JP7107554B2 - 防塵カバー - Google Patents
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Description
携帯用の研削工具は、片面に研削刃物が設けられた回転研削体を備え、この回転研削体を回転させて工作物の表面を削り取っている。よって、研削工具を使用すると大量の研削粉が発生するため、研削工具には回転研削体を覆う防塵カバーが装着されている。
よって、被研削面が連続する角部や棒状部品を研削する場合、角部や棒状部品に閉塞部が接触しないように、回転研削体を宛がう角度を調整する必要がある。そして、回転研削体の宛がう角度の調整は、作業者に姿勢や位置の変更を要求するものであり、作業性効率の低下を招く。
また、本発明に係る防塵カバーは、支持部を周方向に移動させることで、開口内において閉塞部が閉塞する部分を変えることができる。よって、連続する被研削面の向きが変わった場合、閉塞部が閉塞する部分を変えてカバー本体の開口範囲を変更できるため、作業者は姿勢や位置を変更することがなく回転研削体を宛がうことができ、作業効率の低下が回避される。
図2に示すように、本体部101の前部の下面には、水平方向に延在する座面103aが形成されている。そして、その座面103aには、下方に突出する出力軸103が設けられている。出力軸103は、回転軸O1回りに回転自在に本体部101に支持されている。
また、本体部101には、図示しないスイッチが設けられており、スイッチをONに操作すると、電動モータ102が駆動する。そして、電動モータ102の駆動力が出力軸103に伝達され、出力軸103が回転軸O1回りに回転する。
アジャスタリング105は、回転軸O1方向に延在する円筒状の部品であり、回転研削体110における回転軸O1方向の位置を調整するために用いられている。
樹脂基板111の中心部は、上方に窪み、締結ボルトBの頭部が収容されている。
図1に示すように、複数の研削刃物112は、樹脂基板111の外縁側に設けられている。よって、回転研削体110の下面の外縁側が研削面113を構成している。また、研削刃物112として、超硬合金材、砥石、ダイヤモンドホイールなどが挙げられるが、本発明において特に限定されない。
なお、本実施形態の防塵カバー1は、排出装置120を備えた研削工具100に適用した例を挙げて説明するが、本発明の防塵カバー1は、排出装置120を備えない研削工具100に適用してもよい。
図4に示すように、防塵カバー1は、下方に向って開口するカバー本体2と、下端部にブラシ32が設けられた環状のブラシホルダ3と、開口Sの一部を閉塞する閉塞部40を有する閉塞部材4と、を備える。
天壁部21は、回転研削体110の上側を覆っている。天壁部21の右部側には、排出装置120の第1排出管121内とカバー本体2内とを連通するための連通口21aが形成されている(図1、図4参照)。天壁部21の後部側には、外部の空気をカバー本体2内に取り入れるための吸気口21bが形成されている。
周壁部22は、円筒状に形成され、回転研削体110の外周側を囲んで回転研削体110の側周面を覆う壁部を構成している。なお、周壁部22の中心O2は、回転軸O1よりも後方に位置している(図6参照)。周壁部22の下端22aは、回転研削体110の研削面113よりも上方に位置している(図2の補助線P参照)。よって、研削対象物に研削面113を平行に宛がって研削している場合、周壁部22の下端22aが研削対象物に接触しない。
また、周壁部22の内周側には、ブラシホルダ3と、閉塞部材4の後述する支持部44とが配置されている。
周壁部22には、壁面を貫通する貫通孔22bが形成され、この貫通孔22b内にピン11のピン軸部13が挿通されている。
図5(a)に示すように、ピン11は、ピン軸部13と、ピン軸部13の内端に貫通孔22bよりも大径に形成されたピン頭部12と、ピン軸部13に挿通された弾性部材としてのコイルばね16と、を備えている。
ピン軸部13は、周壁部22の他に、周壁部22の内周側に配置されたブラシホルダ3と、閉塞部材4の後述する支持部44とを貫通している。そして、ピン軸部13が各壁面を貫通することで、ピン11がブラシホルダ3と支持部44とを支持している。
リング部材15の外径は、オーリング14の外径よりも大径のものが使用されている。また、リング部材15は、ピン軸部13の先端側に配置され、オーリング14に係止している。よって、本実施形態のピン軸部13の先端側に設けられた抜け止め部は、オーリング14とリング部材15とから構成されている。この結果、抜け止め部がオーリング14のみから構成されている場合よりも、ピン軸部13が貫通孔22bから抜け難くなっている。
ブラシホルダ3は、円筒形のホルダ本体36と、ホルダ本体36の下端に設けたブラシ32と、ホルダ本体36の周壁を貫通して形成した縦長孔33と、ホルダ本体36の外周面に周方向に所定間隔を空けて設けた下側突起34(図3参照)と、を備えている。
ホルダ本体36は、カバー本体2と支持部44との間に設置されている。このホルダ本体36は、下端に溝部が形成され、その溝部内にブラシ32が周方向において全周に亘って設けられている(図4参照)。
ホルダ本体36には、カバー本体2に形成した貫通孔22bに連通する位置に、縦長孔33が形成されている。そして、縦長孔33内には、ピン11のピン軸部13が挿通されている。縦長孔33は、上下方向に縦長に延在して形成されている。このため、ブラシホルダ3は、カバー本体2に対し縦長孔33に沿って上下方向に移動自在に支持されている。なお、縦長孔33の上下方向の長さは、ブラシホルダ3の下端面31が研削面113よりも上方に移動できる程度の長さに形成されている。
図5(b)に示すように、下側突起34の上面には下方に窪む下凹部34aが形成され、上側突起24の下面には上凹部24aが形成されている。そして、下凹部34aと上凹部24aとの間にばね35が圧縮された状態で組み付けられている。よって、ブラシホルダ3は、常時、下方に付勢されている。
また、ブラシホルダ3の下側開口30は、回転研削体110の研削面113を露出するための防塵カバー1の開口Sを構成している。そして、ブラシホルダ3の下側開口30を囲む周縁部30aは、周方向において支持部44の側面と対面して配置されるように構成されている。
ブラシホルダ3の下部は、周壁部22の下端22aよりも下方に延出し、ブラシホルダ3の下端面31が研削面113よりも下方に位置している(図2の補助線P参照)。
研削対象物に研削面113を宛がって研削している場合、ブラシホルダ3のブラシ37が研削対象物に当接し、ブラシ32が回転研削体110により研削している部位の周囲を囲み研削対象物との間に隙間が生じないようになっている。
図4に示すように、支持部44の下端部のうち前縁部44aと後縁部44bは、後記する第1閉塞部41及び第2閉塞部42を支持するため、右縁部44c及び左縁部44dよりも下方に延在している。そして、前縁部44a及び後縁部44bは、円筒部分の縁において互いに対向する位置に形成されている。
なお、右縁部44c及び左縁部44dは、回転研削体110の研削面113よりも上方に位置し(図2参照)、研削時に研削対象物に干渉しないようになっている。
支持部44の後縁部44bには、径方向内側に延出する円弧状の取り付けリブ45が形成されている。この取り付けリブ45は、第1円弧板41Aを取り付けるための取り付け座である。本実施形態の取り付けリブ45の下面には、外周面にねじ溝が形成されたねじ部50が溶接により一体に設けられている。そして、第1円弧板41Aは、ねじ部50に貫通されるとともに、ねじ部50に螺合するナット51に締結されている。このため、第1円弧板41Aは、着脱自在に取り付けリブ45(支持部44)に取り付けられている。
支持部44には、径方向に貫通する横長孔47が形成され、この横長孔47にピン11のピン軸部13が挿通されている。この横長孔47は、互いに周方向に離間しながら、ピン11に対応するように3つ形成されている。よって、支持部44は、3つのピン11に支持されている。
また、横長孔47は、周方向に延出している。ここで、横長孔47が延出する方向は、挿通されるピン11を始点として、下方から視て中心O2の左回り方向となっている。さらに、横長孔47の周方向の一端から他端までが90度に形成されている。
以上から、支持部44(閉塞部材4)は、横長孔47に沿って、カバー本体2に対し中心O2の右回り(図6の矢印A方向)に90°回動自在となっている。
第2閉塞部42は、第2円弧板42Aにより構成されている。第2円弧板42Aは、ブラシホルダ3の周縁部30aに沿って円弧状に形成された第2円弧部42aを有し、弓型状に形成されている。よって、第2閉塞部42(第2円弧板42A)とブラシホルダ3の周縁部30aとは、対面して近接した状態で、ほとんど隙間がない状態となっている。
また、第2閉塞部42(第2円弧板42A)は、第1閉塞部41(第1円弧板41A)よりも面積が小さく形成されている。
また、第1円弧板41Aにおいて第2円弧板42Aと対向する第1対向辺41bと、第2円弧板42Aにおいて第1円弧板41Aと対向する第2対向辺42bとは、直線状を呈し、本体部101の長手方向に対して直交する左右方向に平行に配置されるように固定されている。第1対向辺41bと第2対向辺42bとは、平行な状態で、第1閉塞部41と第2閉塞部42との間の間隔がL1となるように配置されている。
第1円弧板41Aには、第1対向辺41bに沿って下方に突出する当て板43が形成されている。当て板43は、第1対向辺41bの略中央部にのみ形成されている。よって、当て板43は、第1対向辺41bの左右の端部まで延在しておらず、ブラシホルダ3内に収まる程度の長さとなっている。
図2に示すように、当て板43は、下端部が後方に位置するように傾斜している。この当て板43の詳細については後述するが、当て板43は面取りをする工作物200の面202(図7参照)に当接させるための部位である。よって、当て板43の傾斜角度については、工作物200に当接させる角度に併せて適宜設定してよい。
そして、ブラシホルダ3に対しばね35の弾性力より大きな力が加わることにより縦長孔33の範囲でブラシホルダ3が上下方向に移動できる。また、閉塞部材4に対しピン頭部12が発揮する摩擦力より大きな力が加わることにより横長孔47の範囲で閉塞部材4が周方向に移動できる。
なお、本実施形態のコイルばね16は、弾性力が比較的大きいものを使用しており、研削作業を行う場合、閉塞部材4が移動し難くなっている。
閉塞部40を利用する研削工具100の使用方法は、例えば、図7に示すように、工作物200の角部201を第1閉塞部41と第2閉塞部42との間に配置し、回転研削体110の研削面113を角部201に宛がって研削する。
これによれば、円形状の下側開口30の後部を第1閉塞部41が閉塞し、前部を第2閉塞部42が閉塞した状態で研削作業を行うことができる。つまり、下側開口30の開口面積よりも被研削面積が小さい角部201を研削しても、閉塞した面積分だけ開口部分が小さくなり下側開口30を閉塞しない状態と比較して研削粉が飛散し難い。
さらには、当て板43が工作物200の面202と平行にとなっている場合、図7に示すように、当て板43を面202に当てながら研削工具100を左右方向にスライドさせてもよい。これによれば、精度良く研削作業を行うことができる。
そして、研削対象物(図8の破線Q参照)を第1閉塞部41と第2閉塞部42との間に配置し、研削対象物に研削面113を宛がって研削することができる。
これによれば、円形状の下側開口30のうち左部を第1閉塞部41が閉塞し、右部を第2閉塞部42が閉塞し、左右方向中央部を被研削対象物(図8の破線Q参照)が閉塞する。よって、下側開口30から研削粉が飛散し難い。
また、研削対象物の延在する方向が変わっても閉塞部40を周方向に沿って移動させて研削面113の露出範囲を変更でき、作業者は姿勢や位置を変更することがなく研削面113を宛がうことができ、作業効率の低下が回避される。
これによれば、図9に示すように、交換用第1円弧板60の第1対向辺60bと第2対向辺42bとの間の距離をL1(図6参照)よりも狭いL2に設定することができる。
よって、研削対象物の幅に応じた第1閉塞部41(交換用第1円弧板60)を用意することで、下側開口30の開放範囲を適切に制限し、より研削粉を飛散し難くすることができる。
又は、特に図示しないが、第1円弧板41Aの当て板43の角度が研削対象物の面202に対応していない場合、当て板43の角度が異なる交換用第1円形板に交換することができる。
なお、弾性力が比較的小さいコイルばね16を使用した場合、研削作業しながら閉塞部材4を研削対象物に引っ掛けて回動させることができる。よって、防塵カバー1の開口Sの範囲を変えるために研削作業を一旦中断するということを回避できる。
変形例に係る防塵カバー1Aの閉塞部40は、第1閉塞部41のみから構成されている。また、第1閉塞部41は、第1対向辺41bに沿って左右方向に延在する当て板43Aを備えている。この当て板43Aの左右の端部43a,43bは、下方から視て開口Sからカバー本体2の周壁部22(図2)やブラシホルダ3を超えて外側に突出している。
これによれば、研削作業時に研削対象物に防塵カバー1Aの開口S側を向けるため、作業者から閉塞部40(第1閉塞部41)を視認できないが、当て板43Aの左右の端部43a,43bは視認できる。よって、閉塞部40(第1閉塞部41)の位置を推定して開口Sの範囲を把握でき、利便性が向上する。
例えば、第2閉塞部42(第2円弧板42A)は、支持部44と一体に形成されているが別体であってもよい。また、本発明の閉塞部40は、実施形態においては第1閉塞部41及び第2閉塞部42の2つを備えているが、変形例で示したように第1閉塞部41のみで構成されてもよい。
また、実施形態の当て板43は、回転研削体110の回転軸O1に対し傾斜しているが(図2参照)、本発明においての当て板43は傾斜するものに限定されず、適宜設計変更してよい。よって、当て板43は、回転研削体110の回転軸O1と平行、つまり、第1閉塞部41と直角に形成されたものであってもよい。
実施形態において、横長孔47が延出する方向は、挿通されるピン11を始点として下方から視て中心O2の左回り方向に設定されているが、本発明において、ピン11を始点として左回り及び右回りの両方向へ延出するように設計してもよい。このような変形例によれば、閉塞部材4を左回り方向と右回り方向とにそれぞれ45°ずつ回動できる。
実施形態の回転研削体110の回転軸O1と、周壁部22、ブラシホルダ3及び閉塞部材4の中心O2とが一致していないが、一致するように構成してもよい。
また、ブラシホルダ3と閉塞部材4とをカバー本体2に支持させるための部品としてピン11を用いているが、締結具により支持させてもよい。この締結具によっても、支持部44が回動しないような摩擦力を発揮でき、支持部44が不用意に回動しない。
また、本実施形態の第1円弧板41Aは、取り付けリブ45に溶接されたねじ部50により着脱自在となっているが、本発明はこれに限定されない。例えば、取り付けリブ45の上方からボルトを貫通させて第1円弧板41Aを取り付けてもよく、特に限定されない。ただし、上記したようにボルトを取り付けリブ45の上方から貫通させた場合、防塵カバー1内にボルトの頭部が配置され、研削粉によりボルトの頭部が摩耗する可能性がある。よって、本実施形態のねじ部50によれば、防塵カバー1内に配置されていないため、研削粉による摩耗を回避できる。
2 カバー本体
3 ブラシホルダ
4 閉塞部材
11 ピン
20a 取付孔
22 周壁部
22b 貫通孔
30 下側開口
30a 周縁部
32 ブラシ
33 縦長孔
40 閉塞部
41 第1閉塞部
41A 第1円弧板
42 第2閉塞部
42A 第2円弧板
43,43A 当て板
44 支持部
45 取り付けリブ
47 横長孔
100 研削工具
101 本体部
103 出力軸
110 回転研削体
113 研削面
120 排出装置
200 工作物
S 開口
Claims (7)
- 回転研削体を有する携帯用の研削工具に装着され、研削粉の飛散を防止する防塵カバーであって、
前記回転研削体の研削面が露出する開口と前記回転研削体の側面を覆う周壁部とを備えるカバー本体と、
前記カバー本体の開口の一部を閉塞する閉塞部と、
前記周壁部に沿って設けられ、前記閉塞部を支持する支持部と、を備え、
前記支持部は、前記周壁部の周方向に移動自在となっており、
前記閉塞部は、互いに離間する第1閉塞部及び第2閉塞部を備え、
前記第1閉塞部と前記第2閉塞部との間から前記回転研削体の研削面の少なくとも一部が露出していることを特徴とする防塵カバー。 - 前記カバー本体の開口は、円形状に形成され、
前記第1閉塞部は、前記開口の周縁部に沿って円弧状に形成された第1円弧板を有し、
前記第2閉塞部は、前記開口の周縁部に沿って円弧状に形成された第2円弧板を有し、
前記第2閉塞部は、前記第1閉塞部よりも面積が小さく形成されていることを特徴とする請求項1に記載の防塵カバー。 - 前記支持部は、
前記周壁部に沿って円筒状に形成された円筒支持部と、
前記円筒支持部の周側面の周方向に沿って形成された横長孔と、
前記円筒支持部に連続して形成された前記第2円弧板と、
前記円筒支持部に連続して形成され、前記第2円弧板と対向する前記第1円弧板を取り付けるための取り付けリブと、を備え、
前記カバー本体には、前記周壁部を貫通する貫通孔、及び、前記貫通孔と前記支持部の横長孔との挿通されるピンが設けられ、
前記支持部は、前記周壁部の周方向に前記横長孔に沿って移動自在となっていることを特徴とする請求項2に記載の防塵カバー。 - 前記支持部は、円筒状のブラシホルダを介して取り付けられ、
前記ブラシホルダには、前記回転研削体の回転軸方向に延在し、一部が前記支持部の横長孔と重なる縦長孔が形成され、
前記ブラシホルダの縦長孔内には前記ピンが挿通され、前記ブラシホルダは、前記縦長孔に沿って移動自在になっていることを特徴とする請求項3に記載の防塵カバー。 - 前記ピンは、
前記カバー本体の前記貫通孔よりも大径に形成されたピン頭部と、
前記ピン頭部に設けられ、前記横長孔、前記縦長孔及び前記貫通孔内に挿通するピン軸部と、
前記ピン軸部に挿通された弾性部材と、を備え、
前記ピンは、前記弾性部材を介して、前記カバー本体の径方向に付勢されて前記支持部が周方向に移動することを抑制する摩擦力を発揮し、
前記摩擦力以上の力を加えることで、前記支持部が周方向に移動可能となることを特徴とする請求項4に記載の防塵カバー。 - 前記閉塞部は、前記回転研削体が配置される方向と反対側に突出する板状の当て板を備えていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の防塵カバー。
- 前記当て板は、前記カバー本体の周壁部を超えて外側に突出していることを特徴とする請求項6に記載の防塵カバー。
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