JP2001156533A - 車両用アンテナ装置 - Google Patents

車両用アンテナ装置

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JP2001156533A
JP2001156533A JP33782099A JP33782099A JP2001156533A JP 2001156533 A JP2001156533 A JP 2001156533A JP 33782099 A JP33782099 A JP 33782099A JP 33782099 A JP33782099 A JP 33782099A JP 2001156533 A JP2001156533 A JP 2001156533A
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antenna
vehicle
circuit block
noise
antenna device
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JP33782099A
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Seiichi Ieda
清一 家田
Toshimitsu Oka
俊光 岡
Yuichi Murakami
裕一 村上
Hirochika Nishio
博近 西尾
Shinya Ito
新也 伊藤
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q23/00Antennas with active circuits or circuit elements integrated within them or attached to them
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/27Adaptation for use in or on movable bodies
    • H01Q1/32Adaptation for use in or on road or rail vehicles
    • H01Q1/325Adaptation for use in or on road or rail vehicles characterised by the location of the antenna on the vehicle
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q13/00Waveguide horns or mouths; Slot antennas; Leaky-waveguide antennas; Equivalent structures causing radiation along the transmission path of a guided wave
    • H01Q13/10Resonant slot antennas
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q13/00Waveguide horns or mouths; Slot antennas; Leaky-waveguide antennas; Equivalent structures causing radiation along the transmission path of a guided wave
    • H01Q13/10Resonant slot antennas
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  • Waveguide Aerials (AREA)
  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車体に配置されたアンテナに存在するノイズ
が増幅器により増幅されることを抑制することができる
車両用アンテナ装置を提供する。 【解決手段】 アンテナエレメント11には、所定方向
にノイズ電流が流れる車体の外装面上に該ノイズ電流の
方向に略沿って配置されるスロットアンテナ16が形成
されている。このスロットアンテナ16からの信号は、
回路ブロック12が備える差動増幅器17において増幅
されて受信機側に出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用アンテナ装
置に係り、詳しくは車体に配置されたアンテナからの信
号を増幅して受信機側に出力する車両用アンテナ装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用アンテナ装置としては種々
のものが提案されており、例えば特公平4−3682号
公報に記載されたものが知られている。同公報記載の車
両用アンテナ装置においては、自動車の車体周縁部にそ
の長手方向に沿ってループアンテナを配置して所要の高
周波信号を受信している。
【0003】一般に、このようにアンテナにおいて受信
された高周波信号は、増幅器において初段増幅された
後、受信機側に出力されることとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、車体には、
例えばイグニッションノイズ等の様々なノイズが存在す
ることが知られている。従って、車体に配置されたアン
テナにも同様のノイズが存在しており、高周波信号とと
もにこのノイズも増幅器において初段増幅されて受信機
側に出力されることとなる。
【0005】本発明の目的は、車体に配置されたアンテ
ナに存在するノイズが増幅器により増幅されることを抑
制することができる車両用アンテナ装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、所定方向にノイズ電流
が流れる車体の外装面上に該ノイズ電流の方向に略沿っ
て配置されるアンテナと、該アンテナからの信号を増幅
する増幅器を有する回路ブロックとを備えた車両用アン
テナ装置において、前記増幅器は差動増幅器であること
を要旨とする。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の車両用アンテナ装置において、前記アンテナは、スロ
ットアンテナであることを要旨とする。請求項3に記載
の発明は、請求項2に記載の車両用アンテナ装置におい
て、前記スロットアンテナは、車体に開口部を設けて形
成したことを要旨とする。
【0008】請求項4に記載の発明は、請求項2又は3
に記載の車両用アンテナ装置において、前記スロットア
ンテナの給電部は、前記回路ブロックの最適雑音指数に
整合がとられる位置に設定されていることを要旨とす
る。
【0009】請求項5に記載の発明は、請求項1に記載
の車両用アンテナ装置において、前記アンテナは、コイ
ルアンテナであることを要旨とする。請求項6に記載の
発明は、請求項5に記載の車両用アンテナ装置におい
て、前記コイルアンテナの線長は、前記回路ブロックの
最適雑音指数に整合がとられる長さに設定されているこ
とを要旨とする。
【0010】請求項7に記載の発明は、請求項1に記載
の車両用アンテナ装置において、前記車体外装面は、ル
ーフにおけるモールディングが設けられる位置であるこ
とを要旨とする。
【0011】(作用)一般に、アンテナにより高周波信
号が受信されると、各給電部において互いに逆相となる
信号電圧及び信号電流が得られる。一方、所定方向にノ
イズ電流が流れる車体の所定位置に同ノイズ電流の方向
に略沿ってアンテナが配置されると、同アンテナにも同
方向に沿ったノイズ電流が流れて各給電部から互いに同
相・同振幅のノイズが侵入する。
【0012】請求項1及び7に記載の発明の構成によれ
ば、所定方向にノイズ電流が流れる車体の外装面上に同
ノイズ電流の方向に略沿って配置されるアンテナからの
信号は差動増幅器により増幅される。従って、上記差動
増幅器において互いに逆相である高周波信号のみが増幅
され、同相・同振幅のノイズは略相殺される。従って、
この差動増幅器により増幅された高周波信号のノイズは
低減される。
【0013】請求項2に記載の発明の構成によれば、上
記アンテナはスロットアンテナである。従って、例えば
ポールアンテナやループアンテナを採用した場合に比べ
てその形状が簡素化され、低姿勢・小型化が図られ、車
体デザインを損なうことも回避される。
【0014】請求項3に記載の発明の構成によれば、上
記スロットアンテナは、車体に開口部を設けて形成され
ている。従って、部品点数が低減される。また、当該車
体の加工時に併せてスロットアンテナを形成することが
でき、作業工数の増大は最小限に抑制される。
【0015】請求項4に記載の発明の構成によれば、上
記スロットアンテナの給電部は、上記回路ブロックの最
適雑音指数に整合がとられる位置に設定されている。従
って、スロットアンテナ及び回路ブロックは直接接続さ
れる。また、最適雑音指数に整合をとることで、出力さ
れる信号のS/Nは向上される。
【0016】請求項5に記載の発明の構成によれば、上
記アンテナはコイルアンテナである。従って、例えばポ
ールアンテナを採用した場合に比べてその延出長が低減
され、低姿勢・小型化が図られ、車体デザインを損なう
ことも回避される。
【0017】請求項6に記載の発明の構成によれば、上
記コイルアンテナの線長は、前記回路ブロックの最適雑
音指数に整合がとられる長さに設定されている。従っ
て、コイルアンテナ及び回路ブロックは直接接続され
る。また、最適雑音指数に整合をとることで、出力され
る信号のS/Nは向上される。
【0018】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、本発明を
具体化した第1実施形態について図1〜図5に従って説
明する。図1は、本実施形態の車両用アンテナ装置を示
す構成図である。同図に示されるように、この車両用ア
ンテナ装置は、アンテナエレメント11と、回路ブロッ
ク12と、同回路ブロック12を受信機(図示略)側に
接続するための同軸ケーブル13とを備えている。
【0019】上記アンテナエレメント11には、略長方
形状の開口面を有するスロットアンテナ16が形成され
ている。このアンテナエレメント11は、所定方向にノ
イズ電流が流れる車体の所定位置において、上記スロッ
トアンテナ16の長手方向が同ノイズ電流の方向と略沿
うように配置されている。従って、上記アンテナエレメ
ント11には、上記ノイズ電流の方向に略沿ってノイズ
電流が流れている。
【0020】上記スロットアンテナ16の長手方向の略
中間位置の開口端部は、それぞれ第1給電部16a及び
第2給電部16bとなっている。なお、これら第1及び
第2給電部16a,16bの位置は、上記回路ブロック
12の入力インピーダンスに対応してノイズを低減させ
る、いわゆる雑音指数(NF:noize figure)整合をと
るように設定されている。これにより、これらアンテナ
エレメント11及び回路ブロック12は、直接接続でき
るようになっている。
【0021】上記回路ブロック12は、差動増幅器17
及び入力フィルタ18を備えている。図2に示されるよ
うに、上記差動増幅器17は、対をなす第1NPNトラ
ンジスタ21及び第2NPNトランジスタ22を有して
おり、これら第1及び第2NPNトランジスタ21,2
2のエミッタは抵抗23を介して接地されている。ま
た、上記第1及び第2NPNトランジスタ21,22の
コレクタは、それぞれ抵抗24,25を介して電源Vc
cに接続されている。そして、上記第1及び第2NPN
トランジスタ21,22のベースは、それぞれ前記第1
及び第2給電部16a,16bに接続されている。従っ
て、スロットアンテナ16からの信号は、これら第1及
び第2NPNトランジスタ21,22のベース間に入力
される。一方、上記第1及び第2NPNトランジスタ2
1,22のコレクタと抵抗24,25との間は、それぞ
れ出力端子17a,17bに接続されている。
【0022】前記入力フィルタ18は、例えばコイルと
コンデンサとを組み合わせた周知の低域通過型フィルタ
や帯域通過型フィルタであって、上記出力端子17a,
17bに接続されている。従って、この入力フィルタ1
8は、差動増幅器17において増幅された信号のうち所
要帯域の高周波信号のみを通過させ、それ以外の信号は
損失させる。
【0023】上記同軸ケーブル13は、上記入力フィル
タ18(回路ブロック12)に対してその芯線13a及
びアース線13bがそれぞれ接続されている。従って、
上記回路ブロック12において増幅等された信号は、上
記同軸ケーブル13を介して受信機側に出力される。
【0024】次に、このような車両用アンテナ装置の動
作について図3に基づき説明する。上述のように、本実
施形態ではスロットアンテナ16により高周波信号を受
信しているため、図3(a)(b)に示されるように、
第1及び第2給電部16a,16bにおいて、互いに逆
相となる信号電圧及び信号電流(Is1,Is2)が得
られる。一方、上記アンテナエレメント11には、車体
のノイズ電流の方向に略沿ったノイズ電流が流れている
ため、図3(c)(d)に示されるように、上記第1及
び第2給電部16a,16bから互いに同相・同振幅と
なるノイズ電流(In1,In2)が侵入する。
【0025】従って、回路ブロック12の差動増幅器1
7において互いに逆相である高周波信号のみが増幅さ
れ、同相・同振幅のノイズは略相殺されるため、図3
(e)に示されるように、上記出力端子17a,17b
間に発生する高周波信号Sは、ノイズが低減されて増幅
されたものとなっている。この高周波信号Sは、上記入
力フィルタ18において所要帯域の高周波信号のみとさ
れ、同軸ケーブル13を介して受信機側に出力される。
【0026】次に、この車両用アンテナ装置の構造につ
いて、図4及び図5に基づき説明する。図5は、車体の
一部を示す部分図であり、同車体はルーフパネル31と
サイドパネル32とを備えている。そして、これらルー
フパネル31及びサイドパネル32の結合部に形成され
る凹部33には、モールディング34が装着されてい
る。本実施形態では、車両外装面の凹部33の一部に前
記アンテナエレメント11等を配置し、そのスロットア
ンテナ16の長手方向が上記ノイズ電流の方向と略沿う
ようにされている。
【0027】図4に示されるように、上記凹部33は、
断面略U字の溝状に形成されており、その内部には同凹
部33の幅よりも小さい幅を有する略直方体の箱状に導
電材にて形成されたアンテナエレメント11が収容され
ている。なお、アンテナエレメント11は、略パイプ状
であってもよい。このアンテナエレメント11の一側面
(図4の上面)には、前記スロットアンテナ16が形成
されている。
【0028】また、このアンテナエレメント11の内部
には、例えば樹脂材にてパッケージングされた回路ブロ
ック12が固着されている。そして、上記スロットアン
テナ16の第1及び第2給電部16a,16bは接続線
35,36を介して上記回路ブロック12(差動増幅器
17)にそれぞれ接続されている。
【0029】さらに、上記アンテナエレメント11の後
端面には断面略円状のケーブル挿入孔37が形成されて
いる。そして、このケーブル挿入孔37から内部に挿入
された同軸ケーブル13の芯線13a及びアース線13
bは接続線38,39を介して入力フィルタ18にそれ
ぞれ接続されている。なお、この同軸ケーブル13の他
端は、車室内に引き込まれて受信機に接続されている。
【0030】上記アンテナエレメント11が収容された
凹部33には、前記モールディング34が装着されてい
る。このモールディング34は、上記凹部33の幅と同
等の外壁面の幅、及び上記アンテナエレメント11の幅
と同等の内壁面の幅を有して一側(図4の下側)の開口
された略箱状に形成されている。なお、このモールディ
ング34は、例えば金属製の板材にてその骨格が形成さ
れている。上記モールディング34は、その内壁面に上
記アンテナエレメント11を嵌合して同アンテナエレメ
ント11を所定位置に固定するとともに、上記凹部33
と嵌合して固定されている。
【0031】上記モールディング34の上面には上記ア
ンテナエレメント11の収容位置に対応して開口部40
が形成されている。この開口部40は、上記モールディ
ング34の装着によってアンテナエレメント11がシー
ルドされるのを防止するためのものである。
【0032】上記モールディング34の開口部40に
は、例えば樹脂材などの絶縁材にて形成された略板状の
蓋体41が係止されて同開口部40が覆い隠されてい
る。詳述すると、この蓋体41には、上記開口部40の
長手方向両端部に対応して下方に突出する係止爪41a
が形成されており、同蓋体41は、上記開口部40の両
端部に上記係止爪41aが係止されることで、同開口部
40の上部に固定されている。
【0033】以上詳述したように、本実施形態によれ
ば、以下に示す効果が得られるようになる。 (1)本実施形態では、所定方向にノイズ電流が流れる
車体の所定位置(モールディング34が装着される凹部
33)において、スロットアンテナ16の長手方向が同
ノイズ電流の方向と略沿うようにアンテナエレメント1
1を配置した。そして、このアンテナエレメント11
(スロットアンテナ16)からの信号を差動増幅器17
にて増幅した。従って、差動増幅器17において互いに
逆相である高周波信号のみを増幅し、同相・同振幅のノ
イズは略相殺することができる。これにより、受信機側
に出力される信号のノイズを低減して増幅することがで
きる。
【0034】(2)本実施形態では、アンテナとしてス
ロットアンテナ16を採用した。従って、例えばポール
アンテナやループアンテナを採用した場合に比べてその
形状を簡素にして低姿勢・小型化を図ることができ、車
体デザインを損なうことも回避することができる。
【0035】(3)本実施形態では、回路ブロック12
(第1及び第2給電部16a,16b)に接続されるス
ロットアンテナ16の開口端部の位置を最適NFに整合
をとるように設定した。従って、アンテナエレメント1
1及び回路ブロック12を、直接接続することができ
る。また、最適NFに整合をとることで、受信機側に出
力される信号のS/Nを向上することができる。
【0036】(4)本実施形態では、アンテナエレメン
ト11を略直方体の箱状に形成した。従って、例えば外
方に開放された空間などの任意空間にこのアンテナエレ
メント11を配置しても、高周波信号が外方に抜けてい
くことを抑制することができる。
【0037】(第2実施形態)以下、本発明を具体化し
た第2実施形態を図6に基づき説明する。なお、第2実
施形態の車両用アンテナ装置は、第1実施形態において
略直方体の箱状に形成したアンテナエレメント11を、
略板状のアンテナエレメントに変更したのみの構成であ
るため、同様の部分についてはその詳細な説明は省略す
る。
【0038】すなわち、本実施形態のアンテナエレメン
ト51は、導体板52に同様のスロットアンテナ16を
設けることで形成されている。そして、前記回路ブロッ
ク12と同様の回路構成を有する回路ブロック53は、
上記導体板52の下面に固着されている。
【0039】このような構成を有する車両用アンテナ装
置は、例えば接着剤や締結手段にて前記凹部33に固着
されている。以上詳述したように、本実施形態によれ
ば、前記第1実施形態における(1)〜(3)の効果に
加えて以下に示す効果が得られるようになる。
【0040】(1)本実施形態では、アンテナエレメン
ト51の形状を極めて簡易な板状とすることができる。 (第3実施形態)以下、本発明を具体化した第3実施形
態を図7〜図9に基づき説明する。なお、説明の便宜
上、前記第1実施形態の車両用アンテナ装置と同様の構
成については同一の符号を付してその説明を一部省略す
る。
【0041】本実施形態においては、アンテナエレメン
トを構成するスロットアンテナ56は、前記モールディ
ング34上面の開口部にて形成されている。すなわち、
図8に示されるように、上記モールディング34を、例
えばプレス加工にて切断する際に、同モールディング3
4の骨格を形成する、例えば金属製の板材57を切断す
ることでスロットアンテナ56が形成されている。
【0042】上記スロットアンテナ56の長手方向の略
中間位置の開口端部には、下方に突出する端子片56
a,56bがそれぞれ給電部として形成されている。な
お、これら端子片56a,56bの位置は、後述する回
路ブロック58の最適NFに整合をとるように設定され
ている。図9に示されるように、これら端子片56a,
56bは、上記モールディング34(板材57)をプレ
ス加工する際に形成される各対向片57aを下方に屈曲
させることで形成される。
【0043】一方、本実施形態の回路ブロック58は、
図8に示されるように、前記差動増幅器17及び入力フ
ィルタ18等が配設されたプリント基板59と、同差動
増幅器17の各入力端を構成する雌タブ60a,60b
とが一体でパッケージングされた構造となっている。な
お、この回路ブロック58は、上記モールディング34
の内壁面の幅と同等の外壁面の幅を有している。従っ
て、この回路ブロック58は、上記雌タブ60a,60
bにそれぞれ端子片56a,56bが装着され、その外
壁面が上記モールディング34の内壁面に嵌着されて同
モールディング34内の所定位置に固定されている。
【0044】上記モールディング34には、例えば樹脂
材などの絶縁材にて形成された略板状の蓋体61が係止
されて上記スロットアンテナ56(開口部)が覆い隠さ
れている。詳述すると、この蓋体61には、上記スロッ
トアンテナ56の長手方向両端部に対応して下方に突出
する係止爪61aが形成されており、同蓋体61は、上
記スロットアンテナ56の両端部に上記係止爪61aが
係止されることで、同スロットアンテナ56の上部に固
定されている。
【0045】以上詳述したように、本実施形態によれ
ば、前記第1実施形態における(1)〜(3)の効果に
加えて以下に示す効果が得られるようになる。 (1)本実施形態では、モールディング34に直接、ス
ロットアンテナ56を形成したことで、部品点数の低減
を図ることができる。また、モールディング34の加工
(プレス加工)時に併せてスロットアンテナ56を形成
することができ、作業工数の増大を最小限に抑制するこ
とができる。
【0046】(2)本実施形態では、下方の開放された
略箱状のモールディング34にスロットアンテナ56を
形成した。従って、高周波信号が外方に抜けていくこと
を抑制することができる。
【0047】(第4実施形態)以下、本発明を具体化し
た第4実施形態を図10に基づき説明する。なお、第4
実施形態の車両用アンテナ装置は、前記差動増幅器17
の入力端を丸形端子66a,66bとしてそれぞれ外方
に取り出した回路ブロック66に変更したこと、スロッ
トアンテナ56の給電部としてモールディング34(板
材57)を貫通する端子孔56c,56dを形成したこ
と、及び端子孔56c,56dの位置に対応して蓋体6
1に下方に突出する結合ボルト61c,61dを一体形
成したことが前記第3実施形態と異なる。
【0048】この車両用アンテナ装置は、上記蓋体61
の結合ボルト61c,61dにて端子孔56c,56d
及び丸形端子66a,66bを貫通させ、図示しないナ
ットにて締結することで、上記回路ブロック66をモー
ルディング34内に固定するとともに、アンテナエレメ
ント(スロットアンテナ56)と回路ブロック66との
電気的接続を行っている。なお、この回路ブロック66
の固定は、上記結合ボルト61c,61dに対する熱カ
シメであってもよい。
【0049】以上詳述したように、本実施形態によれ
ば、前記第3実施形態と同様の効果が得られるようにな
る。 (第5実施形態)以下、本発明を具体化した第5実施形
態について図11及び図12に基づき説明する。なお、
第5実施形態の車両用アンテナ装置は、スロットアンテ
ナを備えたアンテナエレメントに代えて、コイルアンテ
ナと導体板からなるアンテナエレメントとしたことが前
記第1実施形態等と大きく異なる。
【0050】図11に示されるように、本実施形態のア
ンテナエレメント71は、導体板72を備えており、そ
の下面には前記回路ブロック12と同様の回路構成を有
する回路ブロック73が固着されている。
【0051】また、上記導体板72の上面には、長手方
向に所定間隔をおいて上方に突出する、例えば樹脂材に
て形成されたエレメント支柱74,75が固着されてい
る。また、これらエレメント支柱74,75間は、一体
に形成された略円柱体のエレメント支持部76によって
橋絡されている。そして、このエレメント支持部76に
は、コイルアンテナ77が巻装されている。このコイル
アンテナ77は、引き延ばしたときの線長が、例えば所
要の高周波信号の1/4波長(1/4λ)と略一致する
とともに、上記回路ブロック73の最適NFに整合をと
るように設定されている。このコイルアンテナ77の給
電部77a(図12参照)は、上記エレメント支柱74
及び導体板72を貫通して前記回路ブロック12(差動
増幅器17)の一側入力端に接続されている。一方、上
記導体板72は、上記回路ブロック12(差動増幅器1
7)の他側入力端に接続されている。
【0052】このような構成を有する車両用アンテナ装
置は、例えば接着剤や締結手段にて前記凹部33に固着
されている。本実施形態においても、導体板72及びコ
イルアンテナ77の長手方向がノイズ電流の方向と略沿
うようにアンテナエレメント71等が配置されている。
この場合、コイルアンテナ77は車体(凹部33)から
若干、離隔されているものの、上記アンテナエレメント
71には、同様の方向にノイズ電流が流れている。
【0053】以上詳述したように、本実施形態によれ
ば、前記第1実施形態における(1)〜(3)の効果と
同様の効果が得られるようになる。 (第6実施形態)以下、本発明を具体化した第6実施形
態を図12及び図13に基づき説明する。なお、第6実
施形態の車両用アンテナ装置は、第5実施形態における
コイルアンテナ77及びその周辺構造を一対に変更した
構成であるため、同様の部分についてはその詳細な説明
は省略する。
【0054】すなわち、本実施形態のアンテナエレメン
ト81は、導体板82に固着された一対のエレメント支
柱74,75及びエレメント支持部76を備えており、
各エレメント支持部76には、それぞれコイルアンテナ
83,84が巻装されている。そして、上記導体板82
の長手方向の略中間部の下面には、前記回路ブロック1
2と同様の回路構成を有する回路ブロック85が固着さ
れている。なお、上記コイルアンテナ83,84は、引
き延ばしたときの線長が、例えば所要の高周波信号の1
/4波長(1/4λ)と略一致するとともに、上記回路
ブロック85の最適NFに整合をとるように互いに同等
に設定されている。これらコイルアンテナ83,84の
給電部83a,84a(図14参照)は、対応するエレ
メント支柱74及び導体板72をそれぞれ貫通して前記
回路ブロック85(差動増幅器17)の一側及び他側入
力端に接続されている。
【0055】このような構成を有する車両用アンテナ装
置は、上記導体板82及びコイルアンテナ83,84の
長手方向がノイズの方向と略沿うようにアンテナエレメ
ント81等が配置されて、例えば接着剤や締結手段にて
前記凹部33に固着されている。
【0056】以上詳述したように、本実施形態によれ
ば、前記第5実施形態と同様の効果が得られるようにな
る。なお、本発明の実施の形態は上記実施形態に限定さ
れるものではなく、次のように変更してもよい。
【0057】・前記第1〜第4実施形態におけるスロッ
トアンテナ16,56としては、例えば1/2波長(1
/2λ)スロットアンテナ、1/4波長(1/4λ)ス
ロットアンテナ若しくは微小スロットアンテナを採用し
てもよい。
【0058】・前記第5及び第6実施形態においては、
1/4波長(1/4λ)のコイルアンテナ77,83,
84を採用したが、例えば1/2波長(1/2λ)のコ
イルアンテナや微小コイルアンテナを採用してもよい。
また、コイル状にすることなく、通常の1/2波長(1
/2λ)ダイポールアンテナ、1/4波長(1/4λ)
ダイポールアンテナ若しくは微小ダイポールアンテナを
採用してもよい。
【0059】・前記各実施形態においては、アンテナエ
レメントと回路ブロック12,53,58,66,7
3,85を別体として一方に固着するようにしたが、例
えばアンテナエレメントに回路ブロック12,53,5
8,66,73,85をインサート成形するなどして一
体としてもよい。
【0060】・前記各実施形態においては、回路ブロッ
ク12,53,58,66,73,85の最適NFに整
合をとるように第1、第2給電部16a,16b、端子
片56a,56b及び端子孔56c,56dの位置や、
コイルアンテナ77,83,84等の長さを設定した
が、このような整合をとるために、別途、整合回路を接
続するようにしてもよい。
【0061】・前記各実施形態においては、差動増幅器
17の能動素子としてバイポーラトランジスタ(第1及
び第2NPNトランジスタ21,22)を採用したが、
例えば電界効果トランジスタを採用してもよい。
【0062】・前記各実施形態において採用された差動
増幅器17の回路構成は一例であり、その他の回路構成
であってもよい。 ・前記各実施形態においては、信号線として同軸ケーブ
ル13を採用したが、例えば平行フィーダー線を採用し
てもよい。
【0063】・前記各実施形態においては、ルーフパネ
ル31及びサイドパネル32の結合部に形成される凹部
33にアンテナエレメント11,51,71,81等を
配置したが、所定方向にノイズ電流が流れる場所であれ
ば、車体のその他の場所に配置してもよい。
【0064】次に、以上の実施形態から把握することが
できる請求項以外の技術的思想を、その効果とともに以
下に記載する。 (イ)請求項2に記載の車両用アンテナ装置において、
前記スロットアンテナは、中空導体に開口部を設けて形
成したことを特徴とする車両用アンテナ装置。
【0065】同構成によれば、例えば外方に開放された
空間などの任意空間にこのスロットアンテナが形成され
た中空導体を配置しても、高周波信号が外方に抜けてい
くことは抑制される。
【0066】(ロ)請求項2に記載の車両用アンテナ装
置において、前記スロットアンテナは、導体板に開口部
を設けて形成したことを特徴とする車両用アンテナ装
置。同構成によれば、極めて簡易な形状である導体板に
スロットアンテナが形成される。
【0067】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1及び7に
記載の発明によれば、車体に配置されたアンテナに存在
するノイズが増幅器により増幅されることを抑制するこ
とができる。
【0068】請求項2に記載の発明によれば、アンテナ
の形状を簡素化し、低姿勢・小型化を図ることができ、
車体デザインを損なうことも回避することができる。請
求項3に記載の発明によれば、部品点数を低減すること
ができる。また、当該車体の加工時に併せてスロットア
ンテナを形成することができ、作業工数の増大を最小限
に抑制することができる。
【0069】請求項4に記載の発明の構成によれば、ス
ロットアンテナ及び回路ブロックを直接接続することが
できる。また、雑音指数整合をとることで、出力される
信号のS/Nを向上することができる。
【0070】請求項5に記載の発明の構成によれば、ア
ンテナの延出長を低減し、低姿勢・小型化を図ることが
でき、車体デザインを損なうことも回避することができ
る。請求項6に記載の発明の構成によれば、コイルアン
テナ及び回路ブロックを直接接続することができる。ま
た、雑音指数整合をとることで、出力される信号のS/
Nを向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用アンテナ装置の第1実施形
態を示す構成図。
【図2】同実施形態を示す回路図。
【図3】同実施形態の動作態様を説明するタイムチャー
ト。
【図4】同実施形態を示す分解斜視図。
【図5】同実施形態を示す部分図。
【図6】本発明に係る車両用アンテナ装置の第2実施形
態を示す斜視図。
【図7】本発明に係る車両用アンテナ装置の第3実施形
態を示す分解斜視図。
【図8】同実施形態を示す断面図。
【図9】同実施形態の製造態様を示す斜視図。
【図10】本発明に係る車両用アンテナ装置の第4実施
形態を示す分解斜視図。
【図11】本発明に係る車両用アンテナ装置の第5実施
形態を示す斜視図。
【図12】同実施形態を示す構成図。
【図13】本発明に係る車両用アンテナ装置の第6実施
形態を示す斜視図。
【図14】同実施形態を示す構成図。
【符号の説明】
12,53,58,66,73,85 回路ブロック 16,56 アンテナとしてのスロットアンテナ 16a 給電部としての第1給電部 16b 給電部としての第2給電部 17 差動増幅器 33 車体を構成する凹部 56a,56b 給電部としての端子片 56c,56d 給電部としての端子孔 77,83,84 アンテナとしてのコイルアンテナ 77a,83a,84a 給電部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村上 裕一 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機 株式会社内 (72)発明者 西尾 博近 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機 株式会社内 (72)発明者 伊藤 新也 愛知県刈谷市昭和町2丁目3番地 アイシ ン・エンジニアリング 株式会社内 Fターム(参考) 5J021 AA01 AB02 AB05 FA01 FA13 FA23 HA05 5J045 AA05 AB05 AB06 DA03 HA06 JA03 MA04 NA01 5J047 AA03 AA07 AA08 AA12 AB08 AB12 EB02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定方向にノイズ電流が流れる車体の
    外装面上に該ノイズ電流の方向に略沿って配置されるア
    ンテナと、該アンテナからの信号を増幅する増幅器を有
    する回路ブロックとを備えた車両用アンテナ装置におい
    て、 前記増幅器は差動増幅器であることを特徴とする車両用
    アンテナ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の車両用アンテナ装置
    において、 前記アンテナは、スロットアンテナであることを特徴と
    する車両用アンテナ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の車両用アンテナ装置
    において、 前記スロットアンテナは、車体に開口部を設けて形成し
    たことを特徴とする車両用アンテナ装置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3に記載の車両用アンテ
    ナ装置において、 前記スロットアンテナの給電部は、前記回路ブロックの
    最適雑音指数に整合がとられる位置に設定されているこ
    とを特徴とする車両用アンテナ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の車両用アンテナ装置
    において、 前記アンテナは、コイルアンテナであることを特徴とす
    る車両用アンテナ装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の車両用アンテナ装置
    において、 前記コイルアンテナの線長は、前記回路ブロックの最適
    雑音指数に整合がとられる長さに設定されていることを
    特徴とする車両用アンテナ装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の車両用アンテナ装置
    において、 前記車体外装面は、ルーフにおけるモールディングが設
    けられる位置であることを特徴とする車両用アンテナ装
    置。
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