JPH04128864U - 複式印鑑 - Google Patents
複式印鑑Info
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- JPH04128864U JPH04128864U JP4365491U JP4365491U JPH04128864U JP H04128864 U JPH04128864 U JP H04128864U JP 4365491 U JP4365491 U JP 4365491U JP 4365491 U JP4365491 U JP 4365491U JP H04128864 U JPH04128864 U JP H04128864U
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- JP
- Japan
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- cap
- seal
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- Withdrawn
Links
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 abstract description 8
- 239000000463 material Substances 0.000 description 6
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 1
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- 229920002635 polyurethane Polymers 0.000 description 1
- 239000004814 polyurethane Substances 0.000 description 1
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- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来の印鑑が一軸対応一印字面である為に異
種の捺印を必要とする時に複数本の印鑑を用意しなけれ
ばならないのを一本で済むことを可能とする。 【構成】 軸筒1の先方部に一つ目の硬質の印鑑22と
朱肉23を備え、軸筒の後端に二つ目のスポンジゴム製
の印鑑15を配設して、夫々の印鑑は両端に印字面及び
印字体を有して軸筒に差し変え自在になっている。
種の捺印を必要とする時に複数本の印鑑を用意しなけれ
ばならないのを一本で済むことを可能とする。 【構成】 軸筒1の先方部に一つ目の硬質の印鑑22と
朱肉23を備え、軸筒の後端に二つ目のスポンジゴム製
の印鑑15を配設して、夫々の印鑑は両端に印字面及び
印字体を有して軸筒に差し変え自在になっている。
Description
【0001】
本考案は、形態可能な印鑑の改良に関する。
【0002】
従来、インクを吸蔵できるようにスポンジゴム等の無数の連続気孔を有した多
孔性印材より形成された印字体を使用して、使用のたびに朱肉等に付着させる必
要のない印鑑を軸の後端に装着した印鑑が知られている。然しながら、この種の
印鑑は印鑑の印字面が露出していると印字面にキズをつけたり、ゴミが付着した
り、インクが乾いてしまう等の問題が発生する為に、キャップで印字面を被覆す
るようになっているが、この種の印鑑は使用頻度が頻繁にあり、その為にキャッ
プを着脱するのが面倒である。又、象牙等の印材に代表される硬質の印鑑はキズ
をつけることは少ないが、朱肉を必要とするので使用時に不便感がある。又、従
来の印鑑は一軸対応一印字面である為に異種の捺印を必要とする時に複数の印鑑
を用意しなければならず携帯時にがさばり不便である。
【0003】
本考案は上記のような問題を解決して、一方に比較的使用頻度の多いスポンジ
ゴム製の印鑑を使い勝手の良い開閉式の蓋で被覆して軸内に収納すると共に、他
方に比較的使用頻度の少ない硬質の印鑑と朱肉を一本の軸体に収納させた便利な
筆記具形態の印鑑を提供せんとするものである。
【0004】
上記課題を達成するために案出された本考案の複式印鑑は、軸筒の先方部に一
つ目の硬質の印鑑を備え、軸の後端部内孔に二つ目のスポンジゴム製の印鑑を収
納して開口部を遮蔽する蓋部をキャップ後端部の基部に回動自在に取付けると共
にキャップを軸筒後方部外周に軸推移可能に被嵌して、キャップを軸筒の先方に
推移させた時、蓋部の内側面が印鑑の角部に接触しながら拡開して印字体が開口
部より露出して捺印可能と成り、一つ目の印鑑は軸の先方部に着脱可能に止着さ
れた朱肉を備えた蓋部を離脱して捺印可能としたことである。又、一つ目の印鑑
及び二つ目の印鑑は夫々両端に異種の印字面及び印字体が形成されている。
【0005】
図1乃至図3は本考案の実施例を示している。先ず、図1に示す様に印鑑15
は中央のツバ部28の前後に於いてインクを吸蔵できる様にスポンジゴム等の無
数の連続通気孔を有した多孔性印材より形成された印字体16、17とインクを
貯蔵して印字体16、17にインクを供給するインク吸蔵体をカバーで(図示せ
ず)固着して構成され、軸筒1の後端孔部27に着脱可能に嵌着されている。
【0006】
又、キャップ2の後端で開口部3近傍の外周部に設けた基部11にキャップ2
と蓋部4との相互間にスプリング6を附勢して蓋部4を回動自在に取付けると共
に、蓋部4は常時開口部3を遮蔽するように構成されている。又、基部11には
クリップ12が固着されている。又、キャップ2は軸筒1の外周部に軸推移可能
に被嵌されるが、軸筒1の外周部には係止溝7と8が形成され、それと対向して
キャップ2の基部11には前端に突状の係止部21と後端に釦14を有したロッ
ク装置9が中間の止着部10でピン等を介して適宜回動するように取付けられて
いる。
【0007】
又、ロック装置9はキャップ2に設けた窓部(図示せず)に嵌装しており、ロ
ック装置9の釦14はクリップ12に穿設された窓部13から適宜突出して、軸
筒1の周面と釦14の下部との間にはスプリング20が附勢されて釦14を押圧
することにより上記係止部21が昇降するように構成されている。図1の状態で
は上記係止部21が軸筒1の係止溝7に係合している。又、キャップ2は上記ロ
ック装置9の解除により軸筒1に対して軸推移するが回転方向には阻止されてい
る。然しながら、回転方向の阻止を確実にする為にキャップ2の内周部と軸筒1
の外周部には適宜に回転止め手段が施される。(図示せず)
【0008】
ところで、上記軸筒1の内径部には両端に印字面24と25が刻設された象牙
等の印材に代表される硬質の印鑑22が着脱可能に保持され、軸筒1の先端部位
には内孔底部に朱肉23を備えた蓋部26が朱肉23を印字面24に接触させた
状態で着脱可能に止着されている。又、本考案の目的から、軸筒1の後端に設け
られる印鑑15は上記スポンジゴム製の印材が望ましいが、硬質の印鑑であって
も良い。又、筆記具を搭載することも可能である。
【0009】
本考案の筆記具形態の印鑑は以上のように構成されており、未使用時には図1
に示す様に蓋部4及び蓋部26が印字体16及び印字面24を被覆状態になして
いる。又、印鑑15の捺印時には軸筒1に対して上記ロック装置9の釦14を押
圧した状態でキャップ2を先方に軸推移すると止着部5を支点にして蓋部4の内
側面が印字体16を避けた印鑑15の角部18を接触しながら拡開して印字体1
6がキャップの開口部3から露出する。その時、ロック装置9の係止部21は係
止溝7から離脱して係止溝8に位置する。(図3参照)この状態でキャップ2を
指で掴んで捺印してもキャップ2が軸筒1に対して軸推移しないように阻止され
る。再び印字体16を収納する場合には、釦14を押圧した状態でキャップ2を
軸筒1に対して後方に軸推移させれば良い。又、印鑑22を捺印する場合には、
先方の蓋部26を離脱して行う。
【0010】
本考案の印鑑の構成及び作用は以上の如くであり、一方には比較的使用頻度の
多いスポンジゴム製の印材による印鑑が開閉式の蓋により軸内に収納されている
ので、従来のキャップで印字面を被覆した物のように、捺印の度にキャップを着
脱して紛失してしまう心配も無く又、従来の蓋部で着脱の際に誤って手を汚して
しまう等の問題も無く使用でき、且つ、非使用時には印字体が蓋部により被覆さ
れているので、キズをつけたり、ゴミが付着したりインクが乾いてしまう等の問
題もなく、極めて使い勝手が良い。又、他方には比較的使用頻度は少ないが保証
の高い硬質の印鑑が備えられ、且つ、蓋部の内孔には朱肉が搭載されているので
使い勝手に良く、携帯に便利である。又、双方の印鑑は両端に印字体及び印字面
が備えられているので実印.認め印.訂正印や女性用として旧姓、新姓の種分け
姓と名の種分けなど種々の組合せが可能となり多目的効果が大きい。
【図1】本考案の実施例を示す透視縦断面図で、印鑑を
収納した状態を示している。
収納した状態を示している。
【図2】図1の状態に於ける上面図である。
【図3】スポンジゴム製の印材より成る印鑑を露出させ
た状態を示した正面図である。
た状態を示した正面図である。
1 軸筒
2 キャップ
3 開口部
4 蓋部
5 止着部
6 スプリング
7 係止溝
8 係止溝
9 ロック装置
10 止着部
11 基部
12 クリップ
13 窓部
14 釦
15 印鑑
16 印字体
17 印字体
18 角部
19 角部
20 スプリング
21 係止部
22 印鑑
23 朱肉
24 印字面
25 印字面
26 蓋部
27 孔部
28 ツバ部
Claims (2)
- 【請求項1】 両端に異種の印字体を備えた印鑑であっ
て、その一方を軸筒の一端に着脱自在に止着すると共
に、他方を遮蔽するようにキャップを配設し、必要に応
じて差し変えるようにしたことを特徴とする複式印鑑。 - 【請求項2】 軸筒1の後端部に両端に異種の印字体を
備えた印鑑を収納して、開口部3を常時遮蔽する蓋部4
をキャップ2後端の基部11にキャップ2と蓋部4との
相互間にスプリング6を附勢して回動自在に取付けると
共に、上記キャップ2を軸後方部外周に軸推移可能に被
嵌して、当該キャップ2を軸筒1の先方に推移させたと
き上記蓋部4の内側面が印字体17を避けた印鑑の角部
18に接触しながら拡開して印字体17が開口部3より
露出して捺印可能となるように構成したことを特徴とす
る請求項1記載の複式印鑑。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4365491U JPH04128864U (ja) | 1991-05-16 | 1991-05-16 | 複式印鑑 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4365491U JPH04128864U (ja) | 1991-05-16 | 1991-05-16 | 複式印鑑 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04128864U true JPH04128864U (ja) | 1992-11-25 |
Family
ID=31923961
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4365491U Withdrawn JPH04128864U (ja) | 1991-05-16 | 1991-05-16 | 複式印鑑 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04128864U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07251555A (ja) * | 1994-03-14 | 1995-10-03 | Tanikawa Shoji Kk | 印鑑装置 |
-
1991
- 1991-05-16 JP JP4365491U patent/JPH04128864U/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07251555A (ja) * | 1994-03-14 | 1995-10-03 | Tanikawa Shoji Kk | 印鑑装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19950810 |