JP2001162915A - 印 鑑 - Google Patents
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- JP2001162915A JP2001162915A JP34970799A JP34970799A JP2001162915A JP 2001162915 A JP2001162915 A JP 2001162915A JP 34970799 A JP34970799 A JP 34970799A JP 34970799 A JP34970799 A JP 34970799A JP 2001162915 A JP2001162915 A JP 2001162915A
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- grip
- cylinder
- slip
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- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 不安定な姿勢で捺印したりした場合にも前端
が滑らず、印影を歪めたり、擦って汚してしまうことの
ない印鑑を提供可能とする。 【構成】 グリップの前方に一体に連動するよう設けら
れた印字体と、印字体を被覆すると共に弾発部材によっ
て上記グリップに対し前方に附勢された設置筒を有し
て、その設置筒の前端を書面等に設置すると共にグリッ
プを下降することによって印字体が下降して捺印を可能
とする印鑑に於いて、設置筒の前端に書面等に対する滑
り止めが施されてなる。
が滑らず、印影を歪めたり、擦って汚してしまうことの
ない印鑑を提供可能とする。 【構成】 グリップの前方に一体に連動するよう設けら
れた印字体と、印字体を被覆すると共に弾発部材によっ
て上記グリップに対し前方に附勢された設置筒を有し
て、その設置筒の前端を書面等に設置すると共にグリッ
プを下降することによって印字体が下降して捺印を可能
とする印鑑に於いて、設置筒の前端に書面等に対する滑
り止めが施されてなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、前端を書面等に設置す
ると共に後端を下降することによって印字体が下降して
捺印を可能とする印鑑の改良に関する。
ると共に後端を下降することによって印字体が下降して
捺印を可能とする印鑑の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インクを吸蔵できるようにスポン
ジゴム等の無数の連続気孔を有した多孔性材料より形成
された印字体を使用して、使用のたびに朱肉等に付着さ
せる必要のない印鑑(通称浸透印)が知られている。
又、この種の印鑑は印字面が露出していると、印字面に
キズをつけたり、ゴミが付着したり、インクが乾いてし
まう等の問題が発生する為に、キャップで印字面を被覆
するようになっている。又、印鑑には、印字面が直に露
出したものと、印字体の外側にバネで前方に附勢された
筒体を備えて、その前端を書面等に設置すると共に後端
を下降することによって印字体が下降して捺印を可能と
するものが存在する。前者の印鑑は直接捺印するために
時折捺印位置をずらしてしまう問題がある。又、後者の
印鑑は筒体の前面を正しく設置した状態で印字体を下降
させて捺印できるので捺印位置をずらしてしまう問題が
ない。
ジゴム等の無数の連続気孔を有した多孔性材料より形成
された印字体を使用して、使用のたびに朱肉等に付着さ
せる必要のない印鑑(通称浸透印)が知られている。
又、この種の印鑑は印字面が露出していると、印字面に
キズをつけたり、ゴミが付着したり、インクが乾いてし
まう等の問題が発生する為に、キャップで印字面を被覆
するようになっている。又、印鑑には、印字面が直に露
出したものと、印字体の外側にバネで前方に附勢された
筒体を備えて、その前端を書面等に設置すると共に後端
を下降することによって印字体が下降して捺印を可能と
するものが存在する。前者の印鑑は直接捺印するために
時折捺印位置をずらしてしまう問題がある。又、後者の
印鑑は筒体の前面を正しく設置した状態で印字体を下降
させて捺印できるので捺印位置をずらしてしまう問題が
ない。
【0003】又、キャップを着脱するのが面倒であると
いうことで、開口部を常時遮蔽する開閉式の蓋付き印鑑
ホルダーが同出願人によって実開平6−67050号で
提案されている。この開閉式の蓋付き印鑑ホルダーは、
回転蓋を先軸の側面にばね性を付与して開閉自在に取付
けると共に、先軸の内孔部で先端に浸透印を取付けた可
動軸を先軸との間にリターンスプリングを附勢させて後
方へ抜け止め支持し、グリップを先軸に被嵌する状態で
可動軸に固着して軸推移可能と成し、先軸に対しグリッ
プを前進させた時に印鑑が連動して前進し、印鑑の角部
が回転蓋の内側面に接触しながら回転蓋を拡開して、先
軸の側面に設けた窓部に押し上げられ、開口部先端より
印字面が露出して捺印可能となる。
いうことで、開口部を常時遮蔽する開閉式の蓋付き印鑑
ホルダーが同出願人によって実開平6−67050号で
提案されている。この開閉式の蓋付き印鑑ホルダーは、
回転蓋を先軸の側面にばね性を付与して開閉自在に取付
けると共に、先軸の内孔部で先端に浸透印を取付けた可
動軸を先軸との間にリターンスプリングを附勢させて後
方へ抜け止め支持し、グリップを先軸に被嵌する状態で
可動軸に固着して軸推移可能と成し、先軸に対しグリッ
プを前進させた時に印鑑が連動して前進し、印鑑の角部
が回転蓋の内側面に接触しながら回転蓋を拡開して、先
軸の側面に設けた窓部に押し上げられ、開口部先端より
印字面が露出して捺印可能となる。
【0004】一方、従来の朱肉を使用する印鑑は、柘植
や象牙等の硬質の印材に印字面を刻設したものが知られ
ている。その様な印鑑は朱肉と共にケースに収納して保
管又は携帯するようになっているので、使用する際には
ケースから一々印鑑を取り出して、その都度印面に朱肉
を付けなければならぬ煩わしさがあった。このような面
倒を解消するために、未使用時に印鑑の印字面を遮蔽
し、使用時には印字面を開放する朱肉パッド付きの回転
可能な蓋を備えた印鑑ホルダーが同出願人によって実開
平6−16061号によって提案されている。
や象牙等の硬質の印材に印字面を刻設したものが知られ
ている。その様な印鑑は朱肉と共にケースに収納して保
管又は携帯するようになっているので、使用する際には
ケースから一々印鑑を取り出して、その都度印面に朱肉
を付けなければならぬ煩わしさがあった。このような面
倒を解消するために、未使用時に印鑑の印字面を遮蔽
し、使用時には印字面を開放する朱肉パッド付きの回転
可能な蓋を備えた印鑑ホルダーが同出願人によって実開
平6−16061号によって提案されている。
【0005】この印鑑ホルダーは、印鑑を嵌着可能な内
筒を外筒の内部に前後動自在に収納し、外筒の側面に穿
設した窓孔において開閉自在な蓋を外筒の側面に回動自
在に取付け、内筒の前進・後退に連動させて蓋を開閉可
能とし、蓋の内面部に閉蓋状態で印鑑の印字面と対向し
て遮蔽すると共に、開蓋状態で印字面の前方を開放して
外筒の前端開口から印字面を突出可能とする朱肉皿を配
設し、該朱肉皿にツマミの回転をネジを利用して直進運
動に変換することにより朱肉皿を前後動させて印字面に
対し朱肉パッドを遠ざけ又は接近させる位置調節機構を
取付けてなるものである。
筒を外筒の内部に前後動自在に収納し、外筒の側面に穿
設した窓孔において開閉自在な蓋を外筒の側面に回動自
在に取付け、内筒の前進・後退に連動させて蓋を開閉可
能とし、蓋の内面部に閉蓋状態で印鑑の印字面と対向し
て遮蔽すると共に、開蓋状態で印字面の前方を開放して
外筒の前端開口から印字面を突出可能とする朱肉皿を配
設し、該朱肉皿にツマミの回転をネジを利用して直進運
動に変換することにより朱肉皿を前後動させて印字面に
対し朱肉パッドを遠ざけ又は接近させる位置調節機構を
取付けてなるものである。
【0006】上述した従来例の印鑑あるいは印鑑が搭載
された従来例の印鑑ホルダーは、いずれも筒体の前端を
書面等に設置すると共に、グリップする筒部の後端を下
降することによってそれと連動する印字体(あるいは印
鑑)が下降して捺印を可能とするが、あわてて捺印した
り、机上ではなく例えば手に持った伝票などに不安定な
姿勢で捺印したりした時に、筒体の前端が滑って印影を
歪めてしまったり、あるいは擦って汚してしまうなどの
問題があった。
された従来例の印鑑ホルダーは、いずれも筒体の前端を
書面等に設置すると共に、グリップする筒部の後端を下
降することによってそれと連動する印字体(あるいは印
鑑)が下降して捺印を可能とするが、あわてて捺印した
り、机上ではなく例えば手に持った伝票などに不安定な
姿勢で捺印したりした時に、筒体の前端が滑って印影を
歪めてしまったり、あるいは擦って汚してしまうなどの
問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前端を書面
等に設置すると共に後端を下降することによって印字面
が下降して捺印を可能とする印鑑に於いて、あわてて捺
印したり、机上ではなく例えば手に持った伝票などに不
安定な姿勢で捺印したりした場合にも前端が滑らず、印
影を歪めたり、擦って汚してしまうことのない印鑑を提
供可能とする。
等に設置すると共に後端を下降することによって印字面
が下降して捺印を可能とする印鑑に於いて、あわてて捺
印したり、机上ではなく例えば手に持った伝票などに不
安定な姿勢で捺印したりした場合にも前端が滑らず、印
影を歪めたり、擦って汚してしまうことのない印鑑を提
供可能とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成する為に
本発明の印鑑は、グリップの前方に一体に連動するよう
設けられた印字体と、印字体を被覆すると共に弾発部材
によって上記グリップに対し前方に附勢された設置筒を
有して、その設置筒の前端を書面等に設置すると共にグ
リップを下降することによって印字体が下降して捺印を
可能とする印鑑に於いて、設置筒の前端に書面等に対す
る滑り止めが施されてなる。
本発明の印鑑は、グリップの前方に一体に連動するよう
設けられた印字体と、印字体を被覆すると共に弾発部材
によって上記グリップに対し前方に附勢された設置筒を
有して、その設置筒の前端を書面等に設置すると共にグ
リップを下降することによって印字体が下降して捺印を
可能とする印鑑に於いて、設置筒の前端に書面等に対す
る滑り止めが施されてなる。
【0009】
【実施例】図1乃至図5は本発明の実施例1を示してい
る。先ず、図に示される当該印鑑1の印字体10は、イ
ンキを吸蔵できるように発砲ポリエチレンやスポンジ状
ゴムなどの無数の連続通気孔を有した多孔性印材より形
成され、印字体10の前面には氏名等の印字面10aが
形成されている。印字体10は筒状で上端に孔を穿設し
たカバー12の内部に収納され、印字面10aが上記孔
より適宜露出されると共に印字体10の後面にインキ吸
蔵体11が密着して設けられている。又、印字体10と
インキ吸蔵体11を保持すると共にカバー12が取付け
台13の前方外周部に圧入固着されて印鑑ユニット9が
構成されている。又、取付け台13の後方内周部に溝状
の係合部が設けられている。
る。先ず、図に示される当該印鑑1の印字体10は、イ
ンキを吸蔵できるように発砲ポリエチレンやスポンジ状
ゴムなどの無数の連続通気孔を有した多孔性印材より形
成され、印字体10の前面には氏名等の印字面10aが
形成されている。印字体10は筒状で上端に孔を穿設し
たカバー12の内部に収納され、印字面10aが上記孔
より適宜露出されると共に印字体10の後面にインキ吸
蔵体11が密着して設けられている。又、印字体10と
インキ吸蔵体11を保持すると共にカバー12が取付け
台13の前方外周部に圧入固着されて印鑑ユニット9が
構成されている。又、取付け台13の後方内周部に溝状
の係合部が設けられている。
【0010】又、インキ吸蔵体11に内蔵されたインキ
が印字体10に誘導されるように、インキ吸蔵体11の
気孔率及び印字体10に向かって小さくなる孔勾配など
が配慮されると共に、捺印にともなう印字体10及びイ
ンキ吸蔵体11の伸縮によりインキが印字体10に供給
されるように成されている。
が印字体10に誘導されるように、インキ吸蔵体11の
気孔率及び印字体10に向かって小さくなる孔勾配など
が配慮されると共に、捺印にともなう印字体10及びイ
ンキ吸蔵体11の伸縮によりインキが印字体10に供給
されるように成されている。
【0011】グリップ2は、その内孔部前方に向かって
一体的に内軸部3が設けられ、内軸部の前方外周部には
突状の係合部が設けられている。又、設置筒4は、やや
肉厚の前端部6を有し、その前端面6aに適宜凹溝部6
bが形成され、その凹溝部6bに横断面形状を円形とし
た滑り止め部材8が止着され、該滑り止め部材8の前端
は適宜前端面より突出状に設けられている。又、設置筒
4の後端には内径側にやや張り出した鍔部5が設けられ
ている。又、滑り止め部材8は適宜弾性と摩擦係数を有
したゴム材や熱可塑性エラストマーなどで形成されてい
る。
一体的に内軸部3が設けられ、内軸部の前方外周部には
突状の係合部が設けられている。又、設置筒4は、やや
肉厚の前端部6を有し、その前端面6aに適宜凹溝部6
bが形成され、その凹溝部6bに横断面形状を円形とし
た滑り止め部材8が止着され、該滑り止め部材8の前端
は適宜前端面より突出状に設けられている。又、設置筒
4の後端には内径側にやや張り出した鍔部5が設けられ
ている。又、滑り止め部材8は適宜弾性と摩擦係数を有
したゴム材や熱可塑性エラストマーなどで形成されてい
る。
【0012】以上で、グリップ2の開口側から内軸部3
に弾発部材7が外装されると共に、鍔部5に弾発部材7
の前端を当接させ、弾発部材7を圧縮した状態で設置筒
4がグリップ2の内孔に挿入され、更に、設置筒4の内
孔に上記印鑑ユニット9が挿入されて、取付け台13の
後端が鍔部5の前段に当接されると共に、取付け台13
の後方内周部に設けられた溝状の係合部が内軸部3の前
方外周部に設けられた突状の係合部に相互の弾性変形を
利用して係合・固定され、設置筒4に対しグリップ2と
印鑑ユニット9が前後退自在となるように印鑑1が構成
されている。
に弾発部材7が外装されると共に、鍔部5に弾発部材7
の前端を当接させ、弾発部材7を圧縮した状態で設置筒
4がグリップ2の内孔に挿入され、更に、設置筒4の内
孔に上記印鑑ユニット9が挿入されて、取付け台13の
後端が鍔部5の前段に当接されると共に、取付け台13
の後方内周部に設けられた溝状の係合部が内軸部3の前
方外周部に設けられた突状の係合部に相互の弾性変形を
利用して係合・固定され、設置筒4に対しグリップ2と
印鑑ユニット9が前後退自在となるように印鑑1が構成
されている。
【0013】次に、図6乃至図8は本発明の実施例2の
印鑑14を示している。実施例2の基本的構成は、上述
した実施例1と同じでなので相違点のみ説明する。図に
示すように、グリップ15に設けた内軸部15aの前方
は段部15bを経てやや大径の軸部となされ、その軸部
の外周部に係合部15cが設けられて、設置筒16に設
けた鍔部16cの後端に弾性部材7の前端を当接させる
と共に、鍔部16cの前段が内軸部15aの段部15b
に係合・固定され、この状態で設置筒16に対しグリッ
プ15が前後退自在となる。従って、印鑑ユニット17
は内軸部15a前方の係合部15cに係脱可能に固定す
ることが可能である。尚、印鑑ユニット17は省略され
て図示されているが、上述した実施例1の印鑑ユニット
9とほぼ同じ構成を有している。一方、図8で拡大して
示したように、設置筒16の前端面16aには凹凸状の
滑り止め16bが形成されている。尚、滑り止め形状
は、設計都合や期待効果によってヤスリ目のように様々
な形状が選択可能である。
印鑑14を示している。実施例2の基本的構成は、上述
した実施例1と同じでなので相違点のみ説明する。図に
示すように、グリップ15に設けた内軸部15aの前方
は段部15bを経てやや大径の軸部となされ、その軸部
の外周部に係合部15cが設けられて、設置筒16に設
けた鍔部16cの後端に弾性部材7の前端を当接させる
と共に、鍔部16cの前段が内軸部15aの段部15b
に係合・固定され、この状態で設置筒16に対しグリッ
プ15が前後退自在となる。従って、印鑑ユニット17
は内軸部15a前方の係合部15cに係脱可能に固定す
ることが可能である。尚、印鑑ユニット17は省略され
て図示されているが、上述した実施例1の印鑑ユニット
9とほぼ同じ構成を有している。一方、図8で拡大して
示したように、設置筒16の前端面16aには凹凸状の
滑り止め16bが形成されている。尚、滑り止め形状
は、設計都合や期待効果によってヤスリ目のように様々
な形状が選択可能である。
【0014】又、図9乃至図11は本発明の実施例3の
印鑑18を示している。実施例3の基本的構成は、上述
した実施例2と同じでなので相違点のみ説明する。当該
印鑑18は、設置筒19の前端面19aに凹溝部19b
が設けられて、その凹溝部19bに後端部を止着すると
共に前端面19aの前方に適宜フラットな面を有した滑
り止め部材20が設けられている。尚、フラットな滑り
止め部材を設置筒の前端面に接着や溶着よって固定する
ことも可能である。又通常、滑り止め部材20は実施例
のように環状に連続してに設けられるが数カ所に分断状
に設けてもよい。又、滑り止め部材20は適宜弾性と摩
擦係数を有したゴム材や熱可塑性エラストマーなどで形
成されている。又更に、前端面を梨地にしたり、前端面
に凹凸部を設けてもよい。
印鑑18を示している。実施例3の基本的構成は、上述
した実施例2と同じでなので相違点のみ説明する。当該
印鑑18は、設置筒19の前端面19aに凹溝部19b
が設けられて、その凹溝部19bに後端部を止着すると
共に前端面19aの前方に適宜フラットな面を有した滑
り止め部材20が設けられている。尚、フラットな滑り
止め部材を設置筒の前端面に接着や溶着よって固定する
ことも可能である。又通常、滑り止め部材20は実施例
のように環状に連続してに設けられるが数カ所に分断状
に設けてもよい。又、滑り止め部材20は適宜弾性と摩
擦係数を有したゴム材や熱可塑性エラストマーなどで形
成されている。又更に、前端面を梨地にしたり、前端面
に凹凸部を設けてもよい。
【0015】又、図12乃至図14は本発明の実施例4
の印鑑21を示している。実施例4の基本的構成は、上
述した実施例3と同じでなので相違点のみ説明する。当
該印鑑21は、設置筒22の前端面近傍の軸方向外周部
に凹溝部22aが設けられ、設置筒22の前端部に後端
部に上記凹溝部22aに嵌入する凸部23aを有した扁
平なキャップ状の滑り止め部材23が嵌着されている。
の印鑑21を示している。実施例4の基本的構成は、上
述した実施例3と同じでなので相違点のみ説明する。当
該印鑑21は、設置筒22の前端面近傍の軸方向外周部
に凹溝部22aが設けられ、設置筒22の前端部に後端
部に上記凹溝部22aに嵌入する凸部23aを有した扁
平なキャップ状の滑り止め部材23が嵌着されている。
【0016】以上述べた実施例の印鑑は、浸透印を使用
して設置筒の前端を書面等に設置すると共にグリップの
後端を下降することによって印字体が下降して捺印を可
能とする印鑑で示したが、本発明は、朱肉を使用する硬
質印を含め印字面を遮蔽するように成した印鑑ホルダー
に於いても同様に達成できるものである。
して設置筒の前端を書面等に設置すると共にグリップの
後端を下降することによって印字体が下降して捺印を可
能とする印鑑で示したが、本発明は、朱肉を使用する硬
質印を含め印字面を遮蔽するように成した印鑑ホルダー
に於いても同様に達成できるものである。
【0017】
【作用】本発明の印鑑は以上のように構成されており、
前端に書面等に対する滑り止めが施された設置筒の前端
を書面等に設置すると共に、グリップを下降することに
よって印字体が下降して捺印を可能とする。
前端に書面等に対する滑り止めが施された設置筒の前端
を書面等に設置すると共に、グリップを下降することに
よって印字体が下降して捺印を可能とする。
【0018】
【発明の効果】本発明の印鑑の構成及び作用は以上の如
くであり、前端を書面等に設置すると共に後端を下降す
ることによって印字面が下降して捺印を可能とする印鑑
に於いて、あわてて捺印したり、机上ではなく例えば手
に持った伝票などに不安定な姿勢で捺印したりした場合
に、前端が滑って印影を歪めてしまったり、あるいは擦
って汚してしまうなどの問題が解決可能となる。
くであり、前端を書面等に設置すると共に後端を下降す
ることによって印字面が下降して捺印を可能とする印鑑
に於いて、あわてて捺印したり、机上ではなく例えば手
に持った伝票などに不安定な姿勢で捺印したりした場合
に、前端が滑って印影を歪めてしまったり、あるいは擦
って汚してしまうなどの問題が解決可能となる。
【図1】本発明の実施例1を示す印鑑の縦断面図であ
る。
る。
【図2】図1の前端から見込んだ図である。
【図3】図1のA部拡大図である。
【図4】グリップを下降して捺印する状態の印鑑の縦断
面図である。
面図である。
【図5】図4のB部拡大図である。
【図6】本発明の実施例2を示す印鑑の縦断面図であ
る。
る。
【図7】図6の前端から見込んだ図である。
【図8】図6のC部拡大図である。
【図9】本発明の実施例3を示す印鑑の縦断面図であ
る。
る。
【図10】図9の前端から見込んだ図である。
【図11】図9のD部拡大図である。
【図12】本発明の実施例4を示す印鑑の縦断面図であ
る。
る。
【図13】図12の前端から見込んだ図である。
【図14】図12のE部拡大図である。
1 印鑑 2 グリップ 3 内軸部 4 設置筒 5 鍔部 6 前端部 6a 前端面 6b 凹溝部 7 弾発部材 8 滑り止め部材 9 印鑑ユニット 10 印字体 10a 印字面 11 インキ吸蔵体 12 カバー 13 取付け台 14 印鑑 15 グリップ 15a 内軸部 15b 段部 15c 係合部 16 設置筒 16a 前端面 16b 滑り止め 16c 鍔部 17 印鑑ユニット 18 印鑑 19 設置筒 19a 前端面 19b 凹溝部 20 滑り止め部材 21 印鑑 22 設置筒 22a 凹溝部 23 滑り止め部材 23a 凸部
Claims (1)
- 【請求項1】 グリップの前方に一体に連動するよう設
けられた印字体と、印字体を被覆すると共に弾発部材に
よって上記グリップに対し前方に附勢された設置筒を有
して、その設置筒の前端を書面等に設置すると共にグリ
ップを下降することによって印字体が下降して捺印を可
能とする印鑑に於いて、上記設置筒の前端に書面等に対
する滑り止めが施されたことを特徴とする印鑑。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34970799A JP2001162915A (ja) | 1999-12-09 | 1999-12-09 | 印 鑑 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34970799A JP2001162915A (ja) | 1999-12-09 | 1999-12-09 | 印 鑑 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001162915A true JP2001162915A (ja) | 2001-06-19 |
Family
ID=18405569
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34970799A Pending JP2001162915A (ja) | 1999-12-09 | 1999-12-09 | 印 鑑 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001162915A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20150045855A (ko) * | 2013-10-21 | 2015-04-29 | 원투씨엠 주식회사 | 정확한 도장 터치를 제공하는 터치 도장 |
JP2020198281A (ja) * | 2019-06-05 | 2020-12-10 | アーキヤマデ株式会社 | 誘導加熱溶着装置 |
-
1999
- 1999-12-09 JP JP34970799A patent/JP2001162915A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20150045855A (ko) * | 2013-10-21 | 2015-04-29 | 원투씨엠 주식회사 | 정확한 도장 터치를 제공하는 터치 도장 |
KR102149554B1 (ko) * | 2013-10-21 | 2020-08-28 | 원투씨엠 주식회사 | 정확한 도장 터치를 제공하는 터치 도장 |
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