JP2001157830A - 回転撹拌装置 - Google Patents
回転撹拌装置Info
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Abstract
率よく行う。 【解決手段】 本発明の装置は、本体フレーム1に対し
て内部に加工又は調合対象物を収容する収容体9を回転
自在に横方向に支持するとともに、該収容体9を回転駆
動する駆動装置を11取り付けたものにおいて、収容体
9を支持する支持部16に該支持部16の回転軸心O1
に対して、収容体9の軸心O2の端部を偏心させる偏心
支持部27を設けている。上記偏心支持部27を収容体
9の軸心端部の偏心回転の有無又は偏心度合いの調節が
可能な調心部とし、内部に収容体9を挿通して回転可能
に支持する支持フレーム12を本体フレーム1に支持せ
しめ、該支持フレーム12と収容体9との間に上記偏心
支持部27を設けている。
Description
トミル,ミキサー等のように筒状の収容体内に加工や調
合の対象物を収容して収容体を回転させる回転撹拌装置
に関する。
ば陶器用の釉薬製造用のポットミルでは特開平7−17
1429号に示されるように、回転するポット(収容
体)内にスチールボールと釉薬材料を投入して回転し、
撹拌粉砕及び調合を行うものが知られている。またミキ
サーでは回転する内周に撹拌用の羽根や突起を設けた筒
状のドラム(収容体)内に調合対象物を収容して回転さ
せるものが知られている。
ットミルではポットの軸心と回転軸心とが一致している
ために、筒状収容体内周面とその回転軌跡が一致し、ボ
ールは単純に内周面に沿って転動するだけの運動とな
り、粉砕や撹拌能力に限りがある。
に撹拌用の羽根や突起を付設するとコスト高になるほ
か、ポットが磁器製のものでは突起等の付設が特に困難
で且つコスト高になる率も大きいという欠点がある。
設けることは内部でのボールの落下による衝撃を伴い騒
音発生の問題やボール及びポット内周面(特に磁器製ポ
ットの場合)を破損又は摩耗する等の問題があり好まし
くない。
を解決するために、ポット等の収容体内の収容物を、内
周面の回転と収容体軸心の上下左右の揺動とによって撹
拌又は粉砕効果を高めることを可能にしようとするもの
で、第1に、本体フレーム1に対して内部に加工又は調
合対象物を収容する収容体9を回転自在に横方向に支持
するとともに、該収容体9を回転駆動する駆動装置を1
1取り付けたものにおいて、収容体9を支持する支持部
16に該支持部16の回転軸心O1に対して、収容体9
の軸心O2の端部を偏心させる偏心支持部27を設けて
なることを特徴としている。
部の偏心回転の有無又は偏心度合いの調節が可能な調心
部としたことを特徴としている。
に支持する支持フレーム12を本体フレーム1に支持せ
しめ、該支持フレーム12と収容体9との間に偏心支持
部27を設けてなることを特徴としている。
に回動するように支持フレーム12を本体フレーム1に
対して回動自在に支持せしめてなることを特徴としてい
る。
置で支持する姿勢調節部を設けてなることを特徴として
いる。
6が、支持フレーム12と一体の外輪16aと、外輪1
6aの内周に回転自在に支持され偏心支持部27を介し
て内部に収容体9を支持する内輪16bとを備えたこと
を特徴としている。
収容体9外周との間に介挿される弾力性を備えた部材よ
り構成されることを特徴としている。
ルの場合について詳述すると、図1〜図4は本発明の装
置の全体構造を示し、本体フレーム1はパイプを略三角
形状に折り曲げ形成した前後一対のフレーム片2,3の
下部左方コーナーに、補強板を兼ねたL字形の底部カバ
ー4が前後方向に取り付けて一体構成されている。
は、軸受プレート6が固着されて軸受7,7がそれぞれ
設けられており、該軸受7,7には、スチールボール8
と釉薬原料を収容する円形断面の陶器製のポット9と、
該ポット9を回転駆動するモーター11とを取り付け支
持する支持フレーム12が、前後のフレーム軸13を介
して回動自在に軸支されている。
装されるリング状の収容体支持部16と該支持部16の
外周上方に突設されるモーター支持部17とからなり、
前述したフレーム軸13は支持部16の外周の前後位置
に法線方向に各突設されている。
間にボール16cを介挿してボールベアリングを形成し
ており、内輪16bは外輪16aより左方に突出してお
り、モーター側プーリ18と対応する従動側プーリ19
を構成しており、両プーリ18,19間にはベルト21
が巻き掛けられ、内輪16bを回転駆動することによ
り、ポット9が回転される構造となっている。上記プー
リ18,19とベルト21はそれぞれスプロケットとチ
ェンにより構成してもよい。20は支持フレームに取り
付けられるベルトカバーである。
し、パッキン23を介して蓋24が取り外し可能に取り
付けられ、蓋24はポット9側の植込ボルト(緊締具)
26によりボルト締め固定される。またポット9は左右
長さの略中央外周において、調心部(偏心支持部)27
を介して内輪16bの内周に挿通支持される。
又はプラスチック材からなるOリングからなり、通常は
内輪16bとポット9との緩衝材として作用するが、後
述するようにポット9の中心線の左右端を偏心(心振
れ)させてローリング回転させる場合には、偏心調節部
材として機能する。
に固定的に支持する機構は、ポット9の左右両端面外周
縁に適合して押接され、一定の弾力性を備えたドーナツ
型の押さえプレート(押さえ具)28と、該各押さえ具
28の外周に内向きに挿通され、先端がそれぞれ内輪1
6bの左右端面に設けたボルト孔29にねじ込まれる多
数本の締付ロッド(固定具)31とにより構成され、内
輪16bの回転軸心O 1とポット9の中心線O2を一致さ
せる場合は、内輪16bと各押さえプレート28との間
隔を一定に保つスペーサパイプ32が各締付ロッド31
に外挿されてボルト締めが行われる。この時各押さえプ
レート28の内面外周縁側とポット9の両端面の外周縁
側内面は略密着適合して、弾力的に押圧保持されてい
る。
16bの回転軸心O1に対しポット9の中心線O2を傾斜
させてポット9を支持させる場合は、傾斜角分θ分だけ
ポット9を回転軸心O1に対して傾斜させた状態で、上
記各締付ロッド31のねじ込み深さを調節しながら締め
付けることによってポット9の支持を行わせる。
形して傾斜状態のポット9の両端面外周に弾力的に押接
されてポット9を内輪16b側に保持する。また傾斜角
が大きい時はポット9の端面の一部はドーナツ状の各押
さえプレート28の内側の開口孔より突出するが、傾斜
角θが大きいためにパイプ32の長さが長短適合しない
場合は、長さの異なるパイプ32又は一方のパイプ32
の長さを補うリング状の補助スペーサ(図示しない)を
接合して寸法が不足する側のパイプ32の長さを補うこ
とができる。またパイプ32自体に予め長さの異なるも
のを用意して適宜組み合わせて使用することが可能であ
る。
際には、締付ロッド31を緩めた状態で、内輪16bに
対してポット9を傾斜させた時に、偏心支持部又は調心
部としてのOリング27が、ポット9の外周面と内輪1
6bの内周面間での軸振れ方向のずれと弾性変形とによ
って適応する構造である。
bの回転軸心O1より、両端が傾斜角θだけ偏心した状
態で内輪16bを回転させると、内輪16bはその回転
軸心O 1を中心に回転するが、ポット9は2×θの振れ
角で左右両端が外周方向に心振れして偏心ローリング回
転する。
動軸心Oを中心に左右が全方向に心振れしながら回転す
る結果、内部のボール8その他の加工又は調合対象物は
ポット回転による周面に沿った転動の他に上下及び左右
方向にも移動し、内部における撹拌や粉砕効果がより効
率よく行われることになる。
33,34が一体的に設けられ、後方のボス34には上
向きのレバー36が立設され、前方のボス33の外周の
少なくとも左右及び上方にはセット孔37が形成されて
いる。そして前方フレーム片3側には後向きのブラケッ
ト38を介して上記前方のボス33のセット孔37に対
して挿脱するピン状のセット具39が取り付けられてい
る。
にそれぞれ90゜ずつ回動させてポット9を上向き、横
向き、下向きに姿勢変更させるもので、セット具39
は、上記各姿勢をセットするものである。これによって
ポット9に対する加工又は調合材料やスチールボール等
の投入作業、撹拌作業、材料の排出作業の各姿勢を切り
換えセットできる構造となっている。41は前方のフレ
ーム片2の正面側に取り付けられるポット回転操作用の
スイッチボックスで、取付ブラケット42を介して取り
付けられている。
れば、小型ボールミル,ポットミル又はミキサー等の撹
拌に際し、収容体が単に回転するだけでなく横方向に支
持されて心振れしながらローリング回転するので、撹拌
又は粉砕効果が高くなるほか、回転ローラー上で回転さ
せるものに比して小型化、軽量化、省エネルギー化及び
コスト低減が実現できる利点がある。
必ずしも撹拌羽根等を設ける必要がなく、内部の構造の
簡略化、低コスト化、ボールミル等における騒音発生や
収容体内面の損耗の防止ができる等の利点がある。
図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 本体フレーム(1)に対して内部に加
工又は調合対象物を収容する収容体(9)を回転自在に
横方向に支持するとともに、該収容体(9)を回転駆動
する駆動装置を(11)取り付けたものにおいて、収容
体(9)を支持する支持部(16)に該支持部(16)
の回転軸心(O1)に対して、収容体(9)の軸心
(O2)の端部を偏心させる偏心支持部(27)を設け
てなる回転撹拌装置。 - 【請求項2】 偏心支持部(27)が収容体(9)の
軸心端部の偏心回転の有無又は偏心度合いの調節が可能
な調心部とした請求項1の回転撹拌装置。 - 【請求項3】 内部に収容体(9)を挿通して回転可
能に支持する支持フレーム(12)を本体フレーム
(1)に支持せしめ、該支持フレーム(12)と収容体
(9)との間に偏心支持部(27)を設けてなる請求項
1又は2の回転撹拌装置。 - 【請求項4】 収容体(9)の軸心(O2)が傾動す
る方向に回動するように支持フレーム(12)を本体フ
レーム(1)に対して回動自在に支持せしめてなる請求
項3の回転撹拌装置。 - 【請求項5】 収容体(9)の軸心(O2)を所定の
回動位置で支持する姿勢調節部を設けてなる請求項4の
回転撹拌装置。 - 【請求項6】 支持フレーム(12)の収容体支持部
(16)が、支持フレーム(12)と一体の外輪(16
a)と、外輪(16a)の内周に回転自在に支持され偏
心支持部(27)を介して内部に収容体(9)を支持す
る内輪(16b)とを備えた請求項3又は4又は5の回
転撹拌装置。 - 【請求項7】 偏心支持部(27)が内輪(16b)
内周と収容体(9)外周との間に介挿される弾力性を備
えた部材より構成される請求項1又は2又は3又は4又
は5又は6の回転撹拌装置。
Priority Applications (1)
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JP34508199A JP3639165B2 (ja) | 1999-12-03 | 1999-12-03 | 回転撹拌装置 |
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JP34508199A Expired - Fee Related JP3639165B2 (ja) | 1999-12-03 | 1999-12-03 | 回転撹拌装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN113617280A (zh) * | 2020-05-09 | 2021-11-09 | 天津武铄科技有限公司 | 一种搅拌装置、涂料混合器及搅拌方法 |
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1999
- 1999-12-03 JP JP34508199A patent/JP3639165B2/ja not_active Expired - Fee Related
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