JP2002248099A - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JP2002248099A
JP2002248099A JP2001050579A JP2001050579A JP2002248099A JP 2002248099 A JP2002248099 A JP 2002248099A JP 2001050579 A JP2001050579 A JP 2001050579A JP 2001050579 A JP2001050579 A JP 2001050579A JP 2002248099 A JP2002248099 A JP 2002248099A
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Tomosato Hayashi
知里 林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 補助表示器としてのタッチスクリーンパネル
を有する超音波診断装置において、補助表示器をより活
用する。 【解決手段】 補助表示器としてのタッチスクリーンパ
ネル16には、超音波画像を表示し得る。例えば、主表
示器12にBモード画像を表示し、これと共にタッチス
クリーンパネル16にもそれと同様のBモード画像を表
示し得る。そして、タッチスクリーンパネル16上にお
いて、超音波画像を利用して座標の指定などを行える。
従来の二画面表示に比べて画像を分離表示したので、少
なくとも主表示器に表示される画像のサイズを拡大でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は超音波診断装置に関
し、特に補助表示器を備えた超音波診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】超音波診断装置は、生体への超音波の送
受波により超音波画像を表示する装置である。超音波画
像としては、Bモード画像、Mモード画像、カラードプ
ラ画像、Dモード画像などの各種の画像が知られてお
り、それらの画像が表示器に表示される。Bモード画像
は二次元の白黒断層画像であり、Mモード画像は一方軸
をビーム方位軸(深さ軸)とし他方軸を時間軸とした画
像であり、カラードプラ画像は二次元の血流画像であ
り、Dモード画像はあるサンプルボリュームについての
ドプラ情報のパワースペクトラムを表示した画像であ
る。
【0003】超音波診断装置において、例えば、B/M
モードが選択されると、表示画面上にBモード画像とM
モード画像とが並んで表示される。具体的には、Bモー
ド画像上において、特定のビーム方位がラインカーソル
としてユーザー設定されると、Bモード画像の隣りに当
該特定のビーム方位上で観測されたエコーデータがMモ
ード画像として表示される。また、B/Dモードが選択
されると、上記同様にBモード画像とDモード画像とが
並んで表示される。
【0004】一方、近時、超音波診断装置の操作盤に補
助表示器を搭載したものが製品化されている。補助表示
器は、液晶表示器に透明なタッチセンサを重合させたタ
ッチスクリーンパネルとして構成される。補助表示器の
画面上には、操作パネルに設置されていないスイッチが
仮想的に表示され、そのスイッチに触れることによって
当該スイッチの操作を行える。そのような入力設定画像
は動作モードによって切り換えられる。但し、従来の超
音波診断装置においては、補助表示器には設定入力画像
のみが表示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の2画
面表示モードにおいては、1画面表示の場合に比べて、
各画像のサイズが半分程度に縮小される。例えば、2画
面の内での一方の画像は計測位置などを表示するサブ画
面であり、他方は当該計測位置についての計測結果を表
すメイン画像である。それらの画像の内で、詳細な観測
が必要なのはメイン画像である。
【0006】しかし、従来においては、同時表示される
2つの画像のサイズが同じであり、すなわちメイン画像
も通常よりも半分のサイズでしか表示されないため、組
織のより詳細な観察を行う場合に十分な表示サイズを得
られないという問題があった。
【0007】一方、補助表示器に関しては、操作画面上
での設定操作が完了しても、そのままの操作画面が維持
され、その活用は図られていない。
【0008】本発明は、上記従来の課題に鑑みなされた
ものであり、その目的は、補助表示器の機能をより高め
ることにある。
【0009】本発明の他の目的は、複数の画像を同時表
示する場合に各画像のサイズを拡大できるようにするこ
とにある。
【0010】本発明の他の目的は、超音波画像上におい
てユーザー入力操作が行えるようにして操作性を向上す
ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、主表示器と、補助表示器及びタッチセン
サからなるタッチスクリーンパネルを備え、ユーザーに
よって操作される操作盤と、を含む超音波診断装置にお
いて、前記主表示器に第1超音波画像を表示させる第1
表示処理部と、前記補助表示器に前記第1超音波画像と
同一又は異なる第2超音波画像を表示させる第2表示処
理部と、を含み、前記操作盤上に前記第2超音波画像を
表示し得ることを特徴とする。
【0012】上記構成によれば、タッチスクリーンパネ
ルの補助表示器上には第2超音波画像が表示され、第1
超音波画像に加えて第2超音波画像を観察することが可
能となる。よって、例えば2画面表示を行う場合でも第
1超音波画像のサイズをそのまま維持でき、しかも第2
超音波画像を別途表示することが可能である。また、上
記構成によれば、補助表示器に、設定入力画像を表示す
る機能に加えて超音波画像を表示する機能を付加するこ
とができ、補助表示器を従来よりも活用できる。また、
タッチスクリーンパネルに第2超音波画像が表示される
ため、例えば、その第2超音波画像上においてユーザー
入力操作を行うことができ、計測条件、動作条件、制御
条件などの各種の条件設定を簡便に行えるという利点が
ある。
【0013】第1超音波画像及び第2超音波画像は例え
ばBモード画像、Mモード画像、Dモード画像などの各
種の超音波画像であり、主表示器及び補助表示器の両方
に同一の超音波画像を表示することもできるし、互いに
異なる超音波画像を表示することもできる。前者の場合
には、主表示器に表示された超音波画像の詳細観察を行
いながら、補助表示器に表示された超音波画像を利用し
て計測条件の設定などを行うことができる。
【0014】なお、第2超音波画像と共に又はそれに代
えて、本来、主表示器上に超音波画像と共に表示される
各種のテキスト情報(患者情報、計測情報など)を表示
するようにしてもよい。かかる構成によれば、主表示器
の表示画面から超音波画像以外の情報の全部又は一部を
補助表示器の表示画面上へ移すことができ、主表示器上
における表示情報を超音波画像を中心として構成し、そ
の超音波画像の画像観察の便宜を図ることができる。
【0015】望ましくは、前記第2表示処理部は、前記
補助表示器に前記第2超音波画像又は設定入力画像を選
択的に表示する。ここで、設定入力画像は、例えば、ボ
タン状あるいはアイコン状の仮想的なスイッチが多数表
示された画像であり、スイッチへのタッチによってその
スイッチに関連付けられた機能が例えばON/OFFさ
れる。
【0016】望ましくは、前記第2超音波画像上におけ
るユーザー入力操作に応じて計測制御を実行する制御部
を含む。上記のようにタッチスクリーンパネル上に第2
超音波画像が表示されるため、その第2超音波画像自体
の座標を利用して入力設定を行えるという利点がある。
【0017】望ましくは、前記第2表示処理部は、前記
第2超音波画像上にユーザー入力操作に連動して移動す
るマーカーを表示し、前記マーカーの座標に応じて計測
制御を実行する制御部が設けられる。このマーカーはカ
ーソルなどとして機能するものであり、ビーム方位の設
定といった送受波条件の設定や距離計測などの計測演算
パラメータの指定などに利用される。
【0018】望ましくは、前記第1超音波画像及び前記
第2超音波画像の内の一方は動画像であり、前記第1超
音波画像及び前記第2超音波画像の内の他方は静止画像
である。例えば、動画像を表示させながら、フリーズ操
作を行って、所望時相の静止画像を表示させるようにし
てもよい。かかる表示態様によれば、動画像との関連に
おいて静止画像を診断することなどが可能となる。望ま
しくは、前記第1超音波画像及び前記第2超音波画像の
両方が静止画像であり、あるいは、動画像である。例え
ば前者は一方がズームされた画像で他方が通常画像であ
るような場合であり、例えば後者は計測状況(あるいは
計測時期)が異なる2つの画像を表示するような場合で
ある。
【0019】望ましくは、前記第1超音波画像及び前記
第2超音波画像を相互に関連付けて記録する記録手段を
含む。例えば、一緒のファイルとして記録してもよい
し、相互にリンクが形成された状態で記録されるように
してもよい。ここで、記録手段は、CD−ROMなどへ
の記録再生を行う装置、ビデオテープへの記録再生を行
う装置、外部との間で情報を送受信する装置などであっ
てもよい。
【0020】望ましくは、前記第1超音波画像及び前記
第2超音波画像を相互に関連付けて印刷する印刷手段を
含む。例えば、第1超音波画像に並べて第2超音波画像
を印刷すれば、従来同様の2画像印刷結果を得ることが
できる。もちろん、印刷レイアウトをユーザー設定でき
るようにするのが望ましい。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を
図面に基づいて説明する。
【0022】図1には、本発明に係る超音波診断装置の
概略的な外観図が示されている。この超音波診断装置
は、大別して、装置本体10と表示器12とで構成さ
れ、装置本体10はユーザー操作される各種のスイッチ
やトラックボールなどを備えた操作盤14を有してい
る。また、その操作盤14にはタッチスクリーンパネル
16が設けられている。
【0023】本実施形態において、タッチスクリーンパ
ネル16は操作盤14におけるやや奥側に設けられ、具
体的には、その傾斜角度を可変可能な状態においてタッ
チスクリーンパネル16が操作盤14に設けられてい
る。
【0024】このタッチスクリーンパネル16は、後に
説明するように、LCDとそれに接合されたタッチセン
サとで構成され、LCD上に表示された各種のスイッチ
を指でタッチすることにより、そのスイッチの動作を切
り換えることができる。すなわち、このタッチスクリー
ンパネル16は、本来、設定入力画像を表示し、それに
よって操作盤14の有限な領域を事実上拡張してより多
くのスイッチを配設するためのものであるが、本実施形
態においては、そのタッチスクリーンパネル16に超音
波画像を表示することが可能である。
【0025】図2には、図1に示した超音波診断装置の
全体構成がブロック図として示されている。
【0026】プローブ22は、超音波の送受波を行う超
音波探触子であり、そのプローブ22内には複数の振動
素子からなるアレイ振動子が設けられている。そのアレ
イ振動子によって超音波ビームが形成され、その超音波
ビームを電子走査することによって走査面が形成され
る。その走査面上において取り込まれるエコーデータに
基づいて後に説明するBモード画像などの超音波画像が
形成される。送信部24はいわゆる送信ビームフォーマ
ーとして機能し、アレイ振動子を構成する複数の振動素
子に対して送信信号を供給する回路である。受信部26
はいわゆる受信ビームフォーマーとして機能し、複数の
振動素子から出力される複数の受信信号に対して整相加
算処理を実行し、その整相加算後の受信信号を出力して
いる。
【0027】これらの送信部24及び受信部26は後に
説明するコントローラ34によって制御されている。こ
のコントローラ34には操作盤14上に設けられる各種
のスイッチなどによって構成される入力部40が接続さ
れている。
【0028】画像形成部28は、受信部26から出力さ
れる受信信号に基づいてBモード画像、Mモード画像、
Dモード画像、二次元血流画像(カラードプラ画像)な
どの各種の超音波画像を形成するモジュールである。こ
のように形成された画像データは第1表示処理部30に
出力されると共に、本実施形態においては、その画像デ
ータが第2表示処理部38にも出力されている。ここ
で、第1表示処理部30及び第2表示処理部38は主表
示器12及びタッチスクリーンパネル16上に表示する
画像を形成処理するたの回路であり、各種の画像合成機
能を有している。ちなみに、画像形成部28内にデジタ
ルスキャンコンバータ(DSC)を含めるようにしても
よいし、そのDSCを各表示処理部30,38内に設け
るようにしてもよい。ここで、DSCは例えば座標変換
機能、データ補間機能などを有するものである。
【0029】第1表示処理部30によって形成された表
示画像のデータは主表示器12に出力され、その主表示
器12に超音波画像などが表示される。
【0030】グラフィック生成部36は超音波画像と共
に表示するテキストデータや他のデータを生成する機能
を有しており、そのようなデータが第1表示処理部30
に入力されると、第1表示処理部30は超音波画像とそ
れらの画像データとを合成し、合成画像を主表示器12
に表示させる。これは従来装置と同様である。一方、第
2表示処理部38には、画像形成部28から出力された
超音波画像の画像データが入力されており、また上述し
たグラフィック生成部36からグラフィックを表すデー
タが入力されている。第2表示処理部38は超音波画像
とそれらのグラフィックなどのデータとを合成し、その
合成画像のデータをタッチスクリーンパネル16に出力
している。ここで、タッチスクリーンパネル16は本実
施形態において補助表示器としてのLCD(液晶表示
器)18と、そのLCD18に一体的に重合されたタッ
チセンサ20とによって構成されている。すなわち、タ
ッチスクリーンパネル16上に表示された画像を利用し
て入力操作を行うことができる。その入力情報はコント
ローラ34に出力されている。コントローラ34は本装
置の全体動作を制御しており、特に第1表示処理部30
及び第2表示処理部38における表示処理について制御
している。その表示処理の制御に当たっては入力部40
及びタッチセンサ20から出力される信号が参照され
る。
【0031】図2に示されるように、本実施形態におい
ては、第1表示処理部30及び第2表示処理部38から
出力される画像データを印刷部50及び記録部52に出
力し得るように構成されている。すなわち、後述するよ
うに、主表示器12に表示される画像とタッチスクリー
ンパネル16に表示される画像とを相互に関連付けて印
刷したりあるいは記録したりすることが可能である。そ
の場合において、例えば印刷に当たっては、2つの画像
を互いに並べて印刷するようにしてもよいし、あるいは
隣接するページにそれらの画像を印刷するようにしても
よい。また、画像の記録に当たっては、少なくとも2つ
の画像データが相互に関連付けられるようにファイル管
理あるいはデータリンクなどを形成するのが望ましい。
かかる構成によれば、一方の画像を参照する際にそれに
関連付けられた他方の画像を特定することが可能とな
る。
【0032】ちなみに、記録部52がVTR装置として
構成される場合には、記録部52は再生部としても機能
し、記録されかつ相互に関連づけられた2つの画像を各
表示器に表示させることも可能である。
【0033】上述したように、本実施形態においては、
タッチスクリーンパネルが設定入力のためだけに利用さ
れるのではなく、そのような設定入力を行わない期間に
おいては、あるいは明示的なユーザーの指令があった場
合には、タッチスクリーンパネル16に補助的に超音波
画像を表示させることができる。この場合においては、
必要に応じて主表示器12に表示されている超音波画像
と同じ超音波画像をタッチスクリーンパネル16に表示
させるようにしてもよいし、また、主表示器12に表示
されている超音波画像に関連する他の超音波画像をタッ
チスクリーンパネル16に表示させるようにしてもよ
い。以下に具体例について説明する。
【0034】図3〜図7において、各図における(A)
には主表示器12に表示される画像が示されており、
(B)には補助表示器としてのタッチスクリーンパネル
16に表示される画像が示されている。
【0035】まず、図3には、計測条件の設定などを行
う場合などに表示される表示例が示されており、この図
3に示す例では、二画面表示モードが選択された場合に
おいて、主表示器12にはBモード画像100とそれに
並んでMモード画像102が表示される。ここで、従来
装置同様に、Bモード画像100上においてカーソルラ
インなどを表示させ、それをトラックボールなどを利用
して移動させることにより、Mモード画像102を形成
させる特定の方位をユーザー選択できる。そして、当該
特定の方位上におけるエコーデータに基づいてMモード
画像102が形成される。また、そのような各超音波画
像において、例えば距離計測を行う場合には、マーカー
106などを1又は複数表示させ、それらを利用して距
離の計測を行うことができる。例えばその距離計測にお
いて表示されるマーカー間のラインが符号108によっ
て表されている。一方、そのような二画面表示におい
て、タッチスクリーンパネル16には、必要に応じて計
測を行う際に必要な各種の設定条件を表した設定入力画
像104が表示される。この設定入力画像104にはこ
の例において複数の操作ボタン110が表示され、その
いずれかのボタン110にタッチすることによって、当
該ボタン110に対応付けられた機能を実行させること
ができる。このような図3に示す例によると、補助表示
器としてのタッチスクリーンパネル16は単に設定入力
画像を表示するための表示器としてしか機能せず、一方
において、主表示器12においては二画面表示によって
各画像の観察上支障が生じる。
【0036】そこで、例えば図4に示すように、主表示
器12には、Bモード画像112のみを表示し、一方、
(B)に示すようにタッチスクリーンパネル16にはM
モード画像114を表示するのが望ましい。このような
二画面表示を2つの表示器を利用して実行することによ
り、それぞれの超音波画像の観察をより詳細に行うこと
ができ、ひいては超音波診断精度を向上できるという利
点がある。ちなみに、この図4に示す例では、Bモード
画像112上に所定操作によってMモードの方位を特定
するライン115が表示され、このラインはトラックボ
ールの操作によって電子走査方向に移動させることがで
き、このようなライン115によって特定された方位に
ついてMモード画像114が形成されることになる。す
なわち、Bモード画像112とMモード画像114はそ
れぞれ密接関連する2つの画像であり、それらの関連性
を維持しながら、複数の表示器に表示させることにより
上記のような各種の利点を発揮させることができる。
【0037】図5に示す例では、主表示器12にMモー
ド画像が表示され、一方、補助表示器であるタッチスク
リーンパネル16にはBモード画像118が表示され
る。Bモード画像118上にライン119を登場させ、
そのラインを指先操作によって移動させることができる
ように構成すれば、Mモード画像を形成する方位の設定
をBモード画像上において直接的に行うことができ、設
定をより簡便かつ適切に行えるという利点がある。ちな
みに、かかる構成を採用する場合には、第2表示処理部
によって、ライン119を表示させる処理が実行され、
またコントローラ34は設定されたラインの方位におい
てMモードの送受波が実行されるように送信部24及び
受信部26を制御する。次に、図6に示す例では、主表
示器12にBモード画像120が表示され、一方、補助
表示器であるタッチスクリーンパネル16にもBモード
画像122が表示される。この場合において、タッチス
クリーンパネル16上において、すなわちBモード画像
122上において計測を実行させることが可能であり、
具体的には例えば図示されるように2つのマーカー13
0,132を登場させてそれを指先などを利用して移動
させ、決定された2つの座標間に自動的にライン134
を表示させ、そのライン134の距離を自動演算させる
ようにしてもよい。その距離の演算結果は例えばテキス
トデータとして表示画面内に表示される。それが符号1
36によって示されている。このような処理を行う場合
においてもコントローラ34及び第2表示処理部などの
各構成が上記の手法を実現するように各種の制御及び処
理を実行する。ちなみに、この図6に示す例によれば、
重複してBモード画像を表示させることができ、その一
方の画像を計測用の画像として利用し、診断自体は極め
て分解能のよいBモード画像を確保することができる。
すなわち、そのような診断用のBモード画像はマーカー
などが表示されない画像であり、これによれば背景であ
るBモード画像が部分的に隠蔽されてしまうという問題
を防止することができる。
【0038】図7に示す例では、主表示器12に所定の
フリーズ操作によって固定されたBモード画像124が
表示され、一方、タッチスクリーンパネル16上には動
画像としてのBモード画像126が表示される。すなわ
ち、動画像としてのBモード画像126を観察している
最中において、フリーズスイッチ138を操作すれば、
そのタイミングでBモード画像がフリーズされ、そのフ
リーズされたBモード画像が主表示器12に表示され
る。この場合において、動画像としてのBモード画像1
26はそのまま表示させるようにしてもよい。かかる構
成によれば、動画像の観察を行いながらBモード画像の
フリーズを行うことができ、しかも動画像自体はそのま
ま表示させることができるので、臓器の詳細観察と臓器
の動きの観察とを同時に行えるという利点がある。
【0039】上記の各具体例では、Bモード画像及びM
モード画像について説明したが、もちろん他の超音波画
像において上記のような各種の表示方式を適用すること
が可能である。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
補助表示器の機能をより高めることができる。また、複
数の画像を同時表示する場合に画像のサイズを拡大する
ことができる。さらに、超音波画像を利用してユーザー
入力操作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る超音波診断装置の概略的な斜視
図である。
【図2】 図1に示す超音波診断装置の全体構成を示す
ブロック図である。
【図3】 二画面表示と設定入力画像表示とを示す図で
ある。
【図4】 Bモード画像とMモード画像の表示を示す図
である。
【図5】 Mモード画像とBモード画像の表示を示す図
である。
【図6】 Bモード画像と計測用のBモード画像とを示
す図である。
【図7】 フリーズされたBモード画像と動画像として
のBモード画像を示す図である。
【符号の説明】
10 装置本体、12 主表示器、14 操作盤、16
タッチスクリーンパネル、18 LCD(補助表示
器)、20 タッチセンサ、30 第1表示処理部、3
4 コントローラ、36 グラフィック生成部、38
第2表示処理部。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主表示器と、 補助表示器及びタッチセンサからなるタッチスクリーン
    パネルを備え、ユーザーによって操作される操作盤と、 を含む超音波診断装置において、 前記主表示器に第1超音波画像を表示させる第1表示処
    理部と、 前記補助表示器に前記第1超音波画像と同一又は異なる
    第2超音波画像を表示させる第2表示処理部と、 を含み、 前記操作盤上に前記第2超音波画像を表示し得ることを
    特徴とする超音波診断装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の装置において、 前記第2表示処理部は、前記補助表示器に前記第2超音
    波画像又は設定入力画像を選択的に表示することを特徴
    とする超音波診断装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の装置において、 前記第2超音波画像上におけるユーザー入力操作に応じ
    て計測制御を実行する制御部を含むことを特徴とする超
    音波診断装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の装置において、 前記第2表示処理部は、前記第2超音波画像上にユーザ
    ー入力操作に連動して移動するマーカーを表示し、 前記マーカーの座標に応じて計測制御を実行する制御部
    が設けられたことを特徴とする超音波診断装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の装置において、 前記第1超音波画像及び前記第2超音波画像の内の一方
    は動画像であり、前記第1超音波画像及び前記第2超音
    波画像の内の他方は静止画像であることを特徴とする超
    音波診断装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の装置において、 前記第1超音波画像及び前記第2超音波画像の両方とも
    静止画像であることを特徴とする超音波診断装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の装置において、 前記第1超音波画像及び前記第2超音波画像の両方とも
    動画像であることを特徴とする超音波診断装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の装置において、 前記第1超音波画像及び前記第2超音波画像を相互に関
    連付けて記録する記録手段を含むことを特徴とする超音
    波診断装置。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の装置において、 前記第1超音波画像及び前記第2超音波画像を相互に関
    連付けて印刷する印刷手段を含むことを特徴とする超音
    波診断装置。
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