JP2001154528A - 画像形成装置用の定着装置 - Google Patents

画像形成装置用の定着装置

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JP2001154528A
JP2001154528A JP34193499A JP34193499A JP2001154528A JP 2001154528 A JP2001154528 A JP 2001154528A JP 34193499 A JP34193499 A JP 34193499A JP 34193499 A JP34193499 A JP 34193499A JP 2001154528 A JP2001154528 A JP 2001154528A
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JP
Japan
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heating
rotating member
roll
pressing
pressure
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JP34193499A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Otsuka
浩之 大塚
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 定着装置の加熱回転部材と加圧回転部材と前
記加熱回転部材に接触する他の部材との、接触、離間
を、1つの接触、離間機構により行えるようにするこ
と。 【解決手段】 加熱回転部材Fhに隣接した加圧回転部
材Fpは、加圧回転部材圧接位置PP2と加圧回転部材
離隔位置PP1との間で移動可能に支持されるととも
に、前記加圧回転部材圧接位置PP2に移動したとき前
記加熱回転部材Fhに圧接して加熱回転部材Fhを加熱
回転部材圧接位置PP2に移動させ、且つ前記加圧回転
部材離隔位置PP1に移動したとき前記加熱回転部材F
hから離隔して加熱回転部材Fhを加熱回転部材離隔位
置PH1に移動させる。加圧回転部材移動装置(5F+
8+9)は、前記加圧回転部材Fpを前記加圧回転部材
圧接位置PP2と前記加圧回転部材離隔位置PP1との
間で移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機やレーザプ
リンタ等の画像形成装置において記録シート上に形成さ
れた未定着トナー像を加熱定着する際に使用する定着装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】前記画像形成装置としては従来下記の技
術(J01)が知られている。 (J01)特開平10−149044号公報記載の技術 この公報には加熱ロールおよび加圧ロールにより構成さ
れる一対の定着ロールを有し、一対の定着ロールの互い
に圧接する圧接領域により形成される定着領域を通過す
る記録シート上の未定着トナー像を加熱定着する定着装
置において、加熱ロールの表面温度を短時間で上昇させ
るために加熱ロールに接触、離間可能な外部加熱ロール
を設けた定着装置が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】(前記(J01)の問題
点)前記外部加熱ロールを前記加熱ロールに接触、離間
させるための機構を設ける必要があるため、定着装置の
構成が複雑になる。また、加熱ロールと加圧ロールとが
常時接触していると、定着部材が変形したり、ロール外
周面の周方向の温度が不均一になったりして画質が低下
したり、ジャム発生時のジャム紙の取り除きが面倒にな
るという問題点がある。このため、定着ロール(加熱ロ
ールと加圧ロール)を接触、離間させるための機構を設
けた場合、定着装置において、接触、離間させる機構が
2つ必要になる。
【0004】本発明は前述の事情に鑑み、下記(O01)
の記載内容を課題とする。 (O01)画像形成装置の定着装置において、加熱回転部
材および加圧回転部材により構成される一対の定着用回
転部材の接触、離間と、加熱回転部材に接触、離間する
他の部材との接触、離間とを、1つの接触、離間機構に
より行えるようにすること。
【0005】
【課題を解決するための手段】次に、前記課題を解決す
るために案出した本発明を説明するが、本発明の要素に
は、後述の実施例の要素との対応を容易にするため、実
施例の要素の符号をカッコで囲んだものを付記する。な
お、本発明を後述の実施例の符号と対応させて説明する
理由は、本発明の理解を容易にするためであり、本発明
の範囲を実施例に限定するためではない。
【0006】(本発明)前記課題を解決するために本発
明の画像形成装置用の定着装置は、次の要件(A01)〜
(A04)を備えたことを特徴とする、(A01)加熱回転
部材圧接位置(PH2)と加熱回転部材離隔位置(PH
1)との間で移動可能に支持され、常時は前記加熱回転
部材離隔位置(PH1)に保持される加熱回転部材(F
h)、(A02)前記加熱回転部材(Fh)に隣接して配
置され、且つ加圧回転部材圧接位置(PP2)と加圧回
転部材離隔位置(PP1)との間で移動可能に支持され
るとともに、前記加圧回転部材圧接位置(PP2)に移
動したとき前記加熱回転部材(Fh)に圧接して前記加
熱回転部材(Fh)を前記加熱回転部材圧接位置(PH
2)に移動させ、且つ加圧回転部材離隔位置(PP1)
に移動したとき前記加熱回転部材(Fh)から離隔して
前記加熱回転部材(Fh)を前記加熱回転部材離隔位置
(PH1)に移動させる加圧回転部材(Fp)、(A0
3)前記加圧回転部材(Fp)を前記加圧回転部材圧接
位置(PP2)と加圧回転部材離隔位置(PP1)との
間で移動させる加圧回転部材移動装置(5F+5R+8
+8+9+9+M1)、(A04)前記加圧回転部材圧接
位置(PP2)に移動した前記加圧回転部材(Fp)と
前記加熱回転部材(Fh)とが互いに圧接する圧接領域
である定着領域(Q5)を通過する記録シート(S)上
の未定着トナー像を加熱定着する前記加熱回転部材(F
h)および前記加圧回転部材(Fp)。
【0007】(本発明の作用)前記構成を備えた本発明
の画像形成装置用の定着装置では、加熱回転部材圧接位
置(PH2)と加熱回転部材離隔位置(PH1)との間
で移動可能に支持された加熱回転部材(Fh)は、常時
は前記加熱回転部材離隔位置(PH1)に保持される。
前記加熱回転部材(Fh)に隣接して配置された加圧回
転部材(Fp)は、加圧回転部材圧接位置(PP2)と
加圧回転部材離隔位置(PP1)との間で移動可能に支
持され、前記加圧回転部材圧接位置(PP2)に移動し
たとき前記加熱回転部材(Fh)に圧接して前記加熱回
転部材(Fh)を前記加熱回転部材圧接位置(PH2)
に移動させ、且つ加圧回転部材離隔位置(PP1)に移
動したとき前記加熱回転部材(Fh)から離隔して前記
加熱回転部材(Fh)を前記加熱回転部材離隔位置(P
H1)に移動させる。加圧回転部材移動装置(5F+5
R+8+8+9+9+M1)は、前記加圧回転部材(F
p)を前記加圧回転部材圧接位置(PP2)と加圧回転
部材離隔位置(PP1)との間で移動させる。前記加圧
回転部材圧接位置(PP2)に移動した前記加圧回転部
材(Fp)と前記加熱回転部材(Fh)とは、それらが
互いに圧接する圧接領域である定着領域(Q5)を通過
する記録シート(S)上の未定着トナー像を加熱定着す
る。
【0008】前記本発明においては、前記加熱回転部材
(Fh)が加熱回転部材圧接位置(PH2)に移動した
ときに加熱回転部材(Fh)と圧接する位置に、他の部
材(ドナーロール20、外部加熱ロール27、またはウ
エブクリーニングロール41等)を配置しておくことが
可能である。その場合、前記加圧回転部材(Fp)が前
記加圧回転部材離隔位置(PP1)に移動した状態で
は、加熱回転部材(Fh)は加熱回転部材離隔位置(P
H1)に移動するその状態では、前記他の部材(ドナー
ロール20、外部加熱ロール27、またはウエブクリー
ニングロール41等)と、加熱回転部材(Fh)と、加
圧回転部材(Fp)とは互いに離れた状態に保持され
る。また、加圧回転部材(Fp)が加圧回転部材圧接位
置(PP2)に移動した状態では加圧回転部材(Fp)
および加熱回転部材(Fh)は圧接し且つ加熱回転部材
(Fh)および前記他の部材は圧接する。したがって、
加圧回転部材(Fp)を、加圧回転部材離隔位置(PP
1)と加圧回転部材圧接位置(PP2)との間で移動さ
せるだけで、前記加熱回転部材(Fh)、加熱回転部材
(Fh)および前記他の部材をそれぞれ離隔させたり、
互いに圧接させたりすることができる。すなわち、加圧
回転部材移動装置(5F+5R+8+8+9+9+M
1)を設けるだけで前記加圧回転部材(Fp)、加熱回
転部材(Fh)および前記他の部材を離隔させたり、圧
接させたりすることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)本発明の画像形
成装置用の定着装置の実施の形態1は、前記本発明にお
いて次の要件(A05),(A06)を備えたことを特徴と
する。(A05)加熱回転部材圧接位置(PH2)と加熱
回転部材離隔位置(PH1)との間で加熱回転部材(F
h)を移動可能にガイドする加熱回転部材用ガイド部材
(4F,4R)。(A06)加圧回転部材圧接位置(PP
2)と加圧回転部材離隔位置(PP1)との間で加圧回
転部材(Fp)を移動可能にガイドする加圧回転部材用
ガイド部材(3F,3R)。
【0010】(実施の形態1の作用)前記構成を備えた
本発明の画像形成装置用の定着装置の実施の形態1で
は、加熱回転部材用ガイド部材(4F,4R)は、加熱
回転部材圧接位置(PH2)と加熱回転部材離隔位置
(PH1)との間で加熱回転部材(Fh)を移動可能に
ガイドする。加圧回転部材用ガイド部材(3F,3R)
は加圧回転部材圧接位置(PP2)と加圧回転部材離隔
位置(PP1)との間で前記加圧回転部材(Fp)を移
動可能にガイドする。
【0011】(実施の形態2)本発明の画像形成装置用
の定着装置の実施の形態2は、前記本発明または実施の
形態1において次の要件(A07),(A08)を備えたこ
とを特徴とする。(A07)上端に移動した加熱回転部材
圧接位置(PH2)と下端に移動した加熱回転部材離隔
位置(PH1)との間で上下移動可能に支持された前記
加熱回転部材(Fh)、、(A08)前記加熱回転部材
(Fh)の下側に配置され、前記加熱回転部材(Fh)
下面に圧接して前記加熱回転部材(Fh)を前記加熱回
転部材圧接位置(PH2)に持ち上げる加圧回転部材圧
接位置(PP2)と前記加熱回転部材離隔位置(PH
1)に移動した加熱回転部材(Fh)から下方に離隔し
た加圧回転部材離隔位置(PP1)との間で上下移動可
能に支持された前記加圧回転部材(Fp)。
【0012】(実施の形態2の作用)前記構成を備えた
本発明の画像形成装置用の定着装置の実施の形態2で
は、前記加熱回転部材(Fh)は、上端に移動した加熱
回転部材圧接位置(PH2)と下端に移動した加熱回転
部材離隔位置(PH1)との間で上下移動可能に支持さ
れる。前記加熱回転部材(Fh)の下側に配置された前
記加圧回転部材(Fp)は、前記加熱回転部材(Fh)
下面に圧接して前記加熱回転部材(Fh)を前記加熱回
転部材圧接位置(PH2)に持ち上げる加圧回転部材圧
接位置(PP2)と前記加熱回転部材離隔位置(PH
1)に移動した加熱回転部材(Fh)から下方に離隔し
た加圧回転部材離隔位置(PP1)との間で上下移動可
能に支持される。したがって、加圧回転部材(Fp)の
上下移動により加圧回転部材(Fp)および加熱回転部
材(Fh)は離隔または圧接することができる。
【0013】(実施の形態3)本発明の画像形成装置用
の定着装置の実施の形態3は、前記本発明または実施の
形態1または2において次の要件(A09)を備えたこと
を特徴とする。(A09)常時は重力により前記加熱回転
部材離隔位置(PH1)に保持される前記加熱回転部材
(Fh)。
【0014】(実施の形態3の作用)前記構成を備えた
本発明の画像形成装置用の定着装置の実施の形態3で
は、前記加熱回転部材(Fh)は、常時は重力により前
記加熱回転部材離隔位置(PH1)に保持される。この
場合、加熱回転部材離隔位置(PH1)は加熱回転部材
圧接位置(PH2)よりも下方となる。この場合、加圧
回転部材(Fp)は加熱回転部材離隔位置(PH1)よ
りも下方の加圧回転部材離隔位置(PP1)から上昇し
て加熱回転部材(Fh)に圧接して持ち上げて加圧回転
部材圧接位置(PP2)に移動することになる。すなわ
ち、加圧回転部材(Fp)の上下移動により加圧回転部
材(Fp)および加熱回転部材(Fh)は離隔または圧
接することができる。
【0015】(実施の形態4)本発明の画像形成装置用
の定着装置の実施の形態4は、前記本発明または実施の
形態1ないし3のいずれかにおいて次の要件(A010)
を備えたことを特徴とする。(A010)加熱ロールによ
り構成された前記加熱回転部材(Fh)および加圧ロー
ルにより構成された前記加圧回転部材(Fp)。
【0016】(実施の形態4の作用)前記構成を備えた
本発明の画像形成装置用の定着装置の実施の形態4で
は、前記加熱回転部材(Fh)は加熱ロールにより構成
され、前記加圧回転部材(Fp)は加圧ロールにより構
成される。加熱回転部材(Fh)および加圧回転部材
(Fp)としてはベルト等を使用可能であるが、ロール
は構成が簡単であるので、加熱ロールおよび加圧ロール
を離隔位置および圧接位置間で移動させる構成が簡単に
なる。
【0017】(実施例)次に図面を参照しながら、本発
明の実施の形態の具体例(実施例)を説明するが、本発
明は以下の実施例に限定されるものではない。なお、以
後の説明の理解を容易にするために、図面において、前
後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ
軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す
方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右方、左
方、上方、下方、または、前側、後側、右側、左側、上
側、下側とする。また、図中、「○」の中に「・」が記
載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、
「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏
に向かう矢印を意味するものとする。
【0018】(実施例1)図1は本発明の実施例1の画
像形成装置用の定着装置を有するカラー画像形成装置の
説明図である。図1において、画像形成装置Uは、自動
原稿搬送装置U1とこれを支持するプラテンガラスPG
を有する画像形成装置本体(複写機)U2とを備えてい
る。前記自動原稿搬送装置U1は、複写しようとする複
数の原稿Giが重ねて載置される原稿給紙トレイTG1
と、原稿給紙トレイTG1から前記プラテンガラスPG上
の複写位置(原稿読取位置)を通過して搬送される原稿
Giが排出される原稿排紙トレイTG2とを有してい
る。前記画像形成装置本体U2は、ユーザがコピースタ
ート等の作動指令信号を入力操作するUI(ユーザイン
タフェース)、露光光学系A等を有している。前記自動
原稿搬送装置U1でプラテンガラスPG上を搬送される
原稿または手動でプラテンガラスPG上に置かれた原稿
(図示せず)からの反射光は、前記露光光学系Aを介し
て、CCD(固体撮像素子)でR(赤)、G(緑)、B
(青)の電気信号に変換される。IPS(イメージプロ
セッシングシステム)は、前記RGBの電気信号をY
(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K
(黒)の画像データに変換して一時的に記憶し、前記画
像データを所定のタイミングでレーザ駆動回路DLに出
力する。
【0019】矢印Ya方向に回転移動する像担持体(回
転部材)PRの表面は、帯電ロールCRにより一様に帯
電され、潜像書込位置Q1、現像領域Q2、および1次
転写領域Q3を順次通過する。前記レーザ駆動回路DL
により駆動されるROS(潜像書込装置)は、レーザビ
ームLにより前記潜像書込位置Q1において露光走査し
像担持体PR表面に静電潜像を形成する。フルカラー画
像を形成する場合は、Y(イエロー)、M(マゼン
タ)、C(シアン)、K(黒)の4色の画像に対応した
静電潜像が順次形成され、モノクロ画像の場合はK
(黒)画像に対応した静電潜像のみが形成される。
【0020】前記静電潜像が形成された像担持体PR表
面は回転移動して現像領域Q2、1次転写領域Q3を順
次通過する。ロータリ式の現像装置Gは、回転軸Gaの
回転に伴って前記現像領域Q2に順次回転移動するY
(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K
(黒)の4色の現像器GY,GM,GC,GKを有して
いる。前記各色の現像器GY,GM,GC,GKは、前
記現像領域Q2に現像剤を搬送する現像ロールGRを有
しており、現像領域Q2を通過する像担持体PR上の静
電潜像をトナー像Tnに現像する。
【0021】前記像担持体PRの下方には左右一対のス
ライドレールSR,SRによりスライドフレームF1
(2点鎖線で表示)が前後(紙面に垂直な方向)にスラ
イド移動可能に支持されている。スライドフレームF1
にはベルトモジュールBMのベルトフレームF2がヒン
ジ軸F2a周りに上下に回動可能に支持されている。前
記ベルトモジュールBMは、前記中間転写ベルトBを回
転移動可能に支持する複数のベルト支持ロール(Rd,
Rt,Rm,Rf,T2a)と、1次転写ロールT1
と、コンタクトロールT2cと、それらを支持する前記
ベルトフレームF2とを有している。前記複数のベルト
支持ロール(Rd,Rt,Rm,Rf,T2a)は、ベ
ルト駆動ロールRd、テンションロールRt、ステアリ
ングロールRm、アイドラロール(フリーロール)Rf
およびバックアップロールT2aを含み、バックアップ
ロールT2aには前記コンタクトロールT2cが当接して
いる。
【0022】前記ベルトモジュールBMは、前記ヒンジ
軸F2a周りに上下に回動可能であり、下方に回動した
状態では、前記スライドフレームF1とともに前記像担
持体PRと摩擦接触することなく、画像形成装置本体U
2に対して出入可能である。前記1次転写器T1は、コ
ントローラCが制御する電源回路Eによりトナーの帯電
極性と逆極性の転写電圧が印加され、前記像担持体PR
表面のトナー像Tnを、1次転写領域Q3において中間
転写ベルトBに1次転写する。フルカラー画像の場合、
像担持体PR表面に順次形成される各色のトナー像Tn
は、前記1次転写領域Q3において中間転写ベルトB表
面に順次重ねて1次転写され、最終的にフルカラーの多
重トナー像が中間転写ベルトB上に形成される。単色の
モノカラー画像を形成する場合には1個の現像器のみを
使用し、単色トナー像が中間転写ベルトB上に1次転写
される。1次転写後、像担持体PR表面は、残留トナー
が像担持体クリーナCLpによりクリーニングされ、除電
ロールJRにより除電される。
【0023】前記バックアップロールT2aの下方に
は、左右一対のスライドレールSR,SRにより前後
(紙面に垂直な方向)にスライド移動可能な2次転写ス
ライドフレームFsが、画像形成装置本体U2に対して
着脱可能に支持されている。前記2次転写スライドフレ
ームFsには2次転写ユニットUtの2次転写昇降フレー
ムFtがヒンジ軸Fta周りに上下に回動可能に支持され
ている。2次転写ユニットUtは下方に回動した状態で
は前記ベルトモジュールBMと摩擦接触することなく、
画像形成装置本体U2に対して出入可能である。前記2
次転写ユニットUtは、2次転写ロールT2bと、2次転
写ロールクリーナCLtと、ロール支持レバーLrと、
転写後シートガイドSG2と、シート搬送ベルトBH
と、それらを支持する前記2次転写昇降フレームFt
と、を有している。
【0024】前記ロール支持レバーLrは、前記2次転
写ロールT2bおよび2次転写ロールクリーナCLtを支
持するレバーであり、図示しないモータによりヒンジ軸
La周りに回動され、前記2次転写ロールT2bを、前
記中間転写ベルトBに接触する2次転写位置および中間
転写ベルトBから離れた待機位置の間で移動させる。前
記2次転写ロールT2bおよび前記中間転写ベルトBの
接触領域により2次転写領域Q4が形成され、前記2次
転写ロールT2b、前記バックアップロールT2aおよび
コンタクトロールT2cにより2次転写器T2が構成さ
れている。
【0025】給紙トレイTR1に収容された記録シート
Sは、所定のタイミングでピックアップロールRpによ
り取り出され、さばきロールRsで1枚づつ分離され
て、レジロールRrに搬送される。前記レジロールRr
に搬送された記録シートSは、前記1次転写された多重
トナー像または単色トナー像が2次転写領域Q4に移動
するのにタイミングを合わせて、転写前シートガイドS
G1から2次転写領域Q4に搬送される。前記2次転写領
域Q4を記録シートSが通過する際、2次転写器T2の
コンタクトロールT2cには、コントローラCが制御す
る電源回路Eからトナーの帯電極性と同極性の2次転写
電圧が印加される。前記2次転写器T2は、前記中間転
写ベルトBに重ねて1次転写されたカラートナー像を前
記2次転写領域Q4において一括して記録シートSに2
次転写する。2次転写後の中間転写ベルトBはベルトク
リーナCLbにより残留トナーが除去される。また、前
記2次転写ロールT2bは2次転写ロールクリーナCLt
により表面付着トナーが回収される。
【0026】なお、前記2次転写ロールT2bおよびベ
ルトクリーナCLbは、中間転写ベルトBと離接(離隔
および接触)自在に配設されており、カラー画像が形成
される場合には最終色の未定着トナー像が中間転写ベル
トBに1次転写されるまで、中間転写ベルトBから離隔
している。なお、前記2次転写ロールクリーナCLt
は、前記2次転写ロールT2bと一緒に離接移動を行
う。トナー像が2次転写された前記記録シートSは、転
写後シートガイドSG2、シート搬送ベルトBHにより
定着領域Q5に搬送され、定着領域Q5を通過する際に加
熱ロール(加熱回転部材)Fhおよび加圧ロールFp
(加圧回転部材)により構成される一対の定着ロールを
有する定着装置Fにより加熱定着される。トナー像が定
着された記録シートSは、記録シート排出トレイTR2
に排出される。前記符号Rp,Rs,Rr,SG1,S
G2,BHで示された要素によりシート搬送装置SHが
構成されている。
【0027】(定着装置)図2は定着装置のオイル供給
軸およびオイル供給軸にオイルを供給するオイルタンク
およびオイル供給部材を省略した前面斜視図である。図
3は前記図2に対応する定着装置の後面斜視図である。
図4は定着装置のメタリングロールおよびドナーロール
と外部加熱ロール支持部材とを省略した前面斜視図であ
る。図5は定着装置の主要構成部材の位置関係を示す図
であり加熱ロールおよび加圧ロールが互いに離隔した状
態を示す図である。図6は定着装置の主要構成部材の位
置関係を示す図であり加熱ロールおよび加圧ロールが互
いに圧接する状態を示す図である。図7は定着装置の加
熱ロール、加圧ロール、および外部加熱ロールの斜視図
である。
【0028】図2、図3において、加熱ロールFhは内
部にヒータFhaを内蔵しており、前後両端部(X軸方
向両端部)には軸受Fhb,Fhbが装着されている。ま
た、加圧ロールFpは内部にヒータFpaを内蔵してお
り、前後両端部(X軸方向両端部)には軸受Fpb,F
pbが装着されている。図2、図3において定着装置F
は水平なベース1の前後両端部にそれぞれ設けた鉛直基
板2F,2Rと、前記鉛直基板2F,2Rに支持された
下部ガイド基板(加圧回転部材用ガイド部材)3F,3
Rと、上部ガイド基板(加熱回転部材用ガイド部材)4
F,4Rと、左端部が回動軸5Fa,5Ra周りに回動可
能に支持された昇降レバー5F,5Rとを有している。
下部ガイド基板3F,3Rには、前記加圧ロールFp両
端に装着された軸受Fpb,Fpbを上下方向にガイドす
るガイド溝6,6が形成されている。上部ガイド基板4
F,4Rには前記加熱ロールFh両端に装着された軸受
Fhb,Fhbを上下方向にガイドするガイド溝7,7が
形成されている。
【0029】前後一対のガイド溝7,7は下端部が狭く
形成されて軸受Fhb,Fhbの下方への移動を規制して
いる。ガイド溝7,7は前記軸受Fhb,Fhbを上下方
向の高低差約2mmの範囲で移動可能に支持している。
前記ガイド溝7,7内を約2mmの範囲で上下にガイド
される加熱ロールFhは上端に移動した加熱ロール圧接
位置(加圧回転部材圧接位置(PP2))と、下端に移
動した加熱ロール離隔位置との間で移動可能である。
【0030】前後一対のガイド溝6,6は上方が開口し
ており、ガイド溝6,6にガイドされる軸受Fpb,F
pbの下端は前記昇降レバー5F,5Rに支持されてい
る。昇降レバー5F,5Rの自由端にはカムフォロア
8,8が回転可能に支持されており、カムフォロア8,
8は鉛直基板2F,2Rに回転可能に支持されたカム
9,9の回転により上下方向の位置が調節可能である。
前記カム9,9は前後に延びるシャフト(図示せず)に
より一体的に連結されており、鉛直基板2R後側に配置
された加圧ロール昇降モータM1(図3参照)の回転に
より同時に回転する。
【0031】前記カム9,9が図5に示す状態のときは
前記カムフォロア8,8および昇降レバー5F,5Rが
下降した位置に移動しており、加圧ロールFpは加熱ロ
ールFhから下方に離れた位置(加圧ロール離隔位置)
に保持されている。この図5に示す状態では加熱ロール
Fhもガイド溝7,7の下端位置(加熱ロール離隔位
置)に移動している。この図5の状態では前記加熱ロー
ルFhおよび加圧ロールFp間の間隔は約2mmであ
る。加圧ロール昇降モータM1によりカム9,9が回転
して図6に示す状態になったときは、前記カムフォロア
8,8および昇降レバー5F,5Rが上昇した位置に移
動しており、加圧ロールFpは加熱ロールFhを下方か
ら圧接して持ち上げた状態となる。この図6に示す状態
では加熱ロールFhは前記ガイド溝7,7の上端位置
(加熱ロール圧接位置)に移動しており、加圧ロールF
pも前記加熱ロールFhに圧接する位置(加圧ロール圧
接位置)に移動している。
【0032】本実施例では、前述したように、前記ガイ
ド溝7,7にガイドされて加熱ロールFhが上下方向に
移動する距離は約2mmであり、図5に示す状態での加
熱ロールFhおよび加圧ロールFp間の距離は約2mm
である。したがって、加圧ロールFpは図5の状態から
約4mm上昇すると、前記図6に示す状態となる。前記
昇降レバー5F,5R、カムフォロア8,8、カム9,
9および加圧ロール昇降モータ(加圧回転部材昇降モー
タ)M1により、加圧ロール移動装置(加圧回転部材移
動装置)(5F+5R+8+8+9+9+M1)が構成
されている。
【0033】図4において前記ベース1にはオイルタン
ク10が支持されており、オイルタンク10には連結ブ
ラケット11を介してオイルポンプ12が支持されてい
る。オイルタンク10内に収容された離型用のオイルは
オイルポンプ12およびオイルチューブ13によりオイ
ル供給パイプ14に供給される。オイル供給パイプ14
はプラスチックの一体成形部材であり前後方向に延びて
おり、その上面には長手方向に沿って一定間隔で複数の
オイル流出孔14aが形成されている。図2、図3、図
5、図6において、鉛直基板2F,2Rにより、オイル
パン15の下側を支持するオイルパン支持部材16と、
オイルパン15の上方に配置された前記オイル供給パイ
プ14と、前記オイル供給パイプ14から供給される
(滴下する)離型用オイルを受けるウイック(繊維束、
柔軟な発泡樹脂等により構成されたオイルを保持する隙
間の多い柔軟な部材)18と、前記ウイック18に接触
するメタリングロール(オイル供給ロール)19と、前
記メタリングロール19および前記加熱ロールFh表面
に接触するドナーロール(オイル塗布ロール)20と、
前記メタリングロール19表面に付着した離型用オイル
の量を規制するメタリングプレード21と、が支持され
ている。
【0034】前記オイル供給パイプ14からウイック1
8に供給された離型用のオイルは回転するメタリングロ
ール19に供給され、メタリングロール19表面のオイ
ルは、メタリングプレード21により掻き取られて適切
な量に調節され、前記ドナーロール20から加熱ロール
Fh表面に供給される。前記メタリングプレード21に
よりメタリングロール19表面から掻きとられてオイル
パン15に溜まった離型用オイルは、オイル帰還チュー
ブ22(図4参照)から前記オイルタンク10に還流す
る。
【0035】図2、図5においてメタリングロール19
の回転軸周りに第1揺動レバー23が支持されている。
前記第1揺動レバー23にはヒンジ軸23aが支持され
ており、前記ヒンジ軸23aにより第2揺動レバー24
が揺動可能に支持されている。第2揺動レバー24によ
り前記ドナーロール20が支持されている。第2揺動レ
バー24には引張ばね25により常時時計方向の回転力
が作用している。この構成によりドナーロール20は、
加熱ロール圧接位置(加熱ロールFhがガイド溝7,7
の上端に移動した位置)PH2に移動した加熱ロールF
hおよびメタリングロール19の両方に圧接することが
できる。また、加熱ロールFhが加熱ロール離隔位置
(加熱ロールFhがガイド溝7,7の下端位置に移動し
た位置)PH1に移動したときには、ドナーロール20
は加熱ロールFhから離隔する。前記符号11〜25で
示された要素によりオイル供給装置OKが構成されてい
る。
【0036】図6において、外部加熱ロール装置26は
外部加熱ロール27を有しており、外部加熱ロール27
の両端部には軸受28,28が回転可能に装着されてい
る。各軸受28の外側面には中心軸の両側に一対の外側
平面28a,28aが形成されている。外部加熱ロール
27内部にはヒータ29が配置されている。また、前記
外部加熱ロール装置26は、前後に延びる連結部材31
とその前後両端に固定された一対の固定ガイドプレート
32,32を有している。前後一対の固定ガイドプレー
ト32,32は、鉛直基板2F,2Rにより固定支持さ
れている。図5、図7に示すように、各固定ガイドプレ
ート32は長円形のガイド孔32aを有しており、前記
ガイド孔32aには前記軸受28の外側平面28aが嵌
合している。したがって、外部加熱ロール27は、軸受
28の外側平面が嵌合するガイド孔32aにより、前記
加熱ロールFhに対して離隔、接近方向に移動可能に支
持されている。
【0037】前記軸受28の外側面にはばね受け28b
が突出して設けられている。前記ばね受け28bと前記
固定ガイドプレート32との間には圧縮ばね33が配置
されており、前記圧縮ばね33により軸受28および外
部加熱ロール27は常時、下方に配置された加熱ロール
Fhに向かって移動する力(下方に向かう力)を受けて
いる。なお、軸受28および外部加熱ロール27の下方
への移動は前記ガイド孔32aの下端により規制されて
おり、図5に示す状態(加熱ロールFhが加熱ロール離
隔位置(下端位置)に移動した状態)PH1では前記加
熱ロールFhから離れた位置に保持されるように構成さ
れている。そして、(加熱ロールFhが加熱ロール圧接
位置に移動した状態)PH2では加熱ロールFhが外部
加熱ロール27に圧接するように構成されている。前記
外部加熱装置26は、前記符号27〜33により示され
た要素により構成されている。
【0038】図5、図6において、前記加熱ロールFh
の表面をクリーニングするクリーニング装置36は、ウ
エブ供給ロール37、ウエブ巻取ロール38、ウエブ支
持ロール39,40、およびウエブクリーニングロール
41を有している。ウエブ供給ロール37に巻かれたウ
エブ42はウエブ支持ロール39,40の表面外側によ
りガイドされてウエブ巻取ロール38に巻き取られる。
前記ウエブクリーニングロール41は、ウエブ支持ロー
ル39,40の間のウエブ42の表面と前記加熱ロール
Fhの表面との両表面に接触している。前記ウエブ42
は、前記加熱ロールFh表面の残留オイルをぬぐい取る
機能を有している。前記ウエブ巻取ロール38は図示し
ない支持手段により後側の鉛直基板2Rに支持されるウ
エブ巻取用モータM2により回転駆動される。前記クリ
ーニング装置36は前記符号37〜42,M2で示され
た要素により構成されている。
【0039】なお、図5において定着領域Q5のシート
搬送方向上流側に配置された定着前シートガイド43
と、定着領域Q5の下流側のシート剥離部材44および
45は前記鉛直基板2F,2Rにより固定支持されてい
る。
【0040】(実施例1の作用)前記構成を備えた画像
形成装置用の定着装置の実施例では、所定のタイミング
で前記加圧ロール昇降モータM1を回転駆動して、画像
形成動作を行わない時には前記前後一対のカム9,9を
図5に示す離隔位置に保持し、画像形成動作時には図6
に示す圧接位置に保持する。図5に示すようにカム9,
9が離隔位置に移動した状態では、加圧ロールFpは下
端位置(加圧ロール離隔位置)PP1に移動する。この
状態では、加熱ロールFhおよび軸受Fhb,Fhbは重
力の作用によりガイド溝7,7の下端位置に(加熱ロー
ル離隔位置)PH1に移動する。そして、この状態では
加圧ロールFpおよび加熱ロールFhは約2mm離れた
位置に保持されている。この状態では、ドナーロール2
0、外部加熱ロール27、およびウエブ42の前記ウエ
ブ支持ロール39表面に支持される部分は、加熱ロール
Fhから離れた位置に保持される。
【0041】図6に示すようにカム9,9が圧接位置に
移動した状態では、加圧ロールFpは上方に移動して加
熱ロールFhを持ち上げて上端位置(加圧ロール圧接位
置)PP2に移動する。この状態では、加熱ロールFh
および軸受Fhb,Fhbは上昇してガイド溝7,7の上
端に軸受Fhb,Fhbが当接する位置(加熱ロール圧接
位置)PP1に移動する。そして、この状態では加圧ロ
ールFpおよび加熱ロールFhは互いに圧接された状態
に保持される。この状態では、ドナーロール20、外部
加熱ロール27、およびウエブ42の前記ウエブ支持ロ
ール39表面に支持される部分は、加熱ロールFh表面
に圧接する位置に保持される。したがって、1つの部材
である加圧ロールFpを上下移動させるだけで、加圧ロ
ールFpおよび加熱ロールFhの離型、圧接を行うと同
時に、他の部材(ドナーロール20、外部加熱ロール2
7、およびウエブ42の前記ウエブ支持ロール39表面
に支持される部分等の部材)と加熱ロールFhとの離
隔、圧接を行うことができる。すなわち、加熱ロールF
hおよび加圧ロールFpにより構成される一対の定着ロ
ールの接触、離間と、加熱ロールFhに接触、離間する
他の部材(ドナーロール20、外部加熱ロール27、ウ
エブ42等)とのを接触、離間とを、1つの接触、離間
機構により行うことが可能となる。
【0042】(変更例)以上、本発明の実施例を詳述し
たが、本発明は、前記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内
で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更
実施例を下記に例示する。 (H01)加熱回転部材および加圧回転部材は加熱ロール
および加圧ロールのようなロールを使用する代わりに、
回転移動するベルトやフィルムを使用可能である。 (H02)ガイド溝6,6およびガイド溝7,7は、下部
ガイド基板3F,3Rおよび上部ガイド基板4F,4R
に別々に設ける代わりに、例えば鉛直基板2F,2Rに
設けることが可能である。
【0043】
【発明の効果】前述の本発明の画像形成装置用の定着装
置は、下記の効果(E01)を奏することができる。 (E01)画像形成装置の定着装置において、加熱回転部
材および加圧回転部材により構成される一対の定着用回
転部材の接触、離間と、加熱回転部材に接触、離間する
他の部材とのを接触、離間とを、1つの接触、離間機構
により行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の実施例1の画像形成装置用の
定着装置を有するカラー画像形成装置の説明図である。
【図2】 図2は同実施例1の定着装置のオイル供給軸
およびオイル供給軸にオイルを供給するオイルタンクお
よびオイル供給部材を省略した前面斜視図である。
【図3】 図3は前記図2に対応する定着装置の後面斜
視図である。
【図4】 図4は同実施例1の定着装置のメタリングロ
ールおよびドナーロールと外部加熱ロール支持部材とを
省略した前面斜視図である。
【図5】 図5は同実施例1の定着装置の主要構成部材
の位置関係を示す図であり加熱ロールおよび加圧ロール
が互いに離隔した状態を示す図である。
【図6】 図6は同実施例1の定着装置の主要構成部材
の位置関係を示す図であり加熱ロールおよび加圧ロール
が互いに圧接する状態を示す図である。
【図7】 図7は同実施例1の定着装置の加熱ロール、
加圧ロール、および外部加熱ロールの斜視図である。
【符号の説明】
Fh…加熱回転部材(加熱ロール)、 Fp…加圧回転部材(加圧ロール)、 PH1…加熱回転部材離隔位置 PH2…加熱回転部材圧接位置 PP1…加圧回転部材離隔位置 PP2…加圧回転部材圧接位置 Q5…定着領域、 S…記録シート、 3F,3R…加圧回転部材用ガイド部材(下部ガイド基
板)、 4F,4R…加熱回転部材用ガイド部材(上部ガイド基
板)、 (5F+5R+8+8+9+9+M1)…加圧回転部材
移動装置、

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の要件(A01)〜(A04)を備えた
    ことを特徴とする画像形成装置用の定着装置、(A01)
    加熱回転部材圧接位置と加熱回転部材離隔位置との間で
    移動可能に支持され、常時は前記加熱回転部材離隔位置
    に保持される加熱回転部材、(A02)前記加熱回転部材
    に隣接して配置され、且つ加圧回転部材圧接位置と加圧
    回転部材離隔位置との間で移動可能に支持されるととも
    に、前記加圧回転部材圧接位置に移動したとき前記加熱
    回転部材に圧接して前記加熱回転部材を前記加熱回転部
    材圧接位置に移動させ、且つ前記加圧回転部材離隔位置
    に移動したとき前記加熱回転部材から離隔して前記加熱
    回転部材を前記加熱回転部材離隔位置に移動させる加圧
    回転部材、(A03)前記加圧回転部材を前記加圧回転部
    材圧接位置と前記加圧回転部材離隔位置との間で移動さ
    せる加圧回転部材移動装置、(A04)前記加圧回転部材
    圧接位置に移動した前記加圧回転部材と前記加熱回転部
    材とが互いに圧接する圧接領域である定着領域を通過す
    る記録シート上の未定着トナー像を加熱定着する前記加
    熱回転部材および前記加圧回転部材。
  2. 【請求項2】 下記の要件(A05),(A06)を備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置用の定着
    装置、(A05)前記加熱回転部材圧接位置と前記加熱回
    転部材離隔位置との間で前記加熱回転部材を移動可能に
    ガイドするガイド部材。(A06)前記加圧回転部材圧接
    位置と前記加圧回転部材離隔位置との間で前記加圧回転
    部材を移動可能にガイドするガイド部材。
  3. 【請求項3】 下記の要件(A07),(A08)を備えた
    ことを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置
    用の定着装置、(A07)上端に移動した前記加熱回転部
    材圧接位置と下端に移動した前記加熱回転部材離隔位置
    との間で上下移動可能に支持された前記加熱回転部
    材、、(A08)前記加熱回転部材の下側に配置され、前
    記加熱回転部材下面に圧接して前記加熱回転部材を前記
    加熱回転部材圧接位置に持ち上げる前記加圧回転部材圧
    接位置と前記加熱回転部材離隔位置に移動した前記加熱
    回転部材から下方に離隔した前記加圧回転部材離隔位置
    との間で上下移動可能に支持された前記加圧回転部材。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7484319B2 (ja) 2020-03-27 2024-05-16 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 加圧装置及びこれを用いた加圧処理装置

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