JP2001162361A - 2つの型半部より成る鋳型を製造して鋳込むための方法及び装置 - Google Patents

2つの型半部より成る鋳型を製造して鋳込むための方法及び装置

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JP2001162361A
JP2001162361A JP2000336350A JP2000336350A JP2001162361A JP 2001162361 A JP2001162361 A JP 2001162361A JP 2000336350 A JP2000336350 A JP 2000336350A JP 2000336350 A JP2000336350 A JP 2000336350A JP 2001162361 A JP2001162361 A JP 2001162361A
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casting
cooling body
cooling
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Guy R Lambert
エル ランバート ガイ
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Heinrich Wagner Sinto Maschinenfabrik GmbH
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Heinrich Wagner Sinto Maschinenfabrik GmbH
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D15/00Casting using a mould or core of which a part significant to the process is of high thermal conductivity, e.g. chill casting; Moulds or accessories specially adapted therefor
    • B22D15/04Machines or apparatus for chill casting
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D18/00Pressure casting; Vacuum casting
    • B22D18/04Low pressure casting, i.e. making use of pressures up to a few bars to fill the mould
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D47/00Casting plants
    • B22D47/02Casting plants for both moulding and casting

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2つの型半部11,12より成る鋳型1を製
造して、この鋳型内に鋳込むための方法であって、まず
型半部11,12を型取りし、さらにこれらの型半部を
鋳型1に組み合わせ、次いでこの鋳型1に鋳込む方法を
改良して、少ない冷却体で十分であって、特に最大温度
を超えない温度を有するような方法及び装置を提供す
る。 【解決手段】 型半部11,12を型取りする際に、型
半部11,12のうちの少なくとも一方に、鋳込み中空
室内に達する少なくとも1つの開口15を設け、鋳込む
直前に、鋳型1の各開口15内に冷却体2を挿入し、そ
れによって閉じた鋳込み中空室を形成し、鋳造品4が注
ぎ込まれて固まった後で、特に鋳型1をさらに搬送する
前に、冷却体2を開口15から取り除く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2つの型半部より
成る鋳型を製造して鋳込むための方法及び装置、並びに
鋳型に関する。この方法においては、まず型半部を型取
り若しくは成形し、さらにこれらの型半部を鋳型に組み
合わせ、次いで鋳型を鋳込むようになっている。
【0002】
【従来の技術】公知の方法においては、砂より成形され
た型半部から完全な鋳型を組み立て、次いでこの鋳型に
鋳込むようになっている。別の従来技術によれば、鋳鉄
又は鋼より成る挿入体(いわゆる冷却体)を、型半部を
型取りする際に鋳型内に一緒に挿入する方法が公知であ
る。密度の高い組織を得るために、冷却体で被覆された
型中空室の面には、鋳込み時に所定の焼き入れ作用(A
bschreckwirkung)が生じ、それによっ
て部分的に限定された高い硬化速度が得られるようにな
っている。
【0003】従って冷却体は、溶湯を供給しにくい鋳造
品領域において引け巣(Lunker)が形成されるの
を避けるために又は、所望の凝固が得られるように、隣
接する押湯の作用を促進するために適している。冷却体
は、鋳型の製造時に上型及び/又は下型内に一緒に成形
されるか、又は型製造後に後から上型又は下型内に挿入
される。完全に凝固した後で、冷却体及び鋳造品は、上
型及び下型から取り出され、次いで遅れたサイクルで再
び上型又は下型内に挿入される。
【0004】しかしながらこのような形式の、冷却体を
備えた鋳型の製造形式には次のような欠点がある。つま
りこの作業形式では、多数の鋳型に冷却体を備える必要
があり、各冷却体はそれぞれ完全に凝固するまで鋳型内
に残しておかなければならないので、多数の冷却体を必
要とするからである。しかも冷却体は、鋳造品を取り出
した後で、残りの鋳型から分離し、洗浄し、造形作業所
若しくは挿入作業所で新たな上側若しくは下側を供給し
なければならない。また冷却体を何度も使用することに
よって、冷却体は鋳型を鋳込む際に加熱され、多かれ少
なかれ加熱された状態で再び鋳型内に挿入される、とい
う別の欠点もある。これによって冷却体はさらに加熱さ
れ、ひいては鋳造品の品質低下を招くことになる。何故
ならば所望の焼き入れ作用をもはや得られないからであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の課題
は、少ない冷却体で十分であって、特に最大温度を超え
ない温度を有するような方法及び装置を提供することで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決した本発
明の方法の手段によれば、型半部を成形若しくは型取り
(Abformen)する際に、型半部のうちの少なく
とも一方に、鋳込み中空室内に達する少なくとも1つの
開口を設け、鋳込む直前に、鋳型の各開口内に冷却体を
挿入し、それによって閉じた鋳込み中空室を形成し、鋳
造品が鋳込まれて(Abgiessen)固まった(V
erfestigen)後で、特に鋳型をさらに搬送す
る前に、冷却体を開口から取り除くようにした。
【0007】
【発明の効果】本発明の方法によれば、まず最初にそれ
ぞれ1つの型半部例えば上型及び下型から、完全な鋳型
が組み立てられる。この鋳型は、少なくとも1つの型半
部内において冷却体に向いた側で、1つ又は多数の開口
を有している。次いでこれらの開口内に、鋳込み直前に
外部から冷却体が挿入される。これによって完全な鋳込
み中空室が形成される。この冷却体は、従来使用されて
いた冷却体と比較して有利には大きい質量及びひいては
高い熱容量を有する冷却体である。冷却体はこれによっ
て鋳造品から、従来の冷却体よりも大きい熱量を奪うこ
とができる。さらにまた、冷却体は鋳型の鋳込み直後
で、しかも鋳型をさらに搬送する直前に型半部の開口か
ら取り出される。この場合、鋳造品は、冷却体に向いた
側で既に十分に凝固され、これに対して鋳造品の完全な
凝固は必要ないということを考慮しなければならない。
冷却体は鋳造品の硬化直後に鋳型から取り出すことがで
き、このために鋳型を破壊する必要はない。これによっ
て冷却体は鋳造品と短時間接触維持され、従って強く加
熱されることはない。これによって、冷却体は十分に低
い温度を有し、直ちに次のサイクルで再び鋳型の開口の
うちの1つに挿入することができる。つまり、1サイク
ルでそれほど温度が上昇することなしに使用するのに十
分であるような熱容量を有する1つの冷却体が必要なだ
けである。
【0008】本発明の方法においては、型半部はそれぞ
れ1つの成形ステーション内で成形若しくは型取りさ
れ、この場合、1つの鋳型に組み立てた後で、鋳込みス
テーションに供給される。次いで有利には、冷却体は鋳
込みステーション内で型半部の開口内に挿入される。次
いで鋳込み品が鋳込まれて固まった後で、本発明によれ
ば鋳込みステーションで鋳型から再び取り出され、それ
によって、その直後のサイクルで次の型半部の開口内に
挿入される。
【0009】本発明によれば、冷却体も冷却され、この
際に有利には冷却体の温度は制御されるようになってい
る。本発明の方法によれば、1つ又は多数の個別冷却体
より成る冷却体が使用される。
【0010】本発明の方法においては、鋳込みのための
鋳型は、鋳型の型分割面が搬送面に対して0゜〜90゜
の角度を有するように配置されている。鋳型の鋳込み
は、本発明によれば重力鋳造又は低圧鋳造によって行わ
れる。低圧鋳造の場合には、鋳型の押湯(Speise
r)は有利には鋳型の下側に配置されている。次いで鋳
型は鋳込み後に反転されるので、鋳型は、押湯が鋳型の
上側に位置するように配置される。型半部から組み立て
られた鋳型を鋳込み前に90゜回転させることも考えら
れる。
【0011】鋳造品を製造するために、まず、鋳物砂
(Formsand)より成形された第1の型半部と、
この第1の型半部と組み合わされる、同じく鋳物砂より
成形された第2の型半部とから成る鋳型が必要となる。
このような鋳型は、少なくとも1つの型半部に少なくと
も1つの、鋳込み中空室まで達する開口を有しており、
この開口内に、この開口を閉鎖するそれぞれ1つの冷却
体が挿入可能である。この場合鋳型の冷却体は、鋳込み
中空室の欠けた型壁部を補う表面輪郭を有している。
【0012】鋳型内の開口を囲む型半部の面は、有利に
は、冷却体に設けられた輪郭に対応する輪郭を有してい
る。この輪郭によって、冷却体と鋳型との間の正確な形
状結合(formschluessige Verbi
ndung;形状による束縛)が可能である。
【0013】鋳型の型半部は、それぞれ1つの型枠半部
を備えることができ、これらの型枠半部が1つの型枠に
組み合わされる。
【0014】本発明による鋳型内に挿入される本発明に
よる冷却体は、1つ又は多数の個別冷却体から組み立て
ることができる。さらにまた、冷却剤通路によって、鋳
込み中でも冷却剤を汲み上げることができる。この冷却
剤は、鋳造品から取り出された熱を冷却体から奪い取
る。有利には冷却体内には温度センサも取り付けられて
おり、この温度センサは冷却体の温度制御を可能にす
る。
【0015】前記方法を実施するために適した本発明に
よる鋳込みステーションは、鋳込み装置と、鋳型のため
の搬送装置とを有している。鋳込みステーションにはさ
らに、冷却体を鋳型内に導入するための1つ又は多数の
挿入装置(Einsatzeinrichtug)が配
置されている。この挿入装置の受容部内に冷却体が配置
されていて、次いで、この冷却体が、鋳型の上型又は下
型に設けられた開口内に装入される。鋳込み後に、冷却
体は挿入装置によって再び鋳型から取り出されるので、
冷却体は次の鋳型の鋳込みのために提供される。
【0016】前記挿入装置は有利には昇降テーブルであ
って、この昇降テーブル上に冷却体が取り付けられてい
る。この場合、昇降テーブルにはガイド部材が取り付け
られていて、該ガイド部材は、鋳型特に型枠に設けられ
たガイドと対応する。
【0017】本発明によれば、鋳込みステーションは、
冷却体を冷却するための冷却装置を有している。この冷
却装置は、有利には冷却剤導管を有していて、該冷却剤
導管は、冷却体内に冷却剤通路に接続可能である。鋳込
みステーションは有利な形式で、冷却剤装置を制御若し
くは調整する制御又は調整装置を有している。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明による方法を実施するため
の装置及び本発明による鋳型、本発明による冷却体のた
めの実施例が、以下に図面を用いて詳しく説明されてい
る。
【0019】本発明による鋳込みステーション3は、鋳
型を搬送するためのローラ軌道31を有している。この
場合、鋳型1は上側の型半部(上型)11より成ってお
り、この上型11は下側の型半部(下型)12と組み合
わされている。この場合、2つの型半部11,12は、
それぞれ1つの型枠半部13,14内に配置されてい
る。2つの型枠半部13,14は、それぞれ上側の及び
下側のブシュ17を有しており、これらのブシュを通し
て上方から錠止ロッド16が差し込まれる。この錠止ロ
ッド16によって、2つの型枠半部13,14は、上型
及び下型11,12が所望の位置で互いに正確に上下に
位置するように、互いに錠止される。この場合、錠止ロ
ッドは、下側の型枠半部14の上側のブシュ17だけを
通して差し込まれるので、下側のブシュ17はまず自由
に位置している。下型12は、鋳込み中空室内まで達す
る開口15を有している。従って、上型及び下型11,
12より組み立てられた鋳型1は最初は不完全である。
このような鋳型1が、ローラ軌道31を介して鋳込みス
テーション3内に挿入される。この際に、鋳型1が昇降
テーブル(挿入装置)33の上側に直接達する。昇降テ
ーブル33は、フレーム335で高さ変化可能に支承さ
れている。このためにテーブルプレート337にガイド
ロッド332が接続されていて、このガイドロッド33
2はフレーム335のガイドブシュ333内でガイドさ
れる。フレーム335とテーブルプレート337との間
にはピストン・シリンダユニット334が配置されてい
る。このピストン・シリンダユニット334とによって
昇降テーブル33は、ガイドロッド332でガイドされ
て、上下移動せしめられる。テーブルプレート337上
には冷却体2が組み付けられているこのために冷却体2
は貫通孔24を有していて、テーブルプレート337が
ねじ山付き孔331を有しており、このねじ山付き孔3
31にねじ25が差し込まれて、テーブルプレート33
7内に堅固にねじ込まれる。冷却体2の寸法は、冷却体
2が正確に下型の開口15内を通過するような寸法に設
計されている。冷却体2の表面輪郭21は、この冷却体
2が上型及び下型11,12と共に完全な鋳型1を形成
するように構成されている。つまり鋳込み中空室は、冷
却体2によって補われている。冷却体2内には、冷却剤
のための中空室22が設けられており、冷却剤は冷却剤
通路23を通って鋳込み中空室にポンプによって汲み上
げられる。この場合、冷却剤通路23は冷却剤導管34
に接続されていて、この冷却剤導管34は、図示してい
ない冷却装置に通じている。
【0020】これによって完全な鋳型1を製造するため
に、冷却体2は昇降テーブル33によって鋳型1の開口
15内に上昇せしめられる。鋳型1と冷却体2とを互い
に正確に位置決めするために、テーブルプレート337
にはピン(ガイド部材)336が取り付けられており、
これらのピン336は、テーブルプレート337を上昇
させる際に、下側の型枠半部14の自由な下側のブシュ
17内に導入される。
【0021】鋳型1を鋳込む際に、るつぼ(Giess
tiegel)32が鋳型1に近づけられ、鋳造材料が
鋳型1の注ぎ口18を通って鋳込み中空室内に注ぎ込ま
れる。このときに、鋳造材料が冷却体2の表面上で、高
い温度差に基づいて非常に迅速に凝固する。これによっ
て正確な凝固及び密度の高い組織が得られ、引け巣の形
成は避けられる。鋳造品の下側の領域が十分に凝固する
と、冷却体2は再び下型12から取り出され、直後のサ
イクルで新たに使用することができる。このために昇降
テーブル33が下降される。次いで、ローラ軌道31を
介して、鋳込まれた鋳型1が搬出され、それと同時に新
たな鋳型が鋳込みステーション3内に挿入される。
【0022】図5及び図6には示した鋳造機械は、図1
〜図4に示した鋳造機械に対して、上側の型半部11内
にも冷却体2が挿入できるように鋳込みステーション3
と鋳型1とが設けられている点で異なっている。このた
めに、鋳込みステーションには、ほぼ昇降テーブル33
に相当する昇降装置33aが設けられている。昇降装置
33aは、昇降テーブルに対して180゜旋回せしめら
れているので、テーブルプレート37は、このテーブル
プレート37上に固定された冷却体2が下方に移動され
て、それによって上型11の開口15内に挿入できるよ
うに取り付けられている。鋳型に鋳込むために、昇降テ
ーブル33若しくは昇降装置33aを備えた冷却体2が
鋳型1内に挿入される。次いで鋳型1が鋳込まれて、十
分に凝固した後で冷却体2は再び鋳型1から取り出され
る。
【0023】図7及び図8に示した鋳込みステーション
3は、低圧鋳造機械を有している。鋳型の注ぎ口18は
下方に向いている。この場合、鋳型1の型分割面は、垂
直に位置している。つまり鋳型1は、鋳込み前若しくは
搬送前に鋳込みステーション3内に90゜旋回させなけ
れればならない。冷却体2を鋳型1の開口15内に挿入
するために側方に昇降装置33bが設けられている。こ
の昇降装置33bは、昇降装置全体が90゜旋回せしめ
られている以外は、図1〜図に示された昇降テーブル3
3と同じである。図8に示した鋳込みステーションは、
図7に示した鋳込みステーションに対して、第2の昇降
装置33bが設けられていて、この第2の昇降装置33
bによって、冷却体2が第2の型半部の別の開口内に挿
入できるようになっている点で異なっている。
【0024】図9及び図10には、鋳造材料が重力によ
ってるつぼ32から、垂直な型分割面を有する鋳型1内
に充填される鋳込みステーション3が示されている。従
って鋳型1を、鋳込みステーションに搬送する前に又は
鋳込みステーションで直接90゜旋回させなければなら
ない。次いで昇降装置33bは、鋳込みステーションで
冷却体2を鋳型1の開口15内に挿入する。これに対し
て図10に示した鋳込みステーションは、図9に示した
鋳込みステーションに対して、右側の型半部13内でも
左側の型半部14内でもそれぞれ1つの冷却体が昇降装
置33bによって挿入される点で異なっている。
【0025】図11に示した鋳込みステーションの実施
例は、1つの搬送台車5を有しており、この搬送台車5
によって鋳型1は、鋳込みステーション3内に搬送され
るようになっている。搬送台車は、搬送方向に対して直
角にスライド台車6によって走行させることができる。
これによって、鋳型1は、鋳造材料を有する加圧タンク
(Druckkessel)7に接近せしめられる。昇
降装置33aによって冷却体2が上側の型半部11の開
口15内に挿入されると、一方では鋳型1の注ぎ口18
が加圧タンクの排出開口71に接続され、他方ではロッ
クシリンダ72が注ぎ口18の上側の領域に位置する程
度に、スライド台車6が鋳型1を加圧タンクに近づけ
る。これによって、鋳込み終了後に注ぎ通路が閉鎖され
る。鋳型を90゜旋回させて、それによって下注ぎで
(am steigenden Guss)鋳込むこと
も考えられる。このためには、加圧タンクを相応に構成
する必要がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】鋳込みステーションを搬送方向に対して横方向
の断面した断面図である。
【図2】鋳込みまれた鋳型を有する、図1と同じ断面図
である。
【図3】搬送方向に沿った鋳込みステーションの断面図
である。
【図4】鋳込まれた鋳型を有する、図3と同じ断面図で
ある。
【図5】上型及び下型内に挿入しようとする冷却体を有
する、図1〜図4に示した鋳込みステーションに相当す
る断面図である。
【図6】鋳込まれた鋳型を有する、図5に示した鋳込み
ステーションとに相当する断面図である。
【図7】垂直な型分割面を有する低圧鋳造機の概略的な
縦断面図である。
【図8】2つの型半部に挿入しようとする冷却体を有す
る、図7に相当する低圧鋳造機の概略的な断面図であ
る。
【図9】鋳型内に挿入可能な冷却体を備えた重力鋳造ス
テーションの概略的な断面図である。
【図10】両側から挿入可能な冷却体を有する重力鋳造
ステーションの概略的な断面図である。
【図11】鋳型が鋳込み中に約90゜旋回せしめられ
る、低圧鋳造機の概略的な断面図である。
【符号の説明】
1 鋳型、 2 冷却体、 3 鋳込みステーション、
4 鋳造品、 5搬送台車、 6 スライド台車、
7 加圧タンク、 11 上型(上側の型半部)、 1
2 下型(下側の型半部)、 13 上側の型枠半部、
14 下側の型枠半部、 15 開口、 16 錠止
ロッド、 17 ブシュ、 18 注ぎ口、 21 表
面輪郭、 22 冷却剤のための中空室、 23 冷却
剤通路、 24 貫通孔、 25 ねじ、 31 ロー
ラ軌道、 32 るつぼ、 33 昇降テーブル(挿入
装置)、 33a 昇降装置、 33b 第2の昇降装
置、 34 冷却導管、 37 テーブルプレート(受
容部)、 71 排出開口、 72 ロックシリンダ、
73 ヒータ、 331 孔、 332 ガイドロッ
ド、 333 ガイドブシュ、 334 ピストン・シ
リンダユニット、335 フレーム、 336 ピン
(ガイド部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 399000591 Bahnhofstraβe 101, D −57334 Bad Laasphe,B. R.Deutschland (72)発明者 ガイ エル ランバート スイス国 ヴェッティンゲン アイガーシ ュトラーセ 2

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの型半部(11,12)より成る鋳
    型(1)を製造して、この鋳型に鋳込むための方法であ
    って、まず型半部(11,12)を型取りし、さらにこ
    れらの型半部(11,12)を鋳型(1)に組み合わ
    せ、次いでこの鋳型(1)に鋳込む方法において、 型半部(11,12)を型取りする際に、型半部(1
    1,12)のうちの少なくとも一方に、鋳込み中空室内
    に達する少なくとも1つの開口(15)を設け、鋳込む
    直前に、鋳型(1)の各開口(15)内に冷却体(2)
    を挿入し、それによって閉じた鋳込み中空室を形成し、
    鋳造品(4)が注ぎ込まれて固まった後で、しかも鋳型
    (1)をさらに搬送する前に、冷却体(2)を開口(1
    5)から取り除くことを特徴とする、2つの型半部より
    成る鋳型を製造して、この鋳型に鋳込むための方法。
  2. 【請求項2】 型半部(11,12)を成形ステーショ
    ンで型取りし、次いで型半部(11,12)を組み合わ
    せて鋳型(1)を形成した後で、鋳型(1)を鋳込みス
    テーション(3)に供給する、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 鋳込みステーション(3)で冷却体
    (2)を型半部(11,12)の各開口(15)内に挿
    入する、請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 鋳造品(4)を、鋳込んで固めた後で、
    鋳造ステーション(3)において鋳型(1)から取り出
    し、次いで直ちに次のサイクルで型半部(11,12)
    の開口(15)内に再び挿入する、請求項3記載の方
    法。
  5. 【請求項5】 冷却体(2)を冷却する、請求項1から
    4までのいずれか1項記載の方法。
  6. 【請求項6】 冷却体(2)の温度を制御する、請求項
    1から5までのいずれか1項記載の方法。
  7. 【請求項7】 各冷却体(2)を1つ又は多数の個別冷
    却体から製造する、請求項1から6までのいずれか1項
    記載の方法。
  8. 【請求項8】 鋳造中に鋳型(1)を搬送面に対して9
    0゜〜0゜の角度で旋回させる、請求項1から7までの
    いずれか1項記載の方法。
  9. 【請求項9】 2つの型半部(11,12)から組み立
    てられた鋳型(1)を、鋳込み前に90゜回転させる、
    請求項1から8までのいずれか1項記載の方法。
  10. 【請求項10】 鋳型(1)の鋳込みを重力鋳造によっ
    て行う、請求項1から9までのいずれか1項記載の方
    法。
  11. 【請求項11】 鋳型(1)の鋳込みを低圧鋳造によっ
    て下注ぎで行う、請求項1から9までのいずれか1項記
    載の方法。
  12. 【請求項12】 押湯を鋳型(1)の下側に配置し、鋳
    型(1)を鋳込み後に反転させる、請求項11記載の方
    法。
  13. 【請求項13】 鋳物砂から成形された2つの型半部
    (11,12)より成る鋳型において、 各型半部(11,12)が、鋳込み中空室内に達する少
    なくとも1つの開口(15)を有していて、該開口(1
    5)内にそれぞれ1つの冷却体(2)が挿入可能で、こ
    の冷却体(2)によって開口(15)が閉鎖可能である
    ことを特徴とする、2つの型半部より成る鋳型。
  14. 【請求項14】 冷却体(2)が、鋳込み中空室の欠け
    ている型壁部を補う表面輪郭(21)を有している、請
    求項13記載の鋳型。
  15. 【請求項15】 開口(15)を囲む型半部(11,1
    2)の面が、冷却体(2)に設けられた輪郭に相当する
    輪郭を有している、請求項13又は14記載の鋳型。
  16. 【請求項16】 各型半部(11,12)がそれぞれ1
    つの型枠半部(13,14)内に配置されており、この
    型枠半部(13,14)が1つの型枠に組み立てられて
    いる、請求項13から15までのいずれか1項記載の鋳
    型。
  17. 【請求項17】 型枠が、冷却体(2)の挿入作業を軽
    減する少なくとも1つのガイド(17)を備えている、
    請求項13から16までのいずれか1項記載の鋳型。
  18. 【請求項18】 請求項13から17までのいずれか1
    項記載の鋳型(1)のための冷却体において、 冷却体(2)が1つ又は多数の個別冷却体より組み立て
    られていることを特徴とする、鋳型のための冷却体。
  19. 【請求項19】 冷却体が複数の冷却剤通路(23)を
    有している、請求項18記載の冷却体。
  20. 【請求項20】 冷却体(2)が複数の温度センサを有
    している、請求項18又は19記載の冷却体。
  21. 【請求項21】 請求項1から12までのいずれか1項
    記載の、鋳込むための方法を実施するための鋳込みステ
    ーションであって、鋳型(1)のための搬送装置(3
    1)と鋳込み装置(32)とを備えている形式のものに
    おいて、 冷却体(2)を鋳型(1)内に導入するための1つ又は
    多数の挿入装置(33)が鋳込みステーション(3)に
    配置されていて、該挿入装置(33)が冷却体(2)の
    ための受容部(37)を有していることを特徴とする、
    鋳込みステーション。
  22. 【請求項22】 前記挿入装置が昇降テーブル(33)
    であって、該昇降テーブル(33)上に冷却体(2)が
    組み付けられている、請求項21記載の鋳込みステーシ
    ョン。
  23. 【請求項23】 昇降テーブル(33)が、鋳型(1)
    に設けられたガイド(17)に対応する複数のガイド部
    材(336)を有している、請求項22記載の鋳込みス
    テーション。
  24. 【請求項24】 鋳込みステーション(3)が、冷却体
    (2)を冷却するための冷却装置を有している、請求項
    21から23までのいずれか1項記載の鋳込みステーシ
    ョン。
  25. 【請求項25】 冷却装置が、冷却体(2)に接続可能
    な複数の冷却剤導管(34)を有している、請求項24
    記載の鋳込みステーション。
  26. 【請求項26】 鋳込みステーション(3)が冷却装置
    のための制御又は調整装置を有している、請求項24又
    は25記載の鋳込みステーション。
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