JP2001156740A - マルチキャリア通信装置及びマルチキャリア通信方法 - Google Patents

マルチキャリア通信装置及びマルチキャリア通信方法

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JP2001156740A
JP2001156740A JP33950399A JP33950399A JP2001156740A JP 2001156740 A JP2001156740 A JP 2001156740A JP 33950399 A JP33950399 A JP 33950399A JP 33950399 A JP33950399 A JP 33950399A JP 2001156740 A JP2001156740 A JP 2001156740A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 立ち上がり/立ち下がりの過渡応答変動
が大きなフィルタを適用した場合でも、フィルタの過渡
応答に起因する送信波形歪による伝送特性劣化を低減す
ること。 【解決手段】 IFFT部101で、送信信号を逆離散
フーリエ変換し、ガード区間付加処理部102で、その
逆離散フーリエ変換によって得られる1バーストのマル
チキャリア信号の先頭と末尾に、LPF105の過渡応
答時間に対応する時間幅の信号を付加してランプ処理部
103へ出力し、ランプ処理部103で、その出力信号
に対して帯域外への不要輻射を低減する波形整形を行
い、D/A変換部104で、ランプ処理部103の出力
ディジタル信号をアナログ信号に変換し、LPF105
で、そのアナログ信号から帯域外の余分な信号成分を抑
圧する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信システ
ムにおける携帯電話機及び携帯テレビ電話機等の移動局
装置や、この移動局装置と通信を行う基地局装置、ディ
ジタルTV放送の送信装置、又は無線LAN(Local Are
a Network)の送受信装置等に用いて好適なマルチキャリ
ア通信装置及びマルチキャリア通信方法に関し、特にフ
ィルタの過渡応答による波形歪みを抑圧することが可能
なマルチキャリア通信装置及びマルチキャリア通信方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のマルチキャリア通信装置
及びマルチキャリア通信方法としては、特開平11−1
03285号公報に記載されているものがある。
【0003】図7は、従来のマルチキャリア通信装置の
送信系の構成を示すブロック図である。
【0004】この図7に示す従来のマルチキャリア通信
装置700においては、伝送路符号化ならびに多値QA
M方式などに応じて変調された送信データは、IFFT
(逆高速フーリエ変換)部701によって逆離散フーリ
エ変換(以下、IFFT処理という)され、ガード区間
付加処理部702に入力される。ガード区間とは、受信
機への伝搬途中の悪影響を無くすためのものである。
【0005】この入力されたIFFT出力データのうち
ガード区間に該当する時間波形部分は、後段のセレクタ
707へと入力される。また、IFFT出力データ全て
は遅延器706でガード区間の時間Ts遅延された後、
セレクタ707へ入力される。
【0006】セレクタ707では、順次入力されるガー
ド区間波形と有効シンボルとを切り替えて出力すること
により、ガード区間を付加した時間波形を構成する。こ
れは図8に示すように、有効シンボル区間Tsの末尾区
間のデータ803が、ガード区間(G1GI)802と
して有効シンボル区間Tsの先頭に配置されることによ
って行われる。
【0007】このようなガード区間GIを付加した時間
波形は、ランプ処理部703において、帯域外への不要
輻射を低減するためセレクタ707出力の前後を窓関数
やシフトレジスタにより波形整形され、D/A変換部7
04へ入力され、ここでアナログ送信信号に変換され
る。
【0008】D/A変換されたアナログ送信波形は、L
PF(Low Pass Filter)705により、帯域外の余分な
信号成分を抑圧し、アナログ処理の後送信される。
【0009】このようなマルチキャリア通信装置700
では、上記の工程を連続して繰り返すことにより、ある
一塊(1バースト)の情報信号を送信する。
【0010】つまり、図8に示すように、受信機におい
て受信利得制御、周波数同期、シンボルタイミング同期
及び伝搬路歪推定を行うためのプリアンブル801と、
いくつかのガード区間(GI)802、804及び有効
シンボル区間803、805で構成される時間的に連続
した1ブロックが連続してD/A変換部704及びLP
F705で処理される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
装置においては、LPF705の立ち上がり時間及び立
ち下り時間が有限であるため、1バーストのマルチキャ
リア信号列における先頭及び末尾の信号波形がLPF7
05の過渡応答の影響を受け、即ち先頭波形が立ち上が
り応答部分の影響を受け、末尾波形が立ち下り応答部分
の影響を受けるため、先頭及び末尾波形が歪み、これに
よって伝送特性が劣化するという問題がある。
【0012】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、立ち上がり/立ち下がりの過渡応答変動が大きな
フィルタを適用した場合でも、フィルタの過渡応答に起
因する送信波形歪による伝送特性劣化を低減することが
できるマルチキャリア通信装置及びマルチキャリア通信
方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のマルチキャリア
通信装置は、逆離散フーリエ変換された1バーストのマ
ルチキャリア信号の先頭と末尾に、前記マルチキャリア
信号の濾波に用いられるフィルタの過渡応答時間に対応
する時間幅の信号を付加するガード区間付加処理手段
と、を具備する構成を採る。
【0014】この構成によれば、フィルタ手段の過渡応
答による波形歪を十分に低減できるため、急峻な遮断特
性をもつフィルタ手段を用いた場合においても、ほとん
ど回路規模を増加することなく、過渡応答による1バー
ストのマルチキャリア信号の先頭/末尾の波形歪を低減
し、伝送特性を向上させることができる。
【0015】本発明のマルチキャリア通信装置は、上記
構成において、ガード区間付加処理手段は、フィルタの
過渡応答時間に対応する時間幅の信号を付加する際に、
1バーストのマルチキャリア信号内の最初の有効シンボ
ルにおける、前記フィルタの立ち上がり過渡応答時間又
はこの過渡応答時間以上の任意時間に対応する末尾区間
の信号を、前記最初の有効シンボルの先頭に付加すると
共に、前記1バーストのマルチキャリア信号内の最後の
有効シンボルにおける、前記フィルタの立ち下がり過渡
応答時間又はこの過渡応答時間以上の任意時間に対応す
る先頭区間の信号を、前記最後の有効シンボルの末尾に
付加する構成を採る。
【0016】この構成によれば、フィルタ手段の過渡応
答による波形歪を十分に低減できるため、急峻な遮断特
性をもつフィルタ手段を用いた場合においても、ほとん
ど回路規模を増加することなく、過渡応答による1バー
ストのマルチキャリア信号の先頭/末尾の有効シンボル
の波形歪を低減し、伝送特性を向上させることができ
る。
【0017】本発明のマルチキャリア通信装置は、上記
構成において、逆離散フーリエ変換された1バーストの
マルチキャリア信号の末尾に、前記マルチキャリア信号
の濾波に用いられるフィルタの過渡応答時間に対応する
時間幅の信号を付加するガード区間付加処理手段と、を
具備する構成を採る。
【0018】この構成によれば、フィルタ手段の過渡応
答による波形歪を十分に低減できるため、急峻な遮断特
性をもつフィルタ手段を用いた場合においても、ほとん
ど回路規模を増加することなく、過渡応答による1バー
ストのマルチキャリア信号の末尾の波形歪を低減し、伝
送特性を向上させることができる。
【0019】本発明のマルチキャリア通信装置は、上記
構成において、ガード区間付加処理手段は、フィルタの
過渡応答時間に対応する時間幅の信号を付加する際に、
1バーストのマルチキャリア信号内の最後の有効シンボ
ルにおける、前記フィルタの立ち下がり過渡応答時間又
はこの過渡応答時間以上の任意時間に対応する先頭区間
の信号を、前記最後の有効シンボルの末尾に付加する構
成を採る。
【0020】この構成によれば、フィルタ手段の過渡応
答による波形歪を十分に低減できるため、急峻な遮断特
性をもつフィルタ手段を用いた場合においても、ほとん
ど回路規模を増加することなく、過渡応答による1バー
ストのマルチキャリア信号の末尾の有効シンボルの波形
歪を低減し、伝送特性を向上させることができる。
【0021】本発明のマルチキャリア通信装置は、上記
構成において、逆離散フーリエ変換された1バーストの
マルチキャリア信号の先頭に、前記マルチキャリア信号
の濾波に用いられるフィルタの過渡応答時間に対応する
時間幅の信号を付加するガード区間付加処理手段と、を
具備する構成を採る。
【0022】この構成によれば、フィルタ手段の過渡応
答による波形歪を十分に低減できるため、急峻な遮断特
性をもつフィルタ手段を用いた場合においても、ほとん
ど回路規模を増加することなく、過渡応答による1バー
ストのマルチキャリア信号の先頭の波形歪を低減し、伝
送特性を向上させることができる。
【0023】本発明のマルチキャリア通信装置は、上記
構成において、ガード区間付加処理手段は、フィルタの
過渡応答時間に対応する時間幅の信号を付加する際に、
1バーストのマルチキャリア信号内の最初の有効シンボ
ルにおける、前記フィルタの立ち上がり過渡応答時間又
はこの過渡応答時間以上の任意時間に対応する末尾区間
の信号を、前記最初の有効シンボルの先頭に付加する構
成を採る。
【0024】この構成によれば、フィルタ手段の過渡応
答による波形歪を十分に低減できるため、急峻な遮断特
性をもつフィルタ手段を用いた場合においても、ほとん
ど回路規模を増加することなく、過渡応答による1バー
ストのマルチキャリア信号の先頭の有効シンボルの波形
歪を低減し、伝送特性を向上させることができる。
【0025】本発明の移動局装置は、上記いずれかと同
構成のマルチキャリア通信装置を具備することを特徴と
する移動局装置。
【0026】この構成によれば、移動局装置において、
上記いずれかと同様の作用効果を得ることができる。
【0027】本発明の基地局装置は、上記いずれかと同
構成のマルチキャリア通信装置を具備することを特徴と
する基地局装置。
【0028】この構成によれば、基地局装置において、
上記いずれかと同様の作用効果を得ることができる。
【0029】本発明の移動体通信システムは、上記構成
の移動局装置又は基地局装置を具備する構成を採る。
【0030】この構成によれば、移動体通信システムに
おいて、上記構成の移動局装置又は基地局装置と同様の
作用効果を得ることができる。
【0031】本発明のマルチキャリア通信方法は、送信
信号の逆離散フーリエ変換により得られた1バーストの
マルチキャリア信号の先頭及び末尾、又は先頭と末尾の
何れかに、前記マルチキャリア信号の濾波に用いられる
フィルタの過渡応答時間に対応する時間幅の信号を付加
するようにした。
【0032】この方法によれば、フィルタ手段の過渡応
答による波形歪を十分に低減できるため、急峻な遮断特
性をもつフィルタ手段を用いた場合においても、ほとん
ど回路規模を増加することなく、過渡応答による波形歪
を低減し、伝送特性を向上させることができる。
【0033】本発明のマルチキャリア通信方法は、上記
方法において、1バーストのマルチキャリア信号の先頭
及び末尾又は先頭と末尾の何れかに信号を付加する際
に、前記マルチキャリア信号内の最初の有効シンボルに
おける、フィルタの立ち上がり過渡応答時間又はこの過
渡応答時間以上の任意時間に対応する末尾区間の信号
を、前記最初の有効シンボルの先頭に付加し、前記マル
チキャリア信号内の最後の有効シンボルにおける、前記
フィルタの立ち下がり過渡応答時間又はこの過渡応答時
間以上の任意時間に対応する先頭区間の信号を、前記最
後の有効シンボルの末尾に付加するようにした。
【0034】この方法によれば、フィルタ手段の過渡応
答による波形歪を十分に低減できるため、急峻な遮断特
性をもつフィルタ手段を用いた場合においても、ほとん
ど回路規模を増加することなく、過渡応答による1バー
ストのマルチキャリア信号の先頭及び末尾又は先頭と末
尾の何れかの有効シンボルの波形歪を低減し、伝送特性
を向上させることができる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0036】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1に係るマルチキャリア通信装置の送信系の構成を
示すブロック図である。
【0037】この図1に示すマルチキャリア通信装置1
00は、図2に示すような、1バーストのマルチキャリ
ア信号列200の先頭及び末尾に、後述で説明するプリ
ガード区間201及びポストガード区間207である過
渡応答ガード区間を付加することにより、フィルタの過
渡応答による波形歪みを低減し、これによって伝送特性
を向上させるものである。
【0038】このようなマルチキャリア通信装置100
は、IFFT部101と、ガード区間付加処理部102
と、ランプ処理部103と、D/A変換部104と、L
PF105と、制御部106とを備えて構成され、ガー
ド区間付加処理部102は、遅延器107及び108
と、セレクタ109とを備えて構成されている。
【0039】IFFT部101は、伝送路符号化や変調
処理されたディジタル送信信号に対してIFFT処理
(逆離散フーリエ変換処理)を行なうものである。
【0040】ガード区間付加処理部102は、IFFT
処理された信号を、遅延器107によって、有効シンボ
ル区間長であるTs時間だけ遅延した後、セレクタ10
9へ出力し、また、遅延器108によって、有効シンボ
ル区間長の2倍である2Ts時間だけ遅延した後、セレ
クタ109へ出力し、更に、セレクタ109で、制御部
106からの制御信号に応じて、各入力を切り替えるこ
とにより、ガード区間を付加した信号をランプ処理部1
03へ出力するものである。
【0041】ランプ処理部103は、セレクタ109か
ら出力された信号に対して、マルチキャリアシンボル間
の不連続による帯域外不要輻射を抑圧するために窓関数
をかけるものである。
【0042】D/A変換部104は、ランプ処理部10
3からのディジタル信号をアナログ信号に変換するもの
である。
【0043】LPF105は、D/A変換部104で変
換されたアナログ信号の帯域外信号成分を除去し、これ
を図示せぬアナログ処理系の回路へ出力するものであ
る。
【0044】また、LPF105から出力されるマルチ
キャリア信号列200は、図2に示すように、先頭のプ
リガード区間201と、受信機において受信利得制御、
周波数同期、シンボルタイミング同期及び伝搬路歪推定
を行うためのプリアンブル202と、幾つかのガード区
間(GI)203,205及び有効シンボル区間20
4,206と、末尾のポストガード区間207とで構成
されることになる。
【0045】このような構成のマルチキャリア通信装置
100の動作を説明する。
【0046】まず、送信データは、IFFT部101に
よって時間波形に変換され、ガード区間付加処理部10
2へ出力され、セレクタ109、遅延器107及び10
8に入力される。遅延器107及び108に入力された
IFFT処理信号は、所定の時間(Ts及び2Ts)遅
延された後、セレクタ109へ入力される。
【0047】セレクタ109では、入力されるIFFT
処理信号及びこの信号がTs及び2Ts時間遅延された
信号と、これら信号中の所定区間の信号が、制御信号に
応じた切り替えによって選択され、この選択によって、
プリガード区間201、ガード区間205、ポストガー
ド区間207が付加されたマルチキャリア信号列200
が生成され、ランプ処理部103へ出力される。
【0048】即ち、本実施の形態1のように、マルチキ
ャリア信号に、例えば1つの有効シンボル区間を有する
プリアンブル202が付加されている場合、プリアンブ
ル202の有効シンボル区間における末尾区間のデータ
がプリガード区間201としてプリアンブル202の先
頭(有効シンボル区間の先頭)に配置される。
【0049】また、複数の有効シンボル区間を有するプ
リアンブル202が付加されている場合は、プリアンブ
ル202の最初の有効シンボル区間における末尾区間の
データがプリガード区間201としてプリアンブル20
2の先頭(最初の有効シンボル区間の先頭)に配置され
る。
【0050】次に従来例で説明したと同様に有効シンボ
ル区間204,206の末尾区間のデータがガード区間
(GI)203,205として有効シンボル区間20
4,206の先頭に配置され、最後に、マルチキャリア
信号の最後の有効シンボル区間206における先頭区間
のデータがポストガード区間207として、その最後の
有効シンボル区間206の末尾に配置される。
【0051】但し、プリアンブル202の最初の有効シ
ンボル区間における末尾区間とは、LPF105の立ち
上がり時間以上の時間に対応するものであり、マルチキ
ャリア信号の最後の有効シンボル区間206における先
頭区間とは、LPF105の立ち下り時間以上の時間に
対応するものである。
【0052】また、本実施の形態1では、1バーストの
マルチキャリア信号に、プリアンブル202が付加さて
いる例を示したが、プリアンブル202が付加されてい
ない場合は、1バーストのマルチキャリア信号の最初の
有効シンボル区間における末尾区間のデータがプリガー
ド区間201として、その最初の有効シンボル区間の先
頭に配置されることになる。
【0053】このような配置を行うための、セレクタ1
09の切り替えタイミングについて図3を参照して詳述
する。
【0054】図3はIFFT部101より出力される有
効シンボルとセレクタ109に入力される波形、セレク
タ109の入力切り変えタイミング及びセレクタ109
出力信号を表す。
【0055】図3に示すAはIFFT部101の出力信
号、BはIFFT部101から直接出力される信号の中
からセレクタ109によって選択される信号、Cは遅延
器107の出力信号の中からセレクタ109によって選
択される信号、Dは遅延器108の出力信号の中からセ
レクタ109によって選択される信号、Eはセレクタ1
09の出力信号を表している。
【0056】時刻t1において、Aに示すように、IF
FT部101のIFFT処理によって得られた有効シン
ボル1(プリアンブル202の有効シンボル)が出力さ
れると、セレクタ109は、Bの時刻t2〜t3に示す
ように、その有効シンボル1におけるLPF105の立
ち上がり時間(又は立ち上がり時間以上の任意時間)に
対応する末尾区間のデータを選択(第1の選択)する。
【0057】この第1の選択によって、プリアンブル2
02における有効シンボル1の末尾区間のデータ(Pr
eGI)が、Eに示すようにセレクタ109から出力さ
れる。
【0058】つまり、プリアンブル202における有効
シンボル1の末尾区間のデータがプリガード区間201
として、その有効シンボル1の先頭に配置されることに
なる。
【0059】次に、セレクタ109は、Cに示すよう
に、第1の選択終了と同時に、遅延器107の出力信号
を、遅延器107に設定された有効シンボル区間と同じ
遅延時間に対応する時刻t3〜t4の間のみ選択(第2
の選択)する。
【0060】この第2の選択によって、プリアンブル2
02における有効シンボル1のデータが、Eに示すよう
にセレクタ109から出力される。つまり、プリアンブ
ル202における有効シンボル1のデータが、プリガー
ド区間201の次に配置されることになる。
【0061】次に、セレクタ109は、第2の選択終了
と同時に、Aに示すように既にIFFT部101から出
力されている有効シンボル2(情報信号の有効シンボル
区間204)における時刻t4〜t5で示す末尾区間の
データを選択(第3の選択)する。
【0062】この第3の選択によって選択される末尾区
間は、受信機への伝搬途中の悪影響を無くすためのガー
ド区間203に対応するものであり、Eに示すようにセ
レクタ109から出力される。
【0063】つまり、情報信号中の有効シンボル2の末
尾区間のデータがガード区間203として、プリアンブ
ル202の次に配置されることになる。
【0064】次に、セレクタ109は、Cに示すよう
に、第3の選択終了と同時に、上記第2の選択を行う。
これによって、有効シンボル2のデータが、Eに示すよ
うにセレクタ109から出力される。つまり、有効シン
ボル区間204のデータが、ガード区間203の次に配
置されることになる。
【0065】以降同様に第3と第2の選択を、時刻t6
で示すマルチキャリア信号の最後の有効シンボルnまで
交互に繰り返す。これによって、最後の有効シンボル区
間206の先頭にガード区間205が配置されることに
なる。
【0066】そして、マルチキャリア信号の最後の有効
シンボルnを選択した第2の選択終了と同時に、有効シ
ンボルnの先頭区間に対応する時刻t6〜t7の間の
み、遅延器108から出力される有効シンボルnの選択
(第4の選択)を行う。
【0067】この第4の選択によって、最後の有効シン
ボルnにおける先頭区間のデータ(PostGI)が、
Eに示すようにセレクタ109から出力される。
【0068】つまり、1バーストのマルチキャリア信号
列200における最後の有効シンボル区間206の末尾
にポストガード区間207が、配置されることになる。
【0069】これによって、連続して送信される一塊り
のマルチキャリア信号列200の先頭と末尾に過渡応答
用ガード区間201,207が付加される。
【0070】このガード区間201,207の付加され
たガード区間付加処理部102の出力信号は、ランプ処
理部103へ出力され、ここで、1マルチキャリアシン
ボル間の開始部及び終端部に対して重み付けが行われ、
これによってシンボル間の不連続による帯域外への不要
輻射を抑えるために波形整形され、この後、D/A変換
部104でアナログ信号に変換された後、LPF105
で帯域制限処理されて、アナログ処理系の回路を経て送
信される。
【0071】このように、実施の形態1のマルチキャリ
ア通信装置100によれば、1バーストのマルチキャリ
ア信号列200の先頭及び末尾に過渡応答ガード区間2
01及び207を付加するようにしたので、LPF10
5の立ち上がり及び立下りの過渡応答による送信波形歪
を、その過渡応答ガード区間で吸収することができ、こ
れによって、伝送特性を向上させることができる。
【0072】(実施の形態2)図4は、本発明の実施の
形態2に係るマルチキャリア通信装置におけるガード区
間付加処理部の動作を説明するためのタイミング図であ
る。
【0073】この実施の形態2のマルチキャリア通信装
置の構成は、実施の形態1のマルチキャリア通信装置1
00と同じであるが、異なる点は、制御部106から出
力される制御信号によって、1バーストのマルチキャリ
ア信号列200の末尾にのみ、過渡応答ガード区間を付
加するようにしたことにある。
【0074】以下、図4を参照して、実施の形態2のマ
ルチキャリア通信装置における特徴要素であるガード区
間付加処理部102の動作を説明する。
【0075】図4はIFFT部101より出力される有
効シンボルとセレクタ109に入力される波形、セレク
タ109の入力切り変えタイミング及びセレクタ109
出力信号を表す。
【0076】図4に示すAはIFFT部101の出力信
号、BはIFFT部101から直接出力される信号の中
からセレクタ109によって選択される信号、Cは遅延
器107の出力信号の中からセレクタ109によって選
択される信号、Dは遅延器108の出力信号の中からセ
レクタ109によって選択される信号、Eはセレクタ1
09の出力信号を表している。
【0077】時刻t1において、Aに示すように、IF
FT部101のIFFT処理によって得られた有効シン
ボル1(プリアンブル202の有効シンボル)が出力さ
れると、セレクタ109は、その有効シンボル1におけ
る時刻t2〜t3で示す末尾区間のデータを選択(第1
の選択)する。
【0078】この第1の選択によって選択される末尾区
間は、受信機への伝搬途中の悪影響を無くすためのガー
ド区間(GI)203に対応するものであり、Eに示す
ようにセレクタ109から出力される。
【0079】つまり、プリアンブル202における有効
シンボル1の末尾区間のデータが、図2に示すプリガー
ド区間201の位置に、ガード区間(GI)として配置
されることになる。
【0080】次に、セレクタ109は、Cに示すよう
に、第1の選択終了と同時に、遅延器107の出力信号
を、遅延器107に設定された有効シンボル区間と同じ
遅延時間に対応する時刻t3〜t4の間のみ選択(第2
の選択)する。
【0081】この第2の選択によって、プリアンブル2
02における有効シンボル1のデータが、Eに示すよう
にセレクタ109から出力される。つまり、プリアンブ
ル202における有効シンボル1のデータが、上記ガー
ド区間(GI)の次に配置されることになる。
【0082】以降同様に第1と第2の選択を、時刻t6
で示すマルチキャリア信号の最後の有効シンボルnまで
交互に繰り返す。これによって、最後の有効シンボル区
間204,206の先頭にガード区間203,205が
配置されることになる。
【0083】そして、マルチキャリア信号の最後の有効
シンボルnを選択した第2の選択終了と同時に、有効シ
ンボルnの先頭区間に対応する時刻t6〜t7の間の
み、遅延器108から出力される有効シンボルnの選択
(第3の選択)を行う。
【0084】この第3の選択によって、最後の有効シン
ボルnにおける先頭区間のデータ(PostGI)が、
Eに示すようにセレクタ109から出力される。
【0085】つまり、1バーストのマルチキャリア信号
列200における最後の有効シンボル区間206の末尾
にポストガード区間207が、配置されることになる。
【0086】これによって、連続して送信される一塊り
のマルチキャリア信号列200の末尾に過渡応答用ガー
ド区間207が付加される。
【0087】このように、実施の形態2のマルチキャリ
ア通信装置によれば、連続して送信される一塊りのマル
チキャリア信号列200の末尾に、過渡応答ガード区間
207を付加するようにしたので、LPF105の立ち
下がりの過渡応答による送信波形歪を、その過渡応答ガ
ード区間207で吸収することができ、これによって、
伝送特性を向上させることができる。
【0088】(実施の形態3)図5は、本発明の実施の
形態3に係るマルチキャリア通信装置の送信系の構成を
示すブロック図である。但し、この図5に示す実施の形
態3において図1の実施の形態1の各部に対応する部分
には同一符号を付し、その説明を省略する。
【0089】この実施の形態3のマルチキャリア通信装
置500が、実施の形態1のマルチキャリア通信装置1
00と異なる点は、遅延器107及びセレクタ109を
有して構成されるガード区間付加処理部501と、この
ガード区間付加処理部501に対して制御部502が制
御信号で行う制御であり、これは、制御信号によって、
1バーストのマルチキャリア信号列200の先頭にの
み、過渡応答ガード区間を付加するようにしたことにあ
る。
【0090】以下、図6を参照して、実施の形態3のマ
ルチキャリア通信装置500における特徴要素であるガ
ード区間付加処理部501の動作を説明する。
【0091】図6はIFFT部101より出力される有
効シンボルとセレクタ109に入力される波形、セレク
タ109の入力切り変えタイミング及びセレクタ109
出力信号を表す。
【0092】図3に示すAはIFFT部101の出力信
号、BはIFFT部101から直接出力される信号の中
からセレクタ109によって選択される信号、Cは遅延
器107の出力信号の中からセレクタ109によって選
択される信号、Dはセレクタ109の出力信号を表して
いる。
【0093】時刻t1において、Aに示すように、IF
FT部101のIFFT処理によって得られた有効シン
ボル1(プリアンブル202の有効シンボル)が出力さ
れると、セレクタ109は、Bの時刻t2〜t3に示す
ように、その有効シンボル1におけるLPF105の立
ち上がり時間(又は立ち上がり時間以上の任意時間)に
対応する末尾区間のデータを選択(第1の選択)する。
【0094】この第1の選択によって、プリアンブル2
02における有効シンボル1の末尾区間のデータ(Pr
eGI)が、Dに示すようにセレクタ109から出力さ
れる。つまり、プリアンブル202における有効シンボ
ル1の末尾区間のデータがプリガード区間201とし
て、その有効シンボル1の先頭に配置されることにな
る。
【0095】次に、セレクタ109は、Cに示すよう
に、第1の選択終了と同時に、遅延器107の出力信号
を、遅延器107に設定された有効シンボル区間と同じ
遅延時間に対応する時刻t3〜t4の間のみ選択(第2
の選択)する。
【0096】この第2の選択によって、プリアンブル2
02における有効シンボル1のデータが、Dに示すよう
にセレクタ109から出力される。つまり、プリアンブ
ル202における有効シンボル1のデータが、プリガー
ド区間201の次に配置されることになる。
【0097】次に、セレクタ109は、第2の選択終了
と同時に、Aに示すように既にIFFT部101から出
力されている有効シンボル2(情報信号の有効シンボル
区間204)における時刻t4〜t5で示す末尾区間の
データを選択(第3の選択)する。
【0098】この第3の選択によって選択される末尾区
間は、受信機への伝搬途中の悪影響を無くすためのガー
ド区間203に対応するものであり、Dに示すようにセ
レクタ109から出力される。
【0099】つまり、情報信号中の有効シンボル2の末
尾区間のデータがガード区間203として、プリアンブ
ル202の次に配置されることになる。
【0100】次に、セレクタ109は、Cに示すよう
に、第3の選択終了と同時に、上記第2の選択を行う。
これによって、有効シンボル2のデータが、Dに示すよ
うにセレクタ109から出力される。つまり、有効シン
ボル区間204のデータが、ガード区間203の次に配
置されることになる。
【0101】以降同様に第3と第2の選択を、時刻t6
で示すマルチキャリア信号の最後の有効シンボルnまで
交互に繰り返す。これによって、最後の有効シンボル区
間206の先頭にガード区間205が配置されることに
なる。
【0102】これによって、連続して送信される一塊り
のマルチキャリア信号列200の先頭と末尾に過渡応答
用ガード区間201が付加される。この実施の形態3の
処理では、ポストガード区間207は付加されない。
【0103】このように、実施の形態3のマルチキャリ
ア通信装置500によれば、連続して送信される一塊り
のマルチキャリア信号列200の先頭に、過渡応答ガー
ド区間201を付加するようにしたので、LPF105
の立ち上がりの過渡応答による送信波形歪を、その過渡
応答ガード区間201で吸収することができ、これによ
って、伝送特性を向上させることができる。
【0104】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
立ち上がり/立ち下がりの過渡応答変動が大きなフィル
タを適用した場合でも、フィルタの過渡応答に起因する
送信波形歪による伝送特性劣化を低減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るマルチキャリア通
信装置の送信系の構成を示すブロック図
【図2】実施の形態1に係るマルチキャリア通信装置で
生成される1バーストのマルチキャリア信号列の構成図
【図3】実施の形態1に係るマルチキャリア通信装置に
おけるガード区間付加処理部の動作を説明するためのタ
イミング図
【図4】本発明の実施の形態2に係るマルチキャリア通
信装置におけるガード区間付加処理部の動作を説明する
ためのタイミング図
【図5】本発明の実施の形態3に係るマルチキャリア通
信装置の送信系の構成を示すブロック図
【図6】実施の形態3に係るマルチキャリア通信装置に
おけるガード区間付加処理部の動作を説明するためのタ
イミング図
【図7】従来のマルチキャリア通信装置の送信系の構成
を示すブロック図
【図8】従来のマルチキャリア通信装置で生成される1
バーストのマルチキャリア信号列の構成図
【符号の説明】
100,500 マルチキャリア通信装置 101 IFFT部 102,501 ガード区間付加処理部 103 ランプ処理部 104 D/A変換部 105 LPF 106,502 制御部 200 マルチキャリア信号列 201 プリガード区間 202 プリアンブル 203,205 ガード区間(GI) 204,206 有効シンボル区間 207 ポストガード区間

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 逆離散フーリエ変換された1バーストの
    マルチキャリア信号の先頭と末尾に、前記マルチキャリ
    ア信号の濾波に用いられるフィルタの過渡応答時間に対
    応する時間幅の信号を付加するガード区間付加処理手段
    と、を具備することを特徴とするマルチキャリア通信装
    置。
  2. 【請求項2】 ガード区間付加処理手段は、フィルタの
    過渡応答時間に対応する時間幅の信号を付加する際に、
    1バーストのマルチキャリア信号内の最初の有効シンボ
    ルにおける、前記フィルタの立ち上がり過渡応答時間又
    はこの過渡応答時間以上の任意時間に対応する末尾区間
    の信号を、前記最初の有効シンボルの先頭に付加すると
    共に、前記1バーストのマルチキャリア信号内の最後の
    有効シンボルにおける、前記フィルタの立ち下がり過渡
    応答時間又はこの過渡応答時間以上の任意時間に対応す
    る先頭区間の信号を、前記最後の有効シンボルの末尾に
    付加することを特徴とする請求項1記載のマルチキャリ
    ア通信装置。
  3. 【請求項3】 逆離散フーリエ変換された1バーストの
    マルチキャリア信号の末尾に、前記マルチキャリア信号
    の濾波に用いられるフィルタの過渡応答時間に対応する
    時間幅の信号を付加するガード区間付加処理手段と、を
    具備することを特徴とするマルチキャリア通信装置。
  4. 【請求項4】 ガード区間付加処理手段は、フィルタの
    過渡応答時間に対応する時間幅の信号を付加する際に、
    1バーストのマルチキャリア信号内の最後の有効シンボ
    ルにおける、前記フィルタの立ち下がり過渡応答時間又
    はこの過渡応答時間以上の任意時間に対応する先頭区間
    の信号を、前記最後の有効シンボルの末尾に付加するこ
    とを特徴とする請求項3記載のマルチキャリア通信装
    置。
  5. 【請求項5】 逆離散フーリエ変換された1バーストの
    マルチキャリア信号の先頭に、前記マルチキャリア信号
    の濾波に用いられるフィルタの過渡応答時間に対応する
    時間幅の信号を付加するガード区間付加処理手段と、を
    具備することを特徴とするマルチキャリア通信装置。
  6. 【請求項6】 ガード区間付加処理手段は、フィルタの
    過渡応答時間に対応する時間幅の信号を付加する際に、
    1バーストのマルチキャリア信号内の最初の有効シンボ
    ルにおける、前記フィルタの立ち上がり過渡応答時間又
    はこの過渡応答時間以上の任意時間に対応する末尾区間
    の信号を、前記最初の有効シンボルの先頭に付加するこ
    とを特徴とする請求項5記載のマルチキャリア通信装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項6いずれかに記載の
    マルチキャリア通信装置を具備することを特徴とする移
    動局装置。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項6いずれかに記載の
    マルチキャリア通信装置を具備することを特徴とする基
    地局装置。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の移動局装置又は請求項8
    記載の基地局装置を具備することを特徴とする移動体通
    信システム。
  10. 【請求項10】 送信信号の逆離散フーリエ変換により
    得られた1バーストのマルチキャリア信号の先頭及び末
    尾、又は先頭と末尾の何れかに、前記マルチキャリア信
    号の濾波に用いられるフィルタの過渡応答時間に対応す
    る時間幅の信号を付加することを特徴とするマルチキャ
    リア通信方法。
  11. 【請求項11】 1バーストのマルチキャリア信号の先
    頭及び末尾又は先頭と末尾の何れかに信号を付加する際
    に、前記マルチキャリア信号内の最初の有効シンボルに
    おける、フィルタの立ち上がり過渡応答時間又はこの過
    渡応答時間以上の任意時間に対応する末尾区間の信号
    を、前記最初の有効シンボルの先頭に付加し、前記マル
    チキャリア信号内の最後の有効シンボルにおける、前記
    フィルタの立ち下がり過渡応答時間又はこの過渡応答時
    間以上の任意時間に対応する先頭区間の信号を、前記最
    後の有効シンボルの末尾に付加することを特徴とする請
    求項10記載のマルチキャリア通信方法。
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