JP2001156963A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001156963A
JP2001156963A JP33273299A JP33273299A JP2001156963A JP 2001156963 A JP2001156963 A JP 2001156963A JP 33273299 A JP33273299 A JP 33273299A JP 33273299 A JP33273299 A JP 33273299A JP 2001156963 A JP2001156963 A JP 2001156963A
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Satoru Sekine
哲 関根
Saburo Shimizu
三郎 清水
Taro Miyamoto
太郎 宮本
Naoki Otomo
直樹 大友
Takeshi Suzuki
毅 鈴木
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 下部の画像形成部が歪んだとしても、画像読
取部は画像形成部の歪みの影響を受けないような構造の
画像形成装置を提供すること。 【解決手段】 画像読取部の底部に箱型形状部材を設け
ると共に、画像読取部を、画像形成部の上部に固定され
る3点の支持部材で支持することを特徴とする画像形成
装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿画像の読取を
行う画像読取部と、読取られた画像データに基づき画像
形成を行う画像形成部とを有する画像形成装置に関し、
特に画像形成装置の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、原稿画像の読取を行う画像読取部
と、読取られた画像データに基づき画像形成を行う画像
形成部とを設けた画像形成装置の構造において、画像読
取部の剛性を画像読取部の下部に配設された画像形成部
に頼る構成としていたため、画像読取部を両側端部に設
けられる4点の支持部材により画像形成部に結合する構
造が採られている。
【0003】また、画像形成部の補強を確保するため、
補強専用の部材を用いた構造が採られていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記4
点の支持部材により画像読取部を画像形成部に結合する
構造では、画像読取部の剛性は4点の支持部材により確
保されるが、下部の画像形成部が歪んだ場合、4点支持
により直接画像形成部の歪みが画像読取部に影響し、画
像読取部が歪んでしまうという問題が生じる。従って、
設置時の床の平面性の影響により、画像形成部が歪み、
画像読取部も歪んでしまうという問題も生じる。また、
画像形成部及び画像読取部を剛性を有する構造とし、治
具等を用いて、4点で画像形成部に画像読取部を固定す
る構造としても、画像形成部と画像読取部との歪みの違
いにより、画像読取部が歪んでしまうという問題が生じ
る。
【0005】本発明は上記の問題点を解決し、下部の画
像形成部が歪んだとしても、画像読取部は画像形成部の
歪みの影響を受けないような構造の画像形成装置を提供
することを第1の目的とする。
【0006】また、画像形成部の補強を確保するため、
専用の補強部材を用いると、スペースを余分に必要と
し、また、コストアップを招く原因となっていた。
【0007】本発明は上記の問題点を解決し、別体の骨
格部材にて補強を行う必要なく画像形成部の骨格部材の
強度の向上を図ると共に、省スペース化とコスト低減と
を図る骨格構造の画像形成装置を提供することを第2の
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的は、原稿
画像の読取を行う画像読取部と、前記画像読取部の下部
に配設され、読取られた画像データに基づき画像形成を
行う画像形成部とを有し、前記画像読取部を支持部材を
介して前記画像形成部に結合する画像形成装置におい
て、前記画像読取部の底部に箱型形状部材を設けると共
に、前記画像読取部を、前記画像形成部の上部に固定さ
れる3点の支持部材で支持することを特徴とする画像形
成装置(第1の発明)によって達成される。
【0009】また、上記第2の目的は、原稿画像の画像
データに基づき画像形成を行う画像形成部を有する画像
形成装置において、画像データ処理を行うための電装部
品を支持する支持基板を、前記画像形成部に設けられる
パネル部材と結合し、骨格部材を形成することを特徴と
する画像形成装置(第2の発明)によって達成される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。なお、本欄の記載は請求項の技術的範囲や用語の
意義を限定するものではない。また、以下の、本発明の
実施の形態における断定的な説明は、ベストモードを示
すものであって、本発明の用語の意義や技術的範囲を限
定するものではない。
【0011】本発明の各請求項に共通する画像形成装置
の一実施形態の画像形成プロセスおよび各機構につい
て、図1を用いて説明する。図1は、本発明の各請求項
に共通する画像形成装置の一実施形態を示すデジタル式
画像形成装置の概要断面構成図である。
【0012】図1によれば、100は画像形成部として
の装置本体(プリンタ部ともいう)であり、300は画
像読取部としてのスキャナ部であり、200は後段にお
いて詳述する支持部材としての支持脚である。
【0013】箱体TP1を底部に有するスキャナ部30
0を上側に、またスキャナ部300の下側にプリンタ部
100を配設した状態で、支持部材としての支持脚20
0により3点で、画像読取部としてのスキャナ部300
と画像形成部としての装置本体(プリンタ部)100と
が結合されて、画像形成装置1が形成される。
【0014】装置本体100に取付けられる3点の支持
脚200によりスキャナ部300が支持されて、スキャ
ナ部300がプリンタ部(装置本体)100に固定され
る。
【0015】画像読取部としてのスキャナ部300は、
原稿を順次搬送する自動原稿搬送ユニットADFUと、
自動原稿搬送ユニットADFUにより搬送される原稿画
像を読み取るための原稿画像読取ユニットGYと、後段
において詳述する箱型形状部材としての箱体TP1とを
一体として形成される。箱体TP1がスキャナ部300
の底部に設けられる。なおスキャナ部300としては、
自動原稿搬送ユニットADFUを設けずに、原稿画像読
取ユニットGYの上部に不図示のプラテンカバー(原稿
抑えカバー)を取付けたものを箱体TP1と一体とした
構成としてもよい。
【0016】自動原稿搬送ユニットADFUは、原稿載
置台26と、原稿搬送ローラR1を含むローラ群および
原稿の移動通路を適宜切り替えるための切換手段等(符
号なし)を含む原稿搬送処理部28とを主要素とする。
また原稿画像読取ユニットGYは、プラテンガラスGの
下にあり、露光手段としての露光器L、光路長を保って
往復移動できる2つのミラーユニット30,31、固定
の結像レンズ(以下、単にレンズという)33、ライン
状の撮像素子(以下、CCDという)35等からなる。
【0017】画像形成部としての装置本体(プリンタ
部)100は、アルミ材等を用いた円筒状の基体の外周
面に有機感光層(OPC)を形成した像担持体としての
感光体ドラム10、前記スキャナ部300により読み取
られた原稿画像を処理する画像処理手段としての画像制
御基板CR、例えばスコロトロン帯電器を用いる帯電手
段としての帯電電極14、画像制御基板CRによる画像
処理後の画像データに従って感光体ドラム10上に画像
書込を行う画像書込手段としての画像書込ユニット1
2、例えば磁気ブラシを用いる現像手段としての現像装
置16、転写手段としての転写電極18、分離手段とし
ての分離電極20、クリーニング手段としてのクリーニ
ング装置21、定着手段としての定着装置TH、記録材
としての記録紙Pを収納する記録材収納手段としての給
紙トレイ22、24を有する記録材収納部PF等により
構成される。また、プリンタ部100の底部にも箱型形
状部材としての箱体TP2が設けられる。なお給紙トレ
イ22、24は、本実施形態においては、上下方向2段
に配設した形態であるが、それ以上の数の記録材収納手
段を備えることもできる。
【0018】プリンタ部100に配設される画像書込ユ
ニット12は、レーザ光源40、ポリゴンミラー(偏光
器)42等からなる。また、分離電極20の下流側に配
置される定着装置THは、加熱源を内蔵する定着ローラ
(符号なし)と、該定着ローラに圧接しながら回転する
圧着ローラ(符号なし)とで構成される。CLは定着ロ
ーラクリーニング手段であり、巻き取り可能に設けたク
リーニングウェブを主要素とし、定着装置THの定着ロ
ーラ(符号なし)に当接して設けられる。
【0019】上記の、帯電電極14、画像書込ユニット
12、現像装置16、転写電極18、分離電極20、ク
リーニング装置21等の画像形成プロセス手段は、感光
体ドラム10の周辺に配設される。
【0020】なお、70は、記録紙P上に転写による画
像形成を行わせるための第1搬送路であり、適宜の送り
出しローラ50,53から送り出される記録紙の移動方
向から見て、下方から上方に延びて設けられ、記録紙P
が第1搬送路70を通して縦型(鉛直方向上方)に搬送
される。また、80は、記録紙の両面に画像形成を行う
場合に使用する記録紙の表裏反転用の第2搬送路であ
り、図1の上方において、第1搬送路70と連通し、記
録紙の移動方向から見て、第1搬送路70と略平行し
て、上方から下方に向かって延びて設けられ、記録紙P
が第2搬送路80を通して縦型(鉛直方向下方)に搬送
される。また、90は分岐ガイドであり、片面に画像形
成された記録紙Pを排紙通路78に向かわせたり、また
は、両面画像形成を行う際に、第2搬送路80に向かわ
せたりするように制御される。
【0021】以下、画像形成プロセスについて説明す
る。原稿載置台26上に載置される原稿(図示せず)の
1枚が原稿搬送処理部28によって搬送され、原稿搬送
ローラR1の下を通過中に、露光器Lによる露光が行わ
れる。
【0022】原稿からの反射光は、固定位置にあるミラ
ーユニット30、31およびレンズ33を経てCCD3
5上に結像され、読み取られる。
【0023】原稿画像読取ユニットGYで読み取られた
画像情報は、画像制御基板CRの画像処理部(不図示)
を通して画像処理され、符号化されて画像制御基板CR
上に設けてある不図示の記憶部(メモリー)内に画像デ
ータとして格納される。
【0024】画像データは画像形成に応じて呼び出さ
れ、当該画像データに従って、画像書込ユニット12に
おけるレーザ光源40が駆動され、感光体ドラム10上
に画像書込が行われる。
【0025】図1の矢印方向(反時計方向)に回転する
感光体ドラム10は、現像装置16にて使用するトナー
極性と同極性の、帯電電極14によるコロナ放電作用に
より所定の表面電位を付与された後、画像書込ユニット
12による画像書込(露光)により、露光部位の電位が
露光量に応じて減じ、結果として、画像データに応じた
静電潜像が感光体ドラム10上に形成される。
【0026】感光体ドラム10上の静電潜像は、現像装
置16により反転現像され、可視像(トナー像)とされ
る。
【0027】一方、感光体ドラム10上のトナー像の先
端部が転写電極18の転写領域に到達する前に、給紙ト
レイ22或いは給紙トレイ24内の1枚の記録紙Pが、
送り出しローラ50或いは送り出しローラ53により給
送されてレジストローラR10に到達し、先端規制され
る。
【0028】記録紙Pは、トナー像、即ち感光体ドラム
10上の画像領域と重畳するように、同期を取って回転
を開始するレジストローラR10により転写電極18の
転写領域に向けて搬送される。
【0029】転写領域において、感光体ドラム10上の
トナー像は、使用するトナー極性と反対極性の転写電極
18のコロナ放電により記録紙P上に転写され、次い
で、当該記録紙Pは分離電極20の除電により感光体ド
ラム10から分離される。
【0030】トナー像が転写された記録紙Pは、定着装
置THに至り、定着装置THの定着ローラ(符号なし)
および圧着ローラによる、加熱と加圧とにより、トナー
像を形成する記録紙P上のトナー粉末が溶融定着され
る。トナー像を定着された記録紙Pは、排紙通路78お
よび排紙ローラ79を介して排紙トレイEX上に排紙さ
れる。
【0031】実施形態1 請求項1ないし4にかかわる本発明の第1の目的の、画
像読取部の歪み防止について、図2ないし図4、および
前述した図1を用いて説明する。図2は、図1の画像形
成装置に用いられる箱型形状部材の構造の一例を示す説
明図であり、図3は、図2の箱型形状部材の溶接構造を
示す図であり、図4は、支持部材の構造および画像形成
装置への支持部材の固定方法の説明図である。なお以下
の図2の説明において、画像読取部或いは画像形成部い
設けられる箱型形状部材は、必ずしも直方体の、所謂箱
型の形状の部材にこだわるものでなく、薄形の円筒状の
円型形状の部材であってもよく、上面と、下面と、前記
上面と下面とを連結する側面を実質的に有する部材を意
味する。「上面と、下面と、前記上面と下面とを連結す
る側面」を有するとは、該上面および下面が四辺形であ
る場合には直方体のことを、該上面および下面が円形で
ある場合には円筒のことを意味する。「実質的に有す
る」とは、本発明における箱型形状部材は、各面上に
孔、空隙または欠けのない完全な面で覆われた立体が最
も好ましいが、製造の制約上、または、剛性において効
果に差異のない程度であれば、孔、空隙または欠けがあ
ってもよい、ことを意味する。具体的には、孔、空隙ま
たは欠けのない完全な立体の表面積を100とした場
合、70以上、より好ましくは90以上の面積を覆う立
体であれば、本発明の箱型形状部材として充分な剛性を
有することが出来る。また、ここでいう「立体」とは、
好ましくは中空であって、上面と下面との間に空隙を有
することである。空隙を有する形状とすることで、軽量
でありながら十分な剛性を得ることが可能となる。
【0032】図2または図3によれば、図1にて前述し
たように、画像読取部としてのスキャナ部300の底部
に箱型形状部材としての箱体TP1が設けられるが、図
2に示すように、箱型形状部材としての箱体TP1は、
一枚の金属板の周縁を折り曲げて箱型としたものを2つ
向かい合わせて組み合わせたものである。所謂、弁当箱
型の形状である。図中、下面122、下面122に連結
する側面122a,122b,122c,122dを有
する箱型下ハーフ120Bに、該箱型下ハーフ120B
より一回り大きく、上面121、上面121に連結する
側面121a,121b,121c,121dを有する
箱型上ハーフ120Aを被せ、箱型下ハーフ120Bに
箱型上ハーフ120Aを重ねて組み合わせ、例えば図3
に示すように、箱型上ハーフ120Aの各折曲部に設け
られる切欠孔121eと、箱型下ハーフ120Bの側面
122a,122b,122c,122dの各端部とを
溶接または接着剤等により固定し、箱体TP1を形成す
る。ネジ止めにて箱型下ハーフ120Bと箱型上ハーフ
120Aとを固定してもよい。
【0033】図1にて説明したように、箱形形状部材と
しての箱体TP1を画像読取部としてのスキャナ部30
0の底部に設けることにより、スキャナ部300の剛性
が確保される。
【0034】また、画像形成部としての装置本体(プリ
ンタ部)100の底部に設けられる箱型形状部材として
の箱体TP2も同様に、一枚の金属板の周縁を折り曲げ
て箱型としたものを2つ向かい合わせて組み合わせた、
所謂、弁当箱型の形状であり、下面322、下面322
に連結する側面322a,322b,322c,322
dを有する箱型下ハーフ320Bに、該箱型下ハーフ3
20Bより一回り大きく、上面321、上面321に連
結する側面321a,321b,321c,321dを
有する箱型上ハーフ320Aを被せ、箱型下ハーフ32
0Bに箱型上ハーフ320Aを重ねて組み合わせ、図3
にて前述したと同様に、箱型上ハーフ320Aの各折曲
部に設けられる切欠孔321eと、箱型下ハーフ320
Bの側面321a,321b,321c,321dの各
端部とを溶接または接着剤等により固定し、箱体TP1
を形成する。ネジ止めにて箱型下ハーフ320Bと箱型
上ハーフ320Aとを固定してもよい。
【0035】図1にて説明したように、箱形形状部材と
しての箱体TP2を画像形成部としての装置本体(プリ
ンタ部)100の底部に設けることにより、装置本体
(プリンタ部)100の剛性が確保される。
【0036】また図4に示すように、支持部材としての
支持脚200は、例えば鉄或いはステンレス等の金属部
材を用い、両端部に取付部203を有する逆U字状の折
曲金具201とU字上部の切曲部202とにより構成さ
れる。
【0037】画像形成部としての装置本体100の上部
の四隅の内、例えば記録紙Pの取出口側の片隅に支持脚
200の1点を、また記録紙Pの取出口の反対側の両隅
にそれぞれ支持脚200を取付ける。3点の支持脚20
0の取付けは、取付部203を、例えばネジ止め或いは
溶接等により装置本体100へ固定して行われる。
【0038】装置本体100に固定された3点の支持脚
200に、上部から画像読取部としてのスキャナ部30
0を乗せた後、切曲部202をネジ止め或いは溶接等に
てスキャナ部300に固定する。
【0039】箱形形状部材としての箱体TP1を底部に
有するスキャナ部300を上側に、またスキャナ部30
0の下側にプリンタ部100を配設した状態で、3点の
支持脚200により、画像読取部としてのスキャナ部3
00と画像形成部としての装置本体(プリンタ部)10
0とを結合する。支持脚200を設けて、装置本体(プ
リンタ部)100とスキャナ部300との間に空間を形
成し、装置本体(プリンタ部)100の上部に排出され
る記録紙Pの取出しを容易とさせる。
【0040】上記の如く、スキャナ部300の底部に箱
体TP1を設けることにより、スキャナ部300自体に
も剛性が生じ、装置本体(プリンタ部)100の歪みの
スキャナ部300への影響が、受けないようにされると
共に、装置本体(プリンタ部)100の上側のスキャナ
部300を3点の支持脚200で支持することにより、
下部の装置本体100が歪んだとしても、スキャナ部3
00は装置本体100の歪みの影響が受けないようにさ
れる。従って、設置時の床の平面性の影響をも受けない
ようにされる。また、装置本体(プリンタ部)100の
底部に箱体TP2を設けることにより、装置本体100
自体にも剛性が生じ、装置本体100の歪みのスキャナ
部300への影響が、より受けないようにされる。さら
に、支持脚200を設けることで、装置本体(プリンタ
部)100とスキャナ部300との間に空間が形成さ
れ、装置本体(プリンタ部)100の上部に排出される
記録紙Pの取出しが容易となる。特に装置本体100の
上部の記録紙Pの取出口側の片隅の1点に支持脚200
を設けることにより、記録材の取出しがさらに容易とな
る。
【0041】実施形態2 請求項5または6にかかわる本発明の第2の目的の、骨
格部材の強度の向上、並びに、省スペース化とコスト低
減とを図る画像形成部の骨格構造について、図5または
図6、および前述した図1、図2、図3を用いて説明す
る。図5は、図1の画像形成部の骨格部材の構造を示す
図であり、図6は、図5の骨格部材への支持基板の取付
方法を示す図である。なお、図1の説明においては、画
像読取部と画像形成部とが支持部材により結合されて画
像形成装置が形成されたが、本実施形態においては画像
形成部のみにより画像形成装置が形成されるものであっ
てもよい。
【0042】図5に示すように、箱形形状部材としての
箱体TP2を基体として、箱体TP2の両側に、それぞ
れパネル部材としての前パネル板111および後パネル
板112が、例えばネジ止め或いは溶接等にて固定され
る。前パネル板111および後パネル板112の上側
に、同じくパネル部材としての上面パネル板113が取
付けられ、さらに必要に応じて中板114が、前パネル
板111および後パネル板112の間に取付けられて、
画像形成部としての装置本体(プリンタ部)100(図
1参照、図5には不図示)の骨格部材としての本体骨格
110が構成される。
【0043】例えば本体骨格110を構成するパネル部
材としての後パネル板112には、図1にて前述した感
光体ドラム10や、感光体ドラム10、現像装置16、
定着装置TH等を駆動する駆動部材(不図示)等を取付
けるための孔H1,H2が設けられるため、剛性に欠
け、強度不足となる。本体骨格110自体も剛性に欠
け、強度不足となる。
【0044】このため、図6に示すように、孔H1,H
2が設けられ、本体骨格110を構成する後パネル板1
12の折曲部112a,112b,112cや板面部
(符号なし)に、電装部品の1つとしての制御基板(不
図示)を配設するための支持基板PL1の盤面部(符号
なし)、および、他の電装部品の1つとしての電源(不
図示)を取付けるための支持基板PL2の折曲部(符号
なし)が、例えばネジ止めにより固定され、さらに、支
持基板PL1および支持基板PL2と結合し、且つ後パ
ネル板112とも結合するように、結合板PL3の盤面
部(符号なし)や折曲部(符号なし)を、後パネル板1
12の盤面部(符号なし)や折曲部112bに、また支
持基板PL1の盤面部(符号なし)に、また支持基板P
L2の盤面部(符号なし)に、ネジ止めにて固定する。
これにより、図6に示す如く、後パネル板112は、支
持基板PL1、支持基板PL2および結合板PL3と結
合されて、箱型に形成され、剛性を有する部材とされ
る。後パネル板112を箱型の剛性を有する部材とする
ことにより、本体骨格110も剛性を有する部材とされ
る。
【0045】上記において、後パネル板112を箱型と
して、剛性を有する部材としたが、パネル部材の1つと
しての前パネル板111に支持基板(不図示)を取付
け、前パネル板111を箱型として、剛性を有する部材
としてもよく、前パネル板111を箱型の剛性を有する
部材とすることにより、本体骨格110も剛性を有する
部材とされる。
【0046】さらに図5に示すように、本体骨格110
の底部に、図2にて前述した箱形形状部材としての箱体
TP2を設ける。
【0047】画像形成部としての装置本体(プリンタ
部)100(図1参照、図5には不図示)の、骨格部材
としての本体骨格110の、底部に設けられる箱型形状
部材としての箱体TP2は、図2にて前述したと同様
に、一枚の金属板の周縁を折り曲げて箱型としたものを
2つ向かい合わせて組み合わせた、所謂、弁当箱型の形
状であり、下面322、下面322に連結する側面32
2a,322b,322c,322dを有する箱型下ハ
ーフ320Bに、該箱型下ハーフ320Bより一回り大
きく、上面321、上面321に連結する側面321
a,321b,321c,321dを有する箱型上ハー
フ320Aを被せ、箱型下ハーフ320Bに箱型上ハー
フ320Aを重ねて組み合わせて、図3にて前述したと
同様に、箱型上ハーフ320Aの各折曲部に設けられる
切欠孔321eと、箱型下ハーフ320Bの側面321
a,321b,321c,321dの各端部とを溶接ま
たは接着剤等により固定し、箱体TP2を形成する。ネ
ジ止めにて箱型下ハーフ320Bと箱型上ハーフ320
Aとを固定してもよい。
【0048】箱形形状部材としての箱体TP2を骨格部
材としての本体骨格110の底部に設けることにより、
後パネル板112の支持基板PL1,PL2による補強
に加え、本体骨格110の剛性がさらに、強化される。
【0049】上記により、別体の骨格部材にて補強を行
う必要なく本体骨格110の強度の向上が図られると共
に、省スペース化とコスト低減とが図られる。
【0050】
【発明の効果】請求項1によれば、画像読取部の底部に
箱型形状部材を設けることにより、画像読取部自体にも
剛性が生じ、画像形成部の歪みの画像読取部への影響
が、受けないようにされると共に、画像形成部の上側の
画像読取部を3点の支持部材で支持することにより、下
部の画像形成部が歪んだとしても、画像読取部は画像形
成部の歪みの影響が受けないようにされる。従って、設
置時の床の平面性の影響をも受けないようにされる。
【0051】請求項2によれば、画像形成部の底部に箱
型形状部材を設けることにより、画像形成部自体にも剛
性が生じ、画像形成部の歪みの画像読取部への影響が、
より受けないようにされる。
【0052】請求項3によれば、画像形成部と画像読取
部との間で、3点の支持部材により形成される空間によ
り、画像形成部の上部に排出される記録材の取出しが容
易となる。
【0053】請求項4または5によれば、別体の骨格部
材にて補強を行う必要なく画像形成部の骨格部材の強度
の向上が図られると共に、省スペース化とコスト低減と
が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の各請求項に共通する画像形成装置の一
実施形態を示すデジタル式画像形成装置の断面構成図で
ある。
【図2】図1の画像形成装置に用いられる箱型形状部材
の構造の一例を示す説明図である。
【図3】図2の箱型形状部材の溶接構造を示す図であ
る。
【図4】支持部材の構造および画像形成装置への支持部
材の固定方法の説明図である。
【図5】図1の画像形成部の骨格部材の構造を示す図で
ある。
【図6】図5の骨格部材への支持基板の取付方法を示す
図である。
【符号の説明】
1 画像形成装置 10 感光体ドラム 12 画像書込ユニット 14 帯電電極 16 現像装置 100 装置本体(プリンタ部) 110 本体骨格 111 前パネル板 112 後パネル板 113 上面パネル板 114 中板 200 支持脚 300 スキャナ部 ADFU 自動原稿搬送ユニット GY 原稿画像読取ユニット P 記録紙 PL1,PL2 支持基板 PL3 結合板 TH 定着装置 TP1,TP2 箱体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大友 直樹 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 鈴木 毅 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 Fターム(参考) 2H071 AA22 AA26 DA01 DA02 EA04 5C062 AA05 AB02 AB08 AB22 AB32 AD03 AD06 BA00 BA01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像の読取を行う画像読取部と、前
    記画像読取部の下部に配設され、読取られた画像データ
    に基づき画像形成を行う画像形成部とを有し、前記画像
    読取部を支持部材を介して前記画像形成部に結合する画
    像形成装置において、 前記画像読取部の底部に箱型形状部材を設けると共に、 前記画像読取部を、前記画像形成部の上部に固定される
    3点の支持部材で支持することを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 前記画像形成部の底部に箱型形状部材を
    設けることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記3点の支持部材により形成される、
    前記画像形成部と前記画像読取部との空間から、前記画
    像形成部にて画像形成される記録材を取出すことを特徴
    とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 原稿画像の画像データに基づき画像形成
    を行う画像形成部を有する画像形成装置において、 画像データ処理を行うための電装部品を支持する支持基
    板を、前記画像形成部に設けられるパネル部材と結合
    し、骨格部材を形成することを特徴とする画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 前記画像形成部の底部に箱型形状部材を
    設け、骨格部材を形成することを特徴とする請求項4に
    記載の画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008233162A (ja) * 2007-03-16 2008-10-02 Kyocera Mita Corp 画像形成装置のフレーム構造
JP2016133614A (ja) * 2015-01-19 2016-07-25 キヤノン株式会社 画像形成装置の構造体
JP2017044994A (ja) * 2015-08-28 2017-03-02 株式会社リコー 画像形成装置

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