JP2013091958A - レール削正装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】レール2に沿って走行可能な走行架台3と、走行架台3に設けられるとともに照射口を下方に向けた状態でレール頭部の上方に配置されるプラズマ切断用の照射トーチ4と、照射トーチ4をレール2に沿って案内させるためのガイドローラ5と、ガイドローラ5および照射トーチ4を備えたレール削正部10を、片側のレール2における所定の削正位置に対して設置可能な支持アーム6とを備え、レール2に沿って移動させながら、レールフローを削正するレール削正装置1を提供する。
【選択図】図1
Description
すなわち、特許文献1など従来のレール削正では、砥石を有するグラインダー等を使用して研削によってレールフローを除去する方法であり、手間と時間がかかり、作業効率が低下していた。しかも、耗部品となる砥石が高価であり、その交換頻度も多く、ランニングコストが増大するという問題があった。
さらに、砥石で削る場合には、鉄粉や塵埃が多量に発生するが、削正後にその鉄粉や塵埃を回収する処理に時間や手間がかかるうえ、削正時に生じる騒音も大きいことから、その点で改良の余地があった。
また、本発明の他の目的は、削正作業中における騒音や粉塵の発生を抑制することができ、さらなる作業効率の向上を図ることができるレール削正装置を提供することである。
さらに、プラズマにより非接触で切断する方法となるので、砥石で研削する場合のような削正作業時の切削音も小さく、騒音を抑えることができる。したがって、近隣に住宅がある場合や、夜間での削正作業が行い易くなるという効果を奏する。
さらにまた、照射トーチをレール頭部の上方に配置させることで、プラズマをレール上方から照射することができるため、踏切内などでレール周りが狭隘な箇所であっても、通常のレール区間と同様に削正することが可能となる。
また、削正作業中における騒音や粉塵の発生を抑制することができ、さらなる作業効率の向上を図ることができるという利点がある。
伸縮シリンダ64は、複数(3本)が平行に配列されており、それぞれの一端が先端材62に固定され、他端が基端材63に固定されている。つまり、支持アーム6は、各伸縮シリンダ64を伸縮させることで、基端材63を中心にして矢印E方向に回動する。支持アーム6の鉛直軸Oまわりの回転は、レール削正部10がレール軌間方向Yで左右両側のそれぞれのレール2に対して選択的に位置決めすることができる回転範囲となっている。
図3乃至図4に示すように、照射トーチ4の照射口4aからレールフローW(図2参照)に向けてプラズマMを照射した状態のまま走行架台3をレール2に沿って走行させるとき、上部ガイドローラ5Aおよびサイドガイドローラ5Bによって照射トーチ4がレール2に沿って案内され、レール2と照射トーチ4との間隔を一定に保ったまま非接触でレールフローWを切断することができる。
この場合、レール削正装置1をレール2に沿って一定の速度で移動させるだけの簡単な操作で行える作業となり、特別な技術を有する作業が不要となることから、従来のような砥石を使用した削正方法に比べて、同じ時間でより長い距離の削正を行うことができ、作業効率を向上させることができる。
さらに、プラズマにより非接触で切断する方法となるので、砥石で研削する場合のような削正作業時の切削音も小さく、騒音を抑えることができる。したがって、近隣に住宅がある場合や、夜間での削正作業が行い易くなるという効果を奏する。
さらにまた、照射トーチ4をレール頭部2aの上方に配置させることで、プラズマをレール上方から照射することができるため、踏切内などのレール周りが狭隘な箇所であっても、通常のレール区間と同様に削正することが可能となる。
また、削正作業中における騒音や粉塵の発生を抑制することができ、さらなる作業効率の向上を図ることができるという利点がある。
例えば、本実施の形態ではレール軌間方向Yの中心を通る鉛直軸Oまわりに回転可能に支持された支持アーム6を設け、レール削正部10がレール軌間方向Yで左右両側のそれぞれのレール2に対して選択的に位置決めされる構成としているが、これに限定されることはなく、左右両側にレール削正部10を備えた構成のレール削正装置としても良い。そして、レール削正部10の位置決め手段として、支持アーム6であることに限定されることはなく、他の構造を採用することも可能である。
さらに、本実施の形態ではガイドローラ5の押圧手段として、ばね部材51、52を設けているが、これらを省略することも可能であるし、また調整手段としてねじであることに限定されることはない。
2 レール
3 走行架台(走行部)
4 照射トーチ
4a 照射口
5 ガイドローラ(ガイド手段)
5A 上部ガイドローラ(ガイド手段)
5B サイドガイドローラ(ガイド手段)
6 支持アーム(位置決め手段)
10 レール削正部
42 高さ調整ねじ(トーチ位置調整手段)
43 左右調整ねじ(トーチ位置調整手段)
51 第1ばね部材(押圧手段)
52 第2ばね部材(押圧手段)
65 旋回板
O 鉛直軸
P 削正位置
X レール軸方向
Y レール軌間方向
Z 上下方向
W レールフロー
Claims (5)
- レールに沿って移動させながら、レールフローを削正するためのレール削正装置であって、
レールに沿って走行可能な走行部と、
該走行部に設けられるとともに、照射口を下方に向けた状態でレール頭部の上方に配置されるプラズマ切断用の照射トーチと、
該照射トーチを前記レールに沿って案内させるためのガイド手段と、
を備えていることを特徴とするレール削正装置。 - 該ガイド手段および前記照射トーチを、少なくとも片側のレールにおける所定の削正位置に対して設置可能な位置決め手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載のレール削正装置。
- 前記位置決め手段は、レール軌間方向の中心を通る鉛直軸まわりに回転可能に支持され、かつその支持基端を通る水平軸まわりに回動する支持アームであり、
該支持アームの先端に前記照射トーチと前記ガイド手段を備えたレール削正部が設けられ、
該レール削正部がレール軌間方向で左右両側のそれぞれのレールに対して選択的に位置決めされることを特徴とする請求項2に記載のレール削正装置。 - 前記照射トーチのレール頭部からの離間を調整するためのトーチ位置調整手段が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のレール削正装置。
- 前記ガイド手段をレールに対して押し付ける押圧手段が設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のレール削正装置。
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