JP2001157952A - 成型品の外周用バリ取り装置 - Google Patents

成型品の外周用バリ取り装置

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JP2001157952A
JP2001157952A JP34058599A JP34058599A JP2001157952A JP 2001157952 A JP2001157952 A JP 2001157952A JP 34058599 A JP34058599 A JP 34058599A JP 34058599 A JP34058599 A JP 34058599A JP 2001157952 A JP2001157952 A JP 2001157952A
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JP34058599A
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Inventor
Kiyoshi Inoue
喜義 井上
Kenji Suguro
謙二 勝呂
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Suguro Tekko KK
Original Assignee
Suguro Tekko KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は機械でバリ取り加工が行われて寸法
精度を向上させ、量産バリ取り加工に最適であると共に
ワークに歪が生じることなく加工でき、且つ刃物の交換
期間が延びて加工コストを低減することが可能となる。
またマグネシウム成型品の外周仕上げ加工が高精度で安
全に行えると共に機械で切削バリ取り加工が可能となる
成型品の外周用バリ取り装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 基台1の中央には、ワークWの外周仕上
げ寸法に形成した形成カム2を回動自在に設け、該形成
カム2の上部にワーク取付台3を設け、形成カム2と当
接させる接触ローラー4を水平移動可能な刃物台5の先
端に取付け、該刃物台5を水平移動させると共に一定な
押圧で付勢する水平移動手段6を備え、且つ形成カム2
を回動させる回動手段7を備えて少なくとも構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車の計器カバー
や家電製品などの異形で曲面や曲線を有した成型品が機
械加工で、その周囲を切削して仕上げる際に使用する成
型品の外周用バリ取り装置、特には異形で且つ薄肉な成
型品の外周部の成型バリやゲートなどを切削して仕上げ
るための成型品の外周用バリ取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、異形で曲面や曲線を有した成型品
の外周仕上げを行う場合、成型バリやゲートなどを始め
にグラインダーやエンドミルなどの回転刃或いはニッパ
ーや弓鋸等の切削工具である程度除去し、それをヤスリ
やサンドペーパー等が用いられた手作業によって仕上げ
られる加工が一般的なバリ取り加工であった。しかしな
がら前記手作業によるバリ取り加工は非常に能率が悪
く、寸法精度も悪く、且つ不良品が多く出てしまうた
め、安定した生産が出来ないと共に収益性が良くなかっ
た。又、この時、粉塵が発生するため、作業環境が悪い
ものであった。
【0003】更に異形で曲面や曲線を有すると共に薄肉
に形成された成型品の外周仕上げを行う場合、加工中に
成型品が曲ったり反ったり或いは亀裂や割れを生じ易い
ので、神経を集中させて作業を行わなければならないも
のであった。特にゲートを除去する際、一気に除去出来
ず、少しずつ除去しなければならず、手間が掛り作業性
が悪かった。しかも除去する量が多過ぎると、エンドミ
ルなどの回転刃を用いて削除する時には、ブレやビビリ
を生じて仕上げ面精度の劣化となったり、或いはワーク
の素材面の逃げや欠け等が発生したり、更には回転刃が
食い込んで不良品を生じたりし易かったので、寸法精度
が不安定となり、製品歩留まりが悪かった。
【0004】このため、機械加工で前記成型品の外周を
自動切削して仕上げる外周用バリ取り装置が工夫されて
いる。この装置としては倣い装置を備えたフライスやN
C工作機械などが用いられ、予めエンドミルやドリルを
取付けて所定位置にセットして置き、エンドミルやドリ
ルが倣いサンプルに沿って移動或いはプログラムに基づ
いてエンドミルやドリルが移動しながらバリ取り加工が
行われるものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記外
周用バリ取り装置にエンドミルやドリル等の回転刃を取
付けてバリ取り加工を行うと、非鉄金属の薄肉な成型品
或いは合成樹脂やゴムなどの成型品は素材自体の強度が
小さく、前記回転刃を素材面に当てると、回転刃が食い
込んでしまったり、焼き付きなどが発生し易かった。ま
たエンドミルやドリル等の回転工具を使用する際、モー
ターの回転による振動や騒音が発生していた。更に、薄
肉な成型品を前記回転刃で切削すると、ワークの素材面
の逃げや欠け等が発生して不良品を出し易かった。しか
もNC工作機械を用いる場合には、設備装置費や維持管
理費が多く掛ると共に熟練したプログラマーを雇わなけ
ればならず、且つ零細企業ではNC工作機械を購入する
ことが困難であるのが現状である。
【0006】一方、非鉄金属に於けるマグネシウムダイ
カスト製品の外周加工を行う場合、グラインダー加工の
ような粉体状の切粉を析出させると、マグネシウムの切
粉が発火したり、或いはエンドミルやドリルなどの回転
刃で行っても切削量が少ないと、マグネシウムの切粉は
発火し易くなり、周囲の油などに火がついて出火を起こ
す恐れがあり、切削条件が非常に難しかった。このよう
にマグネシウムは微細になると活性化し、取扱いを間違
えると非常に危険な金属で、加工中に切粉の発火や燃
焼、粉塵の飛散充満による爆発を誘因し、水と反応し水
素ガスを発生する特に不安定な金属であり、その量産バ
リ取り加工法の安全確保が困難であった。このため、マ
グネシウムダイカスト製品の外周バリ取り加工は機械加
工で行うものはなく、殆ど手作業で行われているのが現
状である。
【0007】本発明は機械加工でバリ取りが行われて寸
法精度を向上させ、量産バリ取り加工に最適であると共
にワークに歪が生じることなく加工でき、且つ刃物の交
換期間が延びて加工コストを低減することが可能となる
成型品の外周用バリ取り装置を提供することを目的とす
る。
【0008】本発明の別の目的は、マグネシウム成型品
の外周仕上げ加工が高精度で安全に行えると共に機械加
工で切削バリ取り作業が可能となる成型品の外周用バリ
取り装置を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明は成されたものであり、つまり、基台の中央
には、ワークの外周仕上げ寸法に形成した形成カムを回
動自在に設け、該形成カムの上部にワーク取付台を設
け、形成カムと当接させる接触ローラーを水平移動可能
な刃物台の先端に取付け、該刃物台を水平移動させると
共に一定な押圧で付勢するための水平移動手段を備え、
且つ形成カムを回動させるための回動手段を備えて少な
くとも構成させる。また前記形成カムの両側に、接触ロ
ーラーを下方先端に取付けた刃物台が配置され、前記回
動手段として、形成カムの下方に固着する歯車と、該歯
車と噛合するラックと、そのラックを駆動させるための
駆動用シリンダーとから成すか或いはステップモーター
を用いても良く、上方からワークを押えると共に回動自
在な押え部材と、該押え部材を先端に取付けたクランプ
とから成るワーク押え手段が備えられ、前記水平移動手
段として、刃物台の後端と連結する押圧用シリンダー
と、刃物台をスムーズに摺動させるためのころがり軸受
を用いたガイド部材とから成すと良く、更に刃物台へ刃
物としてバイトや薄刃を装着させると良い。尚、本発明
で言う「ワークの外周仕上げ寸法に形成した」とは、形
成カム自体の外周全体がワークの外周仕上げ寸法と同一
に形成した場合だけを指すのではなく、形成カム自体の
所定位置の外周が仕上げ寸法と同一に形成した場合、或
いは形成カム自体は外周仕上げ寸法と相似関係にある
が、刃物で加工した時に外周仕上げ寸法にワークが仕上
げられる場合も指すものとする。
【0010】
【発明の実施の形態】図1、図2は本発明の実施形態を
示す図であり、これに基づいて説明する。(1)は本装
置の基台であり、(2)は基台(1)の中央に設けた回
動自在な形成カムであり、該形成カム(2)はワーク
(W)の外周仕上げ寸法に形成すると共にその外周表面
には焼き入れ処理が施されている。尚、前記形成カム
(2)の外周はワーク(W)の外周仕上げ寸法と必ずし
も同一でなくても良く、切削加工後、ワーク(W)が所
定寸法の外周に仕上げられる形状のものであれが良い。
(3)は形成カム(2)の上部に一体形成させたワーク
取付台であり、その上面に成型された薄肉のワーク
(W)が安定して支持されるように、凹みや穴などの逃
げを設けると共に位置決め機能も有している。(4)は
形成カム(2)の外周と当接させる回転自在な接触ロー
ラーであり、(5)は接触ローラー(4)を下方先端に
取付けた刃物台であり、該刃物台(5)は形成カム
(2)の両側に配置されている。(6)は刃物台(5)
を水平移動させると共に一定な押圧で付勢するための水
平移動手段であり、該水平移動手段(6)には、刃物台
(5)の後端と連結する押圧用シリンダー(61)と、刃物
台(5)をスムーズに摺動させるためのころがり軸受を
用いたガイド部材(62)とがある。前記押圧用シリンダー
(61)としてエアーシリンダーを用いると良い。尚、前記
ガイド部材(62)は軌道と案内部とからなる構造のもので
も良く、上記のものに限定されるものではない。
【0011】(7)は形成カム(2)を回動させるため
の回動手段であり、該回動手段(7)は基台(1)の下
方に設けられ、その構造としては形成カム(2)の下方
に、ボルトなどの適宜な固着方法を設けた歯車(71)と、
該歯車(71)と噛合するラック(72)と、そのラック(72)を
駆動させるためのエアーシリンダーである駆動用シリン
ダー(73)とから成されたものを用いると良い。又、前記
歯車(71)には形成カム(2)と固定させるための歯車軸
(71a)が設けられている。尚、前記歯車(71)と形成カ
ム(2)との固定方法は他の方法でも良い。(8)は刃
物台(5)に取付ける刃物であり、該刃物(8)として
はバイトを用いるが、特に軟質な合成樹脂やゴムをバリ
取り加工する場合には薄刃を用いると良い。(9)はワ
ーク(W)を上方から押えるワーク押え手段であり、該ワ
ーク押え手段(9)にはワーク(W)を上方から押えると
共に回動自在な押え部材(91)と、該押え部材(91)を先端
に取付けたクランプ(92)とがある。また前記押え部材(9
1)には回動自在になるようにベアリングを装着し、前記
クランプ(92)は基台(1)に取付けられている。尚、前
記押え部材(91)は上記構造に限定されるものではなく、
例えば、ワーク(W)に穿設された穴や開口部があれば、
それを利用してワーク取付台(3)側と外側からワーク
(W)の上方を押える図示しない部材とによる構造のもの
でも良く、ワーク(W)全体がしっかりと固定出来る構造
を有していれば良い。(10)は駆動用シリンダー(73)に
エアーシリンダーを用いた場合に備えるハイドロ装置あ
り、該ハイドロ装置(10)としては市販されている油圧
ハイドロを用い、この役目はエアーシリンダー(73) の
インチング(脈動)を防止するのものであり、空気圧を
油圧に変換して送りムラを押え、面粗度の安定化を計る
ものである。(11)は形成カム(2)とワーク取付台
(3)が回動されるために取付けられた歯車軸(71a)
或いは後述する連結軸(74)を支持する軸受であり、該
軸受(11)は基台(1)の中央に取付けられている。
尚、図示した軸受(11)以外のものでも良い。また前記
歯車軸(71a)や連結軸(74)が軽く回転するように、
前記軸受(11)には図示しないベアリングが装着されて
いる。
【0012】図3は本発明で用いる回動手段(7)の別
実施形態を示す図であり、これは前記回動手段(7)と
比べると、形成カム(2)の下部と連結軸(74)を介在
させてステップモーター(7)に直結させたものであ
る。またハイドロ装置(10)は不要であり、他は同じで
ある。尚、ステップモーター(7)を用いた場合は、ワ
ーク(W)の外周を1週連続させて切削出来るようにプ
ログラムした時には、接触ローラー(4)と刃物台
(5)及び水平移動手段(6)は片側だけ設けたものと
しても良い。
【0013】次に本発明装置の使用方法を図4に基づい
て説明する。予め左右の刃物台(5)がワーク取付台
(3)から離れていることを確認すると共に所定位置に
刃物(8)であるバイトを取付けておく[図4(a)参
照]。この時の確認としては、形成カム(2)から左右
の接触ローラー(4)が離れていることを目で確認する
か或いはセンサーでチェックする。先ず始めにワーク
(W)をワーク取付台(3)に載せると共に安定して所
定位置に載せられていることを確認する。その後、図1
に示すクランプ(92)を作動させると、押え部材(91)がワ
ーク(W)の上方から押え付けられるのである[図4
(b)参照]。次に右側の水平移動手段(6)を作動さ
せると、押圧用シリンダー(61)が刃物台(5)の後端を
押しながら該刃物台(5)はガイド部材(62)によってス
ムーズに摺動されて左側に移動し、刃物台(5)の先端
に取付けた接触ローラー(4)が形成カム(2)に当接
して停止する。この時、バイト(8)はワーク(W)の外
周に約0.5mm食い込み、且つ接触ローラー(4)は形成
カム(2)を一定押圧力で押し続けるのである[図4
(c)参照]。この状態で回動手段(7)を作動させる
と、ラック(72)が直線移動されると共に噛合する歯車(7
1)を回転させることにより、形成カム(2)と一緒にワ
ーク(W)を取付けたワーク取付台(3)が回転し始め
る。ワーク取付台(3)が回転し始めると、形成カム
(2)の外周に対して接触ローラー(4)は一定な押圧
で当接し且つ回転しながら水平移動するため、バイト
(8)はワーク(W)の外周形状に対応して左右に出入り
しながらワーク(W)の外周を仕上げ寸法で切削して滑ら
かにバリ取りが行われるのである。この時、刃物台
(5)の先端に取付けた接触ローラー(4)を介してバ
イト(8)は位置決めされ、接触ローラー(4)が形状カ
ム(2)に押圧付勢されていることにより、バイト(8)
の先端がワーク(W)へ確実に接触すると共にワーク
(W)にバイト(8)が食い込まれることを防止できるも
のとなる。またワーク(W)が曲面を有している場合で
もバイト(8)の刃幅に於いては、上下方向の曲面に沿っ
てバイト(8)が接しながら回転し、曲面のバリも除去す
ることが出来る。
【0014】そしてラック(72)が直線移動して歯車(71)
が端に来ると、駆動用シリンダー(73)の伸長動作は停止
する。また押圧用シリンダー(61)が収縮動作を開始させ
て刃物台(5)は右側に移動し、バイト(8)はワーク
(W)の外周から離れて停止する。この時、ワーク(W)の
外周は半分仕上げられる。次に左側の水平移動手段
(6)が作動され、左側の押圧用シリンダー(61)が刃物
台(5)の後端を押しながら該刃物台(5)は押出され
て接触ローラー(4)を形成カム(2)に当接させて停
止する[図4(d)参照]。次に駆動用シリンダー(73)
が収縮動作を開始すると、歯車(71)は逆回転しながら元
の位置に戻される。この時、左側のバイト(8)はワー
ク(W)の外周に約0.5mm食い込み、且つ接触ローラー
(4)は形成カム(2)を一定の押圧力で押し続けなが
らバイト(8)がワーク(W)の外周形状に対応して左右
に移動され、ワーク(W)の外周を前記同様に切削して行
くのである。この時、ワーク(W)外周の残り半分が仕上
げられて行く。そしてラック(72)が直線移動して歯車(7
1)が元の端に来ると、駆動用シリンダー(73)の収縮動作
は停止する。また左側の押圧用シリンダー(61)が収縮し
てバイト(8)はワーク(W)の外周から離れて停止す
る。これでワーク(W)の外周仕上げは完了する。そして
クランプ(92)を解除して押え部材(91)がワーク(W)の上
方に持ち上げられる[図4(e)参照]。その後、仕上
げられたワーク(W)をワーク取付台(3)から外せば良
い。次のワーク(W) をワーク取付台(3)にセットし
て上記工程を繰返して行えば良い。尚、ワーク(W)が
軟質な合成樹脂やゴムなどの成型品のバリ取り加工を行
う時は、バイトよりも薄幅の刃物(8)を取付けて加工す
ると良い。
【0015】次に本発明の成型品の外周用バリ取り装置
を使用して、異形で曲面や曲線を有した成型品を機械加
工したところ、不良品の発生がなく且つ高能率でバリ取
り加工が出来た。又、薄肉な成型品を本発明装置で加工
したところ、回転刃を使用した際に発生したワーク
(W)の素材面の逃げや欠け等が殆どなかった。しかも
NC工作機械が不要であるので、設備装置費や維持管理
費が余り掛らず、且つ熟練した作業者も不要であり、作
業が簡単で零細企業でも容易に購入することが可能とな
った。
【0016】更に従来、マグネシウムダイカスト製品の
外周加工は機械加工が困難であったが、刃物(8)とし
て回転しないバイトを使用することにより、回転刃と異
なり熱の発生が極めて少なく、マグネシウムの切粉が発
火し、周囲の油などに火がついて出火を起こす恐れが殆
どなくなり、マグネシウムダイカスト製品の外周仕上げ
加工が機械装置で容易に行えるものとなり、その量産バ
リ取り加工が可能となった。このため、0.05mmの寸法精
度が確保出来ると共に加工時間が短縮でき、加工費が減
少出来るものとなった。尚、家電製品のマグネシウムダ
イカストのカバーをバリ取り加工する場合、エンドミル
をNC工作機械に取付けて加工すると、成型品は平均1
00個前後加工した時点で、エンドミルが折れたり破損
或いは切れが悪くなって、エンドミルの交換を行わなけ
ればならなかった。一方、バイト(8)を使用した本発
明装置による加工方法では、前記成型品を1000個加
工しても異常がなく、その加工を続行することが出来る
ことが確認できた。従って、刃物(8)の寿命が長くな
ることにより加工コストを低減することが可能となっ
た。又、従来、15人掛って仕上げていたものを、本発
明装置でバリ取り加工したところ、2〜3人で同等の仕
事量が行え、且つ不良品も出なかった。
【0017】
【発明の効果】本発明はこのように構成させたことによ
り、下記に記載する効果を有する。
【0018】請求項1のように基台(1)の中央に、ワ
ーク(W)の外周仕上げ寸法に形成した形成カム(2)
を回動自在に設け、該形成カム(2)の上部にワーク取
付台(3)を設け、形成カム(2)と当接する接触ロー
ラー(4)を、水平移動可能な刃物台(5)の先端に取
付け、該刃物台(5)を水平移動させると共に一定な押
圧で付勢するための水平移動手段(6)を備え、且つ形
成カム(2)を回動させるための回動手段(7)を備え
て少なくとも構成することにより、刃物台(5)に市販
の刃物や成型バイトを取付けて使用すれば、従来の回転
工具が不要で且つスピンドルが不要となり、モーターの
回転による振動や騒音の発生がなくなると共に構造的に
も強度が要らず、製造コストが安価なものとなる。又、
形状カム(2)を用いて倣い加工が行われることで、刃
物台(5)に取付けた刃物(8)はワーク(W)と直角
方向に移動し、接触ローラー(4)がストッパーの役目
を果たす結果となって刃物(8)の食い込みなどが押え
られ、刃物(8)が常に一定な押圧でワーク(W)に押
付けられることにより、強度のない素材の成型品でも寸
法が安定し、切削面の面粗度も顕著に安定すると共に熟
練技術がなくても簡単にバリ取り加工が行えるものとな
った。更に形状カム(2)の形状は自由に製作でき、直
線、曲線、円、楕円、異形、三次元曲線の形状加工に対
応出来る。この結果、本発明は機械加工でバリ取りを行
って寸法精度が向上し、量産バリ取り加工に最適である
と共にワーク(W)に歪が生じることなく加工でき、且
つ刃物(8)の交換期間が延びて加工コストを低減する
ことが可能となる。またマグネシウムダイカスト製品の
外周加工は、従来の手作業で行われるものと異なり機械
加工が可能となったので、従来の寸法精度不良や反りな
どの不良品は殆どなくなり、加工時間が短縮され、加工
費を減少出来ると共にマグネシウム成型品の外周仕上げ
加工が高精度で安全に行えるものとなった。
【0019】請求項2のように形成カム(2)とワーク
取付台(3)を一体形成することにより、形状の位相ず
れが防止出来ると共に、従来の別位置に倣いサンプルを
配置するものと異なり、形成カム(2)がワーク取付台
(3)側で一体となるため、コンパクトな構造となる。
また形成カム(2)の両側に、接触ローラー(4)が下
方先端に取付けられた刃物台(5)を配置し、回動手段
(7)として形成カム(2)の下方に固着する歯車(71)
と、歯車(71)と噛合するラック(72)と、駆動用シリンダ
ー(73)とから成すことにより、ワーク(W)は半回転され
ると共にワーク(W)の外周半分がバリ取り加工され、且
つワーク(W)が半回転されて元の位置に戻される際にワ
ーク(W)外周の残り半分がバリ取り加工されることが出
来るため、回動手段(7)が小型で簡単な構造の装置と
なる。又、上方からワーク(W)を押えると共に回動自在
な押え部材(91)と、押え部材(91)を先端に取付けたクラ
ンプ(92)とから成るワーク押え手段(9)を備えること
により、ワーク(W)が回動される際に押え部材(91)も一
緒に回動するので、ワーク(W)の押さえが確実となる。
【0020】請求項3に示すように水平移動手段(6)
として、刃物台(5)の後端と連結する押圧用シリンダ
ー(61)と、刃物台(5)をスムーズに摺動させるための
ころがり軸受が用いられたガイド部材(62)とから成すこ
とにより、構造が単純で且つ安定した押圧力を付勢し続
けることが可能となり、形状カム(2)に沿った倣い加
工が確実に行えるものとなる。
【0021】請求項4に示すように回動手段(7)とし
てステップモーターを用い、それを形成カム(2)の下
方と直結させることにより、部品点数が減り、半回転さ
せた後、元の位置に戻す回動方式にしたり、一方向だけ
に回転させる回転方式にすることも可能なものとなる。
尚、この場合、ワーク(W)の外周を1週連続して切削
出来るように予めプログラムすることにより、接触ロー
ラー(4)と刃物台(5)及び水平移動手段(6)は片
側だけ設けた構造とすることができるので、構造がより
一層簡略化されたものとなる。
【0022】請求項5のように刃物台(5)に、刃物
(8)としてバイトを装着することにより、刃物(8)の
交換する期間が長くなって交換回数を減少させ、不良品
の発生がなく且つ高能率でバリ取り加工が出来るため、
加工コストを低減することが可能となった。しかも マ
グネシウムダイカスト製品の外周加工は機械加工が困難
であったが、刃物(8)として回転しないバイトを使用
することにより、回転刃と異なり熱の発生が極めて少な
く、マグネシウムの切粉が発火し、周囲の油などに火が
ついて出火を起こす恐れが殆どなくなり、マグネシウム
ダイカスト製品の外周仕上げ加工が機械加工で容易に行
えるものとなり、その量産バリ取り加工が可能となっ
た。更に0.05mmの寸法精度が確保出来るものとなった。
【0023】請求項6のように刃物台(5)に、刃物
(8)として薄刃を取付けることにより、柔軟な合成樹脂
やゴムなどの成型品であっても、外周のバリ取り加工が
機械化されて能率良く且つきれいに仕上げることが出来
るものとなる。
【0024】請求項7に示すように駆動用シリンダー(7
3)としてエアーシリンダーを用いると、多くの工場で配
備されているエアー設備に接続すれば直ぐに使用出来る
ものとなる。更にエアーシリンダー(73)にハイドロ装置
(10)を取付けることにより、エアーシリンダー(73)
の駆動スピードを安定させてゆっくり移動させ、インチ
ングが防止でき、空気圧を油圧に変換し送りムラを押
え、ワーク(W)及び刃物台(5)の駆動が安定した速
度となり、面粗度の安定化が計れるものとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の要部を示す斜視図である。
【図2】本実施形態の要部を示す説明図である。
【図3】別実施形態の要部を示す説明図である。
【図4】本発明の作用を示す説明図である。
【符号の説明】
1 基台 2 形成カム 3 ワーク取付台 4 接触ローラー 5 刃物台 6 水平移動手段 61 押圧用シリンダー 62 ガイド部材 7 回動手段 71 歯車 72 ラック 73 駆動用シリンダー 8 刃物 9 ワーク押え手段 91 押え部材 92 クランプ 10 ハイドロ装置 W ワーク
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年12月6日(1999.12.
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】(7)は形成カム(2)を回動させるため
の回動手段であり、該回動手段(7)は基台(1)の下
方に設けられ、その構造としては形成カム(2)の下方
に、ボルトなどの適宜な固着方法を設けた歯車(71)と、
該歯車(71)と噛合するラック(72)と、そのラック(72)を
駆動させるためのエアーシリンダーである駆動用シリン
ダー(73)とから成されたものを用いると良い。又、前記
歯車(71)には形成カム(2)と固定させるための歯車軸
(71a)が設けられている。尚、前記歯車(71)と形成カ
ム(2)との固定方法は他の方法でも良い。(8)は刃
物台(5)に取付ける刃物であり、該刃物(8)として
はバイトを用いるが、特に軟質な合成樹脂やゴムをバリ
取り加工する場合には薄刃を用いると良い。(9)はワ
ーク(W)を上方から押えるワーク押え手段であり、該ワ
ーク押え手段(9)にはワーク(W)を上方から押えると
共に回動自在な押え部材(91)と、該押え部材(91)を先端
に取付けたクランプ(92)とがある。また前記押え部材(9
1)には回動自在になるようにベアリングを装着し、前記
クランプ(92)は基台(1)に取付けられている。尚、前
記押え部材(91)は上記構造に限定されるものではなく、
例えば、ワーク(W)に穿設された穴や開口部があれば、
それを利用してワーク取付台(3)側と外側からワーク
(W)の上方を押える図示しない部材とによる構造のもの
でも良く、ワーク(W)全体がしっかりと固定出来る構造
を有していれば良い。(10)は駆動用シリンダー(73)に
エアーシリンダーを用いた場合に備えるハイドロ装置
あり、該ハイドロ装置(10)としては市販されている油
圧ハイドロを用い、この役目はエアーシリンダー(73)
のインチング(脈動)を防止するのものであり、空気圧
を油圧に変換して送りムラを押え、面粗度の安定化を計
るものである。(11)は形成カム(2)とワーク取付台
(3)が回動されるために取付けられた歯車軸(71a)
或いは後述する連結軸(74)を支持する軸受であり、該
軸受(11)は基台(1)の中央に取付けられている。
尚、図示した軸受(11)以外のものでも良い。また前記
歯車軸(71a)や連結軸(74)が軽く回転するように、
前記軸受(11)には図示しないベアリングが装着されて
いる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】図3は本発明で用いる回動手段(7)の別
実施形態を示す図であり、これは前記回動手段(7)と
比べると、形成カム(2)の下部と連結軸(74)を介在
させてステップモーター(7)に直結させたものであ
る。またハイドロ装置(10)は不要であり、他は同じで
ある。尚、ステップモーター(7)を用いた場合は、ワ
ーク(W)の外周を1周連続させて切削出来るようにプ
ログラムした時には、接触ローラー(4)と刃物台
(5)及び水平移動手段(6)は片側だけ設けたものと
しても良い。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】次に本発明装置の使用方法を図4に基づい
て説明する。予め左右の刃物台(5)がワーク取付台
(3)から離れていることを確認すると共に所定位置に
刃物(8)であるバイトを取付けておく[図4(a)参
照]。この時の確認としては、形成カム(2)から左右
の接触ローラー(4)が離れていることを目で確認する
か或いはセンサーでチェックする。先ず始めにワーク
(W)をワーク取付台(3)に載せると共に安定して所
定位置に載せられていることを確認する。その後、図1
に示すクランプ(92)を作動させると、押え部材(91)がワ
ーク(W)の上方から押え付けられるのである[図4
(b)参照]。次に右側の水平移動手段(6)を作動さ
せると、押圧用シリンダー(61)が刃物台(5)の後端を
押しながら該刃物台(5)はガイド部材(62)によってス
ムーズに摺動されて左側に移動し、刃物台(5)の先端
に取付けた接触ローラー(4)が形成カム(2)に当接
して停止する。この時、バイト(8)はワーク(W)の外
周に約0.5mm食い込み、且つ接触ローラー(4)は形成
カム(2)を一定押圧力で押し続けるのである[図4
(c)参照]。この状態で回動手段(7)を作動させる
と、ラック(72)が直線移動されると共に噛合する歯車(7
1)を回転させることにより、形成カム(2)と一緒にワ
ーク(W)を取付けたワーク取付台(3)が回転し始め
る。ワーク取付台(3)が回転し始めると、形成カム
(2)の外周に対して接触ローラー(4)は一定な押圧
で当接し且つ回転しながら水平移動するため、バイト
(8)はワーク(W)の外周形状に対応して左右に出入り
しながらワーク(W)の外周を仕上げ寸法で切削して滑ら
かにバリ取りが行われるのである。この時、刃物台
(5)の先端に取付けた接触ローラー(4)を介してバ
イト(8)は位置決めされ、接触ローラー(4)が形成カ
(2)に押圧付勢されていることにより、バイト(8)
の先端がワーク(W)へ確実に接触すると共にワーク
(W)にバイト(8)が食い込まれることを防止できるも
のとなる。またワーク(W)が曲面を有している場合で
もバイト(8)の刃幅に於いては、上下方向の曲面に沿っ
てバイト(8)が接しながら回転し、曲面のバリも除去す
ることが出来る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】請求項1のように基台(1)の中央に、ワ
ーク(W)の外周仕上げ寸法に形成した形成カム(2)
を回動自在に設け、該形成カム(2)の上部にワーク取
付台(3)を設け、形成カム(2)と当接する接触ロー
ラー(4)を、水平移動可能な刃物台(5)の先端に取
付け、該刃物台(5)を水平移動させると共に一定な押
圧で付勢するための水平移動手段(6)を備え、且つ形
成カム(2)を回動させるための回動手段(7)を備え
て少なくとも構成することにより、刃物台(5)に市販
の刃物や成型バイトを取付けて使用すれば、従来の回転
工具が不要で且つスピンドルが不要となり、モーターの
回転による振動や騒音の発生がなくなると共に構造的に
も強度が要らず、製造コストが安価なものとなる。又、
形成カム(2)を用いて倣い加工が行われることで、刃
物台(5)に取付けた刃物(8)はワーク(W)と直角
方向に移動し、接触ローラー(4)がストッパーの役目
を果たす結果となって刃物(8)の食い込みなどが押え
られ、刃物(8)が常に一定な押圧でワーク(W)に押
付けられることにより、強度のない素材の成型品でも寸
法が安定し、切削面の面粗度も顕著に安定すると共に熟
練技術がなくても簡単にバリ取り加工が行えるものとな
った。更に形成カム(2)の形状は自由に製作でき、直
線、曲線、円、楕円、異形、三次元曲線の形状加工に対
応出来る。この結果、本発明は機械加工でバリ取りを行
って寸法精度が向上し、量産バリ取り加工に最適である
と共にワーク(W)に歪が生じることなく加工でき、且
つ刃物(8)の交換期間が延びて加工コストを低減する
ことが可能となる。またマグネシウムダイカスト製品の
外周加工は、従来の手作業で行われるものと異なり機械
加工が可能となったので、従来の寸法精度不良や反りな
どの不良品は殆どなくなり、加工時間が短縮され、加工
費を減少出来ると共にマグネシウム成型品の外周仕上げ
加工が高精度で安全に行えるものとなった。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】請求項3に示すように水平移動手段(6)
として、刃物台(5)の後端と連結する押圧用シリンダ
ー(61)と、刃物台(5)をスムーズに摺動させるための
ころがり軸受が用いられたガイド部材(62)とから成すこ
とにより、構造が単純で且つ安定した押圧力を付勢し続
けることが可能となり、形成カム(2)に沿った倣い加
工が確実に行えるものとなる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台(1)の中央には、ワーク(W)の
    外周仕上げ寸法に形成した形成カム(2)を回動自在に
    設け、該形成カム(2)の上部にワーク取付台(3)を
    設け、前記形成カム(2)と当接させる接触ローラー
    (4)を、水平移動可能な刃物台(5)の先端に取付
    け、該刃物台(5)を水平移動させると共に一定な押圧
    で付勢するための水平移動手段(6)を備え、且つ前記
    形成カム(2)を回動させるための回動手段(7)を備
    えて少なくとも構成したことを特徴とする成型品の外周
    用バリ取り装置。
  2. 【請求項2】 前記形成カム(2)と前記ワーク取付台
    (3)が一体に形成され、前記形成カム(2)の両側に
    は、前記接触ローラー(4)を下方先端に取付けた刃物
    台(5)が配置され、前記回動手段(7)が、前記形成
    カム(2)の下方に固着する歯車(71)と、該歯車(71)と
    噛合するラック(72)と、そのラック(72)を駆動させるた
    めの駆動用シリンダー(73)とから成され、上方からワー
    ク(W)を押えると共に回動自在な押え部材(91)と、該押
    え部材(91)を先端に取付けたクランプ(92)とから成るワ
    ーク押え手段(9)が備えられた請求項1記載の成型品
    の外周用バリ取り装置。
  3. 【請求項3】 前記水平移動手段(6)が、前記刃物台
    (5)の後端と連結する押圧用シリンダー(61)と、前記
    刃物台(5)をスムーズに摺動させるためのころがり軸
    受を用いたガイド部材(62)とから成される請求項1又は
    2記載の成型品の外周用バリ取り装置。
  4. 【請求項4】 前記回動手段(7)がステップモーター
    であり、それを前記形成カム(2)の下方と直結させた
    請求項1記載の成型品の外周用バリ取り装置。
  5. 【請求項5】 前記刃物台(5)に、刃物(8)としてバ
    イトを装着させた請求項1又は2記載の成型品の外周用
    バリ取り装置。
  6. 【請求項6】 前記刃物台(5)に、刃物(8)として薄
    刃を装着させた請求項1又は2記載の成型品の外周用バ
    リ取り装置。
  7. 【請求項7】 前記駆動用シリンダー(73)がエアーシリ
    ンダーであり、且つそれにハイドロ装置(10)を接続し
    た請求項2記載の成型品の外周用バリ取り装置。
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