜部5aの初期
立上げ角度でフロアパネル2から立ち上がっている。一
方、第2図および第3図に示すように、例えば他の車両
のバンパ12がドア4に衝突する等の側突が起った場合
には次のように作用する。すなわち、ドア4に外側から
大きい衝撃荷重が作用し、これによりサイドシル3が車
室内側へ倒れ込むように押し込まれる。この場合、サイ
ドシル3の下部近傍から立ち上がるブツシュプレート1
1が、サイドシル3と共に移動しつつ補強プレート5の
傾斜部を初期立上げ角度以上に上方へ押し上げる。この
押上げ動作により補強プレート5が上向きの力を受け、
係止爪9がサイドシル3の係止孔10に沿って上方に移
動する。つまり補強プレート5が大きい角度でフロアパ
ネル2から立ち上がり、サイドシル3の上端部近傍を車
室内側から支持する状態となる。これによりドア4から
の側突力が受は止められ、サイドシル3の上端部の車室
内側への回転侵入が阻止されると共に、ドア4の車室内
側への入り込みが防止される。
本実施例によるとドア4に大荷重が作用した場合には、
補強プレート5を大きい角度で立ち上げることができる
ので、通常時の補強プレート5の立上げ角度は小さく設
定できる。したがって、フロアパネル2上面のスペース
を特に減少させることなく、側突等に対する補強対策を
十分に図ることができる。
なお、補強プレート5の設置は、特にドア4の中央位置
などセンタピラーがなく、サイドシル3が回転し易い箇
所が好適である。
また本実施例にあっては、補強プレート5のフロアパネ
ル2側の下端部がフロアサイドフレーム1と一体に取り
付けられるようになっているので、車体側部の全体的な
剛性向上を確保できるようになっている。更に本実施例
では、ブツシュプレート11のサイドシル3側の下端部
をフロアパネル2の上面に同定するように構成したが、
この下端部は、サイドシルインナ3bとこれに沿って折
り返されているフロアパネル2の側縁部との間に挟み込
むようにして取り付けても良いし、他方この下端部をサ
イドシルインナ3bに沿って上方へ折り曲げて、サイド
シルインナ3bに取り付けるように構成しても良い。
なお、補強プレート5およびブツシュプレート11の形
状等については、上記実施例のものに限定されず、種々
の変形が可能なことは勿論である。
(発明の効果) 以上のように本発明に係る車両の車体側部構造によれば
、通常時のフロアパネル上面のスペースを減少させるこ
となく、側突時等のサイドシルの補強を十分に確保する
ことができるという優れた効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示し、第1図は要部構成を示す
断面斜視図、第2図は車体側部の外観斜視図、第3図は
側突時の作用を示す正面断面図である。 2・・・フロアパネル 3・・・サイドシル 5・・・補強部材(補強プレート) a・・・傾斜部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 側突力によりサイドシルが車室内側へ侵入するのを規制
    するための車両の車体側部構造において、上記サイドシ
    ルを上記車室内側から支持すべく該サイドシルとフロア
    パネルとの間に設けられ、該フロアパネル側から該サイ
    ドシル側へ次第に立ち上げて掛け渡される傾斜部を有し
    且つ一端が該フロアパネルに固定され他端が該サイドシ
    ルに立上げ方向上方へ押上げ可能に係合された補強部材
    と、該補強部材の傾斜部と上記サイドシルとの間に掛け
    渡して設けられ側突力を受けて該補強部材を押し上げる
    押上げ部材とを備えたことを特徴とする車両の車体側部
    構造。
JP24653689A 1989-09-25 1989-09-25 車両の車体側部構造 Pending JPH03109177A (ja)

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JP24653689A JPH03109177A (ja) 1989-09-25 1989-09-25 車両の車体側部構造

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10316046A (ja) * 1997-05-16 1998-12-02 Nissan Motor Co Ltd 車体側面構造
GB2345671A (en) * 1999-01-14 2000-07-19 Daimler Chrysler Ag Fastening arrangement for a door sill of a motor vehicle
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DE102008064055B4 (de) * 2008-01-07 2011-02-17 GM Global Technology Operations, Inc., Detroit Fahrzeugkarosseriestruktur mit Verbindungsbügel für eine Fahrzeugseitensäule

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