JP2764661B2 - 金型鋳造方法およびその設備 - Google Patents
金型鋳造方法およびその設備Info
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- JP2764661B2 JP2764661B2 JP14234591A JP14234591A JP2764661B2 JP 2764661 B2 JP2764661 B2 JP 2764661B2 JP 14234591 A JP14234591 A JP 14234591A JP 14234591 A JP14234591 A JP 14234591A JP 2764661 B2 JP2764661 B2 JP 2764661B2
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- JP
- Japan
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- mold
- cavity
- sand
- product
- skin
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- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
- Casting Devices For Molds (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、高価な塗型を金型のキ
ャビティ面に塗布することなく、金型鋳造により製品を
製造することが可能な方法およびその装置に関する。
ャビティ面に塗布することなく、金型鋳造により製品を
製造することが可能な方法およびその装置に関する。
【０００２】
【従来技術と課題】金型を溶湯の熱から保護したり、溶
湯が急冷されて製品がチル化しないようにするために、
金型のキャビティ面には塗型が塗布されるが、この塗型
は値段が高い上に寿命が短く、しかも金型の熱からの保
護あるいは製品のチル化防止が十分には達成されていな
いのが現状である。本発明は上記の問題を解消するため
になされたものである。
湯が急冷されて製品がチル化しないようにするために、
金型のキャビティ面には塗型が塗布されるが、この塗型
は値段が高い上に寿命が短く、しかも金型の熱からの保
護あるいは製品のチル化防止が十分には達成されていな
いのが現状である。本発明は上記の問題を解消するため
になされたものである。
【０００３】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の金型鋳造方法は、金型のキャビティ面に肌砂
を一定厚さに吸着させたのち、そのキャビティ内に溶湯
を注入するようにする。なお、肌砂は、一般に塗型と比
較して値段が安く、しかも、塗型より厚く金型キャビテ
ィ面に装着することができる。
に本発明の金型鋳造方法は、金型のキャビティ面に肌砂
を一定厚さに吸着させたのち、そのキャビティ内に溶湯
を注入するようにする。なお、肌砂は、一般に塗型と比
較して値段が安く、しかも、塗型より厚く金型キャビテ
ィ面に装着することができる。
【０００４】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
台車１上に、垂直割金型２がタイバー３および一対の横
向きシリンダ４、４を介して開閉可能に装着されてい
る。そして、金型２には製品の外形よりほぼ相似的に大
きい凹みを有するキャビティ５が形成され、かつ金型２
のキャビティ面には、開閉弁（図示せず）を介して図示
しない吸引手段と連通する多数の細孔が設けられてい
る。また、金型２の上方には、製品の外形とほぼ同形の
模型部を有するマッチプレート状の模型板６が、支持部
材７により進退可能に支持されて配設され、支持部材７
の左右両側には、導入部材８、８が横向きのシリンダ
９、９を介して左右方向へ往復移動可能に配設されてお
り、シリンダ９、９は固定フレーム１０、１０に装着さ
れている。また、導入部材８、８の上方には、キャビテ
ィ５と模型板６とで画成される空間に肌砂を吹き込む肌
砂吹込み装置１１が配設されている。
台車１上に、垂直割金型２がタイバー３および一対の横
向きシリンダ４、４を介して開閉可能に装着されてい
る。そして、金型２には製品の外形よりほぼ相似的に大
きい凹みを有するキャビティ５が形成され、かつ金型２
のキャビティ面には、開閉弁（図示せず）を介して図示
しない吸引手段と連通する多数の細孔が設けられてい
る。また、金型２の上方には、製品の外形とほぼ同形の
模型部を有するマッチプレート状の模型板６が、支持部
材７により進退可能に支持されて配設され、支持部材７
の左右両側には、導入部材８、８が横向きのシリンダ
９、９を介して左右方向へ往復移動可能に配設されてお
り、シリンダ９、９は固定フレーム１０、１０に装着さ
れている。また、導入部材８、８の上方には、キャビテ
ィ５と模型板６とで画成される空間に肌砂を吹き込む肌
砂吹込み装置１１が配設されている。
【０００５】次にこのように構成された設備の作用につ
いて説明すると、図示するように、支持部材７をもって
中子模型６を金型２の分割面間に搬入させたのち、シリ
ンダ４、４を伸長作動して金型２を閉じるとともに、キ
ャビティ５内に模型板６を位置させてキャビティ５と模
型板６とで所定空間を画成し、かつシリンダ９、９を伸
長作動して導入部材８、８を肌砂吹込み装置１１と金型
２との間位置に移動させ、これにより肌砂吹込み装置１
１の砂噴出口を金型２のキャビティ５に連通接続させ
る。このような状態の下に、開閉弁を開いて吸引手段を
介して金型２のキャビティ面に吸引を作用させ、続い
て、肌砂吹込み装置１１および導入部材８、８をもって
金型２の空間に肌砂を吹込み充填する。
いて説明すると、図示するように、支持部材７をもって
中子模型６を金型２の分割面間に搬入させたのち、シリ
ンダ４、４を伸長作動して金型２を閉じるとともに、キ
ャビティ５内に模型板６を位置させてキャビティ５と模
型板６とで所定空間を画成し、かつシリンダ９、９を伸
長作動して導入部材８、８を肌砂吹込み装置１１と金型
２との間位置に移動させ、これにより肌砂吹込み装置１
１の砂噴出口を金型２のキャビティ５に連通接続させ
る。このような状態の下に、開閉弁を開いて吸引手段を
介して金型２のキャビティ面に吸引を作用させ、続い
て、肌砂吹込み装置１１および導入部材８、８をもって
金型２の空間に肌砂を吹込み充填する。
【０００６】肌砂の充填完了後、シリンダ９、９を収縮
作動して導入部材８、８を金型２上から後退させ、続い
て、シリンダ４、４を収縮作動して金型２を開く。次い
で、支持部材７をもって模型板６を金型の分割面間位置
から搬出させ、続いて、シリンダ４、４を再び伸長作動
して金型２を閉じると、金型２には、表面に肌砂を吸着
させて成る製品キャビティが画成されることとなる。こ
の製品キャビティに溶湯を注入することにより、所望の
製品を鋳造することができる。
作動して導入部材８、８を金型２上から後退させ、続い
て、シリンダ４、４を収縮作動して金型２を開く。次い
で、支持部材７をもって模型板６を金型の分割面間位置
から搬出させ、続いて、シリンダ４、４を再び伸長作動
して金型２を閉じると、金型２には、表面に肌砂を吸着
させて成る製品キャビティが画成されることとなる。こ
の製品キャビティに溶湯を注入することにより、所望の
製品を鋳造することができる。
【０００７】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように本発明
は、金型のキャビティ面に肌砂を吸着させたのち、その
キャビティ面に溶湯を注入するようにしたから、金型は
肌砂によって保護されるとともに溶湯の熱から遮断され
しかも塗型より厚く肌砂を金型キャビティ面に吸着させ
ることができ、その上、肌砂は塗型に比べて値段が非常
に安く、ランニングコストが安いなどの優れた効果を奏
する。
は、金型のキャビティ面に肌砂を吸着させたのち、その
キャビティ面に溶湯を注入するようにしたから、金型は
肌砂によって保護されるとともに溶湯の熱から遮断され
しかも塗型より厚く肌砂を金型キャビティ面に吸着させ
ることができ、その上、肌砂は塗型に比べて値段が非常
に安く、ランニングコストが安いなどの優れた効果を奏
する。
【図１】本発明の一実施例を示す一部断面正面図であ
る。
る。
２ 金型 ５ キャビティ ６ 模型板 11 肌砂吹込み装置
Claims (2)
- 【請求項１】 金型のキャビティ面に肌砂を一定厚さに
吸着させたのち、そのキャビティ内に溶湯を注入するこ
とを特徴とする金型鋳造方法。 - 【請求項２】 開閉可能に配設した金型鋳造用金型２
に、製品の外形よりほぼ相似的に大きい凹みを有するキ
ャビティ５を設けかつ、前記金型２のキャビティ面に吸
引手段と連通する多数の細孔を設け、前記キャビティ５
内に製品の外形とほぼ同形の模型部を有するマッチプレ
ート状の模型板６を進退可能に設け、さらに、前記金型
２に、前記キャビティ５と前記模型板６とが画成する空
間に肌砂を吹き込む肌砂吹込み装置１１を進退可能に配
設したことを特徴とする金型鋳造設備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14234591A JP2764661B2 (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | 金型鋳造方法およびその設備 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14234591A JP2764661B2 (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | 金型鋳造方法およびその設備 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04344850A JPH04344850A (ja) | 1992-12-01 |
| JP2764661B2 true JP2764661B2 (ja) | 1998-06-11 |
Family
ID=15313205
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14234591A Expired - Fee Related JP2764661B2 (ja) | 1991-05-17 | 1991-05-17 | 金型鋳造方法およびその設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2764661B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102896281B (zh) * | 2012-09-28 | 2015-08-26 | 河北炊花铸造有限公司 | 一种具有抽负压系统的热芯盒射芯机 |
| CN102896299B (zh) * | 2012-09-28 | 2016-08-24 | 河北科技大学 | 一种覆膜砂热芯盒法铸造薄壁炊具的生产工艺 |
| CN103990767B (zh) * | 2014-05-23 | 2016-04-13 | 宁波禾顺新材料有限公司 | 一种热芯壳覆膜砂造型工艺 |
| CN104028704B (zh) * | 2014-06-05 | 2016-05-11 | 遵义久志通用机械有限公司 | 一种自动化叠箱铸造机 |
-
1991
- 1991-05-17 JP JP14234591A patent/JP2764661B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04344850A (ja) | 1992-12-01 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 11 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090403 |
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