JP2011036941A - 複合工具、工作機械および加工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】工具交換を行うことなく、粗加工から仕上加工を1つの工具によって加工することにより、作業効率を向上させることができる複合工具、工作機械および加工方法を提供。
【解決手段】中心軸を有する工具本体41と、工具本体の中心軸方向端面に設けられた粗加工用刃45および仕上加工用刃46とを備える複合工具。粗加工用刃45は、工具本体の中心軸方向端面に前記中心軸方向へ突出して少なくとも1個設けられ、かつ、工具本体が中心軸を中心として回転された際に被加工物を加工できる向きに配置される。仕上加工用刃46は、工具本体の中心軸方向端面に中心軸方向へ突出して少なくとも1個設けられ、かつ、工具本体の中心軸方向端面から仕上加工用刃の先端までの突出量が、工具本体の中心軸方向端面から粗加工用刃の先端までの突出量よりも短い寸法に設定されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、単一の工具によって粗加工と仕上加工とを行うことが可能な複合工具、この複合工具を用いた工作機械および加工方法に関する。
従来、単一の工具によって、異なる複数の加工部位を加工できる工具として、特許文献1に開示された「切削具付バリ取り工具」が知られている。
これは、切削加工装置の主軸等に取付けられて、回転しながら被加工物を切削する回転工具であって、円孔の開口部の周縁に傾斜した面取り部分を形成する面取りナイフと、段付孔の孔内部の平坦面を形成するための平削りナイフとが軸方向にずれて設けられた構成である。
切削加工の際、工具本体を回転させながら被加工物に押し当てる。すると、工具本体に固定された平削りナイフによって段付孔の平坦面の切削が行われる。工具本体が平坦面を切削しながら所定の深さまで押しこまれると、平削りナイフよりも後方に固定された面取りナイフによって開口部の周縁が面取りされる。
従って、特許文献1の工具を使用すれば、一つの工具により段付部の平坦面の形成と、開口部の周縁のバリ取りとを行うことができる。
特許第2904677号公報
しかしながら、特許文献1に記載の工具は、異なる加工部位を加工するものであるため、例えば、粗加工された面を仕上げ加工する場合、仕上加工用の工具に交換したのち、再度加工動作を行わなければならないため、作業効率が悪いという課題がある。つまり、特許文献1に記載の工具で所定形状に粗加工したのち、仕上加工用工具に交換しなければならないため、工具交換に伴う労力、時間がかかり、効率的な作業が望めないという課題がある。
本発明の目的は、このような課題を解消し、工具交換を行うことなく、粗加工から仕上加工を1つの工具によって加工することにより、作業効率を向上させることができる複合工具、工作機械および加工方法を提供することにある。
本発明の複合工具は、中心軸を有する工具本体と、前記工具本体の中心軸方向端面に設けられた粗加工用刃および仕上加工用刃とを備え、前記粗加工用刃は、前記工具本体の中心軸方向端面に前記中心軸方向へ突出して少なくとも1個設けられ、かつ、この粗加工用刃は、前記工具本体が前記中心軸を中心として回転された際に被加工物を加工できる向きに配置され、前記仕上加工用刃は、前記工具本体の中心軸方向端面に前記中心軸方向へ突出して少なくとも1個設けられ、かつ、前記工具本体の中心軸方向端面から前記仕上加工用刃の先端までの突出量が、前記工具本体の中心軸方向端面から前記粗加工用刃の先端までの突出量よりも短い寸法に設定されている、ことを特徴とする。
この構成によれば、複合工具を工具本体の中心軸を中心として回転させるとともに、複合工具と被加工物とを相対移動させると、粗加工用刃によって被加工物が粗加工される。このとき、工具本体の中心軸方向端面から仕上加工用刃の先端までの突出量が、工具本体の中心軸方向端面から粗加工用刃の先端までの突出量よりも短い寸法に設定されているから、複合工具を回転させて粗加工を行っても、仕上加工用刃は被加工物に接することがない。
次に、複合工具の仕上加工用刃を粗加工された被加工物の面に接触させた状態のまま、複合工具を回転させることなく、複合工具と被加工物とを相対移動させると、仕上加工用刃によって被加工物が平削りされる。このとき、複合工具は回転していないので、粗加工用刃は被加工物に接することがないから、仕上加工用刃によって被加工物が仕上加工される。
従って、工具交換を行うことなく、粗加工から仕上加工を1つの工具によって加工できるから、作業効率を向上させることができる。
本発明の複合工具において、前記粗加工用刃および前記仕上加工用刃は、前記中心軸を中心とする同一円周上に配置され、前記仕上加工用刃は、これに隣接する前記粗加工用刃に対して前記中心軸を中心として30度間隔以上離れて配置されている、ことが好ましい。
この構成によれば、粗加工用刃および仕上加工用刃が中心軸を中心とする同一円周上に配置されているから、粗加工用刃で粗加工したのち、仕上加工用刃の角度を割り出すだけで、仕上加工用刃を粗加工した被加工物の加工面に位置させることができる。
また、仕上加工用刃は、これに隣接する粗加工用刃に対して中心軸を中心として30度間隔以上離れて配置されているから、仕上加工に際して、仕上加工用刃を被加工物に接触させた際に、粗加工用刃が被加工物に接触するのを極力避けることができる。
本発明の複合工具において、前記工具本体は、工作機械の主軸に装着される主軸装着部と、この主軸装着部に一体的に形成され主軸装着部を中心として円盤状に形成された刃装着部とを備え、前記粗加工用刃および仕上加工用刃は、前記刃装着部に対して着脱可能に装着されている、ことが好ましい。
この構成によれば、粗加工用刃および仕上加工用刃が、工具本体の刃装着部に対して着脱可能に装着されているので、これら粗加工用刃や仕上加工用刃の刃先が破損あるいは摩耗した場合でも、新たな粗加工用刃や仕上加工用刃に交換しやすい。
本発明の工作機械は、主軸、この主軸を回転駆動させる駆動手段、および、前記主軸と被加工物とを相対移動させる少なくとも1つの制御軸とを備えた工作機械本体と、前記駆動手段および制御軸を加工プログラムに従って駆動制御する制御装置と、前記主軸に装着される複合工具とを備え、前記複合工具は、前記いずれかの複合工具が用いられている、ことを特徴とする。
この構成によれば、制御装置によって、駆動手段および制御軸を駆動制御すると、主軸に装着された複合工具によって、被加工物に対する粗加工から仕上加工までを連続して実行することができる。そのため、より効率的な加工を実現できる。
本発明の工作機械において、前記制御軸は、前記被加工物を載置したテーブルと前記主軸とをX軸方向へ相対移動させるX軸移動機構と、前記被加工物を載置したテーブルと前記主軸方向とを前記X軸に直交するY軸方向へ相対移動させるY軸移動機構と、前記被加工物を載置したテーブルと前記主軸と前記X軸方向および前記Y軸方向に直交するZ軸方向へ相対移動させるZ軸移動機構とを含んで構成され、前記テーブルは、前記被加工物を前記主軸の軸線と平行な軸を中心として回転させる回転テーブルを含んで構成されている、ことが好ましい。
この構成によれば、被加工物を載置したテーブルと主軸とを三次元方向へ移動可能な三次元移動機構が構成されるとともに、被加工物を主軸の軸線と平行な軸を中心として回転させる回転テーブルも含んでいるから、複雑な形状に被加工物を加工することができる。
本発明の工作機械において、前記被加工物と前記主軸とのいずれか一方を他方に対して傾斜させる傾斜機構を備えている、ことが好ましい。
この構成によれば、さらに、被加工物と主軸とのいずれか一方を他方に対して傾斜させる傾斜機構を備えているから、傾斜面なども加工することができる。
本発明の加工方法は、上述した複合工具を用いて、被加工物を加工する加工方法において、前記複合工具を前記工具本体の中心軸を中心として回転させるとともに、前記複合工具と被加工物とを相対移動させながら、前記粗加工用刃によって被加工物を粗加工する粗加工工程と、前記複合工具の仕上加工用刃を前記被加工物に接触させた状態のまま、前記複合工具を回転させることなく、前記複合工具と被加工物とを相対移動させながら、前記仕上加工用刃によって被加工物を仕上加工する仕上加工工程と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、上述した複合工具で述べて効果を同様な効果が期待できる。
本発明の実施形態に係る工作機械を示す正面図。 前記実施形態で用いる複合工具を示す斜視図。 前記複合工具を示す正面図。 前記複合工具を示す底面図。 前記複合工具に用いられる粗加工用刃および仕上加工用刃を示す斜視図。 前記複合工具の部分拡大図。 前記複合工具を用いて粗加工を行っている状態の斜視図。 前記複合工具を用いて仕上げ加工を行っている状態の斜視図。 前記複合工具の研磨工程を示す図。 前記複合工具の変形例1を示す底面図。 前記複合工具の変形例2を示す底面図。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(工作機械の説明:図1参照)
本実施形態の工作機械は、図1に示すように、工作機械本体10と、この工作機械本体10を加工プログラムに従って駆動制御する制御装置30と、工作機械本体10に取り付けられワーク(被加工物)Wを加工する複合工具40とを備える。
工作機械本体10は、ベース11と、このベース11上に前後方向(X軸方向)へ移動可能に設けられ上面にワーク(被加工物)Wを載置するテーブル12と、ベース11の両側に立設された一対のコラム13A,13Bと、この両コラム13A,13Bの上部間に掛け渡されたクロスレール14と、このクロスレール14に沿って左右方向(Y軸方向)へ移動可能に設けられたサドル15と、このサドル15にX軸と平行なA軸を中心として旋回可能に設けられた傾斜機構を構成する旋回サドル16と、この旋回サドル16に上下方向(Z軸方向)へ昇降可能に設けられたラム17と、このラム17内に回転可能に収納された主軸18と、この主軸18を回転駆動させる駆動手段19とを備える。なお、X軸、Y軸、Z軸は互いに直交している。
ベース11には、テーブル12をX軸方向に移動させるX軸移動機構21が設けられ、クロスレール14には、サドル15をY軸方向に移動させるY軸移動機構22が設けられ、旋回サドル16には、ラム17をZ軸方向に移動させるZ軸移動機構23が設けられている。これらのX軸移動機構21、Y軸移動機構22およびZ軸移動機構23は、制御軸を構成するもので、これら3つの制御軸から、テーブル12(ワークW)と主軸18とを三次元方向へ相対移動させる三次元相対移動機構が構成されている。
また、テーブル12の上面には、ワークWを主軸18の軸線と平行な軸(Z軸)を中心として回転させる回転テーブル24が設けられているとともに、複合工具40を研磨するための研磨用砥石27が設けられている。研磨用砥石27は、図示省略のモータを備え、回転駆動できるようになっている。
コラム13A,13Bのうち、一方のコラム13A側には、工具収納装置25およびATC(自動工具交換装置)26が設けられている。
工具収納装置25には、異なる複数種の工具が収納されている。ATC(自動工具交換装置)26は、工具収納装置25と主軸18との間で工具交換を行う。例えば、Y軸移動機構21およびZ軸移動機構23の駆動により、主軸18が図1中左端に接近移動された状態において、使用中の工具と工具収納装置25内の工具とを自動交換する。
制御装置30は、駆動手段19およびX軸移動機構21、Y軸移動機構22、Z軸移動機構23を、予め設定された加工プログラムに従って駆動制御する。
(複合工具の説明:図2〜図6参照)
複合工具40は、図2〜図4に示すように、中心軸を有する工具本体41と、この工具本体41に外周に設けられた粗加工用刃45および仕上加工用刃46とを備える。
工具本体41は、工作機械の主軸18に装着される主軸装着部としてのテーパシャンク部42と、このテーパシャンク部42の下端に一体的に形成されテーパシャンク部42を中心とした円盤状に形成された刃装着部43とを備える。刃装着部43には、中心軸を中心とする円周上の60度間隔位置に矩形の刃装着孔44が形成され、この刃装着孔44に対して、粗加工用刃45および仕上加工用刃46が着脱可能に装着されている。つまり、工具本体41の中心軸方向端面の刃装着部43に形成された刃装着孔44に対して、粗加工用刃45および仕上加工用刃46が中心軸方向へ突出して設けられているとともに、1本または数本のボルト47などによって着脱可能に装着されている。
ここでは、0°、120°、180°、300°間隔位置に粗加工用刃45が配置され、60°、240°間隔位置に仕上加工用刃46が配置されている。
従って、図4に示すように、仕上加工用刃46は、これに隣接する粗加工用刃45に対して中心軸を中心として60°離れて配置されている。また、仕上加工用刃46を挟む2つの粗加工用刃45の角部(仕上加工用刃46側の角部)を結ぶ直線から仕上加工用刃46の外側輪郭線までの範囲が、仕上加工用刃46の加工範囲αとして設定されている。
粗加工用刃45は、図5に示すように、工具本体41の刃装着孔44に挿入される刃本体部45Aと、この刃本体部45Aの先端に固着された刃先部45Bとを有する。刃本体部45Aは、刃装着孔44の形状に合致する角柱状に形成されている。刃先部45Bは、所定幅で、回転方向の面にすくい角を有し、底面に逃げ角を有する先端鋭角な刃先形状に形成され、工具本体41が中心軸を中心として回転された際にワークWを加工できる向きに配置されている。つまり、刃先部45Bは、工具本体41の回転方向に対して略直角な向きで設定されている。
仕上加工用刃46も、粗加工用刃45と同様に、工具本体41の刃装着部43の外周に装着される刃本体部46Aと、この刃本体部46Aの先端に固着された刃先部46Bとを有する。刃先部46Bは、工具本体41の中心軸方向端面から仕上加工用刃46の先端までの突出量が、工具本体41の中心軸方向端面(刃装着部43)から粗加工用刃45の先端までの突出量よりも短い寸法に設定されている。具体的には、図6に示すように、δ量程度短い寸法に設定されている。このδ量は、工具本体41の回転により粗加工用刃45がワークWを粗加工している際、仕上加工用刃46がワークWの粗加工面に接触しない寸法に設定されている。例えば、5μm〜数mm程度に設定されている。
(ワーク加工例の説明:図7〜図8参照)
このワーク加工例は、ワークWの端面を切削加工する場合である。この加工では、粗加工(粗加工工程)を行ったのち、仕上加工(仕上加工工程)を行う。
粗加工工程では、図7に示すように、主軸18の回転により、複合工具40を工具本体41の中心軸を中心として回転させるとともに、粗加工用刃45がワークWに対して所定の切込量になった状態において、複合工具40とワークWとを相対移動させる。ここでは、複合工具40とワークWとをX,Y軸方向へ相対移動させる。すると、粗加工用刃45によってワークWが粗加工される。このとき、工具本体41の中心軸方向端面から仕上加工用刃46の先端までの突出量が、工具本体41の中心軸方向端面から粗加工用刃45の先端までの突出量よりも短い寸法に設定されているから、複合工具40を回転させて粗加工を行っても、仕上加工用刃46はワークWに接することがない。
仕上加工工程では、図8に示すように、複合工具40のいずれか一方の仕上加工用刃46をワークWの粗加工された面に接触させる。なお、他方の仕上加工用刃46は、一方の仕上加工用刃46が破損あるいは摩耗したときに用いられる。この状態において、仕上加工用刃46は、これに隣接する粗加工用刃45に対して中心軸を中心として60度間隔離れて配置されているから、つまり、仕上加工用刃46の加工範囲αが確保されているから、仕上加工に際して、仕上加工用刃46をワークWに接触させた際に、粗加工用刃45がワークWに接触しない状態にできる。
仕上加工用刃46をワークWに対して接触させた状態のまま、複合工具40を回転させることなく、複合工具40とワークWとを相対移動させる。ここでは、複合工具40を回転させることなく、複合工具40とワークWとをX,Y軸方向へ移動させる。すると、仕上加工用刃46によってワークWが平削りされる。このとき、複合工具40は回転していないので、粗加工用刃45はワークWに接することがないから、仕上加工用刃46によってワークWが仕上加工される。
従って、工具交換を行うことなく、粗加工から仕上加工を1つの複合工具40によって加工できるから、作業効率を向上させることができる。
なお、ワークWの仕上げ加工面には、複合工具40とワークWとの相対移動方向に沿って直線状の切削痕が形成される。
つまり、粗加工工程において、ワークWの加工面には、粗加工用刃45の回転によって螺旋条の切削痕が形成されるが、仕上加工用刃46の平削りによって直線状の切削痕が形成されることになるから、高い密封性が要求される面の加工に適する。例えば、半導体の製造チャンバー等の加工に適する。
(粗加工用刃および仕上加工用刃の研磨:図9参照)
粗加工用刃45および仕上加工用刃46の研磨では、図9に示すように、研磨用砥石27を回転させ、この状態において、粗加工用刃45の刃先を研磨用砥石27に接触させながら研磨する(図9(A)参照)。
こののち、ラム17(主軸18)をZ軸方向へ下降させて仕上加工用刃46の刃先を研磨用砥石27に接触させたのち、仕上加工用刃46と研磨用砥石27とをX,Y方向へ相対移動させながら仕上加工用刃46を研磨する。すると、粗加工用刃45の刃先と仕上加工用刃46の刃先との差は、ラム17(主軸18)のZ軸方向への下降量と等しくなる。
これにより、粗加工用刃45によってワークWを粗加工したのち、仕上加工用刃46の刃先を粗加工したワークWの粗加工面に接触させる際、粗加工用刃45の刃先と仕上加工用刃46の刃先との差δだけラム17(主軸18)をZ軸方向へ下降させれば、仕上加工用刃46の刃先を粗加工したワークWの粗加工面に正確に接触させることができる。
<変形例>
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれる。
前記実施形態では、4本の粗加工用刃45および2本の仕上加工用刃46の切刃面が、全て同じ回転方向に向いて配置された例を示したが、これに限られない。例えば、前記実施形態とは逆に、反時計回転方向に切刃面が向くように、4本の粗加工用刃45を配置してもよく、また、2本の仕上加工用刃46の切刃面も、4本の粗加工用刃45の切刃面に対して逆向きであってもよい。
また、粗加工用刃45の本数および仕上加工用刃46の本数についても、前記実施形態に限られない。粗加工用刃45および仕上加工用刃46については、少なくとも1本以上であれば、任意の本数を設けてもよい。
例えば、図10に示すように、工具本体41の中心軸を中心とする同一円周上において、2本の粗加工用刃45を120°角度間隔で配置し、この間に1本の仕上加工用刃46を配置するようにしてもよい。このようにすれば、仕上加工用刃46の加工範囲αを大きくとれる利点がある。
また、図11に示すように、仕上加工用刃46の刃面の向きを、工具本体41の中心軸に対して直交する向き、つまり、仕上加工用刃46の刃先部46Bの向きを工具本体41に対して外向き、あるいは、内向きに設定してもよい。このようにすれば、隣接する2本の粗加工用刃45の間隔を、仕上加工用刃46の加工範囲αに設定できる。
また、仕上加工用刃46と、これに隣接する粗加工用刃45との配置角度についても、60°離れて配置されている構成に限られない。仕上加工用刃46がワークWに接した状態において、粗加工用刃45がワークWに接触しない角度であればよく、例えば、30°以上であればよい。
前記実施形態では、仕上加工用刃46の刃先部46Bを、粗加工用刃45の刃先部45Bの輪郭形状と略同形状に形成したが、これに限られない。
例えば、仕上加工用刃46の刃先部46Bの幅寸法を、粗加工用刃45の刃先部45Bの幅寸法よりも広くしてもよく、あるいは、異なる刃先形状にしてもよい。
前記実施形態では、仕上加工工程において、仕上加工用刃46をワークWの粗加工された面に接触させた状態において、複合工具40を回転させることなく、複合工具40とワークWとを相対移動させて仕上加工を行うようにしたが、これに限られない。
例えば、複合工具40を仕上加工用刃46の加工範囲α内において揺動させながら仕上げ加工を行うようにしてもよい。
また、前記実施形態では、X軸移動機構21はテーブル12をX軸方向に移動させ、Y軸移動機構22はサドル15をY軸方向に移動させ、Z軸移動機構23はラム17をZ軸方向に移動させる構成として説明したが、これに限られない。例えば、X軸移動機構21、Y軸移動機構22およびZ軸移動機構23は、テーブル12および主軸18(複合工具40)を三次元方向に相対移動させる機構であればよい。
本発明は、ワークの粗加工および仕上加工を単一の工具で実施可能な複合工具、工作機械および加工方法に利用することができる。
10…工作機械本体、
12…テーブル、
16…旋回サドル(傾斜機構)、
18…主軸、
19…駆動機構、
21…X軸移動機構(制御軸)、
22…Y軸移動機構(制御軸)、
23…Z軸移動機構(制御軸)、
24…回転テーブル、
30…制御装置、
40…複合工具、
41…工具本体、
42…テーパシャンク部(主軸装着部)、
43…刃装着部、
45…粗加工用刃、
46…仕上加工用刃、
W…ワーク(被加工物)。

Claims (7)

  1. 中心軸を有する工具本体と、前記工具本体の中心軸方向端面に設けられた粗加工用刃および仕上加工用刃とを備え、
    前記粗加工用刃は、前記工具本体の中心軸方向端面に前記中心軸方向へ突出して少なくとも1個設けられ、かつ、この粗加工用刃は、前記工具本体が前記中心軸を中心として回転された際に被加工物を加工できる向きに配置され、
    前記仕上加工用刃は、前記工具本体の中心軸方向端面に前記中心軸方向へ突出して少なくとも1個設けられ、かつ、前記工具本体の中心軸方向端面から前記仕上加工用刃の先端までの突出量が、前記工具本体の中心軸方向端面から前記粗加工用刃の先端までの突出量よりも短い寸法に設定されている、ことを特徴とする複合工具。
  2. 請求項1に記載の複合工具において、
    前記粗加工用刃および前記仕上加工用刃は、前記中心軸を中心とする同一円周上に配置され、
    前記仕上加工用刃は、これに隣接する前記粗加工用刃に対して前記中心軸を中心として30度間隔以上離れて配置されている、ことを特徴とする複合工具。
  3. 請求項1または請求項2に記載の複合工具において、
    前記工具本体は、工作機械の主軸に装着される主軸装着部と、この主軸装着部に一体的に形成され主軸装着部を中心として円盤状に形成された刃装着部とを備え、
    前記粗加工用刃および仕上加工用刃は、前記刃装着部に対して着脱可能に装着されている、ことを特徴とする複合工具。
  4. 主軸、この主軸を回転駆動させる駆動手段、および、前記主軸と被加工物とを相対移動させる少なくとも1つの制御軸とを備えた工作機械本体と、
    前記駆動手段および制御軸を加工プログラムに従って駆動制御する制御装置と、
    前記主軸に装着される複合工具とを備え、
    前記複合工具は、前記請求項1〜請求項3のいずれかに記載の複合工具が用いられている、ことを特徴とする工作機械。
  5. 請求項4に記載の工作機械において、
    前記制御軸は、前記被加工物を載置したテーブルと前記主軸とをX軸方向へ相対移動させるX軸移動機構と、前記被加工物を載置したテーブルと前記主軸方向とを前記X軸に直交するY軸方向へ相対移動させるY軸移動機構と、前記被加工物を載置したテーブルと前記主軸と前記X軸方向および前記Y軸方向に直交するZ軸方向へ相対移動させるZ軸移動機構とを含んで構成され、
    前記テーブルは、前記被加工物を前記主軸の軸線と平行な軸を中心として回転させる回転テーブルを含んで構成されている、ことを特徴とする工作機械。
  6. 請求項5に記載の工作機械において、
    前記被加工物と前記主軸とのいずれか一方を他方に対して傾斜させる傾斜機構を備えている、ことを特徴とする工作機械。
  7. 請求項1〜請求項3いずれかに記載の複合工具を用いて、被加工物を加工する加工方法において、
    前記複合工具を前記工具本体の中心軸を中心として回転させるとともに、前記複合工具と被加工物とを相対移動させながら、前記粗加工用刃によって被加工物を粗加工する粗加工工程と、
    前記複合工具の仕上加工用刃を前記被加工物に接触させた状態のまま、前記複合工具を回転させることなく、前記複合工具と被加工物とを相対移動させながら、前記仕上加工用刃によって被加工物を仕上加工する仕上加工工程と、を備えることを特徴とする加工方法。
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