JP2001155311A - 磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッド - Google Patents

磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッド

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JP2001155311A JP33298999A JP33298999A JP2001155311A JP 2001155311 A JP2001155311 A JP 2001155311A JP 33298999 A JP33298999 A JP 33298999A JP 33298999 A JP33298999 A JP 33298999A JP 2001155311 A JP2001155311 A JP 2001155311A
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明 中村
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Norio Hasegawa
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康彦 新庄
Kenji Machida
賢司 町田
Naoto Hayashi
直人 林
Kazutoshi Muto
一利 武藤
Toshihiro Uehara
年博 上原
Junji Numazawa
潤二 沼澤
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Japan Broadcasting Corp
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は磁気記録媒体からの磁界強度を信号と
して読み取るための磁気抵抗効果素子(MR素子)を用
いた磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッドに関し、不要磁束が
ヨーク内に侵入するのを防止することにより再生波形歪
の発生を防止することを課題とする。 【解決手段】基板2 と、この基板2 上に配設されると共
にギャップ122 を介して下部ヨーク前部111aと下部ヨー
ク後部111bとに分断された下部ヨーク111 と、下部ヨー
ク前部111aとの間に再生ヘッドギャップ115 を形成する
上部ヨーク112 と、ギャップ122 の下部に配設されて磁
気記録信号を検出するMR素子121 とを具備し、前記再
生ヘッドギャップ115,下部ヨーク前部111a, MR素子12
1,下部ヨーク後部111b, 及び上部ヨーク112 の間に環状
の磁気回路を形成する磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッドに
おいて、下部ヨーク前部111aと基板2 との間に、下部ヨ
ーク前部111aと磁気的に接続するよう補助ヨーク134 を
配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気抵抗効果型薄膜
磁気ヘッドに係り、特に磁気記録媒体に記録されたディ
ジタル情報を磁気記録媒体からの磁界強度を信号として
読み取るために磁気抵抗効果素子(以下、MR素子とい
う)を用いた磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、MR素子を用いると共にヨー
クを用いて磁気記録媒体からの磁束をMR素子に導く構
成とされた磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッド(以下、MR
ヘッドという)が知られている。図6乃至図8は、従来
のヨーク型MRヘッドの一例を示している。同図に示す
ように、ヨーク型MRヘッドは非磁性基板2上に下部ヨ
ーク11、上部ヨーク12、MR素子21、及び非磁性
絶縁層31,32等を配設した構成とされている。下部
ヨーク11は、下部ヨーク前部11a,下部ヨーク後部
11b,及び下部ヨーク中部11cにより構成されてい
る。また、上部ヨーク12は、上部ヨーク前部12aと
上部ヨーク後部12bとにより構成されている。
【0003】この下部ヨーク11及び上部ヨーク12は
強磁性材料により形成されており、また上部ヨーク前部
12aと上部ヨーク後部12bとの間にはギャップ22
が形成されている。このギャップ22により、上部ヨー
ク12は上部ヨーク前部12aと上部ヨーク後部12b
とに分離されている。MR素子21は、上部ヨーク12
に形成されたギャップ22の形成位置の下部に配設され
ている。また、MR素子21は上部ヨーク前部12aと
上部ヨーク後部12bに磁気的に接続可能な構成で配設
されている。また、下部ヨーク11と上部ヨーク後部1
2bは接合されることにより磁気的に接続されており、
また下部ヨーク11と上部ヨーク前部12aとの間には
再生ヘッドギャップ15(微細な間隙)が形成されてい
る。
【0004】これにより、ヨーク型MRヘッドは、上部
ヨーク前部12a、MR素子21、上部ヨーク後部12
b、下部ヨーク11によって磁気回路を形成し、再生ヘ
ッドギャップ15で検出した磁気記録媒体1(例えば、
磁気テープ)からの信号磁束をMR素子21により電気
信号に変換して再生出力を得る構造となっている。尚、
非磁性絶縁層31,32は下部ヨーク11と上部ヨーク
12との間に形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図9は、上記構成とさ
れたヨーク型MRヘッドを用いて同一記録波長のビット
が記録された磁気テープ1(即ち、一定周期で磁化反転
する磁気記録がされた磁気テープ)の再生処理を行った
場合の再生波形を示している。前記のように磁気テープ
1には一定周期で磁化反転する信号が記録されているた
め、良好な再生処理が行われた場合には、図中一点鎖線
で示す矩形信号が出力されるはずである。しかるに、同
図に示すように、従来のMRヘッドでは、再生信号に再
生波形歪が発生してしまうという問題点があった。
【0006】図8は、この再生波形歪が発生する理由を
説明するための図である。同図に示すように、磁気テー
プ1には同一記録波長の複数のビット3n-1 〜3n+2
が形成されており、また隣接するビット3n-1 〜3n+2
…の境界部には磁化反転領域4n-1 〜4n+3 …が形成さ
れている。また、近年の磁気記録の高密度化に伴い記録
波長は短くなる傾向にあり、これに伴い各ビット3n-1
〜3n+2 …の磁気テープ1の走行方向(図中、矢印A
1,A2で示す)に対する長さも短くなる傾向にある。
【0007】図8に示す例では、MRヘッドに形成され
た再生ヘッドギャップ15はビット3n と対向してい
る。そして、磁化反転領域4n からの磁束5は、図中矢
印で示すように、上部ヨーク前部12a、MR素子2
1、上部ヨーク後部12b、下部ヨーク11を通り磁化
反転領域4n+1 に至る磁路を形成する。そして、この磁
束5がMR素子21を通過する際、MR素子21は印加
される磁界に応じて電気抵抗を変化させるため、予めM
R素子21にセンス電流を流しておけば、抵抗変化分を
電圧降下値として得ることができ、これにより再生信号
を得ることができる。
【0008】図8に示す例では、記録波長が上部ヨーク
前部12aの膜厚と同等以上の場合、磁化反転領域4
n-1 に近接した磁化反転領域4n から磁化反転領域4
n-1 に向かう磁束6(以下、この磁束を不要磁束6とい
う)が、上部ヨーク前部12aを通りMR素子21に侵
入してしまう。即ち、磁化反転領域4n は、上部ヨーク
前部12aの上方(図8では左側)が非磁性(Al2
3 でコーティングされている)であるため、磁化反転領
域4nからの不要磁束6は磁気抵抗の低い上部ヨーク前
部12aに進行してしまう。この不要磁束6は、方向は
同じものの適正な磁化反転領域からの磁束5(4n 〜4
n+1)に干渉することから、図9に示した再生波形歪みが
発生する。尚、下部ヨーク前部11aにも不要磁束が発
生するが、この不要磁束はMR素子21へ至る距離が長
く、途中で減衰してしまうため、再生波形に影響しな
い。
【0009】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、不要磁束がヨーク内に侵入するのを防止すること
により再生波形歪の発生を防止し、良好な再生特性を得
ることを可能とした磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッドを提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明では、次に述べる各手段を講じたことを特徴
とするものである。請求項1記載の発明は、基板と、該
基板上に配設されており、ギャップを介して下部ヨーク
前部と下部ヨーク後部とに分断された下部ヨークと、該
下部ヨーク上に形成されており、磁気記録媒体との対向
側の位置において、前記下部ヨーク前部との間に再生ヘ
ッドギャップを形成する上部ヨークと、前記ギャップ下
部に配設されており、磁気記録信号を検出する磁気抵抗
効果素子とを具備しており、前記再生ヘッドギャップ、
前記下部ヨーク前部、前記磁気抵抗効果素子、前記下部
ヨーク後部、及び上部ヨークの間に環状の磁気回路を形
成する磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッドにおいて、前記下
部ヨーク前部と前記基板との間に、前記下部ヨーク前部
と磁気的に接続するよう補助ヨークを配置したことを特
徴とするものである。
【0011】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッドにおいて、前記補助
ヨークの深さDは、前記再生ヘッドギャップの先端から
前記磁気抵抗効果素子の前部端面までの距離をDmrとし
た場合、D<Dmrであることを特徴とするものである。
【0012】また、請求項3記載の発明は、請求項1ま
たは2記載の磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッドにおいて、
前記補助ヨークは、前記下部ヨーク前部と一体的に形成
されていることを特徴とするものである。また、請求項
4記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の磁
気抵抗効果型薄膜磁気ヘッドにおいて、前記補助ヨーク
の摺動方向の長さを、少なくとも記録波長の2倍以上の
長さとしたことを特徴とするものである。
【0013】上記の各手段は、次のように作用する。請
求項1記載の発明によれば、下部ヨーク前部と基板との
間に、下部ヨーク前部と磁気的に接続するよう補助ヨー
クを配置したことにより、高密度化されることにより磁
気記録媒体に記録されたビットが短くなっても、下部ヨ
ーク前部と基板との間において磁気記録媒体と対向する
位置には補助ヨークが存在するため、再生ヘッドギャッ
プと対向する位置にあるビットと異なる位置にあるビッ
トからの磁束(以下、不要磁束という)は補助ヨークに
流入し、下部ヨークを通ってMR素子に流入することを
防止することができる。同様に、ビット長が長い場合で
も、補助ヨークを配設することで不要磁束の流入を防止
することができる。ビット長が長い場合の方が、より顕
著に補助ヨークの効果が現れる。
【0014】これにより、再生ヘッドギャップと対向す
る位置にあるビットからの磁束(以下、適正磁束とい
う)のみが下部ヨーク内を流れることとなり、適正磁束
と不要磁束が干渉することはなくなり、よって良好な再
生信号を得ることができる。また、請求項2記載の発明
によれば、再生ヘッドギャップの先端から磁気抵抗効果
素子の前部端面までの距離をDmrとした場合、補助ヨー
クの深さDを、D<Dmrを満足する値としたことによ
り、補助ヨークが下部ヨーク後部及び磁気抵抗効果素子
と対向することを防止できる。補助ヨークが下部ヨーク
後部と対向した場合、上部ヨーク,下部ヨーク後部,補
助ヨークとの間で磁気回路が形成されてしまう。また、
補助ヨークが磁気抵抗効果素子と対向した場合、上部ヨ
ーク後方から下部ヨーク後部、更に磁気抵抗効果素子に
侵入した磁束が下部ヨーク前部に進行せず、補助ヨーク
に侵入してしまうため、正規の磁気回路を形成しない。
このため、正常な再生信号を得ることができなくなって
しまう。
【0015】しかるに、補助ヨークの深さDがD<Dmr
を満足するよう構成することにより、磁気記録媒体から
の磁束は必ず磁気抵抗効果素子を通過し、下部ヨーク前
部に進行することとなり、よって正常な再生信号を確実
に得ることができる。また、請求項3記載の発明によれ
ば、補助ヨークを下部ヨーク前部と一体的に形成したこ
とにより、それぞれを別体とする構成に比べて製造工程
の簡単化及び部品点数の削減による低コスト化を図るこ
とができる。また、補助ヨークと下部ヨーク前部とを別
体とし、これを接合した際に接合位置に疑似ギャップが
形成されることを防止でき、再生特性の向上を図ること
ができる。
【0016】また、請求項4記載の発明によれば、補助
ヨークの摺動方向の長さを少なくとも記録波長の2倍以
上の長さとしたことにより、更に再生特性の向上を図る
ことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。図1及び図2は、本発明の一実
施例である磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッドを示してい
る。図1は磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッドの断面図であ
り、また図2は磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッドの平面図
である。尚、以下の説明において、図1に矢印A1で示
す方向を下方であると定義し、また同図中矢印A2で示
す方向を上方であると定義する。
【0018】各図に示すように、磁気抵抗効果型薄膜磁
気ヘッド(以下、MRヘッドという)は、磁性あるいは
非磁性の基板2(本実施例では、フェライト基板を使用
している)上に下部ヨーク111、上部ヨーク112、
磁気抵抗効果素子(MR素子)121、非磁性絶縁層1
31,132、非磁性絶縁部材133、及び補助ヨーク
134等を配設した構成としている。但し、補助ヨーク
の摺動方向の長さは記録波長の2倍以上とする。また、
基板に磁性基板を使用する場合には、下部ヨーク前部1
11aの膜厚と補助ヨーク134の長さと磁性基板の長
さの和が記録波長の2倍以上となれば良い。記録波長の
4倍以上であれば更に良好である。
【0019】下部ヨーク111は、下部ヨーク前部11
1aと下部ヨーク後部111bとにより構成されてい
る。また、上部ヨーク112は、上部ヨーク前部112
a,上部ヨーク後部112b,及び上部ヨーク中部11
2cにより構成されている。この下部ヨーク111及び
上部ヨーク112は強磁性材料(本実施例ではCo−Z
r系材料を用いてる)により形成されており、また下部
ヨーク前部111aと下部ヨーク後部111bとの間に
はギャップ122が形成されている。このギャップ12
2により、下部ヨーク111は下部ヨーク前部111a
と下部ヨーク後部111bとに分離されている。
【0020】MR素子121は、このギャップ122の
形成位置の下部で、かつ非磁性絶縁部材133の上面に
配設されている。即ち、MR素子121は、非磁性絶縁
部材133の上面と下部ヨーク111の下面との間に挟
まれた構成となっており、更にMR素子121の上部に
ギャップ122が形成されるよう構成されている。非磁
性絶縁部材133は、例えば非磁性のセラミックよりな
り、その表面(MR素子121が配設される面)は研磨
処理することにより面精度の高い面とされている。よっ
て、この面精度の高い非磁性絶縁部材133の上面にM
R素子121を配設することにより、換言すれば下部ヨ
ーク111の下部にMR素子121を配設することによ
り、MR素子121の特性を向上させることができる。
【0021】即ち、仮にMR素子121が配設される面
が粗面であったとすると、MR素子121を均一に形成
することができなくなる。具体的には、図6及び図7に
示した従来構成のMRヘッドでは、非磁性絶縁層31
(一般にAl2 3 である)上にMR素子21を形成す
る構成であっため、非磁性絶縁層31の上面の面精度を
高めることが困難であり、よってMR素子21を均一に
形成することができなかった。このように、形成された
MR素子21が不均一な構成であった場合、磁界印加時
における磁気抵抗変化が不均一となり、精度の高い再生
処理を行うことができなくなってしまう。
【0022】しかるに、本実施例のようにMR素子12
1を下部ヨーク111a,111bの下に配設する構成
にすることで、面精度の高い非磁性絶縁部材133上に
MR素子121を形成することが可能となり、磁界印加
時における磁気抵抗変化も均一化される。よって、再生
処理時において、MR素子121は良好な再生信号を生
成することができる。
【0023】従来構造において、Al2 3 である非絶
縁層31と機能性薄膜で構成されている下部ヨーク11
a,11bの複合研磨をおこない面精度を高める場合、
下部ヨーク11a,11bも研磨されるため機能性薄膜
としての特性劣化につながる可能性があり、また、基板
全体を均一に研磨することが困難であるため数μmで構
成される下部ヨーク等の膜厚管理が難しいという難点が
あった。
【0024】一方、本実施例では、面精度の高い非磁性
絶縁部材133上に直接MR素子121を形成すること
ができ、且つ、下部ヨーク111a,111bも機械加
工を施すこと無く形成することができる利点がある。ま
た、研磨工程が不必要な分、製造工程の簡略化を図るこ
とができる。一方、上記のMR素子121は、下部ヨー
ク前部111aと下部ヨーク後部111bに磁気的に接
続可能な構成で配設されている。また、上部ヨーク11
2の上部ヨーク後部112bと下部ヨーク後部111b
は接合されることにより磁気的に接続されており、また
下部ヨーク111aと上部ヨーク前部112aとの間に
は再生ヘッドギャップ115が形成されている。
【0025】これにより、ヨーク型MRヘッドは、下部
ヨーク前部111a、MR素子121、下部ヨーク後部
111b、上部ヨーク112(上部ヨーク前部112
a,上部ヨーク後部112b,上部ヨーク中部112
c)によって磁気回路を形成し、再生ヘッドギャップ1
15で検出した磁気記録媒体1(本実施例では磁気テー
プ)からの信号磁束をMR素子121により電気信号に
変換して再生出力を得ることができる。また、下部ヨー
ク111と上部ヨーク112との間には非磁性絶縁層1
31が形成されると共に、下部ヨーク111と非磁性絶
縁部材133との間にはMR素子121を覆うよう非磁
性絶縁層132が形成されている。
【0026】続いて、本発明の要部となる補助ヨーク1
34について説明する。補助ヨーク134は、下部ヨー
ク111及び上部ヨーク112と同様に強磁性材料(C
o−Zr系材料)により形成されている。この補助ヨー
ク134は下部ヨーク前部111aと基板2との間に配
設されており、かつ補助ヨーク134の上面は下部ヨー
ク前部111aの下面と磁気的に接続するよう構成され
ている。
【0027】即ち、図1に符合110で示す領域におい
て、補助ヨーク134と下部ヨーク前部111aは磁気
的に接続された構成となっている。補助ヨーク134と
下部ヨーク前部111aを磁気的に接続する方法は各種
考えられ、例えば補助ヨーク134上に下部ヨーク前部
111aをスパッタリングにより成長形成させる方法を
用いることができる。
【0028】また、補助ヨーク134の側面134a
は、下部ヨーク前部111aと上部ヨーク前部112a
とが協働して形成する摺接面136と面一となるよう構
成されている。従って、補助ヨーク134の側面134
aは、磁気テープ1の再生処理時において、走行する磁
気テープ1と対向することとなる。これにより、磁気テ
ープ1からの信号磁束(漏れ磁束)は、補助ヨーク13
4にも流入する。
【0029】また、補助ヨーク134の形状に注目する
と、再生ヘッドギャップ115の先端からMR素子12
1の前部端面までの距離をDmrとした場合、本実施例で
は補助ヨーク134の深さDをD<Dmrを満足する値に
設定している。この構成とすることにより、補助ヨーク
134が下部ヨーク後部111b及びMR素子121と
対向し磁気的に接続することを防止できる。
【0030】仮に、補助ヨーク134が下部ヨーク後部
111bと対向した構成を想定すると、上部ヨーク後部
112bは下部ヨーク後部111bを介して補助ヨーク
134と磁気的に接続されてしまい、上部ヨーク11
2,下部ヨーク後部111b,及び補助ヨーク134と
からなる磁気回路が形成されてしまう。この場合、磁気
テープ1からの磁束はMR素子121をバイパスした状
態で補助ヨーク134を通過し、MR素子121を通過
しない構成となる。
【0031】また、補助ヨーク134がMR素子121
と対向した場合、磁束は上部ヨーク後部112bから下
部ヨーク後部111b、更にMR素子121に侵入する
が、本来進むべく下部ヨーク前部111aに進行せず、
補助ヨーク134に侵入してしまうため、正規の磁気回
路を形成しない構成となる。従って、補助ヨーク134
が下部ヨーク後部111b及びMR素子121と対向す
る構成では、正常な再生信号を得ることができなくなっ
てしまう。
【0032】しかるに、補助ヨーク134の深さDがD
<Dmrを満足するよう構成することにより、補助ヨーク
134が下部ヨーク後部111b及びMR素子121と
対向状態となることはなく、磁気テープ1からの磁束は
必ずMR素子121を通過することとなり、よって正常
な再生信号を確実に得ることができる。上記のように、
下部ヨーク前部111aと基板2との間に、下部ヨーク
前部111aと磁気的に接続するよう補助ヨーク134
を配置したことにより、再生出力に再生波形歪が発生す
ることを防止することができる。
【0033】以下、この理由について図3を用いて説明
する。尚、先に説明した図8との比較対照を容易とする
ため、図8に示した構成と同一構成については、図3に
おいても同一符合を付して説明するものとする。図3に
示すように、磁気テープ1には同一記録波長の複数のビ
ット3n-1 〜3 n+2 …が形成されており、また隣接する
ビット3n-1 〜3n+2 …の境界部には磁化反転領域4
n-1 〜4n+3 …が形成されている。また、近年の磁気記
録の高密度化に伴い記録波長は短くなる傾向にあり、こ
れに伴い各ビット3n-1 〜3n+2 …の磁気テープ1の走
行方向(図中、矢印A1,A2で示す)に対する長さも
短くなる傾向にある。以上の点は、図8を用いて説明し
たと同様である。
【0034】また、図3に示す本実施例においても、M
Rヘッドに形成された再生磁気ヘッドギャップ115が
ビット3n と対向した時の例を示しており、よって磁化
反転領域4n+1 からの磁束5(適正磁束)は、図中矢印
で示すように、下部ヨーク前部111a,MR素子12
1,下部ヨーク後部111b,上部ヨーク112を通り
磁化反転領域4n に至る磁路を形成する。そして、この
適正磁束5がMR素子121を通過することにより再生
信号を得る構成となっている。
【0035】ここで、従来構成のMRヘッド(図8参
照)で不要磁束6が発生していた磁化反転領域4n に注
目する。図8に示した従来構成のMRヘッドでは、不要
磁束6が流出する磁化反転領域4n が非磁性である(磁
気抵抗の高い)Al2 3 材と対向していたため、不要
磁束6は磁化反転領域4n-1 には流れず、磁気抵抗の低
い上部ヨーク前部12aに向け進行してMR素子21に
流れてしまい、これにより再生出力に再生波形歪が発生
していた。
【0036】これに対し本実施例に係るMRヘッドは、
補助ヨーク134を設けたことにより、図3に示す構造
となる。磁化反転領域4n+1 は下部ヨーク111aと対
向しており、かつ、下部ヨーク111aは補助ヨーク1
34と磁気的に接合されるため、磁気反転領域4n+1
ら磁気反転領域4n+2 に向かう不要磁束6は適正磁束5
に干渉すること無く補助ヨーク134を通って磁化反転
領域4n+2 に流れ込み、下部ヨーク前部111aを通っ
てMR素子121に流入することはなくなる。尚、上部
ヨーク前部112aにも不要磁束が発生するが、この不
要磁束はMR素子121へ至る距離が長く、途中で減衰
してしまうため、再生波形に影響しない。
【0037】これにより、MRヘッド内に形成される磁
気回路内において、磁束5と不要磁束6が干渉すること
はなくなり、再生出力に再生波形歪が発生することを防
止することができる。図4は、本実施例に係るヨーク型
MRヘッドを用いて同一記録波長のビットが記録された
磁気テープ(即ち、一定周期で磁化反転する磁気記録が
された磁気テープ)の再生処理を行った場合の再生波形
を示している。同図に示されるように、再生波形は矩形
波となっており、再生波形に再生波形歪は発生していな
い。よって、本実施例のように補助ヨーク134を設け
ることにより、再生波形歪の発生が抑制されることが実
証された。
【0038】図5は、上記した実施例の変形例であるM
Rヘッドを示している。尚、図5において、図1乃至図
3に示した構成と同一構成については同一符合を付して
その説明を省略する。先に説明した図1乃至図3に示し
たMRヘッドは、補助ヨーク134がMR素子121に
対し磁気テープとの接触面側にのみ設けられた構成とさ
れていた。これに対して本変形例に係るMRヘッドは、
補助ヨーク135が一体的に形成された第1及び第2の
補助ヨーク部135A,135Bにより構成されている
ことを特徴とするものである。
【0039】第1の補助ヨーク部135Aは、前記した
図1乃至図3に示したMRヘッドの補助ヨーク134と
略等しい構成を有している。また、第2の補助ヨーク部
135Bは、非磁性絶縁部材133の下部に位置するよ
う構成されている。この補助ヨーク135は、図1乃至
図3に示したMRヘッドの補助ヨーク134と同様に強
磁性材料(Co−Zr系材料)により形成されている。
【0040】また、第1の補助ヨーク部135Aは下部
ヨーク前部111aと基板2との間に配設されており、
かつ補助ヨーク134の上面は下部ヨーク前部111a
の下面と磁気的に接続するよう構成されている。更に、
本実施例においても、第1の補助ヨーク部135Aの先
端からMR素子121の前部端面までの距離をDmrとし
た場合、第1の補助ヨーク部135Aの深さDをD<D
mrを満足する値に設定している。
【0041】この構成とすることにより、補助ヨーク1
35が下部ヨーク後部111b及びMR素子121と対
向し磁気的に接続することを防止でき、前記した実施例
と同様の作用を実現することができる。即ち、本変形例
の構成によっても、再生信号を確実に得ることができ、
再生出力に再生波形歪が発生することを防止することが
できる。
【0042】尚、上記した実施例では、下部ヨーク前部
111aと補助ヨーク134,135を別体とし、これ
を磁気的に接合するよう構成した例を示した。しかる
に、補助ヨークは必ずしも下部ヨーク前部と別体とする
必要はなく、補助ヨークと下部ヨーク前部とを一体的に
形成した構成としてもよい。この構成とした場合には、
補助ヨークと下部ヨーク前部とを別体とする構成に比べ
て製造工程の簡単化及び部品点数の削減による低コスト
化を図ることができ、また補助ヨークと下部ヨーク前部
との接合位置に疑似ギャップが形成されることを防止で
き、再生特性の向上を図ることができる。
【0043】また、上記した実施例では各ヨーク11
1,112及び補助ヨーク134,135をCo−Zr
系材料で形成したが、Co系アモルファス、及びCo系
微結晶材料またはFe系微結晶材料で形成することもで
きる。更に、上記した実施例では、デジタル情報の例を
示したが、アナログ情報においても上記と同様の効果を
得ることができる。
【0044】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、次に述べる
種々の効果を実現することができる。請求項1記載の発
明によれば、再生ヘッドギャップと対向する位置にある
ビットと異なる位置にあるビットからの不要磁束は補助
ヨークに流入し、下部ヨークに流入することを防止する
ことができるため、再生ヘッドギャップと対向する位置
にあるビットからの適正磁束のみが下部ヨーク内を流れ
ることとなり、適正磁束と不要磁束が干渉することはな
くなり、よって良好な再生信号を得ることができる。
【0045】また、請求項2記載の発明によれば、補助
ヨークが下部ヨーク及び磁気抵抗効果素子と対向するこ
とにより構成される磁気回路(上部ヨークと磁気抵抗効
果素子及び補助ヨークとの間)を防止できるため、磁気
記録媒体からの磁束は必ず磁気抵抗効果素子を通過し、
下部ヨーク前部に進行することとなり、よって正常な再
生信号を確実に得ることができる。
【0046】また、請求項3記載の発明によれば、補助
ヨークと下部ヨーク前部とをそれぞれを別体とする構成
に比べて製造工程の簡単化及び部品点数の削減による低
コスト化を図ることができる。また、補助ヨークと下部
ヨーク前部とを別体とし、これを接合した際に接合位置
に疑似ギャップが形成されることを防止でき、再生特性
の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である磁気抵抗効果型薄膜磁
気ヘッドの断面図である。
【図2】本発明の一実施例である磁気抵抗効果型薄膜磁
気ヘッドの平面図である。
【図3】本発明の一実施例である磁気抵抗効果型薄膜磁
気ヘッドの機能を説明するための図である。
【図4】本発明の一実施例である磁気抵抗効果型薄膜磁
気ヘッドの再生出力の一例を示す図である。
【図5】本発明の一実施例の変形例である磁気抵抗効果
型薄膜磁気ヘッドの断面図である。
【図6】従来の一例であるで磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘ
ッドの断面図である。
【図7】従来の一例である磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッ
ドの平面図である。
【図8】従来の一例である磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッ
ドの機能を説明するための図である。
【図9】従来の一例である磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッ
ドの再生出力を示す図である。
【符号の説明】
1 磁気テープ 2 基板 3 ビット 4 磁化反転領域 5 適正磁束 6 不要磁束 111 下部ヨーク 111a 下部ヨーク前部 111b 下部ヨーク後部 112 上部ヨーク 112a 上部ヨーク前部 112b 上部ヨーク後部 112c 上部ヨーク中部 115 再生ヘッドギャップ 121 MR素子 122 ギャップ 131,132 非磁性絶縁層 133 非磁性絶縁部材 134,135 補助ヨーク Dmr:再生ヘッドギャップ115の先端からMR素子1
21の前部端面までの距離 h :MR素子121の高さ D :補助ヨーク134の深さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 近藤 守央 神奈川県厚木市酒井1601 ミツミ電機株式 会社厚木事業所内 (72)発明者 長谷川 典夫 神奈川県厚木市酒井1601 ミツミ電機株式 会社厚木事業所内 (72)発明者 新庄 康彦 神奈川県厚木市酒井1601 ミツミ電機株式 会社厚木事業所内 (72)発明者 町田 賢司 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 林 直人 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 武藤 一利 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 上原 年博 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 (72)発明者 沼澤 潤二 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会 放送技術研究所内 Fターム(参考) 5D034 AA03 BA02 BA18 BA19 BB08 CA04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、 該基板上に配設されており、ギャップを介して下部ヨー
    ク前部と下部ヨーク後部とに分断された下部ヨークと、 該下部ヨーク上に形成されており、磁気記録媒体との対
    向側の位置において、前記下部ヨーク前部との間に再生
    ヘッドギャップを形成する上部ヨークと、 前記ギャップ下部に配設されており、磁気記録信号を検
    出する磁気抵抗効果素子とを具備しており、 前記再生ヘッドギャップ、前記下部ヨーク前部、前記磁
    気抵抗効果素子、前記下部ヨーク後部、及び上部ヨーク
    の間に環状の磁気回路を形成する磁気抵抗効果型薄膜磁
    気ヘッドにおいて、 前記下部ヨーク前部と前記基板との間に、前記下部ヨー
    ク前部と磁気的に接続するよう補助ヨークを配置したこ
    とを特徴とする磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッド。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の磁気抵抗効果型薄膜磁気
    ヘッドにおいて、 前記補助ヨークの深さDは、前記再生ヘッドギャップの
    先端から前記磁気抵抗効果素子の前部端面までの距離を
    Dmrとした場合、D<Dmrであることを特徴とする磁気
    抵抗効果型薄膜磁気ヘッド。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の磁気抵抗効果型
    薄膜磁気ヘッドにおいて、 前記補助ヨークは、前記下部ヨーク前部と一体的に形成
    されていることを特徴とする磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘ
    ッド。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の磁気
    抵抗効果型薄膜磁気ヘッドにおいて、 前記補助ヨークの摺動方向の長さを、少なくとも記録波
    長の2倍以上の長さとしたことを特徴とする磁気抵抗効
    果型薄膜磁気ヘッド。
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