JP2001157955A - レンズ研削装置 - Google Patents
レンズ研削装置Info
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- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
Abstract
置を提供する。 【解決手段】 キャリッジ20の先端部に設けられると
ともに被加工レンズLを保持するレンズ保持軸22a,
22bと、レンズ保持軸22a,22bの軸線と略平行
な軸線を中心に回転可能に設けられた研削砥石11とを
備え、キャリッジ20をその後端部を中心にして回動さ
せることによりレンズ保持軸22a,22bを上下動さ
せてこのレンズ保持軸22a,22bに保持された被加
工レンズLを研削砥石11に接触させて被加工レンズL
を研削するレンズ研削装置において、レンズ保持軸22
a,22bの回転中心と研削砥石11の回転中心とを結
ぶ方向に上下動する受台56を設けた。
Description
回転駆動される研削砥石で眼鏡(メガネ)の玉形(玉
型)形状に研削加工するレンズ研削装置に関する。
6に示すように、被加工レンズLを保持するレンズ保持
軸1,1と、軸線がレンズ保持軸1,1の軸線と平行な研
削砥石2と、先端部にレンズ保持軸1,1を設けたキャ
リッジ3と、レンズ保持軸1の一端部を支持した型受台
4を上端に設けた支柱5と、この支柱5を上下方向に進
退させるモータ(図示せず)とを備えている。
より上下動すると、型受台4がレンズ保持軸1を上下動
させる。この上下動により、レンズ保持軸1,1に保持
に保持された被加工レンズLの周縁を研削砥石2に接触
させて、被加工レンズLを眼鏡レンズの形状(玉形形
状)に研削する。
うなレンズ研削装置では、型受台4の上下動によりキャ
リッジ3が軸7を中心にして回動して、レンズ保持軸
1,1に保持された被加工レンズLが研削砥石2に接触
するものであるから、被加工レンズLの大きさによって
研削砥石2に接触する位置が異なる。すなわち、レンズ
保持軸1と研削砥石2の軸とを結ぶ直線と支柱5とのな
す角度が被加工レンズLの大きさによって変化する。こ
のため、その角度ずれを補正しながら型受台4の上下動
を決めていかなければならず、その計算が複雑であり、
その計算にも誤差が発生し易い等の問題があった。
のであり、その目的は、角度ずれの補正を必要としない
レンズ研削装置を提供することにある。
め、請求項1の発明は、キャリッジの先端部に設けられ
るとともに被加工レンズを保持するレンズ保持軸と、前
記レンズ保持軸の軸線と略平行な軸線を中心に回転可能
に設けられた砥石とを備え、前記キャリッジをその後端
部を中心にして回動させることによりレンズ保持軸を上
下動させてこのレンズ保持軸に保持された被加工レンズ
を砥石に接触させて被加工レンズを研削するレンズ研削
装置において、前記レンズ保持軸の回転中心と砥石の回
転中心とを結ぶ方向に進退する進退手段を設け、この進
退手段の進退によって前記キャリッジを回動させること
を特徴とする。
装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
削装置)すなわち玉摺機は筐体10を有し、筐体10に
は砥石室10Aが設けられている。この砥石室10Aの
中には、図示しないモ−タで高速回転される研削砥石1
1が収納されている。この研削砥石11は荒砥石(粗砥
石)12とヤゲン砥石13とから構成されている。
の軸受14にはキャリッジ旋回軸21が回動自在且つ軸
方向に移動可能に嵌挿されている。このキャリッジ旋回
軸21にはキャリッジ20の後端部が固着されている。
これによりキャリッジ20はキャリッジ旋回軸21の軸
回りに旋回可能でかつ軸方向に摺動可能となっている。
に配設したレンズ保持軸22a,22bが保持され、こ
のレンズ保持軸22a,22bには被加工レンズLが挟
着保持される様になっている。このレンズ保持軸22
a,22bの軸線と研削砥石11の軸線は平行に設けら
れている。
ャリッジ20内に配置された駆動モータ25により、公
知の回転伝達機構Qを介して回転される。レンズ保持軸
22bの他端22cはキャリッジ20の側方から突出し
ている。
段Bが配設されている。このキャリッジ横移動手段Bは
L形ア−ム部材30を備え、このア−ム部材30は筐体
10の側壁から張り出された軸状のレ−ル部材15に摺
動可能に支持されている。また、ア−ム部材30の一端
部34は、キャリッジの旋回軸21に軸線周りに回動可
能に且つ横移動不能に取付けられている。
定フレーム側に固定された横移動用(Y方向移動用)の
駆動モ−タ(Y方向駆動手段)32と、駆動モータ32
の出力軸に取り付けられた送りネジ33を有する。この
送りネジ33は、キャリッジ旋回軸21と平行に設けら
れていると共に、アーム部材30に螺着されている。そ
して、このモ−タ32の回転により送りネジ33を正回
転(正転)又は逆回転(逆転)させると、ア−ム部材3
0はキャリッジ旋回軸21に沿って左右方向に移動し、
このア−ム部材30の移動によりキャリッジ20も同量
同方向に移動される様になっている。
手段(進退手段)Cが設けられている。この軸間距離調
整手段Cは、図2に示すように、筺体10に設けた軸5
0に回動自在に取り付けたベース盤51と、ベース盤5
1に取り付けられてその上面から上方に延び且つその上
面に対して直交したガイドレール53と、ガイドレール
53と平行に且つ回動可能にベース盤51に設けられた
スクリュー軸54と、ベース盤51の下面に取り付けら
れそのスクリュー軸54を回動させるパルスモータ(駆
動モータ)55と、スクリュー軸54の回動によりガイ
ドレール53に沿って上下動する受台56とを備えてい
る。
線と同一直線上に設けられており、ガイドレール53と
スクリュー軸54とがその軸50を挟み込む位置から上
方へ延びている。また、レンズ保持軸22bの一端22
cがガイドレール53とスクリュー軸54との間に挟み
込まれているとともにガイドレール53に沿って移動可
能となっている。そして、受台56は軸50の中心(研
削砥石11の回転中心)とレンズ保持軸22bの一端2
2cの中心(レンズ保持軸22bの回転中心)とを結ぶ
直線M上に沿って上下動することになる。
2cを受けており、受台56がガイドレール53に沿っ
て上下動(進退)することによりキャリッジ20がキャ
リッジ旋回軸21を中心にして回動する。また、ガイド
レール53の上端部には補強部材57が固定され、この
補強部材57はスクリュー軸54の上端部を回動自在に
保持している。
図示しない制御装置によって制御されるものであり、こ
の制御装置は筺体10内に設けられている。
軸線と同一直線上に設けられた軸50を中心にして回動
するものであるから、被検レンズLの大きさに拘わりな
く受台56は図2に示すように軸50の中心とレンズ保
持軸22bの一端22cの回転中心とを結ぶ直線Mに沿
って上下動する。
加工レンズLと研削砥石11の接触する位置が異なる
が、図3に示すように、その接触位置とレンズ保持軸2
2bの回転中心とを結ぶ直線Pと直線Mとのなす角度θ
は小さく、このため、直線P上の被加工レンズLの径と
直線M上の被加工レンズの径とはほぼ同一とみなすこと
ができ。
基づいて受台56を上下動させるだけでよいものとな
り、従来のように角度補正をしなくとも正確なレンズ研
削加工を実現することができる。
である。図4において、60は一対のガイドレール5
3,53に沿って上下動自在に取り付けられたガイド部
材であり、このガイド部材60はキャリッジ20の側端
から突出したレンズ保持軸22bの一端22cに枢支さ
れている。そして、ガイド部材60は、受台56の上下
動によって図4に示すように軸50の中心とレンズ保持
軸22bの一端22cの回転中心とを結ぶ直線Mに沿っ
て上下動するようになっている。
保持軸22bの一端22cがガイドレール53とスクリ
ュー軸54とによって挟持された状態になっていないこ
とにより、ガイド部材60の上下動をスムーズに行うこ
とができる。
は、キャリッジの先端部に設けられるとともに被加工レ
ンズを保持するレンズ保持軸と、前記レンズ保持軸の軸
線と略平行な軸線を中心に回転可能に設けられた砥石と
を備え、前記キャリッジをその後端部を中心にして回動
させることによりレンズ保持軸を上下動させてこのレン
ズ保持軸に保持された被加工レンズを砥石に接触させて
被加工レンズを研削するレンズ研削装置において、前記
レンズ保持軸の回転中心と砥石の回転中心とを結ぶ方向
に進退する進退手段を設け、この進退手段の進退によっ
て前記キャリッジを回動させるものであるから、従来の
ように角度補正をしなくとも正確なレンズ研削加工を実
現することができる。
手段を示した説明図である。
図である。
る。
保持された被加工レンズを示した説明図である。
ズとの位置関係を示した説明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 キャリッジの先端部に設けられるととも
に被加工レンズを保持するレンズ保持軸と、 前記レンズ保持軸の軸線と略平行な軸線を中心に回転可
能に設けられた砥石とを備え、前記キャリッジをその後
端部を中心にして回動させることによりレンズ保持軸を
上下動させてこのレンズ保持軸に保持された被加工レン
ズを砥石に接触させて被加工レンズを研削するレンズ研
削装置において、 前記レンズ保持軸の回転中心と砥石の回転中心とを結ぶ
方向に進退する進退手段を設け、 この進退手段の進退によって前記キャリッジを回動させ
ることを特徴とするレンズ研削装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34173099A JP4360722B2 (ja) | 1999-12-01 | 1999-12-01 | レンズ研削装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP34173099A JP4360722B2 (ja) | 1999-12-01 | 1999-12-01 | レンズ研削装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2001157955A true JP2001157955A (ja) | 2001-06-12 |
JP4360722B2 JP4360722B2 (ja) | 2009-11-11 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34173099A Expired - Fee Related JP4360722B2 (ja) | 1999-12-01 | 1999-12-01 | レンズ研削装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005055320A (ja) * | 2003-08-05 | 2005-03-03 | Pentax Corp | 電気泳動チップ |
CN102240939A (zh) * | 2011-07-22 | 2011-11-16 | 温州欣视界科技有限公司 | 高精度硬性角膜接触镜边弧抛光机 |
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---|---|---|---|---|
JP5976270B2 (ja) * | 2010-09-30 | 2016-08-23 | 株式会社ニデック | 眼鏡レンズ加工装置 |
-
1999
- 1999-12-01 JP JP34173099A patent/JP4360722B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP4360722B2 (ja) | 2009-11-11 |
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