JP2001159249A - 鉄塔型高層煙突の解体方法及びその解体装置 - Google Patents

鉄塔型高層煙突の解体方法及びその解体装置

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JP2001159249A
JP2001159249A JP34479299A JP34479299A JP2001159249A JP 2001159249 A JP2001159249 A JP 2001159249A JP 34479299 A JP34479299 A JP 34479299A JP 34479299 A JP34479299 A JP 34479299A JP 2001159249 A JP2001159249 A JP 2001159249A
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tower
cutting
tubular body
cutting torch
type high
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JP34479299A
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Shigeo Inoue
繁夫 井上
Shingo Harada
真悟 原田
Motoetsu Ishii
元悦 石井
Mitsuhiro Shintani
光裕 新谷
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 工事費を低減することができると共に限られ
た作業エリアにおいて作業を行うことが可能な鉄塔型高
層煙突の解体方法を提供することである。 【解決手段】 筒身1と鉄塔2との係合を外して、筒身
1が降下可能なガイドを設置する第1の工程と、筒身1
をジャッキ装置6より支持し、鉄板とライニング材より
成る筒身断面を同時切断することにより、その下部を所
定長さだけ切断・除去する第2の工程と、筒身1を降下
・着地させる第3の工程と、ジャッキ装置6を上昇させ
て再び筒身1を支持する第4の工程とを有し、第1の工
程〜第4の工程を繰返して筒身1を下部側から順次解体
・除去すると共に、第1の工程〜前記第4の工程による
筒身1の解体に後続させて、タワークレーン5より鉄塔
2を頂部側から順次解体・除去する第5の工程を有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、単数または複数
の筒身を周囲から鉄塔で支持した既設の鉄塔型高層煙突
の解体方法及びその解体装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、鉄塔型高層煙突の解体は、図14
によって示される方法で行われている。即ち、筒身10
0を周囲から主柱102a,水平材102b,斜材10
2cより成る鉄塔102で支持した鉄塔型高層煙突を寿
命,発電方式や燃料の変更などの理由で解体・撤去する
場合には、長大なタワーを備えたクローラクレーン10
4を隣接させて設置し、このクローラクレーン104で
解体足場106を吊り上げて煙突頂部に据え付け、作業
員がこの解体足場106に乗って鉄塔102,筒身10
0を解体し、解体片は解体足場106を介して或いは単
体でクローラクレーン104によって地上へ降下させ、
この作業を繰返して順次解体するのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の解
体方法は、クローラクレーン104のリース料が非常に
高価で総工事費の高騰を招き、クローラクレーン104
のタワーは分解搬入して現地で組立るので広い作業エリ
アが必要となり、このため適用できる煙突が制限される
という問題が有った。また、解体工事が殆ど高所作業と
なることから安全性に問題があった。
【0004】この発明の課題は、工事費を低減すること
ができると共に限られた作業エリアにおいて作業を行う
ことが可能な鉄塔型高層煙突の解体方法及びその解体装
置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の鉄塔型高
層煙突の解体方法は、筒身と鉄塔との係合を外して、前
記筒身が降下可能なガイドを設置する第1の工程と、前
記筒身をジャッキ装置により支持し、鉄板とライニング
材を有する筒身断面を同時切断することにより、その下
部を所定長さだけ切断・除去する第2の工程と、前記筒
身を降下・着地させる第3の工程と、前記ジャッキ装置
を上昇させて再び前記筒身を支持する第4の工程とを有
し、前記第1の工程〜前記第4の工程を繰返して前記筒
身を下部側から順次解体・除去すると共に、前記第1の
工程〜前記第4の工程による前記筒身の解体に後続させ
て、タワークレーンにより鉄塔を頂部側から順次解体・
除去する第5の工程を有することを特徴とする。
【0006】この請求項1記載の鉄塔型高層煙突の解体
方法によれば、第1の工程〜第4の工程による筒身の解
体と、第5の工程による鉄塔2の解体とを分けて所定長
さずつ行い、しかも筒身の解体はシャッキ装置を用いて
その下部側から行う一方、鉄塔の解体はタワークレーン
を用いてその頂部側から行うようにし、その際筒身解体
工事より少し工程を遅らせ、かつ両工事を並行して行う
ようにしたので、筒身の切断が地上付近での作業となる
など作業が安全にかつ効率よく行われ、作業時間を大幅
に短縮することができる。
【0007】また、請求項2記載の鉄塔型高層煙突の解
体装置は、鉄塔に沿って設置され、頂部から順次解体さ
れた鉄塔部材を地上へ降下・撤去するタワークレーン
と、煙突下部に筒身に沿って設置され、前記筒身を支持
して降下または上昇させるジャッキ装置と、前記筒身の
外壁面の周方向に取り外し自在に設置されたガイドレー
ルと、前記ガイドレールに走行自在に設置され、鉄板と
ライニング材を有する前記筒身の断面を同時切断する切
断装置とを備えることを特徴とする。
【0008】この請求項2記載の鉄塔型高層煙突の解体
装置によれば、筒身の解体はシャッキ装置とガードレー
ルに設置された切断装置とを用いてその下部側から行う
一方、鉄塔の解体はタワークレーンを用いてその頂部側
から行うようにしているため、筒身の切断が地上付近で
の作業となるなど作業を安全にかつ効率よく行うことが
でき作業時間を大幅に短縮することができる。
【0009】また、請求項3記載の鉄塔型高層煙突の解
体装置は、請求項2記載の鉄塔型高層煙突の解体装置の
前記切断装置が、駆動装置を内蔵し、前記ガイドレール
に走行自在に設置された移動台車と、前記移動台車に載
置された筒身切断トーチと、前記筒身切断トーチの上下
方向位置を調整する上下調整機構と、前記筒身切断トー
チと被切断材との距離を常時一定に保持する押付け機構
とを備えることを特徴とする。
【0010】この請求項3記載の鉄塔型高層煙突の解体
装置によれば、上下調整機構により筒身切断トーチの上
下方向位置を調整し、押付け機構により筒身切断トーチ
と被切断材との距離を常時一定に保持した状態で筒身の
切断を行うため、筒身の切断を効率よく行うことができ
る。
【0011】また、請求項4記載の鉄塔型高層煙突の解
体装置は、請求項3記載の鉄塔型高層煙突の解体装置の
前記筒身切断トーチがプラズマアーク切断トーチにより
構成され、前記筒身を鉄板側から切断するようにしたこ
とを特徴とする。
【0012】この請求項4記載の鉄塔型高層煙突の解体
装置によれば、プラズマアーク切断トーチにより筒身を
鉄板側から切断するため、作業効率を大幅に向上させる
ことができる。
【0013】また、請求項5記載の鉄塔型高層煙突の解
体装置は、請求項3又は請求項4記載の鉄塔型高層煙突
の解体装置に、更に前記筒身切断トーチに近接して配置
されるアシストノズルを備え、前記アシストノズルは前
記筒身切断トーチに追従して移動しながら圧縮エアー又
は酸素を噴射するようにしたことを特徴とする。
【0014】この請求項5記載の鉄塔型高層煙突の解体
装置によれば、アシストノズルより圧縮エアー又は酸素
を噴射し、切断口の溶融物を除去又は流動性を向上させ
て流出し易くするようにしたため確実な切断を保証する
ことができる。
【0015】また、請求項6記載の鉄塔型高層煙突の解
体装置は、請求項4記載の鉄塔型高層煙突の解体装置の
前記プラズマアーク切断トーチが前進角=10o〜20o
に保持され、前記筒身を切断するようにしたことを特徴
とする。
【0016】この請求項6記載の鉄塔型高層煙突の解体
装置によれば、プラズマアーク切断トーチを前進角=1
o〜20oに保持して筒身を切断するため、好条件下で
効率の良い切断を行うことができる。
【0017】また、請求項7記載の鉄塔型高層煙突の解
体装置は、請求項4記載の鉄塔型高層煙突の解体装置
に、更に前記プラズマアーク切断トーチに近接して配置
されるカメラを備え、前記筒身の切断部を常時監視する
ようにしたことを特徴とする。
【0018】この請求項7記載の鉄塔型高層煙突の解体
装置によれば、カメラにより筒身の切断部を常時監視す
ることができるため、カメラ情報に基づいて最適な切断
条件に調整することが可能となる。
【0019】また、請求項8記載の鉄塔型高層煙突の解
体装置は、請求項3記載の鉄塔型高層煙突の解体装置
に、更に、前記筒身切断トーチに近接して配置されるガ
ス切断トーチを備え、前記ガス切断トーチは前記筒身切
断トーチに追従して移動しながら高温・高速の火炎を噴
射するようにしたことを特徴とする。
【0020】この請求項8記載の鉄塔型高層煙突の解体
装置によれば、ガス切断トーチを筒身切断トーチに追従
して移動させながら、ガス切断トーチから高温・高速の
火炎を噴射して切断口の溶融物を除去するため、筒身切
断部を本体から完全に分離することができ円滑に搬出す
ることができる。
【0021】また、請求項9記載の鉄塔型高層煙突の解
体装置は、請求項3又は請求項4記載の鉄塔型高層煙突
の解体装置の前記筒身切断トーチが燃焼ガス炎切断トー
チにより構成され、鉄板とライニングを有する前記筒身
の断面を鉄板側又はライニング材側から同時切断するよ
うにしたことを特徴とする。
【0022】この請求項9記載の鉄塔型高層煙突の解体
装置によれば、燃焼ガス炎切断トーチにより鉄板とライ
ニングを有する筒身の断面を鉄板側又はライニング材側
から同時切断するため効率よく切断作業を行うことがで
きる。
【0023】また、請求項10記載の鉄塔型高層煙突の
解体装置は、請求項2又は請求項3記載の鉄塔型高層煙
突の解体装置の前記ガイドレールを、前記切断装置の移
動台車と係合するレールと、前記レールを前記筒身の外
壁に吸着・固定する複数の磁石体とを備えて構成すると
共に、前記レールを一定長さに複数分割し、各分割レー
ル同士をその両端部で結合又は取り外し自在に前記筒身
の外壁に吸着・設置したことを特徴とする。
【0024】この請求項10記載の鉄塔型高層煙突の解
体装置によれば、レールを一定長さに複数分割し、各分
割レール同士をその両端部で結合又は取り外し自在に筒
身の外壁に吸着・設置できるため、筒身の切断毎に行う
レールの移し替え作業を簡単に短時間で行うことができ
る。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図10を参照して、
この発明の第1の実施の形態にかかる鉄塔型高層煙突の
解体方法及びその解体装置について説明する。図1
(a)及び図1(b)は、この実施の形態にかかる鉄塔
型高層煙突の解体方法を示す図である。
【0026】図1に示すように、鉄塔型高層煙突の解体
は、筒身1及び鉄塔2の解体により行われる。ここで筒
身1の解体は煙突下部に筒身1に沿って設置されたジャ
ッキ装置6を用いてその下部側から行い、鉄塔2の解体
は鉄塔2に沿って設置されたタワークレーン5を用いて
その頂部側から行う。
【0027】また、筒身1を解体する際は、ジャッキ装
置6により筒身1を降下させながらこの降下動作に対応
して筒身1を後述する切断装置を用いて下部から所定長
さに切断して除去し、鉄塔2を解体する際は、人手によ
り鉄塔2を頂部側から取り外した後、解体片をタワーク
レーン5のフック5bを介して吊り下げて地上へ降下さ
せる。
【0028】タワークレーン5は、クレーン本体5a自
身がタワー部5cに沿って昇降することができるもので
ある。即ちタワー分割片をフック5bで吊り上げてタワ
ー部5a頂部に継ぎ足しながら上昇してクレーンの組立
てを行うことができ、またクレーン本体5aより上に突
き出た部分を分解してフック5bで吊り下げて降下し、
クレーンの解体を行うことができる。従って解体片の撤
去とタワー5cの解体を同時に行うことができる。な
お、図1(b)は、図1(a)より少し解体が進んだ様
子を示すものである。
【0029】図2(a)は、ジャッキ装置6の構成図で
あり、図2(b)は図2(a)のA−A矢視図である。
この図に示すように、ジャッキ装置6は、煙突下部に筒
身1に沿って立設された一対のガイド柱7,筒身1の外
周に嵌合・設置された押し上げリング8,それぞれのガ
イド柱7内側に装設された油圧ジャッキ9等の主要部に
より構成されている。
【0030】ガイド柱7は、コの字形断面に形成され
て、その側壁にはピン穴7aが所定ピッチ間隔に設けら
れ、押し上げリング8の上面には、筒身1の半径方向に
移動して筒身1の外面に予め取付けられた突起12と係
合する筒身支持装置11が設置されている。また油圧ジ
ャッキ9は、その上部および下部にそれぞれガイド柱7
のピン穴7aに入り抜きし得る上支持ピン10a,下支
持ピン10bを備えており、この上支持ピン10aは押
し上げリング8と連結されている。
【0031】従って上支持ピン10a又は下支持ピン1
0bをピン穴7aに挿入した状態で筒身支持装置11を
突起12に係合させることにより、筒身重量を押し上げ
リング8および油圧ジャッキ9を介してガイド柱7で支
持することができる。また筒身支持装置11を突起12
と係合させた状態でピン穴7aに対して上・下支持ピン
10a,10bを交互に入り・抜きさせて油圧ジャッキ
9を伸縮させることにより、筒身1を上昇または降下さ
せることができる。
【0032】また筒身支持装置11と突起12との係合
を解除した状態で上記操作を行うと、押し上げリング8
のみ上昇する。なお押し上げリング8の内側に設けた切
欠き8aは押し上げリング8のみ昇降させる際の通過穴
である。
【0033】図3は、筒身1を切断する切断装置の全体
構成図である。この切断装置23は、プラズマアーク切
断トーチを備えた切断装置である。この図に示すように
筒身1の外壁の被切断個所には、全周に亘ってガイドレ
ール28が複数の磁石28bを介して吸着・設置され、
このガイドレール28には切断装置23が走行自在に設
置されている。また地上あるいは切断位置近傍の適所に
は、切断装置23へプラズマを生成するためのガスを供
給する作動ガス集合装置25、プラズマ切断制御装置2
6及び冷却水を供給する水冷装置27が設置されてい
る。更に切断された筒身切断部を撤去する後述の搬出台
車が設置されており、作業員はジャッキ装置6を構成す
る押し上げリング8から吊り下げられた作業足場24に
乗り装置の組立て,調整および操作を行うようになって
いる。
【0034】図4は、筒身1を切断する切断装置23の
要部構成図である。図4に示すように切断装置23は、
プラズマアーク切断トーチ29,移動台車37,上下調
整機構32,表面倣い機構30等により構成されてい
る。プラズマアーク切断トーチ29は、高温のプラズマ
ジェットにより鉄板と非導電性のライニング材を同時に
切断(移行式プラズマアーク切断)することができるも
のであり、切断は鉄板側から行われる。
【0035】移動台車37は、ガイドレール28のレー
ル28aの上面に設けたラック28cと噛み合うピニオ
ン37aを有し、図示しない駆動機構を介して切断装置
23全体をガイドレール28に沿って走行する。
【0036】上下調整機構32は、本体32aを介して
移動台車37に取付けられ、移動棒32bを介してプラ
ズマアーク切断トーチ29を上下移動して切断位置を調
整し、またハンドル32cで位置を固定する。
【0037】表面倣い機構30は、移動台車37の移動
棒32b下端に取付けられて、図8に示すように移動台
30dの先端にローラ30aを備え、また移動台30d
の後端と移動棒32bの間にバネ30bを挿設してお
り、このバネ30bによってローラ30aを筒身外面に
押し付け、取り付け台30eに取り付けられたプラズマ
アーク切断トーチ29と筒身外面との距離dを常時一定
に保持するようになっている。
【0038】この解体方法では、図5(a)の斜視図、
図5(b)の側面図に示すようにプラズマアーク切断ト
ーチ29に近接してアシストエアーノズル35を設置
し、エアーノズル35をプラズマアーク切断トーチ29
に追従して移動させながら、エアーノズル35よりプラ
ズマアーク切断トーチ29によって切断された筒身切断
部に対して圧縮エアーを噴射し、切断面近傍に付着した
溶融スラグaを除去するようになっている。
【0039】また図6は、この解体方法における筒身1
の切断時におけるプラズマアーク切断トーチ29の設置
状況を示したものである。このプラズマアーク切断トー
チ29は筒身面に対する垂直線X−Xと前進角θ=10
o〜20oを保持して設置されており、これによって切断
面における同時切断長さfをできるだけ短くするよう配
慮されている。
【0040】また、この解体方法では図7に示すよう
に、プラズマアーク切断トーチ29に近接して赤外光の
みを透過するフィルター34aを備えた監視カメラ34
を設置し、切断面の状況を常時監視するようになってお
り、このカメラ情報に基ずき、作業員が装置を遠隔操作
して切断条件を調整する。
【0041】図9(a)、図9(b)及び図10は筒身
1の切断・除去方法を説明するための図である。これら
の図に示すように、地上に敷設されたレール46上には
切断された筒身切断部1Aを搬出するための搬出台車3
1が設置されている。筒身1の下部を切断する際、筒身
1は図2に示すジャッキ装置6の上支持ピン10aを介
してガイド柱7に支持され、筒身1の下方に搬出台車3
1が挿入された状態で行われる。従って、筒身1の下端
面は必ずしも台車31に接しているとは限らず、最大、
ガイド柱7のピン穴ピッチ長さだけ隙間sができ、この
状態で切断すると切断部1Aが台車31上に落下してし
まう。そこで搬出台車31の台43上には落下防止用ジ
ャッキ44が設置されていて、ジャッキ44を作動して
隙間sを吸収し、落下を防止するようになっている。な
お図中45は、切断部除去後ジャッキ装置6により降下
した筒身1の下端を仮受けする受台である。
【0042】次に、この鉄塔型高層煙突の解体手順の説
明を行う。この解体方法においては、予め筒身1と鉄塔
2との係合部材(振れ止め防止部材など)を除去した
後、まず筒身1の解体を先行して行い、これに後続させ
て鉄塔2の解体を行う。
【0043】図2(a)、図2(b)、図9(a)及び
図9(b)により筒身1の解体手順を説明する。まず押
し上げリング8の筒身支持装置11を筒身1に設けた突
起12と係合させ、また油圧ジャッキ9の上・下支持ピ
ン10a,10bをガイド柱7のピン穴7aに挿入して
筒身1を油圧ジャッキ9及びガイド柱7で支持する。そ
の後、図3,図4に示す切断装置23を作動してガイド
レール28に沿って旋回させながら、地上から供給ホー
ス26aおよび電気ケーブル27aを介してプラズマア
ーク切断トーチ29に作動ガス,冷却水および電源を供
給してトーチ29よりプラズマジェットを照射して、鉄
板1aとライニング材1bより成る筒身断面を鉄板1a
側から同時切断する。
【0044】これと同時にアシストエアーノズル35よ
り圧縮エアーを噴射して切断部近傍の溶融物を除去し、
こうして筒身下部が所定長さだけ切断・除去され、切断
部1Aは落下防止ジャッキ44で安全に受け取り、搬出
台車31へ移し替えて搬出する。この後、油圧ジャッキ
9を駆動して筒身1を降下して着底させた後、筒身支持
装置11と突起12との係合を解除し、次いで油圧ジャ
ッキ9を駆動して押し上げリング8のみ所定高さ上昇さ
せて再び筒身支持装置11を突起12と係合させた後、
上記操作を繰返して筒身1の解体を続行する。
【0045】なお、切断部1Aを搬出した後に筒身1を
降下させるに先立って、図2(a)に示すように、鉄塔
2の水平支持材2bに複数のガイドローラ22を取り付
け、筒身1の降下動作を支持する。これによって筒身1
は安定して降下することができる。
【0046】次に、図1(b)により鉄塔2の解体手順
を説明する。鉄塔2の解体は、先行する筒身1の解体が
図のように所定高さだけ低くなった時点で開始する。即
ち、鉄塔部材の解体は人手により筒身解体高さ分だけ行
い、解体片はタワークレーン5を所定高さまで降下さ
せ、フック5aで吊り下げて順次地上へ降下・撤去し、
この手順を筒身解体工事より工程を少し遅らせ、かつ並
行して実施する。
【0047】この解体工法によると、筒身1の解体と鉄
塔2の解体とを分けて所定長さずつ行い、しかも筒身1
の解体はジャッキ装置6を用いてその下部側から行い、
一方鉄塔2の解体はタワークレーン5を用いてその頂部
側から行うようにし、その際筒身解体工事より少し工程
を遅らせ、かつ両工事を並行して行うようにしたので、
特に解体工事の中でも難作業である筒身(鋼―コンクリ
ート合成材)の切断が地上付近での作業となるなど作業
が安全に、かつ効率よく行われ作業時間が大幅に短縮さ
れる。
【0048】また、切断装置にはプラズマアーク切断ト
ーチ29を使用し、鉄板とライニング材との複合断面を
形成する筒身1を鉄板側から一工程で同時切断するよう
にしたので、従来工法に比べて作業効率が大幅に向上す
る。また、その際アシストエアーノズル35から圧縮エ
アーを噴射して切断部近傍の溶融スラグaを除去するよ
うにしたので、確実な切断が保証され、プラズマアーク
切断トーチ29は、押し付け機構30を介して被切断面
との間を常時適切な距離に保持され、かつ切断長さfが
最も短くなる前進角θ=10o〜20oで設置されている
ので、好条件下で効率の良い切断が可能となる。また溶
融スラグの除去のために、圧縮エアーに替えて純酸素を
噴射しても同様の効果がある。この場合は、吹き飛ばし
作用ではなく、鋼板との酸化反応熱の発生などにより流
動性が向上して溶融物が除去される(流出する)。
【0049】更に、これらの筒身断面の切断状況は常時
監視カメラ34によって監視され、そのカメラ情報に基
いて、作業員が装置を操作して最適の切断条件に調整す
ることができ、こうして精度の高い、かつ効率の良い筒
身1の切断作業を行うことができる。
【0050】次に、第2の実施の形態にかかる鉄塔型高
層煙突の解体方法について説明する。この第2の実施の
形態にかかる鉄塔型高層煙突の解体方法は、上述の第1
の実施の形態にかかる解体方法におけるアシストエアー
ノズル35に代わって、ガス切断トーチを使用したもの
である。
【0051】図11に示すように、この実施の形態では
プラズマアーク切断トーチ29に近接してその後方にガ
ス切断トーチ36を設置し、筒身断面を切断する切断ト
ーチ29に追従して移動させながら、切断口に固着した
溶融スラグaを溶融・除去するようにしたものである。
【0052】ガス切断トーチ36によって切断口に固着
した溶融スラグaがに溶融・除去され、これによって筒
身切断部1Aは本体から完全に分離され、円滑に搬出さ
れる。
【0053】次に、第3の実施の形態にかかる鉄塔型高
層煙突の解体方法について説明する。この第3の実施の
形態にかかる鉄塔型高層煙突の解体方法は、上述の第1
の実施の形態にかかる解体方法におけるプラズマアーク
切断トーチ29に代わって、燃焼ガス炎切断トーチを使
用したものである。
【0054】図12に示すように、この実施の形態では
切断装置23の取り付け台30e(図4参照)に燃焼ガ
ス炎切断トーチ37が設置されており、第1の実施の形
態と同様、切断装置23をガイドレール28に沿って旋
回させながら同切断トーチ37より燃焼ガス炎(例えば
2800oC程度)を照射し、鉄板1aとライニング材
1bより成る筒身断面を同時に切断するものである。
【0055】この燃焼ガス炎切断トーチ37による切断
は、第1の実施の形態におけるプラズマアーク切断に比
べて切断速度はやや劣るものの、充分な切断能力を有す
る上、プラズマアーク切断方法が鉄板1a側からの切断
に限定されるのに対して、この方法は鉄板1a側からは
もとよりライニング材1b側からの切断も可能であり、
従って煙突の周囲条件に影響されない筒身の切断が可能
となる。
【0056】次に、第4の実施の形態にかかる鉄塔型高
層煙突の解体方法について説明する。この第4の実施の
形態にかかる鉄塔型高層煙突の解体方法は、上述の第1
の実施の形態にかかる解体方法におけるガイドレールの
構成を、図13に示すものに変更したものである。
【0057】即ち、図13(a)のガイドレールの平面
図、図13(b)のガイドレール接続部を示す図に示す
ように、この実施の形態のガイドレール28は、切断装
置23の移動台車37と係合するラック28cを備えた
レール28aと、このレール28aを筒身1の外壁に吸
着・設置する複数の磁石28bとで構成され、筒身1の
外壁面に全周に亘って取り外し自在に設置される。そし
てガイドレール28は、レール28aを一定長さLを有
する分割レール28Aに複数分割すると共に、各分割レ
ール28Aの両端に結合部28eを備えており、結合部
28eに設けたピン穴28dに連結ピンを入り・抜きし
てそれぞれを結合し、または取り外すようになってい
る。
【0058】レール28aを一定長さの分割レール28
Aに複数分割し、各分割レール同士は結合部28eで任
意に結合または取り外しができ、しかも各分割レールは
磁石28bによって筒身外壁に吸着・設置することがで
きるので、筒身1の切断毎に行うガイドレール28の移
し替え作業が、簡単に短時間で行える。
【0059】
【発明の効果】この発明の鉄塔型高層煙突の解体方法に
よれば、第1の工程〜第4の工程による筒身の解体と、
第5の工程による鉄塔2の解体とを分けて所定長さずつ
行い、しかも筒身の解体はシャッキ装置を用いてその下
部側から行う一方、鉄塔の解体はタワークレーンを用い
てその頂部側から行うようにし、その際筒身解体工事よ
り少し工程を遅らせ、かつ両工事を並行して行うように
したので、筒身の切断が地上付近での作業となるなど作
業が安全にかつ効率よく行われ、作業時間を大幅に短縮
することができる。
【0060】また、この発明の鉄塔型高層煙突の解体装
置によれば、筒身の解体はシャッキ装置とガードレール
に設置された切断装置とを用いてその下部側から行う一
方、鉄塔の解体はタワークレーンを用いてその頂部側か
ら行うようにしているため、筒身の切断が地上付近での
作業となるなど作業を安全にかつ効率よく行うことがで
き作業時間を大幅に短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態にかかる鉄塔型高層煙突の解
体方法を説明するための図である。
【図2】第1の実施の形態にかかる解体方法で用いられ
るジャッキ装置の構成図である。
【図3】第1の実施の形態にかかる解体方法で用いられ
る切断装置の全体構成図である。
【図4】第1の実施の形態にかかる解体方法で用いられ
る切断装置の要部構成図である。
【図5】第1の実施の形態にかかる解体方法で用いられ
るアシストエアーノズルの取り付け状態を示す図であ
る。
【図6】第1の実施の形態にかかる解体方法で用いられ
るプラズマアーク切断トーチの取り付け状態を示す図
(図5(a)のB−B矢視図)である。
【図7】第1の実施の形態にかかる解体方法で用いられ
る監視カメラの取り付け状態を示す図である。
【図8】第1の実施の形態にかかる解体方法で用いられ
る切断トーチ用押付け機構を示す図である。
【図9】第1の実施の形態にかかる筒身の解体方法を説
明するための図である。
【図10】第1の実施の形態にかかる筒身の切断状況を
示す図である。
【図11】第2の実施の形態にかかるガス切断トーチの
取り付け状態を示す図である。
【図12】第3の実施の形態にかかる燃焼ガス炎切断ト
ーチの取り付け状態を示す図である。
【図13】第4の実施の形態にかかるガイドレールの平
面等を表す図である。
【図14】従来の鉄塔型高層煙突の解体方法を示す図で
ある。
【符号の説明】
1…筒身、2…鉄塔、5…タワークレーン、6…ジャキ
装置、23…切断装置、28…ガイドレール、29…プ
ラズマアーク切断トーチ、35…アシストエアーノズ
ル、36…ガス切断トーチ、37…燃焼ガス炎切断トー
チ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 元悦 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島製作所内 (72)発明者 新谷 光裕 広島県広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島製作所内 Fターム(参考) 2E176 AA13 DD61 3K061 VA01 VA15 VA20 3K070 BA04 BA11 BA26

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒身と鉄塔との係合を外して、前記筒身
    が降下可能なガイドを設置する第1の工程と、前記筒身
    をジャッキ装置により支持し、鉄板とライニング材を有
    する筒身断面を同時切断することにより、その下部を所
    定長さだけ切断・除去する第2の工程と、前記筒身を降
    下・着地させる第3の工程と、前記ジャッキ装置を上昇
    させて再び前記筒身を支持する第4の工程と、 を有し、前記第1の工程〜前記第4の工程を繰返して前
    記筒身を下部側から順次解体・除去すると共に、 前記第1の工程〜前記第4の工程による前記筒身の解体
    に後続させて、タワークレーンにより鉄塔を頂部側から
    順次解体・除去する第5の工程を有することを特徴とす
    る鉄塔型高層煙突の解体方法。
  2. 【請求項2】 鉄塔に沿って設置され、頂部から順次解
    体された鉄塔部材を地上へ降下・撤去するタワークレー
    ンと、煙突下部に筒身に沿って設置され、前記筒身を支
    持して降下または上昇させるジャッキ装置と、前記筒身
    の外壁面の周方向に取り外し自在に設置されたガイドレ
    ールと、前記ガイドレールに走行自在に設置され、鉄板
    とライニング材を有する前記筒身の断面を同時切断する
    切断装置とを備えることを特徴とする鉄塔型高層煙突の
    解体装置。
  3. 【請求項3】 前記切断装置は、駆動装置を内蔵し、前
    記ガイドレールに走行自在に設置された移動台車と、前
    記移動台車に載置された筒身切断トーチと、前記筒身切
    断トーチの上下方向位置を調整する上下調整機構と、前
    記筒身切断トーチと被切断材との距離を常時一定に保持
    する押付け機構とを備えることを特徴とする請求項2記
    載の鉄塔型高層煙突の解体装置。
  4. 【請求項4】 前記筒身切断トーチは、プラズマアーク
    切断トーチにより構成され、前記筒身を鉄板側から切断
    するようにしたことを特徴とする請求項3記載の鉄塔型
    高層煙突の解体装置。
  5. 【請求項5】 前記筒身切断トーチに近接して配置され
    るアシストノズルを更に備え、前記アシストノズルは前
    記筒身切断トーチに追従して移動しながら圧縮エアー又
    は酸素を噴射するようにしたことを特徴とする請求項3
    又は請求項4記載の鉄塔型高層煙突の解体装置。
  6. 【請求項6】 前記プラズマアーク切断トーチは、前進
    角=10o〜20oに保持され、前記筒身を切断するよう
    にしたことを特徴とする請求項4記載の鉄塔型高層煙突
    の解体装置。
  7. 【請求項7】 前記プラズマアーク切断トーチに近接し
    て配置されるカメラを更に備え、前記筒身の切断部を常
    時監視するようにしたことを特徴とする請求項4記載の
    鉄塔型高層煙突の解体装置。
  8. 【請求項8】 前記筒身切断トーチに近接して配置され
    るガス切断トーチを更に備え、前記ガス切断トーチは前
    記筒身切断トーチに追従して移動しながら高温・高速の
    火炎を噴射するようにしたことを特徴とする請求項3記
    載の鉄塔型高層煙突の解体装置。
  9. 【請求項9】 前記筒身切断トーチは、燃焼ガス炎切断
    トーチにより構成され、鉄板とライニングを有する前記
    筒身の断面を鉄板側又はライニング材側から同時切断す
    るようにしたことを特徴とする請求項3又は請求項4記
    載の鉄塔型高層煙突の解体装置。
  10. 【請求項10】 前記ガイドレールを、前記切断装置の
    移動台車と係合するレールと、前記レールを前記筒身の
    外壁に吸着・固定する複数の磁石体とを備えて構成する
    と共に、前記レールを一定長さに複数分割し、各分割レ
    ール同士をその両端部で結合又は取り外し自在に前記筒
    身の外壁に吸着・設置したことを特徴とする請求項2又
    は請求項3記載の鉄塔型高層煙突の解体装置。
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