JP2001160229A - 光ヘッド装置およびその対物レンズ傾角調整方法 - Google Patents

光ヘッド装置およびその対物レンズ傾角調整方法

Info

Publication number
JP2001160229A
JP2001160229A JP34274699A JP34274699A JP2001160229A JP 2001160229 A JP2001160229 A JP 2001160229A JP 34274699 A JP34274699 A JP 34274699A JP 34274699 A JP34274699 A JP 34274699A JP 2001160229 A JP2001160229 A JP 2001160229A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
objective lens
spacer
lens
adhesive
head device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34274699A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001160229A5 (ja
Inventor
Katsushige Yanagisawa
克重 柳澤
Akira Kinoshita
暁 木下
Hideo Kurosawa
英生 黒沢
Masayuki Shinoda
昌幸 篠田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Nidec Instruments Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP34274699A priority Critical patent/JP2001160229A/ja
Publication of JP2001160229A publication Critical patent/JP2001160229A/ja
Publication of JP2001160229A5 publication Critical patent/JP2001160229A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Head (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ヘッド装置において、対物レンズの傾角調
整によりその主点が開口絞りの中心とずれてしまうこと
を防止すること。 【解決手段】 光ヘッド装置の対物レンズ5は、柔らか
い第1の接着剤12によって、開口絞り112の付いた
スペーサ11に接着固定され、このスペーサ11が硬い
第2の接着剤13によってレンズホルダ9のスペーサ摺
動接着面92に接着固定されている。スペーサ11をス
ペーサ摺動接着面92に沿って摺動させて対物レンズ5
の傾角調整を行っても、開口絞り112と対物レンズ5
の相対位置は固定されているので、それらの間にずれが
発生することはない。また、対物レンズ5はやわらかな
接着剤12によってスペーサ11に接着固定されている
ので、接着剤の硬化収縮、熱変形に起因して歪み等が発
生することもない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光記録媒体の記録再
生を行う光ヘッド装置に関し、光記録媒体上に光スポッ
トを形成するための対物レンズをレンズホルダに適切な
状態で取り付け可能な構造を備えた光ヘッド装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】CD、DVD等の光記録媒体に対して情
報の記録、再生を行うために用いる光ヘッド装置は、レ
ーザー光源からの出射光を記録媒体上に光スポットとし
て収束させるための対物レンズを備えている。対物レン
ズはレンズホルダに搭載され、レンズホルダは、記録媒
体上に形成される光スポットのフォーカシングエラー補
正およびトラッキングエラー補正のために、フォーカシ
ング方向およびトラッキング方向に移動可能とされてい
る。
【0003】ここで、対物レンズをレンズホルダに搭載
するに際しては、対物レンズの残存コマ収差を補正する
ために、レーザー光源から出射されて当該対物レンズを
通る出射光の中心光軸(システム光軸)に対して、対物
レンズの光軸を傾けるように傾角調整を行い、しかる後
に、接着剤を用いて対物レンズをレンズホルダに接着固
定している。対物レンズの傾角調整機構としては、特開
平7−272302号公報に記載されたものが知られて
いる。
【0004】この公開公報に記載されている機構では、
図3(a)に示すように、光ヘッド装置のレンズホルダ
200は、開口絞り201と、これに連続して円錐台形
状のレンズ摺動接着面202が形成されており、このレ
ンズ摺動接着面202上に、対物レンズ203の円形外
周縁204を乗せて、当該レンズ摺動接着面202に沿
って摺動させることができるように構成されている。
【0005】対物レンズ203をシステム光軸200a
に直交する方向に移動すると、対物レンズ203の円形
外周縁204の各部分におけるレンズ摺動接着面202
に対する接触位置が上下方向に変化する。この結果、対
物レンズのレンズ光軸203aのシステム光軸200a
に対する傾き(傾角)が変化する。よって、対物レンズ
203を摺動接着面202に沿って摺動させることによ
り、当該対物レンズの傾角調整を行うことができる。
【0006】傾角調整後は、対物レンズ203とレンズ
摺動接着面202の接触部分に接着剤205を塗布して
それを硬化させることで、対物レンズ203がレンズホ
ルダ200に固定される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな傾角調整機構は次のような解決すべき課題がある。
まず、対物レンズの傾角調整の結果、対物レンズの中心
(主点位置)が、レンズホルダ200に設けられている
開口絞り201の中心201a(システム光軸200a
上の点)とずれる場合がある。このような事態が発生す
ると、当該開口絞り201から対物レンズ203を介し
て光記録媒体上に形成される光スポットが適切に形成さ
れなくなってしまう。また、図3(b)に示すように、
光記録媒体206からの戻り光の一部が、中心ずれして
いる開口絞り101の内周縁部分によって遮光されてし
まうので、戻り光を精度良く検出できなくなるおそれも
ある。
【0008】次に、対物レンズをレンズホルダに接着固
定するために使用する接着剤205は、対物レンズを確
実にレンズホルダに固定できるように、また、レンズホ
ルダの共振特性が劣化しないように、硬度が高くヤング
率の高いものが一般に使用される。このように構造安定
性が高い接着剤を使用した場合には、接着剤硬化時の収
縮によって対物レンズに歪みや不要な収差が出来るおそ
れがある。また、接着剤の熱膨張、熱収縮によって同様
な弊害が発生するおそれもある。対物レンズに歪みや不
要な収差が発生すると、良好な光スポットを形成できな
くなる。
【0009】本発明の課題は、このような点に鑑みて、
対物レンズと開口絞りの間の位置ずれを伴うことなく、
対物レンズをレンズホルダに固定可能な構成を備えた光
ヘッド装置を提案することにある。
【0010】また、本発明の課題は、対物レンズと開口
絞りの間に位置ずれを伴うことなく、対物レンズの傾角
調整を行うことのできる光ヘッド装置の対物レンズの傾
角調整方法を提案することにある。
【0011】さらに、本発明の課題は、対物レンズに歪
みや不要な収差を発生させることなく、対物レンズをレ
ンズホルダに接着固定可能な構成を備えた光ヘッド装置
を提案することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、光源からの出射光を光記録媒体に収束
させる対物レンズと、この対物レンズを保持していると
共にフォーカシング方向およびトラッキング方向の少な
くとも一方に移動可能な状態で支持されているレンズホ
ルダとを有する光ヘッド装置において、前記対物レンズ
および前記レンズホルダの間に介在させたスペーサと、
前記対物レンズを前記スペーサに固定している第1の接
着剤と、前記スペーサを前記レンズホルダに固定してい
る第2の接着剤と、前記スペーサに形成した前記対物レ
ンズの開口絞りとを有することを特徴としている。
【0013】本発明の光ヘッド装置では、対物レンズは
レンズホルダに直接接着固定する代わりに、開口絞りを
備えたスペーサに接着固定されている。従って、対物レ
ンズの傾角調整は、スペーサに接着固定された状態で行
われることになり、この調整時には対物レンズと開口絞
りの位置関係は既に定まっている。よって、傾角調整に
よって対物レンズと開口絞りの間にずれが生ずることが
ない。よって、このようなずれに起因する弊害を回避で
きる。
【0014】ここで、対物レンズを正確にスペーサに接
着固定できるようにするためには、前記スペーサは、前
記対物レンズの光軸方向の位置決めおよび光軸と直交す
る方向の位置決めを行う位置決め部を備えていることが
望ましい。
【0015】また、前記レンズホルダに形成されている
対物レンズに出射光を導くための光通過孔の内径寸法
を、前記開口絞りの内径寸法よりも大きくなるように設
定して、対物レンズの傾角調整のためにスペーサを光軸
に直交する方向に移動させた場合においても開口絞りが
光通過孔内に位置するようにすることが望ましい。
【0016】次に、本発明においては、前記レンズホル
ダに形成された光軸に対して傾斜した傾斜面と、前記ス
ペーサに形成された前記傾斜面を摺動可能な摺動部とを
有し、前記傾斜面に対して前記摺動部が前記第2の接着
剤により接着固定されている構成を採用することができ
る。この構成を採用すれば、傾斜面に沿って対物レンズ
が固定されているスペーサを摺動させることにより、対
物レンズの傾角調整を行うことができる。
【0017】この場合、前記摺動部を凸曲面としておけ
ば、傾角調整時における対物レンズの摺動を円滑に行う
ことができるので好ましい。
【0018】前記スペーサの前記対物レンズを光軸と直
交する方向の位置決めを行う位置決め部の内径と、前記
対物レンズ外径の間には、実使用温度の範囲において常
に零より大きいクリアランスを保たなくてはならない。
クリアランスが無くなれば前記対物レンズは歪んでしま
う。
【0019】このため、常温における前記対物レンズの
外径をD1、前記スペーサの前記対物レンズを光軸と直
交する方法の位置決めを行う位置決め部の内径をD2、
前記対物レンズの線膨張係数をK1、前記スペーサの線
膨張係数をK2とし、前記対物レンズおよび前記スペー
サの実使用状態での最高温度、または最低温度と常温と
の差をΔTとする場合に、 D2−D1>(k1−K2)×D1×ΔT とすることで、前記対物レンズの歪みは回避できる。
【0020】次に、前記レンズホルダおよび前記スペー
サの線膨張係数を同一とすることが望ましい。このよう
にすれば、接着固定後の熱変形に起因してレンズホルダ
とスペーサの間に位置ずれが発生して傾角調整されてい
る対物レンズの傾角がずれてしまう、という弊害を回避
できる。
【0021】あるいは、前記対物レンズと前記スペーサ
の線膨張係数を同一とすることが望ましい。このように
すれば、温度変化に対して前記対物レンズと前記スペー
サの間のクリアランスが変化しないため、前記対物レン
ズの歪みが発生しにくい構造が実現できる。
【0022】あるいはまた、前記スペーサの線膨張係数
を、前記対物レンズの線膨張係数と前記レンズホルダの
線膨張係数の少なくともどちらか一方と等しし値とする
か、あるいは両者の間の値とすることで、前記スペーサ
と前記レンズホルダの温度変化による位置ずれと、前記
対物レンズの歪みの両方を低減することができる。
【0023】また、前記第2の接着剤を前記第1の接着
剤よりも硬化後の硬度が高いものとしておくことが望ま
しい。このようにすれば、対物レンズは硬化後の硬度が
低い第1の接着剤によってスペーサに接着固定されるの
で、接着剤硬化時の収縮、硬化後の接着剤の熱膨張・収
縮によって、対物レンズに歪みや不要な収差が発生する
ことを回避できる。
【0024】次に、本発明は、上記構成の光ピックアッ
プにおける対物レンズの傾角調整方法であって、前記対
物レンズを、そのレンズ光軸が前記開口絞りの中心軸と
一致するように、前記スペーサに位置決めする工程と、
この状態で前記対物レンズを前記スペーサに対して前記
第1の接着剤により固定する工程と、前記対物レンズが
固定された後の前記スペーサの前記レンズホルダに対す
る取付け位置を調整することにより、前記対物レンズの
傾角調整を行う工程と、調整後の前記スペーサを前記第
2の接着剤により前記レンズホルダに固定する工程とを
有することを特徴としている。
【0025】本発明の方法では、対物レンズを、開口絞
りが形成されているスペーサに接着固定した後に、スペ
ーサを光軸に直交する方向に移動させることにより対物
レンズの傾角調整を行っている。よって、対物レンズと
開口絞りに軸ずれが起きることを回避できる。
【0026】一方、本発明は、光源からの出射光を光記
録媒体に収束させる対物レンズと、この対物レンズを保
持していると共にフォーカシング方向およびトラッキン
グ方向の少なくとも一方に移動可能な状態で支持されて
いるレンズホルダとを有する光ヘッド装置において、前
記対物レンズおよび前記レンズホルダの間に介在させた
スペーサと、前記対物レンズを前記スペーサに固定して
いる第1の接着剤と、前記スペーサを前記レンズホルダ
に固定している第2の接着剤とを有し、前記第2の接着
剤は前記第1の接着剤よりも硬化後の硬度が高いことを
特徴としている。
【0027】この構成の光ヘッド装置では、対物レンズ
が硬度の低い第1の接着剤によってスペーサに接着され
ているので、接着剤硬化に伴う収縮や、硬化後の接着剤
の熱変形によって対物レンズに歪みや不要な収差が発生
することを回避できる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
を適用した光ヘッド装置の一例を説明する。
【0029】図1(a)、(b)は、本例の光ヘッド装
置における主要部分の平面図および断面構成図である。
これらの図を参照して説明すると、本例の光ヘッド装置
1の光学系は、レーザー光源2と、ここから出射された
レーザー光Lを立ち上げる立ち上げ用の反射ミラー3
と、立ち上げられたレーザー光を光スポットとして光記
録媒体4の記録面に収束させる対物レンズ5と、光記録
媒体4からの戻り光を出射レーザー光から分離する分離
用光学素子6と、分離された戻り光Lrを検出するため
の光検出器7から基本的に構成されている。
【0030】対物レンズ5は対物レンズ駆動装置8によ
って、フォーカシング方向Fおよび、これに直交するト
ラッキング方向Tに移動可能となっている。対物レンズ
駆動装置8は、対物レンズ5を保持しているレンズホル
ダ9と、このレンズホルダ9をフォーカシング方向およ
びトラッキング方向に移動可能に支持している支持部1
0と、レンズホルダ9をフォーカシング方向およびトラ
ッキング方向に移動させるための磁気駆動回路(図示せ
ず)から基本的に構成されている。
【0031】本例の対物レンズ駆動装置8は軸摺動回動
型のものであり、カップ状のヨーク81の中心に垂直に
立てた軸82に沿ってレンズホルダ9は軸線方向(フォ
ーカシング方向F)に往復移動可能であり、また、当該
軸82を中心とした回転方向(トラッキング方向T)に
は所定の角度範囲内で回動可能である。
【0032】図2は、レンズホルダ9における対物レン
ズ5が取り付けられている部分を取出して示す部分拡大
断面図である。この図に示すように、本例では、対物レ
ンズ5とレンズホルダ9の間にはスペーサ11が介在し
ており、対物レンズ5は第1の接着剤12によってスペ
ーサ11に接着固定され、スペーサ11は第2の接着剤
13によってレンズホルダ9に接着固定されている。
【0033】更に詳細に説明すると、レンズホルダ9に
は、立ち上げ用の反射ミラー3によって立ち上げられた
レーザー光Lを対物レンズ5に導くための円形の光通過
孔91が形成されており、この光通過孔91の上端縁に
連続して、上方に向けて広がった円錐台状テーパ面がス
ペーサ摺動接着面92として形成されている。このスペ
ーサ摺動接着面92には、第2の接着剤13を介して、
円環状のスペーサ11が接着固定されている。
【0034】円環状のスペーサ11に形成されている中
心貫通孔には、その下端面111側に小径の円形開口絞
り112が形成され、その上端面113側に大径の円形
レンズ取付け部114(レンズ位置決め部)が形成され
ている。円形レンズ取付け部114は、円形内周面11
5と、この下端に連続している円環状段面116から構
成されている。円形内周面115と開口絞り112は同
軸状態となるように精度良く形成されている。また、レ
ンズホルダ9の光通過孔91の内径寸法Bは、開口絞り
112の内径寸法Aに比べて十分に大きな寸法に設定さ
れている。
【0035】対物レンズ5は、レンズ本体51と、この
外周に一体形成された円環状のフランジ52から形成さ
れている。フランジ52の外周面53が、スペーサ側に
形成されている円形レンズ取付け部114の円形内周面
115に嵌まり込むことにより、対物レンズ5の光軸1
aに直交する方向の位置決めがなされるようになってい
る。また、フランジ52の円環状端面54がスペーサ側
に形成されている円形レンズ取付け部114の円環状端
面116に当接することにより、対物レンズ5の光軸1
a方向の位置決めがなされるようになっている。
【0036】対物レンズ5、スペーサ11、レンズホル
ダ9の材質、線膨張係数、および対物レンズ5とスペー
サ11の嵌合に関する外径・内径を図4に示す。光ヘッ
ド装置の使用温度範囲は、摂氏マイナス10度から60
度であるが、対物レンズ周辺ハアクチュエータの発熱に
より、最大で摂氏100度になる。常温からの温度上昇
は摂氏75度である。この場合に対物レンズ5の外径と
スペーサ11の内径の間のクリアランスが最小になる
が、4μm以上のクリアランスが確保されているため、
対物レンズ5は歪まない。また、スペーサ11とレンズ
ホルダ9の線膨張係数はほぼ同等の値であるため、温度
変化による両者の間のクリアランスの変化は小さく、接
着構造の破壊やずれは生じにくい。
【0037】次に、対物レンズ5をスペーサ11に接着
固定している第1の接着剤12は、図1(a)から分か
るように90度の角度間隔で4個所の位置において、対
物レンズ5のフランジ52の部分とスペーサ11の上端
面113の部分にポッティングされている。同様に、ス
ペーサ11をレンズホルダ9に接着固定している第2の
接着剤13も、図1(a)から分かるように、90度の
角度間隔で4個所の位置において、スペーサ外周面11
6の部分とスペーサ摺動接着面92の部分にポッティン
グされている。
【0038】ここで、第1の接着剤12は、その硬化後
の硬度またはヤング率が第2の接着剤13に比べて小さ
いものを使用している。具体的には、接着剤硬化時の収
縮、硬化後における熱変形によって対物レンズ5に歪み
や不要な収差が発生することのない程度の硬度あるいは
ヤング率のものを使用している。これに対して、第2の
接着剤12としては、その硬化後の硬度あるいはヤング
率が、レンズホルダ9の共振特性を損なうことない程度
に高いものを使用している。
【0039】なお、スペーサ11の素材は、レンズホル
ダ9と同一のものを使用することができる。この代わり
に、レンズホルダ9と同一、あるいは実質的に同一の線
膨張係数を備えた素材とすることができる。
【0040】このように構成されている本例の光ヘッド
装置1において、対物レンズ5を傾角調整してレンズホ
ルダ9に搭載する操作手順について説明する。まず、ス
ペーサ11のレンズ取付け部114に対物レンズ5を装
着する。この結果、対物レンズ5のフランジ外周面53
がレンズ取付け部114の内周面115に嵌まり込み、
対物レンズ5の光軸1aに直交する方向の位置決めがな
される。また、対物レンズ5のフランジ下端面54がレ
ンズ取付け部114の円環状端面116に当接して、対
物レンズ5の光軸1a方向の位置決めがなされる。これ
により、対物レンズ5の主点位置が、スペーサ11の開
口絞り112の中心に一致した状態になる。
【0041】なお、本例では、スペーサ11にレンズ取
付け部114を形成して、対物レンズ5の位置決めを行
っているが、レンズ取付け部114の内面115を省略
することも可能である。例えば、スペーサ11の上端面
を平坦な円環状端面としておき、ここに、対物レンズ5
を乗せて、適切な治具により、対物レンズ5をスペーサ
11に対して二次元的に位置決めし、その状態を保持
し、接着剤により接着固定することもできる。
【0042】次に、対物レンズ5をスペーサ11に対し
て位置決めした後は、第1の接着剤12によって、対物
レンズ5をスペーサ11の側に接着固定する。本例では
前述のように接着個所は四個所である。勿論、3個所以
内とすることも可能であり、また、5個所以上とするこ
とも可能である。接着剤としては一般に紫外線硬化型の
接着剤が使用される。
【0043】接着剤硬化後は、対物レンズ5が接着固定
された状態のスペーサ11を、レンズホルダ9のスペー
サ摺動接着面92に乗せる。そして、スペーサ11の外
周面下縁117をスペーサ摺動接着面92に沿って摺動
させることにより、対物レンズ5の傾角調整を行い、対
物レンズの残存コマ収差を補正するために対物レンズ光
軸(図示せず)をシステム光軸1aに対して傾けるよう
に設定する。
【0044】ここで、このような傾角調整時において、
スペーサ11を滑らかにスペーサ摺動接着面92に沿っ
て摺動させるためには、スペーサ外周面下縁117を、
凸曲面としておくことが望ましい。換言すると、小さな
アールを付けておくことが望ましい。
【0045】次に、傾角調整後には、第2の接着剤13
によって、スペーサ11をレンズホルダ側のスペーサ摺
動接着面92に接着固定する。この場合においても使用
する接着剤は紫外線硬化型のものが一般的に使用され
る。また、接着位置は3個所以内であってもよいし、5
個所以上であってもよい。
【0046】また、本例では図2に示すように、第2の
接着剤13を、実質的に、スペーサ外周面116とスペ
ーサ摺動接着面92の間に充填するようにしている。こ
の代わりに、スペーサ11はレンズホルダ5から部分的
に又は完全に浮いた状態とし、その間に接着剤を充填す
るようにしてもよい。
【0047】以上の手順により対物レンズ5がレンズホ
ルダ5の側に搭載される。このように本例の光ヘッド装
置1においては、直接に対物レンズ5がレンズホルダ9
に接着固定する代わりに、開口絞り112の付いたスペ
ーサ11に対物レンズ5を接着固定し、しかる後に、ス
ペーサ11をレンズホルダ5に対して傾角調整して接着
固定している。
【0048】従って、スペーサ11に対して対物レンズ
5を正確な位置に接着固定すれば、対物レンズ5の主点
と開口絞り112の中心が精度良く一致する。よって、
この後に対物レンズ5の傾角調整が行われても、対物レ
ンズ5と開口絞り112がずれることはない。
【0049】また、本例では、開口絞り112に比べ
て、レンズホルダ9の側に形成した光通過孔91を十分
に大きくしてある。したがって、スペーサ11に接着固
定された対物レンズ5の傾角調整により対物レンズ5が
光軸1aに直交する方向に移動して、開口絞り112が
光通過孔91から外れてしまうという弊害を回避でき
る。
【0050】さらに、本例では、対物レンズ5をスペー
サ11に接着固定するために用いている第1の接着剤1
2を硬化後の硬度が小さいものとしてあるので、当該接
着剤の硬化収縮、硬化後の熱変形等に起因して対物レン
ズ5に歪み等が発生することを回避できる。これに対し
て、スペーサ11をレンズホルダ9に接着固定している
第2の接着剤13の硬度は高いものとしてあるので、対
物レンズ5が接着されたスペーサ11を強固にレンズホ
ルダ9の側に固定でき、また、レンズホルダ9の共振特
性の劣化を抑制できる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光ヘッド
装置においては、対物レンズを直接にレンズホルダに接
着固定する代わりに、開口絞りが形成されているスペー
サに接着固定し、スペーサをレンズホルダに接着固定し
た構成を採用している。したがって、レンズホルダに対
してスペーサを移動することにより対物レンズの傾角調
整を行っても、対物レンズと開口絞りの位置は固定され
ているので、傾角調整により双方の位置関係にずれが生
ずることがない。よって、かかるずれに起因した弊害を
回避できる。
【0052】また、本発明では、対物レンズをスペーサ
に接着固定している第1の接着剤として、スペーサをレ
ンズホルダに接着固定している第2の接着剤に比べて硬
度が低いものを使用している。従って、接着剤の硬化収
縮、硬化後の接着剤の熱変形等に起因して対物レンズに
歪み等の弊害が発生することを回避できる。よって、対
物レンズとして、プラスチックレンズや薄いレンズを使
用することが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した光ヘッド装置の主要部分を示
す概略平面図、および概略断面図である。
【図2】図1の光ヘッド装置におけるレンズホルダに対
物レンズが取り付けられている部分を拡大して示す部分
拡大断面図である。
【図3】従来の光ヘッド装置における対物レンズの傾角
調整に伴う弊害を説明するための説明図である。
【図4】(a)は対物レンズ、スペーサ、レンズホルダ
の材質、線膨張係数、および対物レンズ5スペーサの嵌
合に関する外径・内径寸法を示す図であり、(b)は温
度に対する対物レンズ外径とスペーサ内径の間のクリア
ランスを示す図である。
【符号の説明】
1 光ヘッド装置 1a システム光軸 2 レーザー光源 3 反射ミラー 4 光記録媒体 5 対物レンズ 51 レンズ本体 52 フランジ 53 フランジ外周面 54 フランジ円環状端面 6 光分離素子 7 光検出器 8 対物レンズ駆動装置 81 ヨーク 82 軸 9 レンズホルダ 91 光通過孔 92 スペーサ摺動接着面 11 スペーサ 112 開口絞り 114 レンズ取付け部 115 内周面 116 円環状段面 117 スペーサ外周面の下縁 12 第1の接着剤 13 第2の接着剤 L 出射光 F フォーカシング方向 T トラッキング方向
【手続補正書】
【提出日】平成11年12月15日(1999.12.
15)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木下 暁 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝内 (72)発明者 黒沢 英生 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝内 (72)発明者 篠田 昌幸 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝内 Fターム(参考) 5D119 AA38 BA01 JA43 JC05 JC07

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源からの出射光を光記録媒体に収束さ
    せる対物レンズと、この対物レンズを保持していると共
    にフォーカシング方向およびトラッキング方向の少なく
    とも一方に移動可能な状態で支持されているレンズホル
    ダとを有する光ヘッド装置において、 前記対物レンズおよび前記レンズホルダの間に介在させ
    たスペーサと、前記対物レンズを前記スペーサに固定し
    ている第1の接着剤と、前記スペーサを前記レンズホル
    ダに固定している第2の接着剤と、前記スペーサに形成
    した前記対物レンズの開口絞りとを有することを特徴と
    する光ヘッド装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記スペーサは、前記対物レンズの光軸方向の位置決め
    および光軸と直交する方向の位置決めを行う位置決め部
    を備えていることを特徴とする光ヘッド装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記レンズホルダは前記対物レンズに出射光を導くため
    の光通過孔を備え、この光通過孔の内径寸法は、前記開
    口絞りの内径寸法よりも大きいことを特徴とする光ヘッ
    ド装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のうちのいずれかの項
    において、 前記レンズホルダに形成された光軸に対して傾斜した傾
    斜面と、前記スペーサに形成された前記傾斜面を摺動可
    能な摺動部とを有し、前記傾斜面に対して前記摺動部が
    前記第2の接着剤により接着固定されていることを特徴
    とする光ヘッド装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記摺動部は凸曲面とされていることを特徴とする光ヘ
    ッド装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のうちのいずれかの項
    において、 常温における前記対物レンズの外径をD1、前記スペー
    サの、前記対物レンズ外径を受ける位置決め部の内径を
    D2、前記対物レンズの線膨張係数をK1、前記スペー
    サの線膨張係数をK2とし、前記対物レンズおよび前記
    スペーサの実使用状態での最高温度、または最低温度の
    常温との差がΔTである場合に、 D2−D1>(K1−K2)×D1×ΔT とすることを特徴とする光ヘッド装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のうちのいずれかの項
    において、 前記レンズホルダおよび前記スペーサの線膨張係数が同
    一であることを特徴とする光ヘッド装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし6のうちのいずれかの項
    において、 前記スペーサおよび前記対物レンズの線膨張係数が同一
    であることを特徴とする光ヘッド装置。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし6のうちのいずれかの項
    において、 前記スペーサの線膨張係数が、前記対物レンズの線膨張
    係数と前記レンズホルダの線膨張係数の少なくともどち
    らか一方と等しい値とするか、または両者の間の値であ
    ることを特徴とする光ヘッド装置。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし9のうちのいずれかの
    項において、 前記第2の接着剤は前記第1の接着剤よりも硬化後の硬
    度が高いことを特徴とする光ヘッド装置。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし10のうちのいずれか
    の項に記載の光ピックアップの対物レンズの傾角調整方
    法であって、 前記対物レンズを、そのレンズ光軸が前記開口絞りの中
    心軸と一致するように、前記スペーサに位置決めし、 この状態で前記対物レンズを前記スペーサに対して前記
    第1の接着剤により固定し、 前記対物レンズが固定された後の前記スペーサの前記レ
    ンズホルダに対する取付け位置を調整することにより、
    前記対物レンズの傾角調整を行い、 調整後の前記スペーサを前記第2の接着剤により前記レ
    ンズホルダに固定することを特徴とする光ヘッド装置の
    対物レンズ傾角調整方法。
  12. 【請求項12】 光源からの出射光を光記録媒体に収束
    させる対物レンズと、この対物レンズを保持していると
    共にフォーカシング方向およびトラッキング方向の少な
    くとも一方に移動可能な状態で支持されているレンズホ
    ルダとを有する光ヘッド装置において、 前記対物レンズおよび前記レンズホルダの間に介在させ
    たスペーサと、前記対物レンズを前記スペーサに固定し
    ている第1の接着剤と、前記スペーサを前記レンズホル
    ダに固定している第2の接着剤とを有し、前記第2の接
    着剤は前記第1の接着剤よりも硬化後の硬度が高いこと
    を特徴とする光ヘッド装置。
JP34274699A 1999-12-02 1999-12-02 光ヘッド装置およびその対物レンズ傾角調整方法 Pending JP2001160229A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34274699A JP2001160229A (ja) 1999-12-02 1999-12-02 光ヘッド装置およびその対物レンズ傾角調整方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34274699A JP2001160229A (ja) 1999-12-02 1999-12-02 光ヘッド装置およびその対物レンズ傾角調整方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001160229A true JP2001160229A (ja) 2001-06-12
JP2001160229A5 JP2001160229A5 (ja) 2005-06-23

Family

ID=18356181

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34274699A Pending JP2001160229A (ja) 1999-12-02 1999-12-02 光ヘッド装置およびその対物レンズ傾角調整方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001160229A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007080451A (ja) * 2005-09-16 2007-03-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光ピックアップ装置
WO2007040235A1 (ja) * 2005-10-04 2007-04-12 Konica Minolta Opto, Inc. 対物レンズユニット及び光ピックアップ装置
JP2007207303A (ja) * 2006-01-31 2007-08-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光ピックアップ装置
CN100351928C (zh) * 2003-05-15 2007-11-28 夏普株式会社 光拾取装置
EP1950751A1 (en) * 2007-01-22 2008-07-30 Funai Electric Co., Ltd. Objective lens actuator and optical pickup device having the same
JP2009104780A (ja) * 2009-02-06 2009-05-14 Pioneer Electronic Corp ピックアップ装置用アクチュエータ
EP2093760A1 (en) * 2006-11-29 2009-08-26 Mitsubishi Electric Corporation Objective lens driving device
US7672197B2 (en) 2004-07-07 2010-03-02 Sanyo Electric Co., Ltd. Optical pickup device and manufacturing method thereof
JP2011008904A (ja) * 2009-05-29 2011-01-13 Panasonic Corp 光学装置
US7944798B2 (en) 2005-08-26 2011-05-17 Panasonic Corporation Objective lens unit, optical pickup, and optical information device having ultraviolet-transmissive lens holder
US8144564B2 (en) 2005-12-14 2012-03-27 Panasonic Corporation Optical head and optical information device

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100351928C (zh) * 2003-05-15 2007-11-28 夏普株式会社 光拾取装置
US7672197B2 (en) 2004-07-07 2010-03-02 Sanyo Electric Co., Ltd. Optical pickup device and manufacturing method thereof
US7944798B2 (en) 2005-08-26 2011-05-17 Panasonic Corporation Objective lens unit, optical pickup, and optical information device having ultraviolet-transmissive lens holder
US8614938B2 (en) 2005-08-26 2013-12-24 Panasonic Corporation Objective lens unit, optical pickup, and optical information apparatus
US8320227B2 (en) 2005-08-26 2012-11-27 Panasonic Corporation Objective lens unit, optical pickup, and optical information apparatus
JP2007080451A (ja) * 2005-09-16 2007-03-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光ピックアップ装置
WO2007040235A1 (ja) * 2005-10-04 2007-04-12 Konica Minolta Opto, Inc. 対物レンズユニット及び光ピックアップ装置
JPWO2007040235A1 (ja) * 2005-10-04 2009-04-16 コニカミノルタオプト株式会社 対物レンズユニット及び光ピックアップ装置
US8144564B2 (en) 2005-12-14 2012-03-27 Panasonic Corporation Optical head and optical information device
JP4699224B2 (ja) * 2006-01-31 2011-06-08 パナソニック株式会社 光ピックアップ装置
JP2007207303A (ja) * 2006-01-31 2007-08-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光ピックアップ装置
EP2093760A4 (en) * 2006-11-29 2010-12-08 Mitsubishi Electric Corp DEVICE FOR DRIVING LENS LENS
EP2093760A1 (en) * 2006-11-29 2009-08-26 Mitsubishi Electric Corporation Objective lens driving device
US8154980B2 (en) 2006-11-29 2012-04-10 Mitsubishi Electric Corporation Object lens driving apparatus and manufacturing method thereof
US8254219B2 (en) 2007-01-22 2012-08-28 Funai Electric Co., Ltd. Objective lens actuator and optical pickup device having the same
EP1950751A1 (en) * 2007-01-22 2008-07-30 Funai Electric Co., Ltd. Objective lens actuator and optical pickup device having the same
JP2009104780A (ja) * 2009-02-06 2009-05-14 Pioneer Electronic Corp ピックアップ装置用アクチュエータ
JP2011008904A (ja) * 2009-05-29 2011-01-13 Panasonic Corp 光学装置
US8475016B2 (en) 2009-05-29 2013-07-02 Panasonic Corporation Optical device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5812518A (en) Floating-type optical head having incorporated therein a floating slider and an optical device which floats with the slider, includes a condensing unit and is supported movably relative to the floating slider
JP2001160229A (ja) 光ヘッド装置およびその対物レンズ傾角調整方法
TWI284896B (en) Objective lens, and optical pickup device using the objective lens
US5488594A (en) Objective actuator for positioning an optical pick-up device
KR100762805B1 (ko) 2개 이상의 반구면 렌즈를 구비한 광학 렌즈계
US7796477B2 (en) Optical pick-up device having object lenses for correcting comatic aberration
JP2001160229A5 (ja)
US20060087928A1 (en) Mirror element and mirror array
US6801493B2 (en) Optical pickup device
JP2001160228A (ja) 光ピックアップ装置およびその製造方法
US7277366B2 (en) Optical head and optical recording and reproducing apparatus
JPH06324281A (ja) 光ピックアップ装置
JPH0935322A (ja) 光ヘッド
JP3227585B2 (ja) 光学式情報記録・再生装置
JPH04349221A (ja) 光学ヘッド
JP3984049B2 (ja) 情報記録再生装置
JP2002329916A (ja) 光学装置、光ピックアップ及び情報記録装置
JPH10312572A (ja) 光学系駆動装置
JPH04325931A (ja) レンズアクチュエータ
JPH10154342A (ja) 光ピックアップ装置
JPH08315391A (ja) ディスク記録再生装置のチルトセンサ保持構造
JPH05225600A (ja) 分離型光ヘッド
JP2001250242A (ja) 対物レンズ駆動装置
JP2000123383A (ja) 対物レンズ駆動装置およびその製造方法
KR19990070333A (ko) 광축 조정 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040927

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040927

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060313

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060317

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060516

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060712