JP2001155352A - 光ディスク記録/再生装置のレーザースポット移動方向判別のための方向判別信号発生方法及びこれを用いたレーザースポット移動方向判断方法そしてこれに適した装置 - Google Patents
光ディスク記録/再生装置のレーザースポット移動方向判別のための方向判別信号発生方法及びこれを用いたレーザースポット移動方向判断方法そしてこれに適した装置Info
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Abstract
ト移動方向判別信号発生方法及びレーザースポット移動
方向判断方法、これに適した装置を提供する。 【解決手段】 (a)光検出器の受光素子から発生した
受光信号間の位相差を検出し、光検出器でラジアル方向
の一側の受光素子から発生した受光信号の位相が他側の
受光素子から発生した受光信号の位相より先立つ程度を
示す第1位相差信号及び、他側の受光素子から発生した
受光信号の位相が一側の受光素子から発生した受光信号
の位相より先立つ程度を示す第2位相差信号を得る過程
と、(b)第1及び第2位相差信号を各々積分する過程
と、(c)積分された第1及び第2位相差信号を加算し
てレーザースポットの移動方向を判別するための方向判
別信号を得る過程と、(d)方向判別信号及びトラック
キングエラー信号の進相/遅相関係によってレーザース
ポットの移動方向を判断する過程とを含む。
Description
にレーザースポットの移動方向の判定のための方向判別
信号発生方法及びこれを用いたレーザースポットの利用
方向判別方法そしてこれに適した装置に関する。
ピックアップをディスクの半径方向に移して目標トラッ
クを探すことをいう。トラック探索において光ピックア
ップが目指す方向に正確に移動するかどうかを判断する
ことが必要である。従来の方法では、光検出器で発生し
た和信号のエンベロープからレーザースポットの移動方
向を判断した。しかし、HD−DVD(High-Definitio
n DVD)のような高密度光ディスクの場合、レーザー
スポットの大きさに対するトラック幅の大きさが既存の
CD/DVDに比べて相対的に非常に小さくなり、これ
によって和信号には隣接トラックによるクロストーク成
分が混入される。これによって和信号のエンベロープを
検出し難くなる。
ク幅の変化に従うトラックエラー信号及びRF信号の変
化を示すためのものである。図1A、図1B、そして図
1Cに示したのは、光波長が400nm、対物レンズの
開口率0.6で、トラックピッチが各々0.74μm
(DVDの場合)、0.46μm、0.37μmでのト
ラックエラー信号及び和信号である。
光スポットに対してトラックピッチが狭くなるほど和信
号のエンベロープを検出し難くなる。これは、狭いトラ
ックピッチにより隣接トラックによるクロストークが増
加するからである。従って、レーザースポットに対する
トラックピッチが狭くなるほど和信号のエンベロープに
基づいてレーザースポットの移動方向を判断し難くな
り、これは高密度光ディスクにおいて探索動作し難くな
ったことを意味する。
を解決するために案出されたものであって、高密度狭ラ
ックのディスクのためのレーザースポット移動方向判断
のための方向判別信号発生方法を提供することをその目
的とする。本発明の他の目的は、前記の方向判別信号を
用いたレーザースポット移動方向判別方法を提供するこ
とである。本発明のまた他の目的は、前記の方法に適し
た装置を提供することである。
発明に係る方向判別信号発生方法は、少なくともラジア
ル方向に2分割された受光素子で構成される光検出器を
具備する光ディスク記録/再生装置でレーザースポット
の移動方向を判断するための方向判別信号を発生させる
方法において、(a)前記光検出器の受光素子から発生
した受光信号間の位相差を検出し、前記光検出器でラジ
アル方向の一側の受光素子から発生した受光信号の位相
が他側の受光素子から発生した受光信号の位相より先立
つ程度を示す第1位相差信号及び、前記他側の受光素子
から発生した受光信号の位相が前記一側の受光素子から
発生した受光信号の位相より先立つ程度を示す第2位相
差信号を得る過程と、(b)前記第1及び第2位相差信
号を各々積分する過程と、(c)前記積分された第1及
び第2位相差信号を加算して前記方向判別信号を得る過
程とを含むことを特徴とする。
ザースポットの移動方向判断方法は、少なくともラジア
ル方向に2分割された受光素子で構成される光検出器を
具備する光ディスク記録/再生装置でレーザースポット
の移動方向を判断する方法において、(a)前記光検出
器の受光素子から発生した受光信号間の位相差を検出
し、前記光検出器でラジアル方向の一側の受光素子から
発生した受光信号の位相が他側の受光素子から発生した
受光信号の位相より先立つ程度を示す第1位相差信号及
び、前記他側の受光素子から発生した受光信号の位相が
前記一側の受光素子から発生した受光信号の位相より先
立つ程度を示す第2位相差信号を得る過程と、(b)前
記第1及び第2位相差信号を各々積分する過程と、
(c)前記積分された第1及び第2位相差信号を加算し
てレーザースポットの移動方向を判別するための方向判
別信号を得る過程と、(d)前記方向判別信号及びトラ
ックキングエラー信号の進相/遅相関係によってレーザ
ースポットの移動方向を判断する過程とを含むことを特
徴とする。
る方向判別信号発生装置は、少なくともラジアル方向に
2分割され、ディスクから反射されたレーザースポット
の光強度に相応する受光信号を発生させる光検出器を有
する光ディスク記録/再生装置でレーザースポットの移
動方向を判断するための方向判別信号を発生させる装置
において、前記光検出器の受光素子から発生した受光信
号間の位相差を検出し、前記光検出器でラジアル方向の
一側の受光素子から発生した受光信号の位相が他側の受
光素子から発生した受光信号の位相より先立つ程度を示
す第1位相差信号及び、前記他側の受光素子から発生し
た受光信号の位相が前記一側の受光素子から発生した受
光信号の位相より先立つ程度を示す第2位相差信号を検
出する位相差検出器と、前記位相差検出器から発生した
第1及び第2位相差信号を各々積分する第1及び第2積
分手段と、前記第1及び第2積分手段から各々発生した
位相差信号を加算してレーザースポットの移動方向を判
別するための方向判別信号を発生させる加算器とを含む
ことを特徴とする。
るレーザースポットの移動方向検出装置は、少なくとも
ラジアル方向に2分割され、ディスクから反射されたレ
ーザースポットの光強度に相応する受光信号を発生させ
る光検出器を有する光ディスク記録/再生装置におい
て、前記光検出器の受光素子から発生した受光信号間の
位相差を検出し、前記光検出器でラジアル方向の一側の
受光素子から発生した受光信号の位相が他側の受光素子
から発生した受光信号の位相より先立つ程度を示す第1
位相差信号及び、前記他側の受光素子から発生した受光
信号の位相が前記一側の受光素子から発生した受光信号
の位相より先立つ程度を示す第2位相差信号を検出する
位相差検出器と、前記位相差検出器から発生した第1及
び第2位相差信号を各々積分する第1及び第2積分手段
と、前記第1及び第2積分手段から各々発生した、積分
された位相差信号を加算してレーザースポットの移動方
向を判別するための方向判別信号を発生させる加算器
と、前記加算器で提供される方向判別信号とトラックキ
ングエラー信号の進相/遅相の如何によってレーザース
ポットの移動方向を判断する方向判別器とを含むことを
特徴とする。
発明の構成及び動作を詳細に説明する。図2A乃至図2
Fは、従来の技術に係るレーザースポット移動方向判断
方法を図式的に示す波形図である。図2A乃至図2Fを
参照して従来の技術に係るトラッククロス信号発生方法
を詳細に説明する。
した受光信号を加算して図2Aに示したRF信号RF0
を得る。ここで、RF0は通常のSUM信号に該当す
る。図2Aに示した信号において下側のエンベロープは
ピット及びミラーによるレベルである。上側のエンベロ
ープのレベルが変動することはディスクの反射率変化に
起因する。ディスクの反射率はディスクでの位置によっ
て部分的に変化し、この変化の結果で図2Aに示したよ
うに上側のエンベロープのレベルが変動する。
ックセンター、即ち、ピットに相応し、山頂はミラーに
相応する。山頂部分がミラーレベルと一致しないこと
は、隣接したトラックとのクロストークにより信号レベ
ルが低下するからである。山頂と山頂が短い部分は光ス
ポットが移動する軌跡上で直ちに隣接トラックにピット
が位置する場合に相当し、山頂と山頂が長い部分は隣接
トラックにピットが位置しない場合に相当する。RF信
号が上側のエンベロープと下側のエンベロープに重畳さ
れた形態になることは、探索動作においてディスクが回
転するために光ピックアップがディスクのラジアル方向
に移動しても、光スポットの実際軌跡はトラックを90
角度に横切ることではなくすごく小さな角度でななめに
横切り、これによりトラックに形成されたピットにより
決定される高周波成分が発生するからである。この高周
波成分がRF信号である。
は、ホコリ、スクラッチなどにより信号が欠落された部
分である。 2)次にエンベロープ検出を容易にするために、キャパ
シタを用いてACカップリングをし直流成分を除去して
図2Bに示した信号RF1を得る。 3)このRF1信号に各々ピークホールド及びボトムホ
ールドを行なって図2C及び図2Dに示したようなピー
ク信号及びボトム信号を得る。 4)このピーク信号及びボトム信号を相互減算して図2
Eに示したような差信号RF2を得る。
ド値THにより二値化変換して図2Fに示したようなト
ラッククロス信号を得る。ここで、スレショルド値TH
は、図2Cに示したピークホールド信号と図2Dに示し
たボトムホールド信号の平均値により決定される。図2
EでTHが一定の値を有することと示されているが、実
際にはピークホールド信号のレベルとボトムホールド信
号のレベル変動により変化する値である。図2Fに示し
たものと図2Aに示したものとを比較すれば、図2Fに
示したトラッククロス信号は、図2Aに示した下側のエ
ンベロープの谷部分でローレベルを有し、山頂部分でハ
イレベルを有するパルス信号であることが分かる。
ラックエラー信号と位相関係を比較することによってレ
ーザースポットの移動方向を判断する。トラッククロス
信号はディスクに形成されたトラックの形状に相応して
発生する信号であり、トラックエラー信号はディスクの
外周/内周によって位相が180変化する信号であるの
で、これら間の位相関係を判断することによりディスク
探索方向が分かる。
技術に係るレーザースポットの移動方向判断方法は、移
動方向検出回路が複雑なだけでなく図1A乃至図1Cに
示したように、一定の光スポットに対してトラックピッ
チが狭くなるほどRFの信号のエンベロープを検出し難
いために高密度狭トラックのディスクでは使用し難いと
いう問題点がある。
判断方法は、高密度狭トラックのディスクで隣接トラッ
ク間に多くのクロストークが存在してもレーザースポッ
トの移動方向を正確に判別できるように受光信号間の位
相差を用いることをその特徴とする。
置が位相比較方式によるDPD(Differencial Phase De
tection)方式を使用する場合には、位相比較器の出力を
減算してトラックキングエラー信号として使用すると同
時に、前記位相比較器の出力を加算してレーザースポッ
トの移動方向を判別できるので、従来の技術のようにレ
ーザースポットの移動方向を判別するための別の回路を
具備する必要がない。
別信号発生装置の構成を示すものである。図3Aは4分
割光検出器302を示すものであり、図3Bは4分割光
検出器302で発生した受光信号を用いて方向判別信号
Mを得る装置の構成を示すものである。
ィスクのトラックにピット列が記録された方向を示し、
ラジアル方向はタンゼンシャル方向に直角になる方向を
示す。図3Bに示した装置で位相差検出器304は、4
分割光検出器302で対角線方向に存在する受光素子A
とC、BとDから発生した信号の和信号A+C、B+D
間の位相差を検出する。ここで、位相差検出器304
は、A+Cの位相がB+Dの位相より先立つ場合には第
1位相差信号Taを出力し、反対の場合には第2位相差
信号Tbを出力する。参照符号310は光スポットを示
す。
2位相差信号Ta、Tbは、低域通過フィルター30
6、308により積分される。低域通過フィルター30
6、308から出力される積分された位相差信号T1、
T2は各々加算器310及び減算器312により処理さ
れる。加算器310の出力は方向判別信号Mになり、減
算器312の出力はトラックキングエラー信号TEにな
る。ここで、位相差検出器304、減算器312で構成
されるトラックキングエラー信号検出装置は、通常のD
PD法によるトラックキングエラー検出装置に相当す
る。
ースポット移動方向判断方法を図式的に示す波形図であ
る。図4Aに示したのは、図3Bに示した位相差検出器
304で発生した第1及び第2位相差信号Ta、Tbを
低域通過フィルター306、308を通じて積分して得
られた信号T1、T2を示す波形図であり、図4Bに示
したのは、図3Bに示した減算器312で発生したトラ
ックキングエラー信号TEを示す波形図であり、図4C
に示したのは、図3Bに示した加算器310で発生した
方向判別信号Mを示す波形図であり、図4Dに示したの
は、各々レーザースポットがディスクの外周側及び内周
側に移動する場合において図4Bに示したトラックキン
グエラー信号TE及び図4Cに示した方向判別信号Mを
二値化したことを示す波形図である。
+C信号の位相がB+D信号の位相より先立つ場合には
第1位相差信号Taを発生させ、反対の場合には第2位
相差信号Tbを発生させる。第1位相差信号Taと第2
位相差信号Tbは同時に発生しない。第1位相差信号T
a及び第2位相差信号Tbの大きさはA+C信号とB+
D信号との位相差の大きさに比例する。
信号Ta及び第2位相差信号Tbを低域通過フィルター
306、308を通じて積分してT1及びT2を得る。
図4Aに示したようなT1とT2信号が発生する理由
は、トラックがピット形態で形成されているために、レ
ーザースポットがトラックに進入する時とトラックから
進出する時ラジアル方向に分割された受光素子から発生
した受光信号間の位相関係が変わるからである。
重なる部分はトラックが変わる部分に該当する。位相差
検出器304ではいかなる時点でもTaとTb中いずれ
か一つだけが発生するが、T1及びT2は各々Ta及び
Tbを積分したものであるためにT1及びT2は同時に
存在できる。
ック中心を示し、Tpで表示された位置は一番隣接した
次のトラックの中心を示しトラックピッチに該当する。
図4Bに示したトラックキングエラー信号TEは位相差
検出器304の出力を減算した信号であって、トラック
センターを中心としてレーザースポットがディスクの外
周側に移動する時と内周側に移動する時極性が変わる信
号である。
クセンターを中心として極性は変わらないながら左右対
称の信号である。方向判別信号Mはトラックの中心で0
値を有することが理想的であるが、ディスクが傾いた場
合にはチルト角に比例するオフセットを有する。このオ
フセットを用いてチルトサーボを調整することもでき
る。
外周側に移動する場合における位相判断方法を示すもの
である。図4Dにおいて、TE_d1は図4BのTEを
中心電圧を基準として二値化した信号を示すものであ
り、M_dは図4Cに示した方向判別信号Mを一定の大
きさのV1を中心として二値化したものである。図4D
に示したようにTE_d1はM_dよりいつも約90だ
け位相が先立つパルス信号であることが分かる。
内周側に移動する場合における位相判断方法を示すもの
である。図4Eにおいて、TE_d2はTEを中心電圧
を基準として二値化した信号を示すものであり、M_d
は図4Cに示した方向判別信号Mを一定の大きさのV1
を中心として二値化したものである。図4Dに示したよ
うに、TE_d2はM_dよりいつも約90だけ位相が
遅れるパルス信号であることが分かる。これは、レーザ
ースポットがディスクの内周側に移動する時、TE信号
の極性が図4Bに示したこととは反対になるからであ
る。
動方向探索方法のための方向判別信号Mとトラックキン
グエラー信号TEの測定結果を示すグラフである。図5
において、下側のの信号はフォーカスオン、トラックキ
ングオフ状態で測定したトラックキングエラー信号TE
を示すものであり、上側の信号は方向判別信号Mを示す
ものである。
ような光検出器302と図3Bに示したような装置を使
用して求めた方向判別信号M及びトラックキングエラー
信号TEであって、測定に使用したレーザースポットの
波長は400nm、トラックピッチは0.38μm、そ
して光ピックアップレンズの開口率は0.6である。
示した位相関係と一致することが分かる。ここで、光デ
ィスク記録/再生装置のチャンネルクロクの周期をTw
とし、検出された平均位相差時間をΔtとすれば、光デ
ィスクに記録されたピット列の中心からレーザースポッ
トが0.1μm外れる場合、Δt/Twの最小値は0.
5であることが望ましい。
最小値をMv2とすれば、(Mv1−Mv2)/(Mv
1+Mv2)の最小値は0.8であることが望ましい。
図6は、本発明に係るレーザースポット移動方向検出装
置の一実施形態の構成を示すブロック図である。図6に
示した装置は、4分割光検出器602で発生した受光信
号を用いてレーザースポットの移動方向を判別する。図
6に示した装置は、4分割光検出器602、位相差検出
器604、低域通過フィルター606、608、加算器
610、減算器612、方向判別器614を具備する。
02で発生した対角線方向の和信号A+C、B+D間の
位相差を検出する。位相差検出器604で検出された第
1及び第2位相差信号Ta、Tbは各々低域通過フィル
ター606、608を通じて積分される。
1、T2の和信号を発生させて本発明の方向判別信号M
として提供し、減算器612は位相差信号T1、T2の
和信号を発生させてトラックキングエラー信号TEとし
て提供する。位相差検出器604、減算器612で構成
されるトラックキングエラー信号TEの発生装置は、通
常のDPD法によるトラックキングエラー信号を発生さ
せる。
ラックキングエラー信号TEを入力してこれら間の位相
関係を判別し、それにより判別信号Sを発生させる。判
別信号Sは2進信号であり、レーザースポットの移動方
向が外周側であるかあるいは内周側であるかを示す。こ
こで、方向判別器614に入力されるトラックキングエ
ラー信号TEは他の方式のトラックキングエラー信号検
出装置で発生したものでも構わない。
詳細な構成を示すブロック図である。図7に示した方向
判別器614は比較器702、704と位相判別器70
6とを具備する。第1比較器702は図6に示した加算
器610で提供される方向判別信号Mを一定値V1と比
較し、その結果によって図4Dあるいは図4Eに示した
ような二値化された方向判別信号M_dを発生させる。
第2比較器704は、図6に示した減算器612で提供
されるトラックキングエラー信号TEを中心値と比較
し、その結果によって図4Dあるいは図4Eに示したよ
うな二値化されたトラックキングエラー信号TE_d1
あるいはTE_d2を発生させる。例えば、トラックキ
ングエラー信号TEが0Vを中心値として上下に変動す
るとする時、図7に示したように0Vが中心値になる。
提供される二値化された方向判別信号M_dと、第2比
較器704で提供される二値化されたトラックキングエ
ラー信号TE_d1あるいはTE_d2の進相/遅相関
係を判別してその結果を判別信号Sとして出力する。
がM_dより約90だけ位相が先立つ場合には判別信号
Sがレーザースポットがディスクの外周側に移動するこ
とを示すためにハイレベルを有するようにし、TE_d
2がM_dより約90だけ位相が遅れる場合には判別信
号Sがレーザースポットがディスクの内周側に移動する
ことを示すためにローレベルを有するようにすることが
できる。
動方向検出装置の他の実施形態の構成を示すブロック図
である。図8に示した装置は、8分割光検出器802の
外側受光素子から発生した受光信号を用いてレーザース
ポットの移動方向を判別する。図8に示した装置は、8
分割光検出器802、位相差検出器804、805、低
域通過フィルター806、807、808、809、加
算器810、811、減算器812、813、方向判別
器814を具備する。
器802でタンゼンシャル方向に上側及び外側に位置し
た受光素子A1、B1で発生した受光信号a1、b1間
の位相差を検出する。検出された第3及び第4位相差信
号は各々低域通過フィルター806、807を通じて積
分される。第2位相差検出器805は、8分割光検出器
802でタンゼンシャル方向に下側及び外側に位置した
受光素子C1、D1から発生した受光信号c1、d1間
の位相差を検出する。検出された第5及び第6位相差信
号は各々低域通過フィルター808、809を通じて積
分される。
04と第2位相差検出器805で発生した第3乃至第6
位相差信号の和信号を発生させて方向判別信号Mとして
提供する。第1減算器812は、第1位相差検出器80
4で発生した第3及び第4位相差信号を減算し、第2減
算器813は、第2位相差検出器805で発生した第5
及び第6位相信号を減算し、そして第2加算器811
は、第1減算器812と第2減算器813で提供される
信号の和信号を発生させてトラックキングエラー信号T
Eとして提供する。
ックキングエラー信号TEを入力してこれら間の位相関
係を判別し、それにより判別信号Sを発生させる。ここ
で、方向判別器814に入力されるトラックキングエラ
ー信号TEは他の方式のトラックキングエラー信号検出
装置で発生したものでも構わない。
動方向検出装置の他の実施形態の構成を示すブロック図
である。図9に示した装置は、8分割光検出器902で
発生した受光信号を用いてレーザースポットの移動方向
を判別する。図9に示した装置は、8分割光検出器90
2、位相差検出器904、905、低域通過フィルター
906、907、908、909、加算器910、91
1、減算器912、913、方向判別器914を具備す
る。
器902でタンゼンシャル方向に上側に位置した受光素
子A1、A2、B1、B2から発生した受光信号a1+
ka2、b1+kb2間の位相差を検出する。ここで、
kは増幅度を示し0でない値である。検出された位相差
信号は各々低域通過フィルター906、907を通じて
積分される。
器902でタンゼンシャル方向に下側に位置した受光素
子C1、C2、D1、D2から発生した受光信号c1+
kc2、d1+kd2間の位相差を検出する。ここで、
kは増幅度を示し0でない値である。検出された位相差
信号は各々低域通過フィルター908、909を通じて
積分される。
04と第2位相差検出器905で発生した位相差信号の
和信号を発生させて本発明の方向判別信号Mとして提供
する。第1減算器912は、第1位相差検出器904で
発生した位相差信号を減算し、第2減算器913は、第
2位相差検出器905で発生した位相差信号を減算し、
そして第2加算器911は、第1減算器912と第2減
算器913で提供される信号の和信号を発生させてトラ
ックキングエラー信号TEとして提供する。
ラックキングエラー信号TEを入力してこれら間の位相
関係を判別し、それにより判別信号Sを発生させる。図
8及び図9に示した装置で使われた8分割光検出器はデ
ィスクのタンゼンシャル方向に2分割され、ディスクの
ラジアル方向には4分割されるが、内側にはトラックピ
ッチに相当する間隔で分割されたものである。
置は、図10乃至図12に示したような多様な構造の光
検出器を使用できる。図10に示した光検出器はディス
クのタンゼンシャル方向に2分割され、ディスクのラジ
アル方向には4分割されるが、内側の受光素子が一定の
曲率で分割されたものである。図11に示した光検出器
は、ディスクのタンゼンシャル方向に一定の離隔距離L
1をおいて2分割され、ディスクのラジアル方向にも2
分割されたものである。
ンゼンシャル方向に一定の離隔距離L1をおいて2分割
され、ディスクのラジアル方向にも一定の離隔距離L2
をおいて2分割されたものである。また、本発明の実施
形態を説明することにおいて、4分割光検出器(図3
B、図6B、図11、図12)、8分割光検出器(図8
A、図9A、図10)の例を挙げたが、本発明の方法及
び装置は2分割光検出器に対しても基本的に適用され
る。
ポット移動方向判断方法は、光検出器でラジアル方向に
分割された受光素子から発生した受光信号の位相差を検
出して得られた第1位相信号とトラックエラー信号の位
相とを比較することによってレーザースポットの移動方
向を判断するので、レーザースポットの大きさに比べて
トラックピッチが相対的に小さな場合にも正確に移動方
向を判断できる。また、本発明に係るレーザースポット
移動方向判断装置は、DPD法によりトラックエラー信
号を得る装置と並行して使用できるので回路が簡単にな
る。
幅の変化に従うトラックエラー信号及びRF信号の変化
を示す図面である。
ザースポット移動方向判断方法を図式的に示す波形図で
ある。
信号発生装置の構成を示すものである。
スポット移動方向判断方法を図式的に示す波形図であ
る。
方法のための方向判別信号Mとトラックキングエラー信
号TEの測定結果を示すグラフである。
装置の一実施形態の構成を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
装置の他の実施形態の構成を示すブロック図である。
装置の他の実施形態の構成を示すブロック図である。
置で使用できる光検出器を示すものである。
置で使用できる光検出器を示すものである。
置で使用できる光検出器を示すものである。
Claims (18)
- 【請求項1】 少なくともラジアル方向に2分割された
受光素子で構成される光検出器を具備する光ディスク記
録/再生装置でレーザースポットの移動方向を判断する
ための方向判別信号を発生させる方法において、 (a)前記光検出器の受光素子から発生した受光信号間
の位相差を検出し、前記光検出器でラジアル方向の一側
の受光素子から発生した受光信号の位相が他側の受光素
子から発生した受光信号の位相より先立つ程度を示す第
1位相差信号及び、前記他側の受光素子から発生した受
光信号の位相が前記一側の受光素子から発生した受光信
号の位相より先立つ程度を示す第2位相差信号を得る過
程と、 (b)前記第1及び第2位相差信号を各々積分する過程
と、 (c)前記積分された第1及び第2位相差信号を加算し
て前記方向判別信号を得る過程とを含む方向判別信号発
生方法。 - 【請求項2】 少なくともラジアル方向に2分割された
受光素子で構成される光検出器を具備する光ディスク記
録/再生装置でレーザースポットの移動方向を判断する
方法において、 (a)前記光検出器の受光素子から発生した受光信号間
の位相差を検出し、前記光検出器でラジアル方向の一側
の受光素子から発生した受光信号の位相が他側の受光素
子から発生した受光信号の位相より先立つ程度を示す第
1位相差信号及び、前記他側の受光素子から発生した受
光信号の位相が前記一側の受光素子から発生した受光信
号の位相より先立つ程度を示す第2位相差信号を得る過
程と、 (b)前記第1及び第2位相差信号を各々積分する過程
と、 (c)前記積分された第1及び第2位相差信号を加算し
てレーザースポットの移動方向を判別するための方向判
別信号を得る過程と、 (d)前記方向判別信号及びトラックキングエラー信号
の進相/遅相関係によってレーザースポットの移動方向
を判断する過程とを含むレーザースポットの移動方向判
断方法。 - 【請求項3】 前記光検出器は、ディスクのラジアル方
向及びタンゼンシャル方向に各々2分割された受光素子
A、B、C、Dを有する4分割光検出器であり、 前記(a)過程は、前記4分割光検出器で一側対角線方
向に位置する受光素子AとCから発生した受光信号の和
により発生した信号の位相が、他側の対角線方向に位置
する受光素子B、Dから発生した受光信号の和により発
生した信号の位相より先立つ程度を示す第1位相差信号
及び、 前記他側の対角線方向に位置する受光素子B、Dから発
生した受光信号の和により発生した信号の位相が、前記
一側の対角線方向に位置する受光素子AとCから発生し
た受光信号の和により発生した信号の位相より先立つ程
度を示す第2位相差信号を発生させることを特徴とする
請求項2に記載のレーザースポットの移動方向判断方
法。 - 【請求項4】 前記光検出器は、ディスクのラジアル方
向及びタンゼンシャル方向に各々4分割された受光素子
A1、A2、B1、B2、C1、C2、D1、D2を有
する8分割光検出器であり、 前記(a)過程は、 (a−1)前記8分割光検出器でタンゼンシャル方向に
上側及び外側で一側に位置した受光素子から発生した受
光信号の位相が、他側に位置する受光素子から発生した
受光信号の位相より先立つ程度を示す第3位相信号及
び、前記他側に位置する受光素子から発生した受光信号
の位相が前記一側に位置した受光素子から発生した受光
信号の位相より先立つ程度を示す第4位相信号を得る過
程と、 (a−2)前記8分割光検出器でタンゼンシャル方向に
下側及び外側で一側に位置した受光素子から発生した受
光信号の位相が、他側に位置する受光素子から発生した
受光信号の位相より先立つ程度を示す第5位相信号及
び、前記他側に位置する受光素子から発生した受光信号
の位相が前記一側に位置した受光素子から発生した受光
信号の位相より先立つ程度を示す第6位相信号を得る過
程と、 (a−3)前記第4位相信号及び第6位相信号を加算し
て前記第1位相差信号を得、前記第5位相信号及び第6
位相信号を加算して前記第2位相信号を得る過程とを含
むことを特徴とする請求項2に記載のレーザースポット
の移動方向判断方法。 - 【請求項5】 前記8分割光検出器の外側受光素子A
1、B1、C1、D1から発生した受光信号に、前記8
分割光検出器の内側受光素子A1、B2、C2、D2か
ら発生した受光信号を各々加算することを特徴とする請
求項4に記載のレーザースポットの移動方向判断方法。 - 【請求項6】 前記8分割光検出器の前記8分割光検出
器の内側受光素子A2、B2、C2、D2から発生した
受光信号に所定の増幅係数kを適用することを特徴とす
る請求項5に記載のレーザースポットの移動方向判断方
法。 - 【請求項7】 光ディスク記録/再生装置のチャンネル
クロクの周期をTwとし、検出された平均位相差時間を
Δtとすれば、光ディスクに記録されたピット列の中心
からレーザースポットが0.1μm外れる場合、Δt/
Twの最小値は0.5であることを特徴とする請求項2
に記載のレーザースポットの移動方向判断方法。 - 【請求項8】 前記方向判別信号Mの最大値をMv1、
最小値をMv2とすれば、(Mv1−Mv2)/(Mv
1+Mv2)の最小値は0.8であることを特徴とする
請求項2に記載のレーザースポットの移動方向判断方
法。 - 【請求項9】 少なくともラジアル方向に2分割され、
ディスクから反射されたレーザースポットの光強度に相
応する受光信号を発生させる光検出器を有する光ディス
ク記録/再生装置でレーザースポットの移動方向を判断
するための方向判別信号を発生させる装置において、 前記光検出器の受光素子から発生した受光信号間の位相
差を検出し、前記光検出器でラジアル方向の一側の受光
素子から発生した受光信号の位相が他側の受光素子から
発生した受光信号の位相より先立つ程度を示す第1位相
差信号及び、前記他側の受光素子から発生した受光信号
の位相が前記一側の受光素子から発生した受光信号の位
相より先立つ程度を示す第2位相差信号を検出する位相
差検出器と、 前記位相差検出器から発生した第1及び第2位相差信号
を各々積分する第1及び第2積分手段と、 前記第1及び第2積分手段から各々発生した位相差信号
を加算してレーザースポットの移動方向を判別するため
の方向判別信号Mを発生させる加算器とを含む方向判別
信号発生装置。 - 【請求項10】 少なくともラジアル方向に2分割さ
れ、ディスクから反射されたレーザースポットの光強度
に相応する受光信号を発生させる光検出器を有する光デ
ィスク記録/再生装置において、 前記光検出器の受光素子から発生した受光信号間の位相
差を検出し、前記光検出器でラジアル方向の一側の受光
素子から発生した受光信号の位相が他側の受光素子から
発生した受光信号の位相より先立つ程度を示す第1位相
差信号及び、前記他側の受光素子から発生した受光信号
の位相が前記一側の受光素子から発生した受光信号の位
相より先立つ程度を示す第2位相差信号を検出する位相
差検出器と、 前記位相差検出器から発生した第1及び第2位相差信号
を各々積分する第1及び第2積分手段と、 前記第1及び第2積分手段から各々発生した、積分され
た位相差信号を加算してレーザースポットの移動方向を
判別するための方向判別信号を発生させる加算器と、 前記加算器で提供される方向判別信号とトラックキング
エラー信号の進相/遅相の如何によってレーザースポッ
トの移動方向を判断する方向判別器とを含むレーザース
ポットの移動方向判断装置。 - 【請求項11】 前記方向判別器は、 前記加算器で提供される方向判別信号Mを所定のスレシ
ョルド値V1により二値化する第1二値化器と、 前記トラックキングエラー信号を中心値により二値化す
る第2二値化器と、 前記第1二値化器で提供される二値化された方向判別信
号と前記第2二値化器で提供される二値化されたトラッ
クエラー信号の進相/遅相の如何によってレーザースポ
ットの移動方向を判断する位相判別器とを含むことを特
徴とする請求項10に記載のレーザースポットの移動方
向判断装置。 - 【請求項12】 前記光検出器は、ディスクのラジアル
方向及びタンゼンシャル方向に各々2分割された受光素
子A、B、C、Dを有する4分割光検出器であり、 前記位相差検出器は、前記4分割光検出器で一側の対角
線方向に位置する受光素子AとCから発生した受光信号
の和により発生した信号と、他側の対角線方向に位置す
る受光素子B、Dから発生した受光信号の和により発生
した信号との間の位相差を検出することを特徴とする請
求項11に記載のレーザースポットの移動方向判断装
置。 - 【請求項13】 前記4分割光検出器は、ディスクのタ
ンゼンシャル方向に一定の離隔距離L1で2分割された
ことを特徴とする請求項12に記載のレーザースポット
の移動方向判断装置。 - 【請求項14】 前記4分割光検出器はディスクのタン
ゼンシャル方向に一定の離隔距離L1で2分割され、デ
ィスクのラジアル方向にも一定の離隔距離L2で2分割
されたことを特徴とする請求項12に記載のレーザース
ポットの移動方向判断装置。 - 【請求項15】 ディスクのラジアル方向及びタンゼン
シャル方向に各々4分割された受光素子A1、A2、B
1、B2、C1、C2、D1、D2を有し、ディスクか
ら反射されたレーザースポットの光強度に相応する受光
信号を発生させる8分割光検出器を有する光ディスク記
録/再生装置において、 前記8分割光検出器でタンゼンシャル方向に上側及び外
側に位置する受光素子A1、B1で発生した受光信号間
の位相差を検出し、一側の受光信号の位相が他側の受光
信号の位相より先立つ程度を示す第3位相差信号及び、
前記他側の受光信号の位相が前記一側の受光信号の位相
より先立つ程度を示す第4位相差信号を発生させる第1
位相差検出器と、 前記第1位相差検出器で発生した第3及び第4位相差信
号を各々積分する第1及び第2積分手段と、 前記8分割光検出器でタンゼンシャル方向に下側及び外
側に位置する受光素子C1、D1から発生した受光信号
間の位相差を検出し、一側の受光信号の位相が他側の受
光信号の位相より先立つ程度を示す第5位相差信号及
び、前記他側の受光信号の位相が前記一側の受光信号の
位相より先立つ程度を示す第6位相差信号を発生させる
第2位相差検出器と、 前記第2位相差検出器で発生した第5及び第6位相差信
号を各々積分する第3及び第4積分手段と、 前記第1乃至第4の積分手段で発生した積分された位相
差信号を全て加算してレーザースポットの移動方向判別
のための方向判別信号Mを発生させる第1加算器と、 前記第1加算器で提供される方向判別信号Mとトラック
キングエラー信号の進相/遅相の如何によってレーザー
スポットの移動方向を判断する方向判別器とを含むレー
ザースポットの移動方向判断装置。 - 【請求項16】 前記方向判別器は、 前記第1加算器で提供される方向判別信号Mを所定のス
レショルド値V1により二値化する第1二値化器と、 前記トラックキングエラー信号を中心値により二値化す
る第2二値化器と、 前記第1二値化器で提供される二値化された方向判別信
号と前記第2二値化器で提供される二値化されたトラッ
クキングエラー信号の進相/遅相の如何によってレーザ
ースポットの移動方向を判断する位相判別器とを含むこ
とを特徴とする請求項15に記載のレーザースポットの
移動方向判断装置。 - 【請求項17】 前記第1位相差検出器は、前記8分割
光検出器でタンゼンシャル方向の上側及び外側に位置し
た受光素子A1、B1から発生した受光信号に、前記8
分割光検出器でタンゼンシャル方向の上側及び内側の受
光素子A2、B2から発生した受光信号を加算した和信
号a1+a2、b1+b2間の位相差を検出し、 前記第2位相差検出器は、前記8分割光検出器でタンゼ
ンシャル方向の下側及び外側に位置した受光素子C1、
D1から発生した受光信号に、前記8分割光検出器でタ
ンゼンシャル方向の下側及び内側の受光素子C2、D2
から発生した受光信号を加算した和信号c1+c2、d
1+d2間の位相差を検出することを特徴とする請求項
15に記載のレーザースポットの移動方向判断装置。 - 【請求項18】 前記8分割光検出器は、ディスクのタ
ンゼンシャル方向に2分割分割され、ディスクのラジア
ル方向には4分割されるが、内側の受光素子が一定の曲
率で分割されたことを特徴とする請求項15に記載のレ
ーザースポットの移動方向判断装置。
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