JP2003094264A - 3軸制御マシニングセンタによる2面加工方法、及びその装置 - Google Patents

3軸制御マシニングセンタによる2面加工方法、及びその装置

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JP2003094264A
JP2003094264A JP2001284756A JP2001284756A JP2003094264A JP 2003094264 A JP2003094264 A JP 2003094264A JP 2001284756 A JP2001284756 A JP 2001284756A JP 2001284756 A JP2001284756 A JP 2001284756A JP 2003094264 A JP2003094264 A JP 2003094264A
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axis
machining
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Takayuki Inoue
孝之 井上
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IT TECHNO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】既存の3軸制御マシニングセンタを用いて、ワ
ークの側面と正面が、段取り替えを行うことなく加工で
きるようにすることである。 【解決手段】ワークテーブル装置Tのインデックステー
ブル31に取付けられたワークWの側面部Saを加工す
るときは、前記側面部Saを3軸制御マシニングセンタ
MCの主軸11と対面配置させ、同じく正面部Sbを加
工するときは、前記ワークテーブル装置Tが設置された
ロータリーテーブル17を90°回動させて、前記正面
部Sbを前記主軸11と対面配置させると共に、前記ロ
ータリーテーブル17を設定角度だけ回動させることに
より、ワークWと主軸11とを傾斜角度αだけ傾けて対
面配置させ、傾斜側面9aを加工する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主軸の軸心方向を
Z軸と定めた場合に、該Z軸を含む互いに直交するX,
Y,Zの3軸の方向に主軸が移動する3軸制御マシニン
グセンタを用いて、ワークテーブル装置に取付けられた
ワークの側面と正面の2面を加工する方法、及びその装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本明細書では、図16に示される方形ブ
ロック状のワークWを、図17及び図18に示される5
枚の羽根体を有するファンの上下の射出成形型Ka,Kb
のうちの下型Kaに加工する場合について説明する。即
ち、前記ファンは、図19及び図20に示されるよう
に、上下の型Ka,Kb とが重ね合わせられ、それらのキ
ャビティ部に樹脂が射出されて成形される。下型Kaに
ついて説明する。図17及び図18に示されるように、
この下型Kaは、方形ブロック状の台座部1の上面に、
各羽根体を成形するための同一形状の羽根成形体Fa
が、周方向に5個設けられている。各羽根成形体Faの
羽根成形面2は、緩やかな凹面状を呈しており、周方向
における羽根成形面2の一端部3と他端部4との間には
所定の高低差が設けられている。また、前記羽根成形体
Faの外周部5は、円弧状となっている。そして、前記
下型Kaの中央部には、ボス成形面6が設けられてい
る。図20に示されるように、前記羽根成形体Faと前
記ボス成形面6との間(ファンの付け根の部分)には、
上型Kbの嵌合突条7が挿入嵌合されるための嵌合溝部
8が設けられていて、該嵌合溝部8の相対向する内壁面
に、所定の傾斜角度α,β(嵌合勾配)を有する各傾斜
側面9a,9b が形成されている。
【0003】この下型Kaの従来の加工工程を示す。図
21に示されるように、ワークWを旋盤の主軸51に保
持させる。そして、前記主軸51を回転させながら刃具
52を押し付け、方形ブロック状のワークWの側面部S
aを円形に旋削する。すると、ワークWにおける台座部
1の正面部Sbに、その厚さ方向に沿って、円板部1a
が形成される。続いて、図22に示されるように、前記
円板部1aが形成されたワークWの正面部Sbを、3軸
制御マシニングセンタMCの主軸11に取付けられた刃
具12に対面させた状態で保持させる(図6参照)。そ
して、前記刃具12を、X,Y,Zの3軸方向に制御し
ながら移動させ、その先端部で、各羽根成形面2を凹面
加工すると共に、中心部にボス成形面6を加工する。こ
の下型Kaの場合、前記羽根成形面2は、同一形状のも
のが、周方向に5等分された状態で形成されるため、前
記刃具12を移動させながら同一の加工を5回行う。こ
のとき、隣接する羽根成形体Faどうしの間(ファンの
付け根に対応する部分)には、前記台座部1の底面に対
してほぼ垂直な起立壁部13が形成されている。
【0004】続いて、前記起立壁部13に、上型Kbの
嵌合突条7を挿入させるための嵌合溝部8(図20参
照)と、その内壁面に各傾斜側面9a,9b を加工する。
各傾斜側面9a,9b は、前記起立壁部13に、小径刃具
14(図7参照)の周面を押し付けることによって行わ
ざるを得ない。そして、この加工を行うためには、基準
面であるワークWの台座部1の底面(テーブル取付面1
b)に対して、前記小径刃具14が取付けられた主軸1
1を相対的に傾ける必要がある。しかし、3軸制御マシ
ニングセンタMCにおいて、前記主軸11を傾けること
は殆ど不可能である。
【0005】ここで、5軸を同時に制御可能なマシニン
グセンタ(5軸制御マシニングセンタ)を使用すれば、
ワークWを傾けることができるため、前記各傾斜側面9
a,9b の加工が可能である。しかし、前記5軸制御マシ
ニングセンタは高価であるばかりでなく、5軸を制御す
るためのプログラムの作成には高度な知識が必要である
ため、容易に導入できるものではない。この結果、前記
各傾斜側面9a,9b の加工は、放電加工機によって行わ
れている。
【0006】このように、従来では、3種類の工作機械
(旋盤、3軸制御マシニングセンタMC、放電加工機)
を使用しているため、ワークWの段取り替えに時間がか
かり、作業効率が悪い。また、3軸制御マシニングセン
タMCにおいて、各羽根成形体Faを加工するために、
主軸11の位置を変えながらほとんど同一の加工を複数
回行わなければならない。この結果、プログラムが複雑
になり、データを作成するために多くの時間が必要であ
る。更に、放電加工機を使用するために、別に電極を製
作しなければならず、面倒であると共に、加工コストが
高い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した不
具合に鑑み、3軸制御マシニングセンタを用いて、ワー
クの側面と正面が、段取り替えを行うことなく加工でき
るようにすることを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の請求項1に記載の発明は、主軸の軸心方向をZ軸と定
めた場合に、該Z軸を含む互いに直交するX,Y,Zの
3軸の方向に主軸が移動する3軸制御マシニングセンタ
を用いて、ワークテーブル装置に取付けられたワークの
側面と正面の2面を加工する方法であって、前記ワーク
テーブル装置は、前記Y軸と平行な軸心を中心に回動す
る第1テーブルと、前記第1テーブル上に固定配置さ
れ、X−Z平面と平行な軸心を中心にしてワーク取付面
に取付けられたワークを割出し回動させるための割出式
の第2テーブルとから成り、前記第2テーブルのワーク
取付面に取付けられたワークの側面を、前記主軸に対面
させた状態で、前記第2テーブルを設定角度ずつ回動さ
せて割出しを行いながら、前記主軸に取付けられた刃具
により、ワーク側面の各割出し面毎に順次加工を行う側
面加工工程と、前記側面加工工程の状態に対して、前記
第1テーブルをほぼ90°だけ回動させて、前記ワーク
の正面を前記主軸に対面させた状態で、前記第2テーブ
ルを設定角度ずつ回動させて割出しを行いながら、前記
主軸に取付けられた刃具により、ワーク正面の各割出し
面毎に順次加工を行う正面加工工程とを含むことを特徴
としている。
【0009】本発明に係る加工方法では、ワークテーブ
ル装置に取付けられたワークの側面を3軸制御マシニン
グセンタの主軸と対面させた状態で、該ワークの側面を
加工するための側面加工工程と、第1テーブルをほぼ9
0°回動させ、前記ワークの正面を前記主軸と対面させ
た状態で、該ワークが取付けられた第2テーブルを設定
角度ずつ回動させて、前記ワークの正面を順次加工する
正面加工工程とを含んでいる。前記側面加工工程から前
記正面加工工程に移行するときには、前記第1テーブル
を回動させるだけで済むため、前記ワークを取り外す必
要はない。このように、既存の3軸制御マシニングセン
タのワークテーブル装置に、ワークを取付けたままで、
その側面と正面との2面を加工できるため、段取り替え
が不要である。特に、前記正面加工工程においては、周
方向に同一形状の複数(割出し数と同一数)の加工面
を、同一の加工プログラムで加工できる。このため、周
方向に同一形状の加工面が並んでいる加工品の加工に対
して特に効果があると共に、加工プログラムの作成が簡
単である。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明を前提として、前記第1テーブルの回動角度の調
整により、Z軸に対して前記第2テーブルのワーク取付
面が傾斜した状態にして、前記主軸をY軸、或いはほぼ
これに沿った方向に移動させて、ワークの正面に、その
テーブル取付面に直角な面に対して傾斜した傾斜側面を
加工する傾斜側面加工工程を含んでいることを特徴とし
ている。このため、ワークの側面と正面の加工に加え
て、該ワークの正面に設けられた上記傾斜側面の加工を
することができる。この加工をするときにおいても、前
記第1テーブルの回動角度を調整するだけで済み、前記
ワークを、第2テーブルのワーク取付面から取り外す必
要はない。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明を前提として、前記傾斜側面は、ワーク正面の各
割出面に加工された各加工面の間にそれぞれ形成され
て、各割出面に形成された加工形状は、前記傾斜側面の
形状を含めて同一であることを特徴としている。このた
め、前記傾斜側面を含めて、同一形状の複数の加工面を
周方向に形成可能である。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項2に記載
の発明を前提として、ワーク形状は、方形ブロック状で
あって、前記側面加工工程では、厚さ方向の一部に方形
部を残して、第2テーブルで90°ずつ割り出して、ワ
ークの正面視で4分円となるように加工することによ
り、厚さ方向に沿った残りの部分を円板状に加工し、次
の正面加工工程では、半径方向ではほぼ同一高さであっ
て、周方向ではほぼ一定勾配の高低差が生じるような複
数の正面傾斜面を、前記第2テーブルの割出しにより加
工し、次の溝加工工程では、周方向に沿って隣接する各
正面傾斜面の間にほぼ半径方向に沿った溝を加工し、最
後の傾斜側面加工工程では、前記溝の対向内壁面に、そ
れぞれ傾斜側面を加工して、ファンを射出成形するため
の一方の成形型を加工することを特徴としている。この
ため、3次元的に複雑な形状のファンの射出成形型を、
ワークテーブル装置から取り外すことなく、既存の3軸
制御マシニングセンタで加工することができる。
【0013】請求項5に記載の発明は、主軸の軸心方向
をZ軸と定めた場合に、該Z軸を含む互いに直交する
X,Y,Zの3軸の方向に主軸が移動する3軸制御マシ
ニングセンタを用いて、ワークテーブル装置に取付けら
れたワークの側面と正面の2面を加工する装置であっ
て、前記ワークテーブル装置は、前記Y軸と平行な軸心
を中心に回動する第1テーブルと、前記第1テーブル上
に固定配置され、X−Z平面と平行な軸心を中心として
ワーク取付面に取付けられたワークを割出し回動させる
ための割出式の第2テーブルとから成ることを特徴とし
ている。このため、、ワークテーブル装置の改良のみに
よって、既存の3軸制御マシニングセンタにより、前記
ワークテーブル装置にワークを取付けたまま、該ワーク
の側面と正面の2面を加工できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、実施形態を挙げて本発明を
更に詳細に説明する。図1は本発明の加工方法を実施す
るための3軸制御マシニングセンタMCとワークテーブ
ル装置Tの正面図、図2は同じく平面図、図3はワーク
テーブル装置Tの斜視図、図4は同じく、一部を破断し
た正面図である。最初に、本実施例3軸制御マシニング
センタMCについて簡単に説明する。この3軸制御マシ
ニングセンタMCは、「横形」と称されるものであり、
該マシニングセンタMCを構成するマシンフレーム15
に、主軸11を支持すると共に、該主軸11を、互いに
直交する3軸(X軸、Y軸、Z軸)方向に移動させるた
めの移動手段が配設されたコラム16が立設されてい
る。ここで、「X軸方向」とは、側面視における主軸1
1の左右方向をいい、「Y軸方向」とは、主軸11の上
下方向をいい、「Z軸方向」とは、ワークWに対して主
軸11が相対的に接近・離隔する方向をいう。本実施例
の3軸制御マシニングセンタMCの場合、ワークWを取
付けるためのワークテーブル装置Tが、ロータリーテー
ブル17(後述)に設置されている。そして、該ロータ
リーテーブル17は、図示しない移動手段により、主軸
11に対して接近・離隔される。前記主軸11には、そ
の軸心方向(Z軸方向)に沿って、刃具12が取付けら
れている。前記主軸11が移動する空間は、保護カバー
18によって覆われていて、加工時における切粉や切削
油の飛散防止が図られている。なお、図1において、1
9は切粉排出装置、21は切削油タンク、また、図2に
おいて、22は刃具交換装置である。
【0015】前記3軸制御マシニングセンタMCのマシ
ンフレーム15において、前記主軸11と相対向する部
分には、ロータリーテーブル17が配設されていて、該
ロータリーテーブル17にワークテーブル装置Tが設置
されている。ロータリーテーブル17を回動させるため
の手段について説明する。図4に示されるように、ロー
タリーテーブル17の直下に位置するマシンフレーム1
5の部分には、空間部23が設けられていて、該空間部
23の入口部に軸受24が取付けられている。この軸受
24により、ロータリーテーブル17の下面から、その
下方に延設された支持軸部17aが支持されている。こ
のため、前記ロータリーテーブル17は、前記軸受24
に支持されて回動可能である。そして、前記支持軸部1
7aの下端部には、ウォームホイール25が装着されて
いる。また、前記空間部23の側方には、制御モータ2
6が配設されていて、そのモータ軸26aにウォーム歯
車27が装着されている。このウォーム歯車27は、前
記ウォームホイール25に噛合されている。このため、
制御モータ26を駆動させると、ウォームホイール25
を介してロータリーテーブル17が低速で回動される。
そして、前記制御モータ26のモータ軸26aの回転量
を制御することにより、前記ロータリーテーブル17を
任意の角度だけ回動させることができる。
【0016】次に、ワークテーブル装置Tについて説明
する。このワークテーブル装置Tは、図示しない取付ボ
ルトにより、略方形状のベース板28を介してロータリ
ーテーブル17に設置されている。前記ベース板28に
起立状態で設置されたテーブルフレーム29の正面側に
は、円形のインデックステーブル31が回動自在にして
取付けられている。このインデックステーブル31に
は、該テーブル31と同心にしてウォームホイール32
が装着されている。そして、前記テーブルフレーム29
に内装された制御モータ33のモータ軸33aに装着さ
れたウォーム歯車34と噛合されている。このため、前
記制御モータ33を駆動させると、ウォームホイール3
2を介してインデックステーブル31が回動される。そ
して、前記制御モータ33のモータ軸33aの回転量を
制御することにより、前記インデックステーブル31を
任意の角度だけ回動させることができる。なお、図3に
おいて、35は、ワークテーブル装置Tの制御盤、36
は、テーブルフレーム29の取付位置を定めるための位
置決め部材である。
【0017】次に、方形ブロック状のワークWを、ファ
ンの成形型のうちの下型Kaに加工する場合における本
発明のワークテーブル装置Tの作用を説明する。図3及
び図5に示されるように、ワークテーブル装置Tをロー
タリーテーブル17上に設置する。このとき、前記ワー
クテーブル装置Tを、ロータリーテーブル17の端部に
設置させて、該ロータリーテーブル17のZ軸方向の移
動量を少なくすることが望ましい。そして、ワークWの
底面(テーブル取付面1b)を、インデックステーブル
31の正面(ワーク取付面31a)に密着させた状態で
固着させる。
【0018】最初に、ワークWの側面部Saを加工する
(側面加工工程)。図5に示されるように、前記ロータ
リーテーブル17を回動させ、インデックステーブル3
1の軸心線37が、3軸制御マシニングセンタMCのX
軸と平行になるようにする。この結果、ワークWの1つ
の側面部Saが、3軸制御マシニングセンタMCの主軸
11と対面される。そして、前記マシニングセンタMC
の刃具12を、ワークWの側面部Saに接近させ、その
まま前記刃具12を、X,Y,Zの3軸方向に移動させ
ながら、その先端部で、前記ワークWの側面部Saを円
弧状に加工する。こうすることにより、ワークWの厚さ
方向の一部(ワーク取付面31aの側)には、方形状の
ブロックの部分がそのまま残って台座部1が形成される
と共に、ワークWの厚さ方向の残りの部分に、円弧状の
外周部5が形成される。
【0019】続いて、前記軸心線37を中心として、イ
ンデックステーブル31を90°だけ回動させ、全く同
様にして、ワークWの側面部Saを加工する。この加工
を4回行うことにより、ワークWの厚さ方向の一方側
に、円板部1aが形成される。この円板部1aを、図5
において、二点鎖線で示す。このとき、正面視における
ワークWの中心P(円板部1aの中心)は、インデック
ステーブル31の軸心線37上に存する。このように、
ワークWに円板部1aを形成させるために、インデック
ステーブル31を90°ずつ回動させることにより、1
個のワークWに対して全く同一の加工を4回行えば済
む。これは、ワークWの側面部Saを加工して、円板部
1aを形成するためのプログラムが1つで済むことを意
味するため、該プログラムが簡単になると共に、プログ
ラムミスを少なくできるという利点がある。
【0020】続いて、前記円板部1aに、各羽根成形体
Faを加工する(正面加工工程)。図6に示されるよう
に、ロータリーテーブル17を、Y軸を中心として90
°回動させ、ワークWの円板部1aと主軸11とを対面
させる。そして、この状態で、前記主軸11に取付けら
れた刃具12をX,Y,Zの3軸方向に制御しながら移
動させ、その先端部で、ワークWの円板部1aに5個の
羽根成形体Faを3次元加工する。各羽根成形体Fa
は、正面視におけるワークWの中心Pから周方向に同一
形状でもって成形される。即ち、ワークWの中心Pか
ら、周方向に5等分された形態である。このため、各羽
根成形体Faの加工においても、前述した円板部1aの
加工と同様に、インデックステーブル31を72°ずつ
回動させることにより、羽根成形体Faを加工するため
のプログラムは1つで済む。そして、正面視におけるワ
ークWの中心Pの部分に、ボス成形面6(図18参照)
を加工する。
【0021】次に、隣接する羽根成形体Faどうしの間
に、嵌合溝部8を加工する(溝加工工程)と共に、前記
嵌合溝部8の相対向する内壁面に、各傾斜側面9a,9b
を加工する(傾斜側面加工工程)。このときの作用につ
いて説明する。前述したように、各羽根成形体Faにお
いて、それらの周方向の一端部3における台座部1の上
面からの高さは、他端部4における高さよりも高くなっ
ている(図21参照)。このため、各羽根成形体Faど
うしの接続部には、台座部1の底面(テーブル取付面1
b)に対して垂直な起立壁部13が、略半径方向に沿っ
て形成されている。そして、一方側の傾斜側面9aは、
前記起立壁部13に、ワークWの台座部1の上面から、
その上縁部にかけて形成される。これらの傾斜側面9a,
9b を加工するためには、ワークWと3軸制御マシニン
グセンタMCの主軸11とを相対的に傾けて、前記主軸
11に取付けられた小径刃具14の周面で切削しなけれ
ばならない。
【0022】そのためには、まず、図7に示されるよう
に、ロータリーテーブル17を、前記傾斜側面9aの傾
斜角度αだけ回動させ、ワークWと主軸11とを、傾斜
角度αだけ傾けた状態で対面させる。次に、図8に示さ
れるように、前記起立壁部13が、正面視において、ほ
ぼY軸方向に沿うように、インデックステーブル31を
所定角度だけ回動させる。これは、ロータリーテーブル
17はX−Z平面内においてのみ回動可能であるため、
前記傾斜側面9aを形成するための起立壁部13を、平
面視において、前記小径刃具14の周面と相対向させる
必要があるためである。
【0023】この状態で、図8に示されるように、主軸
11を所定距離だけ移動させ、前記小径刃具14を、ワ
ークWにおける起立壁部13の加工開始位置(本実施例
の場合、ワークWの円板部1aの外周部5の外側近傍)
に移動させる。図8において、その状態の主軸11及び
小径刃具14を、二点鎖線で示す。このとき、前記小径
刃具14の先端部は、平面視において、台座部1の上面
とほぼ接する状態に配置される。
【0024】前記小径刃具14を回転させ、3軸制御マ
シニングセンタMCの主軸11を、前記起立壁部13に
ほぼ沿わせながら、ワークWの加工開始位置からその中
心Pに向かって移動させる。このとき、前記起立壁部1
3は、小径刃具14の周面により、傾斜角度αでもって
切削される。このため、前記起立壁部13には、傾斜角
度αでもって一方側の傾斜側面9aが形成されると共
に、隣接する羽根成形体Faどうしの間には、前記小径
刃具14の直径とほぼ等しい嵌合溝部8が形成される。
ここで、図21に示されるように、起立壁部13におい
て、外周部5の近傍における台座部1の上面からの高さ
と、中心Pの近傍における台座部1の上面からの高さは
異なっているため、前記起立壁部13に形成される傾斜
側面9aの幅も異なっている(図8参照)。
【0025】ここで、各嵌合溝部8及び各傾斜側面9a
の形状は、すべての羽根成形体Faにおいて同一形状で
あるため、インデックステーブル31を72°だけ回動
させて同一の加工を行うことにより、同一のプログラム
を用いて加工することができる。換言すれば、前記嵌合
溝部8及び前記傾斜側面9aを加工するためのプログラ
ムは、各羽根成形体Faに対して1つで済むため、該プ
ログラムの作成が容易になる。
【0026】続いて、図9及び図10に示されるよう
に、ロータリーテーブル17を逆方向に傾斜角度βだけ
回動させ、前記傾斜側面9aと相対向する他方側の傾斜
側面9bを加工する。このときの作用は、一方側の傾斜
側面9aを加工するときの作用とほとんど同様である。
【0027】このようにして、方形ブロック状のワーク
Wの上面に、5枚の羽根成形体Faが形成され、しか
も、隣接する羽根成形体Faどうしの間に嵌合溝部8
と、その内壁面に相対向する傾斜側面9a,9b が形成さ
れる。上記した一連の加工は、ワークWを、ワークテー
ブル装置Tのインデックステーブル31に保持させたま
ま、連続して行うことができる。このため、ワークWの
段取り替え作業が不要となり、作業効率が向上する。し
かも、上記の一連の加工は、既存の3軸制御マシニング
センタMCとワークテーブル装置Tとの組合せによって
行うことができ、高価な5軸制御マシニングセンタを用
いる必要がない。
【0028】上記した実施例は、ファンの下型Kaを成
形する場合のものである。しかし、本発明の実施によ
り、加工される加工品は、前記下型Kaに限られるもの
ではない。次に、円柱状のワーク(図示せず)を、図1
3に示される加工品Kcに加工する場合について説明す
る。この加工品Kcは、円柱状のワーク(図示せず)の
側面部Saが、略ピラミッド状の傾斜側面部38に加工
されていると共に、その正面部Sbに、断面台形状の嵌
合溝部39が十字状に形成されている。また、その中央
部には、ボス成形面41が形成されている。
【0029】このワークを加工品Kcに加工する場合、
該ワークをワークテーブル装置Tのインデックステーブ
ル31に取付け、最初に4つの傾斜側面部38を加工す
る。即ち、図13に示されるように、ワークの側面部S
aと3軸制御マシニングセンタMCの主軸11とを対面
状態に配置させ、前記主軸11をX,Y,Zの3軸方向
に制御しながら移動させ、該主軸11に取付けられた刃
具12によって、1つの傾斜側面部38を加工する(側
面加工工程)。そして、前記インデックステーブル31
を90°ずつ回動させて、順次、残りの傾斜側面部38
を加工する。
【0030】続いて、ロータリーテーブル17を90°
だけ回動させてワークの正面部Sbと主軸11とを対面
状態に配置させ、嵌合溝部39を加工する(正面加工工
程)。更に、図14に示されるように、前記ロータリー
テーブル17を、Y軸を中心に所定の傾斜角度γだけ回
動させて、前記嵌合溝部39と前記主軸11に取付けら
れた小径刃具14とを傾斜状態で配置させる。そして、
前記小径刃具14をY軸方向に移動させることにより、
前記嵌合溝部39の内壁面に、各傾斜側面42a,42b
を形成する(傾斜側面加工工程)。次に、インデックス
テーブル31を90°だけ回動させ、全く同様にして、
直交する別の嵌合溝部39に各傾斜側面42a,42b を
形成する。このように、ワークをインデックステーブル
31に取付けたまま、該ワークの側面(傾斜側面部3
8)と正面(嵌合溝部39)、及び各傾斜側面42a,4
2b を加工することができる。
【0031】上記した加工品Kcの場合、ワークの側面
部Saを傾斜側面部38に加工するときに、前記側面部
Saと主軸11とを対面させた状態で加工する形態とし
て説明した。しかし、各傾斜側面部38を加工する場
合、前記主軸11を、各傾斜側面部38の傾斜角度δだ
け傾けた状態で対面させて加工してもよい。この場合、
側面加工工程から正面加工工程に移行するために、ロー
タリーテーブル17を回動させる角度は、90°から前
記傾斜角度δを差し引いた値となる。このように、側面
加工工程から正面加工工程に移行するときに、ロータリ
ーテーブル17(第1テーブル)を回動させる角度は、
90°以外であっても構わない。
【0032】次に、円柱状のワーク(図示せず)を、図
15に示される加工品Kdに加工する場合について説明
する。この加工品Kdは、円柱状のワーク(図示せず)
の側面部Saが、四角柱状に加工されていると共に、そ
の正面部Sbに、凹部43が4箇所に形成されている。
また、その中央部に、ボス成形面44が形成されてい
る。
【0033】このワークを加工品Kdに加工する場合、
該ワークをワークテーブル装置Tのインデックステーブ
ル31に取付け、最初に4つの側面部45を加工する
(側面加工工程)。この工程は、前述した加工品Kcの
場合とほぼ同一である。そして、前記インデックステー
ブル31を90°ずつ回動させて、順次、残りの側面部
45を加工する。
【0034】続いて、ロータリーテーブル17を90°
回動させてワークの正面部Sbと主軸11とを対面状態
に配置させ、刃具12の先端部で各凹部43を加工する
(正面加工工程)。この加工品Kdの場合、ロータリー
テーブル17を回動させることが不要であるため、傾斜
側面加工工程は存しない。換言すれば、ワークをインデ
ックステーブル31に取付けたまま、側面加工工程と正
面加工工程のみによって、加工品Kdに仕上げることが
できる。
【0035】本実施例のワークテーブル装置Tは、ロー
タリーテーブル17から取り外すこともできる。このた
め、前記ワークテーブル装置Tを取り外して、通常の3
軸制御マシニングセンタMCとして使用することもでき
る。例えば、ロータリーテーブル17に直接設置しなけ
れば、設置できないような大きなワークの加工をするこ
とができる。即ち、多種類のワークWの加工をすること
ができる。
【0036】
【発明の効果】本発明に係る3軸制御マシニングセンタ
による2面加工方法は、3軸制御マシニングセンタを用
いて、ワークテーブル装置に取付けられたワークの側面
と正面の2面を加工する方法であって、前記ワークが取
付けられた第2テーブルを割出し回動させて、前記ワー
クの側面を順次加工する側面加工工程と、前記ワークテ
ーブル装置が固定配置された第1テーブルをほぼ90°
回動させて、前記ワークの正面を加工する正面加工工程
とを含んでいる。このため、ワークを、第2テーブルに
取付けたまま、その側面と正面の2面を加工することが
できる。この結果、ワークの段取り替えが不要になると
共に、既存の3軸制御マシニングセンタとワークテーブ
ル装置のみによって、ワークに対する一連の加工を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の加工方法を実施するための3軸制御マ
シニングセンタMCとワークテーブル装置Tの正面図で
ある。
【図2】同じく平面図である。
【図3】ワークテーブル装置Tの斜視図である。
【図4】同じく、一部を破断した正面図である。
【図5】ワークWの側面部Saを加工する状態の作用説
明図である。
【図6】ワークWの正面部Sbを加工する状態の作用説
明図である。
【図7】ロータリーテーブル17を回動させて、主軸1
1に対してワークWを傾斜角度αだけ傾けた状態の平面
図である。
【図8】図7の状態におけるワークWの正面図である。
【図9】ワークWの起立壁部13に、傾斜側面9aを加
工する状態の作用説明図である。
【図10】ロータリーテーブル17を回動させて、主軸
11に対してワークWを傾斜角度βだけ傾けた状態の平
面図である。
【図11】図10の状態におけるワークWの正面図であ
る。
【図12】ワークWの嵌合溝部8の他方側の内壁面に、
傾斜側面9bを加工する状態の作用説明図である。
【図13】別の加工品Kcの斜視図である。
【図14】同じく側面断面図である。
【図15】別の加工品Kdの斜視図である。
【図16】ワークWの斜視図である。
【図17】5枚の羽根体を有するファンの下型Kaの斜
視図である。
【図18】同じく正面図である。
【図19】上下の型Ka,Kb を重ね合わせた状態の断面
図である。
【図20】上型Kbの嵌合突条7が、下型Kaの嵌合溝
部8に挿入嵌合された状態の断面図である。
【図21】旋盤で、ワークWに外周部5を加工する状態
の作用説明図である。
【図22】ワークWの円板部1aに、羽根成形体Faを
加工する状態の作用説明図である。
【符号の説明】
MC:3軸制御マシニングセンタ Sa:側面部 Sb:正面部 T:ワークテーブル装置 W:ワーク α,β:傾斜角度 1:台座部(方形部) 1a:円板部 1b:テーブル取付面 8,39:嵌合溝部 9a,9b,42a,42b :傾斜側面 11:主軸 12:刃具 14:小径刃具(刃具) 17:ロータリーテーブル(第1テーブル) 31:インデックステーブル(第2テーブル)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主軸の軸心方向をZ軸と定めた場合に、
    該Z軸を含む互いに直交するX,Y,Zの3軸の方向に
    主軸が移動する3軸制御マシニングセンタを用いて、ワ
    ークテーブル装置に取付けられたワークの側面と正面の
    2面を加工する方法であって、 前記ワークテーブル装置は、前記Y軸と平行な軸心を中
    心に回動する第1テーブルと、前記第1テーブル上に固
    定配置され、X−Z平面と平行な軸心を中心にしてワー
    ク取付面に取付けられたワークを割出し回動させるため
    の割出式の第2テーブルとから成り、 前記第2テーブルのワーク取付面に取付けられたワーク
    の側面を、前記主軸に対面させた状態で、前記第2テー
    ブルを設定角度ずつ回動させて割出しを行いながら、前
    記主軸に取付けられた刃具により、ワーク側面の各割出
    し面毎に順次加工を行う側面加工工程と、 前記側面加工工程の状態に対して、前記第1テーブルを
    ほぼ90°だけ回動させて、前記ワークの正面を前記主
    軸に対面させた状態で、前記第2テーブルを設定角度ず
    つ回動させて割出しを行いながら、前記主軸に取付けら
    れた刃具により、ワーク正面の各割出し面毎に順次加工
    を行う正面加工工程と、 を含むことを特徴とする3軸制御マシニングセンタによ
    る2面加工方法。
  2. 【請求項2】 前記第1テーブルの回動角度の調整によ
    り、Z軸に対して前記第2テーブルのワーク取付面が傾
    斜した状態にして、前記主軸をY軸、或いはほぼこれに
    沿った方向に移動させて、ワークの正面に、そのテーブ
    ル取付面に直角な面に対して傾斜した傾斜側面を加工す
    る傾斜側面加工工程を含んでいることを特徴とする請求
    項1に記載の3軸制御マシニングセンタによる2面加工
    方法。
  3. 【請求項3】 前記傾斜側面は、ワーク正面の各割出面
    に加工された各加工面の間にそれぞれ形成されて、各割
    出面に形成された加工形状は、前記傾斜側面の形状を含
    めて同一であることを特徴とする請求項2に記載の3軸
    制御マシニングセンタによる2面加工方法。
  4. 【請求項4】 ワーク形状は、方形ブロック状であっ
    て、 前記側面加工工程では、厚さ方向の一部に方形部を残し
    て、第2テーブルで90°ずつ割り出して、ワークの正
    面視で4分円となるように加工することにより、厚さ方
    向に沿った残りの部分を円板状に加工し、 次の正面加工工程では、半径方向ではほぼ同一高さであ
    って、周方向ではほぼ一定勾配の高低差が生じるような
    複数の正面傾斜面を、前記第2テーブルの割出しにより
    加工し、 次の溝加工工程では、周方向に沿って隣接する各正面傾
    斜面の間にほぼ半径方向に沿った溝を加工し、 最後の傾斜側面加工工程では、前記溝の対向内壁面に、
    それぞれ傾斜側面を加工して、 ファンを射出成形するための一方の成形型を加工するこ
    とを特徴とする請求項2に記載の3軸制御マシニングセ
    ンタによる2面加工方法。
  5. 【請求項5】 主軸の軸心方向をZ軸と定めた場合に、
    該Z軸を含む互いに直交するX,Y,Zの3軸の方向に
    主軸が移動する3軸制御マシニングセンタを用いて、ワ
    ークテーブル装置に取付けられたワークの側面と正面の
    2面を加工する装置であって、 前記ワークテーブル装置は、前記Y軸と平行な軸心を中
    心に回動する第1テーブルと、前記第1テーブル上に固
    定配置され、X−Z平面と平行な軸心を中心としてワー
    ク取付面に取付けられたワークを割出し回動させるため
    の割出式の第2テーブルとから成ることを特徴とする3
    軸制御マシニングセンタによる2面加工装置。
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