JP3791273B2 - 画像形成装置用の定着装置 - Google Patents
画像形成装置用の定着装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3791273B2 JP3791273B2 JP36293399A JP36293399A JP3791273B2 JP 3791273 B2 JP3791273 B2 JP 3791273B2 JP 36293399 A JP36293399 A JP 36293399A JP 36293399 A JP36293399 A JP 36293399A JP 3791273 B2 JP3791273 B2 JP 3791273B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- roll
- supply pipe
- heating
- oil supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Fixing For Electrophotography (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、加熱回転部材および加圧回転部材の圧接する圧接領域である定着領域を通過する記録シート上のトナー像を定着する画像形成装置用の定着装置に関し、特に、前記加熱回転部材に接触して前記加熱回転部材表面に離型用のオイルを塗布するオイル塗布部材と前記オイル塗布部材の上方に配置されて前記オイル塗布部材上に離型用のオイルを供給するオイル供給パイプとを有する画像形成装置用の定着装置に関する。
本発明の画像形成装置用の定着装置は、複写機やレーザプリンタ等で使用される。
【0002】
【従来の技術】
前記画像形成装置用の定着装置としては従来下記の技術(J01)が知られている。
(J01)特開平8−137317号公報記載の技術
この公報には加熱ロールおよび加圧ロールにより構成される一対の定着ロールを有し、一対の定着ロールの互いに圧接する圧接領域により形成される定着領域を通過する記録シート上の未定着トナー像を加熱定着する定着装置において、前記加熱ロールに接触して前記加熱ロール表面に離型用のオイルを塗布するオイル塗布部材と、前記オイル塗布部材の上方に配置されて下方のオイル塗布部材にオイルを供給するオイル供給パイプとを有する定着装置が記載されている。
前記オイル供給パイプは、前記加熱回転部材および前記オイル塗布部材の接触領域に平行な方向に延びて配置され内部にオイル流路が形成されている。前記オイル供給パイプ上面には前記オイル流路に沿って所定間隔で形成された複数のオイル流出孔が形成されている。
前記オイル流出孔から流出したオイルは下方のオイル塗布部材に滴下され、供給される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
(前記(J01)の問題点)
前記(J01)記載の技術では、前記オイル供給パイプが水平方向から傾斜して配置された場合、オイル供給パイプ上面に形成されたオイル流出孔から流出したオイルはオイル供給パイプの外周面を伝わって軸方向に流れてしまう。その場合、オイル塗布部材上にオイルを均一に滴下させることが不可能となる。オイル塗布部材上に均一にオイルを供給できない場合、オイル塗布部材に接触してオイルが塗布される加熱回転部材表面にオイルを均一に塗布することができない事態が発生する。
この場合、記録用紙が加熱回転部材表面から剥離せずにジャム(紙詰まり)が発生し易くなる。また、加熱回転部材表面へのオイルの塗布ムラにより画像の光沢度ムラが発生し易くなる。
さらに、オイルが不足した状態の加熱回転部材には、未定着トナーの付着(オフセット)が発生し易くなり、堆積してくると、コピー用紙上に、黒筋、黒帯が発生する。
【0004】
本発明は前述の事情に鑑み、前記加熱回転部材に接触して前記加熱回転部材表面に離型用のオイルを塗布するオイル塗布部材と、前記オイル塗布部材の上方に配置されて前記加熱回転部材および前記オイル塗布部材の接触領域に平行な方向に延びるオイル供給パイプとを有し、前記オイル塗布部材上に離型用のオイルを供給する画像形成装置用の定着装置において、下記(O01)の記載内容を課題とする。
(O01)オイル塗布部材上に均一にオイルを塗布すること。
【0005】
【課題を解決するための手段】
次に、前記課題を解決するために案出した本発明を説明するが、本発明の要素には、後述の実施例の要素との対応を容易にするため、実施例の要素の符号をカッコで囲んだものを付記する。
なお、本発明を後述の実施例の符号と対応させて説明する理由は、本発明の理解を容易にするためであり、本発明の範囲を実施例に限定するためではない。
【0006】
(本発明)
前記課題を解決するために本発明の画像形成装置用の定着装置は、次の要件(A01)〜(A04)を備えたことを特徴とする、
(A01)互いに圧接する圧接領域により形成される定着領域(Q5)を通過する記録シート(S)上の未定着トナー像を定着する加熱回転部材(Rh)および加圧回転部材(Rp)、
(A02)前記記録シート(S)上の未定着トナー像が接触する側に配置された前記加熱回転部材(Rh)、
(A03)前記加熱回転部材(Rh)に接触して前記加熱回転部材(Rh)表面に離型用のオイルを塗布するオイル塗布部材(17)、
(A04)前記加熱回転部材(Rh)および前記オイル塗布部材(17)の接触領域に平行な方向に延びて配置され内部にオイル流路が形成されるとともに、前記オイル塗布部材(17)の上方に配置されて下方のオイル塗布部材(17)にオイルを供給するオイル供給パイプ(14)であって、前記オイル流路に沿って所定間隔で形成された複数のオイル流出孔(14a)と前記オイル供給パイプ(14)外周面に設けられて前記オイル流出孔(14a)から流出したオイルがオイル供給パイプ(14)外周面を伝わって軸方向に移動するのを防止する複数の軸方向流路遮断部材(14b)とを有する前記オイル供給パイプ(14)。
【0007】
(本発明の作用)
前記構成を備えた本発明の画像形成装置用の定着装置では、加熱回転部材(Rh)および加圧回転部材(Rp)は、互いに圧接する圧接領域により形成される定着領域(Q5)を通過する記録シート(S)上の未定着トナー像を定着する。オイル塗布部材(17)は、前記記録シート(S)上の未定着トナー像が接触する側に配置された前記加熱回転部材(Rh)に接触して、前記加熱回転部材(Rh)表面に離型用のオイルを塗布する。
前記加熱回転部材(Rh)および前記オイル塗布部材(17)の接触領域に平行な方向に延びて配置されたオイル供給パイプ(14)は、内部にオイル流路が形成されており、前記オイル塗布部材(17)の上方に配置されて下方のオイル塗布部材(17)にオイルを供給する。前記オイル供給パイプ(14)の外周面に設けられた複数の軸方向流路遮断部材(14b)は、前記オイル流路に沿って所定間隔で形成された複数のオイル流出孔(14a)から流出したオイルがオイル供給パイプ(14)外周面を伝わって軸方向に移動するのを防止する。このため、オイル塗布部材(17)上にオイルを均一に供給することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
本発明の画像形成装置用の定着装置の実施の形態1は、前記本発明において次の要件(A05)を備えたことを特徴とする。
(A05)前記オイル流出孔(14a)が上面に形成され、前記各オイル流出孔(14a)から軸方向に離れるに従って下方に傾斜する傾斜面(14c)が形成された前記オイル供給パイプ(14)。
【0009】
(実施の形態1の作用)
前記構成を備えた本発明の画像形成装置用の定着装置の実施の形態1では、前記オイル供給パイプ(14)は、前記オイル流出孔(14a)が上面に形成されているので、オイル供給パイプ(14)を流れるオイルが上流部分のオイル流出孔(14a)で全部流出することなく、下流側のオイル流出孔(14a)からも流出する。オイル流出孔(14a)からのオイル流出量を均一にするためには、上流側のオイル流出孔(14a)を下流側よりも小さくするのが好ましい。
前記各オイル流出孔(14a)から軸方向に離れるに従って下方に傾斜する傾斜面(14c)が形成されているので、オイル流出孔(14a)から流出したオイルは軸方向の両側に流れるため、オイル塗布部材(17)上にオイルを分散させて供給することができる。
【0010】
(実施例)
次に図面を参照しながら、本発明の実施の形態の具体例(実施例)を説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
なお、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右方、左方、上方、下方、または、前側、後側、右側、左側、上側、下側とする。
また、図中、「○」の中に「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢印を意味するものとする。
【0011】
(実施例1)
図1は本発明の実施例1の画像形成装置用の定着装置を有するカラー画像形成装置の説明図である。
図1において、画像形成装置Uは、自動原稿搬送装置U1とこれを支持するプラテンガラスPGを有する画像形成装置本体(複写機)U2とを備えている。
前記自動原稿搬送装置U1は、複写しようとする複数の原稿Giが重ねて載置される原稿給紙トレイTG1と、原稿給紙トレイTG1から前記プラテンガラスPG上の複写位置(原稿読取位置)を通過して搬送される原稿Giを排出する原稿排紙トレイTG2とを有している。
前記画像形成装置本体U2は、ユーザがコピースタート等の作動指令信号を入力操作するUI(ユーザインタフェース)、露光光学系A等を有している。
前記自動原稿搬送装置U1でプラテンガラスPG上を搬送される原稿または手動でプラテンガラスPG上に置かれた原稿(図示せず)からの反射光は、前記露光光学系Aを介して、CCD(固体撮像素子)でR(赤)、G(緑)、B(青)の電気信号に変換される。
IPS(イメージプロセッシングシステム)は、前記RGBの電気信号をY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(黒)の画像データに変換して一時的に記憶し、前記画像データを所定のタイミングでレーザ駆動回路DLに出力する。
【0012】
矢印Ya方向に回転移動する像担持体(回転部材)PRの表面は、帯電ロールCRにより一様に帯電され、潜像書込位置Q1、現像領域Q2、および1次転写領域Q3を順次通過する。
前記レーザ駆動回路DLにより駆動されるROS(潜像書込装置)は、レーザビームLにより前記潜像書込位置Q1において露光走査し、像担持体PR表面に静電潜像を形成する。フルカラー画像を形成する場合は、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(黒)の4色の画像に対応した静電潜像が順次形成され、モノクロ画像の場合はK(黒)画像に対応した静電潜像のみが形成される。
【0013】
ロータリ式の現像装置Gは、回転軸Gaの回転に伴って前記現像領域Q2に順次回転移動するY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(黒)の4色の現像器GY,GM,GC,GKを有している。前記各色の現像器GY,GM,GC,GKは、前記現像領域Q2に現像剤を搬送する現像ロールGRを有しており、現像領域Q2を通過する像担持体PR上の静電潜像をトナー像Tnに現像する。
【0014】
前記像担持体PRの下方には左右一対のスライドレールSR,SRによりスライドフレームF1(2点鎖線で表示)が前後(紙面に垂直な方向)にスライド移動可能に支持されている。スライドフレームF1にはベルトモジュールBMのベルトフレームF2がヒンジ軸F2a周りに上下に回動可能に支持されている。
前記ベルトモジュールBMは、前記中間転写ベルトBを回転移動可能に支持する複数のベルト支持ロール(Rd,Rt,Rm,Rf,T2a)と、1次転写ロールT1と、コンタクトロールT2cと、それらを支持する前記ベルトフレームF2とを有している。
前記複数のベルト支持ロール(Rd,Rt,Rm,Rf,T2a)は、ベルト駆動ロールRd、テンションロールRt、ステアリングロールRm、アイドラロール(フリーロール)RfおよびバックアップロールT2aを含み、バックアップロールT2aには前記コンタクトロールT2cが当接している。
【0015】
前記ベルトモジュールBMは、前記ヒンジ軸F2a周りに上下に回動可能であり、下方に回動した状態では、前記スライドフレームF1とともに前記像担持体PRと摩擦接触することなく、画像形成装置本体U2に対して出入可能である。
前記1次転写器T1は、コントローラCが制御する電源回路Eによりトナーの帯電極性と逆極性の転写電圧が印加され、前記像担持体PR表面のトナー像Tnを、1次転写領域Q3において中間転写ベルトBに1次転写する。フルカラー画像の場合、像担持体PR表面に順次形成される各色のトナー像Tnは、前記1次転写領域Q3において中間転写ベルトB表面に順次重ねて1次転写され、最終的にフルカラーの多重トナー像が中間転写ベルトB上に形成される。
単色のモノカラー画像を形成する場合には1個の現像器のみを使用し、単色トナー像が中間転写ベルトB上に1次転写される。
1次転写後、像担持体PR表面は、残留トナーが像担持体クリーナCLpによりクリーニングされ、除電ロールJRにより除電される。
【0016】
前記バックアップロールT2aの下方には、左右一対のスライドレールSR,SRにより前後(紙面に垂直な方向)にスライド移動可能な2次転写スライドフレームFsが、画像形成装置本体U2に対して着脱可能に支持されている。前記2次転写スライドフレームFsには2次転写ユニットUtの2次転写昇降フレームFtがヒンジ軸Fta周りに上下に回動可能に支持されている。2次転写ユニットUtは下方に回動した状態では前記ベルトモジュールBMと摩擦接触することなく、画像形成装置本体U2に対して出入可能である。
前記2次転写ユニットUtは、2次転写ロールT2bと、2次転写ロールクリーナCLtと、ロール支持レバーLrと、転写後シートガイドSG2と、シート搬送ベルトBHと、それらを支持する前記2次転写昇降フレームFtと、を有している。
【0017】
前記ロール支持レバーLrは、前記2次転写ロールT2bおよび2次転写ロールクリーナCLtを支持するレバーであり、図示しないモータによりヒンジ軸La周りに回動され、前記2次転写ロールT2bを、前記中間転写ベルトBに接触する2次転写位置および中間転写ベルトBから離れた待機位置の間で移動させる。
前記2次転写ロールT2bおよび前記中間転写ベルトBの接触領域により2次転写領域Q4が形成され、前記2次転写ロールT2b、前記バックアップロールT2aおよびコンタクトロールT2cにより2次転写器T2が構成されている。
【0018】
給紙トレイTR1に収容された記録シートSは、所定のタイミングでピックアップロールRpにより取り出され、さばきロールRsで1枚ずつ分離されて、レジロールRrに搬送される。前記レジロールRrに搬送された記録シートSは、前記1次転写された多重トナー像または単色トナー像が2次転写領域Q4に移動するのにタイミングを合わせて、転写前シートガイドSG1から2次転写領域Q4に搬送される。
前記2次転写領域Q4を記録シートSが通過する際、2次転写器T2のコンタクトロールT2cには、コントローラCが制御する電源回路Eからトナーの帯電極性と同極性の2次転写電圧が印加される。前記2次転写器T2は、前記中間転写ベルトBに重ねて1次転写されたカラートナー像を前記2次転写領域Q4において一括して記録シートSに2次転写する。
2次転写後の中間転写ベルトBはベルトクリーナCLbにより残留トナーが除去される。また、前記2次転写ロールT2bは2次転写ロールクリーナCLtにより表面付着トナーが回収される。
【0019】
なお、前記2次転写ロールT2bおよびベルトクリーナCLbは、中間転写ベルトBと離接(離隔および接触)自在に配設されており、カラー画像が形成される場合には最終色の未定着トナー像が中間転写ベルトBに1次転写されるまで、中間転写ベルトBから離隔している。なお、前記2次転写ロールクリーナCLtは、前記2次転写ロールT2bと一緒に離接移動を行う。
トナー像が2次転写された前記記録シートSは、転写後シートガイドSG2、シート搬送ベルトBHにより定着領域Q5に搬送され、定着領域Q5を通過する際に加熱ロール(加熱回転部材)Fhおよび加圧ロール(加圧回転部材)Fpにより構成される一対の定着ロールを有する定着装置Fにより加熱定着される。トナー像が定着された記録シートSは、記録シート排出トレイTR2に排出される。
前記符号Rp,Rs,Rr,SG1,SG2,BHで示された要素によりシート搬送装置SHが構成されている。
【0020】
(定着装置)
図2は実施例1の定着装置のオイル供給軸およびオイル供給軸にオイルを供給するオイルタンクおよびオイル供給部材を省略した前面斜視図である。
図3は前記図2に対応する定着装置の後面斜視図である。
図4は実施例1の定着装置のメタリングロールおよびドナーロールと外部加熱ロール支持部材とを省略した前面斜視図である。
図5は前記図4の前面図である。
図6は前記図4、図5に示す離型用オイル供給装置の要部の斜視図である。
図7は前記図6に示すオイル供給パイプの拡大断面図で、図7Aはオイル供給パイプが水平に配置されている場合のオイルの流れを示す図、図7Bはオイル供給パイプが水平から傾斜して配置されている場合のオイルの流れを示す図である。
図8は実施例1の定着装置の主要構成部材の位置関係を示す図であり加熱ロールおよび加圧ロールが互いに離隔した状態を示す図である。
図9は実施例1の定着装置の主要構成部材の位置関係を示す図であり加熱ロールおよび加圧ロールが互いに圧接する状態を示す図である。
【0021】
図2、図3において、加熱ロールFhは内部にヒータFhaを内蔵しており、前後両端部(X軸方向両端部)には軸受Fhb,Fhbが装着されている。また、加圧ロールFpは内部にヒータFpaを内蔵しており、前後両端部(X軸方向両端部)には軸受Fpb,Fpbが装着されている。
図2、図3において定着装置Fは水平なベース1ベース1の前後両端部にそれぞれ設けた鉛直基板2F,2Rと、前記鉛直基板2F,2Rに支持された下部ガイド基板3F,3Rと、上部ガイド基板4F,4Rと、左端部が回動軸5Fa,5Ra周りに回動可能に支持された昇降レバー5F,5Rとを有している。
下部ガイド基板3F,3Rには、前記加圧ロールFp両端に装着された軸受Fpb,Fpbを上下方向にガイドするガイド溝6,6が形成されている。上部ガイド基板4F,4Rには前記加熱ロールFh両端に装着された軸受Fhb,Fhbを上下方向にガイドするガイド溝7,7が形成されている。
【0022】
前後一対のガイド溝7,7は下端部が狭く形成されて軸受Fhb,Fhbの下方への移動を規制している。ガイド溝7,7は前記軸受Fhb,Fhbを上下方向の高低差約2mmの範囲で移動可能に支持している。
前後一対のガイド溝6,6は上方が開口しており、ガイド溝6,6にガイドされる軸受Fpb,Fpbの下端は前記昇降レバー5F,5Rに支持されている。昇降レバー5F,5Rの自由端にはカムフォロア8,8が回転可能に支持されており、カムフォロア8,8は鉛直基板2F,2Rに回転可能に支持されたカム9,9の回転により上下方向の位置が調節可能である。前記カム9,9は前後に延びるシャフト(図示せず)により一体的に連結されており、鉛直基板2R後側に配置された加圧ロール昇降モータM1(図3参照)の回転により同時に回転する。
【0023】
前記カム9,9が図8に示す状態のときは前記カムフォロア8,8および昇降レバー5F,5Rが下降した位置に移動しており、加圧ロールFpは加熱ロールFhから下方に離れた位置に下降している。この図8に示す状態では加熱ロールFhもガイド溝7,7の下端位置に下降している。この図8の状態では前記加熱ロールFhおよび加圧ロールFp間の間隔は約2mmである。
以下、図8に示す加熱ロールFhの位置(下降位置)を加熱ロール離隔位置といい、図8に示す加圧ロールFpの位置(下降位置)を加圧ロール離隔位置ということにする。
加圧ロール昇降モータM1によりカム9,9が回転して図9に示す状態になったときは、前記カムフォロア8,8および昇降レバー5F,5Rが上昇した位置に移動しており、加圧ロールFpは加熱ロールFhを下方から圧接して持ち上げた状態となる。この図9に示す状態では加熱ロールFhは前記ガイド溝7,7の上端位置に上昇しており、加圧ロールFpも前記加熱ロールFhに圧接する位置に上昇している。
以下、図9に示す加熱ロールFhの位置(上昇位置)を加熱ロール圧接位置といい、図9に示す加圧ロールFpの位置(上昇位置)を加圧ロール圧接位置ということにする。
【0024】
本実施例では、前述したように、前記ガイド溝7,7にガイドされて加熱ロールFhが上下方向に移動する距離は約2mmであり、図8に示す状態での加熱ロールFhおよび加圧ロールFp間の距離は約2mmである。したがって、加圧ロールFpは図8の状態から約4mm上昇すると、前記図9に示す状態となる。
図4、図6において前記ベース1にはオイルタンク10が支持されており、オイルタンク10には連結ブラケット11を介してオイルポンプ12が支持されている。オイルタンク10内に収容された離型用のオイルはオイルポンプ12およびオイルチューブ13によりオイル供給パイプ14に供給される。
なお、オイルタンク10にはオイル補給用のオイルカートリッジ(図示せず)が着脱可能に装着されるように構成されている。
【0025】
図6、図7において、オイル供給パイプ14はプラスチックの一体成形部材であり前後方向(X軸方向)に延びており、その上面には長手方向に沿って一定間隔で複数のオイル流出孔14aが形成されている。前記オイル流出孔14aは、各オイル流出孔14aからの流出量が均等になるように、オイル流路に沿って上流側(X側)に配置された孔ほど直径が小さく形成されている。前記オイル供給パイプ14の外周面には、オイル流出孔14aの両側にリング状のリブ(軸方向流路遮断部材)14bが形成されている。前記リブ14bはオイル流出孔14aから流出したオイルがオイル供給パイプ14の外周面を軸方向に流れるのを遮断する軸方向流路遮断部材としての機能を有している。
前記オイル流出孔14aから流出したオイルはオイル供給パイプ14の外周面に沿って、周方向下方または軸方向に流れて、前記リブ14bの位置から下方に滴下する。したがって、リブ14bの間隔は、前記オイルが滴下する位置の間隔が一定になるように配置されている。
【0026】
図2、図3、図8、図9において、鉛直基板2F,2Rにより、オイルパン15の下側を支持するオイルパン支持部材16と、オイルパン15の上方に配置された前記オイル供給パイプ14と、オイル塗布部材17とが支持されている。オイル塗布部材17は、前記オイル供給パイプ14から供給される(滴下する)離型用オイルを受けるウイック(繊維束、柔軟な発泡樹脂等により構成されたオイルを保持する隙間の多い柔軟な部材)18と、前記ウイック18に接触するメタリングロール(オイル供給ロール)19と、前記メタリングロール19および前記加熱ロールFh表面に接触するドナーロール(オイル塗布ロール)20とを有している。前記メタリングロール19表面に付着した離型用オイルの量を規制するメタリングプレード21も前記鉛直基板2F,2Rにより支持されている。
【0027】
前記オイル供給パイプ14からウイック18に供給された離型用のオイルは回転するメタリングロール19に供給され、メタリングロール19表面のオイルは、メタリングプレード21により掻き取られて適切な量に調節され、前記ドナーロール20から加熱ロールFh表面に供給される。
前記メタリングプレード21によりメタリングロール19表面から掻きとられてオイルパン15に溜まった離型用オイルは、オイル帰還チューブ22(図6参照)から前記オイルタンク10に還流する。
【0028】
図2、図8においてメタリングロール19の回転軸周りに第1揺動レバー23が支持されている。前記第1揺動レバー23にはヒンジ軸23aが支持されており、前記ヒンジ軸23aにより第2揺動レバー24が揺動可能に支持されている。第2揺動レバー24により前記ドナーロール20が支持されている。第2揺動レバー24には引張ばね25により常時時計方向の回転力が作用している。
この構成によりドナーロール20は、加熱ロール圧接位置(加熱ロールFhがガイド溝7,7の上端に移動した位置)に移動した加熱ロールFhおよびメタリングロール19の両方に圧接することができる。また、加熱ロールFhが加熱ロール離隔位置(加熱ロールFhがガイド溝7,7の下端位置に移動した位置)に移動したときには、ドナーロール20は加熱ロールFhから離隔する。
前記符号11〜25で示された要素によりオイル供給装置OKが構成されている。
【0029】
図8において、外部加熱ロール装置26は外部加熱ロール27を有しており、外部加熱ロール27の両端部には軸受28,28が回転可能に装着されている。各軸受28の外側面には中心軸の両側に一対の外側平面28a,28aが形成されている。外部加熱ロール27内部にはヒータ29が配置されている。また、前記外部加熱ロール装置26は、前後に延びる連結部材31(図2参照)とその前後両端に固定された一対の固定ガイドプレート32,32を有している。前後一対の固定ガイドプレート32,32は、上部ガイド基板4F,4Rにより固定支持されている。図8、図9に示すように、各固定ガイドプレート32は長円形のガイド孔32aを有しており、前記ガイド孔32aには前記軸受28の外側平面28aが嵌合している。したがって、外部加熱ロール27は、軸受28の外側平面が嵌合するガイド孔32aにより、前記加熱ロールFhに対して離隔、接近方向に移動可能に支持されている。
【0030】
前記軸受28の外側面にはばね受け28bが突出して設けられている。前記ばね受け28bと前記固定ガイドプレート32との間には圧縮ばね33が配置されており、前記圧縮ばね33により軸受28および外部加熱ロール27は常時、下方に配置された加熱ロールFhに向かって移動する力(下方に向かう力)を受けている。なお、軸受28および外部加熱ロール27の下方への移動は前記ガイド孔32aの下端により規制されており、図8に示す状態(加熱ロールFhが加熱ロール離隔位置(下降位置)に移動した状態)では前記加熱ロールFhから離れた位置に保持されるように構成されている。そして、加熱ロールFhが加熱ロール圧接位置(上昇位置)に移動した状態(図9参照)では加熱ロールFhが外部加熱ロール27に圧接するように構成されている。
前記外部加熱装置26は、前記符号27〜33により示された要素により構成されている。
【0031】
図8、図9において、前記加熱ロールFhの表面をクリーニングするクリーニング装置36は、ウエブ供給ロール37、ウエブ巻取ロール38、ウエブ支持ロール39,40、およびウエブクリーニングロール41を有している。ウエブ供給ロール37に巻かれたウエブ42はウエブ支持ロール39,40の表面外側によりガイドされてウエブ巻取ロール38に巻き取られる。前記ウエブクリーニングロール41は、ウエブ支持ロール39,40の間のウエブ42の表面と前記加熱ロールFhの表面との両表面に接触している。
前記ウエブ42は、前記加熱ロールFh表面の残留オイルをぬぐい取る機能を有している。
前記クリーニング装置36は前記符号37〜42で示された要素により構成されている。
【0032】
なお、図8において定着領域Q5のシート搬送方向上流側に配置された定着前シートガイド43と、定着領域Q5の下流側のシート剥離部材44および45は前記鉛直基板2F,2Rにより固定支持されている。
【0033】
(実施例の作用)
前記構成を備えた画像形成装置用の定着装置の実施例では、前記加圧ロール昇降モータM1を回転駆動して、前記前後一対のカム9,9を図8に示す離隔位置と図9に示す圧接位置との間で位置制御を行うことにより、加圧ロールFpを加圧ロール離隔位置と加圧ロール圧接位置との間で移動させることができる。そして、前記加圧ロールFpを上下移動させるだけで、加圧ロールFpおよび加熱ロールFhの離型、圧接を行うと同時に、他の部材(ドナーロール20、外部加熱ロール27、およびウエブ42の前記ウエブ支持ロール39表面に支持される部分等の部材)と加熱ロールFhとの離隔、圧接を行うことができる。
【0034】
画像形成装置Uの画像形成動作時には、加圧ロールFpを加圧ロール圧接位置に移動させる。画像形成動作時には、前記オイルポンプ12(図6参照)を作動させて離型用のオイルをオイル供給パイプ14に移送する。移送されたオイルはオイル供給パイプ14の前記オイル流出孔14aから流出し、オイル供給パイプ14の外周面に沿って、周方向下方または軸方向に流れて、前記リブ14bの位置から下方に滴下する。前記リブ14bの間隔は、前記オイルが滴下する位置の間隔が一定になるように配置されているので、オイル供給パイプ14の長手方向に沿って均一な量のオイルを前記ウイック18に供給(滴下)することができる。
図7Aはオイル供給パイプが水平に配置されている場合のオイルの流れを示す図であり、図7Bはオイル供給パイプが水平から傾斜して配置されている場合のオイルの流れを示す図であるが、いずれの場合も、前記リング状のリブにより、ウイック18に均一な量のオイルを供給することができる。
【0035】
(実施例2)
図10は本発明の画像形成装置用の定着装置の実施例2の要部を示す図で、前記実施例1の図7に対応する図である。
なお、この実施例2の説明において、前記実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
この実施例2は、次に説明する点で前記実施例1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に構成されている。
図10において、オイル供給パイプ14の上面は、オイル流出孔14aの位置から軸方向下方に傾斜する傾斜面14cが形成されている。オイル供給パイプ14が水平に配置されている場合(図10Aに示す場合)、前記傾斜面14cにより、オイル流出孔14aから流出したオイルは軸方向に均等に流れるので、ウイック18に均一な量のオイルを供給することができる。
【0036】
(実施例3)
図11は本発明の画像形成装置用の定着装置の実施例3の要部を示す図で、前記実施例2の図10に対応する図である。
なお、この実施例3の説明において、前記実施例2の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
この実施例3は、次に説明する点で前記実施例2と相違しているが、他の点では前記実施例2と同様に構成されている。
図11において、オイル供給パイプ14はオイル流出孔14aの位置から軸方向に沿って小径となる円錐面14dが形成されている。オイル供給パイプ14が水平に配置されている場合(図11Aに示す場合)および水平から傾斜して配置されいる場合(図11Bに示す場合)のいずれの場合も、前記円錐面14dにより、オイル流出孔14aから流出したオイルは軸方向に均等に流れるので、ウイック18に均一な量のオイルを供給することができる。
【0037】
(変更例)
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更実施例を下記に例示する。
(H01)加熱回転部材および加圧回転部材は加熱ロールおよび加圧ロールのようなロールを使用する代わりに、回転移動するベルトやフィルムを使用可能である。
【0038】
【発明の効果】
前述の本発明の画像形成装置用の定着装置は、下記の効果(E01)を奏することができる。
(E01)オイル塗布部材上に均一にオイルを塗布することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の実施例1の画像形成装置用の定着装置を有するカラー画像形成装置の説明図である。
【図2】 図2は実施例1の定着装置のオイル供給軸およびオイル供給軸にオイルを供給するオイルタンクおよびオイル供給部材を省略した前面斜視図である。
【図3】 図3は前記図2に対応する定着装置の後面斜視図である。
【図4】 図4は実施例1の定着装置のメタリングロールおよびドナーロールと外部加熱ロール支持部材とを省略した前面斜視図である。
【図5】 図5は前記図4の前面図である。
【図6】 図6は前記図4、図5に示す離型用オイル供給装置の要部の斜視図である。
【図7】 図7は前記図6に示すオイル供給パイプの拡大断面図で、図7Aはオイル供給パイプが水平に配置されている場合のオイルの流れを示す図、図7Bはオイル供給パイプが水平から傾斜して配置されている場合のオイルの流れを示す図である。
【図8】 図8は実施例1の定着装置の主要構成部材の位置関係を示す図であり加熱ロールおよび加圧ロールが互いに離隔した状態を示す図である。
【図9】 図9は実施例1の定着装置の主要構成部材の位置関係を示す図であり加熱ロールおよび加圧ロールが互いに圧接する状態を示す図である。
【図10】 図10は本発明の画像形成装置用の定着装置の実施例2の要部を示す図で、前記実施例1の図7に対応する図である。
【図11】 図11は本発明の画像形成装置用の定着装置の実施例3の要部を示す図で、前記実施例2の図10に対応する図である。
【符号の説明】
Q5…定着領域、Rh…加熱回転部材(加熱ロール)、Rp…加圧回転部材(加圧ロール)、S…記録シート、
14…オイル供給パイプ、14a…オイル流出孔、14b…軸方向流路遮断部材、14c…傾斜面、17(18〜21)…オイル塗布部材。
Claims (2)
- 次の要件(A01)〜(A04)を備えたことを特徴とする画像形成装置用の定着装置、
(A01)互いに圧接する圧接領域により形成される定着領域を通過する記録シート上の未定着トナー像を定着する加熱回転部材および加圧回転部材、
(A02)前記記録シート上の未定着トナー像が接触する側に配置された前記加熱回転部材、
(A03)前記加熱回転部材に接触して前記加熱回転部材表面に離型用のオイルを塗布するオイル塗布部材、
(A04)前記加熱回転部材および前記オイル塗布部材の接触領域に平行な方向に延びて配置され内部にオイル流路が形成されるとともに、前記オイル塗布部材の上方に配置されて下方のオイル塗布部材にオイルを供給するオイル供給パイプであって、前記オイル流路に沿って所定間隔で形成された複数のオイル流出孔と前記オイル供給パイプ外周面に設けられて前記オイル流出孔から流出したオイルがオイル供給パイプ外周面を伝わって軸方向に移動するのを防止する複数の軸方向流路遮断部材とを有する前記オイル供給パイプ。 - 次の要件(A05)を備えたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置用の定着装置、
(A05)前記オイル流出孔が上面に形成され、前記各オイル流出孔から軸方向に離れるに従って下方に傾斜する傾斜面が形成された前記オイル供給パイプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36293399A JP3791273B2 (ja) | 1999-12-21 | 1999-12-21 | 画像形成装置用の定着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36293399A JP3791273B2 (ja) | 1999-12-21 | 1999-12-21 | 画像形成装置用の定着装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001175109A JP2001175109A (ja) | 2001-06-29 |
JP3791273B2 true JP3791273B2 (ja) | 2006-06-28 |
Family
ID=18478100
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36293399A Expired - Fee Related JP3791273B2 (ja) | 1999-12-21 | 1999-12-21 | 画像形成装置用の定着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3791273B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8073374B2 (en) * | 2010-03-01 | 2011-12-06 | Xerox Corporation | Fuser oil applicator and cleaner in a single web cartridge system in direct contact with fuser roll |
-
1999
- 1999-12-21 JP JP36293399A patent/JP3791273B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001175109A (ja) | 2001-06-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8391743B2 (en) | Fixing device and image forming apparatus incorporating same | |
US8249491B2 (en) | Fixing device and image forming apparatus including same | |
US7352377B2 (en) | Exposure device and image forming apparatus | |
JP3805269B2 (ja) | シート案内装置及び該装置を備えた画像形成装置 | |
JPH05142959A (ja) | カラー画像形成装置 | |
JP2002244359A (ja) | 画像形成装置及び画像形成方法 | |
JP2002174938A (ja) | カラー画像形成装置 | |
US7130570B2 (en) | Transfer device | |
JP3791273B2 (ja) | 画像形成装置用の定着装置 | |
JP3649015B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US11392063B2 (en) | Imaging system with cleaning member for endless belt | |
JP2006119677A (ja) | 記録シート剥離装置 | |
JP2001154528A (ja) | 画像形成装置用の定着装置 | |
JP2000206854A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2005338594A (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP3548406B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2004144918A (ja) | 画像形成装置 | |
US8548349B2 (en) | Method and apparatus for life extension of oil contaminated intermediate transfer belts | |
JP3724303B2 (ja) | 定着装置および定着装置用オイル塗布装置 | |
US20240106962A1 (en) | Image reading device and image forming apparatus | |
JPH0749623A (ja) | 電子写真プリンタおよび電子写真プリント方法 | |
JP4923381B2 (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP4079744B2 (ja) | 同時両面画像形成装置 | |
JP2001175110A (ja) | オイル循環装置 | |
JP4368291B2 (ja) | カラー画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040514 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050825 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050906 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060314 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060327 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100414 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110414 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120414 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130414 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140414 Year of fee payment: 8 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |