JP2001159221A - 外壁外防水構造 - Google Patents
外壁外防水構造Info
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- JP2001159221A JP2001159221A JP34490899A JP34490899A JP2001159221A JP 2001159221 A JP2001159221 A JP 2001159221A JP 34490899 A JP34490899 A JP 34490899A JP 34490899 A JP34490899 A JP 34490899A JP 2001159221 A JP2001159221 A JP 2001159221A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ひび割れ等に対応できて止水性の確保および
維持も良好であり、さらに耐酸性等非常に耐久性の高い
外壁となりしかも、施工性がよく、工費も低減できる。 【解決手段】 コンクリート躯体の外壁面1に合成樹脂
フィルムに合成樹脂繊維を植毛した下地シート2を貼設
し、仕上材として、その上に樹脂入りセメントペースト
8と塗装9を施すか、または樹脂入りセメントペース
ト、発泡合成樹脂板、樹脂入りセメントペーストの順で
積層させる。
維持も良好であり、さらに耐酸性等非常に耐久性の高い
外壁となりしかも、施工性がよく、工費も低減できる。 【解決手段】 コンクリート躯体の外壁面1に合成樹脂
フィルムに合成樹脂繊維を植毛した下地シート2を貼設
し、仕上材として、その上に樹脂入りセメントペースト
8と塗装9を施すか、または樹脂入りセメントペース
ト、発泡合成樹脂板、樹脂入りセメントペーストの順で
積層させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄筋コンクリート
建物の外壁外防水構造に関するものである。
建物の外壁外防水構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】鉄筋コンクリート建物の躯体外壁の外防
水工は、例えば樹脂系の塗装材(商品名:アロンコート
等)を塗布することにより行われている。
水工は、例えば樹脂系の塗装材(商品名:アロンコート
等)を塗布することにより行われている。
【0003】また、外壁に断熱性能を持たせるために、
断熱材を取り付けるにはコンクリート躯体の外側に軽量
鉄骨等での別の骨組みを組み、ここに取り付け、その上
に仕上材を施している。
断熱材を取り付けるにはコンクリート躯体の外側に軽量
鉄骨等での別の骨組みを組み、ここに取り付け、その上
に仕上材を施している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、塗装材の塗布
による外防水の方法では、コンクリート躯体を構成する
コンクリートのひび割れ等に完全に対応できない。ま
た、塗装材のため、一部に不良部が発生すると、そこよ
り水が内部に進入し、外壁塗装のふくれ等が発生し、ま
た、漏水するおそれもある。
による外防水の方法では、コンクリート躯体を構成する
コンクリートのひび割れ等に完全に対応できない。ま
た、塗装材のため、一部に不良部が発生すると、そこよ
り水が内部に進入し、外壁塗装のふくれ等が発生し、ま
た、漏水するおそれもある。
【0005】一方、断熱材を取り付けるのに軽量鉄骨等
での別の骨組みを組むのでは、構造が複雑で、手間がか
かり、コスト的にも不合理である。
での別の骨組みを組むのでは、構造が複雑で、手間がか
かり、コスト的にも不合理である。
【0006】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、ひび割れ等に対応できて止水性の確保および維持も
良好であり、しかも、施工性がよく、工費も低減できる
外壁外防水構造を提供することにある。
し、ひび割れ等に対応できて止水性の確保および維持も
良好であり、しかも、施工性がよく、工費も低減できる
外壁外防水構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、第1に、コンクリート躯体外壁面に合成樹脂
フィルムに合成樹脂繊維を植毛した下地シートを貼設
し、その上に仕上材を塗布すること、第2に、仕上材は
樹脂入りセメントペーストであり、その上に塗装を施す
こと、第3に、コンクリート躯体外壁面に合成樹脂フィ
ルムに合成樹脂繊維を植毛した下地シートを貼設し、そ
の上に仕上材は樹脂入りセメントペーストと発泡合成樹
脂板との積層による仕上材を施すが、下地のシート面上
に樹脂入りセメントペースト、発泡合成樹脂板、樹脂入
りセメントペーストの順で積層させること、第4に、下
地シートの合成樹脂フィルムはポリエチレンフィルムで
あり、植毛する合成樹脂繊維はポリプロピレンであるこ
と、第5に、目地部では、下地シートの端部同士に跨が
るように下地シートを重ね、変性シリコン等の弾性接着
剤で止封すること、第6に、外面側の樹脂入りセメント
ペースト層にはガラスクロスを介在させることを要旨と
するものである。
するため、第1に、コンクリート躯体外壁面に合成樹脂
フィルムに合成樹脂繊維を植毛した下地シートを貼設
し、その上に仕上材を塗布すること、第2に、仕上材は
樹脂入りセメントペーストであり、その上に塗装を施す
こと、第3に、コンクリート躯体外壁面に合成樹脂フィ
ルムに合成樹脂繊維を植毛した下地シートを貼設し、そ
の上に仕上材は樹脂入りセメントペーストと発泡合成樹
脂板との積層による仕上材を施すが、下地のシート面上
に樹脂入りセメントペースト、発泡合成樹脂板、樹脂入
りセメントペーストの順で積層させること、第4に、下
地シートの合成樹脂フィルムはポリエチレンフィルムで
あり、植毛する合成樹脂繊維はポリプロピレンであるこ
と、第5に、目地部では、下地シートの端部同士に跨が
るように下地シートを重ね、変性シリコン等の弾性接着
剤で止封すること、第6に、外面側の樹脂入りセメント
ペースト層にはガラスクロスを介在させることを要旨と
するものである。
【0008】請求項1記載の本発明によれば、合成樹脂
フィルムの両面に合成樹脂毛を植毛した下地シートは重
量が軽く、コンクリート躯体のコンクリート打設時に型
枠などにセットしておけば、植毛した合成樹脂繊維がア
ンカーとなって簡単に外壁面に貼付けることができる。
そして、外壁面にひび割れが発生した場合にこのアンカ
ーが伸びることにより、下地シート表面にはひび割れが
発生せず、その上の仕上材に影響を与えない。
フィルムの両面に合成樹脂毛を植毛した下地シートは重
量が軽く、コンクリート躯体のコンクリート打設時に型
枠などにセットしておけば、植毛した合成樹脂繊維がア
ンカーとなって簡単に外壁面に貼付けることができる。
そして、外壁面にひび割れが発生した場合にこのアンカ
ーが伸びることにより、下地シート表面にはひび割れが
発生せず、その上の仕上材に影響を与えない。
【0009】請求項2記載の本発明によれば、前記作用
に加えて、仕上材は樹脂入りセメントペーストであり、
下地シートの上に塗布するという簡単な作業を施すこと
ができ、このセメントペーストも植毛した合成樹脂繊維
がアンカーとなってしっかりと下地シート上に設置でき
る。
に加えて、仕上材は樹脂入りセメントペーストであり、
下地シートの上に塗布するという簡単な作業を施すこと
ができ、このセメントペーストも植毛した合成樹脂繊維
がアンカーとなってしっかりと下地シート上に設置でき
る。
【0010】請求項3記載の本発明によれば、前記作用
に加えて、発泡合成樹脂板(スタイロフォーム)を組み
込むことで断熱層を形成でき、しかも、直接躯体に取付
けることができるので、別の骨組みを組む従来例に比べ
て構造が簡単で、手間のかかない、安価のものとなる。
に加えて、発泡合成樹脂板(スタイロフォーム)を組み
込むことで断熱層を形成でき、しかも、直接躯体に取付
けることができるので、別の骨組みを組む従来例に比べ
て構造が簡単で、手間のかかない、安価のものとなる。
【0011】請求項4記載の本発明によれば、下地シー
トとしてコストおよび性能面で最適な材料を選択したも
のである。
トとしてコストおよび性能面で最適な材料を選択したも
のである。
【0012】請求項5記載の本発明によれば、変性シリ
コン等の弾性接着剤で止封することで目地部の下地シー
トの端部を容易に接合することができ、下地シート相互
の一体性を確保し、止水性を簡単に向上させることがで
きる。
コン等の弾性接着剤で止封することで目地部の下地シー
トの端部を容易に接合することができ、下地シート相互
の一体性を確保し、止水性を簡単に向上させることがで
きる。
【0013】請求項6記載の本発明によれば、介在させ
たガラスクロスにより、外面側の樹脂入りセメントペー
スト層の不陸調整を簡単に行うことができる。
たガラスクロスにより、外面側の樹脂入りセメントペー
スト層の不陸調整を簡単に行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を詳細
に説明する。図1は本発明の外壁外防水構造の第1実施
形態を示す縦断側面図で、図中1はコンクリート躯体の
外壁面を示す。
に説明する。図1は本発明の外壁外防水構造の第1実施
形態を示す縦断側面図で、図中1はコンクリート躯体の
外壁面を示す。
【0015】この外壁面1に合成樹脂フィルムに合成樹
脂繊維を植毛した下地シート2を貼設する。図4にこの
下地シート2を示すが、下地シート2を構成する合成樹
脂フィルムとしては塩化ビニルフィルム、ポリ塩化ビニ
リデン樹脂フィルムでもよいがポリオレフィン系のポリ
エチレンフィルム3、ポリプロピレンフィルムが有用で
ある。
脂繊維を植毛した下地シート2を貼設する。図4にこの
下地シート2を示すが、下地シート2を構成する合成樹
脂フィルムとしては塩化ビニルフィルム、ポリ塩化ビニ
リデン樹脂フィルムでもよいがポリオレフィン系のポリ
エチレンフィルム3、ポリプロピレンフィルムが有用で
ある。
【0016】また、植毛する合成樹脂毛繊維はポリオレ
フィン系のポリプロピレン4、ポリエチレンが好適であ
るが、ナイロン(6)、ナイロン(11)、ナイロン
(12)、ナイロン(66)、ナイロン(610)及び
それらを主成分とするポリアミド、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレン
オキシベンゾエート、ポリ1−4ジメチルシクロヘキサ
ンテレフタレート、ポルピバロラクトン及びそれらを主
成分とするポリエステル等のポリマーでも繊錐形成性ポ
リマーであれば本発明に通用できる。
フィン系のポリプロピレン4、ポリエチレンが好適であ
るが、ナイロン(6)、ナイロン(11)、ナイロン
(12)、ナイロン(66)、ナイロン(610)及び
それらを主成分とするポリアミド、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレン
オキシベンゾエート、ポリ1−4ジメチルシクロヘキサ
ンテレフタレート、ポルピバロラクトン及びそれらを主
成分とするポリエステル等のポリマーでも繊錐形成性ポ
リマーであれば本発明に通用できる。
【0017】植毛する合成樹脂毛は繊維を適度の長さに
切断して植毛用のパイル(短繊維)を調整し、合成樹脂
フィルムに植毛されるが、パイルの長さは通常0.3〜
3.0mm(好ましくは0.5〜1.5mm)である。
切断して植毛用のパイル(短繊維)を調整し、合成樹脂
フィルムに植毛されるが、パイルの長さは通常0.3〜
3.0mm(好ましくは0.5〜1.5mm)である。
【0018】ポリエチレンフィルム3にポリプロピレン
4のパイルを接着するための接着剤は処理剤等に安定で
且つ繊維を強力に接着し得る公知の接着剤である。かか
る接着剤としては、高温加熱により硬化(架橋化、網状
化)して、熱水、有機溶剤、薬品等に不溶性となる熱硬
化型接着剤が好ましい。例えば、メラミン−ホルムアル
デヒド初期縮合物、尿素−ホルムアルデヒド初期縮合物
等の水溶性の熱硬化性樹脂とアクリルアミド、メチロー
ルアクリルアミド、メチレンビスアクリルアミド、グリ
シジルアクリレート、グリシジルメタアクリレート等の
官能性ビニルモノマーとアクリル酸アルキルエステル、
メタクリル酸アルキルエステル、2−ヒドロキシアルキ
ルアクリレート等のアクリル酸エステルまたはメタクリ
ル酸エステルとアクリル酸またはメタクリル酸とからな
る共重合体との混合組成物を挙げることが出来る。その
他に、メチロール化ポリアミド、イソシアネート基を有
するポリウレタン等も使用することができるが、前記の
ものに限定されない。接着剤は溶液やエマルジョンの形
で使用される。
4のパイルを接着するための接着剤は処理剤等に安定で
且つ繊維を強力に接着し得る公知の接着剤である。かか
る接着剤としては、高温加熱により硬化(架橋化、網状
化)して、熱水、有機溶剤、薬品等に不溶性となる熱硬
化型接着剤が好ましい。例えば、メラミン−ホルムアル
デヒド初期縮合物、尿素−ホルムアルデヒド初期縮合物
等の水溶性の熱硬化性樹脂とアクリルアミド、メチロー
ルアクリルアミド、メチレンビスアクリルアミド、グリ
シジルアクリレート、グリシジルメタアクリレート等の
官能性ビニルモノマーとアクリル酸アルキルエステル、
メタクリル酸アルキルエステル、2−ヒドロキシアルキ
ルアクリレート等のアクリル酸エステルまたはメタクリ
ル酸エステルとアクリル酸またはメタクリル酸とからな
る共重合体との混合組成物を挙げることが出来る。その
他に、メチロール化ポリアミド、イソシアネート基を有
するポリウレタン等も使用することができるが、前記の
ものに限定されない。接着剤は溶液やエマルジョンの形
で使用される。
【0019】植毛加工は基布に接着剤を均一な薄膜状に
塗布した後、静電気植毛機等の植毛機を用いて、繊錐の
パイルを植毛することによって行なわれ、その後加熱乾
燥して接着剤を硬化すると、本発明に使用する植毛品に
よる下地シート2が得られる。
塗布した後、静電気植毛機等の植毛機を用いて、繊錐の
パイルを植毛することによって行なわれ、その後加熱乾
燥して接着剤を硬化すると、本発明に使用する植毛品に
よる下地シート2が得られる。
【0020】この下地シート4は図5、図6に示すよう
に型枠5を組んで外壁を施工する際に、型枠5に下地シ
ート2をタッカー止め等で固定して貼り、鉄筋6を配筋
し、この型枠5を建込み(片壁)、セパレータ7取り、
コンクリート打設、型枠解体下地シート2のシートジョ
イントカットという工程を経て、外壁面1に貼り付け
る。
に型枠5を組んで外壁を施工する際に、型枠5に下地シ
ート2をタッカー止め等で固定して貼り、鉄筋6を配筋
し、この型枠5を建込み(片壁)、セパレータ7取り、
コンクリート打設、型枠解体下地シート2のシートジョ
イントカットという工程を経て、外壁面1に貼り付け
る。
【0021】なお、図2に示すようにコンクリートの打
継ぎによる目地部では、樹脂モルタルで防水処理した後
で、下地シート4の端部同士に跨がるように小さな片と
した下地シート4を重ね、変性シリコン10等の弾性接着
剤で止封する。該弾性接着剤としては、長期にわたりゴ
ム状弾性(可撓性)を保持し、耐久性に優れるものとし
て、変性シリコン10系の接着剤の他、ポリサルファイド
変性エポキシ樹脂系接着剤、ポリウレタン樹脂系接着
剤、シリコンゴム系接着剤が使用可能である。
継ぎによる目地部では、樹脂モルタルで防水処理した後
で、下地シート4の端部同士に跨がるように小さな片と
した下地シート4を重ね、変性シリコン10等の弾性接着
剤で止封する。該弾性接着剤としては、長期にわたりゴ
ム状弾性(可撓性)を保持し、耐久性に優れるものとし
て、変性シリコン10系の接着剤の他、ポリサルファイド
変性エポキシ樹脂系接着剤、ポリウレタン樹脂系接着
剤、シリコンゴム系接着剤が使用可能である。
【0022】なお、この変性シリコン10等の弾性接着剤
は下地シート2に張力が生じた場合に該弾性接着剤の部
分で弾性による追随性を発揮できる。
は下地シート2に張力が生じた場合に該弾性接着剤の部
分で弾性による追随性を発揮できる。
【0023】そして下地シート2の上に仕上材としての
樹脂入りセメントペースト8を塗布し、その上に塗料に
よる塗装9を施した。
樹脂入りセメントペースト8を塗布し、その上に塗料に
よる塗装9を施した。
【0024】このようにして下地シート2は植毛した合
成樹脂繊維がアンカーとなって外壁面1に貼付き、図3
に示すように外壁面1にひび割れが発生した場合にこの
アンカーが伸びることにより、下地シート2の表面には
ひび割れが発生せず、その上の樹脂入りセメントペース
ト8や塗装9には影響を与えない。
成樹脂繊維がアンカーとなって外壁面1に貼付き、図3
に示すように外壁面1にひび割れが発生した場合にこの
アンカーが伸びることにより、下地シート2の表面には
ひび割れが発生せず、その上の樹脂入りセメントペース
ト8や塗装9には影響を与えない。
【0025】図7は本発明の第2実施形態を示すもの
で、前記第1実施形態と同じく外壁面1に合成樹脂フィ
ルムに合成樹脂繊維を植毛した下地シート2を貼設した
後で、断熱性能を持たせるためにその上に樹脂入りセメ
ントペースト8と発泡合成樹脂板(スタイロフォーム)
11との積層による仕上材を施す。
で、前記第1実施形態と同じく外壁面1に合成樹脂フィ
ルムに合成樹脂繊維を植毛した下地シート2を貼設した
後で、断熱性能を持たせるためにその上に樹脂入りセメ
ントペースト8と発泡合成樹脂板(スタイロフォーム)
11との積層による仕上材を施す。
【0026】この積層は図8に示すように下地シート2
の面上に樹脂入りセメントペースト8を2mm塗布し、
その上に発泡合成樹脂板11を25mm貼り、さらにその上
に樹脂入りセメントペースト8を2〜3mm塗布する。
の面上に樹脂入りセメントペースト8を2mm塗布し、
その上に発泡合成樹脂板11を25mm貼り、さらにその上
に樹脂入りセメントペースト8を2〜3mm塗布する。
【0027】また、前記外面側の樹脂入りセメントペー
スト8の層にはガラスクロス12を介在させた。養生期間
をおいて、その上には前記第1実施形態と同じく塗料に
よる塗装を施す。
スト8の層にはガラスクロス12を介在させた。養生期間
をおいて、その上には前記第1実施形態と同じく塗料に
よる塗装を施す。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように本発明の外壁外防水構
造は、ひび割れ等に対応できて止水性の確保および維持
も良好であり、さらに耐酸性等非常に耐久性の高い外壁
となりしかも、施工性がよく、工費も低減できるもので
ある。
造は、ひび割れ等に対応できて止水性の確保および維持
も良好であり、さらに耐酸性等非常に耐久性の高い外壁
となりしかも、施工性がよく、工費も低減できるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の外壁外防水構造の第1実施形態を示す
縦断側面図である。
縦断側面図である。
【図2】本発明の外壁外防水構造の第1実施形態を示す
施工中の縦断側面図である。
施工中の縦断側面図である。
【図3】本発明の外壁外防水構造の第1実施形態の作用
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図4】本発明で使用する下地シートの斜視図である。
【図5】下地シートのセットの第1段階の側面図であ
る。
る。
【図6】下地シートのセットの第2段階の側面図であ
る。
る。
【図7】本発明の外壁外防水構造の第2実施形態を示す
縦断側面図である。
縦断側面図である。
【図8】本発明の外壁外防水構造の第2実施形態を示す
施工過程の説明図である。
施工過程の説明図である。
1…外壁面 2…下地シート 3…ポリエチレンフィルム 4…ポリプロピレ
ン 5…型枠 6…鉄筋 7…セパレータ 8…樹脂入りセメ
ントペースト 9…塗装 10…変性シリコン 11…発泡合成樹脂板 12…ガラスクロス
ン 5…型枠 6…鉄筋 7…セパレータ 8…樹脂入りセメ
ントペースト 9…塗装 10…変性シリコン 11…発泡合成樹脂板 12…ガラスクロス
Claims (6)
- 【請求項1】 コンクリート躯体外壁面に合成樹脂フィ
ルムに合成樹脂繊維を植毛した下地シートを貼設し、そ
の上に仕上材を塗布することを特徴とした外壁外防水構
造。 - 【請求項2】 仕上材は樹脂入りセメントペーストであ
り、その上に塗装を施す請求項1記載の外壁外防水構
造。 - 【請求項3】 コンクリート躯体外壁面に合成樹脂フィ
ルムに合成樹脂繊維を植毛した下地シートを貼設し、そ
の上に仕上材は樹脂入りセメントペーストと発泡合成樹
脂板との積層による仕上材を施すが、下地のシート面上
に樹脂入りセメントペースト、発泡合成樹脂板、樹脂入
りセメントペーストの順で積層させることを特徴とした
外壁外防水構造。 - 【請求項4】 下地シートの合成樹脂フィルムはポリエ
チレンフィルムであり、植毛する合成樹脂繊維はポリプ
ロピレンである請求項1記載ないし請求項3のいずれか
に記載の外壁外防水構造。 - 【請求項5】 目地部では、下地シートの端部同士に跨
がるように下地シートを重ね、変性シリコン等の弾性接
着剤で止封する請求項1ないし請求項4のいずれかに記
載の外壁外防水構造。 - 【請求項6】 外面側の樹脂入りセメントペースト層に
はガラスクロスを介在させる請求項3ないし請求項5の
いずれかに記載の外壁外防水構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34490899A JP3323465B2 (ja) | 1999-12-03 | 1999-12-03 | 外壁外防水構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34490899A JP3323465B2 (ja) | 1999-12-03 | 1999-12-03 | 外壁外防水構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001159221A true JP2001159221A (ja) | 2001-06-12 |
JP3323465B2 JP3323465B2 (ja) | 2002-09-09 |
Family
ID=18372935
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34490899A Expired - Fee Related JP3323465B2 (ja) | 1999-12-03 | 1999-12-03 | 外壁外防水構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3323465B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102425281A (zh) * | 2011-09-26 | 2012-04-25 | 山东鲁能集团有限公司 | 建筑外墙涂料抗裂及耐污施工工艺 |
CN107109839A (zh) * | 2014-08-26 | 2017-08-29 | 固斯特建筑化工股份公司 | 用于由水泥基材料生产水密封表面的方法 |
CN108625498A (zh) * | 2018-06-18 | 2018-10-09 | 河南金拇指防水科技股份有限公司 | 一种粘接牢固的防水材料 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105019578A (zh) * | 2015-08-04 | 2015-11-04 | 邹思佳 | 一种反弹墙 |
-
1999
- 1999-12-03 JP JP34490899A patent/JP3323465B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN102425281A (zh) * | 2011-09-26 | 2012-04-25 | 山东鲁能集团有限公司 | 建筑外墙涂料抗裂及耐污施工工艺 |
CN107109839A (zh) * | 2014-08-26 | 2017-08-29 | 固斯特建筑化工股份公司 | 用于由水泥基材料生产水密封表面的方法 |
CN108625498A (zh) * | 2018-06-18 | 2018-10-09 | 河南金拇指防水科技股份有限公司 | 一种粘接牢固的防水材料 |
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JP3323465B2 (ja) | 2002-09-09 |
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