JP3004752B2 - 超音波画像診断装置およびその駆動方法 - Google Patents
超音波画像診断装置およびその駆動方法Info
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- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波画像診断の分
野、特に複数の変換器を適合利用できる超音波画像診断
装置に関する。
野、特に複数の変換器を適合利用できる超音波画像診断
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】各種
超音波画像診断装置は公知であり、表面下の細部を走査
し調査するために極めて有効である。これらの装置は、
手術または侵襲を行うことなく患者の体内の即時画像診
断を可能にすることから、医療診断において特に有用で
ある。現在の超音波画像診断装置は、通常、各種の異な
る超音波変換器が利用できるようになっている。これら
の変換器は、実際に、超音波信号を送り、検査される体
内からの反響を受信する。変換器を変えることにより、
異なる用途に対してより良好に適応できる。例えば、透
過深度、解像度、コントラストなどを変換器ごとに著し
く変えることができる。従来の超音波画像診断装置で
は、変換器の種類は、変換器ポートから変換器をはず
し、同じポートに別の変換器を接続することにより変更
される。この構成は、不便である上、複数の異なる変換
器を用いなければならない検査では妨げの原因になる。
超音波画像診断装置は公知であり、表面下の細部を走査
し調査するために極めて有効である。これらの装置は、
手術または侵襲を行うことなく患者の体内の即時画像診
断を可能にすることから、医療診断において特に有用で
ある。現在の超音波画像診断装置は、通常、各種の異な
る超音波変換器が利用できるようになっている。これら
の変換器は、実際に、超音波信号を送り、検査される体
内からの反響を受信する。変換器を変えることにより、
異なる用途に対してより良好に適応できる。例えば、透
過深度、解像度、コントラストなどを変換器ごとに著し
く変えることができる。従来の超音波画像診断装置で
は、変換器の種類は、変換器ポートから変換器をはず
し、同じポートに別の変換器を接続することにより変更
される。この構成は、不便である上、複数の異なる変換
器を用いなければならない検査では妨げの原因になる。
【０００３】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
回避するものである。
回避するものである。
【０００４】本発明による超音波診断装置は、各々が複
数の属性を有する複数の超音波変換器のどれか１つにそ
れぞれ接続可能な多数のポートと、前記複数の超音波変
換器の各々の属性および調整可能な動作パラメータを記
憶する記憶装置と、表示装置と、コマンドを入力するた
めのコマンド入力装置と、前記多数のポートの各ポート
に接続された超音波変換器を識別し、この識別された超
音波変換器の属性を前記記憶装置に記憶されている属性
に基づいて判定し、前記多数のポートのうちの１ポート
に接続された超音波変換器を使用のために選択して前記
表示装置に表示させ、かつ前記選択された超音波変換器
の調整可能な動作パラメータを判定し、この判定された
調整可能な動作パラメータを前記表示装置に表示させ、
前記コマンド入力装置を介して入力されたコマンドに応
じて前記選択された超音波変換器の調整可能な動作パラ
メータを調整して、この調整された動作パラメータを前
記表示装置に表示させ、更に前記調整された動作パラメ
ータに従って、前記選択された超音波変換器を駆動する
制御装置と、を備えている。
数の属性を有する複数の超音波変換器のどれか１つにそ
れぞれ接続可能な多数のポートと、前記複数の超音波変
換器の各々の属性および調整可能な動作パラメータを記
憶する記憶装置と、表示装置と、コマンドを入力するた
めのコマンド入力装置と、前記多数のポートの各ポート
に接続された超音波変換器を識別し、この識別された超
音波変換器の属性を前記記憶装置に記憶されている属性
に基づいて判定し、前記多数のポートのうちの１ポート
に接続された超音波変換器を使用のために選択して前記
表示装置に表示させ、かつ前記選択された超音波変換器
の調整可能な動作パラメータを判定し、この判定された
調整可能な動作パラメータを前記表示装置に表示させ、
前記コマンド入力装置を介して入力されたコマンドに応
じて前記選択された超音波変換器の調整可能な動作パラ
メータを調整して、この調整された動作パラメータを前
記表示装置に表示させ、更に前記調整された動作パラメ
ータに従って、前記選択された超音波変換器を駆動する
制御装置と、を備えている。
【０００５】また本発明による超音波診断装置の駆動方
法は、それぞれが、超音波画像診断装置の多数のポート
の１以上を通じて装置に接続可能であり、多数の属性を
有する、多数の交換可能な超音波変換器を利用できる超
音波画像診断装置を駆動させる方法において、超音波画
像診断装置のポートに接続された変換器の属性を判定す
るステップと、属性が判定された変換器の属性を表示す
るステップと、多数のポートのうちの１ポートに接続さ
れた変換器を使用のために選択するステップと、いずれ
の変換器が選択されたかの指示を表示するステップと、
選択された変換器を駆動するステップと、を備え、前記
属性を判定するステップが、前記超音波画像診断装置の
ポートに接続された変換器の識別を判断するステップ
と、変換器の識別によって各識別された変換器の属性を
得るために変換器の属性を記憶装置に問い合わせるステ
ップとを備え、各変換器は調整可能な動作パラメータに
従って駆動可能であり、また、選択された変換器を駆動
するステップが、選択された変換器のその調整可能動作
パラメータを判定するステップと、その調整可能動作パ
ラメータを表示するステップと、キーボードでコマンド
を入力することによってその動作パラメータを調整する
ステップと、入力された調整値を表示するステップと、
入力された調整値に従って選択された変換器を駆動する
ステップと、を備えている。
法は、それぞれが、超音波画像診断装置の多数のポート
の１以上を通じて装置に接続可能であり、多数の属性を
有する、多数の交換可能な超音波変換器を利用できる超
音波画像診断装置を駆動させる方法において、超音波画
像診断装置のポートに接続された変換器の属性を判定す
るステップと、属性が判定された変換器の属性を表示す
るステップと、多数のポートのうちの１ポートに接続さ
れた変換器を使用のために選択するステップと、いずれ
の変換器が選択されたかの指示を表示するステップと、
選択された変換器を駆動するステップと、を備え、前記
属性を判定するステップが、前記超音波画像診断装置の
ポートに接続された変換器の識別を判断するステップ
と、変換器の識別によって各識別された変換器の属性を
得るために変換器の属性を記憶装置に問い合わせるステ
ップとを備え、各変換器は調整可能な動作パラメータに
従って駆動可能であり、また、選択された変換器を駆動
するステップが、選択された変換器のその調整可能動作
パラメータを判定するステップと、その調整可能動作パ
ラメータを表示するステップと、キーボードでコマンド
を入力することによってその動作パラメータを調整する
ステップと、入力された調整値を表示するステップと、
入力された調整値に従って選択された変換器を駆動する
ステップと、を備えている。
【０００６】
【実施例】図１は本発明に従った超音波画像診断装置１
０を示す。装置は、データ入力のためのキーボード１
２、操作員との通信および装置により受信された画像の
表示のための表示装置１４を有する。キーボードの各側
に、変換器１８を保持するためのトレー１６がある。変
換器はコード２２によって入力ブロック２４に接続され
た頭部２０を有している。入力ブロックは装置本体の下
部パネルのポート２６に結合する。装置は４程度の多数
の異なる変換器が利用できることが好ましいが、必ずし
も一度に４の変換器が取り付けられている必要はない。
図１では、ポート１、ポート２およびポート４に、３個
の変換器だけが取り付けられている。
０を示す。装置は、データ入力のためのキーボード１
２、操作員との通信および装置により受信された画像の
表示のための表示装置１４を有する。キーボードの各側
に、変換器１８を保持するためのトレー１６がある。変
換器はコード２２によって入力ブロック２４に接続され
た頭部２０を有している。入力ブロックは装置本体の下
部パネルのポート２６に結合する。装置は４程度の多数
の異なる変換器が利用できることが好ましいが、必ずし
も一度に４の変換器が取り付けられている必要はない。
図１では、ポート１、ポート２およびポート４に、３個
の変換器だけが取り付けられている。
【０００７】超音波画像診断装置の操作は、初めに、使
用する変換器を選択し、次にこの選択を希望の性能パラ
メータ（残光、エッジエンハンスメント、圧縮、出力、
画像幅など）とともにキーボードで入力し、その後、検
査する人体に変換器を当てる。変換器は高周波数の音波
を発し、音波は検査される人体表面を透過し、反射して
変換器に戻り、変換器により検出される。検出された音
波はその後、画像に変換される。その開示が本明細書の
参照によって完全に一体をなす、１９８９年９月２９日
出願の特許出願番号第０７／４１５，４０４号に説明さ
れた装置を画像の生成および処理に使用することが現在
好ましい。しかし、超音波画像診断は、公知の方法およ
び装置によって実施できる。希望の画像を得るために変
換器を保持するための技術も当業において公知である。
装置１０は、線形配列および曲線形配列を含む、各種の
変換器配列構成を持つ変換器を利用できる。
用する変換器を選択し、次にこの選択を希望の性能パラ
メータ（残光、エッジエンハンスメント、圧縮、出力、
画像幅など）とともにキーボードで入力し、その後、検
査する人体に変換器を当てる。変換器は高周波数の音波
を発し、音波は検査される人体表面を透過し、反射して
変換器に戻り、変換器により検出される。検出された音
波はその後、画像に変換される。その開示が本明細書の
参照によって完全に一体をなす、１９８９年９月２９日
出願の特許出願番号第０７／４１５，４０４号に説明さ
れた装置を画像の生成および処理に使用することが現在
好ましい。しかし、超音波画像診断は、公知の方法およ
び装置によって実施できる。希望の画像を得るために変
換器を保持するための技術も当業において公知である。
装置１０は、線形配列および曲線形配列を含む、各種の
変換器配列構成を持つ変換器を利用できる。
【０００８】図２は、装置１０の作業部分の一部のブロ
ック図である。図１に示したように、４個のポート２６
−１〜２６−４のうちの３個に接続された３個の変換器
１８−１，１８−２および１８−４がある。これらのポ
ートは、共用バス２８および処理装置３０に接続する共
用交換網２７に接続している。処理装置は、キーボード
１２から命令を受信し、情報を表示装置１４に転送し、
表示装置での情報は処理装置によって読取ることができ
る。処理装置はまた、記憶装置３２へもアクセスする。
バス、処理装置、表示装置、キーボードおよび記憶装置
はすべて、制御装置の一部であり、制御装置は変換器の
駆動を担当しており、図１に示した装置１０の本体ケー
スに収納されている。交換網２７は、記憶装置および表
示装置と同様に、処理装置３０によって制御される。バ
スは、処理装置とポートとの間で信号を搬送するほか、
処理装置から交換網に制御信号を搬送する。交換網は、
いずれのポートが処理装置に接続されているかを制御す
る一群のスイッチまたはリレーを有している。
ック図である。図１に示したように、４個のポート２６
−１〜２６−４のうちの３個に接続された３個の変換器
１８−１，１８−２および１８−４がある。これらのポ
ートは、共用バス２８および処理装置３０に接続する共
用交換網２７に接続している。処理装置は、キーボード
１２から命令を受信し、情報を表示装置１４に転送し、
表示装置での情報は処理装置によって読取ることができ
る。処理装置はまた、記憶装置３２へもアクセスする。
バス、処理装置、表示装置、キーボードおよび記憶装置
はすべて、制御装置の一部であり、制御装置は変換器の
駆動を担当しており、図１に示した装置１０の本体ケー
スに収納されている。交換網２７は、記憶装置および表
示装置と同様に、処理装置３０によって制御される。バ
スは、処理装置とポートとの間で信号を搬送するほか、
処理装置から交換網に制御信号を搬送する。交換網は、
いずれのポートが処理装置に接続されているかを制御す
る一群のスイッチまたはリレーを有している。
【０００９】特許出願番号第０７／４１５，４０４号の
図１は本発明が一体になる超音波画像診断装置のブロッ
ク図を示す。同明細書の開示は参照によって本明細書と
完全に一体をなす。同図によれば、本明細書の処理装置
３０および記憶装置３２は主システム処理装置３５の一
部、本明細書のバス２７はバス１４の一部、本明細書の
キーボード１２は制御盤３９の一部であり、さらに、本
明細書の表示装置１４は走査変換装置３６およびＣＲＴ
端末３８に相当する。本発明に従って選択された変換器
の動作において、選択された変換器により受信された反
響は、対応するポート、交換網２７、バス２８からエコ
ー処理回路３４によって結合され、そこで信号は表示装
置１４を動作するために形成される。好ましくは、回路
３４は上記参照明細書の図１に開示された回路である。
本発明に関して、本明細書の図３の画像を形成するため
に処理３０および記憶装置３２によって生成された信号
は、参照明細書の走査変換装置３６に供給され、ＣＲＴ
端末３８の画面に表示される。
図１は本発明が一体になる超音波画像診断装置のブロッ
ク図を示す。同明細書の開示は参照によって本明細書と
完全に一体をなす。同図によれば、本明細書の処理装置
３０および記憶装置３２は主システム処理装置３５の一
部、本明細書のバス２７はバス１４の一部、本明細書の
キーボード１２は制御盤３９の一部であり、さらに、本
明細書の表示装置１４は走査変換装置３６およびＣＲＴ
端末３８に相当する。本発明に従って選択された変換器
の動作において、選択された変換器により受信された反
響は、対応するポート、交換網２７、バス２８からエコ
ー処理回路３４によって結合され、そこで信号は表示装
置１４を動作するために形成される。好ましくは、回路
３４は上記参照明細書の図１に開示された回路である。
本発明に関して、本明細書の図３の画像を形成するため
に処理３０および記憶装置３２によって生成された信号
は、参照明細書の走査変換装置３６に供給され、ＣＲＴ
端末３８の画面に表示される。
【００１０】操作員が検査を開始しようとする場合、初
めに、使用する変換器を選択しなければならない。最初
に、操作員はキーボードに変換器選択開始コマンドを入
力する。これは、処理装置に対して、各ポート２６−１
〜２６−４について、変換器がそのポートに接続されて
いるかどうか、接続されている場合にその属性はどのよ
うなものであるかを判断するためにポーリングを行うよ
うに命令する。各変換器はポートへの多ピン電気結合具
を使用していることが好ましい。各変換器入力ブロック
２４のピンのうちの３または４のピンの極性は、識別番
号を形成するために配線規定される。各ポートにポーリ
ングを行うために、処理装置は交換網２７を一度に一つ
のポートと接続するように動作させる。各ポートで、処
理装置は識別されたピンで配線規定された識別番号を検
出する。その後、各識別番号は記憶装置３２の参照用テ
ーブルと比較される。この参照用テーブルは、変換器の
属性のほか、調整可能な変換器動作パラメータおよび変
換器の駆動方法に関する命令も含む。記憶装置３２は、
好ましくは、変換器識別番号および変換器特性が更新で
きるように、ハードディスクドライブその他の再書込み
可能媒体である。各ポートへのポーリングおよび各ポー
トの識別番号と参照用テーブルの値との比較の後、処理
装置は表示装置に図３に示すようなウィンドウを生成す
る。
めに、使用する変換器を選択しなければならない。最初
に、操作員はキーボードに変換器選択開始コマンドを入
力する。これは、処理装置に対して、各ポート２６−１
〜２６−４について、変換器がそのポートに接続されて
いるかどうか、接続されている場合にその属性はどのよ
うなものであるかを判断するためにポーリングを行うよ
うに命令する。各変換器はポートへの多ピン電気結合具
を使用していることが好ましい。各変換器入力ブロック
２４のピンのうちの３または４のピンの極性は、識別番
号を形成するために配線規定される。各ポートにポーリ
ングを行うために、処理装置は交換網２７を一度に一つ
のポートと接続するように動作させる。各ポートで、処
理装置は識別されたピンで配線規定された識別番号を検
出する。その後、各識別番号は記憶装置３２の参照用テ
ーブルと比較される。この参照用テーブルは、変換器の
属性のほか、調整可能な変換器動作パラメータおよび変
換器の駆動方法に関する命令も含む。記憶装置３２は、
好ましくは、変換器識別番号および変換器特性が更新で
きるように、ハードディスクドライブその他の再書込み
可能媒体である。各ポートへのポーリングおよび各ポー
トの識別番号と参照用テーブルの値との比較の後、処理
装置は表示装置に図３に示すようなウィンドウを生成す
る。
【００１１】図３において、ウィンドウ３６は、好まし
くは、表示画面上にすでに示されている表示に重ね合わ
されて提示され、４の個別のボックス３８−１，３８−
２，３８−３および３８−４を表示する。各ボックス
は、ボックス内のポートの一つに対応している。各ポー
トに取り付けられた変換器の属性が表示される。第１の
ボックス３８−１は、ポート１に取り付けられた変換器
の３の属性を表示している。すなわち、第１が７．５
ＭＨｚの動作周波数を有していること、第２が曲線形配
列（ＣＬＡ）であること、第３が小部分の検査に特に適
していること（ＳＰ）である。第２のボックス３８−２
は、そのポートの変換器が動作周波数３．５ ＭＨｚ、
８５ ｍｍ変換器、曲線形配列（ＣＬＡ）であることを
示している。第３のボックス３８−３は、そのポートの
変換器が５．０ ＭＨｚで動作し、６０ ｍｍのＣＬＡ
変換器を有していることを示している。第４のボックス
は、その第４のポートに変換器が取り付けられていない
ことを意味する“ＮＯ ＸＤＣＲ”を表示している。様
々な別の属性を表示させるために選択することができ
る。例えば、長焦点にはＬＦ、末梢血管用線形配列の場
合ＰＶＬＡといったようにである。操作員が適切な変換
器を選択するのを助けるために、ボックスに性能パラメ
ータや型式番号を表示させることもできる。
くは、表示画面上にすでに示されている表示に重ね合わ
されて提示され、４の個別のボックス３８−１，３８−
２，３８−３および３８−４を表示する。各ボックス
は、ボックス内のポートの一つに対応している。各ポー
トに取り付けられた変換器の属性が表示される。第１の
ボックス３８−１は、ポート１に取り付けられた変換器
の３の属性を表示している。すなわち、第１が７．５
ＭＨｚの動作周波数を有していること、第２が曲線形配
列（ＣＬＡ）であること、第３が小部分の検査に特に適
していること（ＳＰ）である。第２のボックス３８−２
は、そのポートの変換器が動作周波数３．５ ＭＨｚ、
８５ ｍｍ変換器、曲線形配列（ＣＬＡ）であることを
示している。第３のボックス３８−３は、そのポートの
変換器が５．０ ＭＨｚで動作し、６０ ｍｍのＣＬＡ
変換器を有していることを示している。第４のボックス
は、その第４のポートに変換器が取り付けられていない
ことを意味する“ＮＯ ＸＤＣＲ”を表示している。様
々な別の属性を表示させるために選択することができ
る。例えば、長焦点にはＬＦ、末梢血管用線形配列の場
合ＰＶＬＡといったようにである。操作員が適切な変換
器を選択するのを助けるために、ボックスに性能パラメ
ータや型式番号を表示させることもできる。
【００１２】開始コマンドが受信され、ポーリングが完
了した後、処理装置は図３に示したウィンドウを提示す
る。次に、操作員はいずれの変換器を使用するかを選択
しなければならない。図３では、第３のボックスが強調
表示されている。これは、５．０ ＭＨｚのＣＬＡ変換
器を持つ第３のポートが選択されていることを示してい
る。第３のボックスに関する指示は、カーソル、下線、
点滅、有色信号など、任意の形式をとることができる。
第３の変換器の選択は、様々な方法で変更できる。図１
のキーボードは便利なトラックボール４０を有してい
る。変換器の選択はこのトラックボールを回転させるこ
とにより変更できる。トラックボールを右に回転させる
と強調表示子は右へ、左に回転させると強調表示子は左
へ移動する。希望の変換器が強調表示された時に、キー
ボードの選択キーを押すとその選択が確定する。例え
ば、図３の画面に始まって、操作員が第１の７．５ Ｍ
Ｈｚのポートに接続された変換器を使用したい場合、ト
ラックボールを左に回転させて第１のボックスを強調表
示させることになる。その後、選択キーを押し、トレー
から変換器をはずし、検査を開始する。
了した後、処理装置は図３に示したウィンドウを提示す
る。次に、操作員はいずれの変換器を使用するかを選択
しなければならない。図３では、第３のボックスが強調
表示されている。これは、５．０ ＭＨｚのＣＬＡ変換
器を持つ第３のポートが選択されていることを示してい
る。第３のボックスに関する指示は、カーソル、下線、
点滅、有色信号など、任意の形式をとることができる。
第３の変換器の選択は、様々な方法で変更できる。図１
のキーボードは便利なトラックボール４０を有してい
る。変換器の選択はこのトラックボールを回転させるこ
とにより変更できる。トラックボールを右に回転させる
と強調表示子は右へ、左に回転させると強調表示子は左
へ移動する。希望の変換器が強調表示された時に、キー
ボードの選択キーを押すとその選択が確定する。例え
ば、図３の画面に始まって、操作員が第１の７．５ Ｍ
Ｈｚのポートに接続された変換器を使用したい場合、ト
ラックボールを左に回転させて第１のボックスを強調表
示させることになる。その後、選択キーを押し、トレー
から変換器をはずし、検査を開始する。
【００１３】または、選択コマンドは矢印カーソルキー
によって入力することもできる。図３に示す画面によれ
ば、操作員は、左向き矢印キーを２回押すことにより第
１のボックスを強調表示させることができ、その後、選
択キーを押せばよい。他の公知のキーボード操作技法も
利用できる。上述の２の方法はその速度および容易さに
よって好ましい。変換器が選択されると、超音波画像診
断装置は、新たな選択が行われるまで、その変換器を従
来通りに、または、特許出願番号第０７／４１５，４８
４号に説明されたように駆動させる。変換器が選択され
た後、操作員はキーボードにデータ収集コマンドをキー
入力し、エコー処理回路３４は上記参照明細書に説明さ
れたように動作可能になる。
によって入力することもできる。図３に示す画面によれ
ば、操作員は、左向き矢印キーを２回押すことにより第
１のボックスを強調表示させることができ、その後、選
択キーを押せばよい。他の公知のキーボード操作技法も
利用できる。上述の２の方法はその速度および容易さに
よって好ましい。変換器が選択されると、超音波画像診
断装置は、新たな選択が行われるまで、その変換器を従
来通りに、または、特許出願番号第０７／４１５，４８
４号に説明されたように駆動させる。変換器が選択され
た後、操作員はキーボードにデータ収集コマンドをキー
入力し、エコー処理回路３４は上記参照明細書に説明さ
れたように動作可能になる。
【００１４】本発明は、ほとんどの超音波画像診断装置
によって要求されているような、単一のポートに希望の
変換器を絶えずはずしたり取り付けたりすることを不要
にする。さらに、ほとんどの複数ポートの超音波画像診
断装置によって要求されているように、操作員が２の異
なる変換器の特性や、各変換器がいずれのポートに接続
されているかを覚えておく必要をなくす。各変換器の重
要な属性は、変換器が選択されると画面のメニューに表
示される。本発明は、操作員が、表示されたメニューに
もとづいてキーボードにより、すべての動作パラメータ
（深度設定、残光、エッジエンハンスメント、グレース
ケール、出力、画像幅など）を選択できる超音波画像診
断装置に組み込まれることが好ましい。また、処理装置
は、選択された変換器の調整可能動作パラメータを得る
ために変換器ポートが選択された後ただちに記憶装置に
問い合わせることが好ましい。その後これらのパラメー
タは画面に表示され、さらに、操作員がキーボードによ
って調整できる。選択された調整は表示され、すべての
調整が完了したら、操作員は、超音波画像診断装置に選
択した動作パラメータ調整に従って選択した変換器の駆
動を開始させるコマンドを入力する。
によって要求されているような、単一のポートに希望の
変換器を絶えずはずしたり取り付けたりすることを不要
にする。さらに、ほとんどの複数ポートの超音波画像診
断装置によって要求されているように、操作員が２の異
なる変換器の特性や、各変換器がいずれのポートに接続
されているかを覚えておく必要をなくす。各変換器の重
要な属性は、変換器が選択されると画面のメニューに表
示される。本発明は、操作員が、表示されたメニューに
もとづいてキーボードにより、すべての動作パラメータ
（深度設定、残光、エッジエンハンスメント、グレース
ケール、出力、画像幅など）を選択できる超音波画像診
断装置に組み込まれることが好ましい。また、処理装置
は、選択された変換器の調整可能動作パラメータを得る
ために変換器ポートが選択された後ただちに記憶装置に
問い合わせることが好ましい。その後これらのパラメー
タは画面に表示され、さらに、操作員がキーボードによ
って調整できる。選択された調整は表示され、すべての
調整が完了したら、操作員は、超音波画像診断装置に選
択した動作パラメータ調整に従って選択した変換器の駆
動を開始させるコマンドを入力する。
【００１５】処理装置自身が各ポートに取り付けられた
変換器の識別を判定するので、取り付けられた変換器の
属性をキー入力する、または、取り付ける前に変換器の
属性を知ることさえ必要なくなる。操作員は単に、変換
器を取り付け、画面に示された属性にもとづいて最初に
使用する変換器を選択し、その動作パラメータを調整
し、検査を開始するだけである。選択時にいずれの変換
器が存在するかを判断するために各選択の前にポートは
すべてポーリングされるので、検査中、他の変換器を取
りはずし、交換することも可能である。配線規定方式の
識別ピンによって、超音波画像診断装置は、使用中、変
換器の識別を確認するために使用されているポートを定
期的にポーリングするように適応させることもできる。
これにより、操作員は、キーボードに戻ることなく、使
用中の変換器をはずし、同一のポートに別の変換器を接
続することによって変換器を切り換えられるようにな
る。数例の実施例を説明したにすぎないが、発明人は決
して本発明をそれらの特定の例に限定するものではな
い。本発明の精神および適用範囲を逸脱することなく、
多数の修正および応用が可能である。例えば、表示画面
は本発明の有用性を逸脱することなく、外観を相当に変
更することが可能である。
変換器の識別を判定するので、取り付けられた変換器の
属性をキー入力する、または、取り付ける前に変換器の
属性を知ることさえ必要なくなる。操作員は単に、変換
器を取り付け、画面に示された属性にもとづいて最初に
使用する変換器を選択し、その動作パラメータを調整
し、検査を開始するだけである。選択時にいずれの変換
器が存在するかを判断するために各選択の前にポートは
すべてポーリングされるので、検査中、他の変換器を取
りはずし、交換することも可能である。配線規定方式の
識別ピンによって、超音波画像診断装置は、使用中、変
換器の識別を確認するために使用されているポートを定
期的にポーリングするように適応させることもできる。
これにより、操作員は、キーボードに戻ることなく、使
用中の変換器をはずし、同一のポートに別の変換器を接
続することによって変換器を切り換えられるようにな
る。数例の実施例を説明したにすぎないが、発明人は決
して本発明をそれらの特定の例に限定するものではな
い。本発明の精神および適用範囲を逸脱することなく、
多数の修正および応用が可能である。例えば、表示画面
は本発明の有用性を逸脱することなく、外観を相当に変
更することが可能である。
【図１】本発明に従った超音波画像診断装置の斜視図。
【図２】本発明のいくつかの作業部分のブロック図。
【図３】本発明に従った見本表示画面。
１０ 超音波画像診断装置 １２ キーボード １４ 表示装置 １８−１〜４ 変換器 ２６−１〜４ ポート ２７ 共用交換網 ２８ バス ３０ 処理装置 ３２ 記憶装置 ３４ エコー処理回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ホセ、アンゲル、キュー、ガルツァ アメリカ合衆国アリゾナ州、テンペ、イ ー、ホール、ストリート、1413 (72)発明者 ジョージ、ダブリユ、ギルマン アメリカ合衆国アリゾナ州、テンペ、ダ ブリュ、グローブ、パークウェイ、ナン バー、1133、900 (72)発明者 デイビッド、ジェイ、トーマス アメリカ合衆国アリゾナ州、メサ、エ ヌ、バークレー、1620 (56)参考文献 特開 平２−237549（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−297348（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−300936（ＪＰ，Ａ) 実開 平２−32810（ＪＰ，Ｕ) 実開 平１−85664（ＪＰ，Ｕ)
Claims (2)
- 【請求項１】それぞれが、超音波画像診断装置の多数の
ポートの１以上を通じて装置に接続可能であり、多数の
属性を有する、多数の交換可能な超音波変換器を利用で
きる超音波画像診断装置を駆動させる方法において、 超音波画像診断装置のポートに接続された変換器の属性
を判定するステップと、 属性が判定された変換器の属性を表示するステップと、 多数のポートのうちの１ポートに接続された変換器を使
用のために選択するステップと、 いずれの変換器が選択されたかの指示を表示するステッ
プと、 選択された変換器を駆動するステップと、 を備え、 前記属性を判定するステップが、 前記超音波画像診断装置のポートに接続された変換器の
識別を判断するステップと、 変換器の識別によって各識別された変換器の属性を得る
ために変換器の属性を記憶装置に問い合わせるステップ
とを備え、 各変換器は調整可能な動作パラメータに従って駆動可能
であり、また、選択された変換器を駆動するステップ
が、 選択された変換器のその調整可能動作パラメータを判定
するステップと、 その調整可能動作パラメータを表示するステップと、 キーボードでコマンドを入力することによってその動作
パラメータを調整するステップと、 入力された調整値を表示するステップと、 入力された調整値に従って選択された変換器を駆動する
ステップと、 を備えている方法。 - 【請求項２】各々が複数の属性を有する複数の超音波変
換器のどれか１つにそれぞれ接続可能な多数のポート
と、 前記複数の超音波変換器の各々の属性および調整可能な
動作パラメータを記憶する記憶装置と、 表示装置と、 コマンドを入力するためのコマンド入力装置と、 前記多数のポートの各ポートに接続された超音波変換器
を識別し、この識別された超音波変換器の属性を前記記
憶装置に記憶されている属性に基づいて判定し、前記多
数のポートのうちの１ポートに接続された超音波変換器
を使用のために選択して前記表示装置に表示させ、かつ
前記選択された超音波変換器の調整可能な動作パラメー
タを判定し、この判定された調整可能な動作パラメータ
を前記表示装置に表示させ、前記コマンド入力装置を介
して入力されたコマンドに応じて前記選択された超音波
変換器の調整可能な動作パラメータを調整して、この調
整された動作パラメータを前記表示装置に表示させ、更
に前記調整された動作パラメータに従って、前記選択さ
れた超音波変換器を駆動する制御装置と、 を備えていることを特徴とする超音波画像診断装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/485,419 US5205175A (en) | 1990-02-27 | 1990-02-27 | Multiple transducer selector |
| US485419 | 1995-06-07 |
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|---|---|
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Family
ID=23928087
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3056070A Expired - Fee Related JP3004752B2 (ja) | 1990-02-27 | 1991-02-27 | 超音波画像診断装置およびその駆動方法 |
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|---|---|
| US (1) | US5205175A (ja) |
| EP (1) | EP0451463B1 (ja) |
| JP (1) | JP3004752B2 (ja) |
| DE (1) | DE69115326T2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US5437178A (en) * | 1992-07-06 | 1995-08-01 | Kay-Ray/Sensall, Inc. | Controller for ultrasonic sensors |
| JP3631257B2 (ja) * | 1992-08-28 | 2005-03-23 | オリンパス株式会社 | 電子内視鏡装置 |
| JPH07289553A (ja) * | 1994-04-22 | 1995-11-07 | Hitachi Medical Corp | 超音波断層装置 |
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-
1990
- 1990-02-27 US US07/485,419 patent/US5205175A/en not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-02-15 EP EP91102165A patent/EP0451463B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-02-15 DE DE69115326T patent/DE69115326T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1991-02-27 JP JP3056070A patent/JP3004752B2/ja not_active Expired - Fee Related
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