JP2001162468A - ロケータシステム - Google Patents

ロケータシステム

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JP2001162468A
JP2001162468A JP34974999A JP34974999A JP2001162468A JP 2001162468 A JP2001162468 A JP 2001162468A JP 34974999 A JP34974999 A JP 34974999A JP 34974999 A JP34974999 A JP 34974999A JP 2001162468 A JP2001162468 A JP 2001162468A
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JP
Japan
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locator
rails
rack
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units
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JP34974999A
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Toshitaka Nagano
俊隆 永野
Wataru Ishii
弥 石井
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Nissan Shatai Co Ltd
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Nissan Shatai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワークの変更に応じた対応性の高いロケータ
システムを提供する。 【解決手段】 ロケータシステム1を、ベースユニット
11とロケータユニット12により構成し、ベースユニ
ット11にロケータユニット12の取付位置21を縦横
に設定する。ロケータユニット12をロケータ41とリ
ニアガイド装置42により構成し、リニアガイド装置4
2を、第1及び第2レール61,62と、両レール6
1,62を支持する支持プレート31とにより構成す
る。支持プレート31の第1延出部64にラック66を
設け、両レール61,62とラック66の端部に連結プ
レートを設ける。ロケータ41に、ラック66に噛合す
るピニオン81を設け、ピニオン81をモータ84に接
続する。ロケータ41に、脚部を54介してスライダ9
1を設け、ロケータ41をレール61,62に沿ってス
ライド自在に支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、組立工場等で使用
されるロケータシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車組立工場において、レイン
フォース等の部品を車体やドアなどのワークに溶接する
際には、ワークを位置決支持するものとして図7に示す
ようなロケータシステム201が用いられていた。
【0003】このロケータシステム201は、ベースユ
ニット211と、該ベースユニット211に設置され前
記ワークを支持する複数のロケータ212,・・・とに
より構成されており、各ロケータ212,・・・を、対
象となるワーク形状に合わせた位置に固定していた。こ
のため、各ワークの形状毎にロケータシステム201を
構築しなければならず、作業を行うワークが変更された
際には、前記各ロケータ212の固定位置をその都度変
更するか、各ワークに対応したロケータシステム201
を予め複数用意しなければならなかった。
【0004】そこで、ワークを位置決支持するロケート
ピンがX−Y−Z軸方向へ移動可能なロケータ212が
考案されている(実開昭62−74935号公報参
照)。これにより、このロケータ212を用いることに
よって、例えば、フロントドアインナ作業後に、他の車
種のフロントドアインナの作業を行う場合であっても、
各ロケータ212におけるロケートピンをX−Y−Z軸
方向へ移動し、これに対応することが可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなロケータシステム201にあっては、ロケータ21
2がベースユニット211に固定されているため、各ロ
ケータ212,・・・におけるロケートピンの移動範囲
を越えた支持位置でワークを支持することは不可能であ
った。このため、例えば、フロントドアインナ溶接後
に、外形寸法が大きく異なるリアドアインナを溶接する
場合には、ベースユニット211に固定された各ロケー
タ212,・・・の固定位置を変更しなければならず、
多大な苦労を要した。
【0006】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、ワークの変更に応じた対応性の高
いロケータシステムを提供することを目的とするもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明の請求項1のロケータシステムにあっては、モ
ータ駆動されるピニオンを有したロケータと、該ロケー
タに設けられたスライダをスライド自在に支持する一対
のレールと、両レールを支持する支持プレートと、前記
レールの全長に渡って並設され、前記ピニオンに噛合す
るラックと、前記両レール及び前記ラックの端部を支持
するとともに、他のレール及びラックを載置した状態で
前記両レール及び前記ラックを前記他のレール及びラッ
クに接続する連結プレートと、によりロケータユニット
を構成し、該ロケータユニットが配設されるベースユニ
ットに、前記ロケータユニットの取付位置を縦方向及び
横方向に整列して配置し、この取付位置に前記ロケータ
ユニットを固定した。
【0008】すなわち、ロケータユニットを構成するロ
ケータは、スライダを介してレールに移動自在に支持さ
れており、該レールに並設されたラックに噛合するピニ
オンをモータ駆動することにより、前記ロケータをレー
ルに沿って移動することができる。また、レールとラッ
クを、連結プレートを介して他のロケータユニットにお
けるレールとラックに接続することができる。これによ
り、ロケータの移動範囲が広げられる。
【0009】そして、ベースユニットには、ロケータユ
ニットの取付位置が縦方向及び横方向に整列して配置さ
れているので、ロケータユニットの追加及び配置換えが
可能となる。また、前記ロケータユニットを追加及び配
置換えしてロケータユニット同士を連結させる際には、
既設のロケータユニットと新設又は移動されたロケータ
ユニットとの位置決めが容易に行われる。
【0010】また、請求項2のロケータシステムにおい
ては、前記ベースユニットに、ベースユニットを並設し
た状態で両ベースユニットを連結する連結部を設けた。
【0011】これにより、ベースユニットの連結、延
長、及び配置換えが可能となる。これに伴い、隣接した
ベースユニットにおける両ロケータユニットの接続も可
能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
に従って説明する。図1は、自動車組立工場に設置され
たロケータシステム1を示す平面図であり、該ロケータ
システム1は、例えば、位置決支持された車体にレイン
フォース等の部品を溶接する際に使用される。
【0013】このロケータシステム1は、ベースユニッ
ト11と、該ベースユニット11に配設された複数のロ
ケータユニット12,・・・とにより構成されており、
図1中には、二つのベースユニット11が連結された状
態が示されている。該ベースユニット11は、正方形状
に形成されており、四隅には連結部13,・・・が設け
られている。この連結部13は、例えば、ボルトが挿通
される貫通穴により構成されており、前記両ベースユニ
ット11,11に連結板14を架橋するとともに、該連
結板14のボルト穴及び前記貫通穴にボルト挿通して締
結し、隣接するベースユニット11,11同士を連結で
きるうように構成されている。
【0014】前記ベースユニット11には、複数の取付
位置21,・・・が設定されている。この取付位置21
は、図2に示すように、ロケータユニット12の後述す
る支持プレート31のボルト穴32に挿通された固定ボ
ルト33の軸部34が挿入される座ぐり部35と、前記
固定ボルト33のねじ部36が螺入されるねじ穴37と
からなり、前記固定ボルト33でロケータユニット12
を位置決固定できるように構成されている。この取付位
置21は、図1に示したように、縦方向に延在する縦仮
想線38,・・・を等間隔に複数想定するとともに、横
方向に延在する横仮想線39,・・・を等間隔に複数想
定した際に、各仮想線38,39,・・・の交差点に設
定されている(説明に必要な個所のみ図示)。
【0015】前記ロケータユニット12は、図3及び図
4に示すように、車体等のワークを支持するロケータ4
1と、該ロケータ41を前記ベースユニット11にスラ
イド自在に支持するリニアガイド装置42とにより構成
されている。前記ロケータ41は、上方へ延出したアー
ム43を備えており、該アーム43の先端部には、シリ
ンダ44が設けられている。該シリンダ44からは、前
記ワークを位置決支持するロケートピン45が延出され
ており、シリンダ44によってロケートピン45をZ方
向へ移動できるように構成されている。また、前記アー
ム43は、L字ブラケット46を介して回動機構47に
支持されており、前記ロケートピン45を図3中の回転
軸48を中心に回動できるように構成されている。この
回動機構47は、Xスライダ49に固定されており、前
記ロケートピン45をX方向に移動できるように構成さ
れている(図3参照)。このXスライダ49は、ポスト
51に支持されており、該ポスト51は、支持柱52を
介して支持ベース53に支持されている。該支持ベース
53の下面には、脚部54,54が設けられており、両
脚部54,54は、前記リニアガイド装置42によって
Y方向へスライド自在に支持されている(図4参照)。
【0016】このリニアガイド装置42は、Y方向に延
在する一対の第1及び第2レール61,62を備えてお
り、両レール61,62は、側方へ開口した断面コ字状
に形成されている。両レール61,62は、直交する前
記支持プレート31によって複数個所が支持されてい
る。該支持プレート31は、図5に示したように、両レ
ール61,62間にて上方へ突出した突出部63と、該
突出部63の下部より側方へ延出した第1及び第2延出
部64,65とからなり、両延出部64,65と突出部
63との角部には、前記各レール61,62がそれぞれ
固定されている。前記第1延出部64の長さ寸法は、第
2延出部65より長く設定されており、第1延出部64
の先端部には、ラック66が、前記第1レール61の全
長に渡って並設されている。これにより、前記両レール
61,62とラック66との離間距離が一定に保たれて
いる。該ラック66は、ラック歯67が側方へ向いた状
態で配設されており、上部の取付面68がボルト69に
より固定されている。
【0017】そして、前記両レール61,62の一端部
には(図5中右方)、両レール61,62と前記ラック
66とを支持した状態で固定する連結プレート71が設
けられている。該連結プレート71は、前記支持プレー
ト31と同断面形状に形成されており、突出部72と第
1及び第2延出部73,74を有している。また、前記
連結プレート71は、前記支持プレート31より厚肉に
形成されており、他のレール61a,62a及びラック
66aの他端部を載置した状態で接続する接続領域75
が確保されている。なお、図5においては、この連結プ
レート71を介して、両レール61a,62a及びラッ
ク66aを備えた他のロケータユニット12aが接続さ
れた状態が示されている。
【0018】一方、前記ロケータ41には、図3に示し
たように、前記ラック66のラック歯67に噛合するピ
ニオン81が回転軸82の下端部に設けられており、こ
のピニオン81は、前記支持ベース53に固定された減
速機83を介してモータ84に接続されている。ここ
で、ピニオン81が噛合する前記ラック66のラック歯
67は、側方へ向くように配設されており、前記ピニオ
ン81の回転軸82を上方へ延出させることができる。
これにより、前記減速機83及びモータ84を縦に配置
することができるので、減速機83及びモータ84を横
置きにしなければならない場合と比較して、省スペース
化を図ることができる。
【0019】また、前記ロケータ41には、前記各レー
ル61,62内にスライド自在に挿入されたスライダ9
1,91が、前記脚部54,54を介して設けられてお
り、当該ロケータ41は、前記両レール61,62にス
ライド自在に支持されている。前記各スライダ91,9
1の上面及び下面には、当該スライダ91を前記レール
61,61に支持するリニアガイド92,92が設けら
れており、該リニアガイド92は、両レール61,62
の内側面に長さ方向に形成された凹溝93,93と(図
5参照)、該凹溝93に沿って移動されるボール94,
94とからなるベアリング機構により構成されている。
これにより、前記モータ84でピニオン81を回動し、
該ピニオン81をラック66に沿って移動させることに
より、ロケータ41をレール61,62に沿って移動で
きるように構成されている。
【0020】以上の構成にかかる本実施の形態におい
て、ロケータユニット12を構成するロケータ41は、
スライダ91,91を介して各レール61,62に移動
自在に支持されており、両レール61,62に並設され
たラック66に噛合するピニオン81をモータ84で駆
動することにより、前記ロケータ41を両レール61,
62に沿って移動することができる。また、両レール6
1,62とラック66を、連結プレート71を介して、
他のロケータユニット12aにおけるレール61a,6
2aとラック66aに接続することができ、前記ロケー
タ41の移動範囲を必要に応じて拡張することができ
る。したがって、ベースユニット11にロケータ41が
固定され、該ロケータ41におけるロケートピン45の
移動範囲が限られてしまう従来と比較して、ロケータ4
1で支持するワークが異なる外形寸法のワークに変更さ
れた場合であっても、ロケータユニット12の固定位置
を変更すること無く、これに対応することができる。
【0021】このとき、前記両レール61,62の一端
部には、両レール61,62とラック66とを支持する
連結プレート71が設けられており、図5に示したよう
に、この連結プレート71の延出部73,74上に他の
レール61a、62a及びラック66aの他端部を載置
した状態で接続することができる。よって、接続金具等
の他の部材を用いることなく、レール61a,62aの
接続が可能となり、レール接続時の容易性を高めること
ができる。
【0022】また、両ロケータユニット12,12aの
接続時において、前記ロケータ41を移動する移動機構
は、レール61,62に並設されたラック66と、該ラ
ック66のラック歯67に噛合するピニオン81とから
なり、ラック延長時には、ラック66,66a同士の突
き合わせ部において、ピニオン81が離脱しない程度に
ラック歯67のピッチを管理するだけで、具体的には両
ラック66,66a間に多少の隙間が生じた場合であっ
ても、ロケータ41の移動に支障を来すこと無く、該ロ
ケータ41の移動範囲を拡張することができる。したが
って、ロケータ41の移動機構が、ボールねじとボール
ねじナットとにより構成され、ボールねじ延長時に、ボ
ールねじの突き合わせ部において、ボールねじナットの
ボールが移動するとともに、周面に螺旋状に形成された
ねじ溝を合致させた状態で溶接しなければならなかった
従来と比較して、ロケータ41の移動範囲の拡張を容易
に行うことができる。また、ボールねじナットが外嵌し
た状態で移動する構造上、全長の長いボールねじを使用
した場合であっても中途部を支持することができず、ボ
ールねじの撓みに起因した不具合が生じ得る従来と比較
して、不具合の発生を防ぐことができる。
【0023】そして、ベースユニット11には、ロケー
タユニット12の取付位置21,・・・が縦方向及び横
方向に整列して配置されているので、ロケータユニット
12の追加及び配置換えを容易に行うことができる。ま
た、ロケータユニット12を追加及び配置換えしてロケ
ータユニット12,12a同士を連結させる際には、既
設のロケータユニット12と新設又は移動されたロケー
タユニット12aとの位置決めを容易に行うことがで
き、連結作業の簡素化を図ることができる。
【0024】さらに、本実施に形態にあっては、ベース
ユニット11に、ベースユニット11同士を連結する連
結部13,・・・が設けられているので、ベースユニッ
ト11の連結、延長、及び配置換えが可能となる。これ
に伴い、隣接したベースユニット11,11における両
ロケータユニット12,12の接続も可能となり、両ベ
ースユニット11,11におけるロケータ41,41の
相互乗入れが可能となる。これにより、ワーク変更時に
おける対応性をさらに向上させることができる。
【0025】一方、前記ロケータ41をスライド自在に
支持するリニアガイド装置42のレール61,62は、
図3に示したように、側方へ向けて開口されており、車
体等のワーク溶接時の溶接屑などの落下物がリニアガイ
ド92へ侵入した場合に生じ得る不具合を未然に防止す
ることができる。これにより、レール61,62を覆う
カバーが不要となり、両レール61,62を覆うカバー
を、その全長に渡って設けなければならなかった従来と
比較して、カバー廃止に伴いコストダウンを図ることが
できるとともに、カバーに専有されていた部位の支持ベ
ース53を足場として利用することができ、作業性を高
めることができる。なお、両レール61,62間にプレ
ートを架橋して足場として利用することも可能となる。
【0026】また、各レール61,62は、断面コ字状
に形成されており、内部にスライダ91,91が挿入さ
れるように構成されている。このため、前記レール6
1,62が、四角柱状に形成されるとともに、スライダ
91,91が、このレール61,62に外嵌する断面コ
字状に形成された場合と比較して、前記レール61,6
2の断面係数を高めることができる。これにより、ベー
スユニット11に延設される両レール61,62の剛性
を高めることができるので、両レール61,62を全長
に渡って支持するレール補強用の軸ベースが不要とな
り、低コスト化を図ることができる。
【0027】さらに、前記スライダ91,91は、その
上面及び下面に設けられたリニアガイド92,92を介
して、各レール61,62に上下より支持されるので、
スライダ91,91が、側面に設けられたリニアガイド
92,92によって側方から支持される場合と比較し
て、負荷の最大荷重を高めることができる。
【0028】また、前記左右レール61,62及びラッ
ク66は、複数個所が支持プレート31,・・・に支持
された状態で連結されるとともに剛性が高められる。こ
のため、前記両レール61,62を平板状の軸ベースで
連結した場合と比較して、低コスト化を図りつつ剛性を
高めることができる。そして、前記両レール61,62
及びラック66の離間距離を一定に保つことができるの
で、他のロケータユニット12aとの連結性を高めるこ
とができる。
【0029】さらに、本実施の形態では、前記ラック歯
67を側方へ向けた状態でラック66を固定したので、
ラック66を支持プレート31に取付ける取付面68を
確保でき、上方からのボルト69の取付作業を容易に行
うことができる。また、ラック歯67への溶接屑などの
落下物の付着を防止することができる。これにより、ラ
ック66を覆うカバーが不要となり、カバー廃止に伴う
コストダウンを図ることができるとともに、カバーに専
有された部位を足場として利用することができ、作業性
を高めることができる。
【0030】なお、本実施の形態にあっては、ベースユ
ニット11の取付位置21を、図2に示したように、固
定ボルト33の軸部34が挿入される座ぐり部35と、
固定ボルト33のねじ部36が螺入されるねじ穴37と
により構成した場合を例に挙げて説明したが、これに限
定されるものではなく、図6に示すように、前記固定ボ
ルト33の軸部34が挿入される座ぐり部101と、前
記座ぐり部101より大径の内径寸法を有するととも
に、前記固定ボルト33のねじ部36が挿通される縦方
向又は横方向に延在したトンネル102とにより構成し
ても良く、この場合には、トンネル102内に、前記固
定ボルト33のねじ部36が螺入されるナット103を
予め配置しておく。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1の
ロケータシステムにあっては、ロケータユニットのレー
ルとラックを、連結プレートを介して他のロケータユニ
ットのレールとラックに接続することができ、前記レー
ルに沿って移動されるロケータの移動範囲を必要に応じ
て拡張することができる。したがって、ベースユニット
にロケータが固定され、該ロケータにおけるロケートピ
ンの移動範囲が限られてしまう従来と比較して、ロケー
タで支持するワークが異なる外形寸法のワークに変更さ
れた場合であっても、ロケータユニットの固定位置を変
更すること無く、これに対応することができ、連結作業
の簡素化を図ることができる。
【0032】そして、ベースユニットには、ロケータユ
ニットの取付位置が縦方向及び横方向に整列して配置さ
れているので、ロケータユニットの追加及び配置換えが
可能となる。また、ロケータユニットを追加及び配置換
えしてロケータユニット同士を連結させる際には、既設
のロケータユニットと新設又は移動されたロケータユニ
ットとの位置決めを容易に行うことができる。
【0033】また、請求項2のロケータシステムにおい
ては、ベースユニットの連結、延長、及び配置換えが可
能となる。これに伴い、隣接したベースユニットにおけ
る両ロケータユニットの接続も可能となり、両ベースユ
ニットにおけるロケータの相互乗入れが可能となる。こ
れにより、ワーク変更時における対応性をさらに向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の平面図である。
【図2】同実施の形態の取付位置を示す要部の断面図
【図3】同実施の形態のロケータユニットを示す正面図
である。
【図4】図3の側面図である。
【図5】同実施の形態のリニアガイドの要部を示す斜視
図である。
【図6】他の実施の形態の取付位置を示す要部の断面図
【図7】従来のロケータシステムを示す正面図である。
【符号の説明】
1 ロケータシステム 11 ベースユニット 12 ロケータユニット 13 連結部 21 取付位置 31 支持プレート 38 縦仮想線 39 横仮想線 41 ロケータ 42 リニアガイド装置 61 第1レール 62 第2レール 66 ラック 71 連結プレート 81 ピニオン 91 スライダ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ駆動されるピニオンを有したロケ
    ータと、 該ロケータに設けられたスライダをスライド自在に支持
    する一対のレールと、 両レールを支持する支持プレートと、 前記レールの全長に渡って並設され、前記ピニオンに噛
    合するラックと、 前記両レール及び前記ラックの端部を支持するととも
    に、他のレール及びラックを載置した状態で前記両レー
    ル及び前記ラックを前記他のレール及びラックに接続す
    る連結プレートと、 によりロケータユニットを構成し、 該ロケータユニットが配設されるベースユニットに、前
    記ロケータユニットの取付位置を縦方向及び横方向に整
    列して配置し、この取付位置に前記ロケータユニットを
    固定したことを特徴とするロケータシステム。
  2. 【請求項2】 前記ベースユニットに、ベースユニット
    を並設した状態で両ベースユニットを連結する連結部を
    設けたことを特徴とする請求項1記載のロケータシステ
    ム。
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