JP2001162649A - サンドイッチ発泡体の製造方法および製造装置 - Google Patents

サンドイッチ発泡体の製造方法および製造装置

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JP2001162649A JP34903199A JP34903199A JP2001162649A JP 2001162649 A JP2001162649 A JP 2001162649A JP 34903199 A JP34903199 A JP 34903199A JP 34903199 A JP34903199 A JP 34903199A JP 2001162649 A JP2001162649 A JP 2001162649A
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core layer
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injection plunger
skin layer
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Mitsuaki Yamachika
光昭 山近
Hideo Oyabu
英雄 大藪
Toru Emi
亨 江見
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Abstract

(57)【要約】 【課題】リサイクルプラスチックを使用し、肉厚である
にも拘わらず、表面にヒケ、ソリ等がなく、表面外観に
優れ、そして均一な発泡セルを有するサンドイッチ型発
泡体の製造方法を提供する。 【解決手段】 押出機により、リサイクルプラスチック
から二酸化炭素の流体がが溶解されたコア層用溶融樹脂
を得る。そしてこれを第1の射出プランジャー装置に蓄
える。一方、スキン層用溶融樹脂を第2の射出プランジ
ャー装置に蓄える。そして、第2の射出プランジャー装
置からスキン層用溶融樹脂をキャビテイに射出し、次い
で第1の射出プランジャー装置からコア層用溶融樹脂射
出して発泡させて、表面がソリット樹脂からなる、サン
ドイッチ発泡体を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、押出機、射出プラ
ンジャー装置、成形装置等を使用して、表面がソリット
樹脂で内部が発泡樹脂、特に限定するものではないが、
内部が発泡リサイクルプラスチックからなる成形品を成
形する、サンドイッチ発泡体の製造方法およびこの方法
の実施に使用される発泡体の製造装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】プラスチック製品は、一般に腐食し難い
という優れた特性を有する。そのために、そのまま廃棄
すると、自然に帰りにくく、何らかの処理をしなければ
環境問題を起こす危険もある。また、資源は有限である
ので、その有効利用を図らなければならない。そこで、
不要になったプラスチック製品を回収して再利用するこ
とが望まれ、プラスチックはリサイクル法の適用を受け
る対象となり、その対応策が色々模索されている。とこ
ろで、プラスチック製品が単一素材から成形されている
と、回収して溶融造粒すればよいので、比較的簡単に再
利用できると考えられ、家電業界、自動車業界等におい
ては、プラスチックの品種の数を少なくしてリサイクル
性を上げるべく検討されている。しかしながら、品種の
数を減らしても、回収されるプラスチック製品は、成形
時に熱的影響を受けているので、熱履歴が残り、再び元
の性質を有する製品、特に表面外観において元の製品に
成形することは難しい現状にある。
【0003】上記のような外観の問題は、表面を新しい
材料で、そしてその内部をリサイクルプラスチックで一
体的に成形すると、すなわち表面のスキン層と内部のコ
ア層とからなるサンドイッチ成形品として成形すると問
題は解決される。このような、サンドイッチ成形品の射
出成形機による成形装置は、図4に示されているよう
に、スキン層射出ユニット120と、コア層射出ユニッ
ト125の2頭の射出ユニットと、金型130とから構
成されている。スキン層射出ユニット120は、概略的
には加熱シリンダバレル121と、この加熱シリンダバ
レル121の内部に回転方向と軸方向とに駆動可能に設
けられているスクリュ122とからなっている。コア層
射出ユニット125も加熱シリンダバレル126と、こ
の加熱シリンダバレル126の内部に回転方向と軸方向
とに駆動可能に設けられているスクリュ127とからな
っている。そして、これらの加熱シリンダバレル12
1、126の外周部には個々に発熱温度が制御されるヒ
ータ123、128が設けられている。
【0004】したがって、スキン層射出ユニット120
のスクリュ122を回転駆動してホッパ124からペレ
ット状の樹脂材料を供給すると、樹脂材料はスクリュ1
22の回転による摩擦抵抗等により生じる熱、ヒータ1
23から加えられる熱等により溶融し、加熱シリンダバ
レル121の前方の計量室に所定量のスキン層用の溶融
樹脂がが貯えられる。同様にしてコア層射出ユニット1
25でも所定量のコア層用の溶融樹脂が計量される。そ
こで、切替えバルブ129を図4に示されているポジシ
ョンに切り替え、そして型締された金型130のキャビ
テイ131に、初めにスキン層射出ユニット120のス
クリュ122を軸方向に駆動してスキン層用の溶融樹脂
を射出し、次いで切替えバルブ129を切り替え、そし
てコア層射出ユニット125のスクリュ127を軸方向
に駆動してコア層用の溶融樹脂を射出すると、従来周知
のようにサンドイッチ成形品を得ることができる。ま
た、成形品の表面をスキン層で完全に覆うために、最後
にスキン層用溶融樹脂を射出することも行われている。
このサンドイッチ成形方法により、目的に応じた成形品
例えばスキン層が光沢のある樹脂で覆われた外観に優れ
た成形品、コア層が強度の大きい樹脂で成形された高強
度の成形品、コア層にリサイクルプラスチックを使用し
た安価な成形品等、1種の樹脂材料では得ることのでき
ない特徴のある成形品が得られる。
【0005】ところで、サンドイッチ成形品が厚肉にな
ると、射出後の冷却固化時の、成形品の中央部の冷却速
度と、端部の冷却速度の違いから、表面にソリ、ヒケ等
が発生し、成形品の外観形状が損なわれる。そこで、コ
ア層を発泡原料で成形することも行われている。すなわ
ち、コア層射出ユニットにより計量する樹脂材料に、化
学発泡剤、例えば成形温度で分解してガスを発生する低
分子量の有機発泡剤を混合して計量し、そして先に射出
されているスキン層に射出すると、化学発泡剤がスキン
層の内側で発泡して、表面にソリ、ヒケ等のない厚肉の
サンドイッチ成形品を得ることができる。
【0006】一方、物理的な発泡剤すなわち不活性ガス
の一種である二酸化炭素ガスを使用した熱可塑性樹脂発
泡体の成形方法も、特表平6−506724号、特開平
10−230528号等により知られている。特開平1
0−230528号に示されている成形装置は、概略的
には加熱シリンダとスクリュとからなる連続可塑化装置
と、プランジャーからなる射出装置の、2つの別装置か
ら構成されている。したがって、スクリュを回転駆動し
てペレット状の樹脂材料を溶融し、超臨界状態の二酸化
炭素の流体を供給すると、二酸化炭素の流体は溶融樹脂
材料中に浸透する。二酸化炭素の流体が浸透した溶融樹
脂材料を、スクリュを軸方向に駆動してプランジャーか
らなる射出装置に供給し、そしてプランジャーを駆動
し、金型のキャビテイへ射出すると、キャビテイ内で発
泡し、同様にして熱可塑性樹脂発泡成形体が得られる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の説明からも明ら
かなように、サンドイッチ成形方法により、通常の樹脂
材料を使用して厚肉のサンドイッチ成形品を得るとき
は、コア層を発泡させる成形方法が優れた成形方法とい
える。また、リサイクルプラスチックを使用する場合
も、リサイクルプラスチックをサンドイッチ成形品のコ
ア層材料として利用し、そしてコア層を発泡させる方法
が優れていると言える。しかしながら、化学発泡剤は高
価で、成形品のコスト高を招く欠点がある。また、コア
層が未発泡のスキン層で完全に覆われていると問題は少
ないが、発泡体の中に残存する化学発泡剤の分解残留物
が、製品である発泡体を変色させたり、臭気の原因にな
ることがあり、製品として必ずしも好ましいものではな
い。さらには、リサイクルプラスチックは材質の異なる
複数のプラスチックを含むことが多いので、化学発泡剤
を使用する場合、親和性が落ち、発泡が均一に起こらな
いことがある。また、ダイオキシンのような有害物質の
発生の恐れもある。
【0008】以上のような化学発泡剤の問題も、物理的
な発泡剤を使用すると解決されると考えられるが、従来
の射出成形機によるサンドイッチ成形装置に、物理的発
泡剤を適用することは、次のような理由により困難であ
る。すなわち、上記サンドイッチ成形装置のコア層射出
ユニットに不活性ガス供給装置を取り付け、そして単に
不活性ガスを注入するだけでは、加熱シリンダバレル内
を超臨界圧力を維持することが困難であるからである。
圧力が低下すると、加熱シリンダバレル内で発泡が始ま
り、加熱シリンダバレルの加熱温度により泡が大きく成
長し、微細なセル構造を有する発泡体は得られなくな
る。セル構造が大きいと、強度は落ちることになる。そ
こで、計量時に超臨界圧力以上となるような背圧例えば
不活性ガスが二酸化炭素ガスの場合、二酸化炭素ガスの
超臨界状態は、臨界圧力が7.38MPa、臨界温度が
31°C以上であるので、これに相当する樹脂圧力
が7.5MPa以上の背圧をかけて計量することによ
り、計量中は発泡を抑えることができる。しかしなが
ら、計量が終了すると、スクリュの回転も停止するの
で、背圧はほとんどなくなり、発泡が始まり、上記した
ような問題点は解消されない。また、射出成形機のスク
リュは、可塑化能力および混練能力を重視した設計とな
っているので、超臨界状態の二酸化炭素の流体が可塑化
された溶融樹脂に充分に注入、溶解されないという問題
もある。
【0009】特開平10−230528号等に物理的発
泡剤を使用して発泡体を得ることは示されている。しか
しながら、これらの公報には物理的発泡剤を使用して発
泡体を得る成形方法が示されているだけで、サンドイッ
チ発泡体を成形する技術は何も示されていない。また、
リサイクルプラスチックをコア層の構成材料として利用
しようとする技術的な思想もない。なお、押出機による
複層品の成形も行われているが、薄板の成形に限られて
いるのが現状である。薄板の場合は、表面のソリ、ヒケ
等の問題はなく、したがってコア層を発泡させる必要も
ないが、薄板製品という用途が限定される欠点がある。
本発明は、上記したような従来の事情に鑑みてなされた
ものであって、厚肉であるにも拘わらず、表面にヒケ、
ソリ等がなく、表面外観に優れ、そして均一な発泡セル
を有するサンドイッチ発泡体の成形方法および成形装置
を提供することを目的としている。また、他の発明は上
記目的に加えてリサイクルプラスチック材料を有効に利
用できるサンドイッチ発泡体、例えば厚肉ボードとして
のテーブル、机の天板、カウンター、パーテーション、
壁材等のサンドイッチ発泡体を得ることができるサンド
イッチ発泡体の成形方法および成形装置を提供すること
を目的としている。
【00010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、押出機により、発泡剤が溶解されたコア層用溶融樹
脂を得て、これを第1の射出プランジャー装置に蓄え、
そしてスキン層用溶融樹脂が射出されているキャビテイ
に射出して発泡させて、表面がソリット樹脂からなる成
形品を得るように構成される。請求項2に記載の発明
は、押出機により、リサイクルプラスチックから発泡剤
が溶解されたコア層用溶融樹脂を得て、これを第1の射
出プランジャー装置に蓄え、そしてスキン層用溶融樹脂
が射出されているキャビテイに射出して発泡させて、表
面がソリット樹脂からなる成形品を得るように構成され
る。請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載
のスキン層用溶融樹脂を、第2の射出プランジャー装置
から射出するように、請求項4に記載の発明は、請求項
1〜3のいずれかの項に記載のキャビテイは、複数個の
独立したキャビテイからなり、これらのキャビテイによ
り一度に複数枚の成形品を得るように、請求項5に記載
の発明は、請求項1〜4のいずれかの項に記載の第1の
射出プランジャー装置は、複数個の射出プランジャー装
置からなり、押出機から押し出されるコア層用溶融樹脂
を、これらの射出プランジャー装置に順次供給し、供給
された射出プランジャー装置から順次射出し、これによ
り前記押出機により得られるコア層用溶融樹脂を連続的
に成形に利用するように、請求項6に記載の発明は、請
求項1〜5のいずれかの項に記載のコア層用溶融樹脂を
射出するとき、コア層用溶融樹脂を射出しながらキャビ
テイを構成している金型を所定の厚さまで開き、その
後、キャビテイにかけていたカウンタプレッシャーを一
気に解放するように、そして請求項7に記載の発明は、
請求項1〜6のいずれかの項に記載の発泡剤が物理的発
泡剤であるように構成される。請求項8に記載の発明
は、発泡剤が溶解されたコア層用溶融樹脂を得る押出機
からなる第1の可塑化装置と、該可塑化装置で得られる
コア層用溶融樹脂を射出するための第1の射出プランジ
ャー装置と、前記第1の可塑化装置で得られるコア層用
溶融樹脂を前記第1の射出プランジャー装置に導く圧送
管路装置と、スキン層用溶融樹脂を得る第2の可塑化装
置と、スキン層用溶融樹脂とコア層用溶融樹脂が順次射
出される成形装置とから構成される。請求項9に記載の
発明は、発泡剤が溶解されたコア層用溶融樹脂を得る押
出機からなる第1の可塑化装置と、該可塑化装置で得ら
れるコア層用溶融樹脂を射出するための第1の射出プラ
ンジャー装置と、前記第1の可塑化装置で得られるコア
層用溶融樹脂を前記第1の射出プランジャー装置に導く
圧送管路装置と、スキン層用溶融樹脂を得る第2の可塑
化装置と、前記第2の可塑化装置で得られるスキン層用
溶融樹脂を射出するための第2の射出プランジャー装置
と、スキン層用溶融樹脂とコア層用溶融樹脂が順次射出
される成形装置とから構成される。請求項10に記載の
発明は、請求項8または9に記載の第1の可塑化装置
は、シリンダバレルと、該シリンダバレルの内部に回転
可能に設けられているスクリュとを備えた押出機からな
り、前記シリンダバレルには物理的発泡剤を注入するた
めの開口部が設けられていると共に、前記シリンダバレ
ルの内部へ達し、その深さが調節自在なゲートが設けら
れ、前記ゲートは前記開口部よりも上流側に位置するよ
うに、請求項11に記載の発明は、請求項8〜10のい
ずれかの項に記載の可塑化装置に、昇圧用のギヤーポン
プが設けられ、請求項12に記載の発明は、請求項8〜
11のいずれかの項に記載の成形装置は、金型と型締装
置とからなり、前記金型は固定プラテンの両側に配置さ
れた固定金型と、該固定金型に対応した可動金型からな
り、請求項13に記載の発明は、請求項12に記載の金
型または型締装置は、射出圧縮機能を有するように、請
求項14に記載の発明は、請求項12または13に記載
の金型に、カウンタープレッシャー装置が付設され、請
求項15に記載の発明は、請求項14に記載のカウンタ
ープレッシャー装置に適用されるガスは、窒素ガスで、
金型のキャビテイにかけられる圧力は7.5MPa以上
であるように構成される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は、本発明の実施の形態に係わるサンドイッ
チ発泡体の製造装置の全体を模式的に示す図であるが、
同図に示されているように本実施の形態に係わるサンド
イッチ発泡体の成形装置は、概略的には、コア層材料で
ある熱可塑性樹脂あるいはリサイクルプラスチックを溶
融すると共に超臨界状態の流体例えば二酸化炭素の流体
を樹脂中に溶解、飽和させコア層用溶融樹脂を得る押出
機すなわち可塑化装置1と、この可塑化装置1と関連し
て設けられている第1の射出プランジャー装置40と、
スキン層樹脂材料を混練溶融する第2の押出機50と、
この第2の押出機50と関連して設けられている第2の
射出プランジャー装置60と、第1、2の射出プランジ
ャー装置40、60に対応して設けられている成形装置
70とから構成されている。そして、可塑化装置1で得
られるコア層用溶融樹脂は、圧送管路装置30により第
1の射出プランジャー装置40に導かれるようになって
いる。
【0012】可塑化装置1は、図1に示されているよう
に、シリンダバレル2を備えた2軸押出機から構成され
ているている。シリンダバレル2の、図1において左方
の端部近傍には、熱可塑性樹脂供給用の第1の開口部1
0が開けられ、この開口部10に、機械的定量供給装
置、図示の実施の形態ではスクリュ式供給装置11を介
して、ホッパ12が取り付けられている。これにより、
重合工程から生成される一次原料が直接的に、またはリ
サイクルプラスチックが定量的に供給される。第1の開
口部10の下流側には、シリンダバレル2の内周壁とス
クリュ3との間隔を調節するシールリングあるいは一対
のゲート13、13が設けられている。このゲート1
3、13は、例えば特開平8−142159号、特開平
9−1630号等にも示されているように従来周知であ
るので、詳しい説明はしないが、1個の駆動装置14に
より一対のゲート13、13が同時にシリンダバレル2
の内方へ突き出る方向と退く方向とに駆動されるように
なっている。このゲート13、13により、樹脂材料の
混練度が調節され、略完全に溶融されて次のステージへ
と送られる。そして、このゲート13、13の下流側に
超臨界状態の不活性の流体例えば二酸化炭素の流体を供
給するための流体供給用の第2の開口部15が開けられ
ている。本実施の形態によると、このように第2の開口
部15がゲート13、13の下流側に位置しているの
で、第2の開口部15から注入される超臨界状態の二酸
化炭素の流体が、溶融状態の熱可塑性樹脂によりシール
され、上流側へ逆流することが防止される。
【0013】第2の開口部15に、超臨界圧力以上の圧
力の二酸化炭素の流体をシリンダバレル2に供給するた
めの、二酸化炭素流体供給装置20が接続されている。
この二酸化炭素流体供給装置20は、二酸化炭素ガスが
充填されているガスボンベ21、二酸化炭素ガスを超臨
界ガス圧以上に加圧する昇圧機22、圧力制御弁23、
流量調整弁24等からなり、そしてこれらを順に接続し
ている圧力管25の終端部が第2の開口部15に接続さ
れている。なお、図示の実施の形態によると、二酸化炭
素流体供給装置20には、超臨界ガス温度以上に加熱す
る加熱器は設けられていないので、供給される超臨界ガ
ス圧以上の二酸化炭素ガスは、シリンダバレル2内で超
臨界ガス温度以上に加熱され、超臨界状態の液体にな
る。
【0014】このようなシリンダバレル2の内部に、回
転駆動可能にスクリュ3が設けられている。このスクリ
ュ3は、そのフライトのピッチ、溝深さ等の形状が軸方
向に適宜変更され、またニーディングディスク等が設け
られ、樹脂材料供給用の第1の開口部10の近傍の供給
部から輸送部Tとなり、その下流側が第1のニーディン
グディスク4が設けられた溶融混練部YKとなってい
る。そして、その下流側の通常のフライトが設けられて
いる部分に前記したゲート13、13が設けられてい
る。そして、さらにその下流側が第2のニーディングデ
ィスク5が設けられた流体溶解部RYとなっている。上
記した超臨界状態の二酸化炭素の流体を供給するための
第2の開口部15は、この第2のニーディングディスク
5に対応した位置に設けられている。流体溶解部RYの
下流側は、昇圧部Pとなり、その下流端部に後述するギ
ヤーポンプ32が接続されている。
【0015】圧送管路装置30は、可塑化装置1の一部
を構成しているギヤーポンプ32の下流側に設けられて
いるスクリーンチエンジャー33の下流側に接続されて
いる配管部35からなっている。そして、このギヤーポ
ンプ32により、シリンダバレル2から押し出される二
酸化炭素の流体が溶解されているコア層用溶融樹脂を超
臨界圧以上の圧力を保って、またスクリーンチエンジャ
ー33により異物が除去され、配管部35へと送られ
る。配管部35は、昇圧部31の下流端部に接続されて
いるスタチックミキサー部36と、その下流側の圧送管
37とからなっている。そして、圧送管37の終端部が
成形装置70に接続されるようになっている。
【0016】このような圧送管37の中間部には、間隔
をおいて第1、2の開閉弁38、39が介装され、これ
らの第1、2の開閉弁38、39の間に第1の射出プラ
ンジャー装置40が接続されている。第1の射出プラン
ジャー装置40は、プランジャー部41とピストンシリ
ンダ部45とからなり、プランジャー部41のプランジ
ャー42は、その先端部は漏斗状に形成されて、圧送管
37に接続されている。このプランジャー42内に設け
らているピストン43の先端部は、プランジャー42の
漏斗状形状に対応して円錐形に形成されている。これに
より、プランジャー42に蓄えられるコア層用溶融樹脂
は、スムーズに残らず成形装置70に圧送されることに
なる。ピストンシリンダ部45は、従来周知のようにシ
リンダ46とピストン47とからなり、ピストンシリン
ダ部45のピストンロッド48がプランジャー部41の
ピストンロッド48と一体化あるいは機械的に接続され
ている。ピストンシリンダ部45のピストンヘッド室4
9には、図には示されていないが、所定の背圧がかけら
れ、蓄積されるコア層用溶融樹脂がプランジャー42内
で発泡しないようになっている。なお、圧送管路装置3
0の昇圧部31、スタチックミキサー部36、圧送管3
7、プランジャー42等の外周部には、図1には示され
ていないが、個々に発熱温度が制御されるヒータが設け
られている。そして、プランジャー42のヒータの発熱
温度は、シリンダバレル2のヒータの発熱温度よりも3
0〜50°C低く設定され、二酸化炭素の流体の一
層の浸透が計られるようになっている。
【0017】第2の押出機50は、その外周部に複数個
のヒータ51、51、…が設けられているシリンダバレ
ル52を備えている。そして、このシリンダバレル52
内に2軸スクリュ53が回転可能に設けられている。シ
リンダバレル52の後端部近傍に、ホッパ54が設けら
れ、このホッパ54から樹脂材料がシリンダバレル52
に供給されるようになっている。このようなシリンダバ
レル52の先端部に管路55が接続され、この管路55
の終端部が、射出時に成形装置70に接続されるように
なっている。管路55には、間隔をおいて第1、2の開
閉弁56、57が介装され、これらの第1、2の開閉弁
56、57の間に第2の射出プランジャー装置60が接
続されている。第2の射出プランジャー装置60も、プ
ランジャー部61とピストンシリンダ部65とからな
り、プランジャー部61のプランジャー62は、その先
端部は漏斗状に形成されて、そして管路55に接続され
ている。プランジャー62内に設けらているピストン6
3の先端部は、プランジャー62の漏斗状形状に対応し
て円錐形に形成されている。これにより、プランジャー
62に蓄えられるスキン層用溶融樹脂は、スムーズに残
らず成形装置70に圧送されることになる。ピストンシ
リンダ部65は、従来周知のようにシリンダ66とピス
トン67とからなり、ピストンシリンダ部65のピスト
ンロッド68がプランジャー部61のピストンロッド6
8と一体化あるいは機械的に接続されている。なお、管
路55の外周部とプランジャー62の外周部にも、図1
には示されていないが、個々に発熱温度が制御されるヒ
ータが設けられている。また、前記開閉弁38、56
は、可塑化装置1から押し出される溶融樹脂を非常時に
緊急排出するダイバータ作用も奏するようになっている
が、その具体的構成は図1には示されていない。また、
圧送管37は、図1では比較的長く示されているが、溶
融樹脂の滞留を短くする意味から、スタチックミキサー
部36の下端部をフランジ等を介して直接的にプランジ
ャー42を接続することもできる。なお、上記した可塑
化装置1、第1、2のプランジャー装置40、60等
は、立体的に配置されるが、図1では便宜状同一平面上
に示されている。
【0018】成形装置70の実施の形態が図2に拡大し
て示され、その概略の配置状態が平面図である図2の
(イ)に示されている。本実施の形態によると、金型は
表裏重ね合わせのスタック金型として構成され、第1〜
4の金型71〜74のうち、第1、2の金型71、72
が第1の対金型75となり、第3、4の金型73、74
が第2の対金型76となって、これらの対金型75、7
6は対称形に配置されている。そして、前述した配管部
35の圧送管37は、第1、2の分岐管37’、37”
に分岐し、これらの第1、2の分岐管37’、37”が
後述するホットランナブロックを介して第1、2の対金
型75、76にそれぞれ接続されている。第1の分岐管
37’には、第1の開閉弁Aが、そして第2の分岐管3
7”には、第2の開閉弁Bがそれぞれ設けられている。
したがって、第2の開閉弁Bを閉じると、第1の射出プ
ランジャー装置40から圧送されるコア層用溶融樹脂
は、第1の分岐管37’から第1の対金型75に圧送さ
れることになる。また、第1の開閉弁Aを閉じると、コ
ア層用溶融樹脂は第2の分岐管37”から第2の対金型
76に圧送されることになる。なお、第2の射出プラン
ジャー装置60から第1、2の対金型75、76に圧送
されるスキン層用溶融樹脂も同様な分岐管を介して圧送
されるが、これらの分岐管は、図2の(イ)において、
第1、2の分岐管37’、37”の上側に重なり合うの
で、中断して示されている。
【0019】第1の対金型75の詳細、すなわち図2の
(イ)において「ロ」で示す部分の水平断面が、図2の
(ロ)において拡大して示されている。金型自体は従来
周知であるので、詳しい説明はしないが、本実施の形態
によると、第1の対金型75は、共通の固定プラテン8
0を備えている。そして、この固定プラテン80の一方
の面に第1の固定金型81が、他方の面に第2の固定金
型81’が取り付けられている。また、上記固定プラテ
ン80に対応して、第1、2の可動プラテン82、8
2’が型開閉自在に設けられ、そしてこれらの第1、2
の可動プラテン82、82’に第1、2の可動金型8
3、83’がそれぞれ取り付けられている。第1、2の
固定金型81、81’には凹部84、84’が、そして
第1、2の可動盤83、83’のコア85、85’が形
成され、これらの凹部84、84’とコア85、85’
とにより従来周知のようにキャビテイが形成される。な
お、図2の(ロ)中の他の参照数字89、89’は型開
き時に押出板で突き出されるエジェクタピンを示してい
る。
【0020】本実施の形態によると、上記のキャビテイ
には、カウンタープレッシャーがかけられるが、そのた
めのカウンタプレッシャー付加装置100は、図2には
図を簡潔に示すために示されていないが、図3の(ハ)
に模式的に示されているように、ガスボンベ101、圧
力制御弁102等から構成され、そのガス管103がキ
ャビテイに接続されている。
【0021】共通の固定プラテン80の内部には、図2
の(ロ)に示されているように、ホットランナブロック
90が設けられている。このホットランナブロック90
は、コア層用溶融樹脂が圧送される主ホットランナ91
と、第1、2の分岐ホットランナ92、92’とからな
っている。第1、2の分岐ホットランナ92、92’
は、主ホットランナ91から分岐し、そしてこれらの分
岐ホットランナ92、92’は、ゲートを介して第1、
2の固定金型81、81’の凹部84、84’にそれぞ
れ開口している。前述した圧送管37は、スライドノズ
ル93を介してコア層用溶融樹脂用の主ホットランナ9
1の始端部に接続されている。なお、スキン層用ホット
ランナ95は、金型を上部から真下に下がり、主ホット
ランナ91と直角に合流している。
【0022】サンドイッチ発泡体は、初めにスキン層用
溶融樹脂を射出し、その後同じ射出ノズルからコア層用
溶融樹脂を射出して成形するので、その切替バルブが必
要となる。すなわち、第1の分岐ホットランナ92から
スキン層用溶融樹脂を第1の対金型75のキャビテイに
射出した後、コア層用溶融樹脂を射出するために、主ホ
ットランナ91を第1の分岐ホットランナ92に連通す
る状態に切り換える切替バルブが必要となる。この切替
バルブ110の実施の形態が図3の(イ)、(ロ)に示
されている。主ホットランナ91と、第1、2の分岐ホ
ットランナ92、92’は、図3の(イ)に示されてい
るように、交差点94の同じ平面で交わっているが、ス
キン層用溶融樹脂が圧送されるスキン層用ホットランナ
95は、紙面に垂直に下方から上方へ延び、そして交差
点94で開口している。なお、スキン層用ホットランナ
95は、第2のプランジャー装置60の管路55に連な
っている。
【0023】切替バルブ110は、主ホットランナ91
と交差点94との間を気密的に往復動するピストン状の
第1の閉鎖部111と、ガイド孔112中を往復動する
同様にピストン状を呈する第2の閉鎖部113と、これ
らの第1、2の閉鎖部111、113を駆動するピスト
ンシリンダユニット104とから構成されている。そし
て、第1、2の閉鎖部111、113は、比較的小径の
連結棒115で所定間隔になるように連結されている。
この間隔は、第1の閉鎖部111の、図3の(イ)にお
いて右側の後端面が第1、2の分岐ホットランナ92、
92’の一方の面と同一面になり、このとき第2の閉鎖
部113の先端面が第1、2の分岐ホットランナ92、
92’の他の面と同一面になる間隔である。また、ピス
トンシリンダユニット114のピストン116のロッド
117は、第2の閉鎖部113の後端面に接続されてい
る。なお、第1の閉鎖部111の先端部は、円錐形に形
成されている。上記のように、第1、2の閉鎖部11
1、113が、比較的小径の連結棒115で連結されて
いるので、図3の(イ)に示されている状態では、スキ
ン層用ホットランナ95は、第1、2の分岐ホットラン
ナ92、92’と連通するが、図3の(ロ)に示されて
いる状態に第1、2の閉鎖部111、113を駆動する
と、スキン層用ホットランナ95は第1の閉鎖部111
で閉鎖され、主ホットランナ91が、第1の閉鎖部11
1の円錐形部分を通して、第1、2の分岐ホットランナ
92、92’と連通することになる。図3の(イ)に示
されている状態で、スキン層用溶融樹脂を射出完了直前
にピストン116が後退し、閉鎖部111が図3の
(イ)に示されている位置すなわち樹脂通路の中央寄り
に停止する。したがって、スキン層用溶融樹脂が減少し
ながらコア層用溶融樹脂に切り換る。なお、第2の対金
型76にも、ホットランナブロックと切替バルブとが設
けられているが、前述したホットランナブロック90と
切替バルブ110と同じ構造をしているので、重複説明
はしない。
【0024】次に、上記成形装置を使用したサンドイッ
チ発泡体の成形例について説明する。なお、本成形装置
は制御装置を備え、自動的に成形することも、また手動
的にも成形することができるが、以下主として手動的に
成形する例について説明する。図1には示されていない
が、シリンダバレル2の外周部に設けられている加熱ヒ
ータの発熱温度を設定する。また、第1、2のプランジ
ャー装置40、60のプランジャー42、62の外周部
に設けられている加熱ヒータの発熱温度も設定する。プ
ランジャー42の発熱温度は、シリンダバレル2、管路
部37等の発熱温度よりも30〜50°C低めに設
定する。これにより、二酸化炭素の液体の溶融樹脂への
浸透が計れる。さらには、管路55、ホットランナブロ
ック90等の発熱温度も設定する。この設定温度は、通
常の成形に比べ、溶融樹脂の流動性が良くなるため、低
くできる。そうして、スクリュ3を回転駆動する。ホッ
パ12から押出機により重合工程で生成された一次樹脂
材料をシリンダバレル2に供給する。この一次樹脂材料
を使用することにより、大幅なコストダウンが図れると
共に、ペレットにする造粒工程が省略でき熱履歴がなく
なり、長い圧送管路35が適用されていても、物性の低
下が最小限に抑えられる。一次樹脂材料を供給すると、
樹脂材料は、スクリュ3の回転により輸送部Tから溶融
混練部YKへと送られる過程で、シリンダバレル2の外
周部に設けられている加熱ヒータから加えられる熱と、
スクリュ3を回転駆動するときの摩擦作用、剪断作用等
により生じる熱とにより溶融混練される。このとき、ゲ
ート13、13により溶融度が調節され、略完全に溶融
されて次の流体溶解部RYへと送られる。この流体溶解
部RYへ、二酸化炭素流体供給装置20から超臨界圧力
以上の圧力の二酸化炭素の流体を注入する。注入された
二酸化炭素の流体は、溶融樹脂中に溶解し均一に分散さ
れる。なお、このとき、流体供給用の第2の開口部15
はゲート13、13の下流側に位置しているので、注入
された二酸化炭素の流体は上流側へ漏れることなく、超
臨界状態を保って分散、溶解される。このようにして、
二酸化炭素の流体が均一に浸透、溶解された飽和状態の
コア層用溶融樹脂は、次の昇圧部Pで昇圧され、そして
配管装置30へと押し出される。
【0025】昇圧部31のギヤーポンプ32により、圧
力が超臨界圧力以下に下がらないように昇圧され、コア
層用溶融樹脂の異物は次のスクリーンチエンジャー33
により除去され、そして二酸化炭素の流体は次のスタチ
ックミキサー36により一層溶解され、そして圧送管3
7を通って、第1の射出プランジャー装置40のプラン
ジャー42へと圧送される。このとき、圧送管37中の
第2の開閉弁39は閉じ、第1の開閉弁38は開いてお
く。なお、ピストンシリンダ部45のシリンダ46のピ
ストンヘッド室には所定の圧力油が供給されているの
で、プランジャー42内は超臨界圧力以上に保たれ、発
泡が抑制される。また、プランジャー42の温度は、シ
リンダバレル2等よりも低く設定されているので、二酸
化炭素の流体の溶融樹脂への浸透が進む。
【0026】一方、管路55中の第1の開閉弁56を開
き、第2の開閉弁57を閉じ、そうして第2の押出機5
0のホッパ54からスキン層用樹脂をシリンダバレル5
2に供給し、スクリュ53を回転駆動する。そうする
と、従来周知のようにして、可塑化される。そうして、
スキン層用溶融樹脂として第2のプランジャー装置60
のプランジャー62に蓄積される。また、カウンタープ
レッシャー付加装置100から7.5MPa以上の窒素
ガスを金型81、81’、83、83’のキャビテイに
カウンター圧力として加えておく。
【0027】次いで、図1に示されているように、管路
55中の第1の開閉弁56を閉じ、第2の開閉弁57を
開く。また、第2の分岐管37”中の第2の開閉弁Bを
閉じ、第1の分岐管37’中の第1の開閉弁Aを開く。
さらに、切替バルブ110を図3の(イ)に示されてい
る状態へ切り換える。そうして、第2の射出プランジャ
ー装置60のシリンダ66に圧力油を供給する。そうす
ると、プランジャー62中の所定量のスキン層用溶融樹
脂は、管路55から、スキン層用ホットランナを通り、
切替バルブ110から第1、2の分岐ホットランナ9
2、92’を経て、第1の対金型75すなわち第1、2
の金型71、72に同時に射出される
【0028】スキン層用溶融樹脂が固化する前に、圧送
管37中の第1の開閉弁38を閉じ、第2の開閉弁39
を開く。第1、2の開閉弁A、Bは前述した状態のまま
にしておく。切替バルブ110を図3の(ロ)に示され
ている状態へ切り換える。そうして、第1の射出プラン
ジャー装置40のシリンダ46に圧力油を供給する。そ
うすると、プランジャー42中のコア層用溶融樹脂は、
管路37から、主ホットランナ91を通り、切替バルブ
110から第1、2の分岐ホットランナ92、92’を
経て第1、2の金型71、72に同時に射出充填され
る。また、切替バルブ110の動作を遅くすることで、
スキン層用ホットランナ95からコア層用の主ホットラ
ンナ91へ自然と切換えることができる。この充填時に
摩擦抵抗による発熱により、コア層用溶融樹脂は高温に
なってキャビテイに充填される。これにより、浸透され
た二酸化炭素の流体により発泡核が形成される。コア層
用溶融樹脂の射出完了直前にカウンタープレッシャーを
一気に解放する。これにより、コア層用溶融樹脂は全域
において均一に発泡する。必要に応じてスキン層用溶融
樹脂により保圧をかける。冷却固化を待って、可動プラ
テン82、82’を開くと、エジェクタピン89、8
9’が突き出て、スキン層sがソリットで、コア層hが
発泡体のサンドイッチ発泡体SH、SH’が一度に2個
突き出される。突き出されている状態が図1に示されて
いる。
【0029】上記のようにして、サンドイッチ発泡体S
H、SH’を得ている間に、第1の射出プランジャー装
置40のプランジャー42にはコア層用溶融樹脂を、そ
して第2のプランジャー装置60のプランジャー62に
はスキン層用溶融樹脂を蓄積する。そうして、第2の分
岐管37”中の第2の開閉弁Bを開き、第1の分岐管3
7’中の第1の開閉弁Aを閉じると、今度は第2の対金
型76へ射出できる状態になる。したがって、前述した
ようにして、第2の対金型76によりサンドイッチ発泡
体を今度も一度に2個得られる。以下同様にして成形品
を得る。
【0030】図3の(ハ)に第2の成形例が示されてい
る。すなわち、図3の(ハ)には成形装置が簡略化され
て示されているが、図3の(ハ)の(a)に示されてい
るように、カウンタプレッシャー付加装置100から、
超臨界圧力以上の窒素ガスを金型81、83のキャビテ
イCに加えておき、スキン層用溶融樹脂sを射出後、コ
ア層用溶融樹脂hを射出しながら可動金型83を、図3
の(ハ)の(b)、(c)に示されているように、所定
量(sからSまで)まで開き、その後一気にカウンター
プレッシャーを解放して成形することもできる。このよ
うに成形することにより、スキン層とコア層の厚さが安
定したサンドイッチ発泡体SHを得ることができる。な
お、この時も必要に応じて、スキン層用溶融樹脂sによ
り保圧をかけるが、発砲成形には保圧は軽くかけるのが
良い。また、切替バルブ110の主ホットランナ91内
のコア層用溶融樹脂は、次ぎのショットまで超臨界状態
を保ち発泡を抑えるのが望ましい。そのために、切替バ
ルブ110が図3の(イ)に示されている状態で第1の
射出プランジャー装置40により、7.5MPa以上の
樹脂圧力をかけるのが望ましい。したがって、第2の開
閉弁39には、小さな絞り孔が設けられており、この絞
り孔は閉じた状態においても主ホットランナ91と通じ
ている。このことにより、前記ホットランナはバルブゲ
ートタイプが有用である。
【0031】本発明は、上記実施の形態限定されること
なく色々な形で実施できる。例えば、スキン層用溶融樹
脂は、重合工程で生成される一次樹脂材料に代えてリサ
イクルプラスチックからも、またペレットからも得るこ
とができることは明らかである。また、物理的発泡剤に
窒素ガスが適用できることも明らかである。さらには、
カウンタープレッシャー用の気体には、窒素ガス以外の
二酸化炭素ガス、アルゴンガス、ブタンガス等も適用で
きる。二酸化炭素ガスを適用する場合は、封入圧力は
7.5MPa以上が望ましいが、サンドイッチ発泡体の
品質によっては5.0MPa以下でも良い。カウンター
プレッシャー用のガスに不活性ガスを適用すると、酸素
による樹脂焼けの要因が無く、また経時変化による変色
が防止できるが、空気でも実施できる。空気を使用する
場合は3MPa以下でも材料によっては効果が認められ
た。また、カウンタプレッシャーガスを使用しなくて
も、成形体の大きさによってはコア層用溶融樹脂の射出
速度を大きくして、急激にキャビテイに射出して一気に
圧力を下げることにより、微細で均一な発泡セルを有す
るコア層を得ることができる。
【0032】金型を型締めする型締装置あるいは金型に
射出圧縮機能を持たせ、発泡体が冷却固化する前に、微
少型締め、あるいは射出と型開き動作を複合させること
により、厚肉でヒケのないサンドイッチ発泡体を得るこ
ともできる。また、成形装置の金型の構造が上記実施の
形態に限定されないことも明らかである。さらには、射
出プランジャーの数および金型の数が上記実施の形態に
限定されることがないことも明らかである。例えば複数
個の射出プランジャーを適用することにより、可塑化装
置から押し出されるコア層用溶融樹脂を、これらの射出
プランジャーに順に蓄積し、蓄積された射出プランジャ
ーから順に射出するように成形サイクルを設定すること
により、可塑化装置により連続的に製造されるコア層用
溶融樹脂を途切れることなく成形に利用できる。したが
って、物理的発泡剤も定量的に注入することができ、物
理的発泡剤の溶解も安定する。また、スキン層用溶融樹
脂は、射出機によって可塑化して、射出することもでき
る。なお、スクリュに単軸スクリュが適用できることは
明らかである。
【0033】
【発明の効果】以上のように、本発明によると、押出機
により、発泡剤が溶解されたコア層用溶融樹脂を得て、
これを第1の射出プランジャー装置に蓄え、そしてスキ
ン層用溶融樹脂が射出されているキャビテイに射出して
発泡させて、表面がソリッド樹脂からなる成形品を得る
ように構成されているので、すなわち押出機により発泡
剤が溶解されたコア層用溶融樹脂を得るので、可塑化能
力および混練能力が重視された射出成形機による場合に
比較して発泡剤の注入、溶解が容易で、また射出プラン
ジャー装置からキャビテイに射出するので、厚肉である
にも拘わらず表面にヒケ、ソリ等がなく、表面外観に優
れ、均一な発泡セルを有する品質の高いサンドイッチ発
泡体を得ることができる。また、他の発明によると、コ
ア層用溶融樹脂がリサイクルプラスチックから得られる
ので、環境問題の解決、資源の有効利用にも寄与する。
このとき、スキン層をバージンプラスチックから成形す
ることにより、リサイクルプラスチックを使用している
にも拘わらず表面の転写性が良く、光沢もあり、そして
厚肉スキン層でコア層を取り巻くことにより軽量で剛性
のある、サンドイッチ発泡体を得ることができる。ま
た、第1の射出プランジャー装置が複数個の射出プラン
ジャー装置からなり、押出機から押し出されるコア層用
溶融樹脂を、これらの射出プランジャー装置に順次供給
し、供給された射出プランジャー装置から順次射出し、
押出機により得られるコア層用溶融樹脂を連続的に成形
に利用する発明によると、上記効果に加えて、可塑化装
置から連続的に押し出されるコア層用溶融樹脂を途切れ
ることなく成形に利用できる。したがって、物理的発泡
剤も定量的に注入することができ、物理的発泡剤の溶解
も安定する。また、コア層用溶融樹脂を射出するとき、
コア層用溶融樹脂を射出しながらキャビテイを構成して
いる金型を所定の厚さまで開き、その後、キャビテイに
かけていたカウンタプレッシャーを一気に解放する発明
によると、スキン層とコア層の厚さが安定したサンドイ
ッチ発泡体を得ることができる。さらには、発泡剤が物
理的発泡剤である発明によると、キャビテイ内で発泡す
ると樹脂の流動性が良く、温度を低くできる。これによ
り成形サイクルを短縮できる効果が付加される。特に、
成形サイクルの短縮は、厚肉サンドイッチ発泡体を得る
時に有効である。また、化学発泡剤に比較して、発泡の
点においても、価格の点においても、製品の変色、臭
気、等の点においても有利になる。さらには、物理的発
泡剤を使用することで、地球環境にやさしく、また使用
樹脂量を低減できる。また、金型が固定プラテンの両側
に配置された固定金型と、該固定金型に対応した可動金
型からなる発明によると、サンドイッチ発泡体を一度に
複数個得ることができ、金型または型締装置が射出圧縮
機能を有する発明によると、再圧縮動作を加えることが
でき、表面の転写性を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の形態に係わるサンドイッ
チ発泡体の成形装置の一部を断面にして模式的に示す正
面図である。
【図2】本発明の実施の形態の形態に係わる成形装置を
示す図で、その(イ)はその概略を示す平面図、その
(ロ)は(イ)においてロで示す部分の拡大断面図であ
る。
【図3】本発明の実施の形態を示す図で、その(イ)は
成形装置の切替バルブを、その1切替状態で、その
(ロ)は他の切替状態で示す断面図で、その(ハ)は他
の成形過程を模式的金型で示す断面図である。
【図4】従来のサンドイッチ成形品の射出成形機による
成形装置を模式的に示す断面図である。
【符号の説明】
1 可塑化装置 2 シリンダ
バレル 3 スクリュ 4 第1のニ
ーディングディスク 5 第2のニーディングディスク 13 ゲート 15 流体供給用の第2の開口部 20 二酸化
炭素流体供給装置 32 ギヤーポンプ 40 第1の
射出プランジャー装置 60 第2の射出プランジャー装置 70 成形装
置 75 第1の対金型 76 第2の
対金型 90 ホットランナブロック 100 カウンタプレッシャー付加装置 110 切替バルブ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29L 9:00 B29L 9:00 (72)発明者 江見 亨 広島県広島市安芸区船越南一丁目6番1号 株式会社日本製鋼所内 Fターム(参考) 4F206 AA50 AB02 AG03 AG20 JA04 JA07 JB21 JD05 JF04 JN12 JN22 JN33 JQ81 4F207 AA50 AB02 AG03 AG20 KA01 KA17 KF04 KK12 KK34 KL33

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押出機により、発泡剤が溶解されたコア
    層用溶融樹脂を得て、これを第1の射出プランジャー装
    置に蓄え、そしてスキン層用溶融樹脂が射出されている
    キャビテイに射出して発泡させて、表面がソリット樹脂
    からなる成形品を得る、サンドイッチ発泡体の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 押出機により、リサイクルプラスチック
    から発泡剤が溶解されたコア層用溶融樹脂を得て、これ
    を第1の射出プランジャー装置に蓄え、そしてスキン層
    用溶融樹脂が射出されているキャビテイに射出して発泡
    させて、表面がソリット樹脂からなる成形品を得る、サ
    ンドイッチ発泡体の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のスキン層用溶
    融樹脂を、第2の射出プランジャー装置から射出する、
    サンドイッチ発泡体の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかの項に記載のキ
    ャビテイは、複数個の独立したキャビテイからなり、こ
    れらのキャビテイにより一度に複数枚の成形品を得る、
    サンドイッチ発泡体の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかの項に記載の第
    1の射出プランジャー装置は、複数個の射出プランジャ
    ー装置からなり、押出機から押し出されるコア層用溶融
    樹脂を、これらの射出プランジャー装置に順次供給し、
    供給された射出プランジャー装置から順次射出し、これ
    により前記押出機により得られるコア層用溶融樹脂を連
    続的に成形に利用する、サンドイッチ発泡体の製造方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかの項に記載のコ
    ア層用溶融樹脂を射出するとき、コア層用溶融樹脂を射
    出しながらキャビテイを構成している金型を所定の厚さ
    まで開き、その後、キャビテイにかけていたカウンタプ
    レッシャーを一気に解放する、サンドイッチ発泡体の製
    造方法。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかの項に記載の発
    泡剤が物理的発泡剤である、サンドイッチ発泡体の製造
    方法。
  8. 【請求項8】 発泡剤が溶解されたコア層用溶融樹脂を
    得る押出機からなる第1の可塑化装置と、該可塑化装置
    で得られるコア層用溶融樹脂を射出するための第1の射
    出プランジャー装置と、前記第1の可塑化装置で得られ
    るコア層用溶融樹脂を前記第1の射出プランジャー装置
    に導く圧送管路装置と、スキン層用溶融樹脂を得る第2
    の可塑化装置と、スキン層用溶融樹脂とコア層用溶融樹
    脂が順次射出される成形装置とからなる、サンドイッチ
    発泡体の製造装置。
  9. 【請求項9】 発泡剤が溶解されたコア層用溶融樹脂を
    得る押出機からなる第1の可塑化装置と、該可塑化装置
    で得られるコア層用溶融樹脂を射出するための第1の射
    出プランジャー装置と、前記第1の可塑化装置で得られ
    るコア層用溶融樹脂を前記第1の射出プランジャー装置
    に導く圧送管路装置と、スキン層用溶融樹脂を得る第2
    の可塑化装置と、前記第2の可塑化装置で得られるスキ
    ン層用溶融樹脂を射出するための第2の射出プランジャ
    ー装置と、スキン層用溶融樹脂とコア層用溶融樹脂が順
    次射出される成形装置とからなる、サンドイッチ発泡体
    の製造装置。
  10. 【請求項10】請求項8または9に記載の第1の可塑化
    装置は、シリンダバレルと、該シリンダバレルの内部に
    回転可能に設けられているスクリュとを備えた押出機か
    らなり、前記シリンダバレルには物理的発泡剤を注入す
    るための開口部が設けられていると共に、前記シリンダ
    バレルの内部へ達し、その深さが調節自在なゲートが設
    けられ、前記ゲートは前記開口部よりも上流側に位置し
    ている、サンドイッチ発泡体の製造装置。
  11. 【請求項11】請求項8〜10のいずれかの項に記載の
    可塑化装置に、昇圧用のギヤーポンプが設けられてい
    る、サンドイッチ発泡体の成形装置。
  12. 【請求項12】請求項8〜11のいずれかの項に記載の
    成形装置は、金型と型締装置とからなり、前記金型は固
    定プラテンの両側に配置された固定金型と、該固定金型
    に対応した可動金型からなる、サンドイッチ発泡体の製
    造装置。
  13. 【請求項13】請求項12に記載の金型または型締装置
    は、射出圧縮機能を有する、サンドイッチ発泡体の製造
    装置。
  14. 【請求項14】請求項12または13に記載の金型に、
    カウンタープレッシャー装置が付設されている、サンド
    イッチ発泡体の製造装置。
  15. 【請求項15】請求項14に記載のカウンタープレッシ
    ャー装置に適用されるガスは、窒素ガスで、金型のキャ
    ビテイにかけられる圧力は7.5MPa以上である、サ
    ンドイッチ発泡体の製造装置。
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