JP2001161695A - 超音波診断装置 - Google Patents
超音波診断装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 未熟な操作者でも、診断対象部位を特定する
ことで、自動的に最適な画像パラメータを設定できる超
音波診断装置を提供する。 【解決手段】 操作者がボディーマーク選択部８で、ボ
ディーマークを選択することにより、ボディーマーク制
御部１１がボディーマークメモリ７のデータにより画像
合成回路９にボディーマークの画像を送り、表示するの
と同時に画像パラメータ設定部１２に対象部位を伝達す
る。伝達を受けた画像パラメータ設定部１２は制御部５
に対し診断に最適に各種パラメータを伝達する。制御部
５は伝達を受けた各種パラメータに基づき、超音波画像
を構築する。
ことで、自動的に最適な画像パラメータを設定できる超
音波診断装置を提供する。 【解決手段】 操作者がボディーマーク選択部８で、ボ
ディーマークを選択することにより、ボディーマーク制
御部１１がボディーマークメモリ７のデータにより画像
合成回路９にボディーマークの画像を送り、表示するの
と同時に画像パラメータ設定部１２に対象部位を伝達す
る。伝達を受けた画像パラメータ設定部１２は制御部５
に対し診断に最適に各種パラメータを伝達する。制御部
５は伝達を受けた各種パラメータに基づき、超音波画像
を構築する。
Description
【０００１】
【発明が属する技術分野】本発明は、超音波を送受信す
ることにより得られる画像データを表示可能な超音波診
断装置に関する。
ることにより得られる画像データを表示可能な超音波診
断装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、超音波を送受信することにより得
られる画像データを表示する超音波診断装置において、
ボディーマークを超音波画像に付与することが可能な装
置は、特開昭６３-３１７１４０号公報、特開平５−１
１１４８８号公報に記載されたものが知られている。図
５に従来のボディーマークを超音波画像に付与すること
が可能な超音波診断装置の構成を示している。
られる画像データを表示する超音波診断装置において、
ボディーマークを超音波画像に付与することが可能な装
置は、特開昭６３-３１７１４０号公報、特開平５−１
１１４８８号公報に記載されたものが知られている。図
５に従来のボディーマークを超音波画像に付与すること
が可能な超音波診断装置の構成を示している。
【０００３】図５に示すように、超音波プローブ１は被
検体に対して超音波ビームの送波を行って、エコーデー
タを受信する。送受信回路２は超音波プローブ１に対し
て駆動信号を送信しまたエコーデータを受信する。検波
回路３は送受信回路２で受信したエコーデータを検波す
る。ＤＳＣ回路４は検波回路３で検波されたエコーデー
タを超音波画像として画像化する回路で、制御部５は、
送受信回路２、検波回路３、ＤＳＣ回路４を制御する。
これらの構成により、超音波を送受信することにより得
られる画像データを表示する超音波診断装置が構成され
る。ボディーマークを超音波画像に付与することが可能
な超音波診断装置は、複数のボディーマークを記憶する
記憶手段であるボディーマークメモリ７と、このボディ
ーマークメモリ７に記憶されている複数のボディーマー
クから所要のボディーマークを選択する選択手段である
ボディ−マーク選択部８と、このボディ−マーク選択部
８で選択されたボディーマークと超音波画像とを合成す
る手段である画像合成回路９と表示するためのモニタ１
０とで構成されている。
検体に対して超音波ビームの送波を行って、エコーデー
タを受信する。送受信回路２は超音波プローブ１に対し
て駆動信号を送信しまたエコーデータを受信する。検波
回路３は送受信回路２で受信したエコーデータを検波す
る。ＤＳＣ回路４は検波回路３で検波されたエコーデー
タを超音波画像として画像化する回路で、制御部５は、
送受信回路２、検波回路３、ＤＳＣ回路４を制御する。
これらの構成により、超音波を送受信することにより得
られる画像データを表示する超音波診断装置が構成され
る。ボディーマークを超音波画像に付与することが可能
な超音波診断装置は、複数のボディーマークを記憶する
記憶手段であるボディーマークメモリ７と、このボディ
ーマークメモリ７に記憶されている複数のボディーマー
クから所要のボディーマークを選択する選択手段である
ボディ−マーク選択部８と、このボディ−マーク選択部
８で選択されたボディーマークと超音波画像とを合成す
る手段である画像合成回路９と表示するためのモニタ１
０とで構成されている。
【０００４】また、図６に従来の超音波診断装置の動作
例として、超音波画像を表示する時にその診断位置を容
易に判断できるようにボディーマークを付与した例を示
している。さらにこの表示例においては、操作者が調整
を行なった各々の画像パラメータ、あるいは、操作者が
呼び出し、設定したあらかじめ設定してある画像パラメ
ータを同時に表示している。
例として、超音波画像を表示する時にその診断位置を容
易に判断できるようにボディーマークを付与した例を示
している。さらにこの表示例においては、操作者が調整
を行なった各々の画像パラメータ、あるいは、操作者が
呼び出し、設定したあらかじめ設定してある画像パラメ
ータを同時に表示している。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従来の超音波診断装置
においては、さまざまな診断対象部位について診断しや
すい超音波画像データを得るため、さまざまの画像パラ
メータやプローブが設定可能となっており、操作者が各
々の画像パラメータの調整を行うか、あらかじめ設定し
てある画像パラメータを呼び出し、それらを設定するよ
うにしていた。
においては、さまざまな診断対象部位について診断しや
すい超音波画像データを得るため、さまざまの画像パラ
メータやプローブが設定可能となっており、操作者が各
々の画像パラメータの調整を行うか、あらかじめ設定し
てある画像パラメータを呼び出し、それらを設定するよ
うにしていた。
【０００６】しかし、未熟な操作者にとっては、設定す
る画像パラメータが多く、診断しやすい画像を得るため
の調整方法が分かり難いため、診断しやすい超音波画像
データを得ることが非常に困難な状態になっている。
る画像パラメータが多く、診断しやすい画像を得るため
の調整方法が分かり難いため、診断しやすい超音波画像
データを得ることが非常に困難な状態になっている。
【０００７】本発明は、診断しやすい超音波画像データ
を容易に得ることができる超音波診断装置を提供するも
のである。
を容易に得ることができる超音波診断装置を提供するも
のである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明の超音波診断装置
は、超音波を送受信することにより得られる画像データ
を表示可能な超音波診断装置において、複数の診断対象
部位に対応するボディーマークを記憶したボディーマー
クメモリと、ボディーマークメモリにおいて記憶されて
いるボディーマークを選択するボディーマーク選択部
と、ボディーマーク選択部において選択されたボディー
マークにより画像パラメータを自動的に設定する画像パ
ラメータ設定部と、ボディーマーク選択部で選択された
ボディーマークをチェックし対応する診断対象部位の情
報を画像パラメータ設定部とボディーマークメモリに伝
達するボディーマーク制御部と、画像パラメータ設定部
において設定された画像パラメータを反映した画像デー
タを表示する画像データ表示手段とを備える。この構成
により、未熟な操作者でも、ボディーマークを選択する
ことにより、診断対象部位を特定することで、診断部位
に対応する最適な画像パラメータを自動的に設定するこ
とができる。
は、超音波を送受信することにより得られる画像データ
を表示可能な超音波診断装置において、複数の診断対象
部位に対応するボディーマークを記憶したボディーマー
クメモリと、ボディーマークメモリにおいて記憶されて
いるボディーマークを選択するボディーマーク選択部
と、ボディーマーク選択部において選択されたボディー
マークにより画像パラメータを自動的に設定する画像パ
ラメータ設定部と、ボディーマーク選択部で選択された
ボディーマークをチェックし対応する診断対象部位の情
報を画像パラメータ設定部とボディーマークメモリに伝
達するボディーマーク制御部と、画像パラメータ設定部
において設定された画像パラメータを反映した画像デー
タを表示する画像データ表示手段とを備える。この構成
により、未熟な操作者でも、ボディーマークを選択する
ことにより、診断対象部位を特定することで、診断部位
に対応する最適な画像パラメータを自動的に設定するこ
とができる。
【０００９】また、本発明の超音波診断装置は、超音波
プローブと送受信回路との間に、２つ以上の超音波プロ
ーブを接続するコネクタと、コネクタに接続されている
超音波プローブの種類を調査する超音波プローブ調査手
段と、ボディーマーク選択部において選択されたボディ
ーマークにより超音波プローブを切り換える超音波プロ
ーブ切替手段とを有する。この構成により、選択された
ボディーマークが示す診断部位に対して、任意に設定さ
れた条件に対応する最適な超音波プローブを自動的に選
択し、切り換えることができる。
プローブと送受信回路との間に、２つ以上の超音波プロ
ーブを接続するコネクタと、コネクタに接続されている
超音波プローブの種類を調査する超音波プローブ調査手
段と、ボディーマーク選択部において選択されたボディ
ーマークにより超音波プローブを切り換える超音波プロ
ーブ切替手段とを有する。この構成により、選択された
ボディーマークが示す診断部位に対して、任意に設定さ
れた条件に対応する最適な超音波プローブを自動的に選
択し、切り換えることができる。
【００１０】また、本発明の超音波診断装置は、ボディ
ーマークメモリにおいて記憶されているボディーマーク
を追加し、ボディーマークを削除し、あるいはボディー
マークの順序を並べ替え、さらにはグループ化して編集
する機能の少なくとも一つの機能を有し、ボディーマー
クに対応する画像パラメータの変更が可能なボディーマ
ーク編集部を有する。このボディーマーク編集部によ
り、ボディーマークのリストに新しいボディーマークを
追加したり、必要の無いボディーマークを削除したり、
ボディーマークの順序を操作者が操作しやすいように並
べ替えたり、さらに、複数のボディマークをグループ化
編集することができる。さらに、ボディーマークに対応
する画像パラメータの変更が可能である。このことよ
り、未熟な操作者でも、ボディーマークの選択を短時間
で容易に行なうことができるだけでなく、ボディーマー
クを選択することにより、診断対象部位を特定すること
で、診断部位に対応する最適な画像パラメータを自動的
に設定することができる。さらに、ボディーマーク編集
部は既存のボディーマークの各種画像パラメータの変更
手段でもあるため、ボディーマーク選択部において、操
作者が容易に必要なボディーマークを選択したり、操作
者が好む画像パラメータに設定することができる。
ーマークメモリにおいて記憶されているボディーマーク
を追加し、ボディーマークを削除し、あるいはボディー
マークの順序を並べ替え、さらにはグループ化して編集
する機能の少なくとも一つの機能を有し、ボディーマー
クに対応する画像パラメータの変更が可能なボディーマ
ーク編集部を有する。このボディーマーク編集部によ
り、ボディーマークのリストに新しいボディーマークを
追加したり、必要の無いボディーマークを削除したり、
ボディーマークの順序を操作者が操作しやすいように並
べ替えたり、さらに、複数のボディマークをグループ化
編集することができる。さらに、ボディーマークに対応
する画像パラメータの変更が可能である。このことよ
り、未熟な操作者でも、ボディーマークの選択を短時間
で容易に行なうことができるだけでなく、ボディーマー
クを選択することにより、診断対象部位を特定すること
で、診断部位に対応する最適な画像パラメータを自動的
に設定することができる。さらに、ボディーマーク編集
部は既存のボディーマークの各種画像パラメータの変更
手段でもあるため、ボディーマーク選択部において、操
作者が容易に必要なボディーマークを選択したり、操作
者が好む画像パラメータに設定することができる。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図１から図４を用いて説明する。
て、図１から図４を用いて説明する。
【００１２】図１は、本発明の第１の実施の形態の超音
波診断装置のブロック図を示す。図１において、図５と
同一部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
波診断装置のブロック図を示す。図１において、図５と
同一部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
【００１３】図１においてボディーマーク選択部８は、
操作者が診断を行う診断対象部位のボディーマークを選
択する。選択方法としては、ボディーマーク選択部８の
キー毎にボディーマークを割り当て、操作者がキー操作
をすることで診断対象部位のボディーマークを選択する
方法や、モニタ１０上に選択できるボディーマークの一
覧を表示し、その中から任意のボディーマークを選択す
る方法などがある。
操作者が診断を行う診断対象部位のボディーマークを選
択する。選択方法としては、ボディーマーク選択部８の
キー毎にボディーマークを割り当て、操作者がキー操作
をすることで診断対象部位のボディーマークを選択する
方法や、モニタ１０上に選択できるボディーマークの一
覧を表示し、その中から任意のボディーマークを選択す
る方法などがある。
【００１４】ボディーマーク制御部１１は、ボディーマ
ーク選択部８で選択されたボディーマークをチェックす
ることで、操作者が診断しようとしている診断対象部
位、例えば肝臓、心臓といった、より具体的な診断対象
部位を知ることができる。そして、ボディーマーク制御
部１１は、この診断対象部位を示す情報を、画像パラメ
ータ設定部１２とボディーマークメモリ７に伝達する。
ーク選択部８で選択されたボディーマークをチェックす
ることで、操作者が診断しようとしている診断対象部
位、例えば肝臓、心臓といった、より具体的な診断対象
部位を知ることができる。そして、ボディーマーク制御
部１１は、この診断対象部位を示す情報を、画像パラメ
ータ設定部１２とボディーマークメモリ７に伝達する。
【００１５】画像パラメータ設定部１２は、ボディーマ
ーク制御部１１により伝達された診断対象部位の情報に
基づき、画像パラメータメモリ１３から各種画像パラメ
ータのために診断に適した設定値を呼び出し、制御部５
に伝達する。
ーク制御部１１により伝達された診断対象部位の情報に
基づき、画像パラメータメモリ１３から各種画像パラメ
ータのために診断に適した設定値を呼び出し、制御部５
に伝達する。
【００１６】画像パラメータメモリ１３は、ボディーマ
ーク制御部１１により伝達された診断対象部位の情報か
ら、画像パラメータメモリ内に記憶されている診断対象
部位を診断するのに最も適した画像パラメータの値をそ
れぞれ呼び出し、画像パラメータ設定部１２に知らせ
る。ここで設定できる画像パラメータの項目例として
は、受信信号の利得（Gain）、受信信号のダイナミック
レンジ（Dynamic Range）、フレーム相関を表すパーシ
スタンス（Persistence）、送信出力（TX Power）、輪
郭強調（Edge Enhance）、エコー信号から適当な信号レ
ベルの範囲を選択して見やすい画像にするためのリジェ
クト（Reject）、発振周波数（Frequency）、走査線密
度（Density）、送信超音波パルスの繰り返しの頻度で
あるパルス繰り返し周波数（Pulse Repetition Frequen
cy：以下PRF）、画像の白と黒の間の中間調（階調）を
任意に設定する機能であるグレーマップ（Gray Map）、
同様にカラードプラモードにおけるカラーマップ（Colo
r Map）、心電モード（Ｍモード）またはドプラモード
（Ｄモード）の時間軸掃引スピードである掃引速度（Sw
eep Speed）などが挙げられる。さらに年齢、性別、体
格などの様々な項目に対応して複数の画像パラメータを
設定することができる。
ーク制御部１１により伝達された診断対象部位の情報か
ら、画像パラメータメモリ内に記憶されている診断対象
部位を診断するのに最も適した画像パラメータの値をそ
れぞれ呼び出し、画像パラメータ設定部１２に知らせ
る。ここで設定できる画像パラメータの項目例として
は、受信信号の利得（Gain）、受信信号のダイナミック
レンジ（Dynamic Range）、フレーム相関を表すパーシ
スタンス（Persistence）、送信出力（TX Power）、輪
郭強調（Edge Enhance）、エコー信号から適当な信号レ
ベルの範囲を選択して見やすい画像にするためのリジェ
クト（Reject）、発振周波数（Frequency）、走査線密
度（Density）、送信超音波パルスの繰り返しの頻度で
あるパルス繰り返し周波数（Pulse Repetition Frequen
cy：以下PRF）、画像の白と黒の間の中間調（階調）を
任意に設定する機能であるグレーマップ（Gray Map）、
同様にカラードプラモードにおけるカラーマップ（Colo
r Map）、心電モード（Ｍモード）またはドプラモード
（Ｄモード）の時間軸掃引スピードである掃引速度（Sw
eep Speed）などが挙げられる。さらに年齢、性別、体
格などの様々な項目に対応して複数の画像パラメータを
設定することができる。
【００１７】制御部５は、画像パラメータ設定部１２か
ら伝達された各種パラメータの値に基づき、送受信回路
２、検波回路３、ＤＳＣ回路４を制御し、診断しやすい
超音波画像を構築する。この制御部５は、各種画像パラ
メータの値を操作者が設定することにより受け取るか、
画像パラメータ設定部１２から受け取っているだけの違
いであり、最終的な機能は、従来の超音波診断装置とは
何ら変わりはない。
ら伝達された各種パラメータの値に基づき、送受信回路
２、検波回路３、ＤＳＣ回路４を制御し、診断しやすい
超音波画像を構築する。この制御部５は、各種画像パラ
メータの値を操作者が設定することにより受け取るか、
画像パラメータ設定部１２から受け取っているだけの違
いであり、最終的な機能は、従来の超音波診断装置とは
何ら変わりはない。
【００１８】ボディーマークメモリ７は、ボディーマー
ク選択部８の働きにより、ボディーマーク選択部８のキ
ー毎にボディーマークを割り当て、操作者がキー操作を
することで診断対象部位のボディーマークを選択した場
合は、ボディーマーク制御部１１により伝達されたボデ
ィーマークの情報をメモリから読み出し画像合成回路９
に送り、モニタ１０上にボディーマークを表示する(図
４)。一方モニタ１０上に選択できるボディーマークの
一覧を表示し、操作者がその中から任意のボディーマー
クを選択した場合は、モニタ１０上で選択したボディー
マークを確定し表示する(図４)。さらに、選択したボデ
ィーマークに対応する診断対象部位の画像パラメータを
モニタ１０上に同時に表示する。
ク選択部８の働きにより、ボディーマーク選択部８のキ
ー毎にボディーマークを割り当て、操作者がキー操作を
することで診断対象部位のボディーマークを選択した場
合は、ボディーマーク制御部１１により伝達されたボデ
ィーマークの情報をメモリから読み出し画像合成回路９
に送り、モニタ１０上にボディーマークを表示する(図
４)。一方モニタ１０上に選択できるボディーマークの
一覧を表示し、操作者がその中から任意のボディーマー
クを選択した場合は、モニタ１０上で選択したボディー
マークを確定し表示する(図４)。さらに、選択したボデ
ィーマークに対応する診断対象部位の画像パラメータを
モニタ１０上に同時に表示する。
【００１９】以上のように、本発明の超音波診断装置
は、複数の診断対象部位に対応するボディーマークを記
憶したボディーマークメモリ７と、ボディーマークメモ
リ７において記憶されているボディーマークを選択する
ボディーマーク選択部８と、ボディーマーク選択部８に
おいて選択されたボディーマークにより画像パラメータ
を自動的に設定する画像パラメータ設定部１２と、ボデ
ィーマーク選択部８で選択されたボディーマークをチェ
ックし対応する診断対象部位の情報を画像パラメータ設
定部１２とボディーマークメモリ７に伝達するボディー
マーク制御部１１と、画像パラメータ設定部１２におい
て設定された画像パラメータを反映した画像データと超
音波画像を表示する画像データ表示手段（モニタ１０）
とを備えることで、操作者が未熟でさまざまなパラメー
タの設定を行う技術を有していなくても、ボディーマー
ク選択部８で選択された診断部位に対応する画像パラメ
ータを自動的に設定することができ、診断しやすい超音
波画像を得ることができ、さらにまた超音波診断装置の
操作・設定時間の短縮化により、診断に要する時間を大
幅に削減することができる。
は、複数の診断対象部位に対応するボディーマークを記
憶したボディーマークメモリ７と、ボディーマークメモ
リ７において記憶されているボディーマークを選択する
ボディーマーク選択部８と、ボディーマーク選択部８に
おいて選択されたボディーマークにより画像パラメータ
を自動的に設定する画像パラメータ設定部１２と、ボデ
ィーマーク選択部８で選択されたボディーマークをチェ
ックし対応する診断対象部位の情報を画像パラメータ設
定部１２とボディーマークメモリ７に伝達するボディー
マーク制御部１１と、画像パラメータ設定部１２におい
て設定された画像パラメータを反映した画像データと超
音波画像を表示する画像データ表示手段（モニタ１０）
とを備えることで、操作者が未熟でさまざまなパラメー
タの設定を行う技術を有していなくても、ボディーマー
ク選択部８で選択された診断部位に対応する画像パラメ
ータを自動的に設定することができ、診断しやすい超音
波画像を得ることができ、さらにまた超音波診断装置の
操作・設定時間の短縮化により、診断に要する時間を大
幅に削減することができる。
【００２０】図２は本発明の第２の実施の形態の超音波
診断装置のブロック図を示す。図２において、図５と同
一部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
診断装置のブロック図を示す。図２において、図５と同
一部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
【００２１】本発明の第２の実施の形態は、第１の実施
の形態に加えて、超音波プローブ１と送受信回路２との
間に２つ以上の超音波プローブ１を接続するコネクタ
と、コネクタに接続されている超音波プローブ１の種類
を調査する超音波プローブ調査手段と、ボディーマーク
選択部８において選択されたボディーマークにより超音
波プローブ１を切り換える超音波プローブ切替手段とで
構成された超音波プローブ調査・切替手段１４を有して
いる。この第２の実施の形態によれば、選択されたボデ
ィーマークが示す診断部位に対して、任意に設定された
条件に対応する最適な超音波プローブ１を自動的に選択
し、切り換えることができるという効果が得られる。
の形態に加えて、超音波プローブ１と送受信回路２との
間に２つ以上の超音波プローブ１を接続するコネクタ
と、コネクタに接続されている超音波プローブ１の種類
を調査する超音波プローブ調査手段と、ボディーマーク
選択部８において選択されたボディーマークにより超音
波プローブ１を切り換える超音波プローブ切替手段とで
構成された超音波プローブ調査・切替手段１４を有して
いる。この第２の実施の形態によれば、選択されたボデ
ィーマークが示す診断部位に対して、任意に設定された
条件に対応する最適な超音波プローブ１を自動的に選択
し、切り換えることができるという効果が得られる。
【００２２】図３は本発明の第３の実施の形態の超音波
診断装置のブロック図を示す。図３において、図５と同
一部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
診断装置のブロック図を示す。図３において、図５と同
一部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
【００２３】本発明の第３の実施の形態は、第１の実施
の形態に加えて、ボディーマークメモリ７において記憶
されているボディーマークを追加・削除・並べ替え・グ
ループ化編集などを行なうボディーマーク編集部１５を
有している。この第３の実施の形態によれば、ボディー
マーク編集部１５により、選択できるボディーマークの
リストに新しいボディーマークを追加したり、必要の無
いボディーマークを削除したり、ボディーマークの順序
を操作者が操作しやすいように並べ替えたり、さらに、
複数のボディマークをグループ化編集することができ
る。
の形態に加えて、ボディーマークメモリ７において記憶
されているボディーマークを追加・削除・並べ替え・グ
ループ化編集などを行なうボディーマーク編集部１５を
有している。この第３の実施の形態によれば、ボディー
マーク編集部１５により、選択できるボディーマークの
リストに新しいボディーマークを追加したり、必要の無
いボディーマークを削除したり、ボディーマークの順序
を操作者が操作しやすいように並べ替えたり、さらに、
複数のボディマークをグループ化編集することができ
る。
【００２４】このことより、未熟な操作者でも、ボディ
ーマークの選択を短時間で容易に行なうことができるだ
けでなく、ボディーマークを選択することにより、診断
対象部位を特定することで、診断部位に対応する最適な
画像パラメータを自動的に設定することができる。さら
に、ボディーマーク編集部１５は既存のボディーマーク
の各種画像パラメータの変更手段でもあるため、ボディ
ーマーク選択部８において、操作者が容易に必要なボデ
ィーマークを選択したり、操作者が好む画像パラメータ
に設定することができるという効果が得られる。
ーマークの選択を短時間で容易に行なうことができるだ
けでなく、ボディーマークを選択することにより、診断
対象部位を特定することで、診断部位に対応する最適な
画像パラメータを自動的に設定することができる。さら
に、ボディーマーク編集部１５は既存のボディーマーク
の各種画像パラメータの変更手段でもあるため、ボディ
ーマーク選択部８において、操作者が容易に必要なボデ
ィーマークを選択したり、操作者が好む画像パラメータ
に設定することができるという効果が得られる。
【００２５】
【発明の効果】以上説明したように、請求項１に記載の
本発明は、ボディーマークを選択することで、診断対象
部位を特定し、各種画像パラメータを自動的に設定でき
るようにすることにより、未熟な操作者でも、自動的に
最適な画像パラメータを設定できる超音波診断装置を提
供することができる。
本発明は、ボディーマークを選択することで、診断対象
部位を特定し、各種画像パラメータを自動的に設定でき
るようにすることにより、未熟な操作者でも、自動的に
最適な画像パラメータを設定できる超音波診断装置を提
供することができる。
【００２６】また、請求項２に記載の本発明は、超音波
プローブ１切り換え手段により自動的に診断部位に最適
な超音波プローブ１を選択できる。
プローブ１切り換え手段により自動的に診断部位に最適
な超音波プローブ１を選択できる。
【００２７】さらに、請求項３に記載の本発明は、ボデ
ィーマーク編集部により、ボディーマークのリストに新
しいボディーマークを追加したり、必要の無いボディー
マークを削除したり、ボディーマークの順序を操作者が
操作しやすいように並べ替えたり、複数のボディマーク
をグループ化編集することができる。
ィーマーク編集部により、ボディーマークのリストに新
しいボディーマークを追加したり、必要の無いボディー
マークを削除したり、ボディーマークの順序を操作者が
操作しやすいように並べ替えたり、複数のボディマーク
をグループ化編集することができる。
【００２８】このことより、未熟な操作者でも、ボディ
ーマークの選択を短時間で容易に行ない、操作性を向上
することができるだけでなく、ボディーマークを選択す
ることにより、診断対象部位を特定することで、診断部
位に対応する最適な画像パラメータを自動的に設定する
ことができる。さらに、ボディーマーク編集部１５は既
存のボディーマークの各種画像パラメータの変更手段で
もあるため、ボディーマーク選択部８において、操作者
が容易に必要なボディーマークを選択したり、操作者が
好む画像パラメータに設定することができ、操作者が余
分な操作をしなくても、操作者にとって診断しやすい画
像データを得ることができるようにした超音波診断装置
を提供することができる。
ーマークの選択を短時間で容易に行ない、操作性を向上
することができるだけでなく、ボディーマークを選択す
ることにより、診断対象部位を特定することで、診断部
位に対応する最適な画像パラメータを自動的に設定する
ことができる。さらに、ボディーマーク編集部１５は既
存のボディーマークの各種画像パラメータの変更手段で
もあるため、ボディーマーク選択部８において、操作者
が容易に必要なボディーマークを選択したり、操作者が
好む画像パラメータに設定することができ、操作者が余
分な操作をしなくても、操作者にとって診断しやすい画
像データを得ることができるようにした超音波診断装置
を提供することができる。
【図１】本発明の第１の実施の形態における超音波診断
装置のブロック図
装置のブロック図
【図２】本発明の第２の実施の形態におけるプローブ調
査・切替手段を有する超音波診断装置のブロック図
査・切替手段を有する超音波診断装置のブロック図
【図３】本発明の第３の実施の形態におけるボディーマ
ーク編集部を有する超音波診断装置のブロック図
ーク編集部を有する超音波診断装置のブロック図
【図４】本発明の超音波診断装置の動作例を示す図
【図５】従来の超音波診断装置のブロック図
【図６】従来例の超音波診断装置の動作例を示す図
１ 超音波プローブ ２ 送受信回路 ３ 検波回路 ４ ＤＳＣ回路 ５ 制御部 ６ 超音波診断装置本体 ７ ボディーマークメモリ ８ ボディーマーク選択部 ９ 画像合成回路 １０ モニタ １１ ボディーマーク制御部 １２ 画像パラメータ設定部 １３ 画像パラメータメモリ １４ プローブ調査・切替手段 １５ ボディーマーク編集部
Claims (3)
- 【請求項１】 超音波を送受信することにより得られる
画像データを表示可能な超音波診断装置において、複数
の診断対象部位に対応するボディーマークを記憶したボ
ディーマークメモリと、前記ボディーマークメモリにお
いて記憶されているボディーマークを選択するボディー
マーク選択部と、前記ボディーマーク選択部において選
択されたボディーマークにより画像パラメータを自動的
に設定する画像パラメータ設定部と、前記ボディーマー
ク選択部で選択されたボディーマークをチェックし対応
する診断対象部位の情報を前記画像パラメータ設定部と
前記ボディーマークメモリに伝達するボディーマーク制
御部と、前記画像パラメータ設定部において設定された
画像パラメータを反映した画像データを表示する画像デ
ータ表示手段とを備え、前記ボディーマーク選択部で選
択された診断部位に対応する画像パラメータを自動的に
設定することを特徴とする超音波診断装置。 - 【請求項２】 超音波プローブと送受信回路との間に、
２つ以上の超音波プローブを接続するコネクタと、前記
コネクタに接続されている超音波プローブの種類を調査
する超音波プローブ調査手段と、前記ボディーマーク選
択部において選択されたボディーマークにより超音波プ
ローブを切り換える超音波プローブ切替手段とを備え、
前記超音波プローブ切替手段は、選択されたボディーマ
ークが示す診断部位に対して、任意に設定された条件に
対応する超音波プローブを自動的に選択し切り換えるこ
とを特徴とする請求項１記載の超音波診断装置。 - 【請求項３】 前記ボディーマークメモリにおいて記憶
されているボディーマークを追加し、ボディーマークを
削除し、あるいはボディーマークの順序を並べ替え、さ
らにはグループ化して編集する機能の少なくとも一つの
機能を有し、ボディーマークに対応する画像パラメータ
の変更が可能なボディーマーク編集部を備えたことを特
徴とする請求項１記載の超音波診断装置。
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| JP2001299763A (ja) * | 2000-04-21 | 2001-10-30 | Aloka Co Ltd | 超音波診断装置 |
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1999
- 1999-12-13 JP JP35294699A patent/JP3539323B2/ja not_active Expired - Fee Related
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