JP2005312209A - 偏心旋回駆動装置 - Google Patents

偏心旋回駆動装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005312209A
JP2005312209A JP2004126891A JP2004126891A JP2005312209A JP 2005312209 A JP2005312209 A JP 2005312209A JP 2004126891 A JP2004126891 A JP 2004126891A JP 2004126891 A JP2004126891 A JP 2004126891A JP 2005312209 A JP2005312209 A JP 2005312209A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
rotation
rotating shaft
casing
swivel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004126891A
Other languages
English (en)
Inventor
Mineo Takahashi
岑夫 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
A & A Kenkyusho Kk
A&A Kenkyusho KK
Original Assignee
A & A Kenkyusho Kk
A&A Kenkyusho KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by A & A Kenkyusho Kk, A&A Kenkyusho KK filed Critical A & A Kenkyusho Kk
Priority to JP2004126891A priority Critical patent/JP2005312209A/ja
Publication of JP2005312209A publication Critical patent/JP2005312209A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

【課題】 被駆動部材の振動を抑制する。
【解決手段】 ケーシング1にステータ2を固定し、ケーシング1に回転軸7を回転可能に支持し、回転軸7にロータ8を固定し、回転軸7に旋回軸11を偏心して回転可能に支持し、旋回軸11の端部に旋回板12を固定し、ケーシング1に固定された軸受支え4と旋回板12との間に3個のピンクランク14を設け、旋回軸11に軸受16を介して回転可能に錘板体15を支持し、錘板体15の回転軸7側に円形溝17を設け、円形溝17に回転軸7の端部を係合し、錘板体15を回転軸7に対して回転軸7の中心線と旋回軸11の中心線とを結ぶ線の方向に移動可能とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は旋回軸が所定の軸を中心に偏心旋回しかつ自転しない偏心旋回駆動を行なう偏心旋回駆動装置に関するものである。
従来の偏心旋回駆動装置を有する装置においては、特許文献1に示されるように、回転軸に偏心して回転可能に旋回軸を支持し、旋回軸とケーシングとの間に自転防止手段を設け、回転軸にバランサを固定している。
特開昭63−138180号公報
しかし、このような偏心旋回駆動装置を有する装置においては、旋回軸の振動を抑制することができないから、被駆動部材の振動を抑制することができない。
本発明は上述の課題を解決するためになされたもので、被駆動部材の振動を抑制することができる偏心旋回駆動装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するため、本発明においては、ケーシングと、上記ケーシングに固定されたステータと、上記ケーシングに回転可能に支持された回転軸と、上記回転軸に固定されたロータと、上記回転軸に偏心して回転可能に支持され旋回軸と、上記旋回軸の偏心旋回を許容しかつ上記旋回軸の自転を防止する自転防止手段と、上記旋回軸に回転可能に支持されかつ上記回転軸側に上記回転軸が係合した溝が設けられた錘板体とを設ける。
また、ケーシングと、上記ケーシングに固定されたステータと、上記ケーシングに回転可能に支持された回転軸と、上記回転軸に固定されたロータと、上記回転軸に偏心して回転可能に支持され旋回軸と、上記旋回軸の偏心旋回を許容しかつ上記旋回軸の自転を防止する自転防止手段と、上記旋回軸に回転可能に支持されかつ上記回転軸側に上記回転軸に固定された係合板が係合した溝が設けられた錘板体とを設ける。
また、ケーシングと、上記ケーシングに固定されたステータと、上記ケーシングに回転可能に支持された回転軸と、上記回転軸に固定されたロータと、上記回転軸に偏心して回転可能に支持され旋回軸と、上記旋回軸の偏心旋回を許容しかつ上記旋回軸の自転を防止する自転防止手段と、上記ケーシングに設けられた第1の円形リング状部材と、上記旋回軸に回転可能に支持されかつ上記回転軸側とは反対側に上記第1の円形リング状部材と係合した第2の円形リング状部材が設けられた錘板体とを設ける。
これらの場合、上記自転防止手段に旋回板を設け、上記錘板体の回転軸に直角なモーメントベクトル、被駆動部材の回転軸に直角なモーメントベクトルおよび上記旋回板の回転軸に直角なモーメントベクトルの和を零ベクトルとする。
これらの場合、上記自転防止手段をしてピンクランクを有するものを用いてもよい。
本発明に係る偏心旋回駆動装置においては、旋回軸の振動を抑制することができるから、被駆動部材の振動を抑制することができる。
また、自転防止手段に旋回板を設け、錘板体の回転軸に直角なモーメントベクトル、被駆動部材の回転軸に直角なモーメントベクトルおよび旋回板の回転軸に直角なモーメントベクトルの和を零としたときには、旋回軸の振動を確実に抑制することができるから、被駆動部材の振動を確実に抑制することができる。
また、自転防止手段をしてピンクランクを有するものを用いたときには、旋回軸の振動を小さくすることができるから、被駆動部材の振動を小さくすることができる。
図1は本発明に係る偏心旋回駆動装置を示す概略断面図、図2は図1のA−A拡大断面図、図3は図1のB−B拡大断面図である。図に示すように、ケーシング1にステータ2が固定され、ケーシング1に軸受支え3、4が固定され、軸受支え3、4に軸受5、6を介して回転軸7が回転可能に支持されている。すなわち、ケーシング1に回転軸7が回転可能に支持されている。また、回転軸7にロータ8が固定され、ステータ2、ロータ8等によりモータが構成されている。また、回転軸7に軸受9、10を介して旋回軸11が回転可能に支持され、回転軸7の中心線と旋回軸11の中心線とは偏っている。すなわち、旋回軸11は回転軸7に偏心して回転可能に支持されている。また、旋回軸11の一方端部すなわち被駆動部材が取り付けられる端部とは反対側の端部に旋回板12が固定され、軸受支え4(ケーシング1)と旋回板12との間に3個のピンクランク14が設けられている。このピンクランク14のクランク本体26には軸27、28が設けられ、軸27の中心線と軸28の中心線とは偏心しており、この偏心量は回転軸7の中心線と旋回軸11の中心線との偏心量と等しい。また、ピンクランク14の軸27は軸受支え4に軸受(図示せず)を介して回転可能に支持され、ピンクランク14の軸28は旋回板12に軸受(図示せず)を介して回転可能に支持されている。そして、旋回板12、ピンクランク14等により旋回軸11の偏心旋回を許容しかつ旋回軸11の自転を防止する自転防止手段が構成されている。また、旋回軸11に軸受16を介して回転可能に錘板体15が支持され、錘板体15の回転軸7側に円形溝17が設けられ、円形溝17に回転軸7の端部が係合しており、錘板体15の円形溝17の内周面と回転軸7の端部の外周面との間にはわずかな隙間が設けられており、錘板体15は回転軸7に対して回転軸7の中心線と旋回軸11の中心線とを結ぶ線の方向に移動可能である。そして、回転軸7の中心線から錘板体15の重心までの距離と錘板体15の重量との積を大きさとしかつ回転軸7の中心線から錘板体15の重心までの方向を方向とするベクトルを錘板体15の回転軸に直角なモーメントベクトル、回転軸7の中心線から被駆動部材の重心までの距離と被駆動部材の重量との積を大きさとしかつ回転軸7の中心線から被駆動部材の重心までの方向を方向とするベクトルを被駆動部材の回転軸に直角なモーメントベクトル、回転軸7の中心線から旋回板12の重心までの距離と旋回板12の重量との積を大きさとしかつ回転軸7の中心線から旋回板12の重心までの方向を方向とするベクトルを旋回板12の回転軸に直角なモーメントベクトルとすると、錘板体15の回転軸に直角なモーメントベクトル、被駆動部材の回転軸に直角なモーメントベクトルおよび旋回板12の回転軸に直角なモーメントベクトルの和は零ベクトルである。また、ケーシング1、モータ、回転軸7、旋回軸11、自転防止手段、錘板体15等により偏心旋回駆動装置が構成されている。
図1〜図3に示した偏心旋回駆動装置においては、ステータ2の巻線に通電すると、ロータ8、回転軸7が回転し、旋回軸11は回転軸7の中心線を中心として偏心旋回するが、ピンクランク14等からなる自転防止手段が設けられているから、旋回軸11は自転しない。このため、旋回軸11がケーシング1に対して回転せずに偏心旋回する。また、図4(a)に示す状態(図1〜図3に示す状態)では、旋回軸11の中心線は回転軸7の中心線よりも図4紙面右方に位置しているのに対して、錘板体15の重心は回転軸7の中心線よりも図4紙面左方に位置しており、旋回軸11の中心線と錘板体15の重心とは回転軸7の中心線の両側に位置している。また、図4(b)に示すように、図4(a)に示す状態から回転軸7が90度回転した状態では、旋回軸11の中心線は回転軸7の中心線よりも図4紙面下方に位置しているのに対して、錘板体15の重心は回転軸7の中心線よりも図4紙面上方に位置しており、旋回軸11の中心線と錘板体15の重心とは回転軸7の中心線の両側に位置している。また、図4(c)に示すように、図4(b)に示す状態から回転軸7が90度回転した状態では、旋回軸11の中心線は回転軸7の中心線よりも図4紙面左方に位置しているのに対して、錘板体15の重心は回転軸7の中心線よりも図4紙面右方に位置しており、旋回軸11の中心線と錘板体15の重心とは回転軸7の中心線の両側に位置している。また、図4(d)に示すように、図4(c)に示す状態から回転軸7が90度回転した状態では、旋回軸11の中心線は回転軸7の中心線よりも図4紙面上方に位置しているのに対して、錘板体15の重心は回転軸7の中心線よりも図4紙面下方に位置しており、旋回軸11の中心線と錘板体15の重心とは回転軸7の中心線の両側に位置している。そして、図4(d)に示す状態から回転軸7が90度回転すると、図4(a)に示す状態になる。すなわち、回転軸7の回転角度にかかわらず、旋回軸11の中心線と錘板体15の重心とは回転軸7の中心線の両側に位置する。
このような偏心旋回駆動装置においては、旋回軸11の中心線と錘板体15の重心とは回転軸7の中心線の両側に位置するから、旋回軸11のバランスをとることができるので、回転軸7の完全バランスもとることができ、旋回軸11、被駆動部材の振動を抑制することができる。このため、回転軸7の回転数を大きくすることができるから、被駆動部材を高速で駆動することができる。また、錘板体15の回転軸に直角なモーメントベクトル、被駆動部材の回転軸に直角なモーメントベクトルおよび旋回板12の回転軸に直角なモーメントベクトルの和を零としているから、すなわち被駆動部材の回転軸に直角なモーメントベクトルおよび旋回板12の回転軸に直角なモーメントベクトルの和を和ベクトルとしたとき、錘板体15の回転軸に直角なモーメントベクトルの大きさを和ベクトルの大きさと等しくしかつ錘板体15の回転軸に直角なモーメントベクトルの方向を和ベクトルの方向と反対方向としているから、旋回軸11の振動を確実に抑制することができるので、被駆動部材の振動を確実に抑制することができる。また、自転防止手段としてピンクランク14を有するものを用いているから、旋回軸11の振動を小さくすることができるので、被駆動部材の振動を小さくすることができる。
図5は本発明に係る他の偏心旋回駆動装置の一部を示す図、図6は図5のC−C断面図である。図に示すように、回転軸7の端面にほぼ四角状の突出部18が設けられ、円形溝17に突出部18が係合しており、錘板体15の円形溝17の内周面と突出部18の円形溝17の内周面と接触する周面との間にはわずかな隙間が設けられており、錘板体15は回転軸7に対して回転軸7の中心線と旋回軸11の中心線とを結ぶ線の方向に移動可能である。また、円形溝17には複数の凹部19が設けられている。
図7は本発明に係る他の偏心旋回駆動装置の一部を示す図、図8は図7のD−D断面図である。図に示すように、回転軸7の端面にほぼ四角状の係合板20が固定され、錘板体15の回転軸7側に四角溝21が設けられ、四角溝21に係合板20が係合しており、錘板体15の四角溝21の内面と係合板20の四角溝21の内面と接触する外面との間にはわずかな隙間が設けられており、錘板体15は回転軸7に対して回転軸7の中心線と旋回軸11の中心線とを結ぶ線の方向に移動可能である。
図9は本発明に係る他の偏心旋回駆動装置を示す概略断面図、図10は図9のE−E拡大断面図である。図に示すように、旋回軸11に軸受32を介して回転可能に錘板体31が支持され、ケーシング1に中心が回転軸7の中心と一致した第1の円形リング状部材33が設けられ、錘板体31の回転軸7側とは反対側に第2の円形リング状部材34が設けられ、円形リング状部材34が円形リング状部材33に係合しており、円形リング状部材33の内周面と円形リング状部材34の外周面との間にはわずかな隙間が設けられており、錘板体31は回転軸7に対して回転軸7の中心線と旋回軸11の中心線とを結ぶ線の方向に移動可能である。そして、回転軸7の中心線から錘板体31の重心までの距離と錘板体31の重量との積を大きさとしかつ回転軸7の中心線から錘板体31の重心までの方向を方向とするベクトルを錘板体31の回転軸に直角なモーメントベクトル、回転軸7の中心線から被駆動部材の重心までの距離と被駆動部材の重量との積を大きさとしかつ回転軸7の中心線から被駆動部材の重心までの方向を方向とするベクトルを被駆動部材の回転軸に直角なモーメントベクトル、回転軸7の中心線から旋回板12の重心までの距離と旋回板12の重量との積を大きさとしかつ回転軸7の中心線から旋回板12の重心までの方向を方向とするベクトルを旋回板12の回転軸に直角なモーメントベクトルとすると、錘板体31の回転軸に直角なモーメントベクトル、被駆動部材の回転軸に直角なモーメントベクトルおよび旋回板12の回転軸に直角なモーメントベクトルの和は零ベクトルである。また、ケーシング1、モータ、回転軸7、旋回軸11、自転防止手段、錘板体31等により偏心旋回駆動装置が構成されている。
図9、図10に示した偏心旋回駆動装置においても、ステータ2の巻線に通電すると、ロータ8、回転軸7が回転し、旋回軸11は回転軸7の中心線を中心として偏心旋回するが、ピンクランク14等からなる自転防止手段が設けられているから、旋回軸11は自転しない。このため、旋回軸11がケーシング1に対して回転せずに偏心旋回する。また、図11(a)に示す状態(図9、図10に示す状態)では、旋回軸11の中心線は回転軸7の中心線よりも図11紙面右方に位置しているのに対して、錘板体31の重心は回転軸7の中心線よりも図11紙面左方に位置しており、旋回軸11の中心線と錘板体31の重心とは回転軸7の中心線の両側に位置している。また、図11(b)に示すように、図11(a)に示す状態から回転軸7が90度回転した状態では、旋回軸11の中心線は回転軸7の中心線よりも図11紙面下方に位置しているのに対して、錘板体31の重心は回転軸7の中心線よりも図11紙面上方に位置しており、旋回軸11の中心線と錘板体31の重心とは回転軸7の中心線の両側に位置している。また、図11(c)に示すように、図11(b)に示す状態から回転軸7が90度回転した状態では、旋回軸11の中心線は回転軸7の中心線よりも図11紙面左方に位置しているのに対して、錘板体31の重心は回転軸7の中心線よりも図11紙面右方に位置しており、旋回軸11の中心線と錘板体31の重心とは回転軸7の中心線の両側に位置している。また、図11(d)に示すように、図11(c)に示す状態から回転軸7が90度回転した状態では、旋回軸11の中心線は回転軸7の中心線よりも図11紙面上方に位置しているのに対して、錘板体31の重心は回転軸7の中心線よりも図11紙面下方に位置しており、旋回軸11の中心線と錘板体31の重心とは回転軸7の中心線の両側に位置している。そして、図11(d)に示す状態から回転軸7が90度回転すると、図11(a)に示す状態になる。すなわち、回転軸7の回転角度にかかわらず、旋回軸11の中心線と錘板体31の重心とは回転軸7の中心線の両側に位置する。
このような偏心旋回駆動装置においては、旋回軸11の中心線と錘板体31の重心とは回転軸7の中心線の両側に位置するから、旋回軸11のバランスをとることができるので、回転軸7の完全バランスをとることができ、旋回軸11、被駆動部材の振動を抑制することができる。このため、回転軸7の回転数を大きくすることができるから、被駆動部材を高速で駆動することができる。また、錘板体31の回転軸に直角なモーメントベクトル、被駆動部材の回転軸に直角なモーメントベクトルおよび旋回板12の回転軸に直角なモーメントベクトルの和を零としているから、すなわち被駆動部材の回転軸に直角なモーメントベクトルおよび旋回板12の回転軸に直角なモーメントベクトルの和を和ベクトルとしたとき、錘板体31の回転軸に直角なモーメントベクトルの大きさを和ベクトルの大きさと等しくしかつ錘板体31の回転軸に直角なモーメントベクトルの方向を和ベクトルの方向と反対方向としているから、旋回軸11の振動を確実に抑制することができるので、被駆動部材の振動を確実に抑制することができる。また、自転防止手段としてピンクランク14を有するものを用いているから、旋回軸11の振動を小さくすることができるので、被駆動部材の振動を小さくすることができる。
図12は本発明に係る他の偏心旋回駆動装置の一部を示す断面図である。図に示すように、円形リング状部材33に複数の凸部35が設けられている。
図13は本発明に係る他の偏心旋回駆動装置の一部を示す断面図である。図に示すように、円形リング状部材34に複数の凹部36が設けられている。
図14は本発明に係る偏心旋回駆動装置を擂り鉢の擂り粉木を駆動する装置に用いた状態を示す概略図である。図に示すように、収納部41に擂り鉢42が固定され、擂り鉢42の上方に偏心旋回駆動装置43が設けられ、偏心旋回駆動装置43の旋回軸(出力軸)11のケーシング1からの突出部に擂り粉木44が固定されている。
そして、偏心旋回駆動装置43を駆動するとともに、擂り鉢42の上部からゴマ等を供給すると、旋回軸11がケーシング1に対して回転せずに偏心旋回するから、擂り鉢42と擂り粉木44とによりゴマ等を擂ることができ、ゴマ等を擂ったものは収納部41内に収納される。
図15は本発明に係る偏心旋回駆動装置を石うすの駆動装置に用いた状態を示す概略図である。図に示すように、下石52と上石53とを有する石うす51の上方に偏心旋回駆動装置43が設けられ、偏心旋回駆動装置43の旋回軸(出力軸)11のケーシング1からの突出部に上石53が固定されている。
そして、偏心旋回駆動装置43を駆動するとともに、上石53の穴54からそば等を投入すると、旋回軸11がケーシング1に対して回転せずに偏心旋回するから、上石53が下石52に対して回転せずに偏心旋回するので、石うす51によりそば等を碾く(すり砕く)ことができる。また、そば等が上石53と下石52との間に確実に取り込まれ、そば等が上石53と下石52との間に一度入ったのちに上石53と下石52との間から再度出たりすることがないから、そば等を一様に碾くことができるので、粒径が均一な良質なそば粉等を得ることができる。
なお、上述実施の形態においては、被駆動部材が擂り粉木44、上石53である場合について説明したが、被駆動部材が他の被駆動装置の被駆動部材である場合にも本発明の偏心旋回駆動装置を使用することができる。また、上述実施の形態においては、旋回板12、ピンクランク14等により構成された自転防止手段を用いたが、他の自転防止手段を用いてもよい。
本発明に係る偏心旋回駆動装置を示す概略断面図である。 図1のA−A拡大断面図である。 図1のB−B拡大断面図である。 図1〜図3に示した偏心旋回駆動装置の動作説明図である。 本発明に係る他の偏心旋回駆動装置の一部を示す図である。 図5のC−C断面図である。 本発明に係る他の偏心旋回駆動装置の一部を示す図である。 図7のD−D断面図である。 本発明に係る他の偏心旋回駆動装置を示す概略断面図である。 図9のE−E拡大断面図である。 図9、図10に示した偏心旋回駆動装置の動作説明図である。 本発明に係る他の偏心旋回駆動装置の一部を示す断面図である。 本発明に係る他の偏心旋回駆動装置の一部を示す断面図である。 本発明に係る偏心旋回駆動装置を擂り鉢の擂り粉木を駆動する装置に用いた状態を示す概略図である。 本発明に係る偏心旋回駆動装置を石うすの駆動装置に用いた状態を示す概略図である。
符号の説明
1…ケーシング
2…ステータ
7…回転軸
8…ロータ
11…旋回軸
12…旋回板
14…ピンクランク
15…錘板体
17…円形溝
20…係合板
21…四角溝
31…錘板体
33…第1の円形リング状部材
34…第2の円形リング状部材

Claims (5)

  1. ケーシングと、上記ケーシングに固定されたステータと、上記ケーシングに回転可能に支持された回転軸と、上記回転軸に固定されたロータと、上記回転軸に偏心して回転可能に支持され旋回軸と、上記旋回軸の偏心旋回を許容しかつ上記旋回軸の自転を防止する自転防止手段と、上記旋回軸に回転可能に支持されかつ上記回転軸側に上記回転軸が係合した溝が設けられた錘板体とを具備したことを特徴とする偏心旋回駆動装置。
  2. ケーシングと、上記ケーシングに固定されたステータと、上記ケーシングに回転可能に支持された回転軸と、上記回転軸に固定されたロータと、上記回転軸に偏心して回転可能に支持され旋回軸と、上記旋回軸の偏心旋回を許容しかつ上記旋回軸の自転を防止する自転防止手段と、上記旋回軸に回転可能に支持されかつ上記回転軸側に上記回転軸に固定された係合板が係合した溝が設けられた錘板体とを具備したことを特徴とする偏心旋回駆動装置。
  3. ケーシングと、上記ケーシングに固定されたステータと、上記ケーシングに回転可能に支持された回転軸と、上記回転軸に固定されたロータと、上記回転軸に偏心して回転可能に支持され旋回軸と、上記旋回軸の偏心旋回を許容しかつ上記旋回軸の自転を防止する自転防止手段と、上記ケーシングに設けられた第1の円形リング状部材と、上記旋回軸に回転可能に支持されかつ上記回転軸側とは反対側に上記第1の円形リング状部材と係合した第2の円形リング状部材が設けられた錘板体とを具備したことを特徴とする偏心旋回駆動装置。
  4. 上記自転防止手段が旋回板を有し、上記錘板体の回転軸に直角なモーメントベクトル、被駆動部材の回転軸に直角なモーメントベクトルおよび上記旋回板の回転軸に直角なモーメントベクトルの和が零ベクトルであることを特徴とする請求項1、2または3に記載の偏心旋回駆動装置。
  5. 上記自転防止手段がピンクランクを有することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の偏心旋回駆動装置。
JP2004126891A 2004-04-22 2004-04-22 偏心旋回駆動装置 Pending JP2005312209A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004126891A JP2005312209A (ja) 2004-04-22 2004-04-22 偏心旋回駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004126891A JP2005312209A (ja) 2004-04-22 2004-04-22 偏心旋回駆動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005312209A true JP2005312209A (ja) 2005-11-04

Family

ID=35440340

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004126891A Pending JP2005312209A (ja) 2004-04-22 2004-04-22 偏心旋回駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005312209A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008072722A1 (ja) * 2006-12-12 2008-06-19 A & A Corporation 運動変換装置、発電機および発電装置
WO2008075617A1 (ja) * 2006-12-18 2008-06-26 A & A Corporation 偏心旋回駆動装置
JP2012115082A (ja) * 2010-11-26 2012-06-14 Tonex Kk ステッピングモータ
CN112803663A (zh) * 2021-03-03 2021-05-14 郑州轻工业大学 隔爆重型振动电机

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63138180A (ja) * 1986-11-28 1988-06-10 Mitsui Seiki Kogyo Co Ltd スクロ−ル圧縮機
JPH09209945A (ja) * 1996-02-02 1997-08-12 Asuka Japan:Kk スクロール形流体機械
JP2000141217A (ja) * 1998-11-09 2000-05-23 Keitekku Kk 偏心機構を有する工作具の偏心距離調節装置
JP2001178072A (ja) * 1999-12-21 2001-06-29 Mineo Takahashi 偏心旋回駆動装置
JP2003301784A (ja) * 2003-04-16 2003-10-24 ▲荒▼田 哲哉 スクロール流体機械の自転防止機構

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63138180A (ja) * 1986-11-28 1988-06-10 Mitsui Seiki Kogyo Co Ltd スクロ−ル圧縮機
JPH09209945A (ja) * 1996-02-02 1997-08-12 Asuka Japan:Kk スクロール形流体機械
JP2000141217A (ja) * 1998-11-09 2000-05-23 Keitekku Kk 偏心機構を有する工作具の偏心距離調節装置
JP2001178072A (ja) * 1999-12-21 2001-06-29 Mineo Takahashi 偏心旋回駆動装置
JP2003301784A (ja) * 2003-04-16 2003-10-24 ▲荒▼田 哲哉 スクロール流体機械の自転防止機構

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008072722A1 (ja) * 2006-12-12 2008-06-19 A & A Corporation 運動変換装置、発電機および発電装置
WO2008075617A1 (ja) * 2006-12-18 2008-06-26 A & A Corporation 偏心旋回駆動装置
JP2012115082A (ja) * 2010-11-26 2012-06-14 Tonex Kk ステッピングモータ
CN112803663A (zh) * 2021-03-03 2021-05-14 郑州轻工业大学 隔爆重型振动电机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5874628B2 (ja) 遠心ボールミル
JP2016048098A (ja) 偏心揺動型歯車装置及びそのトルク調整方法
CA2439459A1 (en) Sonic drill head
US9038491B2 (en) Method of repositioning bearing wear in an industrial eccentric weight vibrator via power inversion and vibrator therefore
JP2005312209A (ja) 偏心旋回駆動装置
JP6813853B2 (ja) 回転装置
JP2005237108A (ja) 偏心旋回駆動装置
JP3558572B2 (ja) 偏心旋回駆動装置
JP2008154357A (ja) 偏心旋回駆動装置
JP6833872B2 (ja) スクロール型圧縮機
JP3942598B2 (ja) ミキサー
JP5068766B2 (ja) 車両座席駆動装置の車両座席用ギアステージ
JPH0557435B2 (ja)
JP2007162497A (ja) 電動機及び電動機を用いた流体ポンプ
JP2012016776A (ja) オービタルサンダ
CN108637874A (zh) 三自由度球体自转式研抛装置
JP6418553B2 (ja) 遠心処理装置
JP2006219992A (ja) 偏心旋回駆動装置
JP2005065484A (ja) アウターロータ型モータ
JP2000073970A (ja) スクロール圧縮機
JP2009033881A (ja) モータおよび偏心旋回駆動装置
JP2002005050A (ja) スクロール圧縮機
JP2011064249A (ja) エンジンの振動低減装置
JP2019132272A (ja) 回転型梃子装置
JPH09220459A (ja) 脱泡、混合機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070409

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20071217

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100210

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20100518

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20100928

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02