JP3646584B2 - 超音波診断装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、超音波診断装置に関し、とくにそのユーザインターフェイスの表示についての改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
超音波診断装置は、超音波を被検体(患者身体)内に照射し、その反射波を受信することによりBモード画像やMモード画像などの各種の画像情報を得て、これをディスプレイ装置に表示し、患部の病状の診断に供するものである。この超音波診断装置では、図3に示すように、ディスプレイ装置の表示画面31上に、上記のBモード画像32のほかに、たとえば、Bモード画像32上でMモード画像の位置を指定したりDモード画像のサンプル位置を指定したりするMDライン33や、Bモード画像上で距離を計測するための計測カーソル34や、診断部位の情報をコメントとして表示するアノテーション35や、被検体たる身体に対する診断部位やプローブ位置を視覚的に表示するボディマーク36などを表示して、観察者(医師)の診断の便宜を図るようにしている。
【0003】
ディスプレイ装置の画面は自ずとその表示面積に制限があるため、これらの表示オブジェクトが所狭しと並べられ、一部あるいは全部が他のオブジェクトと重なってしまうことがある。そこで、従来では、表示オブジェクトごとに表示レイヤーをハードウェア的に決めて、その重なり順序をコントロールするようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の超音波診断装置では、表示オブジェクトごとの表示レイヤーがハードウェア的に決められていて入れ替えができず、そのため観察者の関心度の低い表示オブジェクトが最前面に来て、関心のある表示オブジェクトが隠されてしまう等の不都合があり、観察者の診断に不便を来していた。
【0005】
この発明は、上記に鑑み、ユーザの操作から自動的に表示オブジェクトの優先度を判断し、表示レイヤーの前後関係を動的に入れ替えるようにして、観察者に対する便宜を図るように改善した、超音波診断装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、この発明による超音波診断装置においては、走査モードおよび表示オブジェクトを選択する入力手段と、入力された走査モードに基づき超音波を送受する手段と、受信超音波信号を処理して画像データを得る手段と、該画像データに基づく画像を表示するとともに少なくともMDライン、計測カーソル、アノテーションおよびボディマークを含む表示オブジェクトを表示する表示手段と、表示オブジェクトの表示優先度リストを持ち、システム状態から関心度の高い表示オブジェクトを自動判断して上記表示優先度リストの入れ替え・削除・追加を行い、該リストに応じて各表示オブジェクトの表示レイヤーの入れ替え・削除・追加を行って上記関心度が高いと判定された表示オブジェクトの表示レイヤーを最前面に表示させるように上記表示手段を制御する制御手段とが備えられることが特徴となっている。
【0007】
超音波診断装置では、超音波画像を表示するとともに、少なくともMDライン、計測カーソル、アノテーションおよびボディマークを含む表示オブジェクトを表示する。この超音波診断装置において、ユーザが入力手段を操作し、表示手段に表示する画像データの形式(Bモード画像、Dモード画像など)や走査状態(スキャン、あるいはフリーズなど)、実行、表示、停止などの各機能の動作状態を変化させると、このようなシステム状態から、上記のいくつかの表示オブジェクトのうちの関心度の高いものが自動的に判断される。この判断に基づき、表示優先度リストの入れ替え・削除・追加が行われ、このリストに応じて表示オブジェクトの表示レイヤーの入れ替え・削除・追加が行われて、関心度が高いと判定された表示オブジェクトの表示レイヤーが最前面に表示されるような制御が行われる。たとえばBモード計測の走査を行っている時に専用キーを操作してMモード計測を追加すると、MDラインが自動的に最上位となり、これが最前面のレイヤーにおいて表示されることになるので、ユーザの関心度の高い表示オブジェクトがつねに自動的に前面に表示され、関心度の低い他の表示オブジェクトによって隠されてしまうことがなくなり、観察・診断に非常に便利になる。
【0008】
【発明の実施の形態】
つぎに、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。図1において、アレイ型プローブ11から超音波が図示しない被検体内部に照射され、その反射波がこのアレイ型プローブ11によって受信される。このアレイ型プローブ11は多数の超音波振動子がアレイ状に並べられたものである。送受信回路12は、その個々の振動子に接続された多数の個別の送受信回路からなる。送信ビームフォーマー13は、送受信回路12内の個々の送受信回路に駆動信号を与えて、アレイ型プローブ11の多数の超音波振動子をいっせいに動作させて、これらから発生する超音波を合成させる。受信ビームフォーマー14はアレイ型プローブ11の各超音波振動子より得られる受信超音波信号の各々に遅延時間を与えて、これらの信号を合成する。
【0009】
スキャンコントローラ15は、上記の駆動信号のタイミングおよび遅延時間をコントロールすることによって、合成した送信超音波のフォーカスおよび方向を制御するとともに、信号合成によって得られた合成受信超音波のフォーカスおよび方向が上記の送信超音波と同じになるようにする。そして、Bモード計測時には、つぎつぎに送受される合成送受超音波がある平面をスキャンするよう、その方向を定める駆動タイミングおよび遅延時間の制御を行うなど、各走査モードに応じたスキャンのコントロールを行う。
【0010】
受信ビームフォーマー14からの超音波受信信号は、信号処理系16に送られ、Bモード画像などが得られる。この画像情報は表示コントローラ19に送られる。表示コントローラ19には、キャラクタ発生器17からのアノテーション等の表示オブジェクトを表すキャラクタデータや、グラフィック発生器18からのMDラインやボディマーク等の表示オブジェクトを表すグラフィックデータが送られている。表示コントローラ19は表示メモリとスキャンコンバータを含み、表示メモリ上に展開した各画面の画像情報をディスプレイ装置20の表示スキャンに応じた映像信号として、ディスプレイ装置20に出力する。
【0011】
これらの全体はシステム管理部21によって管理されており、このシステム管理部21は、キーボードやトラックボールなどの入力デバイス24での操作によって入力された指示に応じて、スキャンコントローラ15にたとえばBモードスキャンを行うよう指令を与えたり、信号処理系16にBモード画像を得るよう指令を与えたりする。さらにキャラクタ発生器17やグラフィック発生器18を制御する。システム管理部21は状態管理部22を備えており、この状態管理部22によって表示コントローラ19を制御する。
【0012】
すなわち、システム管理部21は、ユーザの操作によって、計測スキャンのコントロールを行うとともにスキャン、フリーズなどの走査状態を変更し、さらにディスプレイ装置20に表示する画像データの形式つまりBモード画像やDモード画像などを定める。このようなシステムの実行、表示、停止などの各機能の動作状態を、状態管理部22が自動的に判断し、ディスプレイ装置20に表示する表示オブジェクトの種類や表示優先度を自動的に定める。
【0013】
表示オブジェクトの表示優先度のリスト23は、内部メモリやハードディスク等の記録装置内に形成されており、たとえば、図2に示すように、最上位から順に、計測カーソル、MDライン、アノテーション、ボディマークというような順序で記憶されている。状態管理部22は、判断した状態に応じてこの優先度リストを適宜入れ替えたり、追加したり、削除したりし、このリスト23に応じて表示オブジェクトの表示レイヤーの前後関係を決める。
【0014】
図3に示す例では、ディスプレイ表示画面31上に、Bモード画像32とともに、MDライン33、計測カーソル34、アノテーション35、ボディマーク36が表示されているが、これらの表示オブジェクトの表示レイヤーの前後関係が上記の表示優先度リスト23に応じて状態管理部22により定められる。たとえば、ユーザがトラックボールを操作してボディマーク36を選択すると、その入力がシステム管理部21に取り込まれて、図2に示す優先度リスト23での入れ替えが行われて、ボディマークが計測カーソルの上の最上位とされ、それに応じて、ディスプレイ表示画面31上でボディマーク36の表示レイヤーが最前面とされる。MDラインがユーザによって選択された場合は、それが優先度リスト23の最上位に入れ替えられ、それに応じた表示がなされる。
【0015】
このように、すでに表示されている表示オブジェクトがユーザによって操作された場合だけでなく、新規に表示オブジェクトが追加された場合、そのオブジェクトが優先度リスト23の最上位に追加され、それに応じて表示される。たとえば、ボディマーク36が表示されていない場合に、ボディマーク起動・表示用のキーを押すと、その入力がシステム管理部21に取り込まれ、ボディマークが最上位に位置づけられて優先度リスト23へ追加され、この優先度リスト23に応じてディスプレイ表示画面31上でボディマーク36の表示レイヤーが最前面とされてボディマーク36が表示されることになる。
【0016】
また、直接的に表示オブジェクトが選択される場合でなく、ユーザが他の操作を行ったことによりシステムの状態が変更され、それに応じて状態管理部22が表示優先度を自動的に判断する場合もある。たとえばBモード走査時にユーザがMモードの専用キーを操作してMモードの計測を追加すると、これを状態管理部22が判断してMDラインを追加あるいは入れ替えにより最上位に位置させ、ディスプレイ表示画面31上でMDライン33を最前面に表示する。
【0017】
なお、表示優先度リスト23は一つとは限らない。表示オブジェクトにはさまざまなタイプがあるので、すべての表示オブジェクトを同じ優先度リスト23で管理するのではなく、タイプによって表示オブジェクトをグループ分けし、その各々で優先度リストを設け、そのグループ内で優先度を定めることもできる。その他、優先度リスト23の管理方法は種々にアレンジすることが可能である。
【0018】
これ以外に、具体的な構成などは、この発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々に変更できることはいうまでもない。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明の超音波診断装置によれば、表示オブジェクトの表示レイヤーが、システム状態の自動判断に応じて、自動的にコントロールされ、観察者の関心度の高い表示オブジェクトがつねに最前面に表示されてこれが他の関心度の低いオブジェクトで隠れてしまうことがないため、観察および診断の上で非常に便利になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示すブロック図。
【図2】表示優先度リストの内容を例示する模式図。
【図3】ディスプレイ装置の表示画面を概略的に示す図。
【符号の説明】
11 アレイ型プローブ
12 送受信回路
13 送信ビームフォーマー
14 受信ビームフォーマー
15 スキャンコントローラ
16 信号処理系
17 キャラクタ発生器
18 グラフィック発生器
19 表示コントローラ
20 ディスプレイ装置
21 システム管理部
22 状態管理部
23 優先度リスト
24 入力デバイス
31 ディスプレイ表示画面
32 Bモード画像
33 MDライン
34 計測カーソル
35 アノテーション
36 ボディマーク

Claims (1)

  1. 走査モードおよび表示オブジェクトを選択する入力手段と、入力された走査モードに基づき超音波を送受する手段と、受信超音波信号を処理して画像データを得る手段と、該画像データに基づく画像を表示するとともに少なくともMDライン、計測カーソル、アノテーションおよびボディマークを含む表示オブジェクトを表示する表示手段と、表示オブジェクトの表示優先度リストを持ち、システム状態から関心度の高い表示オブジェクトを自動判断して上記表示優先度リストの入れ替え・削除・追加を行い、該リストに応じて各表示オブジェクトの表示レイヤーの入れ替え・削除・追加を行って上記関心度が高いと判定された表示オブジェクトの表示レイヤーを最前面に表示させるように上記表示手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする超音波診断装置。
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